JP2004194203A - 撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、結婚披露宴等のイベントにおいて複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラムを提供する。
【解決手段】本撮影システムは、複数のビデオカメラ100a〜100fと、LAN等のネットワーク150に接続されたパーソナルコンピュータから成る操作端末120と、該ネットワーク150に接続されたサーバ130とを備え、操作端末120から撮影指示を受信したサーバ130が、結婚披露宴等のイベント会場に予め設置された複数のビデオカメラ100a〜100fに対してカメラワークテーブル600に基づく撮影動作の指示をネットワーク150を介して送信し、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ所定の撮影動作を実行させる。
【選択図】 図4
【解決手段】本撮影システムは、複数のビデオカメラ100a〜100fと、LAN等のネットワーク150に接続されたパーソナルコンピュータから成る操作端末120と、該ネットワーク150に接続されたサーバ130とを備え、操作端末120から撮影指示を受信したサーバ130が、結婚披露宴等のイベント会場に予め設置された複数のビデオカメラ100a〜100fに対してカメラワークテーブル600に基づく撮影動作の指示をネットワーク150を介して送信し、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ所定の撮影動作を実行させる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラムに関し、特に、結婚披露宴等のイベントの撮影に用いられる撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、結婚披露宴等のイベントの撮影には、業者のカメラマンによるビデオ撮影が行われている。また、予め特定された撮影対象を識別しながら撮影を行うサービスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−158990号公報
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記従来のイベント撮影では、カメラマンが一人で撮影する場合、撮影対象に対して1又は2方向からしか撮影することができず、多方向から撮影を行うには多くのカメラマンを雇う必要があり、相当な人件費を要するという問題がある。
【0005】
また、上記特許文献1に示す撮影方法では、識別された撮影対象がある程度撮影されると、それ以降撮影されなくなってしまうという問題がある。また、静止画撮影のために撮影対象が望まない画像も撮影されるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、結婚披露宴等のイベントにおいて複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮影システムは、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、前記送信された撮影指示を受信する情報処理装置と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とがネットワークを介して互いに接続された撮影システムにおいて、前記情報処理装置は、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段とを備え、前記複数の撮影装置は、前記指示された撮影動作により撮影を行う撮影手段と、撮影した撮影情報を前記情報処理装置に順次送信する送信手段とをそれぞれ備えることを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、請求項2記載の撮影システムは、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う撮影装置に接続され、前記送信された撮影指示を受信する情報処理装置とがネットワークを介して互いに接続された撮影システムにおいて、前記情報処理装置は、前記撮影装置に前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記撮影装置に指示する指示手段とを備え、前記撮影装置は、前記指示された撮影動作により撮影を行う撮影手段と、撮影した撮影情報を一時記憶する撮影情報記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために、請求項3記載の情報処理装置は、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置において、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次受信する受信手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の情報処理装置は、請求項3記載の情報処理装置において、前記複数の撮影装置のうちの少なくとも1つで発生した障害を検知する検知手段と、前記複数の撮影装置のうちの障害が発生していないものに、前記撮影動作のうちの他の撮影動作を実行させるための他の指示情報を記憶する他の指示情報記憶手段と、前記検知された障害に応じて前記他の指示情報記憶手段を参照し、当該他の指示情報記憶手段に記憶された他の指示情報に基づく他の撮影動作を前記複数の撮影装置のうちの障害が発生していないものにそれぞれ指示するための他の指示情報を生成する指示情報生成手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の情報処理装置は、請求項4記載の情報処理装置において、前記他の撮影動作の指示は、前記複数の撮影装置に与えられた優先度に応じて行われることを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の情報処理装置は、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記複数の撮影装置から送信された撮影情報を当該撮影装置毎に順次記憶する撮影情報記憶手段を備えることを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項7記載の情報処理装置は、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置において、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、前記複数の撮影装置にそれぞれ一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて当該複数の撮影装置から一括して受信する受信手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の情報処理装置は、請求項7記載の情報処理装置において、前記ネットワークを介して他の情報処理装置に接続され、前記一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて前記複数の撮影装置から一括して前記他の情報処理装置に送信することを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項9記載の情報処理装置の処理方法は、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法において、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示工程と、前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次受信する受信工程とを備えることを特徴とする。
【0016】
上記目的を達成するために、請求項10記載の情報処理装置の処理方法は、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置の処理方法において、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶工程と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示工程と、前記複数の撮影装置にそれぞれ一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて当該複数の撮影装置から一括して受信する受信工程とを備えることを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するために、請求項11記載のプログラムは、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法を実現するためのプログラムにおいて、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次記憶する記憶手段として機能させることを特徴とする。
【0018】
