JPH1165250A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1165250A
JPH1165250A JP9221496A JP22149697A JPH1165250A JP H1165250 A JPH1165250 A JP H1165250A JP 9221496 A JP9221496 A JP 9221496A JP 22149697 A JP22149697 A JP 22149697A JP H1165250 A JPH1165250 A JP H1165250A
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JP
Japan
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toner
opening
image forming
forming apparatus
developing device
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Application number
JP9221496A
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English (en)
Inventor
Susumu Tashiro
進 田代
Yutaka Miyasaka
裕 宮坂
Naoki Otomo
直樹 大友
Motofumi Kawamoto
基史 川元
Kazunori Katada
和則 堅田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH1165250A publication Critical patent/JPH1165250A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー濃度検出手段によるトナー濃度の初期
値を安定化し、かつ、プロセスカートリッジの取り扱い
により生じる像担持体の疲労を抑える。トナー補給用の
予備タンクを必要とせず、部品コストを増大させること
なく、トナー補給の作業性を向上する。 【解決手段】 現像装置6の現像剤貯蔵室67の開口部
67Aとトナー補給開口部61Aとを密封し剥離可能に
するシール部材68とを有し、シール部材68は、最初
に現像剤貯蔵室67の開口部67A、次にトナー補給開
口部61Aの順に剥離開放される画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置
のトナー補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−286587号公報に記載の
プロセスカートリッジは、プロセスカートリッジに現像
ユニットを一体配置し、現像ユニット上部に現像剤を封
入したプリセット部を設け、現像ユニットの現像部とプ
リセット部の間に、現像剤を密封状態とする仕切り板を
設けたものである。該仕切り板は、第1及び第2スクリ
ューからなる撹拌部材の上部に位置している。
【0003】実開昭59−192162号明細書に記載
のトナー補給ボトルは、トナーボトル内に撹拌部を有す
る外端に駆動装置と連結する係合部を設けたものであ
る。
【0004】特開昭61−34567号公報に記載の現
像剤の収納容器は、現像剤の排出口部に現像器の開口部
に係合する係合部を設け、排出口に外部駆動部材と係合
し回転する現像剤補給ローラーを有するものである。
【0005】実開平5−20066号明細書に記載のト
ナー供給器は、トナー供給器を複数のトナー室に分割し
順次供給する供給手段を有するものである。
【0006】特開平3−175471号公報に記載の電
子写真記録装置の現像装置は、トナーカートリッジの筐
体に開口部を開閉自在に設け装置本体に対し着脱自在な
トナーカートリッジで、装着操作により封止部材を開状
態、取り外し操作により閉状態とするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
(第一の課題)現像装置内に未使用の新規現像剤を投入
し、現像装置の撹拌部に設置されている磁性現像剤透磁
率検知手段(L検)によるトナー濃度の初期値調整を行
う前に、トナーを補給してしまうと現像剤のトナー濃度
の検出にばらつきを生じてしまう。
【0008】(第二の課題)従来は、トナーを充填した
トナー容器の開口部を開閉自在にする開閉手段を設け、
該トナー容器を画像形成装置本体の受け部に対し着脱自
在にしたトナー補給装置が考案されている。この方法
は、トナー容器を装置本体の受け部にセットし、次にレ
バー等の操作により本体側の開口部と、トナー容器側の
開口部を開き、トナーをトナー補給装置に落下させた
後、再度、レバー等の操作を行い両開口部を閉じるとい
