JPH116538A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JPH116538A
JPH116538A JP17657897A JP17657897A JPH116538A JP H116538 A JPH116538 A JP H116538A JP 17657897 A JP17657897 A JP 17657897A JP 17657897 A JP17657897 A JP 17657897A JP H116538 A JPH116538 A JP H116538A
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JP
Japan
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valve
piston
flow path
rod
shock absorber
Prior art date
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JP17657897A
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Inventor
Hiroyasu Oba
弘泰 大場
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Showa Corp
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Showa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダに対するピストンの相対速度が低速
であるときに、圧側減衰力と伸側減衰力のいずれか一方
の減衰力を他方に影響を与えることなく調整できるとと
もに、そのための製作コストを低減できること。 【解決手段】 シリンダ11内にピストン13を介して
摺動するピストンロッド12が配設され、ピストンには
圧側減衰バルブ17及び伸側減衰バルブ18がそれぞれ
設けられ、ピストンロッドには、シリンダ内のピストン
側室14Aとロッド側室14Bとを連通する主バイパス
流路26が形成されるとともに、この主バイパス流路の
流路面積を変更可能とするニードル弁29が配設された
油圧緩衝器10において、圧側減衰バルブをピストンと
の間で挟持する圧側バルブストッパ19がバルブストッ
パエレメント33及び34を接合して構成され、この圧
側バルブストッパに、ロッド側室と主バイパス流路とを
連通する副バイパス流路40が形成され、この副バイパ
ス流路にチェック弁41が配設されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧緩衝器に係り、
特に減衰力を良好に調整できる油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】自動四輪車又は自動二輪車に使用される
油圧緩衝器には、作動油が充填されるシリンダ内にピス
トンを介して摺動するピストンロッドが配設されて、シ
リンダ内がピストンロッドを収容するロッド側室と、ピ
ストンロッドを収容しないピストン側室とに区画され、
ピストンには、ピストン側室とロッド側室とを連通する
圧側流路及び伸側流路が形成されるとともに、圧側流路
を閉止可能な圧側減衰バルブ、伸側流路を閉止可能な伸
側減衰バルブがそれぞれ設けられ、ピストンロッドに
は、ピストン側室とロッド側室とを連通する主バイパス
流路が形成されるとともに、この主バイパス流路の流路
面積を変更可能とするニードル弁が配設されたものがあ
る。
【0003】圧側減衰バルブ、伸側減衰バルブは、シリ
ンダに対するピストンの相対速度(本項において、以下
ピストン速度という)が中高速であるときに、それぞれ
圧側減衰力、伸側減衰力を発生する。また、主バイパス
流路のニードル弁により規制される流路(オリフィス)
は、ピストン速度低速時に圧側減衰力及び伸側減衰力を
発生する。
【0004】ところが、主バイパス流路におけるニード
ル弁との間のオリフィスに発生する減衰力は、ニードル
弁の調整により流路面積を変更することによって調整さ
れるが、圧側減衰力と伸側減衰力の両者が同時に調整さ
れてしまい、いずれか一方のみの調整ができない。つま
り、ピストン速度低速時において、主バイパス流路の上
記オリフィスにより伸側減衰力を増大させたくても、同
時に圧側減衰力も同程度増大してしまうので、上述のよ
うに伸側減衰力を増大させることができない。
【0005】そこで、本出願人は、特公平2-56531 号公
報において、ピストンロッドに形成された主バイパス流