上記目的を達成するために、請求項12記載のプログラムは、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行うと共に撮影情報を一時記憶する複数の撮影装置とネットワークを介して互いに接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法を実現するためのプログラムにおいて、前記操作端末から取得した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置それぞれに指示する指示手段と、前記複数の撮影装置より受信した撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて一括して記憶する記憶手段として機能させることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮影システムの全体構成を示す図である。
【0021】
図1において、本撮影システムは、複数のデジタルビデオカメラ(以下、単に「ビデオカメラ」という。)100a〜100fと、LAN(Local Area Network)等のネットワーク150に接続されたパーソナルコンピュータから成る操作端末120と、該ネットワーク150に接続されたサーバコンピュータ(以下、単に「サーバ」という。)130と、サーバ130に接続された記憶装置から成るデータベース140(記憶手段)とを備える。
【0022】
ビデオカメラ100a〜100fは、それぞれが被写体を音声を含む動画や静止画としてズーム/ワイド撮影する機能を備える(撮影手段)。また、ビデオカメラ100a〜100fは、それぞれがネットワーク150に接続して操作端末120やサーバ130と通信を行うための通信インターフェース(送信手段)を備え、撮影した画像データや音声データ等の撮影情報をサーバ120に送信することができる。
【0023】
操作端末120は、表示及び操作装置としてタッチパネルを備え、ユーザが当該タッチパネルを操作することによりズーム撮影やワイド撮影等の撮影指示をサーバ130に送信する。操作端末120は、画面を見ながら一人で操作が行えるものであれば、パーソナルコンピュータに限らず、携帯電話やPDA(Personal
Digital Assistant)であってもよい。
【0024】
本撮影システムでは、ビデオカメラ100a〜100fは、例えば、結婚披露宴等のイベント会場内で新郎新婦やスピーチ者、会場全体等を多方向から撮影すべく所定の位置に設置されている。サーバ130及びデータベース140は、イベント会場内に設置されていてもよいが、インターネットや公衆回線を通じてイベント会場外に設置されていてもよい。
【0025】
図2は、図1におけるサーバ130の内部構成を示すブロック図である。
【0026】
図2において、サーバ130は、CPU201(指示・検知手段)と、RAM202と、ROM203と、LANアダプタ204と、ビデオアダプタ205と、カメラ通信インターフェース(I/F)206と、第1入力部(キーボード)207と、第2入力部(マウス)208と、ハードディスク209と、CD−ROMドライブ210とを備え、これらがシステムバス215を介して互いに接続されている。
【0027】
CPU201は、ROM203又はハードディスク209に記憶された所定のプログラムを読み出して後述する図4、図5、及び図11に示す処理を実行する。
【0028】
図3は、図1における操作端末120上のタッチパネルの概略を示す図である。
【0029】
図3において、操作端末120上のタッチパネル300は、ビデオカメラ100a〜100fに所定の撮影を指示するための入場キー301、スピーチキー302、乾杯キー303、ケーキカットキー304、余興キー305、退場キー306と共に、撮影開始キー307、撮影終了キー308、及び撮影停止キー309を備える。操作端末120は、ユーザがタッチパネル300上のキーをタッチすると、入力されたキーに応じた撮影指示をサーバ130に送信する。
【0030】
図4及び図5は、図1の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。本処理は、サーバ130内のCPU201によりROM203又はハードディスク209から読み出されたプログラムに基づいて、操作端末120及びビデオカメラ100a〜100fと協働して実行される。
【0031】
図4において、操作端末120は、ユーザがタッチパネル300を操作することによりネットワーク150を介してサーバ130に所定の撮影指示を送信する(ステップS401)。
【0032】
サーバ130は、操作端末120から送信された撮影指示を受信したか否かを判別し(ステップS402)、撮影指示を受信したときは(ステップS402でYES)、受信した撮影指示が撮影開始指示か否かを判別する(ステップS403)。この判別の結果、撮影開始指示でないときは(ステップS403でNO)、図5のステップS409へ進む一方、撮影開始指示であるときは(ステップS403でYES)、サーバ130内のハードディスク209に記憶されている後述する図6のカメラワークテーブル600(指示情報記憶手段)を参照し、これに基づいて各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ所定の撮影動作指示(撮影指示)を送信する(ステップS404)。各ビデオカメラ100a〜100fは、受信した撮影動作指示に基づいて撮影を開始し(ステップS405)、撮影した画像データや音声データ等を撮影情報として直接サーバ130に順次送信する(ステップS406)。
【0033】
次に、サーバ130は、ビデオカメラ100a〜100fから送信された撮影情報をネットワーク150を介して受信すると(ステップS407)、ビデオカメラ100a〜100f毎に順次データベース140に保存して(ステップS408)、ステップS402へ戻る。
【0034】
図5において、サーバ130は、操作端末120から受信した撮影指示が撮影停止指示か否かを判別し(ステップS409)、撮影停止指示でないときは(ステップS409でNO)、ステップS412へ進む一方、撮影停止指示であるときは(ステップS409でYES)、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ撮影停止指示を送信する(ステップS410)。
【0035】
各ビデオカメラ100a〜100fは、サーバ130から撮影停止指示を受信すると、撮影を停止すると共に撮影情報の送信を停止する(ステップS411)。
【0036】
一方、サーバ130は、操作端末120から受信した撮影指示が撮影終了指示か否かを判別し(ステップS412)、撮影終了指示でないときは(ステップS412でNO)、ステップS402へ戻る一方、撮影終了指示であるときは(ステップS412でYES)、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ撮影終了指示を送信する(ステップS413)。
【0037】
各ビデオカメラ100a〜100fは、サーバ130から撮影終了指示を受信すると、撮影を終了すると共に撮影情報の送信を終了し(ステップS414)、本処理を終了する。
【0038】
図6は、図4のステップS404において利用されるカメラワークテーブル600の概略を示す図である。
【0039】
図6において、カメラワークテーブル600には、ネットワーク150に接続された全てのビデオカメラ100a〜100f(カメラA〜F)に対する所定の撮影指示に応じた撮影動作が予め設定されている。ユーザが操作端末120上のタッチパネル300を操作して所定の撮影指示、例えば、「入場」という撮影指示を入力すると、ビデオカメラ100a〜100fがサーバ130から受信したカメラワークテーブル600に基づく「入場」時の撮影動作をそれぞれ実行する。これにより、例えば、カメラA(ビデオカメラ100a)が図7に示すような新郎新婦のズーム撮影を行い、カメラB(ビデオカメラ100b)が図8に示すような新郎新婦のワイド撮影を行う。
【0040】
ここで、カメラワークテーブル600における「全体」とは、ビデオカメラがイベント会場(ここでは、結婚披露宴会場)全体を撮影する撮影動作である。全体を撮影する撮影動作としては、ビデオカメラが装着された基台をモータ等により回転させる等が挙げられる。「順次」とは、イベント会場を図9に示すようにAREA0〜23に分け、所定の場所をポイント0〜8として指定し、図10に示す順次撮影テーブルの順序で撮影を行う撮影動作である。図10では、ポイント1→ポイント2→・・・→AREA1の順に撮影するように設定されている。
【0041】
次に、図1の撮影システムにおけるバックアップ処理を図11及び図12を参照して説明する。
【0042】
図11は、図1の撮影システムにおけるバックアップ処理を示すフローチャートであり、ステップS407とS408の間にバックアップ処理が行われる(図示せず)。本処理は、サーバ130内のCPU201によりROM203又はハードディスク209から読み出されたプログラムに基づいて実行される。
【0043】
図11において、まず、サーバ130内のCPU201は、ネットワーク150に接続されたビデオカメラ100a〜100fのうちの少なくとも1つに障害が発生したか否かを判別する(ステップS1101)。障害とは、ビデオカメラ自体の故障やバッテリー不足、LANケーブルの接続不良等を含む。障害の検知は、障害が発生すると画像が送られてこないことや送信されてきた画像に何も映っていないこと等により行う。
【0044】
