JPH1168608A - プリント配線板及び無線機 - Google Patents

プリント配線板及び無線機

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JPH1168608A
JPH1168608A JP9229338A JP22933897A JPH1168608A JP H1168608 A JPH1168608 A JP H1168608A JP 9229338 A JP9229338 A JP 9229338A JP 22933897 A JP22933897 A JP 22933897A JP H1168608 A JPH1168608 A JP H1168608A
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JP
Japan
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pattern
antenna
connector
power supply
wiring board
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Withdrawn
Application number
JP9229338A
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English (en)
Inventor
Masanobu Shimanuki
正信 島貫
Shigeru Matsuki
茂 松樹
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Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
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Publication date
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Publication of JPH1168608A publication Critical patent/JPH1168608A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K1/111Pads for surface mounting, e.g. lay-out
    • H05K1/112Pads for surface mounting, e.g. lay-out directly combined with via connections
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3405Edge mounted components, e.g. terminals

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信用の回路のアンテナ取り付け面を自
由化する。 【解決手段】 アンテナ40から延びる端子61の接続
面に接するアンテナ給電パターン2が設けられた表面
と、アンテナ給電パターン2Aが設けられた裏面とを有
し、アンテナ給電パターン2とアンテナ給電パターン2
Aとの間がスルーホールにより接続され、いずれのアン
テナ給電パターン2,2Aも無線通信用の回路に接続さ
れる、プリント配線板4の表裏いずれの面にもアンテナ
40を取り付けることができる.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナを接続
可能なプリント配線板及びこのプリント配線板を備える
無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機やその他の無線機にお
いては、製品の性能テストを行うために、図4、図7に
示されるように、アンテナ40と無線通信用の回路の一
部を構成する無線部31との間に同軸コネクタ1を設
け、アンテナ40を接続せぬ状態で、上記同軸コネクタ
1に同軸ケーブル23を接続して同軸ケーブル23につ
ながっている測定回路20から試験を行うようにしてい
る。
【0003】図4に示すアンテナ40から延びる舌片状
の端子61が接する方形状の面に対応して、中央が円形
に抜かれたアンテナ給電パターンがプリント配線板4の
隅部に形成されている。上記アンテナ給電パターンの中
央部にはネジ穴が形成され、このネジ穴には、アンテナ
40の端子61の穴を介してネジ62が螺合され、プリ
ント配線板4にアンテナ40が固定されるように構成さ
れている。
【0004】また、プリント配線板4には、同軸ケーブ
ル23を接続する同軸コネクタが配置されている。同軸
コネクタ1には、図5のようなピンジャック22が介装
されてピンジャック22に接続された同軸ケーブル23
を介して無線用の回路の性能テストを行うための測定回
路20が接続される。このようにして測定回路20が接