う非常に煩雑な作業を必要とした。また、トナー補給装
置内の視認性が悪いため、トナー補給したにもかかわら
ず、再度、トナー補給を補給してしまい、トナーをあふ
れさせるという結果を招く恐れがある。さらに、従来
は、トナーを充填したトナー容器の外壁を螺旋形状にな
し、トナー容器を回転させることによりトナー容器内の
トナーを、トナー容器とは別の補給スクリュー部を有す
るトナー補給装置(予備タンクに相当)に送りこんだ
後、補給スクリューを回転させ現像装置に適量のトナー
を補給する考案されている。この方法は、トナー容器と
は別にトナー補給装置を必要とするため、部品コストの
増大をまねくという問題がある。
【0009】本発明は、上記の諸問題点を解決すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の請求項1に記載の画像形成装置は、画像を担持する
像担持体と、該像担持体により形成された静電潜像を顕
像化する現像装置とを一体的に構成したプロセスカート
リッジの現像装置上部に、未使用現像剤を封入しておく
ための現像剤貯蔵室をプロセスカートリッジと一体化し
て設けるとともに、前記現像装置のトナー補給開口部か
ら現像装置内にトナーを補給するトナー収納容器をプロ
セスカートリッジに着脱可能にする画像形成装置におい
て、前記現像装置の現像剤貯蔵室の開口部とトナー補給
開口部とを密封し、剥離可能にするシール部材を有し、
前記シール部材は、最初に前記現像剤貯蔵室の開口部、
次にトナー補給開口部の順に、剥離開放されることを特
徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項3に記載の画像形成
装置は、画像を担持する像担持体と、該像担持体により
形成された静電潜像を顕像化する現像装置とを一体的に
構成したプロセスカートリッジの現像装置上部に、前記
現像装置のトナー補給開口部から現像装置内にトナーを
補給するトナー収納容器をプロセスカートリッジに着脱
可能にする画像形成装置において、前記トナー収納容器
は、仕切り部により、収納容積の異なる大小2つのトナ
ー室に分割され、前記2つのトナー室の中間の底部にト
ナー排出開口部を設けた容器本体と、該容器本体内の底
部に回転可能に支持されたトナー搬送ローラと、該トナ
ー搬送ローラを正逆回転させる駆動手段とを有し、前記
トナー搬送ローラの正回転駆動により、前記2つのトナ
ー室の一方のトナー室内のトナーをトナー排出開口部か
ら排出し、前記トナー搬送ローラの逆回転駆動により、
前記他方のトナー室内のトナーをトナー排出開口部から
排出し、前記現像装置のトナー補給開口部にトナーを補
給することを特徴とするものである。
【0012】さらに、本発明の請求項8に記載の画像形
成装置は、現像装置とは分離した状態で画像装置本体に
対し着脱自在で、トナー収納量が大小2つのトナー室か
らなるトナー収納容器によりトナーを補給する画像形成
装置において、前記画像形成装置本体に前記トナー収納
容器をセットした時は、トナー搬送ローラを正回転さ
せ、トナー収納量が大きいメインタンクからトナー補給
を行い、該メインタンク内のトナーが無くなったことを
検知したとき、トナー搬送ローラを逆回転し、トナー収
納量が小さいサブタンクからトナー補給を行うことを特
徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の説明に先立
って、本発明のプロセスカートリッジを備えた画像形成
装置を図1の断面図によって説明する。
【0014】図1において、1は像担持体(感光体ドラ
ム)、2はスコロトロン帯電器、3は帯電前除電器(P
CL)、4は像露光手段、5は帯電消去用LEDアレ
イ、6は現像装置、7は転写電極、8は分離電極、9は
クリーニング装置、10は加熱定着装置である。
【0015】現像装置6の上方には、破線で示すトナー
収納容器20がプロセスカートリッジに着脱可能に装着
され、現像装置内に新規のトナーを適時補給する。
【0016】加熱定着装置10は、定着ローラ11、加
圧ローラ12、クリーニングローラ13、定着温度セン
サ14、分離爪15、等から構成されている。
【0017】30〜37は給紙、搬送、排紙経路の部材
を示す。30は転写材Pを収容する給紙カセット、31
は送り出しローラ、32,33,34は給紙ローラ対、
35はレジストセンサ、36は搬送ガイド板、37は排
紙ローラ、38は排紙ガイド板、39は排紙皿である。
【0018】図2はプロセスカートリッジの横断面図で
ある。
【0019】本発明のプロセスカートリッジは、像担持
体1、スコロトロン帯電器2の一部(グリッド電極2
A)、現像装置6、クリーニング装置9、加熱定着装置
10の一部(定着ローラ11及びその周辺部材)から構
成されている。
【0020】スコロトロン帯電器2のうち、帯電制御用
グリッド電極2Aがプロセスカートリッジ側に固定配置
