JPH1166276A - モニタリング・システム - Google Patents
モニタリング・システムInfo
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- JPH1166276A JPH1166276A JP22173097A JP22173097A JPH1166276A JP H1166276 A JPH1166276 A JP H1166276A JP 22173097 A JP22173097 A JP 22173097A JP 22173097 A JP22173097 A JP 22173097A JP H1166276 A JPH1166276 A JP H1166276A
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- viewpoint
- terminal device
- video
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが要望する映像をモニタニングできる
ユーザ主体のモニタリングが容易に行えるモニタリング
・システムの提供。 【解決手段】 モニタリング対象の場所のレイアウト図
と、モニタリング対象の場所において撮影した映像を取
り込み、この映像を、撮影した視点を特定する情報に対
応付けて記憶しておき、視点を示したレイアウト図を端
末装置に表示させ、指定された視点の映像を端末装置に
表示させる。
ユーザ主体のモニタリングが容易に行えるモニタリング
・システムの提供。 【解決手段】 モニタリング対象の場所のレイアウト図
と、モニタリング対象の場所において撮影した映像を取
り込み、この映像を、撮影した視点を特定する情報に対
応付けて記憶しておき、視点を示したレイアウト図を端
末装置に表示させ、指定された視点の映像を端末装置に
表示させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建築中の住
宅の内装、外装等の映像を電子メールを利用してユーザ
の端末装置に表示させ、建築中の住宅のような所定の場
所の状況を端末装置においてモニタリングさせるシステ
ムに関する。
宅の内装、外装等の映像を電子メールを利用してユーザ
の端末装置に表示させ、建築中の住宅のような所定の場
所の状況を端末装置においてモニタリングさせるシステ
ムに関する。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータに画像を取り込んで加工で
きるデジタル・カメラは、カラー画像を送信できるこ
と、またすぐに画像が見られることなどの利点が注目さ
れ、仕事上でも商談、業務のスピードアップ、コスト削
減に役立てるケースが出てきている。その一例として、
現場の管理担当者が建築の進捗状況をデジタル・カメラ
で画像に撮り、電子メールで顧客に送信するサービスが
提供されている（p.169 ：「日経パソコン」1997年６月
16日号）。
きるデジタル・カメラは、カラー画像を送信できるこ
と、またすぐに画像が見られることなどの利点が注目さ
れ、仕事上でも商談、業務のスピードアップ、コスト削
減に役立てるケースが出てきている。その一例として、
現場の管理担当者が建築の進捗状況をデジタル・カメラ
で画像に撮り、電子メールで顧客に送信するサービスが
提供されている（p.169 ：「日経パソコン」1997年６月
16日号）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、建築の専門家
である現場担当者が撮影した映像は、素人である顧客が
希望する視点での映像であるとは限らない。しかも、内
部が完成した状態であれば、送信された映像がどの場所
を撮影したものであるかという撮影の視点を推測するこ
とはある程度可能であるが、建築途中の場合、顧客には
撮影の視点がほとんど不明である。さらに、送信された
映像が、建築工程のどの時点の映像であるかが顧客に不
明である。
である現場担当者が撮影した映像は、素人である顧客が
希望する視点での映像であるとは限らない。しかも、内
部が完成した状態であれば、送信された映像がどの場所
を撮影したものであるかという撮影の視点を推測するこ
とはある程度可能であるが、建築途中の場合、顧客には
撮影の視点がほとんど不明である。さらに、送信された