路に、流路面積を変更可能とするニードル弁を配設する
とともに、伸長行程でのみ開弁する第1チェック弁を設
置し、更にピストンに、ロッド側室とピストン側室とを
連通する流路及びコンスタントオリフィスを互いに連通
して形成し、上記ピストンの流路に圧縮行程でのみ開弁
する第2チェック弁を設置した油圧緩衝器を開示した。
【0006】この公報記載の油圧緩衝器では、圧縮行程
において、第2チェック弁が開き、コンスタントオリフ
ィスにてピストン速度低速時の圧側減衰力が発生し、ま
た、伸長行程において、第1チェック弁が開弁し、主バ
イパス流路のニードル弁との間のオリフィスにてピスト
ン速度低速時の伸側減衰力が発生する。
【0007】従って、ピストン速度低速時の伸側減衰力
は、ニードル弁によるオリフィス開口面積の変更により
調整される。しかし、圧縮行程では、第1チェック弁が
主バイパス流路を閉塞するので、上記オリフィスにて圧
側減衰力が発生しない。このため、ニードル弁の調整に
よりピストン速度低速時において、圧側減衰力に影響を
与えることなく、伸側減衰力のみを調整することができ
る。
【0008】また、同様に、伸長行程では第2チェック
弁が閉弁することから、コンスタントオリフィスの直径
を変更してピストンを設計することにより、ピストン速
度低速時において伸側減衰力に影響を与えることなく、
圧側減衰力を調整することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報記
載の油圧緩衝器では、ピストンに流路及びコンスタント
オリフィスを形成することは加工が困難であり、然も、
第2チェック弁を狭隘なピストンの流路に配置すること
が煩雑な作業であること等から、油圧緩衝器の製作コス
トが上昇してしまう。
【0010】本発明の課題は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、シリンダに対するピストンの相対速
度が低速であるときに、圧側減衰力と伸側減衰力のいず
れか一方の減衰力を他方に影響を与えることなく調整す
ることができるとともに、そのための製作コストを低減
できる油圧緩衝器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、作動油が充填されるシリンダ内にピストンを介して
摺動するピストンロッドが配設されて、上記シリンダ内
が上記ピストンロッドを収容するロッド側室と、上記ピ
ストンロッドを収容しないピストン側室とに区画され、
上記ピストンには、上記ピストン側室と上記ロッド側室
とを連通する圧側流路及び伸側流路が形成されるととも
に、上記圧側流路を閉止可能な圧側減衰バルブ、上記伸
側流路を閉止可能な伸側減衰バルブがそれぞれ設けら
れ、上記ピストンロッドには、上記ピストン側室と上記
ロッド側室とを連通する主バイパス流路が形成されると
ともに、この主バイパス流路の流路面積を変更可能とす
る調整部材が配設された油圧緩衝器において、上記減衰
バルブを上記ピストンとの間で挟持するバルブストッパ
が少なくとも 2枚の板状のバルブストッパエレメントか
ら構成され、このバルブストッパに、上記ピストン側室
と上記ロッド側室のいずれか一方と上記主バイパス流路
とを連通する副バイパス流路が形成され、この副バイパ
ス流路に、作動油の一方向の流れのみを許容するチェッ
ク弁が配設されたものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記チェック弁は、圧側減衰バルブを
ピストンとの間に挟持する圧側バルブストッパに形成さ
れた副バイパス流路内に配設され、油圧緩衝器の圧縮行
程で、副バイパス流路内の作動油の流れを許容し、伸長
行程で上記副バイパス流路内の作動油の流れを阻止する
ものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、上記バルブストッパが 3枚の板
状のバルブストッパエレメントにて構成されたものであ
る。
【0014】請求項1に記載の発明には、次の及び
の作用がある。 主バイパス流路の流路面積が調整部材により変更可能
とされ、少なくとも 2枚の板状のバルブストッパエレメ
ントを有してなるバルブストッパに形成された副バイパ
ス流路が、該副バイパス流路内に配設されたチェック弁
にて作動油の一方向の流れのみを許容可能に構成された
ことから、油圧緩衝器の圧縮行程又は伸長行程であっ
て、チェック弁が副バイパス流路内での作動油の流れを
許容する行程では、シリンダに対するピストンの相対速
度(本項において、以下ピストン速度という)が低速の
ときに、作動油は、主バイパス流路における調整部材と
の間の流路をほとんど流れず、副バイパス流路を流れる
