JPH116601A - 熱交換装置及び該熱交換装置を組み込んだエネルギ回収装置を備えたガスエンジン - Google Patents

熱交換装置及び該熱交換装置を組み込んだエネルギ回収装置を備えたガスエンジン

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JPH116601A
JPH116601A JP17125697A JP17125697A JPH116601A JP H116601 A JPH116601 A JP H116601A JP 17125697 A JP17125697 A JP 17125697A JP 17125697 A JP17125697 A JP 17125697A JP H116601 A JPH116601 A JP H116601A
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JP
Japan
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heat exchanger
steam
passage
exhaust gas
stage heat
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Application number
JP17125697A
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English (en)
Inventor
Hideo Kawamura
英男 河村
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Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
Original Assignee
Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F13/00Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
    • F28F13/003Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by using permeable mass, perforated or porous materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D21/0001Recuperative heat exchangers
    • F28D21/0003Recuperative heat exchangers the heat being recuperated from exhaust gases
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/10Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
    • F28D7/103Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of more than two coaxial conduits or modules of more than two coaxial conduits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、熱交換効率が良好な熱交換装置を
提供すると共に,該熱交換装置を備えた燃費の良好なガ
スエンジンを提供する。 【解決手段】 この熱交換装置は,エンジンからの排気
ガスで蒸気を加熱する排気通路8に設けられた第1段熱
交換器4と第2段熱交換器6から成る。第1段熱交換器
4は,第1ケーシング2内に配置された蒸気が流れる蒸
気通路35と,蒸気通路35に配置された排気ガスが流
れる排気ガス通路28とから構成されている。第2段熱
交換器6は,第1ケーシング2の下方に設けられた第2
ケーシング7内に配置された水を貯留できる水・蒸気通
路36と,水・蒸気通路36の周りに配置された排気ガ
スが流れる排気ガス通路29とから構成されている。各
通路28,29,35,36には,多孔質セラミック部
材が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,例えば,エンジ
ンから排出される排気ガスから排気熱エネルギを回収す
るため排気通路に設けられた熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,ターボチャージャを備えた遮熱型
エンジンは,排気系の一段目にタービンとコンプレッサ
を備えたターボチャージャを設置し,該ターボチャージ
ャの後流に発電機を持つタービンから成るエネルギー回
収装置を設置している。該遮熱型エンジンでは,燃焼室
が遮熱構造に構成され,燃焼室から排出される排気ガス
の熱エネルギがターボチャージャやエネルギ回収装置に
よって電力として回収されたり,ターボチャージャのコ
ンプレッサの駆動によって過給することによって回収さ
れている。
【0003】また,上記のような遮熱型エンジンに対し
て排気ガスエネルギの回収効率を低減させないようなエ
ネルギ回収システムとして,特開平5−179972号
に開示されたものがある。該エネルギ回収システムは,
排気通路に設けた第1タービンと該第1タービンで作動
される発電機を備えたエネルギ回収装置,第1タービン
の出口側通路に連結された第2タービンと該第2タービ
ンによって作動される過給用のコンプレッサを備えたタ
ーボチャージャ,及び第1タービンの出口側通路に設置
されたウエィストゲートを有する。