され、放電電極及びシールドケーシングは画像形成装置
本体側に配置されている。
【0021】画像形成装置本体には、加圧ローラ12、
加圧用バネ(図示せず)、及び転写電極7、分離電極
8、搬送ガイド板36を有する搬送ユニットを画像形成
装置本体に対し回動可能なレバーにより加圧ローラ12
の下流側で回動可能に支持し、搬送ユニットセット時
は、搬送ユニットに設けられた突当部をプロセスカート
リッジの一部に当接させる。
【0022】加熱定着装置10のうち、定着ローラ1
1、クリーニングローラ13、定着温度センサ14、分
離爪15等がプロセスカートリッジ側に固定配置され、
加圧ローラ12、排紙ローラ37、加圧手段等は、画像
形成装置本体側に配置されている。
【0023】現像装置6は、トナーとキャリアとから成
る二成分現像剤を収容する現像器ハウジング(筺体)6
0、筺体60の上部開口を閉止する蓋体61、内部に固
定の磁石体を有する磁界発生手段(マグネットロール)
62を有する現像剤搬送手段である現像剤担持体(現像
スリーブ)63、現像剤供給ローラ64、現像スリーブ
63上の現像剤層厚を所定量に規制する現像剤層厚規制
部材65、現像剤攪拌スクリュー66A,66Bとから
構成されている。
【0024】現像剤攪拌スクリュー66A,66Bは、
現像器ハウジング60の底部から直立した仕切り壁60
Cを挟んで両側に形成された第1の攪拌室60A及び第
2の攪拌室60B内にそれぞれ平行に配置されている。
【0025】第1の攪拌室60A及び第2の攪拌室60
Bの上方には、現像器ハウジング60の一部を箱状にな
す現像剤貯蔵室67が形成されている。現像剤貯蔵室6
7の下面は開放された開口部67Aに形成されている。
開口部67A底面には、シール部材68が剥離可能に貼
着され、現像剤貯蔵室67は密封される。密封された状
態の現像剤貯蔵室67内には、図示しない現像剤充填口
から現像剤が予め充填され、キャップ部材67Bにより
封止されている。
【0026】シール部材68は、例えばポリエチレンテ
レフタレート(PET)とポリエチレンとの積層フィル
ムから成り、開口部67A底面に熱融着される。
【0027】図3は、トナー収納容器(トナーカートリ
ッジ)20を装着したプロセスカートリッジの正面図で
ある。像担持体1上に残留したトナーは、クリーニング
装置9内のクリーニングブレード91により除去され、
トナー搬送スクリュー92により紙面垂直方向に搬送さ
れ、トナーリサイクル手段93により搬送されて現像装
置6内の第2の攪拌室60B内に供給される。
【0028】図4は現像装置6の水平断面図である。現
像装置6の蓋体61の上部に開口したトナー補給開口部
61Aは、トナー収納容器20のトナー排出開口部(2
1D)から排出されたトナーを受け入れて第1の攪拌室
60Aに投入する。61Bは蓋体61の上部に開口した
リサイクルトナー補給開口部で、クリーニング装置9か
ら搬送されたリサイクルトナーを第2の攪拌室60Bに
投入する。
【0029】図4において、現像スリーブ63の両軸端
近傍は、軸受30A,30Bにより回転可能に支持され
ている。また、現像スリーブ63の両軸端付近には、突
き当てコロ31A,31Bが回転可能に支持されてい
る。突き当てコロ31A,31Bの外周面は、感光体ド
ラム1の支持枠体に接触して、感光体ドラム1と現像ス
リーブ63との間隙を一定に保つ。複数の磁極を有する
磁界発生手段62の両軸端は固定支持されている。図示
しない駆動源に接続する原動歯車G0は、現像剤供給ロ
ーラ64の一方の軸端に固定された歯車G1,G2を駆
動回転させる。歯車G1は現像スリーブ63の軸端に固
定された歯車G3に駆動を伝達する。歯車G2は現像剤
攪拌スクリュー66Bの回転軸に固定された歯車G4に
駆動を達する。G4と同軸上に固定された歯車G5は現
像剤攪拌スクリュー66Aの回転軸に固定された歯車G
6に駆動を伝達する。このようにして、原動歯車G0の
駆動回転により、現像スリーブ63、現像剤供給ローラ
64、現像剤攪拌スクリュー66B,66Aがそれぞれ
図示の矢印方向に同時に回転される。
【0030】トナー収納容器20から現像装置6のトナ
ー補給開口部61Aに投入されたトナーは、駆動回転す
る現像剤攪拌スクリュー66Aにより図示矢印方向に搬
送され、仕切り壁60C末端の開口部60Dを通過して
第2の攪拌室60B内に送り込まれる。第2の攪拌室6
0B内に送り込まれたトナーは、現像剤攪拌スクリュー
66Bにより図示矢印方向に搬送され、第2の攪拌室6
0B内に収容された現像剤と攪拌、混合され、現像剤供
給ローラ64に供給される。
【0031】図5(a)はトナー収納容器20の正面断
面図、図5(b)はトナー収納容器20のA−A断面
図、図5(c)はトナー排出開口部が閉止された状態を
示すトナー収納容器20のB−B断面図、図5(d)は
トナー排出開口部が開放された状態を示すトナー収納容
