JPH1166481A - 共同住宅セキュリティシステム - Google Patents

共同住宅セキュリティシステム

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JPH1166481A
JPH1166481A JP9230032A JP23003297A JPH1166481A JP H1166481 A JPH1166481 A JP H1166481A JP 9230032 A JP9230032 A JP 9230032A JP 23003297 A JP23003297 A JP 23003297A JP H1166481 A JPH1166481 A JP H1166481A
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JP
Japan
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dwelling unit
security
security device
inspection
signal
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JP9230032A
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Inventor
Yoshio Kamiya
喜生 神谷
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】点検時に、住戸内の配線および機器と住戸側と
集中監視側の配線の正常・異常の判別を可能にする。 【解決手段】共同住宅を成す複数の住戸A1、A2のう
ち、一方の住戸A1の中継器3aにセンサ4aを試験す
る外部試験器C1を接続した点検時において、戸外表示
器2aを第1の点検モードで動作させ、住戸内セキュリ
ティ装置1aよりセキュリティ異常信号とは異なる時間
間隔の点検信号f1を出力し、この点検信号の時間間隔
を集中監視セキュリティ装置B1にて時間判別すること
により判別検知された際に住戸セキュリティ装置へ点検
中の地区音響信号f2を出力する。住戸セキュリティ装
置において点検中の地区音響信号の時間間隔を判別した
際に戸外表示器を第2の点検モードで動作させる。この
とき、他方の住戸A2では点検中の地区音響信号を入力
しても不感である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は共同住宅セキュリテ
ィシステムに関し、特に住戸内と集中監視側のセキュリ
ティ装置間の信号の送受および点検時における住戸内と
集中監視側の結線状況を明確にする共同住宅セキュリテ
ィシステムに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の共同住宅セキュリテ
ィシステムとして、図4に示すものが提案されている。
図4に示すように共同住宅を成す複数の住戸は、火災感
知器等の複数のセンサ54aと、中継器53aと、前述
のセンサ54aにて検出され信号を中継器53aを介し
て発報する住戸内セキュリティ装置51aおよび戸外表
示器52aとが設けられている。また、センサ等の試験
時に使用される中継器53aの接続プラグ63aには外
部試験器C51が設けられる。
【0003】住戸の中継器53aは4本の伝送路を介し
て住戸内セキュリティ装置51aの端子T51、T52、T
53、T54に夫々接続されている。また、複数のセンサ5
4aは3本の伝送路を介して中継器53aのリレースイ
ッチRS51-2、RS51-3の切替接点および基準電位点に
接続されている。戸外表示器52aは3本の伝送路を介
して住戸内セキュリティ装置51aのリレースイッチR
S54の切替接点、警報点滅回路70を成すPNP形トラ
ンジスタQ53のコレクタおよび基準電位点に夫々接続さ
れている。住戸内セキュリティ装置51aの端子T55、