映像が、建築工程のどの時点の映像であるかが顧客に不
明である。
【０００４】また、顧客が自分の希望する場所の映像を
現場で撮影してもらおうとする場合、その要望の内容を
ことばで伝達することが難しい。以上のように、自分の
住宅の建築過程を楽しんでモニタリングしてもらうとい
うユーザ主体のサービスが提供されていない。
現場で撮影してもらおうとする場合、その要望の内容を
ことばで伝達することが難しい。以上のように、自分の
住宅の建築過程を楽しんでモニタリングしてもらうとい
うユーザ主体のサービスが提供されていない。
【０００５】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、モニタリング対象の場所のレ
イアウト図に、視点を描画して端末装置に表示させてユ
ーザに指定させ、指定された視点で撮影した映像を端末
装置に表示させることにより、また、端末装置に表示さ
せたレイアウト図上において映像を撮影すべき視点をユ
ーザに指定させ、指定された視点を表示したレイアウト
図を、モニタリング対象の場所にある他の端末装置に表
示させることにより、ユーザ主体のモニタリングが容易
に行えるモニタリング・システムの提供を目的とする。
になされたものであって、モニタリング対象の場所のレ
イアウト図に、視点を描画して端末装置に表示させてユ
ーザに指定させ、指定された視点で撮影した映像を端末
装置に表示させることにより、また、端末装置に表示さ
せたレイアウト図上において映像を撮影すべき視点をユ
ーザに指定させ、指定された視点を表示したレイアウト
図を、モニタリング対象の場所にある他の端末装置に表
示させることにより、ユーザ主体のモニタリングが容易
に行えるモニタリング・システムの提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１発明のモニタリング
・システムは、所定の場所の状況を端末装置にてモニタ
リングさせるシステムにおいて、所定の場所のレイアウ
ト図を取り込む手段と、該場所において撮影した映像を
取り込む手段と、取り込んだ映像を、該映像を撮影した
視点を特定する情報に対応付けて記憶する手段と、前記
端末装置に、前記視点を示した前記レイアウト図を表示
させる手段と、前記端末装置における前記視点の指定を
受け付ける手段と、指定された視点に対応する映像を読
み出して前記端末装置に表示させる手段とを備えたこと
を特徴とする。
・システムは、所定の場所の状況を端末装置にてモニタ
リングさせるシステムにおいて、所定の場所のレイアウ
ト図を取り込む手段と、該場所において撮影した映像を
取り込む手段と、取り込んだ映像を、該映像を撮影した
視点を特定する情報に対応付けて記憶する手段と、前記
端末装置に、前記視点を示した前記レイアウト図を表示
させる手段と、前記端末装置における前記視点の指定を
受け付ける手段と、指定された視点に対応する映像を読
み出して前記端末装置に表示させる手段とを備えたこと
を特徴とする。
【０００７】第２発明のモニタリング・システムは、表
示手段、及び画面上の位置の指定手段を含む端末装置
と、所定の場所のレイアウト図を取り込む手段、該場所
において撮影した映像を取り込む手段、取り込んだ映像
を、該映像を撮影した視点を特定する情報に対応付けて
記憶する手段、前記端末装置に、前記視点を示した前記
レイアウト図を表示させる手段、前記端末装置における
前記視点の指定を受け付ける手段、及び指定された視点
に対応する映像を読み出して前記端末装置に表示させる
手段を含む情報処理装置とを備えたことを特徴とする。
示手段、及び画面上の位置の指定手段を含む端末装置
と、所定の場所のレイアウト図を取り込む手段、該場所
において撮影した映像を取り込む手段、取り込んだ映像
を、該映像を撮影した視点を特定する情報に対応付けて
記憶する手段、前記端末装置に、前記視点を示した前記
レイアウト図を表示させる手段、前記端末装置における
前記視点の指定を受け付ける手段、及び指定された視点
に対応する映像を読み出して前記端末装置に表示させる
手段を含む情報処理装置とを備えたことを特徴とする。
【０００８】第１又は第２発明では、カメラ、ビデオ・
カメラ等で撮影した映像を、例えば現場のレイアウト図
上の座標データのような、撮影の視点を特定する情報に
対応付けて記憶しておき、映像の視点を、例えば点のよ
うな図形で描画したレイアウト図を端末装置に表示さ