器20のB−B断面図、図5(e)は開閉部材23及び
パッキン24の断面図である。
【0032】トナー収納容器20は、トナーを収容する
容器本体21と、容器本体21内のの底部に回転可能に
支持されたトナー搬送ローラ22と、容器本体21底部
の一部に穿設されたトナー排出開口部21Eを開閉可能
にする開閉部材23及びパッキン24と、トナー搬送ロ
ーラ22の軸端部に設けた一方向クラッチK付き歯車G
7とから構成されている。
【0033】容器本体21は、図5(a)に示すよう
に、中央右寄りに容器本体21を貫通する五角形状の仕
切り部21Cにより大小2つのトナー室に分割されてい
る。この大小2つのトナー室は、収納容積の大きいメイ
ンタンク部21Aと、このメインタンク部21Aより収
納容積の小さいサブタンク部21Bとから成る。
【0034】容器本体21の左側方の開口21Dは、ト
ナーを予め充填するための開口であり、キャップ部材2
5により密封されている。
【0035】また、容器本体21は、図5(b)に示す
ように、上方はほぼ逆三角形状の中空角柱部21aに形
成され、底部は中空円筒部21bに形成されている(前
方後円型)。中空円筒部21b内には、トナー搬送ロー
ラ22が回転可能に保持され、トナー搬送室を形成して
いる。
【0036】この中空円筒部21bの底面の一部で前記
仕切り部21Cの下方には、トナー排出開口部21Eが
穿設されている。このトナー排出開口部21Eは、開閉
部材(シャッタ部材)23とパッキン24とからなる開
閉手段により開閉可能である(図5(a,c,d)参
照)。
【0037】開閉部材23は、切り欠き部23bを有す
る円筒部23aと、レバー部23cとから成る。円筒部
23aの内周面には、弾性を有するパッキン24が貼着
されている。パッキン24は容器本体21の底部のトナ
ー排出開口部21E近傍の中空円筒部21bに摺接し
て、トナーの漏出を防止する(図5(e)参照)。
【0038】容器本体21内の底部に回転可能に支持さ
れたトナー搬送ローラ22は、図示左方の第1搬送スク
リュー部22A、図示右方の第2搬送スクリュー部22
B、中央寄りの円筒部(非スクリュー部)22Cとから
成る。第1搬送スクリュー部22Aは容器本体21のメ
インタンク部21Aの下方に設けられ、第2搬送スクリ
ュー部22Bはサブタンク部21Bの下方に設けられ、
円筒部22Cは仕切り部21Cの下縁とトナー排出開口
部21Eとの間に設けられている。
【0039】トナー排出開口部21Eを開閉可能にする
開閉部材23及びパッキン24とから成る開閉手段は、
トナー収納容器20を現像装置6に装着する以前には、
図5(c)に示すような位置にあり、トナー排出開口部
21Eの外周を閉止している。
【0040】トナー収納容器20を現像装置6に装着す
るときには、開閉部材23のレバー部23cをほぼ水平
にして装着、固定させたのち、容器本体21を把持して
図示の時計方向(一点鎖線)に回転させ、図5(d)に
示すような位置にすれば、トナー排出開口部21Eの外
周は開放される。なお、この開放状態では、トナー排出
開口部21Eの内周は、停止状態のトナー搬送ローラ2
2の円筒部22Cにより閉止されているから、容器本体
21内のトナーは漏出しない。
【0041】トナー搬送ローラ22の第2搬送スクリュ
ー部22Bの軸端部には、一方向クラッチK付き歯車G
7が設けられている。歯車G7は後述の駆動源に接続
し、正逆回転する。トナー搬送ローラ22が駆動回転さ
れていないときには、円筒部22Cがトナー排出開口部
21Eを閉止している。
【0042】図6は、トナー収納容器20をプロセスカ
ートリッジの現像装置6に装着した状態を示す断面図で
ある。
【0043】画像形成装置に新規のプロセスカートリッ
ジを装填する以前には、未使用の現像剤Dを収容した現
像剤貯蔵室67の底部の開口部67Aは、シール部材6
8により密閉されている。シール部材68は、一方の端
部がトナー補給開口部61Aの下方の端面周囲に接着さ
れてトナー補給開口部61Aを封止し、引き続き現像剤
貯蔵室67の底部の開口部67Aの周囲に接着されて開
口部67Aを封止し、開口部67Aの最も遠い接着位置
67Cで折り返されて反転し、更に、前記開口部67A
とトナー補給開口部61Aを接着したシール部材68の
背面を平行して引き回され、出口部61Eから外部に突
出している。
【0044】上記プロセスカートリッジを装填するとき
には、出口部61Eから外部に突出しているシール部材
68の先端部を把持して矢示の引き剥がし方向に引き出
せば、現像剤貯蔵室67内の底部の開口部67Aは、最
も遠い接着位置67Cから次第に開放され、現像剤貯蔵
室67内の未使用現像剤Dは、第1の攪拌室60A及び
第2の攪拌室60B内に投入される。開口部67Aの全
開後、引き続きトナー補給開口部61Aの下部が開放さ
れる。
【0045】上記のシール部材68を引き剥がす前、ま