T56およびT57、T58は、伝送路を介して集中監視セキ
ュリティ装置B51にバス接続されている。尚、各住戸の
構成は全て同様である。
【0004】このように構成された共同住宅セキュリテ
ィシステムにおいて、住戸の住戸内の配線および火災感
知器等のセンサ54aの正常・異常を判別(点検)する
試験時において、集中監視セキュリティ装置B51の近く
にいる試験作業員が集中監視セキュリティ装置B51の地
区音響停止スイッチSW51を押下操作しオンさせて、か
つ外部試験器C51を中継器53aの試験コネクタ63a
に接続することにより、中継器53aのリレーRY51が
オンされることからリレースイッチRS51-1、RS51-
2、RS51-3が夫々切り替えられる。外部試験器C51は
切り替えられたリレースイッチRS51-2、RS51-3を介
してセンサ54aへ点検試験信号を送出し、点検試験信
号を入力したセンサ54aが動作することを確認する。
【0005】また、上述のように外部試験器C51を中継
器53aの試験コネクタ63aに接続した際、中継器5
3aのリレースイッチRS51-1は切り替えられ閉成され
ている。よって、住戸内セキュリティ装置1aの端子T
51、T52間は導通されることにより、住戸内セキュリテ
ィ装置51aのセキュリティ制御部CPU51は試験検出
回路60を介して試験が開始されたことを確認すること
から、住戸内セキュリティ装置1aが待受状態から試験
状態に移行される。
【0006】このとき、住戸内セキュリティ装置51a
のセキュリティ制御部CPU51は、警報点滅回路70を
成すNPN形ドランジスタQ51、PNP形トランジスタ
Q53をオンさせる制御信号を出力することから、戸外表
示器52aの警報表示灯91が点滅開始される。また、
外部試験器C51は、センサ54aの動作が確認された際
にリレーRY52をオンさせて、かつ連動して前述のリレ
ーRY51をオフさせることから、リレースイッチRS51
-2、RS51-3は夫々待受状態に切り替わるとともにリレ
ースイッチRS52が動作して閉成されることにより、中
継器53aは住戸内セキュリティ装置51aに疑似的に
センサ54aが動作した時に入力される信号を試験入力
する。尚、試験状態に移行した住戸内セキュリティ装置
51aのセキュリティ制御部CPU51は、スピーカSP
51を鳴動させて警報音を放音させるような制御信号は出
力しない。
【0007】更に、試験入力されるとセキュリティ制御
部CPU51は、リレーRY54を動作させて連動するリレ
ースイッチRS54を切り替えるとともに警報音発生回路
62を動作させることから、警報音発生回路62は警報
音信号を生成送出する。この警報音信号はアンプ65、
トランスL51および切り替えられたリレースイッチRS
54を介して戸外表示器52aの通話回路92に入力され
て、通話回路92に接続されているスピーカSP91を鳴
動させることにより、集中監視セキュリティ装置B51の
近くにいる試験作業員は住戸内の配線およびセンサ54
aが正常であることを確認することができる。
【0008】住戸のセキュリティ制御部CPU51は、前
述のセンサ検出部61を介してセンサ54aの点検試験
を終了し、更に住戸の住戸内セキュリティ装置51aを
集中監視セキュリティ装置B51にバス接続する2本の伝
送路の正常・異常を判別するための点検信号f51を出力
するために、リレーRY55をオンさせリレースイッチR
S55を閉成させることから、住戸内セキュリティ装置5
1aの端子T55、T56間が導通されて、点検信号f51は
2本の伝送路を介して集中監視セキュリティ装置B51の
検出回路81に入力される。
【0009】集中監視セキュリティ装置B51の検出回路
81に入力された点検信号f51が制御部CPU81に入力
されることにより、制御部CPU81は表示灯回路82を
オンさせることから該表示灯が点灯される。よって、集
中監視セキュリティ装置B51の近くにいる試験作業員
は、住戸の住戸内セキュリティ装置51aを集中監視セ
キュリティ装置B51にバス接続する2本の伝送路が正常
