JPH1167480A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH1167480A
JPH1167480A JP21883897A JP21883897A JPH1167480A JP H1167480 A JPH1167480 A JP H1167480A JP 21883897 A JP21883897 A JP 21883897A JP 21883897 A JP21883897 A JP 21883897A JP H1167480 A JPH1167480 A JP H1167480A
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filament
resistance
circuit
discharge lamp
voltage
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JP21883897A
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Inventor
Tadahiro Kono
忠博 河野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無負荷二次電圧が小さく安全性の高い放電灯点
灯装置を提供する。 【解決手段】交流電源Vsを全波整流器DB及び平滑コ
ンデンサC1 により整流平滑して得られる直流電源を、
インバータ回路INVにて矩形波高周波電圧Vに変換
し、該高周波電圧を放電灯Laを含む点灯用共振回路1
(インバータ負荷回路)に印加する。平滑コンデンサC
1 の高圧側から抵抗R1 ,フィラメントf 1 ,抵抗R22
を通る電流経路と、抵抗R14,フィラメントf2 ,抵抗
15を通る電流経路とを形成する。検出回路2は、抵抗
13の両端電圧VR13 と、抵抗R16の両端電圧VR16
をそれぞれ検出回路2の基準電圧と比較する。この検出
回路2は、VR13 ,VR16 両方が基準電圧以上である場
合には発振回路3の発振動作を継続させ、VR13 ,V
R16 のうちの少なくとも一方が基準電圧よりも小さくな
ると、発振回路3の発振動作を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図11に示すように、商用電
源よりなる交流電源Vsを全波整流器DBで全波整流し
た後に、後述のスイッチング素子Q1 ,Q2 を備えたイ
ンバータ回路INVにより交流の高周波電圧に変換する
ことによって負荷である放電灯La1 ,La2 を点灯さ
せる放電灯点灯装置が提供されている。
【0003】図11に示した放電灯点灯装置では、全波
整流器DBの直流出力端間には、コンデンサC7 が接続
され、コンデンサC7 の両端間には、コンデンサC6
ダイオードD2 とダイオードD1 との直列回路が接続さ
れている。ダイオードD2 の両端にはインピーダンス素
子としてのコンデンサC5 が並列接続されている。ま
た、コンデンサC6 の両端間にはMOSFETからなる
一対のスイッチング素子Q1 ,Q2 の直列回路が並列接
続され、両スイッチング素子Q1 ,Q2 の接続点と、ダ
イオードD2 ,D1 の接続点との間には、コンデンサC
3 とリーケージトランスT1 の一次巻線n1 との直列回
路が接続してある。リーケージトランスT 1 の二次巻線
2 には、直流カット用のコンデンサC8 を介しインバ
ータ負荷回路としてコンデンサC2 と放電灯La1 ,L
2 の直列回路との並列回路が接続してある。ここに、
リーケージトランスT1 、コンデンサC2 、放電灯La
1 ,La2 により点灯用共振回路を構成している。
【0004】また、コンデンサC6 の両端間には、イン
ダクタL3 と、コンデンサC1 と、逆方向に挿入された
ダイオードD4 との直列回路が並列接続され、コンデン
サC 1 とダイオードD4 との接続点と、両スイッチング
素子Q1 ,Q2 の接続点との間にダイオードD3 を順方
向に挿入してある。ここに、スイッチング素子Q2 、ダ
イオードD3 、ダイオードD4 、コンデンサC1 、イン
ダクタL3 により降圧チョッパ回路を構成している。
【0005】コンデンサC3 とリーケージトランスT1
の一次巻線n1 の接続点と、両ダイオードD2 ,D4
接続点との間には、予熱用トランスT2 の一次巻線n3
とコンデンサC4 との直列回路が接続されている。ここ
に、予熱用トランスT2 は3つの二次巻線n4 ,n5
6 を有し、二次巻線n4 はコンデンサC9 を介して放
電灯La1 のフィラメントf1 と接続され、二次巻線n
5 はコンデンサC10を介して放電灯La1 のフィラメン
トf2 と放電灯La2 のフィラメントf3 との直列回路
と接続され、二次巻線n6 はコンデンサC11を介して放
電灯La2 のフィラメントf4 と接続されている。ここ
に、予熱用トランスT2 、コンデンサC 4 により予熱用
共振回路を構成している。
【0006】さらに、コンデンサC7 とコンデンサC6
との接続点と、コンデンサC8 とフィラメントf1 の一
方のフィラメント端子f11との接続点との間に抵抗R1
が接続され、フィラメントf1 の他方のフィラメント端
子f12とフィラメントf2 の一方のフィラメント端子f
21との間に抵抗R2 が接続され、フィラメントf4 の一
方のフィラメント端子f41とグランドとの間に抵抗R4
とツェナダイオードZD1 との直列回路が接続されてい
る。また、抵抗R4 とツェナダイオードZD1との接続
点とグランドとの間に、ダイオードD14と、抵抗R5
コンデンサC12の並列回路との直列回路を接続してあ
り、抵抗R5 とダイオードD14との接続点は検出回路2
の入力端に接続され、検出回路2の出力は発振回路3の
入力端と接続され、発振回路3の出力は駆動回路4の入
力端に接続され、駆動回路4の一対の出力端はそれぞれ