【0004】コージェネレーションシステムは,動力を
発電機で電気エネルギとして取り出し,排気ガスが有す
る熱エネルギを電力や排気通路に設けた熱交換器で水を
加熱して温水にして給湯用として利用している。このよ
うなコージェネレーションシステムは,定格運転されて
負荷変動が小さく,都市部や山間地等で電力供給システ
ムとして利用されることが期待されている。
【0005】上記のようなコージェネレーションシステ
ムとして,特開平6−33707号公報に開示されたも
のがある。コージェネレーションシステムは,排気ガス
エネルギで蒸気を発生させ,該蒸気エネルギを電気エネ
ルギとして回収して熱効率を向上させたものであり,遮
熱型ガスエンジンの排気ガスエネルギによってターボチ
ャージャを駆動し,該ターボチャージャからの排気ガス
エネルギで発電機を備えたエネルギ回収装置を駆動す
る。エネルギ回収装置からの排気ガスの熱エネルギを第
1段熱交換器で蒸気に変換し,該蒸気によって蒸気ター
ビンを駆動して電気エネルギとして回収する。更に,第
2段熱交換器によって蒸気タービンからの高温の蒸気で
温水を発生させ,該温水を給湯用に利用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで,天然ガス等
を燃料とするエンジンによって発電電力を高効率で得よ
うとする時,幾つかのシステムを組み合わせることが有
効である。天然ガスは燃焼し難いので,燃焼室を遮熱構
造に構成して燃焼を良好にし,燃焼室から排出される排
気ガスが接触する部分をセラミックス等の材料を用いて
遮熱構造に構成することが好ましい。そこで,上記のよ
うな遮熱形エンジンでは,燃焼室を遮熱構造に構成し,
ターボチャージャを配置し,燃焼室から排出される排気
ガスの圧力を有効に回収することが考えられる。更に,
燃焼室から排出される排気ガスの圧力に関係なく,熱交
換器によって熱エネルギを回収することが考えられる。
しかしながら,排気ガスは気体であり,気体からの熱エ
ネルギの回収は熱交換器の熱交換部の表面積を大きく構
成する必要がある。
【0007】本発明者は,多孔質セラミック部材を用い
た熱交換器を開発し,特願平9−118657号として
先に出願した。該出願の明細書にも説明されているよう
に,物質間で熱が伝達するプロセスでは,熱伝達量Qは
次式で表される。 Q=K・AS (TG −TS )・t 但し,K:熱通過率,AS :熱伝達経路平均面積,
G :高温ガス温度,TS:低温媒体温度,t:熱伝達
期間である。また,熱通過率Kは,次式で表される。 K=1/(X1 +X2 +X3 ) 但し,X1 =(1/αg )×(AS /A1 ) X2 =(δ1 /λ1 )×(AS /A2 ) X3 =(1/αc )×(AS /A3 ) 更に,αg :高温ガス熱伝達率,λ1 :固体熱伝導率,
αc :低温部熱伝達率,A1 ,A2 ,A3 :熱移動部材
の接触面積,δ1 :壁体の壁厚である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,燃焼
室から排出される排気ガスの熱エネルギを排気通路に直
列に配置された一対の熱交換器によって高温蒸気を発生
させて蒸気圧として回収する高効率の熱交換装置を提供
することであり,この熱交換装置によって発生させた高
温の蒸気によって蒸気タービンを駆動して電気エネルギ
に変換し,排気ガスが有する熱エネルギを有効に回収し
て熱効率をアップさせたセラミックエンジンを提供する
ことを可能にしたものである。
【0009】この発明は,エンジンからの排気ガスで蒸
気を加熱する排気通路に設けられた第1段熱交換器,及
び前記第1段熱交換器の後流に設けられ且つ前記第1段
熱交換器からの前記排気ガスで水を蒸気に加熱する第2
段熱交換器を具備し,前記第1段熱交換器は第1ケーシ
ング内に配置された前記第2段熱交換器で加熱された前
記蒸気が流れる多孔質セラミック部材が配置された蒸気
通路と前記蒸気通路に配置された前記排気ガスが流れる
排気ガス通路とから構成され,また,前記第2段熱交換
器は前記第1ケーシングに隣接して設けられた第2ケー
シング内に配置された水を貯留できる水・蒸気通路と前
記水・蒸気通路の周りに配置された前記第1段熱交換器
からの前記排気ガスが流れる多孔質セラミック部材が配
置された排気ガス通路とから構成されていることから成
る熱交換装置に関する。
【0010】前記蒸気通路と前記水・蒸気通路には,多
孔質セラミック部材が配置されている。また,前記第1
段熱交換器の下方に前記第2段熱交換器が配置され,前
記第2段熱交換器の前記水・蒸気通路は上下方向に配置
され,前記第1段熱交換器の前記蒸気通路の熱交換面積
は大きく形成され,前記第2段熱交換器の前記水・蒸気
通路の熱交換面積は小さく形成され,更に,前記水・蒸
気通路の下部には水が貯留されている。
【0011】前記第1段熱交換器は,前記排気ガス通路
の排気ガス接触面積と前記排気ガス通路を構成する管体
の外側面積との関係は下記式を満足するものである。 A1 :A2 =(1/αg ):(δ1 /λ1 ) 但し,A1 は排気ガス接触面積,A2 は排気ガス通路を
形成する管体の外側面積,αg は排気ガスの熱伝達率,
δ1 は排気ガス通路を構成する管体の厚み,及びλ1
第1段熱交換器の材料熱伝導率である。上記したよう
に,熱通過率K=1/(X1 +X2 +X3 )である。 但し,X1 =(1/αg )×(AS /A1 ) X2 =(δ1 /λ1 )×(AS /A2 ) X3 =(1/αc )×(AS /A3 ) そこで,高温ガス熱伝達率及び固体熱伝達率を当てはめ
て計算する。熱伝達経路平均面積AS を単位面積として
1とする。αg =130kcal/m2 h℃であり,ま
た,固体として窒化珪素部材を使用すると,λ1 =3.