せ、ユーザにより指定された視点で撮影された映像を端
末装置に表示させる。従って、ユーザは、端末装置に表
示された映像が、モニタリング現場のどの位置からどの
方向に向かって撮影された映像であるかを直感的に理解
できる。
カメラ等で撮影した映像を、例えば現場のレイアウト図
上の座標データのような、撮影の視点を特定する情報に
対応付けて記憶しておき、映像の視点を、例えば点のよ
うな図形で描画したレイアウト図を端末装置に表示さ
せ、ユーザにより指定された視点で撮影された映像を端
末装置に表示させる。従って、ユーザは、端末装置に表
示された映像が、モニタリング現場のどの位置からどの
方向に向かって撮影された映像であるかを直感的に理解
できる。
【０００９】第３発明のモニタリング・システムは、第
１又は第２発明に加えて、映像を撮影した時間情報を該
映像に対応付けて記憶する手段と、該時間情報に基づ
き、前記端末装置に、時系列順に映像を表示させる手段
を備えたことを特徴とする。
１又は第２発明に加えて、映像を撮影した時間情報を該
映像に対応付けて記憶する手段と、該時間情報に基づ
き、前記端末装置に、時系列順に映像を表示させる手段
を備えたことを特徴とする。
【００１０】第３発明では、端末装置に、映像を時系列
順に表示させる。従って、ユーザは、現場の状況の時間
的な推移をモニタリングすることができる。
順に表示させる。従って、ユーザは、現場の状況の時間
的な推移をモニタリングすることができる。
【００１１】第４発明のモニタリング・システムは、第
１乃至第３発明のいずれかに加えて、前記端末装置に、
前記レイアウト図を表示させる手段と、端末装置に表示
させたレイアウト図上において映像を撮影すべき視点の
指定を受け付ける手段と、指定を受け付けた視点を示す
レイアウト図を他の端末装置に表示させる手段とを備え
たことを特徴とする。
１乃至第３発明のいずれかに加えて、前記端末装置に、
前記レイアウト図を表示させる手段と、端末装置に表示
させたレイアウト図上において映像を撮影すべき視点の
指定を受け付ける手段と、指定を受け付けた視点を示す
レイアウト図を他の端末装置に表示させる手段とを備え
たことを特徴とする。
【００１２】第４発明では、端末装置にモニタリング現
場のレイアウト図を表示させてユーザにレイアウト図上
において、映像を撮影すべき視点を指定させ、指定され
た視点を示す図形を表示したレイアウト図を、例えばモ
ニタリング現場の他の端末装置に表示させる。従って、
ユーザは、モニタリング現場のどの位置からどの方向に
向かって撮影して欲しいのかという要望内容を撮影者に
簡単に伝達できる。またモニタリング現場の撮影者にと
っても、どの位置からどの方向に向かって撮影した映像
をユーザが希望しているかを直感的に理解できる。
場のレイアウト図を表示させてユーザにレイアウト図上
において、映像を撮影すべき視点を指定させ、指定され
た視点を示す図形を表示したレイアウト図を、例えばモ
ニタリング現場の他の端末装置に表示させる。従って、
ユーザは、モニタリング現場のどの位置からどの方向に
向かって撮影して欲しいのかという要望内容を撮影者に
簡単に伝達できる。またモニタリング現場の撮影者にと
っても、どの位置からどの方向に向かって撮影した映像
をユーザが希望しているかを直感的に理解できる。
【００１３】第５発明のモニタリング・システムは、第
１乃至第４発明のいずれかに加えて、端末装置との間で
電子メールを送受信する手段を備えたことを特徴とす
る。
１乃至第４発明のいずれかに加えて、端末装置との間で
電子メールを送受信する手段を備えたことを特徴とす
る。
【００１４】第５発明では、電子メールの添付ファイル
として映像を送信することができる。従って、映像を送
信する側は、メールの宛先を指定するだけで映像をその
宛先に送信することができ、またメールにコメントを書
き込むことができる。
として映像を送信することができる。従って、映像を送
信する側は、メールの宛先を指定するだけで映像をその
宛先に送信することができ、またメールにコメントを書
き込むことができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のモニタリング・
システムを建築現場のモニタリングに適用したシステム
概念図である。建築現場には、現場を撮影するデジタル
・カメラと、デジタル・カメラで撮影した映像がどの位