であることを確認することができる。
【0010】また、集中監視セキュリティ装置B51の近
くにいる試験作業員は、戸外表示器52aのスピーカS
P51にて放音される警報音を確認した際、中継器53a
の試験コネクタ63aに接続した外部試験器C51を取り
外すことにより中継器53aは待受状態に復旧されるこ
とから 、住戸内セキュリティ装置51aも待受状態に
復旧され、かつ戸外表示器52aも待受状態に復旧され
る。更に、集中監視セキュリティ装置B51の近くにいる
試験作業員は前述の集中監視セキュリティ装置B51の表
示灯回路82の表示灯が点灯されたことを確認すること
により、地区音響停止スイッチSW51をオフさせて試験
を終了することから、集中監視セキュリティ装置B51は
待受状態に復旧される。
【0011】尚、試験状態における集中監視セキュリテ
ィ装置B51の地区音響停止スイッチSW51はオンされて
いることから、制御部CPU81を介した地区音響出力回
路83から住戸内セキュリティ装置51aへの地区音響
信号(+24V)の出力はない。また、試験終了まで住
戸内セキュリティ装置51a本体での警報表示(警報音
放音、火災表示灯点灯)は行われない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
共同住宅セキュリティシステムは以上のように構成され
ているので、集中監視セキュリティ装置において地区音
響信号の音響出力(信号)制御が行われないために、集
中監視セキュリティ装置と住戸内セキュリティ装置とを
バス接続する配線(伝送路)の正常、異常の確認はでき
るが、試験中の住戸内セキュリティ装置における地区音
響信号の入力の有無の確認はできないという難点があっ
た。
【0013】本発明はこのような難点を解消するために
なされたもので、住戸内および集中監視のセキュリティ
装置間で送受される点検信号および地区音響信号の出力
タイミングとセキュリティ異常等の通報信号の出力タイ
ミングとを工夫させることにより、住戸内セキュリティ
装置本体での警報音等の不用意な鳴動を防止して、住戸
内外の配線およびセンサの正常・異常を戸外にて判別可
能な共同住宅セキュリティシステムを提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明の共同住宅セキュリティシステムは、各住
戸に設置された火災感知器等のセンサがセキュリティ異
常を検知したとき中継器を介して住戸内セキュリティ装
置および戸外表示器で発報すると共に、住戸内セキュリ
ティ装置がバス接続された集中監視セキュリティ装置に
セキュリティ異常を通報し、かつセキュリティ異常があ
った住戸以外の各住戸にセキュリティ異常を通報し、点
検時に中継器に外部試験器を接続して住戸内の配線・感
知器の正常・異常を判別できるようにした共同住宅セキ
ュリティシステムであって、中継器に外部試験器が接続
された点検時において、住戸内セキュリティ装置は戸外
表示器を第1の点検モードで動作させると共に、住戸内
セキュリティ装置から通報とは異なる時間間隔の点検信
号を出力し、集中監視セキュリティ装置は受信した信号
の時間間隔を判別し、点検信号を検出したとき各住戸内
セキュリティ装置に地区音響信号を出力し、中継器に外
部試験器が接続された点検中の住戸内セキュリティ装置
は受信した信号の時間間隔を判別して地区音響信号を検
出したとき戸外表示器を第2の点検モードで動作させる
ことにより住戸内の配線・感知器の正常・異常と共に、
住戸内セキュリティ装置と住戸内セキュリティ装置がバ
ス接続された集中監視セキュリティ装置間の配線及び正
常・異常が判別できるようにしたものである。
【0015】また、本発明の共同住宅セキュリティシス
テムは、中継器に外部試験器が接続された点検時におい
て住戸内セキュリティ装置から通報とは異なる時間間隔
の点検信号を出力し、集中監視セキュリティ装置は受信
した信号の時間間隔を判別し、点検信号を検出したとき
各住戸内セキュリティ装置に地区音響信号を出力し、点