6kcal/m・h・℃であるので,これらの値から判
断して,K=1/(X1 +X2 +X3 )の最も値の小さ
なものに合わせて,X1 ,X2 及びX3 を制御すること
を検討すると,X1 及びX2 の項では,面積を大幅に変
えてその値を小さくすることが最も効果的である。例え
ば,X1 をX2 と同一程度にまで小さくするためには,
1 におけるA1 の面積を15倍程度に大きくすれば,
1 をX2 と同程度の値に小さくすることができる。従
って,X1 =X2 である。 (1/αg )×(1/A1 )=(δ1 /λ1 )×(1/
2 ) それ故に,A1 :A2 =(1/αg ):(δ1 /λ1
【0012】また,前記第2段熱交換器は,前記排気ガ
ス通路の排気ガス接触面積と前記水・蒸気通路を構成す
る管体の外側面積との関係は下記式を満足するものであ
る。 A3 :A4 =(1/αc ):(δ2 /λ2 ) 但し,A3 は排気ガス接触面積,A4 は水・蒸気通路を
構成する管体の外側面積,αc は水蒸気の熱伝達率,δ
2 は水・蒸気通路を構成する管体の厚み,及びλ2 は第
2段熱交換器の材料熱伝導率である。上記式において,
熱交換器が異なることより,δ1 をδ2 とし,λ1 をλ
2 にすると,上記と同様に,X2 =X3 である。 (δ1 /λ1 )×(1/A4 )=(1/αc )×(1/
3 ) それ故に,A3 :A4 =(1/αc ):(δ2 /λ2
【0013】前記各ケーシング及び前記各通路を形成す
る管体は,熱伝導率の小さいSiC又はAlNのセラミ
ックスから構成されている。
【0014】前記第1段熱交換器で発生した高温の蒸気
は,蒸気タービンを駆動し,前記蒸気タービンに設けた
発電機によって電気エネルギに変換される。
【0015】また,この発明は,燃料タンクからのガス
燃料を燃焼室へ供給する燃料供給装置,及び前記燃焼室
からの排気ガスを排出する排気通路に設けられたターボ
チャージャを備えたエネルギ回収装置を備えたガスエン
ジンにおいて,請求項1〜7のいずれか1項に記載の前
記熱交換装置を前記ターボチャージャの後流の前記排気
通路に設け,前記第1段熱交換器で発生した蒸気によっ
て蒸気タービンを駆動し,前記第2段熱交換器で前記蒸
気タービンから排出される水を蒸気に変換して該蒸気を
前記第1段熱交換器に供給することから成るエネルギ回
収装置を備えたガスエンジンに関する。
【0016】この熱交換装置は,上記のように,二段式
熱交換器からコンパクトに構成され,蒸気のエンタルピ
を上昇させるこができ,特に,第1段熱交換器では,排
気ガスが高温であり,高温の排気ガスが流れる排気ガス
通路は細いパイプでも,排気ガスと蒸気との熱交換では
熱伝達は十分であり,蒸気を十分に過熱することができ
る。また,第2段熱交換器では,排気ガスと水の熱交換
であり,水の熱伝達が大きいので,水・蒸気通路を排気
ガス通路の中央に配置する構造で十分に熱伝達が行われ
る。更に,排気ガスと蒸気との熱交換接触面積,及び排
気ガスと水との熱交換接触面積をそれぞれ適正に構成す
ることができるので,熱交換効率を大幅に向上させるこ
とができる。
【0017】このガスエンジンは,上記の熱交換効率の
良好な熱交換装置を排気通路に組み込んでおり,高排気
圧を必要としない熱交換装置によるエネルギ回収であ
り,背圧を低減して損失を低減できると共に,排気熱エ
ネルギを有効に回収できるので,燃費を低減することが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による熱交換装置の実施例を説明する。図1はこの発明
による熱交換装置の一実施例を示す概略説明図である。
【0019】図1に示すように,この熱交換装置は,エ
ンジンからの排気ガスで蒸気を加熱する排気通路8に設
けられた第1段熱交換器4,及び第1段熱交換器4の後
流のに設けられ且つ第1段熱交換器4からの排気ガスで
水を蒸気に加熱する第2段熱交換器6を具備している。