たは後に、トナー収納容器20をプロセスカートリッジ
の現像装置6に装着する。即ち、トナー収納容器20の
開閉部材23のレバー部23cを把持して回転させ、図
5(d)に示すような位置に保持して、現像装置6のト
ナー収納容器保持部材61C内に装着すると、レバー部
23cの先端部が開閉部材69を押圧して後退させ、ト
ナー補給開口部61Aの上部を開放させる。
【0046】図7(a)は、図6におけるA−A断面
図、図7(b)はB−B断面図である。
【0047】トナー搬送ローラ22の第2搬送スクリュ
ー部22Bの軸端部には、一方向クラッチK付き歯車G
7が設けられている。歯車G7は、正逆回転可能な駆動
モータMの駆動軸に固定された歯車G8から中間歯車G
9,G10を介して回転が伝達され正逆回転する。歯車
G7が正回転すると、第1搬送スクリュー部22Aはメ
インタンク部21A内のトナーを、矢示P方向に搬送
し、開放状態のトナー排出開口部21Eから現像装置6
側に送り込む。この歯車G7の正回転時に、一方向クラ
ッチKは第2搬送スクリュー22Bの回転を阻止し、第
1搬送スクリュー22Aのみを正回転させる。歯車G7
が逆回転すると、第2搬送スクリュー部22Bはサブタ
ンク部21B内のトナーを、矢示Q方向に搬送し、開放
状態のトナー排出開口部21Eから現像装置6側に送り
込む。
【0048】現像装置6の現像器ハウジング(筺体)6
0の底部には、トナー濃度検出手段40が固定されてい
る。トナー濃度検出手段40は、筺体60の第2の攪拌
室60B及び/又は第1の攪拌室60Aに取り付けら
れ、トナー濃度検出手段40による検出結果に基づい
て、トナー補給開口部61Aから現像装置6内にトナー
が補給される。
【0049】図8は、トナー濃度検出手段(L検)40
の共振回路の一例を示す回路図である。この図におい
て、共振回路は、インダクタンスコイルL、コンデンサ
1、C2、トランジスタQ、抵抗Rで構成された典型的
なコルピッツ発振回路であり、このインダクタンスコイ
ルLが平面コイルで構成されている。この回路に電圧V
が印加された時、発振信号がトランジスタQのソースか
ら出力される。なお、共振回路はコルピッツ発振回路に
限られるものではない。
【0050】図9は、プロセスカートリッジの他の実施
の形態を示す断面図である。
【0051】現像剤貯蔵室67の開口部67Aと、トナ
ー補給開口部61A(図6参照)とを密封するシール部
材681は、像担持体1の上部露出面を覆う位置まで延
長されている。シール部材681を剥離して開口部67
Aを開放すると同時に、像担持体1の上部露出面が露呈
される。これによって、プロセスカートリッジの取り扱
いにより生じる像担持体1の光導電層の外光による疲労
及び外力による損傷等を抑えることができる。
【0052】図10は、本発明による画像形成装置のト
ナー補給制御を示すブロック図である。
【0053】画像形成装置本体に装着されたプロセスカ
ートリッジにトナー収納容器20をセットし、画像形成
プロセスを行う。現像装置内の現像剤中のトナー濃度が
所定値以下になったことを、トナー濃度検出手段40が
検知して信号を発すると、プロセスカートリッジに設け
られているトナー補給用駆動モータMが正転駆動して、
駆動モータMと連結されている歯車列(G7〜G10)
を介して、トナー搬送ローラ22を正回転させる。トナ
ー搬送ローラ22の正回転により、第1搬送スクリュー
部22Aはメインタンク部21A内のトナーTをトナー
排出開口部21E方向(P方向)に搬送する。搬送され
たトナーTはトナー排出開口部21Eから排出されて、
現像装置6のトナー補給開口部61Aから第1の攪拌室
60A内に補給される。
【0054】現像装置に設けられたトナー濃度検出手段
40と、制御部50とから成るトナー残量検知手段によ
り、トナー収納容器20のメインタンク部21A内のト
ナーが無くなったことを検知されると、駆動モータMを
逆回転させサブタンク部21Bからの補給を行う。即
ち、上記トナー残量検知手段は、トナー濃度検出手段4
0が現像装置6内のトナー濃度が所定値以下になって、
所定時間経過後にも、トナー補給されず、トナー濃度低
下が継続されていることを制御部50が判断すると、メ
インタンク部21A内はトナーエンプティと検知する。
【0055】トナー残量検知手段によりメインタンク部
21A内のトナーがなくなったことを検知され、トナー
エンプティ信号を発すると、画像形成装置本体の操作パ
ネルの表示手段51の表示面上に、メインタンク部21
A内のトナーエンプティを表示する。又は、サブタンク
部21Bに補給が切り替わったことを表示する。ユーザ
ーはこの切り替え表示を見て、トナー収納容器20の交
換時期が近いことを知ることができる。
【0056】サブタンク部21Bからの補給が行われ、
前記トナー残量検知手段によりサブタンク部21B内の
トナーが無くなったことを検知すると、制御部50は画