ステップS1101の判別の結果、障害が発生したときは(ステップS1101でYES)、障害が発生していない各ビデオカメラに後述する図12のバックアップテーブル1201に基づいて所定の撮影指示が送信される(ステップS1102)。バックアップテーブル1201内の数字は、各ビデオカメラの優先度を示す。例えば、「入場」においては優先度の高い順にカメラD(ビデオカメラ100d)、カメラB(ビデオカメラ100b)、カメラA(ビデオカメラ100a)、・・・、カメラF(ビデオカメラ100f)となっている。ステップS1102では、障害が発生したビデオカメラ(例えば、カメラC)より優先度の低いビデオカメラがあった場合、その中で一番優先度の低いもの(カメラF)を選択し、選択されたビデオカメラに障害の発生したビデオカメラに代えて撮影を行うように撮影指示を送信する。障害発生時の代用ビデオカメラの選択については、障害が発生したビデオカメラの撮影方向に最も近いビデオカメラが優先されるように設定してもよいし、障害発生時用の代用ビデオカメラを予め用意してもよい。優先度は、図示に限らず、複数の条件によって設定されていてもよい。
【0045】
ステップS1103では、CPU201が障害が除去されたか否かを判別し、障害が除去されたときは(ステップS1103でYES)、障害前の撮影動作に戻すためにカメラワークテーブル600に基づく撮影指示を各ビデオカメラに送信し(ステップS1104)、本処理を終了する。
【0046】
本処理により、複数のビデオカメラのうちの少なくとも1台になんらかの障害が発生して撮影が継続できない場合でも、バックアップテーブル1201に基づく優先度に応じて、障害が発生していないビデオカメラが撮影を継続するので、障害発生による影響を受けることなく、撮影を行うことができる。また、障害が発生すると画像が送られてこないことや送信されてきた画像に何も映っていないこと等で簡単に障害発生が検知できるので、高度な技術を導入することなく容易に障害発生を検知することができ、本システムの導入時コストや維持コストを軽減することができる。
【0047】
上記第1の実施の形態によれば、操作端末120から撮影指示を受信したサーバ130が、結婚披露宴等のイベント会場に予め設置された複数のビデオカメラ100a〜100fに対してカメラワークテーブル600に基づく撮影動作の指示をネットワーク150を介して送信し、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ所定の撮影動作を実行させるので、結婚披露宴等のイベントにおいて複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる。また、多方向からの多彩な撮影が可能になることで、さまざまな画像編集が可能となり、顧客の要望に沿った動画像や静止画像を作成することができる。
【0048】
また、操作端末120からの撮影指示に応じて各ビデオカメラ100a〜100fが実行する撮影動作を予めカメラワークテーブル600に設定し、操作端末120上のタッチパネル300を操作することにより撮影開始、停止、及び終了等が可能となり、操作ミスを低減することができる。また、操作を容易にすることで誰でも操作が可能となる。
【0049】
更に、ビデオカメラ100a〜100fにより撮影された画像データや音声データ等の撮影情報を順次サーバ130に送信することにより、一度に送信するデータ量が減り、送受信の負荷分散が可能になる。また、撮影情報の即時使用(配信等)が可能となる。
【0050】
また、複数のビデオカメラ100a〜100fのうちの少なくとも1つに故障等の障害が発生した場合、障害が発生していないビデオカメラにバックアップテーブル1201に基づく所定の撮影指示を送信し、撮影を継続するので、やり直しのきかない撮影でも大事な場面を取りこぼすことなく撮影することができる。
【0051】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る撮影システムを図13〜図15を参照して説明する。本第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態における同一機能を有する構成要素には同一符号を付す。
【0052】
図13は、本発明の第2の実施の形態に係る撮影システムの全体構成を示す図である。
【0053】
図13において、本撮影システムは、複数のビデオカメラ100a〜100fと、該ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれケーブルを介して接続されたパーソナルコンピュータ(以下、「クライアント」という。)110a〜110fと、操作端末120と、サーバ130と、サーバ130に接続された記憶装置から成るデータベース140とを備える。
【0054】
ビデオカメラ100a〜100fは、それぞれが被写体を音声を含む動画や静止画としてズーム/ワイド撮影する機能を備える(撮影手段)。また、ビデオカメラ100a〜100fは、それぞれがネットワーク150に接続して操作端末120やサーバ130と通信を行うための通信インターフェースを備え、撮影した画像データや音声データ等の撮影情報をサーバ130に送信することができる。更に、ビデオカメラ100a〜100fは、少なくとも磁気テープやメモリカード等の記憶媒体又はハードディスク等の記憶装置(記憶手段)を備え、撮影した撮影情報を該記憶媒体等に記憶する。
【0055】
クライアント110a〜110fは、上述した図1のサーバ130と同じ構成要素(図2)を有し、CPU201がROM203又はハードディスク209に記憶された所定のプログラムを読み出して後述する図14及び図15に示す処理を実行する。また、クライアント110a〜110fは、それぞれがハードディスク209に上述した図6のカメラワークテーブル600を記憶している。
【0056】
図14及び図15は、図13の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。本処理は、各クライアント110a〜110f内のCPU201によりROM203又はハードディスク209から読み出されたプログラムに基づいて、操作端末120、サーバ130、及びビデオカメラ100a〜100fと協働して実行される。
【0057】
図14において、操作端末120は、図3に示すタッチパネル300上からユーザにより入力された所定の撮影指示をネットワーク150を介して各クライアント110a〜110fに送信する(ステップS1401)。
【0058】
各クライアント110a〜110fは、操作端末120から送信された撮影指示を受信したか否かを判別し(ステップS1402)、撮影指示を受信したときは(ステップS1402でYES)、受信した撮影指示が撮影開始指示か否かを判別する(ステップS1403)。この判別の結果、撮影開始指示でないときは(ステップS1403でNO)、ステップS1406へ進む一方、撮影開始指示であるときは(ステップS1403でYES)、各クライアント内のハードディスク209にそれぞれ記憶されている図6のカメラワークテーブル600を参照し、これに基づいて各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ所定の撮影動作指示(撮影指示)を送信する(ステップS1404)。ここで、撮影動作指示として「順次」(順次撮影)の指示が送信された場合は、ビデオカメラが図10に示す順次撮影テーブルの順序で撮影を行う。各ビデオカメラ100a〜100fは、受信した撮影動作指示に基づいて撮影を開始し、撮影した画像データや音声データ等を撮影情報として不図示の記憶媒体等に記憶する(ステップS1405)。
【0059】
次に、各クライアント110a〜110fは、操作端末120から受信した撮影指示が撮影停止か否かをそれぞれが判別し(ステップS1406)、撮影停止でないとき(ステップS1406NO)、図15のステップS1409へ進む一方、撮影停止指示であるときは(ステップS1406でYES)、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ撮影停止指示を送信する(ステップS1407)。
【0060】
各ビデオカメラ100a〜100fは、クライアント110a〜110fからそれぞれ撮影停止指示を受信すると、撮影を停止すると共に撮影情報の記憶を停止する(ステップS1408)。
【0061】
図15において、各クライアント110a〜110fは、操作端末120から受信した撮影指示が撮影終了指示か否かを判別し(ステップS1409)、撮影終了指示でないときは(ステップS1409でNO)、ステップS1402へ戻る一方、撮影終了指示であるときは(ステップS1409でYES)、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ撮影終了指示を送信する(ステップS1410)。
【0062】
各ビデオカメラ100a〜100fは、クライアント110a〜110fからそれぞれ撮影終了指示を受信すると、撮影を終了すると共に撮影情報の記憶を終了し(ステップS1411)、記憶した撮影情報をクライアント110a〜110f及びネットワーク150を介してサーバ130に一括送信する(ステップS1412)。サーバ130は、各ビデオカメラ100a〜100fから送信された撮影情報を受信すると(ステップS1413)、ビデオカメラ100a〜100f毎にデータベース140に保存して(ステップS1414)、本処理を終了する。なお、本実施の形態では、各ビデオカメラ100a〜100fが撮影終了指示を受信すると撮影を終了すると共に撮影情報の記憶を終了し(ステップS1411)、記憶した撮影情報をサーバ130に一括送信(ステップS1412)しているが、図示しないが操作端末120に画像送信ボタンがあり、該画像送信ボタンにより該操作端末120から送信された画像送信指示を受信して、初めて画像一括送信が行われるようにしてもよいのは云うまでもない。