続され、無線通信用の回路が所定の周波数の信号を送受
信できるか等の試験が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のプリ
ント配線板においては、アンテナ給電パターン及び同軸
コネクタがその一方の面に形成されているだけであり、
図4に示されるように一方の面からアンテナやピンジャ
ックの取り付けを行わざるを得なかった。
【0006】しかしながら、筐体の構造や筐体へのプリ
ント配線板の取り付け構造によっては、アンテナを上記
図4に示される面に取り付けるよりもその裏面に取り付
ける方が容易である場合や、また、ピンジャックの取り
付けを上記裏面に行うことが便利な場合があるが、従来
のプリント配線板ではこれが行えず、作業性が悪いとい
う問題点があった。
【0007】本発明は上記のような従来の無線機及びそ
れに用いられるプリント配線板が有する問題点を解決せ
んとしてなされたもので、その目的は、無線通信用の回
路の性能テストを任意の面にピンジャックを取り付けて
適切に行うことができると共に、アンテナ取り付け面を
自由化し、作業性や生産性の向上を図ることが可能なプ
リント配線板を提供し、又、このプリント配線板を用い
た無線機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプリント配線板は、アンテナから延びる端子の接続面
に接する第1のアンテナ給電パターンが設けられた第1
の面と、アンテナから延びる端子の接続面に接する第2
のアンテナ給電パターンが設けられた第2の面とを有
し、前記第1のアンテナ給電パターンと前記第2のアン
テナ給電パターンとの間がスルーホールにより接続さ
れ、いずれのアンテナ給電パターンも無線通信用の回路
に接続されることを特徴とする。これにより、プリント
配線板の表裏いずれの面にもアンテナを取り付けること
ができ、筐体や回路構成に応じて適切な面に対し実装す
ることにより作業効率の向上を図ることができる。
【0009】本発明の請求項2に記載のプリント配線板
は、第1のアンテナ給電パターンと第2のアンテナ給電
パターンとが表裏の重なる位置に設けられていることを
特徴とする。これにより、スルーホールを介して両アン
テナ給電パターンを適切に接続可能である。
【0010】本発明の請求項3に記載のプリント配線板
は、第1のアンテナ給電パターンと第2のアンテナ給電
パターンとが同一形状であることを特徴とする。これに
より、表裏面に同一形状のパターンを設ければ良く製造
を容易とする。
【0011】本発明の請求項4に記載のプリント配線板
は、同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配置するた
めの第1のコネクタ用パターンが設けられた第1の面
と、同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配置するた
めの第2のコネクタ用パターンが設けられた第2の面と
を有し、前記第1のコネクタ用パターンと前記第2のコ
ネクタ用パターンとスルーホールにより接続され、いず
れのコネクタ用パターンも無線通信用の回路に接続され
ることを特徴とする。これにより、プリント配線板の表
裏いずれの面にも同軸コネクタを配してコネクタピンを
取り付け試験を行うことができ、筐体や回路構成に応じ
て適切な面を選択して試験を実行することにより作業効
率の向上を図ることができる。
【0012】本発明の請求項5に記載のプリント配線板
は、第1のコネクタ用パターンと第2のコネクタ用パタ
ーンとが表裏の重なる位置に設けられていることを特徴
とする。これにより、表裏面に同一形状のコネクタ用パ
ターンを設ければ良く製造を容易とする。
【0013】本発明の請求項6に記載のプリント配線板
は、第1のコネクタ用パターンと第2のコネクタ用パタ
ーンとが同一形状であることを特徴とする。これによ
り、表裏面に同一形状のパターンを設ければ良く製造を
容易とする。
【0014】本発明の請求項7に記載のプリント配線板
は、アンテナから延びる端子の接続面に接する第1のア
ンテナ給電パターンが設けられた第1の面と、アンテナ
から延びる端子の接続面に接する第2のアンテナ給電パ
ターンが設けられた第2の面とを有し、前記第1のアン
テナ給電パターンと前記第2のアンテナ給電パターンと
の間がスルーホールにより接続され、前記第1のアンテ
ナ給電パターンに接続されると共に、同軸ケーブルを接
続する同軸コネクタを配置するための第1のコネクタ用
パターンと、前記第2のアンテナ給電パターンに接続さ
れると共に、同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配
置するための第2のコネクタ用パターンが設けられた第
2の面とを有し、前記第1のコネクタ用パターンと前記
第2のコネクタ用パターンとスルーホールにより接続さ
れ、いずれの面のアンテナ給電パターン及びコネクタ用
パターンも無線通信用の回路に接続されることを特徴と
する。これにより、プリント配線板の表裏いずれの面に