検中の住戸以外の住戸内セキュリティ装置は受信した地
区音響信号の時間間隔を判別して点検中の地区音響信号
を検出したとき不感とされるものである。
【0016】このような共同住宅セキュリティシステム
において、共同住宅を成す複数の住戸のうち、一方の住
戸の中継器に外部試験器を接続した点検時において、戸
外表示器を第1の点検モードで動作させ、住戸内セキュ
リティ装置よりセキュリティ異常信号とは異なる時間間
隔の点検信号を出力し、この点検信号の時間間隔を集中
監視セキュリティ装置にて時間判別することにより判別
検知された際に住戸セキュリティ装置へ点検中の地区音
響信号を出力する。住戸セキュリティ装置において地区
音響信号の時間間隔を判別した際に前述の戸外表示器を
第2の点検モードで動作させる。このとき、他方の住戸
では点検中の地区音響信号を入力しても不感である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の共同住宅セキュリ
ティシステムの一実施例について、図面を参照して説明
する。図1に示す共同住宅セキュリティシステムの各住
戸A1、A2には、火災感知器等の複数のセンサ4a、4
bと、中継器3a、3bと、前述のセンサ4a、4bに
て検出された信号を中継器3a、3bを介して発報する
住戸内セキュリティ装置1a、1bおよび戸外表示器2
a、2bとが夫々設けられている。
【0018】住戸内セキュリティ装置1a、1bは4本
の伝送路から成る配線LN11、LN21を介して中継器3
a、3bに夫々接続されており、複数のセンサ4a、4
bは3本の伝送路から成る配線LN12、LN22を介して
中継器3a、3bに夫々接続されている。また、戸外表
示器2a、2bは3本の伝送路から成る配線LN13、L
N23を介して住戸内セキュリティ装置1a、1bに夫々
接続されている。
【0019】住戸内セキュリティ装置1a、1bは、2
本の伝送路からなる配線LN1、LN2を介して集中監視
セキュリティ装置B1に夫々バス接続されている。ま
た、センサ等の試験時に使用される中継器3aの接続プ
ラグ13aには外部試験器C1が設けられる。図2に示
すように住戸内セキュリティ装置1aは、セキュリティ
制御部CPU1と、試験検出回路10と、センサ検出回
路11と、警報音発生回路12と、火災警報表示灯13
と、時間判別回路22と、アンプ14、15と、リレー
RY3、RY4、RY5と、前述のリレーRY3、RY4、
RY5に連動して動作するリレースイッチRS3、RS
4、RS5と、抵抗R1〜R6と、NPN形トランジスタQ
1〜Q5と、PNP形トランジスタQ6と、発光ダイオー
ドD1と、トランスL1と、戸外表示器2aとの通話のた
め備えられているインターホン機23とが設けられてい
る。
【0020】入力側が端子T1、T2に接続されている
試験検出回路10の出力側は、セキュリティ制御部CP
U1の入力側に接続されている。また、入力側が端子T
3、T4に接続されているセンサ検出回路11の出力側
は、セキュリティ制御部CPU1の入力側に接続されて
いる。セキュリティ制御部CPU1の出力側は、警報音
発生回路12と火災警報表示灯13の入力側に夫々接続
されている。また、警報音発生回路12の出力側はアン
プ14、リレースイッチRS3(の常閉接点)を介した
スピーカSP1と、アンプ15、トランスL1、およびリ
レースイッチRS4を介した端子T20に夫々接続されて
いる。また、リレースイッチRS3の常開接点およびリ
レースイッチRS4の常閉接点は戸外表示器2aとの通
話のために備えられているインターホン機23に接続さ
れている。
【0021】一端が電源Vccに接続されているリレーR
Y3、RY4、RY5の他端は、夫々NPN形トランジス
タQ2、Q3、Q4のコレクタに接続されており、NPN
形トランジスタQ2、Q3、Q4のエミッタは夫々基準電
位点に接続されている。また、NPN形トランジスタQ
2、Q3、Q4のベースは夫々セキュリティ制御部CPU1