【0063】
また、ステップS1412の撮影情報の送信は、操作端末120に限られず、クライアント110a〜110f、サーバ130、又はネットワーク150に接続可能なPDA等の外部機器からの指示に基づいて実行されてもよい。更に、ビデオカメラ100a〜100fは、クライアント110a〜110fを介さずに無線LAN等の他のネットワークを介してサーバ130に直接、撮影情報を送信するようにしてもよい。
【0064】
また、図6のカメラワークテーブル600は、サーバ130内の不図示のハードディスクに記憶されていてもよい。
【0065】
上記第2の実施の形態によれば、結婚披露宴等のイベント会場に予め複数のビデオカメラ100a〜100fを設置し、クライアント110a〜110fが操作端末120から撮影指示を受信すると、カメラワークテーブル600に基づいて当該ビデオカメラ100a〜100fに所定の撮影動作を実行させて撮影を行うので、複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる。また、多方向からの多彩な撮影が可能になることで、さまざまな画像編集が可能となり、顧客の要望に沿った画像を作成することができる。
【0066】
上記第1及び第2の実施の形態では、上記撮影システムを結婚式の披露宴に利用しているが、これに限らず、入学式、卒業式、及び各種パーティ等のイベントに適用してもよいことは云うまでもない。
【0067】
ビデオカメラ100a〜100fは、この6台に限られず複数あってもよく、ズーム/ワイド撮影機能の他にパン/チルト機能をそれぞれ有し、撮影指示に基づいてパン/チルト動作を行うようにしてもよい。また、無線等による追尾、順次撮影等のカメラワークを行ってもよい。
【0068】
上記第1の実施の形態において、ビデオカメラ100a〜100f、操作端末120、及びサーバ130は、ネットワーク150を介して互いに接続されているが、無線LAN等により接続されていてもよい。また、上記第2の実施の形態における撮影システムにおいて、ビデオカメラ100a〜100f、クライアント110a〜110f、操作端末120、及びサーバ130が互いに無線LANやblue tooth(登録商標)等により接続されていてもよい。
【0069】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図4、図5、図14、及び図15のフローチャートに対応するプログラム)を、コンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0070】
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0071】
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。上記プログラムによる受信はアプリケーション側で行っていることを考慮している。
【0072】
更にまた、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該記憶媒体に格納されたプログラムを読み出して実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0073】
上述した実施の形態では、プログラムはROM203に格納されているが、ハードディスク209に格納さていてもよく、プログラムを供給する記憶媒体として、例えば、RAM、NV−RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
【0074】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、結婚披露宴等のイベントにおいて複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる。
【0075】
また、撮影装置に故障等の障害が発生した場合でも、他の撮影装置が、障害が発生した撮影装置に代わって撮影を行うので、やり直しのきかない撮影でも大事な場面を取りこぼすことなく撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮影システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1におけるサーバ130の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1における操作端末120上のタッチパネルの概略を示す図である。
【図4】図1の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。
【図5】図1の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。
【図6】図4のステップS404において利用されるカメラワークテーブル600の概略を示す図である。
【図7】図1におけるビデオカメラ100a〜100fのズーム撮影時の画像を示す図である。
【図8】図1におけるビデオカメラ100a〜100fのワイド撮影時の画像を示す図である。
【図9】図1の撮影システムが利用されるイベント会場内のレイアウト図である。
【図10】図6における順次撮影テーブルの概略を示す図である。
【図11】図1の撮影システムにおけるバックアップ処理を示すフローチャートである。
【図12】図11のステップS1102におけるバックアップテーブルの概略を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る撮影システムの全体構成を示す図である。
【図14】図13の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。
【図15】図13の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100a〜100f デジタルビデオカメラ
110a〜110f クライアント
120 操作端末
130 サーバ
140 データベース
150 ネットワーク
300 タッチパネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラムに関し、特に、結婚披露宴等のイベントの撮影に用いられる撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、結婚披露宴等のイベントの撮影には、業者のカメラマンによるビデオ撮影が行われている。また、予め特定された撮影対象を識別しながら撮影を行うサービスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−158990号公報
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記従来のイベント撮影では、カメラマンが一人で撮影する場合、撮影対象に対して1又は2方向からしか撮影することができず、多方向から撮影を行うには多くのカメラマンを雇う必要があり、相当な人件費を要するという問題がある。
【0005】
また、上記特許文献1に示す撮影方法では、識別された撮影対象がある程度撮影されると、それ以降撮影されなくなってしまうという問題がある。また、静止画撮影のために撮影対象が望まない画像も撮影されるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、結婚披露宴等のイベントにおいて複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮影システムは、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、前記送信された撮影指示を受信する情報処理装置と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とがネットワークを介して互いに接続された撮影システムにおいて、前記情報処理装置は、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段とを備え、前記複数の撮影装置は、前記指示された撮影動作により撮影を行う撮影手段と、撮影した撮影情報を前記情報処理装置に順次送信する送信手段とをそれぞれ備えることを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、請求項2記載の撮影システムは、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う撮影装置に接続され、前記送信された撮影指示を受信する情報処理装置とがネットワークを介して互いに接続された撮影システムにおいて、前記情報処理装置は、前記撮影装置に前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記撮影装置に指示する指示手段とを備え、前記撮影装置は、前記指示された撮影動作により撮影を行う撮影手段と、撮影した撮影情報を一時記憶する撮影情報記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために、請求項3記載の情報処理装置は、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置において、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次受信する受信手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の情報処理装置は、請求項3記載の情報処理装置において、前記複数の撮影装置のうちの少なくとも1つで発生した障害を検知する検知手段と、前記複数の撮影装置のうちの障害が発生していないものに、前記撮影動作のうちの他の撮影動作を実行させるための他の指示情報を記憶する他の指示情報記憶手段と、前記検知された障害に応じて前記他の指示情報記憶手段を参照し、当該他の指示情報記憶手段に記憶された他の指示情報に基づく他の撮影動作を前記複数の撮影装置のうちの障害が発生していないものにそれぞれ指示するための他の指示情報を生成する指示情報生成手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の情報処理装置は、請求項4記載の情報処理装置において、前記他の撮影動作の指示は、前記複数の撮影装置に与えられた優先度に応じて行われることを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の情報処理装置は、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記複数の撮影装置から送信された撮影情報を当該撮影装置毎に順次記憶する撮影情報記憶手段を備えることを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項7記載の情報処理装置は、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置において、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、前記複数の撮影装置にそれぞれ一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて当該複数の撮影装置から一括して受信する受信手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の情報処理装置は、請求項7記載の情報処理装置において、前記ネットワークを介して他の情報処理装置に接続され、前記一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて前記複数の撮影装置から一括して前記他の情報処理装置に送信することを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項9記載の情報処理装置の処理方法は、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法において、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示工程と、前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次受信する受信工程とを備えることを特徴とする。
【0016】
上記目的を達成するために、請求項10記載の情報処理装置の処理方法は、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置の処理方法において、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶工程と、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示工程と、前記複数の撮影装置にそれぞれ一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて当該複数の撮影装置から一括して受信する受信工程とを備えることを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するために、請求項11記載のプログラムは、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法を実現するためのプログラムにおいて、前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次記憶する記憶手段として機能させることを特徴とする。
【0018】
上記目的を達成するために、請求項12記載のプログラムは、ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行うと共に撮影情報を一時記憶する複数の撮影装置とネットワークを介して互いに接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法を実現するためのプログラムにおいて、前記操作端末から取得した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置それぞれに指示する指示手段と、前記複数の撮影装置より受信した撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて一括して記憶する記憶手段として機能させることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮影システムの全体構成を示す図である。
【0021】
図1において、本撮影システムは、複数のデジタルビデオカメラ(以下、単に「ビデオカメラ」という。)100a〜100fと、LAN(Local Area Network)等のネットワーク150に接続されたパーソナルコンピュータから成る操作端末120と、該ネットワーク150に接続されたサーバコンピュータ(以下、単に「サーバ」という。)130と、サーバ130に接続された記憶装置から成るデータベース140(記憶手段)とを備える。
【0022】
ビデオカメラ100a〜100fは、それぞれが被写体を音声を含む動画や静止画としてズーム/ワイド撮影する機能を備える(撮影手段)。また、ビデオカメラ100a〜100fは、それぞれがネットワーク150に接続して操作端末120やサーバ130と通信を行うための通信インターフェース(送信手段)を備え、撮影した画像データや音声データ等の撮影情報をサーバ120に送信することができる。
【0023】
操作端末120は、表示及び操作装置としてタッチパネルを備え、ユーザが当該タッチパネルを操作することによりズーム撮影やワイド撮影等の撮影指示をサーバ130に送信する。操作端末120は、画面を見ながら一人で操作が行えるものであれば、パーソナルコンピュータに限らず、携帯電話やPDA(Personal
Digital Assistant)であってもよい。
【0024】
本撮影システムでは、ビデオカメラ100a〜100fは、例えば、結婚披露宴等のイベント会場内で新郎新婦やスピーチ者、会場全体等を多方向から撮影すべく所定の位置に設置されている。サーバ130及びデータベース140は、イベント会場内に設置されていてもよいが、インターネットや公衆回線を通じてイベント会場外に設置されていてもよい。
【0025】
図2は、図1におけるサーバ130の内部構成を示すブロック図である。
【0026】
図2において、サーバ130は、CPU201(指示・検知手段)と、RAM202と、ROM203と、LANアダプタ204と、ビデオアダプタ205と、カメラ通信インターフェース(I/F)206と、第1入力部(キーボード)207と、第2入力部(マウス)208と、ハードディスク209と、CD−ROMドライブ210とを備え、これらがシステムバス215を介して互いに接続されている。
【0027】
CPU201は、ROM203又はハードディスク209に記憶された所定のプログラムを読み出して後述する図4、図5、及び図11に示す処理を実行する。
【0028】
図3は、図1における操作端末120上のタッチパネルの概略を示す図である。
【0029】
図3において、操作端末120上のタッチパネル300は、ビデオカメラ100a〜100fに所定の撮影を指示するための入場キー301、スピーチキー302、乾杯キー303、ケーキカットキー304、余興キー305、退場キー306と共に、撮影開始キー307、撮影終了キー308、及び撮影停止キー309を備える。操作端末120は、ユーザがタッチパネル300上のキーをタッチすると、入力されたキーに応じた撮影指示をサーバ130に送信する。
【0030】
図4及び図5は、図1の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。本処理は、サーバ130内のCPU201によりROM203又はハードディスク209から読み出されたプログラムに基づいて、操作端末120及びビデオカメラ100a〜100fと協働して実行される。
【0031】
図4において、操作端末120は、ユーザがタッチパネル300を操作することによりネットワーク150を介してサーバ130に所定の撮影指示を送信する(ステップS401)。
【0032】