ので、主バイパス流路において調整部材により調整され
る減衰力が発生しない。また、油圧緩衝器の圧縮行程又
は伸長行程であって、チェック弁が副バイパス流路内で
の作動油の流れを阻止する行程では、ピストン速度が低
速のときに、作動油は副バイパス流路を流れず、主バイ
パス流路における調整部材との間の流路を流れるので、
主バイパス流路において調整部材により調整された減衰
力を発生する。
【0015】このように、主バイパス流路において、調
整部材により調整されるピストン速度低速時の減衰力
は、油圧緩衝器の圧縮行程又は伸長行程において、チェ
ック弁が副バイパス流路内での作動油の流れを阻止する
行程でのみ発生し、チェック弁が副バイパス流路内での
作動油の流れを許容する行程では発生しないので、この
調整部材により調整されるピストン速度低速時の減衰力
を、副バイパス流路に作動油が流れる圧縮行程又は伸長
行程において発生するピストン速度低速時の減衰力に影
響を与えることなく調整できる。この結果、主バイパス
流路において調整部材により調整されるピストン速度低
速時の減衰力を増大させて、油圧緩衝器のピストン速度
低速時における減衰特性を向上させることができる。
【0016】また、バルブストッパが少なくとも 2枚
の板状のバルブストッパエレメントにて構成され、この
バルブストッパに副バイパス流路が形成されたので、各
バルブストッパエレメントには、副バイパス流路構成の
ための流路の形成が容易となる。然も、副バイパス流路
へのチェック弁の配設も容易となる。これらの結果、油
圧緩衝器の製作コストを低減できる。
【0017】請求項2に記載の発明には、次のの作用
がある。 チェック弁が圧側バルブストッパに形成された副バイ
パス流路内に配設され、このチェック弁が油圧緩衝器の
圧縮行程でのみ副バイパス流路内の作動油の流れを許容
することから、主バイパス流路において調整部材により
調整されるピストン速度低速時の減衰力は、チェック弁
が副バイパス流路内での作動油の流れを阻止する油圧緩
衝器の伸長行程でのみ発生し、チェック弁が副バイパス
流路内での作動油の流れを許容する油圧緩衝器の圧縮行
程では発生しない。このため、この調整部材により調整
されるピストン速度低速時の減衰力(伸側減衰力)を、
副バイパス流路を作動油が流れるとき(油圧緩衝器10
の圧縮行程)に発生するピストン速度低速時の減衰力
(圧側減衰力)に影響を与えることなく調整できる。従
って、主バイパス流路において、調整部材により調整さ
れるピストン低速時の伸側減衰力を、ピストン速度低速
時の圧側減衰力よりも増大させて、油圧緩衝器のピスト
ン速度低速時における減衰特性を向上させることができ
る。
【0018】請求項3に記載の発明には、次のの作用
がある。 バルブストッパが 3枚の板状のバルブストッパエレメ
ントにて構成されたので、副バイパス流路を構成するた
めに各バルブストッパエレメントに形成される流路の加
工をより一層容易化でき、油圧緩衝器の製作コストを低
減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[A] 第1の実施の形態 図1は、本発明に係る油圧緩衝器の第1の実施の形態に
おけるピストン周囲を示す断面図、図2は、図1の部分
拡大断面図である。
【0020】図1に示すように、油圧緩衝器10は、作
動油を充填するシリンダ11内にピストンロッド12が
挿入され、このピストンロッド12の挿入端部に、シリ
ンダ11内に摺動自在なピストン13が結合されたもの
である。このピストン13によりシリンダ11内が、ピ
ストンロッド12を収容するロッド側室14Bと、ピス
トンロッド12を収容しないピストン側室14Aとに区
画される。
【0021】また、ピストン13には、ピストンロッド
12が貫通する貫通孔の周囲に、圧側流路15及び伸側
流路16が貫通して形成される。ピストン13の一端面
(図1の上端面)に、圧側流路15を閉止可能とする圧
側減衰バルブ17が配置され、ピストン13の他端面
(図1の下端面)に、伸側流路16を閉止可能とする伸
側減衰バルブ18が配置される。
【0022】ピストンロッド12には、ピストン13の
上記一端面との間で圧側減衰バルブ17を挟持可能とす
る圧側バルブストッパ19が挿通されるとともに、ピス
トン13の上記他端面との間で伸側減衰バルブ18を挟
持可能とする伸側バルブストッパ20が挿通される。圧
側バルブストッパ19、圧側減衰バルブ17、ピストン
13、伸側減衰バルブ18及び伸側バルブストッパ20
は、ナット21がピストンロッド12の挿入端部に螺合
されることにより、ピストンロッド12に一体化され
る。
【0023】一方、シリンダ11の開口端部にロッドガ