スイッチング素子Q1 ,Q2 のゲート端子に接続されて
いる。
【0007】ここに、抵抗R1 −フィラメントf1 −抵
抗R2 −フィラメントf2 −フィラメントf3 −抵抗R
3 −フィラメントf4 −抵抗R4 −ツェナダイオードZ
1の直列回路と、ツェナダイオードZD1 ,ダイオー
ドD14,コンデンサC12,抵抗R5 と、検出回路2とに
より放電灯の装着の有無を検出する無負荷検出回路を構
成している。
【0008】次に、上記従来装置の基本動作を、スイッ
チング素子Q1 ,Q2 の直列回路を有するインバータ回
路INVの動作と、上述の降圧チョッパ回路9の動作と
に分けて説明する。まず、インバータ回路INVの動作
について説明すると、駆動回路4によってスイッチング
素子Q1 をオン、スイッチング素子Q2 をオフしたと
き、コンデンサC6 を電源としてコンデンサC6 →スイ
ッチング素子Q1 →コンデンサC3 →リーケージトラン
スT1 の一次巻線n1 →コンデンサC5 →コンデンサC
6 の経路で流れる電流によりコンデンサC5 が充電され
る。また、交流電源Vs側から、全波整流器DB→スイ
ッチング素子Q1 →コンデンサC3 →リーケージトラン
スT1 の一次巻線n1 →ダイオードD1 →全波整流器D
Bの経路で電流が流れるが、この電流は、コンデンサC
6 の両端電圧とコンデンサC5 の両端電圧との和が全波
整流器DBの直流出力端間の電圧よりも低い期間だけ流
れる。
【0009】一方、駆動回路4によってスイッチング素
子Q1 をオフ、スイッチング素子Q 2 をオンしたときに
は、コンデンサC5 →リーケージトランスT1 の一次巻
線n 1 →コンデンサC3 →スイッチング素子Q2 →コン
デンサC5 の経路でコンデンサC5 の放電電流が流れ、
放電が終了すると、ダイオードD2 を通してダイオード
2 →リーケージトランスT1 の一次巻線n1 →コンデ
ンサC3 →スイッチング素子Q2 →ダイオードD2 の経
路でループ電流が流れる。
【0010】したがって、駆動回路4によってスイッチ
ング素子Q1 ,Q2 を交互にオンオフすることによっ
て、リーケージトランスT1 の二次巻線n2 の両端間に
高周波電圧を発生させ、この高周波電圧を放電灯L
1 ,La2 に供給して点灯させることができる。次
に、降圧チョッパ回路の動作について説明する。まず、
スイッチング素子Q 2 がオンでダイオードD2 が導通状
態にあるときには、全波整流器DB→インダクタL3
コンデンサC1 →ダイオードD3 →スイッチング素子Q
2 →ダイオードD2 →ダイオードD1 →全波整流器DB
の経路で電流が流れてコンデンサC1が充電される。ま
た、スイッチング素子Q2 がオンでコンデンサC5 の放
電電流が流れているときには、コンデンサC6 →インダ
クタL3 →コンデンサC1 →ダイオードD3 →スイッチ
ング素子Q2 →コンデンサC6 の経路で流れる電流によ
ってもコンデンサC1 が充電される。
【0011】一方、スイッチング素子Q2 がオフする
と、インダクタL3 →コンデンサC1→ダイオードD3
→スイッチング素子Q1 →インダクタL3 の経路で電流
が流れてインダクタL3 に蓄積されているエネルギが放
出される。すなわち、駆動回路4によってスイッチング
素子Q2 が高周波でオンオフされることによって、コン
デンサC1 の両端に降圧された電圧が発生する。
【0012】この放電灯点灯装置では、ダイオードD1
と、ダイオードD2 ,コンデンサC 5 の並列回路とを設
けたことにより、交流電源Vsの1周期のほぼ全区間に
わたりスイッチング素子Q1 ,Q2 のオンオフに応じて
交流電源Vsからインバータ負荷回路を介して電流が供
給されるので、入力力率が高くなり、また、入力電流歪
が小さくなる。
【0013】次に、放電灯の装着有無を検出する無負荷
検出回路の動作について説明する。上記従来装置におい
て放電灯La1 ,La2 が装着されているとき、コンデ
ンサC6 の両端間には、抵抗R1 −フィラメントf1
抵抗R2 −フィラメントf 2 −フィラメントf3 −抵抗
3 −フィラメントf4 −抵抗R4 −ツェナダイオード
ZD1 のループ回路と、抵抗R1 −フィラメントf1
抵抗R2 −フィラメントf2 −フィラメントf3 −抵抗
3 −フィラメントf4 −抵抗R4 −ダイオードD14
抵抗R5 のループ回路と、抵抗R1 −フィラメントf1
−抵抗R2 −フィラメントf2 −フィラメントf3 −抵
抗R3 −フィラメントf4 −抵抗R4−ダイオードD14
−コンデンサC12のループ回路が形成される。ここに、
抵抗R 5 の両端電圧をVR5とし、これらのループ回路が
形成されたとき、すなわち、放電灯La1 ,La2 が装
着されているときの抵抗R5 の両端電圧VR5がVssであ
るとする。
【0014】検出回路2は、コンパレータCPを具備
し、抵抗R5 の両端電圧VR5と、検出回路2内で作成さ
れる基準電圧Vk とをコンパレータCPで比較するよう
になっており、VR5=Vss≧Vk のときにコンパレータ
CPの出力がハイレベルとなる。したがって、放電灯L
1 ,La2 が装着されているときは、コンパレータC
Pの出力がハイレベルとなるので、発振回路3の動作が
継続され、スイッチング素子Q1 ,Q2 のオンオフ動作
が継続する。
【0015】一方、フィラメントf1 ,f2 ,f3 ,f
4 の少なくとも1つが外れた場合には、上記ループ回路
が形成されなくなり、コンデンサC6 からコンデンサC
12,抵抗R5 への電流供給がなくなるので、コンデンサ
12の電荷が抵抗R5 とコンデンサC12とで決まるCR
時定数に従って放電され、抵抗R5 の両端電圧VR5が徐
々に低下して略零ボルトとなる。この抵抗R5 の両端電
圧VR5の低下する過程でVR5<Vk となると、検出回路
2内のコンパレータCPの出力がハイレベルからローレ
ベルへ反転するので、発振回路3の動作が停止し、スイ