サーバ130は、操作端末120から送信された撮影指示を受信したか否かを判別し(ステップS402)、撮影指示を受信したときは(ステップS402でYES)、受信した撮影指示が撮影開始指示か否かを判別する(ステップS403)。この判別の結果、撮影開始指示でないときは(ステップS403でNO)、図5のステップS409へ進む一方、撮影開始指示であるときは(ステップS403でYES)、サーバ130内のハードディスク209に記憶されている後述する図6のカメラワークテーブル600(指示情報記憶手段)を参照し、これに基づいて各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ所定の撮影動作指示(撮影指示)を送信する(ステップS404)。各ビデオカメラ100a〜100fは、受信した撮影動作指示に基づいて撮影を開始し(ステップS405)、撮影した画像データや音声データ等を撮影情報として直接サーバ130に順次送信する(ステップS406)。
【0033】
次に、サーバ130は、ビデオカメラ100a〜100fから送信された撮影情報をネットワーク150を介して受信すると(ステップS407)、ビデオカメラ100a〜100f毎に順次データベース140に保存して(ステップS408)、ステップS402へ戻る。
【0034】
図5において、サーバ130は、操作端末120から受信した撮影指示が撮影停止指示か否かを判別し(ステップS409)、撮影停止指示でないときは(ステップS409でNO)、ステップS412へ進む一方、撮影停止指示であるときは(ステップS409でYES)、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ撮影停止指示を送信する(ステップS410)。
【0035】
各ビデオカメラ100a〜100fは、サーバ130から撮影停止指示を受信すると、撮影を停止すると共に撮影情報の送信を停止する(ステップS411)。
【0036】
一方、サーバ130は、操作端末120から受信した撮影指示が撮影終了指示か否かを判別し(ステップS412)、撮影終了指示でないときは(ステップS412でNO)、ステップS402へ戻る一方、撮影終了指示であるときは(ステップS412でYES)、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ撮影終了指示を送信する(ステップS413)。
【0037】
各ビデオカメラ100a〜100fは、サーバ130から撮影終了指示を受信すると、撮影を終了すると共に撮影情報の送信を終了し(ステップS414)、本処理を終了する。
【0038】
図6は、図4のステップS404において利用されるカメラワークテーブル600の概略を示す図である。
【0039】
図6において、カメラワークテーブル600には、ネットワーク150に接続された全てのビデオカメラ100a〜100f(カメラA〜F)に対する所定の撮影指示に応じた撮影動作が予め設定されている。ユーザが操作端末120上のタッチパネル300を操作して所定の撮影指示、例えば、「入場」という撮影指示を入力すると、ビデオカメラ100a〜100fがサーバ130から受信したカメラワークテーブル600に基づく「入場」時の撮影動作をそれぞれ実行する。これにより、例えば、カメラA(ビデオカメラ100a)が図7に示すような新郎新婦のズーム撮影を行い、カメラB(ビデオカメラ100b)が図8に示すような新郎新婦のワイド撮影を行う。
【0040】
ここで、カメラワークテーブル600における「全体」とは、ビデオカメラがイベント会場(ここでは、結婚披露宴会場)全体を撮影する撮影動作である。全体を撮影する撮影動作としては、ビデオカメラが装着された基台をモータ等により回転させる等が挙げられる。「順次」とは、イベント会場を図9に示すようにAREA0〜23に分け、所定の場所をポイント0〜8として指定し、図10に示す順次撮影テーブルの順序で撮影を行う撮影動作である。図10では、ポイント1→ポイント2→・・・→AREA1の順に撮影するように設定されている。
【0041】
次に、図1の撮影システムにおけるバックアップ処理を図11及び図12を参照して説明する。
【0042】
図11は、図1の撮影システムにおけるバックアップ処理を示すフローチャートであり、ステップS407とS408の間にバックアップ処理が行われる(図示せず)。本処理は、サーバ130内のCPU201によりROM203又はハードディスク209から読み出されたプログラムに基づいて実行される。
【0043】
図11において、まず、サーバ130内のCPU201は、ネットワーク150に接続されたビデオカメラ100a〜100fのうちの少なくとも1つに障害が発生したか否かを判別する(ステップS1101)。障害とは、ビデオカメラ自体の故障やバッテリー不足、LANケーブルの接続不良等を含む。障害の検知は、障害が発生すると画像が送られてこないことや送信されてきた画像に何も映っていないこと等により行う。
【0044】
ステップS1101の判別の結果、障害が発生したときは(ステップS1101でYES)、障害が発生していない各ビデオカメラに後述する図12のバックアップテーブル1201に基づいて所定の撮影指示が送信される(ステップS1102)。バックアップテーブル1201内の数字は、各ビデオカメラの優先度を示す。例えば、「入場」においては優先度の高い順にカメラD(ビデオカメラ100d)、カメラB(ビデオカメラ100b)、カメラA(ビデオカメラ100a)、・・・、カメラF(ビデオカメラ100f)となっている。ステップS1102では、障害が発生したビデオカメラ(例えば、カメラC)より優先度の低いビデオカメラがあった場合、その中で一番優先度の低いもの(カメラF)を選択し、選択されたビデオカメラに障害の発生したビデオカメラに代えて撮影を行うように撮影指示を送信する。障害発生時の代用ビデオカメラの選択については、障害が発生したビデオカメラの撮影方向に最も近いビデオカメラが優先されるように設定してもよいし、障害発生時用の代用ビデオカメラを予め用意してもよい。優先度は、図示に限らず、複数の条件によって設定されていてもよい。
【0045】
ステップS1103では、CPU201が障害が除去されたか否かを判別し、障害が除去されたときは(ステップS1103でYES)、障害前の撮影動作に戻すためにカメラワークテーブル600に基づく撮影指示を各ビデオカメラに送信し(ステップS1104)、本処理を終了する。
【0046】
本処理により、複数のビデオカメラのうちの少なくとも1台になんらかの障害が発生して撮影が継続できない場合でも、バックアップテーブル1201に基づく優先度に応じて、障害が発生していないビデオカメラが撮影を継続するので、障害発生による影響を受けることなく、撮影を行うことができる。また、障害が発生すると画像が送られてこないことや送信されてきた画像に何も映っていないこと等で簡単に障害発生が検知できるので、高度な技術を導入することなく容易に障害発生を検知することができ、本システムの導入時コストや維持コストを軽減することができる。
【0047】
上記第1の実施の形態によれば、操作端末120から撮影指示を受信したサーバ130が、結婚披露宴等のイベント会場に予め設置された複数のビデオカメラ100a〜100fに対してカメラワークテーブル600に基づく撮影動作の指示をネットワーク150を介して送信し、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ所定の撮影動作を実行させるので、結婚披露宴等のイベントにおいて複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる。また、多方向からの多彩な撮影が可能になることで、さまざまな画像編集が可能となり、顧客の要望に沿った動画像や静止画像を作成することができる。
【0048】
また、操作端末120からの撮影指示に応じて各ビデオカメラ100a〜100fが実行する撮影動作を予めカメラワークテーブル600に設定し、操作端末120上のタッチパネル300を操作することにより撮影開始、停止、及び終了等が可能となり、操作ミスを低減することができる。また、操作を容易にすることで誰でも操作が可能となる。
【0049】
更に、ビデオカメラ100a〜100fにより撮影された画像データや音声データ等の撮影情報を順次サーバ130に送信することにより、一度に送信するデータ量が減り、送受信の負荷分散が可能になる。また、撮影情報の即時使用(配信等)が可能となる。
【0050】
また、複数のビデオカメラ100a〜100fのうちの少なくとも1つに故障等の障害が発生した場合、障害が発生していないビデオカメラにバックアップテーブル1201に基づく所定の撮影指示を送信し、撮影を継続するので、やり直しのきかない撮影でも大事な場面を取りこぼすことなく撮影することができる。
【0051】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る撮影システムを図13〜図15を参照して説明する。本第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態における同一機能を有する構成要素には同一符号を付す。
【0052】
図13は、本発明の第2の実施の形態に係る撮影システムの全体構成を示す図である。
【0053】
図13において、本撮影システムは、複数のビデオカメラ100a〜100fと、該ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれケーブルを介して接続されたパーソナルコンピュータ(以下、「クライアント」という。)110a〜110fと、操作端末120と、サーバ130と、サーバ130に接続された記憶装置から成るデータベース140とを備える。
【0054】
