JPH02204898A - セキュリテイ端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、マンション等の集合住宅におけるセキュリテ
ィ端末装置に関する。

（ロ）従来の技術 近年、マンション等の集合住宅においては、各住戸にガ
スセンサ、火災センサ、防犯センサ等の検知機構と、こ
れ等の検知信号により警報を行うｆｆ１）１機構と、が
設けられていて、各住戸の安全が図られるようになって
いる。またある住戸で火災等が生じると他の住戸へそれ
を伝えて危険を知らせると云う構成も考えられている。

ところで、最近ではこのような各住戸の端末装：五は端
末毎にテストモードにして、警報音を小さくした状態で
試験を行なえるようになっている。

（ハ）　発明が解決しようとする課題　、。

然し乍ら、こうした端末装置ではテスト中に他住戸から
の火災等の非常信号が伝送されて来た場合、ｗ報音がテ
ストによるものかあるいは実際の他住戸からの非常信号
かわからず、対処に遅れをとる危険があった。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明はこのような点に鑑みて為されたものであって、
該端末装置のテストモードの設定を行うテストスイッチ
と、このテストスイッチの操作により、！Ｆ報音の音量
を減少させる音量手段と、を有して成り、他住戸センサ
からの信号があったときは、上記音量減少手段の動作を
禁止するようにしている。

（ホ）作用 テストモード中に他住戸からの信号があったときは大き
な音量で報知が行なわれる。

（へ）　実施例 第１図に本発明セキュリティ端末装置が利用されるマン
ション全体の覧視システムの１例をあげる。同図におい
て、個々の住戸、管理入室は、相互にホームバス（ＨＢ
）で結線されており、これにより、各信号のやりとりを
する。第２図にこれ等の住戸の内、この１室と管理人室
の信号伝達システムを示す。各住戸には、セキュリティ
装置及びセンサ（１）、火災センサ（２）、非常センサ
（３）等の各センサとセキュリティ信号もしくは、管理
人室からの信号を仲介する制御ユニットがある。

第３図にセキュリティ装置の回路図を示し、第４図に警
報発生の流れを示す。ここで、住戸４−１がテスト中で
、住戸５−２が火災になったとする。まず、住戸５−２
の火災センサ（２）が働いて、住ｐｓ−２のセキュリテ
ィ装置（Ｓ）のスピーカ（６）から火災警報音を発生す
る。同時に制御ユニット（Ｃ）−ホームバス（ＨＢ）を
通じて、管理人室の総合監視盤（Ｔ）へ通報が行く。ま
た、管理人の総合監視盤（Ｔ）より自動的に、他住戸火
災信号が住戸５−２を除く、全室へ伝わり、各住戸ハ、
制御ユニット（Ｃ）を介して、セキュリティ装置（Ｓ）
で信号を受ける。

（Ｉ）　　テスト中でない部屋：その部屋で、火災、ガ
スもれ等の異常がない場合は、他住戸火災の警報音が大
きな音で発生される。その部屋でもガス等の異常がある
場合は、その部屋自身が大切であるので、ガスもれの警
報音が大きな音で発生される。

（■り住戸４−１のようにテスト中の場合：第４図の警
報音発生のフローチャートに示すよう火災・ガス等のセ
ンサが動いている。この場合、該当住戸内の火災、ガス
、非常、防犯等の疑似スイッチ（９）（１０）（１１）
が操作されると、リレー（７）は開いたままで、リレー
（８）が閉じ、小さな音で警報用スピーカ（６）から警
報音が発生される。−方他住戸が火災である旨の信号が
管理人室の総合監視盤から送られて来ると、リレー（７
）及びリレー（８）はともに閉じ、大きな音で警報用ス
ピーカ（６）から警報音が発生される。

（Ｉｌｌ）　　テスト動作 制御ユニット（Ｃ）のテストスイッチ（１２）が操作さ
れると、リレー（７）が開方されるとともに、管理人室
の総合監視盤（Ｔ）へ該住戸のテストモードを知らせる
。この状態でセキュリティ装＠（８）の火災、ガス点検
スイッチ（９）を押圧操作すると、その操作中のみ該ス
イッチ（９）はＯＮとなり、リレー（８）が閉じて小さ
な音でスピーカ（６）から警報音が発せられる。非常動
作については、はね返り式の非常スイッチ（１０）を操
作する毎にこのスイッチ（１０）がＯＮ、ＯＦＦを繰り
返し、トグル信号が発生され、これに応じてリレー（８
）が開閉する。防犯については、防犯警戒中で、かつ窓
が一部開いた時、警報を出す。この防犯警報スイッチ（
１１）も、非常スイッチ（１０）と同じ仕様でＯＮ、Ｏ
ＦＦが行なわれる。第４図のフローチャートにて、非常
スイッチ（ｌＯ）又は防犯警報スイッチ（１１）がＯＮ
なので、ＹＥＳ、音発生回路作動、リレー（８）がＯＮ
％　′テスト中か”で、解除されておりＮＯとなる。“
テスト中フラグか”で、その前までテスト中であったの
で、フラグが立っておりＹＥＳとなる。よって、テスト
中フラグがリセット、非常スイッチ信号、防犯警報信号
がＯＦＦ。

非常、防犯音がＯＦＦされる。ここで、火災・ガスの点
検スイッチは、押している間だけＯＮであり、特にこの
スイッチは、押しにくいような構造になっており、これ
を押した状態で、わざわざ、テストスイッチを押すこと
は、まれであり、火災信号が誤って管理人室の総合監視
！！（Ｔ）へ伝えられることはない。

（ト）発明の効果 以上述べた如く、本発明セキュリティ端末装置は端末機
のテストモード中、警報音の音量を減少させるとともに
、他住戸からの信号があったときは、警報音を減少せず
に報知しているので、テストモードであっても他住戸か
らの警報が確実に得られ、対処に遅れをとることがなく
より完全な安全性が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明セキュリティ端末装置が利用されるマン
ションの県中管理システムの結線図、第２図は集中管理
システムのブロック図、第３図は本発明セキニリティ端
末装置の回路ブロック図、＠４図は本発明セキュリティ
端末装置の動作を示す流れ図である。 （ＨＢ）・・・ホームバス、（Ｓ）・・・セキュリティ
端末装！、（Ｃ）・・・制御ユニット、（Ｔ）・・・総
合監視盤、（１）（２）（３）（４）（５）・・・セン
サ、（６）・・・スピーカ、（７）（８）・・・リレー
、（９）（１０）（１１）・・・スイッチ、（１２）・
・・テストスイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）集合住宅の各住戸に取り付けられ、該住戸内の各種
   センサからの信号及び他住戸からの信号により警報を発
   生するセキュリティ端末装置において、該端末装置のテ
   ストモードの設定を行うテストスイッチと、このテスト
   スイッチの操作により、警報音の音量を減少させる音量
   減少手段とを有して成り、他住戸からの信号があったと
   きには、上記音量減少手段の動作を禁止することを特徴
   としたセキュリティ端末装置。