像形成プロセスを強制的に停止させる。
【0057】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の効果を以下に列
挙する。
【0058】(1)トナー濃度検出手段によるトナー濃
度の初期値を安定化することができる。また、プロセス
カートリッジの取り扱いにより生じる像担持体の疲労を
抑える事ができる(請求項1、2)。
【0059】(2)トナー補給用の予備タンクを必要と
しないため、部品コストを増大させることなく、トナー
補給の作業性を向上する事ができる(請求項3〜7)。
【0060】(3)ユーザーは、メインタンク部内のト
ナーエンプティ表示、又はサブタンク部への補給切り替
え表示を目視して、トナー収納容器交換の準備を早期に
行うことができる。また、トナーエンプティのまま画像
形成プロセスを続行して、コピー画質低下となることを
防止できる(請求項8〜10)。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジを備えた画像形成装置の
断面図。
【図2】プロセスカートリッジの横断面図。
【図3】トナー収納容器を装着したプロセスカートリッ
ジの正面図。
【図4】現像装置の水平断面図。
【図5】トナー収納容器の正面断面図、A−A断面図、
B−B断面図、及び開閉部材とパッキンの断面図。
【図6】トナー収納容器を現像装置に装着した状態を示
す断面図。
【図7】トナー収納容器を装着した現像装置のA−A断
面図、及び現像装置のB−B断面図。
【図8】トナー濃度検出手段の共振回路の一例を示す回
路図。
【図9】プロセスカートリッジの他の実施の形態を示す
断面図。
【図10】本発明による画像形成装置のトナー補給制御
を示すブロック図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光体ドラム) 6 現像装置(現像器) 20 トナー収納容器(トナーカートリッジ) 21 容器本体 21A メインタンク部 21B サブタンク部 21C 仕切り部 21E トナー排出開口部 22 トナー搬送ローラ 22A 第1搬送スクリュー部 22B 第2搬送スクリュー部 22C 円筒部(非スクリュー部) 23 開閉部材 24 パッキン 40 トナー濃度検出手段(L検) 50 制御部 51 表示手段 60 現像器ハウジング(筺体) 60A 第1の攪拌室 60B 第2の攪拌室 61 蓋体 61A トナー補給開口部 66A,66B 現像剤攪拌スクリュー 67 現像剤貯蔵室 67A 現像剤貯蔵室開口部(開口部) 68 シール部材 69 開閉部材 K 一方向クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川元 基史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 堅田 和則 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を担持する像担持体と、該像担持体
    により形成された静電潜像を顕像化する現像装置とを一
    体的に構成したプロセスカートリッジの現像装置上部
    に、未使用現像剤を封入しておくための現像剤貯蔵室を
    プロセスカートリッジと一体化して設けるとともに、前
    記現像装置のトナー補給開口部から現像装置内にトナー
    を補給するトナー収納容器をプロセスカートリジに着脱
    可能にする画像形成装置において、前記現像装置の現像
    剤貯蔵室の開口部とトナー補給開口部とを密封し、剥離
    可能にするシール部材を有し、前記シール部材は、最初
    に前記現像剤貯蔵室の開口部、次にトナー補給開口部の
    順に、剥離開放されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤貯蔵室の開口部とトナー補給
    開口部とを密封する前記シール部材は、前記像担持体の
    上部露出面を覆う位置まで延長されていることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像を担持する像担持体と、該像担持体
    により形成された静電潜像を顕像化する現像装置とを一
    体的に構成したプロセスカートリッジの現像装置上部
    に、前記現像装置のトナー補給開口部から現像装置内に
    トナーを補給するトナー収納容器をプロセスカートリッ
    ジに着脱可能にする画像形成装置において、前記トナー
    収納容器は、仕切り部により、収納容積の異なる大小2
    つのトナー室に分割され、前記2つのトナー室の中間の
    底部にトナー排出開口部を設けた容器本体と、該容器本
    体内の底部に回転可能に支持されたトナー搬送ローラ
    と、該トナー搬送ローラを正逆回転させる駆動手段とを