ビデオカメラ100a〜100fは、それぞれが被写体を音声を含む動画や静止画としてズーム/ワイド撮影する機能を備える(撮影手段)。また、ビデオカメラ100a〜100fは、それぞれがネットワーク150に接続して操作端末120やサーバ130と通信を行うための通信インターフェースを備え、撮影した画像データや音声データ等の撮影情報をサーバ130に送信することができる。更に、ビデオカメラ100a〜100fは、少なくとも磁気テープやメモリカード等の記憶媒体又はハードディスク等の記憶装置(記憶手段)を備え、撮影した撮影情報を該記憶媒体等に記憶する。
【0055】
クライアント110a〜110fは、上述した図1のサーバ130と同じ構成要素(図2)を有し、CPU201がROM203又はハードディスク209に記憶された所定のプログラムを読み出して後述する図14及び図15に示す処理を実行する。また、クライアント110a〜110fは、それぞれがハードディスク209に上述した図6のカメラワークテーブル600を記憶している。
【0056】
図14及び図15は、図13の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。本処理は、各クライアント110a〜110f内のCPU201によりROM203又はハードディスク209から読み出されたプログラムに基づいて、操作端末120、サーバ130、及びビデオカメラ100a〜100fと協働して実行される。
【0057】
図14において、操作端末120は、図3に示すタッチパネル300上からユーザにより入力された所定の撮影指示をネットワーク150を介して各クライアント110a〜110fに送信する(ステップS1401)。
【0058】
各クライアント110a〜110fは、操作端末120から送信された撮影指示を受信したか否かを判別し(ステップS1402)、撮影指示を受信したときは(ステップS1402でYES)、受信した撮影指示が撮影開始指示か否かを判別する(ステップS1403)。この判別の結果、撮影開始指示でないときは(ステップS1403でNO)、ステップS1406へ進む一方、撮影開始指示であるときは(ステップS1403でYES)、各クライアント内のハードディスク209にそれぞれ記憶されている図6のカメラワークテーブル600を参照し、これに基づいて各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ所定の撮影動作指示(撮影指示)を送信する(ステップS1404)。ここで、撮影動作指示として「順次」(順次撮影)の指示が送信された場合は、ビデオカメラが図10に示す順次撮影テーブルの順序で撮影を行う。各ビデオカメラ100a〜100fは、受信した撮影動作指示に基づいて撮影を開始し、撮影した画像データや音声データ等を撮影情報として不図示の記憶媒体等に記憶する(ステップS1405)。
【0059】
次に、各クライアント110a〜110fは、操作端末120から受信した撮影指示が撮影停止か否かをそれぞれが判別し(ステップS1406)、撮影停止でないとき(ステップS1406NO)、図15のステップS1409へ進む一方、撮影停止指示であるときは(ステップS1406でYES)、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ撮影停止指示を送信する(ステップS1407)。
【0060】
各ビデオカメラ100a〜100fは、クライアント110a〜110fからそれぞれ撮影停止指示を受信すると、撮影を停止すると共に撮影情報の記憶を停止する(ステップS1408)。
【0061】
図15において、各クライアント110a〜110fは、操作端末120から受信した撮影指示が撮影終了指示か否かを判別し(ステップS1409)、撮影終了指示でないときは(ステップS1409でNO)、ステップS1402へ戻る一方、撮影終了指示であるときは(ステップS1409でYES)、各ビデオカメラ100a〜100fにそれぞれ撮影終了指示を送信する(ステップS1410)。
【0062】
各ビデオカメラ100a〜100fは、クライアント110a〜110fからそれぞれ撮影終了指示を受信すると、撮影を終了すると共に撮影情報の記憶を終了し(ステップS1411)、記憶した撮影情報をクライアント110a〜110f及びネットワーク150を介してサーバ130に一括送信する(ステップS1412)。サーバ130は、各ビデオカメラ100a〜100fから送信された撮影情報を受信すると(ステップS1413)、ビデオカメラ100a〜100f毎にデータベース140に保存して(ステップS1414)、本処理を終了する。なお、本実施の形態では、各ビデオカメラ100a〜100fが撮影終了指示を受信すると撮影を終了すると共に撮影情報の記憶を終了し(ステップS1411)、記憶した撮影情報をサーバ130に一括送信(ステップS1412)しているが、図示しないが操作端末120に画像送信ボタンがあり、該画像送信ボタンにより該操作端末120から送信された画像送信指示を受信して、初めて画像一括送信が行われるようにしてもよいのは云うまでもない。
【0063】
また、ステップS1412の撮影情報の送信は、操作端末120に限られず、クライアント110a〜110f、サーバ130、又はネットワーク150に接続可能なPDA等の外部機器からの指示に基づいて実行されてもよい。更に、ビデオカメラ100a〜100fは、クライアント110a〜110fを介さずに無線LAN等の他のネットワークを介してサーバ130に直接、撮影情報を送信するようにしてもよい。
【0064】
また、図6のカメラワークテーブル600は、サーバ130内の不図示のハードディスクに記憶されていてもよい。
【0065】
上記第2の実施の形態によれば、結婚披露宴等のイベント会場に予め複数のビデオカメラ100a〜100fを設置し、クライアント110a〜110fが操作端末120から撮影指示を受信すると、カメラワークテーブル600に基づいて当該ビデオカメラ100a〜100fに所定の撮影動作を実行させて撮影を行うので、複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる。また、多方向からの多彩な撮影が可能になることで、さまざまな画像編集が可能となり、顧客の要望に沿った画像を作成することができる。
【0066】
上記第1及び第2の実施の形態では、上記撮影システムを結婚式の披露宴に利用しているが、これに限らず、入学式、卒業式、及び各種パーティ等のイベントに適用してもよいことは云うまでもない。
【0067】
ビデオカメラ100a〜100fは、この6台に限られず複数あってもよく、ズーム/ワイド撮影機能の他にパン/チルト機能をそれぞれ有し、撮影指示に基づいてパン/チルト動作を行うようにしてもよい。また、無線等による追尾、順次撮影等のカメラワークを行ってもよい。
【0068】
上記第1の実施の形態において、ビデオカメラ100a〜100f、操作端末120、及びサーバ130は、ネットワーク150を介して互いに接続されているが、無線LAN等により接続されていてもよい。また、上記第2の実施の形態における撮影システムにおいて、ビデオカメラ100a〜100f、クライアント110a〜110f、操作端末120、及びサーバ130が互いに無線LANやblue tooth(登録商標)等により接続されていてもよい。
【0069】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図4、図5、図14、及び図15のフローチャートに対応するプログラム)を、コンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0070】
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0071】
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。上記プログラムによる受信はアプリケーション側で行っていることを考慮している。
【0072】
更にまた、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該記憶媒体に格納されたプログラムを読み出して実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0073】
上述した実施の形態では、プログラムはROM203に格納されているが、ハードディスク209に格納さていてもよく、プログラムを供給する記憶媒体として、例えば、RAM、NV−RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
【0074】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、結婚披露宴等のイベントにおいて複数のカメラマンを雇うことなく多方向から多彩な撮影ができ、イベント経費を削減することができる。
【0075】
また、撮影装置に故障等の障害が発生した場合でも、他の撮影装置が、障害が発生した撮影装置に代わって撮影を行うので、やり直しのきかない撮影でも大事な場面を取りこぼすことなく撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮影システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1におけるサーバ130の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1における操作端末120上のタッチパネルの概略を示す図である。