置からどの方向に向かって撮影された映像であるかを示
す視点の情報、本社又は顧客への作業報告、コメント等
を電子メールとして、また映像を電子メールの添付ファ
イルとして、インターネットのようなコンピュータ・ネ
ットワークを介して本社に送信する電子メール通信機能
を備えた電子システム手帳、ノート型パソコン等の端末
装置が配備されている。なお、現場の映像はデジタル・
カメラで撮影した静止画に限るものではなく、例えばビ
デオ・カメラで撮影した動画であってもよい。
システムを建築現場のモニタリングに適用したシステム
概念図である。建築現場には、現場を撮影するデジタル
・カメラと、デジタル・カメラで撮影した映像がどの位
置からどの方向に向かって撮影された映像であるかを示
す視点の情報、本社又は顧客への作業報告、コメント等
を電子メールとして、また映像を電子メールの添付ファ
イルとして、インターネットのようなコンピュータ・ネ
ットワークを介して本社に送信する電子メール通信機能
を備えた電子システム手帳、ノート型パソコン等の端末
装置が配備されている。なお、現場の映像はデジタル・
カメラで撮影した静止画に限るものではなく、例えばビ
デオ・カメラで撮影した動画であってもよい。
【００１６】本社には、電子メール機能付のコンピュー
タが設置されており、現場及びユーザとの間で電子メー
ルを利用して映像、コメント等の情報を転送する。
タが設置されており、現場及びユーザとの間で電子メー
ルを利用して映像、コメント等の情報を転送する。
【００１７】また本社のコンピュータ又はサーバには、
建築の工程の名称（例：基礎、内装、外装等）と工程の
予定及び実際に施工した日付とを関連付けた工程の予定
及び実績を顧客別に管理する工程データベース、住宅の
設計図を作成したCAD 装置から読み込んだ設計図（又は
スキャナ装置により読み込んだ設計図）と、撮影の視点
を表す視点の図形（例えば手指）が示す設計図の座標デ
ータ及び撮影方向を顧客別に管理する視点データベー
ス、現場から送信されてきた映像を、例えば電子メール
を利用する場合は電子メールで送信可能な形式のデータ
に変換し、視点を特定する情報である設計図上の座標デ
ータ及び撮影方向と撮影年月日とに関連付けて顧客別に
管理する映像データベース、現場の担当者名とその顔写
真とを関連付けて顧客別に管理する担当者データベー
ス、顧客名とそのメールアドレスを含む顧客の個人デー
タとを管理する顧客データベース等が構築されている。
建築の工程の名称（例：基礎、内装、外装等）と工程の
予定及び実際に施工した日付とを関連付けた工程の予定
及び実績を顧客別に管理する工程データベース、住宅の
設計図を作成したCAD 装置から読み込んだ設計図（又は
スキャナ装置により読み込んだ設計図）と、撮影の視点
を表す視点の図形（例えば手指）が示す設計図の座標デ
ータ及び撮影方向を顧客別に管理する視点データベー
ス、現場から送信されてきた映像を、例えば電子メール
を利用する場合は電子メールで送信可能な形式のデータ
に変換し、視点を特定する情報である設計図上の座標デ
ータ及び撮影方向と撮影年月日とに関連付けて顧客別に
管理する映像データベース、現場の担当者名とその顔写
真とを関連付けて顧客別に管理する担当者データベー
ス、顧客名とそのメールアドレスを含む顧客の個人デー
タとを管理する顧客データベース等が構築されている。
【００１８】顧客側には、インターネット対応のパーソ
ナル・コンピュータのような端末装置が設置されてお
り、顧客は現場に出向かずに現場の状況を端末装置によ
ってモニタリングすることができるとともに、電子メー
ルを利用して、本社、現場に対する撮影の視点等の要
望、完成後のアンケートへの回答等を本社宛に送信する
ことができる。
ナル・コンピュータのような端末装置が設置されてお
り、顧客は現場に出向かずに現場の状況を端末装置によ
ってモニタリングすることができるとともに、電子メー
ルを利用して、本社、現場に対する撮影の視点等の要
望、完成後のアンケートへの回答等を本社宛に送信する
ことができる。
【００１９】次に、建築現場のモニタリングの具体的な
手順の一例を、図２乃至図７の画面表示例、及び図８乃
至図10のフローチャートに基づいて説明する。建築現場
では、本社から端末装置宛に送信された、連絡事項、作
業指示等の電子メールを端末装置において取り出す（ス
テップS1）。当日の作業の途中又は終了した時点で、本
社から指示された撮影視点又は顧客が要望する撮影視点
で、デジタルカメラ等により建築物の内部、外部の映像
を撮影する（ステップS2）。撮影した映像は、端末装置
から本社のコンピュータへ作業報告、撮影視点の情報等
を電子メールを利用して送信する際に添付ファイルとし
て送信する（ステップS3）。
手順の一例を、図２乃至図７の画面表示例、及び図８乃
至図10のフローチャートに基づいて説明する。建築現場
では、本社から端末装置宛に送信された、連絡事項、作
業指示等の電子メールを端末装置において取り出す（ス
テップS1）。当日の作業の途中又は終了した時点で、本
社から指示された撮影視点又は顧客が要望する撮影視点
で、デジタルカメラ等により建築物の内部、外部の映像
を撮影する（ステップS2）。撮影した映像は、端末装置
から本社のコンピュータへ作業報告、撮影視点の情報等
を電子メールを利用して送信する際に添付ファイルとし
て送信する（ステップS3）。
【００２０】本社のコンピュータでは、設計図を表示し
て視点の図形をクリックすると図２に示す、クリックさ
れた視点に対応する「本日の写真登録」の画面が表示さ
れ、この画面において、「コメント」の欄に当日の現場
の状況のコメントを入力し（ステップS11 ）、「お客
様」の欄のポップアップウィンドウに表示された顧客名
の中から顧客を選択すると（ステップS12 ）、顧客デー
タベースに基づいて電子メールのメールアドレスが設定
され（ステップS13 ）、工程データベースに基づいて顧
客の工程データ（工程名及び年月日）が、また視点デー
タベースに基づいて顧客の住宅の設計図、この設計図の
座標データにより特定された視点の座標データ、及び視
点を示すための図形データが、さらに担当者データベー
スに基づいて担当者名、顔写真のデータが抽出される
（ステップS14 ）。
て視点の図形をクリックすると図２に示す、クリックさ
れた視点に対応する「本日の写真登録」の画面が表示さ
れ、この画面において、「コメント」の欄に当日の現場
の状況のコメントを入力し（ステップS11 ）、「お客
様」の欄のポップアップウィンドウに表示された顧客名
の中から顧客を選択すると（ステップS12 ）、顧客デー
タベースに基づいて電子メールのメールアドレスが設定
され（ステップS13 ）、工程データベースに基づいて顧
客の工程データ（工程名及び年月日）が、また視点デー
タベースに基づいて顧客の住宅の設計図、この設計図の
座標データにより特定された視点の座標データ、及び視
点を示すための図形データが、さらに担当者データベー
スに基づいて担当者名、顔写真のデータが抽出される
（ステップS14 ）。
【００２１】当日、現場で撮影された映像は電子メール
での送信が可能な形式のデータに変換されてネットワー
クを介して送信され、ファイル名「camera」のファイル
として、レイアウト図上の座標データと撮影年月日とと
もに映像データベースに蓄積されている。図３に示すよ
うなポップアップウィンドウでファイル名「camera」を
指定すると（ステップS15 ）、映像データベースから現
場の映像のファイルがロードされ、「送信する」のボタ
ンをクリックすると、映像データはコメント、その他の
データの電子メールとともにその添付ファイルとして顧
客のメール・サーバまで送信される（ステップS16 ）。
での送信が可能な形式のデータに変換されてネットワー
クを介して送信され、ファイル名「camera」のファイル
として、レイアウト図上の座標データと撮影年月日とと
もに映像データベースに蓄積されている。図３に示すよ
うなポップアップウィンドウでファイル名「camera」を
指定すると（ステップS15 ）、映像データベースから現
場の映像のファイルがロードされ、「送信する」のボタ
ンをクリックすると、映像データはコメント、その他の
データの電子メールとともにその添付ファイルとして顧
客のメール・サーバまで送信される（ステップS16 ）。
【００２２】顧客が、電子メールとその添付ファイルで
ある映像とをメール・サーバから取り出し（ステップS2
1 ）、端末装置の画面に表示させると、図４に示すよう
な、視点を示す図形（本例では手指）が描画された設計
図が表示される（ステップS22 ）。顧客が図形の１つ又
は複数個をクリックすると（ステップS23 ）、その視点
で撮影された映像が表示される（ステップS24 ）。な
お、このとき、視点を示す図形（手指）を、当日の映像