第1段熱交換器4は,第1ケーシング2内に配置された
第2段熱交換器6で加熱された蒸気が流れる蒸気通路3
5と,蒸気通路35に配置された排気ガスが流れる複数
の排気ガス通路28とから構成されている。また,第2
段熱交換器6は,第1ケーシング2に隣接して設けられ
た第2ケーシング7内に配置された水を貯留できる水・
蒸気通路36と水・蒸気通路36の周りに配置された第
1段熱交換器4からの排気ガスが流れる多孔質セラミッ
ク部材37が配置された排気ガス通路29とから構成さ
れている。更に,第1段熱交換器4の下方に第2段熱交
換器6が配置されている。第2段熱交換器6の水・蒸気
通路36を構成する管体33は,上下方向に配置され,
水・蒸気通路36を構成する管体33の下部34には水
が貯留されている。
【0020】また,排気ガス通路28,29には,Si
C,Si3 4 等のセラミックスから成る多孔質セラミ
ック部材37が配置されている。蒸気通路35と水・蒸
気通路36には,SiC,SiCで被覆されたSi3
4 等のセラミックスから成る多孔質セラミック部材38
が配置されている。この熱交換装置を構成する各ケーシ
ング2,7,排気ガス通路28を形成する管体22,及
び水・蒸気通路36を形成する管体33は,SiC,A
lN等の熱伝導率の小さいセラミックスから構成されて
いる。
【0021】第1段熱交換器4は,蒸気通路35の蒸気
接触面積と,排気ガス通路28を形成する管体22の外
側面積との関係は下記式を満足することから成る。 A1 :A2 =(1/αg ):(δ1 /λ1 ) 但し,A1 は排気ガス接触面積,A2 は排気ガス通路2
8を形成する管体22の外側面積,αg は排気ガスの熱
伝達率,δ1 は排気ガス通路28を構成する管体22の
厚み,及びλ1 は第1段熱交換器4の材料熱伝導率であ
る。
【0022】第2段熱交換器6は,多孔質セラミック部
材が配置された排気ガス通路29の排気ガス接触面積
と,水・蒸気通路36の管体33の外側面積との関係は
下記式を満足することから成る。 A3 :A4 =(1/αc ):(δ2 /λ2 ) 但し,A3 は排気ガス接触面積,A4 は水・蒸気通路3
6を形成する管体33の外側面積,αc は水蒸気の熱伝
達率,δ2 は水・蒸気通路36を形成する管体33の厚
み,及びλ2 は第2段熱交換器の材料熱伝導率である。
【0023】この熱交換装置は,上記のように形成され
ており,第1段熱交換器4及び第2段熱交換器6は次の
ように構成されている。第1段熱交換器4は,第1段熱
交換器4から送り込まれる蒸気の熱伝達率が小さいの
で,水蒸気の熱交換接触面積即ち蒸気通路35の熱交換
接触面積は大きく形成され,また,排気ガスの熱交換接
触面積即ち排気ガス通路28の熱交換接触面積は小さく
形成されている。第2段熱交換器6は,内部に形成され
た水・蒸気通路36を形成し且つ面積の小さな管体33
内に,水が満たされている。水や湿り水蒸気H2 Oは熱
伝達率が大きいので,水や湿り水蒸気の熱交換接触面積
即ち水・蒸気通路36の熱交換接触面積は小さくて良
い。管体33の外側の排気ガスが流れる通路は,多孔質
セラミック部材が配置された排気ガス通路29で構成さ
れ,排気ガスとの接触面積が大きく形成されている。
【0024】次に,図1〜図4を参照して,この熱交換
装置が組み込まれたエネルギ回収装置を備えたガスエン
ジンを説明する。図2は図1の熱交換装置が組み込まれ
ているエネルギ回収装置を備えたガスエンジンを示す概
略説明図,図3は図2のエネルギ回収装置におけるター
ボチャージャを示す概略説明図,及び図4は図2のエネ
ルギ回収装置における蒸気タービンを示す概略説明図で
ある。
【0025】このエネルギ回収装置を備えたガスエンジ
ン1は,吸入行程,圧縮行程,膨張行程及び排気行程の
4つの行程を順次繰り返すことによって作動される多気
筒或いは単気筒であり,定置式のコージェネレーション
システムにおける負荷変動が小さいエンジン1に適用す