【図4】図1の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。
【図5】図1の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。
【図6】図4のステップS404において利用されるカメラワークテーブル600の概略を示す図である。
【図7】図1におけるビデオカメラ100a〜100fのズーム撮影時の画像を示す図である。
【図8】図1におけるビデオカメラ100a〜100fのワイド撮影時の画像を示す図である。
【図9】図1の撮影システムが利用されるイベント会場内のレイアウト図である。
【図10】図6における順次撮影テーブルの概略を示す図である。
【図11】図1の撮影システムにおけるバックアップ処理を示すフローチャートである。
【図12】図11のステップS1102におけるバックアップテーブルの概略を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る撮影システムの全体構成を示す図である。
【図14】図13の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。
【図15】図13の撮影システムにおける撮影処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100a〜100f デジタルビデオカメラ
110a〜110f クライアント
120 操作端末
130 サーバ
140 データベース
150 ネットワーク
300 タッチパネル
Claims (12)
- ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、前記送信された撮影指示を受信する情報処理装置と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とがネットワークを介して互いに接続された撮影システムにおいて、
前記情報処理装置は、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、
前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段とを備え、
前記複数の撮影装置は、前記指示された撮影動作により撮影を行う撮影手段と、
撮影した撮影情報を前記情報処理装置に順次送信する送信手段とをそれぞれ備えることを特徴とする撮影システム。 - ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う撮影装置に接続され、前記送信された撮影指示を受信する情報処理装置とがネットワークを介して互いに接続された撮影システムにおいて、
前記情報処理装置は、前記撮影装置に前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、
前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記撮影装置に指示する指示手段とを備え、
前記撮影装置は、前記指示された撮影動作により撮影を行う撮影手段と、
撮影した撮影情報を一時記憶する撮影情報記憶手段とを備えることを特徴とする撮影システム。 - ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置において、
前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、
前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、
前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次受信する受信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記複数の撮影装置のうちの少なくとも1つで発生した障害を検知する検知手段と、
前記複数の撮影装置のうちの障害が発生していないものに、前記撮影動作のうちの他の撮影動作を実行させるための他の指示情報を記憶する他の指示情報記憶手段と、
前記検知された障害に応じて前記他の指示情報記憶手段を参照し、当該他の指示情報記憶手段に記憶された他の指示情報に基づく他の撮影動作を前記複数の撮影装置のうちの障害が発生していないものにそれぞれ指示するための他の指示情報を生成する指示情報生成手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。 - 前記他の撮影動作の指示は、前記複数の撮影装置に与えられた優先度に応じて行われることを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
- 前記複数の撮影装置から送信された撮影情報を当該撮影装置毎に順次記憶する撮影情報記憶手段を備えることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置において、
前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段と、
前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、
前記複数の撮影装置にそれぞれ一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて当該複数の撮影装置から一括して受信する受信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記ネットワークを介して他の情報処理装置に接続され、前記一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて前記複数の撮影装置から一括して前記他の情報処理装置に送信することを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
- ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法において、
前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示工程と、
前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次受信する受信工程とを備えることを特徴とする情報処理装置の処理方法。 - ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続された情報処理装置の処理方法において、
前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶工程と、
前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示工程と、
前記複数の撮影装置にそれぞれ一時記憶された撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて当該複数の撮影装置から一括して受信する受信工程とを備えることを特徴とする情報処理装置の処理方法。 - ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行う複数の撮影装置とにネットワークを介して接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法を実現するためのプログラムにおいて、
前記操作端末から受信した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置にそれぞれ指示する指示手段と、
前記複数の撮影装置からそれぞれ送信された撮影情報を順次記憶する記憶手段として機能させることを特徴とするプログラム。 - ユーザの操作により撮影指示を送信する操作端末と、所定の撮影動作を行うと共に撮影情報を一時記憶する複数の撮影装置とネットワークを介して互いに接続され、前記複数の撮影装置にそれぞれ前記撮影動作を実行させるための指示情報を記憶する指示情報記憶手段を備える情報処理装置の処理方法を実現するためのプログラムにおいて、
前記操作端末から取得した撮影指示に応じて前記指示情報記憶手段を参照し、当該指示情報記憶手段に記憶された指示情報に基づく前記撮影動作を前記複数の撮影装置それぞれに指示する指示手段と、
前記複数の撮影装置より受信した撮影情報を前記撮影動作の終了に応じて一括して記憶する記憶手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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JP2002362504A JP2004194203A (ja) | 2002-12-13 | 2002-12-13 | 撮影システム、情報処理装置及びその処理方法、並びにプログラム |
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- 2002-12-13 JP JP2002362504A patent/JP2004194203A/ja active Pending
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