ッチング素子Q 1 ,Q2 のオンオフ動作が停止される。
すなわち、検出回路2は、VR5=Vs ≧Vk のときには
両放電灯La1 ,La2 が装着されていると判断し、V
R5<Vkのときには両放電灯La1 ,La2 の少なくと
も一方が外れていると判断する機能を有する。
【0016】また、放電灯La1 ,La2 が再装着され
た場合には、上記ループ回路が再形成され、コンデンサ
6 からコンデンサC12への充電が始まり抵抗R5 の両
端電圧VR5がVssまで上昇する。ここで、抵抗R5 の両
端電圧VR5が上昇する過程でVR5≧Vk となった時点で
検出回路2内のコンパレータCPの出力がローレベルか
らハイレンベルへ反転し、発振回路3の動作が再開され
てスイッチング素子Q 1 ,Q2 のオンオフ動作が再開さ
れる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来装
置において、交流電源Vsが全波整流器DBの交流入力
端間に印加された状態で両放電灯La1 ,La2 が取り
外された場合、上述の無負荷検出回路が機能して、スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 のオンオフ動作は停止するが、
全波整流器DBには交流電源Vs が印加されているの
で、コンデンサC6の両端電圧VDCは、交流電源Vs の
実効値をVs ’とすると、VDC=21/2 Vs’となる。
一方、この場合には、抵抗R1 −コンデンサC2 −抵抗
4 −ツェナダイオードZD1 −グランドという経路
と、抵抗R1 −コンデンサC8 −リーケージトランスT
1 の二次巻線n2 −抵抗R4 −ツェナダイオードZD1
−グランドという経路が形成されるから、放電灯L
1 ,La2 と並列に接続されたコンデンサC2 ,C8
それぞれの両端電圧をVC2,VC8とすると、VC2,VC8
はVDCに略等しくなる。
【0018】したがって、上記従来装置では、交流電源
Vsが全波整流器DBの交流入力端間に印加された状態
で両放電灯La1 ,La2 が取り外された場合における
放電灯装着位置間の電圧(図11ではフィラメント端子
11とフィラメント端子f41との間の電圧)、つまり無
負荷二次電圧がVDC(=21/2 Vs ’)となり、無負荷
二次電圧が高電圧なので、感電などの危険性があり、安
全性に問題があった。
【0019】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、無負荷二次電圧が小さく安全性の高
い放電灯点灯装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、交流電源を整流器及び平滑コン
デンサを介し整流平滑して得られる直流電源と、該直流
電源に接続されスイッチング素子を高周波でオンオフし
て高周波電圧を出力するインバータ回路と、インバータ
回路の出力側に接続され両端にフィラメントを有する放
電灯を具備したインバータ負荷回路と、放電灯の装着有
無を検出する無負荷検出回路と、無負荷検出回路の出力
に基づいて放電灯の無装着時にインバータ回路の動作を
停止させる手段とを備えた放電灯点灯装置であって、無
負荷検出回路は、放電灯の装着時において装置内の直流
電圧発生源の高圧側から放電灯の一方のフィラメントを
介して電流の流れる第1の電流経路と、放電灯の装着時
において上記直流電圧発生源の高圧側から放電灯の他方
のフィラメントを介して電流の流れる第2の電流経路
と、上記各電流経路の形成有無を検出する検出回路とを
備えて成ることを特徴とするものであり、交流電源が整
流器の交流入力端間に印加された状態で放電灯が取り外
された場合における放電灯装着位置間の電圧である無負
荷二次電圧を所定レベル以下の低直流電圧あるいは無電
圧とすることができ、放電灯が取り外された状態での感
電などを防止できるから、安全性を高めることができ
る。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、整流器と平滑コンデンサとの間にチョッパ回路を設
けたので、交流電源の1周期のほぼ全区間にわたりスイ
ッチング素子のオンオフに応じて交流電源からインバー
タ負荷回路を介して電流が供給され、入力電流歪が小さ
くなる。請求項3の発明は、請求項1の発明において、
インバータ回路は、整流器の直流出力端からインピーダ
ンス素子、インバータ負荷回路の振動要素、及び上記ス
イッチング素子を介して交流電源からの入力電流を通電
する電流経路が形成されているので、交流電源の1周期
のほぼ全区間にわたりスイッチング素子のオンオフに応
じて交流電源からインバータ負荷回路を介して電流が供
給され、入力電流歪が小さくなる。
【0022】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、インバータ負荷回路が、直列的もしくは並列的に接
続された複数の放電灯を有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1に本発明の基本原理説明図を
示す。本発明の放電灯点灯装置は、交流電源Vsを全波
整流器DB及び平滑コンデンサC1 により整流平滑して
得られる直流電源(平滑コンデンサC1 の両端電圧をV
C1とする)を、インバータ回路INVにて矩形波高周波
電圧Vに変換し、該高周波電圧を放電灯Laを含む点灯
用共振回路1(インバータ負荷回路)に印加するように
なっている。
【0024】図1の放電灯点灯装置においては、平滑コ
ンデンサC1 の高圧側から抵抗R1−フィラメントf1
−抵抗R22−ツェナダイオードZD1 −グランドという
経路と、抵抗R1 −フィラメントf1 −抵抗R22−ダイ
オードD11−コンデンサC13−グランドという経路と、
抵抗R1 −フィラメントf1 −抵抗R22−ダイオードD
11−抵抗R13−グランドという経路を形成してある。