もアンテナを取り付けることができ、筐体や回路構成に
応じて適切な面に対し実装することにより作業効率の向
上を図ることができる上に、プリント配線板の表裏いず
れの面にも同軸コネクタを配してコネクタピンを取り付
け試験を行うことができ、筐体や回路構成に応じて適切
な面を選択して試験を実行することにより作業効率の向
上を図ることができる。
【0015】本発明の請求項8に記載の無線機は、無線
通信用の回路と、アンテナから延びる端子の接続面に接
する第1のアンテナ給電パターンが設けられた第1の面
と、アンテナから延びる端子の接続面に接する第2のア
ンテナ給電パターンが設けられた第2の面とを有し、前
記第1のアンテナ給電パターンと前記第2のアンテナ給
電パターンとの間がスルーホールにより接続され、前記
第1のアンテナ給電パターンに接続されると共に、同軸
ケーブルを接続する同軸コネクタを配置するための第1
のコネクタ用パターンと、前記第2のアンテナ給電パタ
ーンに接続されると共に、同軸ケーブルを接続する同軸
コネクタを配置するための第2のコネクタ用パターンが
設けられた第2の面とを有し、前記第1のコネクタ用パ
ターンと前記第2のコネクタ用パターンとスルーホール
により接続され、いずれの面のアンテナ給電パターン及
びコネクタ用パターンも前記無線通信用の回路に接続さ
れることを特徴とする。これによって、無線機を作成す
る場合に、プリント配線板の表裏いずれの面にもアンテ
ナを取り付けることができ、筐体や回路構成に応じて適
切な面に対し実装することにより作業効率の向上を図る
ことができる上に、プリント配線板の表裏いずれの面に
も同軸コネクタを配してコネクタピンを取り付け試験を
行うことができ、筐体や回路構成に応じて適切な面を選
択して試験を実行することにより作業効率の向上を図る
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係るプリント配線板及び無線機を説明す
る。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付
し重複する説明を省略する。図7には、無線機の構成図
が示されている。無線機には、無線部31、モデム部3
2、TDMA部33、通話部34、制御部35、メモリ
部36、サウンダ37、バイブレータ21、操作部3
8、表示部54が備えられている。無線部31のアンテ
ナスイッチ(SW)39にはアンテナ40が接続されて
おり、送信部42からの信号をアンテナ40側に送出
し、アンテナ40から取り込んだ信号を受信部41にて
受信するように構成されている。受信部41はシンセサ
イザ43から与えられる周波数により受信信号を中間周
波数に変換し、送信部42は変調部46から出力された
信号を無線周波数へ変換する。シンセサイザ43には、
発振子44が接続されており、シンセサイザ43へ所定
の基準周波数が供給されている。モデム部32は、信号
の復調を行う復調部45と、信号の変調を行う変調部4
6とから構成されている。TDMA部33には、復調さ
れた信号からチャネル毎の信号を取り出すTDMAデコ
ード部47、送信信号を各チャネルに配置するTDMA
エンコード部48が設けられている。また、TDMA部
33には、グループ呼出符号の端末間登録モードに移行
された場合に、通常の通信に用いられるチャネルをグル
ープ呼出符号の登録のためのチャネルに転用し、親機と
の間におけるグループ呼出符号の登録の通信タイミング
に等しいタイミングにより信号の送受を管理するタイミ
ング管理部49が設けられている。
【0017】TDMAデコード部47によりデコードさ
れた信号は、通話部34のADPCMトランスコーダ5
0において適応差分PCM方式によるデコードを受け、
更にPCMコーディック51に至って音声信号へ戻さ
れ、受話器52へ送られる。この結果、受話器52から
受信音声が送出されることになる。一方、送話器53か
ら入力された音声信号は、PCMコーディック51にお
いてPCM符号化を受け、更に、ADPCMトランスコ
ーダ50へ送られて適応差分PCM方式による符号化を
受け、TDMAエンコード部48に至ってエンコードさ
れる。
【0018】制御部35は、タイマを内蔵していると共
に、マイクロプロセッサ等から構成され、メモリ部36
に記憶されたプログラムやデータに基づき各部を制御す
る。制御部35は、TDMAデコード部47を介して呼
出信号を受け取ったときに、サウンダ37により呼出音
を発生させ、同時に、バイブレータ21の振動を生じさ
せ、または、呼出音の発生を行わずにバイブレータ21
の振動を生じさせる。また、操作部38には、テンキー
や無線通信に必要な各種キーが備えられている。例え
ば、テンキーを用いて通話相手のダイヤル番号を入力す
ると、これを受けて表示部54の画面に、入力に係るダ
イヤル番号の表示が行われる。ここに、表示部54は、
例えば、ドットマトリックス表示を行うLCDとLCD
ドライバ等から構成される。
【0019】アンテナ40とアンテナスイッチ(SW)
39との間には、同軸コネクタ1が設けられており、上