イド22が嵌装される。ピストンロッド12は、このロ
ッドガイド22に摺動自在に貫通され、シリンダ11へ
の非挿入端側がシリンダ11外に突設される。ロッドガ
イド22には、ピストンロッド12の外周面に摺接し
て、このピストンロッド12の摺動を可能とするガイド
ブッシュ23が配設される。また、ロッドガイド22に
は、ピストンロッド12の外周面に摺接して、シリンダ
11内の作動油の漏洩を防止するオイルシール24が配
設される。
【0024】更に、このロッドガイド22には、ピスト
ンロッド12の外周面に摺接して、シリンダ11内への
塵埃等の侵入を防止するダストシール25が配設されて
いる。また、ロッドガイド22には、リバウンドラバー
27が設置されて、油圧緩衝器10の最伸長時に圧側バ
ルブストッパ19が当接して、油圧緩衝器10の最伸長
ストロークが規制される。
【0025】上記ピストンロッド12には、軸方向に延
びる流路26Aと、この流路26Aに連通し且つピスト
ンロッド12の軸に直交する流路26Bとからなる主バ
イパル流路26が形成される。この主バイパス流路26
により、シリンダ11内のピストン側室14Aとロッド
側室14Bとが連通される。
【0026】上記主バイパス流路26の流路26Aは、
ピストンロッド12の軸方向全長に亘って延び、この流
路26A内に調整ロッド28が挿通される。この調整ロ
ッド28は先端部に、調整部材としてのニードル弁29
が一体化して設けられたものである。また、流路26A
におけるピストンロッド12の挿入端側内周面には、筒
形状のバルブスリーブ30が嵌装され、このバルブスリ
ーブ30の図1における上端面が、バルブシート面31
として機能する。
【0027】主バイパス流路26内において、このバル
ブシート面31とニードル弁29との間にオリフィス3
2が形成される。このオリフィス32の開口面積は、調
整ロッド28の操作によりピストンロッド12の軸方向
に移動するニードル弁29によって変更可能とされる。
【0028】さて、上記圧側バルブストッパ19は、複
数枚例えば 2枚の略同一板形状のバルブストッパエレメ
ント33及び34が接合して構成される。
【0029】バルブストッパエレメント33には、図2
に示すように、その内周面にリング形状の第1溝35A
が形成されるとともに、バルブストッパエレメント34
との接合面36にリング形状の第2溝35Cが形成さ
れ、これらの第1溝35Aと第2溝35Cを連通する連
通孔35Bが、第1溝35A、第2溝35Cの周方向に
複数本穿設される。
【0030】また、バルブストッパエレメント34に
は、バルブストッパエレメント33との接合面37にリ
ング形状の第4溝38Aが形成されるとともに、この第
4溝38Aに連通する通孔38Bが、第4溝38Aの周
方向に複数本穿設される。上記第4溝38Aは、バルブ
ストッパエレメント33と34との接合状態下で、第2
溝35Cを臨み、この第2溝35Cに連通して設けられ
る。
【0031】また、バルブスリーブ30、ピストンロッ
ド12には、バルブストッパエレメント33のピストン
ロッド12への配置状態下で、上記バルブストッパエレ
メント33の第1溝35Aに連通する第1穿設孔39
A、第2穿設孔39Bが貫通してそれぞれ形成される。
従って、これらの第1穿設孔39A及び第2穿設孔39
B、バルブストッパエレメント33の第1溝35A、連
通孔35B及び第2溝35C、並びにバルブストッパエ
レメント34の第4溝38A及び通孔38Bにより、シ
リンダ11のロッド側室14Bと主バイパス流路26の
流路26Aとを連通する副バイパス流路40が構成され
る。
【0032】この副バイパス流路40に、作動油の一方
向の流れのみを許容するチェック弁41が配設される。
つまり、このチェック弁41は、弁体42及び弁スプリ
ング43を備えてなり、バルブストッパエレメント34
の第4溝38A内に配設される。弁スプリング43がリ
ング形状の弁体42の背面を押圧することにより、この
弁体42がバルブストッパエレメント33の第2溝35
Cの開口部を閉塞し、チェック弁41は開弁して、副バ
イパス流路40の連通状態を遮断する。具体的には、こ
のチェック弁41は、油圧緩衝器10の圧縮行程で開弁
して副バイパス流路40を連通状態とし、主バイパス流
路26からロッド側室14Bへの作動油の流れを許容
し、油圧緩衝器10の伸長行程で閉弁して副バイパス流
路40の連通を遮断し、ロッド側室14Bから主バイパ
ス流路26への作動油の流れを阻止する。
【0033】尚、チェック弁41の弁スプリング43
は、例えば皿ばねが好適である。また、圧側バルブスト
ッパ19のバルブストッパエレメント33の接合面36
においては、チェック弁41の弁体42が接触する部分