【0025】さらに、平滑コンデンサC1 の高圧側から
抵抗R14−フィラメントf2 −抵抗R15−ツェナダイオ
ードZD2 −グランドという経路と、抵抗R14−フィラ
メントf2 −抵抗R15−ダイオードD12−コンデンサC
14−グランドという経路と、抵抗R14−フィラメントf
2 −抵抗R15−ダイオードD12−抵抗R16−グランドと
いう経路を形成してある。
【0026】したがって、図1の放電灯点灯装置におい
て放電灯La装着時には、抵抗R13の両端電圧V
R13 は、平滑コンデンサC1 の両端電圧VC1を抵抗
1 ,フィラメントf1 の抵抗成分,抵抗R22,抵抗R
13で分圧した電圧となる。他方、抵抗R 16の両端電圧V
R16 は、平滑コンデンサC1 の両端電圧VC1を抵抗
1 ,フィラメントf2 の抵抗成分,抵抗R15,抵抗R
16で分圧した電圧となる。
【0027】検出回路2は図2に示すように抵抗R13
両端電圧VR13 と、抵抗R16の両端電圧VR16 とがそれ
ぞれ別のコンパレータCP1 ,CP2 の非反転端子に入
力されるようになっている。この検出回路2は、コンパ
レータCP1 にて抵抗R13の両端電圧VR13 と基準電圧
k とを比較し、コンパレータCP2 にて抵抗R16の両
端電圧VR16 と基準電圧Vk とを比較するようになって
おり、VR13 ,VR16ともに基準電圧Vk 以上である場
合(VR13 ≧Vk ,VR16 ≧Vk )にAND回路21の
出力がハイレベルとなり、発振回路3の発振動作が継続
され、駆動回路4を介してインバータ回路INVの動作
が継続される。
【0028】これに対し、放電灯Laのフィラメントf
1 ,f2 のうちの少なくとも1つが取り外された場合に
は、該取り外されたフィラメントを経由する経路が寸断
されるので、VR13 ,VR16 のうちの少なくとも一方が
零ボルトとなるので、検出回路2のAND回路21の出
力がローレベルとなり、発振回路3の発振動作が停止さ
れ、駆動回路4を介してインバータ回路INVの動作が
停止される。つまり、検出回路2は、放電灯Laが装着
の有無を判定する機能を有する。
【0029】本発明の放電灯点灯装置では、交流電源V
sが全波整流器DBの交流入力端間に印加された状態で
放電灯Laが取り外された場合、フィラメントf1 側に
は抵抗R1 を介して平滑コンデンサC1 の両端電圧VC1
が印加され、フィラメントf 2 側には抵抗R14を介して
平滑コンデンサC1 の両端電圧VC1が印加される。した
がって、抵抗R1 ,抵抗R14の抵抗値を同じにすること
により、コンデンサC 2 の両端電圧、つまり、無負荷時
二次電圧は略零ボルト(無電圧)となる。なお、抵抗R
1 ,抵抗R14の抵抗値が多少異なっても無負荷時二次電
圧は従来に比べて十分に低い直流電圧となる。
【0030】(実施形態1)図3に本実施形態の放電灯
点灯装置の回路図を示す。図3に示す放電灯点灯装置の
基本構成は、図1と略同じであり、図1のインバータ回
路INVとしていわゆるハーフブリッジ型のインバータ
回路を用いており、インバータ回路を構成するバイポー
ラトランジスタよりなるスイッチング素子Q1 ,Q2
れぞれに逆並列にダイオードD01,D02が接続されてい
る。また、本実施形態では、インダクタL1 、コンデン
サC2 、放電灯Laにより点灯用共振回路1(インバー
タ負荷回路)を構成している。なお、図1中のC33は直
流カット用のコンデンサであり、C34はスナバ回路を構
成するコンデンサである。
【0031】しかして、本実施形態の放電灯点灯装置で
は、交流電源Vsを全波整流器DB及び平滑コンデンサ
1 により整流平滑して得られる直流電源(平滑コンデ
ンサC1 の両端電圧をVC1とする)を、インバータ回路
INVのスイッチング素子Q 1 ,Q2 を高周波でオンオ
フすることにより矩形波高周波電圧Vに変換し、該高周
波電圧を放電灯Laを含む点灯用共振回路1に印加する
ようになっている。
【0032】本実施形態においても、図1と同様に、平
滑コンデンサC1 の高圧側から抵抗R1 −フィラメント
1 −抵抗R22−ツェナダイオードZD1 −グランドと
いう経路と、抵抗R1 −フィラメントf1 −抵抗R22
ダイオードD11−コンデンサC13−グランドという経路
と、抵抗R1 −フィラメントf1 −抵抗R22−ダイオー
ドD11−抵抗R13−グランドという経路を形成してあ
り、平滑コンデンサC1の高圧側から抵抗R14−フィラ
メントf2 −抵抗R15−ツェナダイオードZD2−グラ
ンドという経路と、抵抗R14−フィラメントf2 −抵抗
15−ダイオードD12−コンデンサC14−グランドとい
う経路と、抵抗R14−フィラメントf2 −抵抗R15−ダ
イオードD12−抵抗R16−グランドという経路を形成し
てある。
【0033】したがって、上述のように、交流電源Vs
が全波整流器DBの交流入力端間に印加された状態で放
電灯Laが取り外された場合、フィラメントf1 側には
抵抗R1 を介して平滑コンデンサC1 の両端電圧VC1
印加され、フィラメントf2側には抵抗R14を介して平
滑コンデンサC1 の両端電圧VC1が印加されるから、抵
抗R1 ,抵抗R14の抵抗値を同じにすることにより、コ
ンデンサC2 の両端電圧、つまり、無負荷時二次電圧は
略零ボルト(無電圧)となる。
【0034】(実施形態2)図4に本実施形態の放電灯
点灯装置の回路図を示す。本実施形態の基本構成は実施
形態1と略同じであり、全波整流器DBの直流出力端と
平滑コンデンサC1の両端との間に、インダクタL0
スイッチング素子Q3 、ダイオードD0 から構成される
昇圧チョッパ回路5を挿入した点が相違する。また、ス
イッチング素子Q1 ,Q2 としてMOSFETを用いて
おり、MOSFETの寄生ダイオードが図3のダイオー
ドD01,D02を兼ねるようになっている。
【0035】本実施形態では、全波整流器DBの直流出