    有し、前記トナー搬送ローラの正回転駆動により、前記
    2つのトナー室の一方のトナー室内のトナーをトナー排
    出開口部から排出し、前記トナー搬送ローラの逆回転駆
    動により、前記他方のトナー室内のトナーをトナー排出
    開口部から排出し、前記現像装置のトナー補給開口部に
    トナーを補給することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記トナー収納容器の大小2つのトナー
    室は、収納容積の大きいメインタンク部と、前記メイン
    タンクより収納容積の小さいサブタンク部とから成るこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置
  5. 【請求項5】 前記トナー搬送ローラはスクリュー部材
    よりなり、外部の駆動手段に接続して正逆転され、前記
    メインタンク、又はサブタンクのどちらか一方よりトナ
    ー排出口にトナーが搬送されることを特徴とする請求項
    3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー補給ローラを2分割構造と
    し、前記メインタンクからのトナー補給時に、前記サブ
    タンク部のトナー補給ローラの回転を防止するための一
    方向クラッチを有することを特徴とする請求項3に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記トナー搬送ローラは、トナー搬送ス
    クリュー部とスクリュー形状を形成しない非スクリュー
    部とから形成され、該非スクリュー部は前記トナー排出
    開口部を開閉可能となし、前記トナー搬送ローラの非回
    転時には、前記トナー排出開口部を閉止することを特徴
    とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 現像装置とは分離した状態で画像装置本
    体に対し着脱自在で、トナー収納量が大小2つのトナー
    室からなるトナー収納容器によりトナーを補給する画像
    形成装置において、前記画像形成装置本体に前記トナー
    収納容器をセットした時は、トナー搬送ローラを正回転
    させ、トナー収納量が大きいメインタンクからトナー補
    給を行い、該メインタンク内のトナーが無くなったこと
    を検知したとき、トナー搬送ローラを逆回転し、トナー
    収納量が小さいサブタンクからトナー補給を行うことを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記メインタンク内のトナーが無くなっ
    た場合には、操作部上にメインタンクトナー無しの表
    示、又は、前記サブタンクに補給が切り替わったことを
    表示する表示手段を有することを特徴とする請求項8に
    記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記サブタンク内のトナーが無くなっ
    たときに、強制的にコピーを禁止する手段を有すること
    を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
JP9221496A 1997-08-18 1997-08-18 画像形成装置 Pending JPH1165250A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7627272B2 (en) 2006-12-18 2009-12-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Developer transport device, developing device, visible image forming device and image forming apparatus
JP2011154180A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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US7627272B2 (en) 2006-12-18 2009-12-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Developer transport device, developing device, visible image forming device and image forming apparatus
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