ることが好ましいものである。
【0026】このエネルギ回収装置を備えたガスエンジ
ン1は,天然ガス等のガス体を燃料とし,例えば,コー
ジェネレーションシステムに適用できる単気筒又は多気
筒エンジンであり,燃焼室がシリンダに形成された主室
1Aと,主室1Aに連絡口を通じて連通するシリンダヘ
ッド30に形成した副室1Bとから副室式ガスエンジン
に構成されている。ガスエンジン1は,燃焼室の主室1
Aからの排気ガスを排出するため排気マニホルド39
と,吸気通路10を通じて主室1Aへ吸気を供給するた
め吸気マニホルド40が設けられている。吸気通路10
からの吸入空気は吸気マニホルド40を通じて各気筒の
主室1Aへ供給され,また,各主室1Aからの排気ガス
は排気マニホルド39によって集合して排気通路8へ排
出される。また,副室1Bへ供給される天然ガスは,燃
料加圧ポンプ13の作動によって燃料供給路9を通じて
燃焼室の各副室1Bへ供給される。
【0027】この実施例では,ガスエンジン1における
燃焼室の主室1Aと副室1Bは,セラミック部材,遮熱
層等によって遮熱構造に構成されている。ガスエンジン
1は,改質燃料が供給されるシリンダヘッド30に形成
された副室1Bを備えており,副室1Bは制御弁31に
よる連絡口の開放によって主室1Aに連通するように構
成されている。主室1Aには,ターボチャージャ3のコ
ンプレッサ16からの圧縮空気が吸気通路10を通じて
供給され,また,副室1Bには,燃料弁32が設けら
れ,燃料弁32による燃料供給口の開放によって燃料供
給路9から副室1Bへガス燃料が供給される。
【0028】ガスエンジン1は,特に,熱交換装置を備
えていることを特徴とする。ガスエンジン1は,CH4
を主成分とする天然ガス燃料を収容した燃料タンク1
1,ガス燃料を燃焼室の副室1Bへ供給する燃料加圧ポ
ンプ13,ターボチャージャ3の後流の排気通路8に設
けられた第1段熱交換器4,第1段熱交換器4で発生し
た蒸気によって駆動される蒸気タービン5,及び第1段
熱交換器4の後流に設けられ且つ蒸気タービン5から排
出される流体(低温蒸気と水)を蒸気に変換して該蒸気
を第1段熱交換器4に供給する第2段熱交換器6を有し
ている。
【0029】ガスエンジン1は,燃焼室の主室1Aと副
室1Bは,セラミック部材及び遮熱層によって遮熱構造
に構成されているので,主室1Aから排気マニホルド3
9を通じて排出される排気ガスは約900℃〜800℃
の高温ガスである。そこで,ガスエンジン1では,排気
ガスの熱エネルギをターボチャージャ3,第1段熱交換
器4及び第2段熱交換器6によって回収するように構成
されている。
【0030】ターボチャージャ3は,図3に示すよう
に,排気ガスによって駆動されるタービン15,タービ
ン15にシャフト18によって連結され且つタービン1
5によって駆動されるコンプレッサ16,及びシャフト
18に対して設けた交流機即ち発電機17から構成され
ている。コンプレッサ16は,タービン15によって駆
動され,空気を加圧して圧縮空気とし,該圧縮空気を吸
気通路10を通じて吸気マニホルド40からそれぞれの
気筒の主室1Aへ供給する。発電機17は,タービン1
5の回転力を電力として取り出して排気ガスエネルギを
電気エネルギとして回収することができる。
【0031】第1段熱交換器4は,第1ケーシング2内
に配置された第2段熱交換器6で加熱された蒸気が流れ
る蒸気通路35と,蒸気通路35に配置された排気ガス
が流れる複数の排気ガス通路28とから構成されてい
る。また,第2段熱交換器6は第1ケーシング2に隣接
して設けられた第2ケーシング7内に配置された水を貯
留できる水・蒸気通路36と,水・蒸気通路36の周り
に配置され且つ第1段熱交換器4からの排気ガスが流れ
る排気ガス通路29とから構成されている。
【0032】蒸気タービン5は,図4に示すように,第
1段熱交換器4で発生した蒸気によって駆動されるター