力端と平滑コンデンサC1 の両端との間に昇圧チョッパ
回路5を設けたことにより、交流電源Vs側から流れる
入力電流の休止期間がなくなるので、入力力率が略1と
なり、また、入力電流歪が小さくなり、入力高調波成分
を抑制することができるその他の構成要素及び基本動作
は実施形態1と同じなので説明を省略する。なお、昇圧
チョッパ回路5を設ける替わりに、昇降圧チョッパ回路
あるいは降圧チョッパ回路を設けてもよい。
【0036】(実施形態3)図5に本実施形態の放電灯
点灯装置の回路図を示す。本実施形態の基本構成及び基
本動作は図11に示した従来構成と略同じであり、放電
灯Laを1灯にして予熱回路を削除した点と、無負荷検
出回路の構成が異なる。本実施形態の無負荷検出回路の
構成は図1及び図3と略同じであり、コンデンサC6
高圧側から抵抗R1 −フィラメントf1 −抵抗R22−ツ
ェナダイオードZD1 −グランドという経路と、抵抗R
1 −フィラメントf1 −抵抗R22−ダイオードD11−コ
ンデンサC13−グランドという経路と、抵抗R1 −フィ
ラメントf1 −抵抗R22−ダイオードD11−抵抗R13
グランドという経路を形成してあり、さらにコンデンサ
6 の高圧側から抵抗R14−フィラメントf2 −抵抗R
15−ツェナダイオードZD2 −グランドという経路と、
抵抗R14−フィラメントf2 −抵抗R15−ダイオードD
12−コンデンサC14−グランドという経路と、抵抗R14
−フィラメントf 2 −抵抗R15−ダイオードD12−抵抗
16−グランドという経路を形成してある。
【0037】したがって、本実施形態においても、上述
のように、交流電源Vsが全波整流器DBの交流入力端
間に印加された状態で放電灯Laが取り外された場合、
フィラメントf1 側には抵抗R1 を介してコンデンサC
6 の両端電圧が印加され、フィラメントf2 側には抵抗
14を介してコンデンサC6 の両端電圧が印加される。
したがって、抵抗R1 ,抵抗R14の抵抗値を同じにする
ことにより、コンデンサC2 の両端電圧、つまり、無負
荷時二次電圧は略零ボルト(無電圧)となる。
【0038】(実施形態4)図6に本実施形態の放電灯
点灯装置の回路図を示す。本実施形態の基本構成は実施
形態3と略同じであって、放電灯を1灯から直列2灯と
して一方の放電灯La1 のフィラメントf2 と他方の放
電灯La2 のフィラメントf3 とを直列接続し、該直列
回路にコンデンサC19を介してリーケージトランスT1
の二次側に巻線n7 を構成した点と、無負荷検出回路の
構成が異なる。
【0039】本実施形態の無負荷検出回路では、コンデ
ンサC6 の高圧側から抵抗R1 −フィラメントf1 −抵
抗R22−ツェナダイオードZD1 −グランドという経路
と、抵抗R1 −フィラメントf1 −抵抗R22−ダイオー
ドD11−コンデンサC13−グランドという経路と、抵抗
1 −フィラメントf1 −抵抗R22−ダイオードD11
抵抗R13−グランドという経路を形成してあり、さらに
コンデンサC6 の高圧側から抵抗R14−フィラメントf
3 −フィラメントf2 −抵抗R15−ツェナダイオードZ
2 −グランドという経路と、抵抗R14−フィラメント
3 −フィラメントf2 −抵抗R15−ダイオードD12
コンデンサC14−グランドという経路と、抵抗R14−フ
ィラメントf3 −フィラメントf2 −抵抗R15−ダイオ
ードD12−抵抗R16−グランドという経路を形成してあ
る。その他に、コンデンサC6 の高圧側から抵抗R17
フィラメントf4 −抵抗R18−ツェナダイオードZD3
−グランドという経路と、抵抗R17−フィラメントf4
−抵抗R18−ダイオードD 17−コンデンサC15−グラン
ドという経路と、抵抗R17−フィラメントf4 −抵抗R
18−ダイオードD17−抵抗R19−グランドという経路を
形成してある。
【0040】本実施形態では、検出回路2が3つコンパ
レータCP1 ,CP2 ,CP3 を具備しており、コンパ
レータCP1 ,CP2 ,CP3 それぞれに抵抗R13,R
16,R19の両端電圧VR13 ,VR16 ,VR19 が入力さ
れ、基準電圧VK と比較されるようになっている。した
がって、本実施形態では、フィラメントf1 ,f2 ,f
3 ,f4 のいずれか1つが外れた場合には、検出回路2
のAND回路21の出力がローレベルとなり、発振回路
3の発振動作が停止し、スイッチング素子Q1 ,Q2
オンオフ動作が停止される。
【0041】本実施形態おいても、上述のように、交流
電源Vsが全波整流器DBの交流入力端間に印加された
状態で放電灯La1 ,La2 が取り外された場合、フィ
ラメントf1 側には抵抗R1 を介してコンデンサC6
両端電圧が印加され、フィラメントf4 側には抵抗R17
を介してコンデンサC6 の両端電圧が印加される。した
がって、抵抗R1 ,抵抗R17の抵抗値を同じにすること
により、コンデンサC 2 の両端電圧、つまり、無負荷時
二次電圧は略零ボルト(無電圧)となる。
【0042】(実施形態5)図7に本実施形態の放電灯
点灯装置の回路図を示す。本実施形態の基本構成及び基
本動作は実施形態4と略同じであって、無負荷検出回路
の構成が相違する。本実施形態の無負荷検出回路では、
コンデンサC6 の高圧側から抵抗R1 −フィラメントf
1 −抵抗R2 −フィラメントf2 −抵抗R22−ツェナダ
イオードZD1 −グランドという経路と、抵抗R1 −フ
ィラメントf1 −抵抗R2 −フィラメントf2 −抵抗R
22−ダイオードD11−コンデンサC13−グランドという
経路と、抵抗R1 −フィラメントf1 −抵抗R2 −フィ
ラメントf2 −抵抗R22−ダイオードD11−抵抗R13
グランドという経路を形成してあり、さらにコンデンサ
6 の高圧側から抵抗R14−フィラメントf4 −抵抗R
3 −フィラメントf3−抵抗R15−ツェナダイオードZ
2 −グランドという経路と、抵抗R14−フィラメント