の視点（今回、映像が送信されている）と、過去の映像
の視点（今回、映像が送信されていない）とで異なる色
で表示してもよい。
ある映像とをメール・サーバから取り出し（ステップS2
1 ）、端末装置の画面に表示させると、図４に示すよう
な、視点を示す図形（本例では手指）が描画された設計
図が表示される（ステップS22 ）。顧客が図形の１つ又
は複数個をクリックすると（ステップS23 ）、その視点
で撮影された映像が表示される（ステップS24 ）。な
お、このとき、視点を示す図形（手指）を、当日の映像
の視点（今回、映像が送信されている）と、過去の映像
の視点（今回、映像が送信されていない）とで異なる色
で表示してもよい。
【００２３】視点が複数個の場合、図５に示すように各
視点を特定する、例えば視点番号に対応付けて、当日の
映像がそのコメントとともに表示される。この視点番号
は、設計図上の１つの座標位置における１つの方向を一
意に示す番号を予め決めておき、視点を示す図形がはり
つけられた座標位置及びその図形が示す方向から決まる
視点番号を映像と関連付けても、また座標位置だけを一
意に示す番号を予め決めておき、視点を示す図形がはり
つけられた座標位置（方向はいずれであってもよい）か
ら決まる視点番号を映像と関連付けても、さらに座標位
置、方向とは無関係に、同日での撮影順に番号を付して
映像と関連付けてもよい。なお、本例では当日の映像を
送信して視点別に表示する場合について説明したが、過
去の映像を当日の映像と一緒に顧客に送信して時系列順
に表示することも可能である（図６参照）。
視点を特定する、例えば視点番号に対応付けて、当日の
映像がそのコメントとともに表示される。この視点番号
は、設計図上の１つの座標位置における１つの方向を一
意に示す番号を予め決めておき、視点を示す図形がはり
つけられた座標位置及びその図形が示す方向から決まる
視点番号を映像と関連付けても、また座標位置だけを一
意に示す番号を予め決めておき、視点を示す図形がはり
つけられた座標位置（方向はいずれであってもよい）か
ら決まる視点番号を映像と関連付けても、さらに座標位
置、方向とは無関係に、同日での撮影順に番号を付して
映像と関連付けてもよい。なお、本例では当日の映像を
送信して視点別に表示する場合について説明したが、過
去の映像を当日の映像と一緒に顧客に送信して時系列順
に表示することも可能である（図６参照）。
【００２４】次に、顧客が、表示された映像をクリック
すると（ステップS25 ）、その映像を撮影した時点が工
程のどの時点であるかが示された工程表（図示省略）が
表示される（ステップS26 ）。この表示により、顧客は
工程の進捗状況を具体的に知ることができる。なお、図
５では、複数の視点での当日の映像を表示する場合につ
いて説明したが、図７に示すように、複数の視点での映
像を撮影年月日に応じて時系列順に表示することも可能
である。
すると（ステップS25 ）、その映像を撮影した時点が工
程のどの時点であるかが示された工程表（図示省略）が
表示される（ステップS26 ）。この表示により、顧客は
工程の進捗状況を具体的に知ることができる。なお、図
５では、複数の視点での当日の映像を表示する場合につ
いて説明したが、図７に示すように、複数の視点での映
像を撮影年月日に応じて時系列順に表示することも可能
である。
【００２５】一方、映像を撮影してほしい視点を顧客が
設計図上で指定することもできる。その手順を図11のフ
ローチャートに基づいて説明する。図４に示すような設
計図が顧客の端末装置に表示されると（ステップS31
）、顧客は設計図上の、撮影を希望する位置に、希望
する撮影方向を示した手指のような視点の図形をドラッ
グ・アンド・ドロップではりつけ（ステップS32 ）、視
点の図形により、撮影を希望する視点を示した設計図を
本社又は現場へ直接転送する（ステップS32 ）。本社へ
転送された場合は、本社の担当者が現場へ転送するか、
現場が本社からデータを取り出す。
設計図上で指定することもできる。その手順を図11のフ
ローチャートに基づいて説明する。図４に示すような設
計図が顧客の端末装置に表示されると（ステップS31
）、顧客は設計図上の、撮影を希望する位置に、希望
する撮影方向を示した手指のような視点の図形をドラッ
グ・アンド・ドロップではりつけ（ステップS32 ）、視
点の図形により、撮影を希望する視点を示した設計図を