ビン19,タービン19から排出される蒸気によって駆
動されるタービン24,及びタービン19と24とを連
結したシャフト21に対して設けられた発電機20から
構成されている。従って,蒸気エネルギはタービン1
9,24を駆動し,その回転力は発電機20によって電
力として回収される。
【0033】排気通路8に設けられた第2段熱交換器6
は,気相−液相熱交換器であり,排気ガスエネルギによ
って蒸気を発生させ,該蒸気は蒸気通路41を通じて第
1段熱交換器4へ送り込まれる。蒸気タービン5を駆動
した蒸気は,水と低温蒸気との流体になって流体通路2
7を通ってコンデンサ14へ放出され,コンデンサ14
で高温水となって水ポンプ12によって水通路26を通
じて第2段熱交換器6へ再び送り込まれる。また,第2
段熱交換器6を通過した排気ガスは,熱エネルギをほと
んど回収された状態の低温の排気ガス(例えば,200
℃程度)となって外部に排出される。
【0034】このエネルギ回収装置を備えたガスエンジ
ンは,上記のように構成され,次のように作動する。
【0035】制御弁31が閉鎖した状態で,吸気弁(図
示せず)の開放によってターボチャージャ3のコンプレ
ッサ16からの空気が吸気通路10を通じて吸気マニホ
ルド40から主室1Aに供給される。主室1Aの空気は
制御弁31の閉鎖状態で圧縮行程において圧縮される。
一方,制御弁31が閉鎖した状態で燃料弁32が開放
し,燃料加圧ポンプ13の作動によって天然ガス燃料が
燃料タンク11からガス燃料供給路9を通じて副室1B
に供給される。圧縮行程上死点近傍で制御弁31が開放
し,主室1Aの圧縮空気が副室1Bに流入し,改質燃料
が圧縮空気と混合して着火燃焼し,膨張行程に移行して
ピストン43に仕事をする。
【0036】排気行程において,主室1Aと副室1Bの
排気ガスは,排気通路8を通じてターボチャージャ3へ
送り出される。ターボチャージャ3では,タービン15
を駆動し,その回転力は発電機17で電気エネルギに変
換されると共に,コンプレッサ16を駆動する。発電機
17で得られた電力は,バッテリに蓄電されたり,補機
を駆動するのに消費される。また,コンプレッサ16は
空気を吸気通路10を通じて燃焼室へ過給する機能を果
たす。ターボチャージャ3のタービン15を通過して排
気ガスは排気通路8と通じて第1段熱交換器4へ送り込
まれる。
【0037】第1段熱交換器4へ送り込まれた排気ガス
は,多孔質セラミック部材を配置した排気ガス通路28
を通過し,次いで,排気通路8を通じて第2段熱交換器
6へ送り込まれる。排気ガスは,排気ガス通路28を通
過する際に,第2段熱交換器6から蒸気通路41を通っ
て蒸気通路35に送り込まれた蒸気と熱交換して高温に
加熱する。第1段熱交換器4で高温に加熱された蒸気
は,高温蒸気通路25を通って蒸気タービン5へ送り込
まれ,タービン19,24を駆動する。タービン19,
24の駆動によって発電機20が発電する。発電機20
が発電された電力は,バッテリに蓄電されたり,補機を
駆動するのに消費される。高温蒸気は蒸気タービン5を
駆動した後,低温蒸気や水から成る流体に変換され,該
流体は流体通路27を通じてコンデンサ14へ送られて
水になり,その水は水ポンプ12の駆動によって水通路
26を通じて第2段熱交換器6の水・蒸気通路36へ送
り込まれる。
【0038】第1段熱交換器4から第2段熱交換器6へ
送り込まれた排気ガスは,第2段熱交換器6の排気ガス
通路29を通じて排気通路8へ送り出される。排気ガス
は,排気ガス通路29を通過する際,水・蒸気通路36
を通る水を熱交換して蒸気に変換する。排気通路8へ送
り出された排気ガスは,ターボチャージャ3,第1段熱
交換器4及び第2段熱交換器6によって熱エネルギが回
収されており,例えば,200℃程度にまで温度低下し
ている。
【0039】
【発明の効果】この発明による熱交換装置を組み込んだ
エネルギ回収装置を備えたガスエンジンは,上記のよう