の出力側に接続されている。
【0022】一端が電源Vccに接続されている抵抗R4
の他端とNPN形トランジスタQ5のコレクタ間には出
力側がセキュリティ制御部CPU1の入力側に接続され
ている時間判別回路22の入力側が接続されている。ま
た、NPN形トランジスタQ5のエミッタは基準電位点
に接続されている。アノードが抵抗R5を介して端子T7
に接続されている発光ダイオードD1のカソードは端子
T8に接続されている。尚、前述のNPN形トランジス
タQ5と発光ダイオードD1とでフォトカプラ21を形成
している。
【0023】一端が電源Vccに接続されている抵抗R1
の他端と一端がNPN形トランジスタQ1のコレクタに
接続されている抵抗R2の他端間には、PNP形トラン
ジスタQ6のベースが接続されている。また、PNP形
トランジスタQ6のエミッタは電源Vccに接続されてお
り、PNP形トランジスタQ6のコレクタは抵抗R6を介
して端子T22に接続されている。更に、NPN形トラン
ジスタQ1のベースはセキュリティ制御部CPU1の出力
側に接続されており、NPN形トランジスタQ1のエミ
ッタは基準電位点に接続されている。尚、前述のNPN
形トランジスタQ1、PNP形トランジスタQ6、抵抗R
1、R2とで警報点滅回路20を形成している。
【0024】端子T5、T6間には抵抗R3とリレースイ
ッチRS5が直列接続されている。集中監視セキュリテ
ィ装置B1は、制御部CPU31と、検出回路31と、時
間判別回路32と、表示灯回路33と、地区音響出力回
路34と、地区音響停止スイッチSW1と、抵抗R7、R
8とが設けられている。制御部CPU31の入力側は時間
判別回路32および検出回路31を介して端子T16、T
17に夫々接続されており、制御部CPU31の出力側は地
区音響出力回路34を介して端子T18、T19と、表示灯
回路33の入力側に接続されている。また、一端が制御
部CPU31に接続されている抵抗R7の他端は基準電位
点に接続されており、更に、一端が電源Vccに接続され
ている地区音響停止スイッチSW1の他端は抵抗R8を介
して基準電位点に接続されている。
【0025】戸外表示器2aは、警告表示灯41と、ス
ピーカSP41が接続されている通話回路42とが設けら
れている。警報表示灯41の入力側は端子T23に接続さ
れており、通話回路42の入力側は端子T24、T25に接
続されている。中継器3aは、外部試験器C1が接続さ
れると動作するリレーRY1と、センサ4aの動作を確
認することにより動作するリレーRY2と、前述のリレ
ーRY1およびRY2が動作することにより連動して切り
替えられるリレースイッチRS1-1、R1-2、RS1-3と
RS2とが設けられている。
【0026】リレースイッチRS1-1の両端は夫々端子
T9、T10に接続されている。また、リレースイッチR
Y1-2、RS1-3の常閉接点は夫々端子T11、T12に接続
されている。更に、端子T13、T14に夫々接続されてい
るリレースイッチRY1-2、RS1-3の切替接点間にはリ
レースイッチRS2が接続されている。尚、住戸内セキ
ュリティ装置1aの端子T1、T2、T3、T4と中継器3
aの端子T9、T10、T11、T12間は、図1に示す配線
LN11を成す4本の伝送路LN11A、LN11B、 LN11
C、LN11Dが夫々接続されている。また、住戸内セキュ
リティ装置1aの端子T5、T6、T7、T8と集中監視セ
キュリティ装置B1の端子T16、T17、T18、T19間
は、図1に示す配線LN1、LN2を成す2本の伝送路L
N1A、LN1BとLN2A、LN2Bとが夫々接続されてい
る。
【0027】中継器3aの端子T13、T14、T15とセン
サ4a間は、図1に示す配線LN12を成す3本の伝送路
LN12A、LN12B、LN12Cが夫々接続されている。ま
た、住戸内セキュリティ装置1aの端子T20、T21、T
22と戸外表示器2aの端子T23、T24、T25間は、図1
に示す配線LN13を成す3本の伝送路LN13A、LN13