が、バルブシート面44として機能する。
【0034】次に、油圧緩衝器10の作用を説明する。
油圧緩衝器10の伸長行程では、シリンダ11に対する
ピストン13の相対速度(本項において、以下ピストン
速度という)が低速であるときに、チェック弁41が閉
弁状態を維持して副バイパス流路40の連通を遮断して
いるので、ロッド側室14B内の作動油は副バイパス流
路40へ流れず、主バイパス流路26の流路26Bか
ら、主バイパス流路26内のニードル弁29により設定
されたオリフィス32を流れて流路26Aへ至り、ピス
トン側室14A内へ流れる。作動油が上記オリフィス3
2を流れるときに、ピストン速度低速時の伸側減衰力が
発生する。
【0035】また、油圧緩衝器10の伸長行程におい
て、ピストン速度が中高速にあるときに、上述の如く、
チェック弁41が閉弁状態を維持して副バイパス流路4
0の連通状態を遮断しているので、ロッド側室14B内
の作動油は、伸側流路16を通り、伸側減衰バルブ18
を撓み変形させてピストン側室14A内へ流れる。作動
油が伸側減衰バルブ18を撓み変形させるときに、ピス
トン速度中高速時の伸側減衰力が発生する。
【0036】一方、油圧緩衝器10の圧縮行程におい
て、ピストン速度低速時には、ピストン側室14A内の
作動油はピストンロッド12の主バイパス流路26内へ
流入し、副バイパス流路40を経てチェック弁41を開
弁し、ロッド側室14B内へ流入する。このとき、主バ
イパス流路26内のニードル弁29によるオリフィス3
2へは作動油がほとんど流れないので、このオリフィス
32にて減衰力が発生せず、作動油が副バイパス流路4
0内を流れるときに、ピストン速度低速時の圧側減衰力
が発生する。作動油が副バイパス流路40内を流れると
きに発生する減衰力は、作動油がオリフィス32を流れ
るときに発生する前記ピストン速度低速時の伸側減衰力
よりも著しく小さい。
【0037】また、油圧緩衝器10の圧縮行程におい
て、ピストン速度中高速時には、ピストン側室14A内
の作動油は、圧側流路15を通り圧側減衰バルブ17を
撓み変形させてロッド側室14B内へ流れるとともに、
主バイパス流路26から副バイパス流路40のチェック
弁41を開弁させてロッド側室14B内へ流れる。作動
油が圧側減衰バルブ17を撓み変形させるときに、ピス
トン速度中高速時の圧側減衰力が発生する。
【0038】従って、上記実施の形態の油圧緩衝器10
によれば、以下の効果(1) 〜(4) を奏する。 (1) 主バイパス流路26のオリフィス32の流路面積が
ニードル弁29により変更可能とされ、 2枚のバルブス
トッパエレメント33及び34を有してなる圧側バルブ
ストッパ19に形成された副バイパス流路40が、この
副バイパス流路40内に配設されたチェック弁41によ
って、主バイパス流路26の流路26Aからロッド側室
14Bへ向う圧縮行程の作動油の流れのみを許容可能に
構成されたことから、主バイパス流路26のオリフィス
32にて発生し且つニードル弁29により調整されるピ
ストン速度低速時の減衰力は、チェック弁41が副バイ
パス流路40内での作動油の流れを阻止する伸長行程で
のみ発生し、チェック弁41が副バイパス流路40内で
の作動油の流れを許容する圧縮行程では発生しない。従
って、このオリフィス32において発生し且つニードル
弁29により調整されるピストン速度低速時の減衰力
(伸側減衰力)を、副バイパス流路40内を作動油が流
れる圧縮行程において発生するピストン速度低速時の減
衰力(作動油が副バイパス流路40を流れるときに発生
する圧側減衰力)に影響を与えることなく調整できる。
この結果、主バイパス流路26のオリフィス32におい
て発生し且つニードル弁29により調整されるピストン
速度低速時の伸側減衰力を、ピストン速度低速時の圧側
減衰力に比べて増大させて、油圧緩衝器10のピストン
速度低速時における減衰特性を向上させることができ
る。
【0039】(2) 上述の如く、ニードル弁29の調整に
より主バイパス流路26のオリフィス32の開口面積を
変更させて、ピストン速度低速時の伸側減衰力のみを適
切に調整できるので、副パイパス流路40の流路面積
(例えば連通孔35B又は通孔38Bの開口面積)を増
大させて、ピストン速度低速時の圧側減衰力を著しく低
減できる。また、副バイパス流路40の流路面積の増大
により、油圧緩衝器10の圧縮行程でピストン速度中高
速時にも、副バイパス流路40を流れる作動油量が増加
するので、圧側減衰バルブ17の撓み変形時に発生する
ピストン速度中高速時の圧側減衰力を低減させることが
できる。このとき、この圧側減衰バルブ17にて発生す
る減衰力は、圧側減衰バルブ17を構成する各バルブエ