に構成されているので,排気通路に設けたターボチャー
ジャ,第1段熱交換器及び第2段熱交換器で排気ガスエ
ネルギを有効に回収することができる。即ち,この熱交
換装置は,二段式に構成された第1段熱交換器と第2段
熱交換器によって排気ガスが有する熱エネルギを水と熱
交換し,水を高温蒸気に変換することができ,高温蒸気
が有するエネルギは蒸気タービンで電気エネルギとして
有効に回収される。
【0040】また,ガスエンジンは,排気ガスの熱エネ
ルギによってターボチャージャを駆動し,該熱エネルギ
がコンプレッサ及び発電機で回収されると共に,上記の
ように,ターボチャージャのタービンから排気される排
気ガスで第1段熱交換器及び第2段熱交換器で蒸気を発
生させ,該蒸気で蒸気タービンを駆動し,該蒸気タービ
ンを駆動して発電機で電力として回収できる。従って,
ガスエンジンは,従来のようなエネルギ回収タービンに
変えて,熱交換装置によって排気熱エネルギが回収され
るので,従来のような背圧による損失がなく,また,有
効に排気熱エネルギが回収されるので,燃費を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による熱交換装置の一実施例を示す説
明図である。
【図2】図1の熱交換装置を組み込んだエネルギ回収装
置を備えたガスエンジンを示す説明図である。
【図3】図2のガスエンジンに組み込まれた発電機を備
えたターボチャージャを示す説明図である。
【図4】図2のガスエンジンに組み込まれた蒸気タービ
ンを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ガスエンジン 1A 主室 1B 副室 2 第1ケーシング 3 ターボチャージャ 4 第1段熱交換器 5 蒸気タービン 6 第2段熱交換器 7 第2ケーシング 8 排気通路 11 燃料タンク 13 燃料加圧ポンプ 28,29 排気ガス通路 35 蒸気通路 36 水・蒸気通路 37,38 多孔質セラミック部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02B 37/00 302 F02B 37/00 302B 43/00 43/00 A F02G 5/02 F02G 5/02 B F28D 7/10 F28D 7/10 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンからの排気ガスで蒸気を加熱す
    る排気通路に設けられた第1段熱交換器,及び前記第1
    段熱交換器の後流に設けられ且つ前記第1段熱交換器か
    らの前記排気ガスで水を蒸気に加熱する第2段熱交換器
    を具備し,前記第1段熱交換器は第1ケーシング内に配
    置された前記第2段熱交換器で加熱された前記蒸気が流
    れる多孔質セラミック部材が配置された蒸気通路と前記
    蒸気通路に配置された前記排気ガスが流れる排気ガス通
    路とから構成され,また,前記第2段熱交換器は前記第
    1ケーシングに隣接して設けられた第2ケーシング内に
    配置された水を貯留できる水・蒸気通路と前記水・蒸気
    通路の周りに配置された前記第1段熱交換器からの前記
    排気ガスが流れる多孔質セラミック部材が配置された排
    気ガス通路とから構成されていることから成る熱交換装
    置。
  2. 【請求項2】 前記蒸気通路と前記水・蒸気通路には,
    多孔質セラミック部材が配置されている請求項1に記載
    の熱交換装置。
  3. 【請求項3】 前記第1段熱交換器の下方に前記第2段
    熱交換器が配置され,前記第2段熱交換器の前記水・蒸
    気通路は上下方向に配置され,前記第1段熱交換器の前
    記蒸気通路の熱交換面積は大きく形成され,前記第2段
    熱交換器の前記水・蒸気通路の熱交換面積は小さく形成
    され,更に,前記水・蒸気通路の下部には水が貯留され