4 −抵抗R3 −フィラメントf3 −抵抗R15−ダイオ
ードD12−コンデンサC14−グランドという経路と、抵
抗R14−フィラメントf4 −抵抗R3 −フィラメントf
3 −抵抗R15−ダイオードD12−抵抗R16−グランドと
いう経路を形成してある。
【0043】したがって、本実施形態では、フィラメン
トf1 ,f2 ,f3 ,f4 のいずれか1つが外れた場合
には、検出回路2のAND回路21の出力がローレベル
となり、発振回路3の発振動作が停止し、スイッチング
素子Q1 ,Q2 のオンオフ動作が停止される。本実施形
態おいても、上述のように、交流電源Vsが全波整流器
DBの交流入力端間に印加された状態で放電灯La1
La2 が取り外された場合、フィラメントf1 側には抵
抗R1 を介してコンデンサC6 の両端電圧が印加され、
フィラメントf4 側には抵抗R14を介してコンデンサC
6 の両端電圧が印加される。したがって、抵抗R1 ,抵
抗R14の抵抗値を同じにすることにより、コンデンサC
2 の両端電圧、つまり、無負荷時二次電圧は略零ボルト
(無電圧)となる。
【0044】なお、放電灯La1 ,La2 にそれぞれ並
列接続される抵抗R2 ,R3 は、放電灯La1 ,La2
の点灯に影響を与えないように高抵抗にすることが望ま
しい。 (実施形態6)図8に本実施形態の放電灯点灯装置の回
路図を示す。本実施形態の基本構成は及び基本動作は実
施形態4と略同じであって、無負荷検出回路の構成が相
違する。
【0045】本実施形態では、抵抗R1 をコンデンサC
6 の高圧側端とフィラメントf2 ,f3 の接続点との間
に挿入し、また、フィラメントf2 ,f3 の接続点と抵
抗R 1 との接続点からフィラメントf2 を介した位置で
放電灯La1 と並列に抵抗R 2 を接続し、フィラメント
2 ,f3 の接続点と抵抗R1 との接続点からフィラメ
ントf3 を介した位置で放電灯La2 と並列に抵抗R3
を接続してある。なお、抵抗R2 ,R3 は、放電灯La
1 ,La2 の点灯に影響を与えないように高抵抗にする
ことが望ましい。本実施形態の無負荷検出回路では、コ
ンデンサC6 の高圧側から抵抗R1 −フィラメントf2
−抵抗R2 −フィラメントf1 −抵抗R22−ツェナダイ
オードZD1 −グランドという経路と、抵抗R1 −フィ
ラメントf2 −抵抗R2 −フィラメントf1 −抵抗R22
−ダイオードD11−コンデンサC13−グランドという経
路と、抵抗R1 −フィラメントf2 −抵抗R2 −フィラ
メントf1 −抵抗R22−ダイオードD11−抵抗R13−グ
ランドという経路を形成してあり、さらにコンデンサC
6 の高圧側から抵抗R1 −フィラメントf3 −抵抗R3
−フィラメントf4−抵抗R15−ツェナダイオードZD
2 −グランドという経路と、抵抗R14−フィラメントf
3 −抵抗R3 −フィラメントf4 −抵抗R15−ダイオー
ドD12−コンデンサC14−グランドという経路と、抵抗
14−フィラメントf3 −抵抗R3 −フィラメントf4
−抵抗R15−ダイオードD12−抵抗R16−グランドとい
う経路を形成してある。
【0046】したがって、本実施形態では、フィラメン
トf1 ,f2 ,f3 ,f4 のいずれか1つが外れた場合
には、検出回路2のAND回路21の出力がローレベル
となり、発振回路3の発振動作が停止し、スイッチング
素子Q1 ,Q2 のオンオフ動作が停止される。本実施形
態おいても、上述のように、交流電源Vsが全波整流器
DBの交流入力端間に印加された状態で放電灯La1
La2 が取り外された場合、フィラメントf1 側には抵
抗R1 ,R2 を介してコンデンサC6 の両端電圧が印加
され、フィラメントf4 側には抵抗R1 ,R3 を介して
コンデンサC6 の両端電圧が印加される。したがって、
コンデンサC2 の両端電圧、つまり、無負荷時二次電圧
は略零ボルト(無電圧)となる。
【0047】(実施形態7)図9に本実施形態の放電灯
点灯装置の回路図を示す。本実施形態の基本構成は実施
形態5と略同じであって、放電灯を直列2灯から直列m
灯にした点と、無負荷検出回路の構成などが相違する。
本実施形態では、1つの放電灯La3 を除いた全放電灯
La1 〜Lam に抵抗Ra1 〜Ram を並列接続してあ
る。また、コンデンサC6 の高圧側と、フィラメントf
11の抵抗Ra1 が接続されていない側のフィラメント端
子との間に抵抗抵抗R1 を接続し、さらにコンデンサC
6 の高圧側と、フィラメントfm2の抵抗Ram が接続さ
れていない側のフィラメント端子との間に抵抗R14を接
続してある。
【0048】また、抵抗が並列接続されていない放電灯
La3 の一方のフィラメントf31の一方のフィラメント
端子とコンデンサCa2 との接続点に、実施形態5と同
様の抵抗R22の一端側を接続し、放電灯La3 の他方の
フィラメントf32の一方のフィラメント端子側に実施形
態5と同様の抵抗R15の一端側を接続してある。したが
って、本実施形態の無負荷検出回路では、コンデンサC
6 の高圧側から抵抗R1 −フィラメントf11−抵抗Ra
1 −フィラメントf12−フィラメントf 21−抵抗Ra2
−フィラメントf22−フィラメントf31−抵抗R22−ツ
ェナダイオードZD1 −グランドという経路と、抵抗R
1 −フィラメントf11−抵抗Ra 1 −フィラメントf12
−フィラメントf21−抵抗Ra2 −フィラメントf22
フィラメントf31−抵抗R22−ダイオードD11−コンデ
ンサC13−グランドという経路と、抵抗R1 −フィラメ
ントf11−抵抗Ra1 −フィラメントf12−フィラメン
トf21−抵抗Ra2 −フィラメントf22−フィラメント
31−抵抗R22−ダイオードD11−抵抗R13−グランド
という経路が形成される。さらに、コンデンサC6 の高
圧側から抵抗R14−フィラメントfm2−抵抗Ram −フ
ィラメントf m1−フィラメントf(m-1)2−抵抗Ra