B、LN13Cが夫々接続されている。
【0028】尚、上述では複数の住戸A1、A2のうち、
一方の住戸A1の構成について説明したが、他方の住戸
A2の構成については住戸A1の構成と同様であることか
ら説明は省略する。このように構成された本発明の共同
住宅セキュリティシステムにおいて、以下、その動作に
ついて説明する。
【0029】図1に示す共同住宅を成す複数の住戸A
1、A2のうち、住戸A1の住戸内の配線および火災感知
器等のセンサ4aの正常・異常を判別(点検)するため
に、集中監視セキュリティ装置B1の近くにいる試験作
業員が、集中監視セキュリティ装置B1の地区音響停止
スイッチSW1を押下操作しオンさせて、かつ外部試験
器C1を中継器3aの試験コネクタ13aに接続するこ
とにより、中継器3aのリレーRY1がオンされること
からリレースイッチRS1-1、RS1-2、RS1-3が切り
替えられる。外部試験器C1は切り替えられたリレース
イッチRS1-2、RS1-3を介してセンサ4aへ点検試験
信号を送出し、点検試験信号を入力したセンサ4aが動
作することを確認する。
【0030】また、上述のように外部試験器C1を中継
器3aの試験コネクタ3bに接続した際、中継器3aの
リレースイッチRS1-1は切り替えられ閉成されている
ことから、中継器3aの端子T9、T10と伝送路LN11
A、LN11Bを介して住戸内セキュリティ装置1aの端子
T1、T2間が導通されることにより、住戸内セキュリテ
ィ装置1aのセキュリティ制御部CPU1は試験検出部
10を介してセンサ4aの試験が開始されたことを確認
する。よって、住戸内セキュリティ装置1aは待受状態
から試験状態に移行される。
【0031】このとき、住戸内セキュリティ装置1aの
セキュリティ制御部CPU1は警報点滅回路20を成す
NPN形トランジスタQ1、PNP形トランジスタQ6を
オンさせるような制御信号を出力することにより、2本
の伝送路LN13A、LN13Bを介して戸外表示器2aの警
報表示灯41を図3(a)に示すような第1の点検モー
ドであるパルス波形で点滅開始させる。
【0032】また、外部試験器C1はセンサ4aの動作
が確認された時に、中継器3aのリレーRY2をオンさ
せて、かつ連動して前述のリレーRY1をオフさせるこ
とから、リレースイッチRS1-2、RS1-3は夫々待受状
態に切り替わるとともにリレースイッチRS2が動作し
て閉成されることから、中継器3aの端子T11、T12と
2本の伝送路LN11C、LN11Dを介して住戸内セキュリ
ティ装置1aの端子T3、T4間が夫々導通されることに
より、疑似的にセンサ4aが動作した時に入力される信
号を試験入力する。
【0033】尚、試験状態に移行した住戸内セキュリテ
ィ装置1aのセキュリティ制御部CPU1にセンサ4a
からのセキュリティ異常信号が入力されても、セキュリ
ティ制御部CPU1からのスピーカSP1を鳴動させて警
報音を放音させるような制御信号は出力されない。前述
のセキュリティ制御部CPU1はリレーRY4を動作させ
て連動するリレースイッチRS4を切り替えるとともに
警報音発生回路12を動作させるための制御信号を出力
する。制御信号を入力した警報音発生回路12は警報音
信号を生成送出し、この警報音信号はアンプ15、トラ
ンスL1および切り替えられたリレースイッチRS4を介
して端子T20に入力される。また、警報音信号は伝送路
LN13Cを介して戸外表示器2aの通話回路42に入力
され、通話回路42に接続されているスピーカSP41に
て警報音として鳴動されることにより、集中監視セキュ
リティ装置B1の近くにいる試験作業員は、住戸A1内の
配線およびセンサ4aが正常であることを確認すること
ができる。
【0034】更に、セキュリティ制御部CPU1は、図
1に示す住戸A1の住戸内セキュリティ装置1aを集中
監視セキュリティ装置B1にバス接続する配線LN1、L
N2の正常・異常を判別するための点検信号f1を生成送
出するためにリレーRY5を時間間隔0.5<t<5.