記無線機の無線通信用の回路の性能テストを行うための
測定回路20を同軸ケーブル23を介してピンジャック
22により接続可能となっている。なお、無線機を製造
し上記測定回路20による性能テストを行う段階では、
アンテナ40は取り付けられていない。
【0020】即ち、測定回路20による性能テストを行
う段階の無線機を図4に示す。この図4では、無線機の
筐体の裏蓋を取り外した状態が示されている。シールド
ケース24により無線部31、モデム部32等が覆われ
ている。この無線部31等の電子部品を搭載するために
プリント配線板4が設けられており、アンテナ40及び
ピンジャック22を接続するための構成を含む一点鎖線
により描かれた円の部分の拡大図を図3に示す。図3
(a)には、プリント基板4の表面(例えば、図4に示
されている側の面)が示され、図3(b)には、プリン
ト基板4の裏面が示されている。
【0021】プリント配線板4の表面左上角部には、円
筒形のアンテナ40の底部から延びる舌片状の端子61
がネジ62により取り付けられるネジ穴25が穿設され
ている。このネジ穴25の周囲には、上記端子61に対
応して中央部が円形に抜けた方形状のアンテナ給電パタ
ーン2が形成されている。アンテナ給電パターン2は、
中央部が円形に抜けた方形を上下に2分し、この2分さ
れた夫々のパターンを左右に2分したパターン2−1、
2−2、2−3、2−4から構成される。アンテナ給電
パターン2の分割の方法は上記に限らず、一般的に、ネ
ジ穴25の周囲に多数分割されて配置されていれば十分
である。
【0022】アンテナ給電パターン2を構成するパター
ン2−1〜2−4の内の1パターン2−4からは接続パ
ターン3が延びており、同軸ケーブル23を接続する同
軸コネクタ1を配置するためのコネクタ用パターン12
に結合されている。コネクタ用パターン12は、接続パ
ターン3に連なる直線部分12−1と、この直線部分1
2−1と直交する上下の位置に設けられた島部12−
2、12−3とを有する。コネクタ用パターン12は、
無線部31からなる無線通信用の回路に接続するパター
ン11につながっている。
【0023】一方、プリント配線板4の裏面には、図3
(b)に示すように、左下角部に円筒形のアンテナ40
の底部から延びる舌片状の端子61がネジ62により取
り付けられるネジ穴25が穿設されている。このネジ穴
25の周囲には、上記端子61に対応して中央部が円形
に抜けた方形状のアンテナ給電パターン2Aが形成され
ている。アンテナ給電パターン2Aは、中央部が円形に
抜けた方形を上下に2分し、この2分された夫々のパタ
ーンを左右に2分したパターン2A−1、2A−2、2
A−3、2A−4から構成される。アンテナ給電パター
ン2Aの分割の方法は上記に限らず、一般的に、ネジ穴
25の周囲に多数分割されて配置されていれば十分であ
る。
【0024】アンテナ給電パターン2Aを構成するパタ
ーン2A−1〜2A−4の内の1パターン2A−4から
は接続パターン3Aが延びており、同軸ケーブル23を
接続する同軸コネクタ1を裏面に配置するためのコネク
タ用パターン12Aに結合されている。プリント配線板
4の表面のアンテナ給電パターン2と裏面のアンテナ給
電パターン2Aとが表裏の重なる位置に設けられてい
る。また、表面のアンテナ給電パターン2と裏面のアン
テナ給電パターン2Aとは同一形状である。
【0025】更に、表面のアンテナ給電パターン2と裏
面のアンテナ給電パターン2Aとの間が、パターン2−
4及びパターン2A−4に穿設されたスルーホール5に
より接続され、コネクタ用パターン12とコネクタ用パ
ターン12Aとの間が、直線部分12−1及び直線部分
12A−1に穿設されたスルーホール6により接続さ
れ、いずれのアンテナ給電パターン2、2A及びコネク
タ用パターン12、12Aも無線通信用の回路に接続さ
れるように構成されている。また、プリント配線板4の
表面のコネクタ用パターン12と裏面のコネクタ用パタ
ーン12Aとが表裏の重なる位置に設けられている。更
に、表面のコネクタ用パターン12と裏面のコネクタ用
パターン12Aとは同一形状とされている。
【0026】この様に構成されたプリント配線板4を有
する無線機を製造して、無線通信用の回路の性能テスト
を行うためには、プリント配線板4の表面のコネクタ用
パターン12とプリント配線板4の裏面のコネクタ用パ
ターン12Aとの少なくともいずれか一方に、同軸コネ
クタ1を実装配置する。この同軸コネクタ1に対しピン
ジャック22により同軸ケーブル23を取り付け、測定
回路20とパターン11との電気的接続を得る。ピンジ
ャック22は、図5、図6に示される円筒状の外ケース
内の中央部に、同軸ケーブル23のピン1A(図6)が
挿入される小円筒接続部27が設けられており、外ケー
スの先端部及び内側、更には上記の小円筒接続部27の
外側がアース側接続部28となっている。一方、図6に
示されるように、同軸コネクタ1は、凹型の金属からな
るアース側接続部28の受部1Bと信号導出用のピン1