レメントが耐久性の観点から減衰力を低減できないレベ
ル以下まで低減させることができる。
【0040】(3) 逆に、圧側減衰バルブ17を構成する
バルブエレメントを多数枚積層させて、油圧緩衝器10
の圧縮行程におけるピストン速度中高速時の圧側減衰力
を増大させた場合にも、上記(2) の如く、副バイパス流
路40の流路面積を増大させて圧縮行程におけるピスト
ン低速時の圧側減衰力を極めて低減できるので、油圧緩
衝器10の圧縮行程において、ピストン速度低速時のソ
フト感と、ピストン速度中高速時の腰の強さを両立させ
ることができる。
【0041】(4) 圧側バルブストッパ19が 2枚のバル
ブストッパエレメント33及び34にて構成され、圧側
バルブストッパ19に副バイパス流路40が形成された
ので、副バイパス流路40を構成するための流路(バル
ブストッパエレメント33の第1溝35A、連通孔35
B及び第2溝35C;バルブストッパエレメント34の
第4溝38A及び通孔38B)は、各バルブストッパエ
レメント33、34毎に加工すれば良く、副バイパス流
路40の加工を容易化できる。然も、圧側バルブストッ
パ19が 2枚のバルブストッパエレメント33及び34
にて構成されたので、圧側バルブストッパ19に形成さ
れた副バイパス流路40へのチェック弁41の配設も容
易となる。これらの結果、油圧緩衝器10の製作コスト
を低減できる。
【0042】[B] 第2の実施の形態 図3は、本発明に係る油圧緩衝器の第2の実施の形態に
おける図2に対応した断面図、図4は、図3のバルブス
トッパエレメント53を示す平面図である。この実施の
形態において、前記実施の形態と同様な部分は、同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
【0043】図3に示すように、この油圧緩衝器50に
おける圧側バルブストッパ51は、3枚の略同一板形状
のバルブストッパエレメント52、53及び54にて構
成される。バルブストッパエレメント52は、内周面及
びバルブストッパエレメント53との接合面55が交差
する領域にリング形状の第1溝56を備える。この第1
溝56は、ピストンロッド12への挿着状態で、バルブ
スリーブ30の第1穿設孔39A及びピストンロッド1
2の第2穿設孔39Bに連通する。
【0044】また、バルブストッパエレメント54に
は、内周面とバルブストッパエレメント53との接合面
58との交差する領域にリング形状の第2溝59が形成
されるとともに、この第2溝59に連通する通孔60
が、前記実施の形態の通孔38Bと同様に貫通して形成
される。上記第2溝59内にチェック弁41が配設され
る。
【0045】更に、バルブストッパエレメント53に
は、ピストンロッド12への挿着状態で、バルブストッ
パエレメント52の第1溝56とバルブストッパエレメ
ント54の第2溝59とを連通する連通切欠57が形成
される。この連通切欠57は、図4に示すように、バル
ブストッパエレメント53の同心円上に周方向に沿い複
数個形成される。また、バルブストッパエレメント53
のバルブストッパエレメント54との接合面63で、連
通切欠57の開口を臨む周囲に、チェック弁41の弁体
42が接触するバルブシート面61が設けられる。
【0046】バルブスリーブ30の第1穿設孔39A、
ピストンロッド12の第2穿設孔39B、バルブストッ
パエレメント52の第1溝56、バルブストッパエレメ
ント53の連通切欠57、並びにバルブストッパエレメ
ント54の第2溝59及び通孔60が副バイパス流路6
2を構成する。油圧緩衝器10の圧縮行程では、作動油
の油圧により、チェックバルブ41の弁体42がバルブ
ストッパエレメント53のバルブシート面61から離れ
てチェック弁41が開弁し、これにより副バイパス流路
62が連通されて、この副バイパス流路62内での作動
油の流れが許容される。また、油圧緩衝器10の伸長行
程では、チェック弁41の弁体42がバルブストッパエ
レメント53のバルブシート面61に接触してチェック
弁41が閉弁し、これにより副バイパス流路62の連通
が遮断されて、この副バイパス流路62内での作動油の
流れが阻止される。
【0047】従って、この油圧緩衝器50によっても、
主バイパス流路26のオリフィス32の流路面積がニー
ドル弁29により変更可能とされ、圧側バルブストッパ
51に副バイパス流路62が形成され、この副バイパス
流路62内に配設されたチェック弁41により、油圧緩
衝器50の圧縮行程でのみ副バイパス流路62内での作
動油の流れが許容されたので、ピストン速度低速時に主
バイパス流路62のオリフィス32にて発生する減衰力
を、油圧緩衝器50の伸長行程でのみ発生させることが
でき、油圧緩衝器50の圧縮行程においては発生させな