0(秒)で動作させるようにNPN形トランジスタQ4
を動作させる。よって、オンされたリレーRY5により
リレースイッチRS5が閉成されることから住戸内セキ
ュリティ装置1aの端子T5、T6間が導通されて、点検
信号f1は2本の伝送路LN1A、LN1Bを介して、集中
監視セキュリティ装置B1の検出回路31に入力され
る。
【0035】集中監視セキュリティ装置B1の検出回路
31に入力された点検信号f1は、時間判別回路32に
おいて上述の住戸内セキュリティ装置1aより点検信号
f1が出力された時間間隔0.5<t<5.0(秒)が
判別されて制御部CPU31に入力される。点検信号f1
を入力した制御部CPU31は表示灯回路33をオンさせ
ることから該表示灯が点灯される。
【0036】更に、集中監視セキュリティ装置B1の制
御部CPU31は、地区音響出力回路34を例えば3.0
秒間動作させることにより、地区音響出力回路34より
点検中の地区音響信号f2が生成送出される。点検中の
地区音響信号f2は2本の伝送路LN2A、LN2Bを介し
て住戸内セキュリティ装置1aの端子T7、T8へ入力さ
れる。また、点検中の地区音響信号f2により発光ダイ
オードD1とPNP形(受光)トランジスタQ5とから成
るフォトカプラ21がオンされ、3.0秒の時間間隔の
信号により地区音響信号f2が時間判別回路22で判別
される。
【0037】セキュリティ制御部CPU1は、上述の住
戸セキュリティ装置1aの端子T3、T4間が導通されて
おり、かつ時間判別回路22を介して検出された時間間
隔が3.0秒(5.0秒以下)の点検中の地区音響信号
f2を入力することにより制御信号を出力する。この制
御信号は警報点滅回路20を成すNPN形トランジスタ
Q1およびPNP形トランジスタQ6を夫々オンさせるこ
とにより、抵抗R6→端子T22→伝送路LN13A→端子T
23を経由して伝送され、警報表示灯41を図3(b)に
示すような第2の点検モードであるパルス波形で点滅開
始させる。
【0038】集中監視セキュリティ装置B1の近くにい
る試験作業員は戸外表示器2aの警報表示灯41が第2
の点検モードであるパルス波形で点滅開始されたことを
確認することにより、外部試験器C1を中継器3aの試
験コネクタ13aより取り外し、試験を終了する。よっ
て、住戸内セキュリティ装置1aおよび戸外表示器2a
は待受状態に復旧される。
【0039】尚、図1に示すように、上述の集中監視セ
キュリティ装置B1の地区音響出力回路34から生成送
出された時間間隔が3.0秒の地区音響信号f2は配線
LN2を介して試験中の住戸A1以外の同一警報区域内の
集中監視セキュリティ装置B1に設置された住戸A2の住
戸内セキュリティ装置1bにも入力されるが、前述の住
戸A1の住戸内セキュリティ装置A1と同様に地区音響信
号f2の時間間隔を判別した際に5.0秒以下あること
から点検(試験)による地区音響信号f2と判断され、
住戸内セキュリティ装置1bおよび戸外表示器2bにお
いて警報音の発報動作がされないことから不感とされ
る。
【0040】上述の説明では、同一警報区域内の集中監
視セキュリティ装置B1に設置された複数の住戸A1、A
2のうち、住戸A1内の配線、センサの正常・異常および
住戸内セキュリティ装置1aがバス接続された集中監視
セキュリティ装置B1間の配線の正常・異常を判別する
ために、外部試験器C1を利用して各試験を行ったが、
実際に住戸A1において火災が発生しセンサ4aにおい
て検知された際には、図1、図2に示すセンサ4aにて
検知出力された火災検出信号が配線LN12→中継器3a
→配線LN11と介して住戸内セキュリティ装置1aのセ
キュリティ制御部CPU1に入力される。セキュリティ
制御部CPU1は上述の試験時とは異なる時間間隔t≧
5.0(秒)のセキュリティ異常信号を配線LN1を介
して集中監視セキュリティ装置B1へ出力する。時間間
隔t≧5.0(秒)のセキュリティ異常信号は集中監視
セキュリティ装置B1の時間判別回路32において時間
判別されて制御部CPU31を介して表示灯回路33の該
表示灯を点灯させる。また、前述の時間間隔t≧5.0
(秒)のセキュリティ異常信号は地区音響出力回路34
および配線LN2を介して待受状態の他方の住戸A2の住
戸内セキュリティ装置1bの時間判別回路22において
時間判別されることから、住戸A2の住戸内セキュリテ
ィ装置1bおよび戸外表示器2bは警報音を発報した
り、表示灯を点灯するように動作することから、住戸A
1において火災が発生したことを確認することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の共同住宅セキュリティシステムによれば、点検時に住