(m-1) −フィラメントf(m-1)1−フィラメントf(m-2)2
−抵抗Ra(m-2) −・・・−抵抗Ra4 −フィラメント
41−フィラメントf32−抵抗R15−ツェナダイオード
ZD2 −グランドという経路と、抵抗R14−フィラメン
トfm2−抵抗Ram −フィラメントfm1−フィラメント
(m -1)2−抵抗Ra(m-1) −フィラメントf(m-1)1−フ
ィラメントf(m-2)2−抵抗Ra(m-2) ・・・−抵抗
Ra4 −フィラメントf41−フィラメントf32−抵抗R
15−ダイオードD12−コンデンサC14−グランドという
経路と、抵抗R14−フィラメントfm2−抵抗Ram −フ
ィラメントfm1−フィラメントf(m-1)2−抵抗Ra
(m-1) −フィラメントf(m-1)1−フィラメントf(m-2)2
−抵抗Ra(m-2) ・・・−抵抗Ra4 −フィラメント
41−フィラメントf32−抵抗R15−ダイオードD12
抵抗R16−グランドという経路を形成してある。
【0049】したがって、本実施形態では、フィラメン
トf11,f12,f21,f22,・・・,fm1,fm2のいず
れか1つが外れた場合には、検出回路2のAND回路2
1の出力がローレベルとなり、発振回路3の発振動作が
停止し、スイッチング素子Q 1 ,Q2 のオンオフ動作が
停止される。本実施形態おいても、上述のように、交流
電源Vsが全波整流器DBの交流入力端間に印加された
状態で放電灯La1 ,La2 ,・・・,Lam が取り外
された場合、フィラメントf11には抵抗R1 を介してコ
ンデンサC6 の両端電圧が印加され、フィラメントfm2
には抵抗R14を介してコンデンサC6 の両端電圧が印加
される。したがって、コンデンサC2 の両端電圧、つま
り、無負荷時二次電圧は略零ボルト(無電圧)となる。
【0050】(実施形態8)図10に本実施形態の放電
灯点灯装置の回路図を示す。本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、放電灯La1 を含む点灯用
共振回路1と放電灯La2 を含む点灯用共振回路1’と
を並列接続した点と、無負荷検出回路の構成が相違す
る。
【0051】本実施形態における無負荷検出回路では、
コンデンサC1 の高圧側から抵抗R 1 −インダクタL1
−フィラメントf1 −抵抗R22−ツェナダイオードZD
1 −グランドという経路と、抵抗R1 −インダクタL1
−フィラメントf1 −抵抗R 22−ダイオードD11−コン
デンサC13−グランドという経路と、抵抗R1 −インダ
クタL1 −フィラメントf1 −抵抗R22−ダイオードD
11−抵抗R13−グランドという経路が形成してある。ま
た、コンデンサC1 の高圧側から抵抗R1 −インダクタ
2 −フィラメントf3 −抵抗R15−ツェナダイオード
ZD2 −グランドという経路と、抵抗R1 −インダクタ
2 −フィラメントf3 −抵抗R15−ダイオードD12
コンデンサC14−グランドという経路と、抵抗R1 −イ
ンダクタL2 −フィラメントf3 −抵抗R15−ダイオー
ドD12−抵抗R16−グランドという経路が形成してあ
る。
【0052】なお、上記各経路には振動要素であるイン
ダクタL1 ,L2 が含まれているが、インダクタL1
2 は直流電圧に対してはインピーダンスを持たないの
で無負荷検出回路の設計には影響しない。また、コンデ
ンサC1 の高圧側から抵抗R14−フィラメントf2 −抵
抗R20−ツェナダイオードZD4 −グランドという経路
と、抵抗R14−フィラメントf2−抵抗R20−ダイオー
ドD18−コンデンサC16−グランドという経路と、抵抗
14−フィラメントf2 −抵抗R20−ダイオードD18
抵抗R21−グランドという経路が形成してある。さら
に、コンデンサC1 の高圧側から抵抗R14−フィラメン
トf4 −抵抗R18−ツェナダイオードZD3 −グランド
という経路と、抵抗R 14−フィラメントf4 −抵抗R18
−ダイオードD17−コンデンサC15−グランドという経
路と、抵抗R14−フィラメントf4 −抵抗R18−ツェナ
ダイオードZD 3 −グランドという経路と、抵抗R14
フィラメントf4 −抵抗R18−ダイオードD17−抵抗R
19−グランドという経路が形成してある。
【0053】本実施形態では、検出回路2が4つのコン
パレータCP1 ,CP2 ,CP3 ,CP4 を具備してお
り、各コンパレータCP1 ,CP2 ,CP3 ,CP4
非反転入力端子にそれぞれ抵抗R13,R16,R19,R21
の両端電圧VR13 ,VR16 ,VR19 ,VR21 が入力され
るようになっている。したがって、本実施形態では、フ
ィラメントf1 ,f2 ,f3 ,f4 のいずれか1つが外
れた場合には、検出回路2のAND回路21の出力がロ
ーレベルとなり、発振回路3の発振動作が停止し、スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 のオンオフ動作が停止される。
【0054】本実施形態おいても、上述のように、交流
電源Vsが全波整流器DBの交流入力端間に印加された
状態で放電灯La1 ,La2 が取り外された場合、フィ
ラメントf1 側には抵抗R1 を介してコンデンサC1
両端電圧が印加され、フィラメントf2 側には抵抗R14
を介してコンデンサC1 の両端電圧が印加される。ま
た、フィラメントf3 側には抵抗R1 を介してコンデン
サC1 の両端電圧が印加され、フィラメントf4 側には
抵抗R14を介してコンデンサC1 の両端電圧が印加され
る。したがって、コンデンサC2 , 2 ’の両端電圧、
つまり、無負荷時二次電圧は略零ボルト(無電圧)とな
る。
【0055】なお、本実施形態では、放電灯の数は2灯
に限定するものではなく、放電灯を含む点灯用共振回路