本社又は現場へ直接転送する（ステップS32 ）。本社へ
転送された場合は、本社の担当者が現場へ転送するか、
現場が本社からデータを取り出す。
【００２６】
【発明の効果】以上のように、本発明のモニタリング・
システムは、モニタリング対象の場所のレイアウト図
に、視点を描画して端末装置に表示させてユーザに指定
させ、指定された視点で撮影した映像を端末装置に表示
させ、また、端末装置に表示させたレイアウト図上にお
いて映像を撮影すべき視点をユーザに指定させ、指定さ
れた視点を表示したレイアウト図を、モニタリング対象
の場所にある他の端末装置に表示させるので、ユーザ主
体のモニタリングが容易に行えるという優れた効果を奏
する。
システムは、モニタリング対象の場所のレイアウト図
に、視点を描画して端末装置に表示させてユーザに指定
させ、指定された視点で撮影した映像を端末装置に表示
させ、また、端末装置に表示させたレイアウト図上にお
いて映像を撮影すべき視点をユーザに指定させ、指定さ
れた視点を表示したレイアウト図を、モニタリング対象
の場所にある他の端末装置に表示させるので、ユーザ主
体のモニタリングが容易に行えるという優れた効果を奏
する。
【図１】本発明のモニタリング・システムを建築現場の
モニタリングに適用したシステム概念図である。
モニタリングに適用したシステム概念図である。
【図２】モニタリングの手順を説明する本社側の画面表
示例（登録）の図である。
示例（登録）の図である。
【図３】モニタリングの手順を説明する本社側の画面表
示例（送信）の図である。
示例（送信）の図である。
【図４】モニタリングの手順を説明するユーザ側の画面
表示例（レイアウト図）の図である。
表示例（レイアウト図）の図である。
【図５】モニタリングの手順を説明するユーザ側の画面
表示例（映像）の図である。
表示例（映像）の図である。
【図６】モニタリングの手順を説明するユーザ側の画面
表示例（映像）の図である。
表示例（映像）の図である。
【図７】モニタリングの手順を説明するユーザ側の画面
表示例（映像）の図である。
表示例（映像）の図である。
【図８】モニタリングの手順のフローチャート（現場）
である。
である。
【図９】モニタリングの手順のフローチャート（本社）
である。
である。
【図１０】モニタリングの手順のフローチャート（顧
客）である。
客）である。
【図１１】視点指定の手順のフローチャート（顧客）で
ある。
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 朋也 大阪府大阪市中央区法円坂１−２−13 法 円坂ビル ３階 バイエル興産株式会社内 (72)発明者 大西 忠夫 大阪府堺市原山台１丁５−３ 607
Claims (5)
- 【請求項１】 所定の場所の状況を端末装置にてモニタ
リングさせるシステムにおいて、 所定の場所のレイアウト図を取り込む手段と、 該場所において撮影した映像を取り込む手段と、 取り込んだ映像を、該映像を撮影した視点を特定する情
報に対応付けて記憶する手段と、 前記端末装置に、前記視点を示した前記レイアウト図を
表示させる手段と、 前記端末装置における前記視点の指定を受け付ける手段
と、 指定された視点に対応する映像を読み出して前記端末装
置に表示させる手段とを備えたことを特徴とするモニタ
リング・システム。 - 【請求項２】 表示手段、及び画面上の位置の指定手段
を含む端末装置と、 所定の場所のレイアウト図を取り込む手段、 該場所において撮影した映像を取り込む手段、 取り込んだ映像を、該映像を撮影した視点を特定する情
報に対応付けて記憶する手段、 前記端末装置に、前記視点を示した前記レイアウト図を
表示させる手段、 前記端末装置における前記視点の指定を受け付ける手
段、及び指定された視点に対応する映像を読み出して前
記端末装置に表示させる手段を含む情報処理装置とを備
えたことを特徴とするモニタリング・システム。 - 【請求項３】 映像を撮影した時間情報を該映像に対応
付けて記憶する手段と、該時間情報に基づき、前記端末
装置に、時系列順に映像を表示させる手段を備えた請求
項１又は２記載のモニタリング・システム。 - 【請求項４】 前記端末装置に、前記レイアウト図を表
示させる手段と、端末装置に表示させたレイアウト図上
において映像を撮影すべき視点の指定を受け付ける手段
と、指定を受け付けた視点を示すレイアウト図を他の端