Aからなっている。アース側接続部28はプリント配線
板4の所定位置においてアースされている。また、プリ
ント配線板4には、アースパターン(図示せず)が形成
されている。
【0027】以上のようなプリント配線板4を備える無
線機を製造して、無線通信用の回路の性能テストを行う
場合には、図1、図4に示されるように、同軸ケーブル
23を介して測定回路20に接続されているピンジャッ
ク22を、プリント配線板4の表面又は裏面に配置され
た同軸コネクタ1に挿入してパターン11との電気的接
続を得る。そして、測定回路20側から所定の周波数の
信号を送って無線機が着信動作を行うか、または、無線
機からの発信が所定の周波数により行われるか等の各種
の試験を行う。
【0028】そして、性能テストを終了し、無線機が正
常に動作することが確認されると、ピンジャック22を
同軸コネクタ1から取り外し、アンテナ40から延びる
端子61を、アンテナ給電パターン2、2Aのいずれか
に当接し、端子61の穴を介してネジ62をネジ穴25
に螺合してアンテナ40をプリント配線板4の表裏いず
れかに結合する。これによって、分離されたパターン2
−1〜2−4又は2−A−1〜2A−4は全てが端子6
1によって接続され、適切な電気的結合が得られ、無線
通信を的確に行うことができる無線機を、回路の測定の
後に半田付けの作業無しに完成できる。
【0029】図2には、プリント配線板4に形成される
アンテナ給電パターンの他の形状が示されている。この
例においては、円筒形のアンテナ40の底部から延びる
舌片状の端子61がネジ62により取り付けられるネジ
穴25が穿設されている。このネジ穴25の周囲には、
上記端子61に対応して中央部が円形に抜けた方形状の
アンテナ給電パターン81が形成されている。このアン
テナ給電パターン81が複数に分割されていないため
に、リアクタンス成分等が性能テストに影響を与える可
能性があるので、パターンを分離部9により分断してい
る。分離部9より右側の構成は図3に示した接続パター
ン3、3Aより右側の構成に等しい。この図2のパター
ンが配線板4の表裏面に互いに重なるように形成され
る。性能テスト後には、アンテナ40が取り付けられた
面の分離部9が半田により接合される。係る構成によっ
ても、プリント配線板4の表面又は裏面に形成されたア
ンテナ給電パターン81(81A)やコネクタ用パター
ン12(12A)のいずれか作業に好適な側を選択し
て、前述と同様にして性能テストを行い、又は、アンテ
ナ40を取り付けて無線機を完成させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明によれば、プリント配線板が、アンテナから延びる
端子の接続面に接する第1のアンテナ給電パターンが設
けられた第1の面と、アンテナから延びる端子の接続面
に接する第2のアンテナ給電パターンが設けられた第2
の面とを有し、前記第1のアンテナ給電パターンと前記
第2のアンテナ給電パターンとの間がスルーホールによ
り接続され、いずれのアンテナ給電パターンも無線通信
用の回路に接続されるように構成されているので、プリ
ント配線板の表裏いずれの面にもアンテナを取り付ける
ことができ、筐体や回路構成に応じて適切な面に対し実
装することにより作業効率の向上を図ることができる。
【0031】以上説明したように請求項2に記載の本発
明によれば、第1のアンテナ給電パターンと第2のアン
テナ給電パターンとが表裏の重なる位置に設けられてい
るので、スルーホールを介して両アンテナ給電パターン
を適切に接続可能である。
【0032】以上説明したように請求項3に記載の本発
明によれば、第1のアンテナ給電パターンと第2のアン
テナ給電パターンとが同一形状であるので、表裏面に同
一形状のパターンを設ければ良く製造を容易とする。
【0033】以上説明したように請求項4に記載の本発
明によれば、同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配
置するための第1のコネクタ用パターンが設けられた第
1の面と、同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配置
するための第2のコネクタ用パターンが設けられた第2
の面とを有し、前記第1のコネクタ用パターンと前記第
2のコネクタ用パターンとスルーホールにより接続さ
れ、いずれのコネクタ用パターンも無線通信用の回路に
接続される構成を有するので、プリント配線板の表裏い
ずれの面にも同軸コネクタを配してコネクタピンを取り
付け試験を行うことができ、筐体や回路構成に応じて適
切な面を選択して試験を実行することにより作業効率の
向上を図ることができる。
【0034】以上説明したように請求項5に記載の本発
明によれば、第1のコネクタ用パターンと第2のコネク
タ用パターンとが表裏の重なる位置に設けられているの
で、表裏面に同一形状のコネクタ用パターンを設ければ
良く製造を容易とする。
【0035】以上説明したように請求項6に記載の本発
明によれば、第1のコネクタ用パターンと第2のコネク