戸内の配線・センサの正常・異常の判別のみならず、住
戸側と集中監視側間の配線の正常・異常の判別が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共同住宅セキュリティシステムの一実
施例を示す構成概略図。
【図2】本発明の共同住宅セキュリティシステムの一実
施例を示すブロック図。
【図3】(a)、(b)本発明の共同住宅セキュリティ
システムの戸外表示器の点検モードを示す波形図。
【図4】従来の共同住宅セキュリティシステムのブロッ
ク図。
【符号の説明】
A1、A2・・・・・(複数の)住戸 1a、1b・・・・・住戸内セキュリティ装置 2a、2b・・・・・戸外表示器 3a、3b・・・・・中継器 4a、4b・・・・・(複数の)センサ B1・・・・・集中監視セキュリティ装置 C1・・・・・外部試験器 f1・・・・・点検信号 f2・・・・・(点検中の)地区音響信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H04L 12/40 H04L 11/00 320

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各住戸(A1、A2)に設置された火災感知
    器等のセンサ(4a、4b)がセキュリティ異常を検知
    したとき中継器(3a、3b)を介して住戸内セキュリ
    ティ装置(1a、1b)および戸外表示器(2a、2
    b)で発報すると共に、前記住戸内セキュリティ装置が
    バス接続された集中監視セキュリティ装置(B1)に前
    記セキュリティ異常を通報し、かつ前記セキュリティ異
    常があった住戸以外の各住戸に前記セキュリティ異常を
    通報し、点検時に前記中継器に外部試験器(C1)を接
    続して前記住戸内の配線および前記センサの正常・異常
    を判別できるようにした共同住宅セキュリティシステム
    であって、 前記中継器に前記外部試験器が接続された前記点検時に
    おいて前記住戸内セキュリティ装置は前記戸外表示器を
    第1の点検モードで動作させると共に、前記住戸内セキ
    ュリティ装置から前記通報とは異なる時間間隔の点検信
    号(f1)を出力し、前記集中監視セキュリティ装置は
    受信した前記点検信号の時間間隔を判別し、前記点検信
    号を検出したとき各住戸内セキュリティ装置に点検中の
    地区音響信号(f2)を出力し、前記中継器に前記外部
    試験器が接続された点検中の前記住戸内セキュリティ装
    置は受信した前記地区音響信号の時間間隔を判別して前
    記地区音響信号を検出したとき前記戸外表示器を第2の
    点検モードで動作させることにより前記住戸内の配線お
    よび前記センサの正常・異常と共に、前記住戸内セキュ
    リティ装置と前記住戸内セキュリティ装置がバス接続さ
    れた前記集中監視セキュリティ装置間の配線の正常・異
    常が判別できるようにしたことを特徴とする共同住宅セ
    キュリティシステム。
  2. 【請求項2】前記中継器に前記外部試験器が接続された
    前記点検時において前記住戸内セキュリティ装置から前
    記通報とは異なる時間間隔の前記点検信号を出力し、前
    記集中監視セキュリティ装置は受信した前記点検信号の
    時間間隔を判別し、前記点検信号を検出したとき各住戸
    内セキュリティ装置に前記地区音響信号を出力し、点検
    中の住戸以外の住戸内セキュリティ装置は受信した前記
    地区音響信号の時間間隔を判別して前記地区音響信号を
    検出したとき、不感とされることを特徴とする請求項1
    記載の共同住宅セキュリティシステム。
JP9230032A 1997-08-26 1997-08-26 共同住宅セキュリティシステム Pending JPH1166481A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084863A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Saxa Inc 監視通報システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084863A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Saxa Inc 監視通報システム

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