いように構成できる。この結果、前記実施の形態の油圧
緩衝器10における(1) 〜(3) と同様な効果を奏する。
【0048】更に、この油圧緩衝器50では、次の効果
(5) を奏する。 (5) 圧側バルブストッパ51が 3枚のバルブストッパエ
レメント52、53及び54にて構成されたので、副バ
イパス流路62を構成するために各バルブストッパエレ
メントに形成される流路(バルブストッパエレメント5
2の第1溝56、バルブストッパエレメント53の連通
切欠57、並びにバルブストッパエレメント54の第2
溝59及び通孔60)の加工をより一層容易化でき、特
に、前記実施の形態の圧側バルブストッパ19における
バルブストッパエレメント33の連通孔35Bの加工を
削除できる。この結果、油圧緩衝器50の製作コストを
より一層低減できる。
【0049】[C] 第3の実施の形態 図5は、本発明に係る油圧緩衝器の第3の実施の形態に
おける図2に対応した断面図である。この実施の形態に
おいて、前記第1の実施の形態と同様な部分は、同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
【0050】この油圧緩衝器70の圧側バルブストッパ
71は、 2枚のバルブストッパエレメント72及び73
が接合して構成されたものである。
【0051】バルブストッパエレメント72には、内周
面とバルブストッパエレメント73との接合面74との
交差領域に、バルブスリーブ30の第1穿設孔39B及
びピストンロッド12の第2穿設孔39Bに連通可能な
リング形状の第1溝75が形成される。また、バルブス
トッパエレメント73には、内周面とバルブストッパエ
レメント72との接合面83との交差領域にリング形状
の第2溝76が形成され、この第2溝76に連通して通
孔77が、第1の実施の形態の通孔38Bと同様に貫通
して穿設される。
【0052】バルブスリーブ30の第1穿設孔39A、
ピストンロッド12の第2穿設孔39B、バルブストッ
パエレメント72の第1溝75、並びにバルブストッパ
エレメント73の第2溝76及び通孔77により副バイ
パス流路78が構成される。この副バイパス流路78の
第2溝76内にチェック弁79が配設される。
【0053】このチェック弁79は、筒体80Aにフラ
ンジ部80Bが一体化された弁体80と、例えばコイル
スプリングからなる弁スプリング81とを有して構成さ
れる。弁体80の筒体80Aが、ピストンロッド12の
外周に軸方向に摺動自在に嵌装される。また、弁スプリ
ング81が、フランジ部80Bとバルブストッパエレメ
ント73の第2溝76との間に介装される。この弁スプ
リング81の付勢力により、チェック弁79のフランジ
部80Bが、バルブストッパエレメント72の接合面7
4であって第1溝75の開口部を臨む周囲に形成された
バルブシート面82に接触して、チェック弁79が閉弁
する。
【0054】油圧緩衝器70の圧縮行程では、作動油の
油圧により、チェック弁79のフランジ部80Bがバル
ブストッパエレメント72のバルブシート面82から離
れてチェック弁79が開弁し、副バイパス流路78が連
通されて、この副バイパス流路78内での作動油の流れ
が許容される。また、油圧緩衝器70の伸長行程では、
チェック弁79のフランジ部80Bがバルブストッパエ
レメント72のバルブシート面82に接触してチェック
弁79が閉弁し、副バイパス流路78の連通が遮断され
て、この副バイパス流路78内での作動油の流れが許容
される。
【0055】従って、この油圧緩衝器70によっても、
主バイパス流路76のオリフィス32の流路面積がニー
ドル弁29により変更可能とされ、圧側バルブストッパ
71に副バイパス流路78が形成され、この副バイパス
流路78に配設されたチェック弁79により、油圧緩衝
器70の圧縮行程でのみ副バイパス流路78内での作動
油の流れが許容されたので、オリフィス32にてピスト
ン速度低速時に発生する減衰力を、油圧緩衝器70の伸
長行程でのみ発生させることができ、油圧緩衝器の圧縮
行程においては発生させないように構成できる。この結
果、前記実施の形態の油圧緩衝器10における効果(1)
〜(4) と同様な効果を奏する。
【0056】尚、上記圧側バルブストッパ19、51、
71において、バルブストッパエレメント33のバルブ
シート面44、バルブストッパエレメント53のバルブ
シート面61、バルブストッパエレメント72のバルブ
シート面82は研磨加工される必要があるが、特に、バ
ルブストッパエレメント53が燒結金属で構成される場
合には、表面精度が高いので、バルブシート面61を研
磨加工する必要はない。また、チェック弁41の弁スプ