タ用パターンとが同一形状であるので、表裏面に同一形
状のパターンを設ければ良く製造を容易とする。
【0036】以上説明したように請求項7に記載の本発
明によれば、アンテナから延びる端子の接続面に接する
第1のアンテナ給電パターンが設けられた第1の面と、
アンテナから延びる端子の接続面に接する第2のアンテ
ナ給電パターンが設けられた第2の面とを有し、前記第
1のアンテナ給電パターンと前記第2のアンテナ給電パ
ターンとの間がスルーホールにより接続され、前記第1
のアンテナ給電パターンに接続されると共に、同軸ケー
ブルを接続する同軸コネクタを配置するための第1のコ
ネクタ用パターンと、前記第2のアンテナ給電パターン
に接続されると共に、同軸ケーブルを接続する同軸コネ
クタを配置するための第2のコネクタ用パターンが設け
られた第2の面とを有し、前記第1のコネクタ用パター
ンと前記第2のコネクタ用パターンとスルーホールによ
り接続され、いずれの面のアンテナ給電パターン及びコ
ネクタ用パターンも無線通信用の回路に接続される構成
を有するので、プリント配線板の表裏いずれの面にもア
ンテナを取り付けることができ、筐体や回路構成に応じ
て適切な面に対し実装することにより作業効率の向上を
図ることができる上に、プリント配線板の表裏いずれの
面にも同軸コネクタを配してコネクタピンを取り付け試
験を行うことができ、筐体や回路構成に応じて適切な面
を選択して試験を実行することにより作業効率の向上を
図ることができる。
【0037】以上説明したように請求項8に記載の本発
明によれば、無線通信用の回路と、アンテナから延びる
端子の接続面に接する第1のアンテナ給電パターンが設
けられた第1の面と、アンテナから延びる端子の接続面
に接する第2のアンテナ給電パターンが設けられた第2
の面とを有し、前記第1のアンテナ給電パターンと前記
第2のアンテナ給電パターンとの間がスルーホールによ
り接続され、前記第1のアンテナ給電パターンに接続さ
れると共に、同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配
置するための第1のコネクタ用パターンと、前記第2の
アンテナ給電パターンに接続されると共に、同軸ケーブ
ルを接続する同軸コネクタを配置するための第2のコネ
クタ用パターンが設けられた第2の面とを有し、前記第
1のコネクタ用パターンと前記第2のコネクタ用パター
ンとスルーホールにより接続され、いずれの面のアンテ
ナ給電パターン及びコネクタ用パターンも前記無線通信
用の回路に接続される構成を備えるので、無線機を作成
する場合に、プリント配線板の表裏いずれの面にもアン
テナを取り付けることができ、筐体や回路構成に応じて
適切な面に対し実装することにより作業効率の向上を図
ることができる上に、プリント配線板の表裏いずれの面
にも同軸コネクタを配してコネクタピンを取り付け試験
を行うことができ、筐体や回路構成に応じて適切な面を
選択して試験を実行することにより作業効率の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリント配線板に対
するアンテナの実装及び性能テスト時のピンジャックの
取り付け状況を示す図。
【図2】本発明の実施の形態に係るプリント配線板に適
用されるアンテナ給電パターンの変形例を示す図。
【図3】本発明の実施の形態に係るプリント配線板の表
裏面の構成図。
【図4】本発明のプリント配線板を備えた無線機の分解
斜視図。
【図5】本発明の無線機に接続されるピンジャックの斜
視図。
【図6】本発明のプリント配線板に設けられた同軸コネ
クタとピンジャックとの接続状態の断面図。
【図7】本発明のプリント配線板を備えた無線機の構成
図。
【符号の説明】 1 同軸コネクタ 2、2A ア
ンテナ給電パターン 3、3A 接続パターン 4 プリント
配線板 5、6 スルーホール 11 パター
ン 12、12A コネクタ用パターン 20 測定回
路 22 ピンジャック 23 同軸ケ
ーブル 24 シールドケース 25 ネジ穴 31 無線部 32 モデム
部 33 TDMA部 34 通話部 40 アンテナ 61 端子 62 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松樹 茂 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の21 東 芝コミュニケーションテクノロジ株式会社 内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナから延びる端子の接続面に接す
    る第1のアンテナ給電パターンが設けられた第1の面
    と、 アンテナから延びる端子の接続面に接する第2のアンテ
    ナ給電パターンが設けられた第2の面とを有し、 前記第1のアンテナ給電パターンと前記第2のアンテナ
    給電パターンとの間がスルーホールにより接続され、い
    ずれのアンテナ給電パターンも無線通信用の回路に接続