を3以上並列接続してもよい。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明は、交流電源を整流器及
び平滑コンデンサを介し整流平滑して得られる直流電源
と、該直流電源に接続されスイッチング素子を高周波で
オンオフして高周波電圧を出力するインバータ回路と、
インバータ回路の出力側に接続され両端にフィラメント
を有する放電灯を具備したインバータ負荷回路と、放電
灯の装着有無を検出する無負荷検出回路と、無負荷検出
回路の出力に基づいて放電灯の無装着時にインバータ回
路の動作を停止させる手段とを備えた放電灯点灯装置で
あって、無負荷検出回路は、放電灯の装着時において装
置内の直流電圧発生源の高圧側から放電灯の一方のフィ
ラメントを介して電流の流れる第1の電流経路と、放電
灯の装着時において上記直流電圧発生源の高圧側から放
電灯の他方のフィラメントを介して電流の流れる第2の
電流経路と、上記各電流経路の形成有無を検出する検出
回路とを備えているので、交流電源が整流器の交流入力
端間に印加された状態で放電灯が取り外された場合にお
ける放電灯装着位置間の電圧である無負荷二次電圧を所
定レベル以下の低直流電圧あるいは無電圧とすることが
でき、放電灯が取り外された状態での感電などを防止で
きるから、安全性を高めることができるという効果があ
る。
【0057】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、整流器と平滑コンデンサとの間にチョッパ回路を設
けたので、交流電源の1周期のほぼ全区間にわたりスイ
ッチング素子のオンオフに応じて交流電源からインバー
タ負荷回路を介して電流が供給され、入力電流歪が小さ
くなるという効果がある。請求項3の発明は、請求項1
の発明において、インバータ回路は、整流器の直流出力
端からインピーダンス素子、インバータ負荷回路の振動
要素、及び上記スイッチング素子を介して交流電源から
の入力電流を通電する電流経路が形成されているので、
交流電源の1周期のほぼ全区間にわたりスイッチング素
子のオンオフに応じて交流電源からインバータ負荷回路
を介して電流が供給され、入力電流歪が小さくなるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理説明図である。
【図2】同上の要部回路例図である。
【図3】実施形態1を示す回路図である。
【図4】実施形態2を示す回路図である。
【図5】実施形態3を示す回路図である。
【図6】実施形態4を示す回路図である。
【図7】実施形態5を示す回路図である。
【図8】実施形態6を示す回路図である。
【図9】実施形態7を示す回路図である。
【図10】実施形態8を示す回路図である。
【図11】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
Vs 交流電源 DB 全波整流器 INV インバータ回路 La 放電灯 f1 フィラメント f2 フィラメント R1 抵抗 R14 抵抗 C1 平滑コンデンサ C2 コンデンサ 2 検出回路 3 発振回路 4 駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流器及び平滑コンデンサを
    介し整流平滑して得られる直流電源と、該直流電源に接
    続されスイッチング素子を高周波でオンオフして高周波
    電圧を出力するインバータ回路と、インバータ回路の出
    力側に接続され両端にフィラメントを有する放電灯を具
    備したインバータ負荷回路と、放電灯の装着有無を検出
    する無負荷検出回路と、無負荷検出回路の出力に基づい
    て放電灯の無装着時にインバータ回路の動作を停止させ
    る手段とを備えた放電灯点灯装置であって、無負荷検出
    回路は、放電灯の装着時において装置内の直流電圧発生
    源の高圧側から放電灯の一方のフィラメントを介して電
    流の流れる第1の電流経路と、放電灯の装着時において
    上記直流電圧発生源の高圧側から放電灯の他方のフィラ
    メントを介して電流の流れる第2の電流経路と、上記各
    電流経路の形成有無を検出する検出回路とを備えて成る
    ことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 整流器と平滑コンデンサとの間にチョッ
    パ回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の放電灯
    点灯装置。
  3. 【請求項3】 インバータ回路は、整流器の直流出力端
    からインピーダンス素子、インバータ負荷回路の振動要
    素、及び上記スイッチング素子を介して交流電源からの
    入力電流を通電する電流経路が形成されて成ることを特
    徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 インバータ負荷回路は、直列的もしくは
    並列的に接続された複数の放電灯を有することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3記載の放電灯点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013222640A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 ▲ドウ▼▲キン▼科技股▲フン▼有限公司 照明用保護回路

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JP2013222640A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 ▲ドウ▼▲キン▼科技股▲フン▼有限公司 照明用保護回路

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