リング43は板ばね、コイルスプリング等の他の種類の
ばねでも良く、チェック弁79の弁スプリング81は、
皿ばね、板ばね等の他の種類のばねでも良い。
【0057】また、上記各実施の形態では、圧側減衰バ
ルブを支持する圧側バルブストッパに副バイパス流路が
形成され、この副バイパス流路内にチェック弁が配設さ
れたものを述べたが、減衰バルブの配置構造によって
は、伸側減衰バルブを支持する伸側バルブストッパに副
バイパス流路を形成し、この副バイパス流路内にチェッ
ク弁を配設しても良い。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る油圧緩衝器
によれば、シリンダに対するピストンの相対速度が低速
であるときに、圧側減衰力と伸側減衰力のいずれか一方
の減衰力を他方に影響を与えることなく調整できるとと
もに、そのための製作コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る油圧緩衝器の第1の実施
の形態におけるピストン周囲を示す断面図である。
【図2】図2は、図1の部分拡大断面図である。
【図3】図3は、本発明に係る油圧緩衝器の第2の実施
の形態における図2に対応した断面図である。
【図4】図4は、図3のバルブストッパエレメント53
を示す平面図である。
【図5】図5は、本発明に係る油圧緩衝器の第3の実施
の形態における図2に対応した断面図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器 11 シリンダ 12 ピストンロッド 13 ピストン 14A ピストン側室 14B ロッド側室 15 圧側流路 16 伸側流路 17 圧側減衰バルブ 18 伸側減衰バルブ 19 圧側バルブストッパ 20 伸側バルブストッパ 26 主バイパス流路 29 ニードル弁(調整部材) 32 オリフィス 33、34 バルブストッパエレメント 40 副バイパス流路 41 チェック弁 50 油圧緩衝器 51 圧側バルブストッパ 52、53、54 バルブストッパエレメント 62 副バイパス流路 70 油圧緩衝器 71 圧側バルブストッパ 72、73 バルブストッパエレメント 78 副バイパス流路 79 チェック弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油が充填されるシリンダ内にピスト
    ンを介して摺動するピストンロッドが配設されて、上記
    シリンダ内が上記ピストンロッドを収容するロッド側室
    と、上記ピストンロッドを収容しないピストン側室とに
    区画され、 上記ピストンには、上記ピストン側室と上記ロッド側室
    とを連通する圧側流路及び伸側流路が形成されるととも
    に、上記圧側流路を閉止可能な圧側減衰バルブ、上記伸
    側流路を閉止可能な伸側減衰バルブがそれぞれ設けら
    れ、 上記ピストンロッドには、上記ピストン側室と上記ロッ
    ド側室とを連通する主バイパス流路が形成されるととも
    に、この主バイパス流路の流路面積を変更可能とする調
    整部材が配設された油圧緩衝器において、 上記減衰バルブを上記ピストンとの間で挟持するバルブ
    ストッパが少なくとも2枚の板状のバルブストッパエレ
    メントから構成され、 このバルブストッパに、上記ピストン側室と上記ロッド
    側室のいずれか一方と上記主バイパス流路とを連通する
    副バイパス流路が形成され、 この副バイパス流路に、作動油の一方向の流れのみを許
    容するチェック弁が配設されたことを特徴とする油圧緩
    衝器。
  2. 【請求項2】 上記チェック弁は、圧側減衰バルブをピ
    ストンとの間に挟持する圧側バルブストッパに形成され
    た副バイパス流路内に配設され、油圧緩衝器の圧縮行程
    で、副バイパス流路内の作動油の流れを許容し、伸長行
    程で上記副バイパス流路内の作動油の流れを阻止するも
    のである請求項1に記載の油圧緩衝器。
  3. 【請求項3】 上記バルブストッパが 3枚の板状のルブ
    ストッパエレメントにて構成された請求項1又は2に記
    載の油圧緩衝器。
JP17657897A 1997-06-18 1997-06-18 油圧緩衝器 Withdrawn JPH116538A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101227384B1 (ko) * 2008-03-20 2013-01-30 주식회사 만도 쇽업소버의 밸브장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040907