末装置に表示させる手段とを備えた請求項１乃至３のい
ずれかに記載のモニタリング・システム。 - 【請求項５】 端末装置との間で電子メールを送受信す
る手段を備えた請求項１乃至４のいずれかに記載のモニ
タリング・システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22173097A JPH1166276A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | モニタリング・システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22173097A JPH1166276A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | モニタリング・システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1166276A true JPH1166276A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16771364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22173097A Pending JPH1166276A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | モニタリング・システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1166276A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002024321A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-25 | Asahi Kasei Corp | 建築工程報告システムおよびその方法 |
| JP2002092083A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Airu Network Kk | 建設現場管理システム |
| EP1313042A1 (en) * | 2000-06-13 | 2003-05-21 | Kabushiki Kaisha Eighting | Electronic settling method by mobile terminal |
| JP2013037710A (ja) * | 2012-09-20 | 2013-02-21 | Casio Comput Co Ltd | 画像管理装置及びプログラム |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22173097A patent/JPH1166276A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1313042A1 (en) * | 2000-06-13 | 2003-05-21 | Kabushiki Kaisha Eighting | Electronic settling method by mobile terminal |
| EP1313042A4 (en) * | 2000-06-13 | 2010-05-26 | Eighting Kk | METHOD FOR ELECTRONIC SETTLEMENT USING A MOBILE TERMINAL |
| JP2002024321A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-25 | Asahi Kasei Corp | 建築工程報告システムおよびその方法 |
| JP2002092083A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-29 | Airu Network Kk | 建設現場管理システム |
| JP2013037710A (ja) * | 2012-09-20 | 2013-02-21 | Casio Comput Co Ltd | 画像管理装置及びプログラム |
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