    ている請求項1に記載の熱交換装置。
  4. 【請求項4】 前記第1段熱交換器は,前記排気ガス通
    路の排気ガス接触面積と前記排気ガス通路を構成する管
    体の外側面積との関係は下記式を満足することから成る
    請求項1に記載の熱交換装置。 A1 :A2 =(1/αg ):(δ1 /λ1 ) 但し,A1 は排気ガス接触面積,A2 は排気ガス通路を
    形成する管体の外側面積,αg は排気ガスの熱伝達率,
    δ1 は排気ガス通路を構成する管体の厚み,及びλ1
    第1段熱交換器の材料熱伝導率である。
  5. 【請求項5】 前記第2段熱交換器は,前記排気ガス通
    路の排気ガス接触面積と前記水・蒸気通路を構成する管
    体の外側面積との関係は下記式を満足することから成る
    請求項1に記載の熱交換装置。 A3 :A4 =(1/αc ):(δ2 /λ2 ) 但し,A3 は排気ガス接触面積,A4 は水・蒸気通路を
    構成する管体の外側面積,αc は水蒸気の熱伝達率,δ
    2 は水・蒸気通路を構成する管体の厚み,及びλ2 は第
    2段熱交換器の材料熱伝導率である。
  6. 【請求項6】 前記各ケーシング及び前記各通路を形成
    する管体は,熱伝導率の小さいSiC又はAlNのセラ
    ミックスから構成されている請求項1に記載の熱交換装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1段熱交換器で発生した高温の蒸
    気は,蒸気タービンを駆動し,前記蒸気タービンに設け
    た発電機によって電気エネルギに変換される請求項1に
    記載の熱交換装置。
  8. 【請求項8】 燃料タンクからのガス燃料を燃焼室へ供
    給する燃料供給装置,及び前記燃焼室からの排気ガスを
    排出する排気通路に設けられたターボチャージャを備え
    たエネルギ回収装置を備えたガスエンジンにおいて,請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の前記熱交換装置を前
    記ターボチャージャの後流の前記排気通路に設け,前記
    第1段熱交換器で発生した蒸気によって蒸気タービンを
    駆動し,前記第2段熱交換器で前記蒸気タービンから排
    出される水を蒸気に変換して該蒸気を前記第1段熱交換
    器に供給することから成るエネルギ回収装置を備えたガ
    スエンジン。
JP17125697A 1997-06-13 1997-06-13 熱交換装置及び該熱交換装置を組み込んだエネルギ回収装置を備えたガスエンジン Pending JPH116601A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059130B2 (en) 2002-02-13 2006-06-13 Ship & Ocean Foundation Heat exchanger applicable to fuel-reforming system and turbo-generator system
KR101093666B1 (ko) 2009-10-07 2011-12-15 주식회사 코렌스 배기열 회수장치
DE102011103110B4 (de) * 2011-05-25 2014-08-28 Benteler Automobiltechnik Gmbh Abgassystem mit Kreislaufwärmerohr

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KR101093666B1 (ko) 2009-10-07 2011-12-15 주식회사 코렌스 배기열 회수장치
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