    されることを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 第1のアンテナ給電パターンと第2のア
    ンテナ給電パターンとが表裏の重なる位置に設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線
    板。
  3. 【請求項3】 第1のアンテナ給電パターンと第2のア
    ンテナ給電パターンとが同一形状であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のプリント配線板。
  4. 【請求項4】 同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを
    配置するための第1のコネクタ用パターンが設けられた
    第1の面と、 同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配置するための
    第2のコネクタ用パターンが設けられた第2の面とを有
    し、 前記第1のコネクタ用パターンと前記第2のコネクタ用
    パターンとスルーホールにより接続され、いずれのコネ
    クタ用パターンも無線通信用の回路に接続されることを
    特徴とするプリント配線板。
  5. 【請求項5】 第1のコネクタ用パターンと第2のコネ
    クタ用パターンとが表裏の重なる位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載のプリント配線板。
  6. 【請求項6】 第1のコネクタ用パターンと第2のコネ
    クタ用パターンとが同一形状であることを特徴とする請
    求項4又は5に記載のプリント配線板。
  7. 【請求項7】 アンテナから延びる端子の接続面に接す
    る第1のアンテナ給電パターンが設けられた第1の面
    と、 アンテナから延びる端子の接続面に接する第2のアンテ
    ナ給電パターンが設けられた第2の面とを有し、 前記第1のアンテナ給電パターンと前記第2のアンテナ
    給電パターンとの間がスルーホールにより接続され、 前記第1のアンテナ給電パターンに接続されると共に、
    同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配置するための
    第1のコネクタ用パターンと、 前記第2のアンテナ給電パターンに接続されると共に、
    同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配置するための
    第2のコネクタ用パターンが設けられた第2の面とを有
    し、 前記第1のコネクタ用パターンと前記第2のコネクタ用
    パターンとスルーホールにより接続され、 いずれの面のアンテナ給電パターン及びコネクタ用パタ
    ーンも無線通信用の回路に接続されることを特徴とする
    プリント配線板。
  8. 【請求項8】 無線通信用の回路と、 アンテナから延びる端子の接続面に接する第1のアンテ
    ナ給電パターンが設けられた第1の面と、 アンテナから延びる端子の接続面に接する第2のアンテ
    ナ給電パターンが設けられた第2の面とを有し、 前記第1のアンテナ給電パターンと前記第2のアンテナ
    給電パターンとの間がスルーホールにより接続され、 前記第1のアンテナ給電パターンに接続されると共に、
    同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配置するための
    第1のコネクタ用パターンと、 前記第2のアンテナ給電パターンに接続されると共に、
    同軸ケーブルを接続する同軸コネクタを配置するための
    第2のコネクタ用パターンが設けられた第2の面とを有
    し、 前記第1のコネクタ用パターンと前記第2のコネクタ用
    パターンとスルーホールにより接続され、 いずれの面のアンテナ給電パターン及びコネクタ用パタ
    ーンも前記無線通信用の回路に接続されることを特徴と
    する無線機。
JP9229338A 1997-08-26 1997-08-26 プリント配線板及び無線機 Withdrawn JPH1168608A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001326614A (ja) * 2000-03-15 2001-11-22 Nokia Mobile Phones Ltd 無線局の無線周波信号測定システム及び方法

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JP2001326614A (ja) * 2000-03-15 2001-11-22 Nokia Mobile Phones Ltd 無線局の無線周波信号測定システム及び方法

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