JPH1164548A - 発電装置付き電子機器、発電装置付き電子機器の電源状態管理方法、及び発電装置付き電子機器の電源状態管理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

発電装置付き電子機器、発電装置付き電子機器の電源状態管理方法、及び発電装置付き電子機器の電源状態管理プログラムを記憶した記憶媒体

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JPH1164548A
JPH1164548A JP9223842A JP22384297A JPH1164548A JP H1164548 A JPH1164548 A JP H1164548A JP 9223842 A JP9223842 A JP 9223842A JP 22384297 A JP22384297 A JP 22384297A JP H1164548 A JPH1164548 A JP H1164548A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】太陽電池付き電子腕時計等の発電装置付き電子
機器において、電池容量の寿命を確実に報知して、突然
に全回路が停止してしまうのを防止すること。 【解決手段】電圧検出回路14により検出される2次電
池12の検出電圧レベルデータに応じて、単に残量表示
マークによる警告表示を行なうだけでなく、検出電圧レ
ベルがレベル3に低下した場合には、エレクトロルミネ
ッセンス素子(EL)23及びブザー21の駆動が禁止
されて強負荷による2次電池12の消耗が抑制され、さ
らに、レベル4に低下した場合には、表示部22の駆動
も禁止されて電池消耗の度合いが最小限に抑えられるの
で、ユーザは、時計動作の状態に応じて2次電池12の
消耗具合、つまり、電池寿命を確実に知ることができ、
予告なく一気に全時計回路が停止に陥ってしまうのを未
然に防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池付き電子
腕時計等の発電装置付き電子機器、発電装置付き電子機
器の電源状態管理方法、及び発電装置付き電子機器の電
源状態管理プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】発電装置付き電子機器の1つとして、例
えば太陽電池付きの電子腕時計が広く一般に普及してい
るが、この電子腕時計は、予め内蔵された2次電池を、
太陽電池による発電作用により充電し、この2次電池に
蓄えられた電圧を電源として時計回路を駆動するもので
ある。
【0003】このような電子腕時計では、2次電池が充
電不足となり電源容量が低下した場合に、ユーザに対し
て充電の必要性を促すため、あるいは強負荷による急激
な電池の消耗により直ちに時計全体が動作不能に陥るの
を防止するために、2次電池における電源電圧を検出し
てその電圧レベルを表示したり、あるいは2次電池にお
ける電源電圧が所定の電圧レベルまで低下したことを検
出した際に、強負荷であるブザーやランプの駆動を禁止
して時刻表示のみ行なうものが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の太陽電池付き電子腕時計のように、2次電池におけ
る電源電圧を検出して単にその検出電圧レベルを表示し
たり、あるいは所定の電圧レベルまで低下したことを検
出して強負荷の駆動を禁止するだけのものでは、表示さ
れている検出電圧レベルに残量があっても、ランプ等の
強負荷を駆動した際に一気に動作不能な電圧レベルまで
低下したり、あるいは予め強負荷が禁止されている状態
にあっても、時刻表示による電源容量の消耗が進み、予
告無く突然に全時計回路が停止してしまうことがある。
【0005】また、従来の太陽電池付き電子腕時計に
は、ブザーやランプ等の負荷駆動を行なった際には、電
源電圧が一時的に大きく低下するので、該電源電圧が復
帰するまでの一定時間、電圧の検出を行なわないものも
あるが、負荷が連続的に駆動された場合には、長時間に
渡り電圧検出が行なわれないままとなり、その間に電源
容量の消耗が進み、予告無く突然に全時計回路が停止し
てしまうことがある。
【0006】本発明は前記のような問題に鑑みなされた
もので、電池容量の寿命を確実に報知して、突然に全回
路が停止してしまうのを防止することが可能になる発電
装置付き電子機器、発電装置付き電子機器の電源状態管
理方法、及び発電装置付き電子機器の電源状態管理プロ
グラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる発電装置付き電子機器では、電源電圧検出
回路により、発電手段及びこの発電手段の出力電圧によ
り充電される蓄電手段を有する電源回路の出力電圧が、
予め設定された第1の電圧まで低下したことが検出され
た際には、該電源回路の出力電圧により駆動される第1
の負荷回路の駆動が禁止され、また、前記電源電圧検出
回路により前記電源回路の出力電圧が前記第1の電圧よ
り低い予め設定された第2の電圧まで低下したことが検
出された際には、該電源回路の出力電圧により駆動され
る前記第1及び第2の負荷回路の駆動が禁止されるの
で、ユーザは、負荷回路の駆動状態に応じて電源電圧の
消耗具合を知ることができる。
【0008】また、本発明の請求項2に係わる発電装置
付き電子機器では、電源電圧検出回路により所定時間毎
に、発電手段及びこの発電手段の出力電圧により充電さ
れる蓄電手段を有する電源回路の出力電圧が検出され、
この検出された電源回路の出力電圧が所定電圧まで低下
したことが検出された際には第1の報知が行なわれ、前
記電源回路の出力電圧により駆動される負荷回路が駆動
された際には、前記所定時間毎の電圧検出が一定時間停
止され、この所定時間毎の電圧検出が停止されている状
態で、前記負荷回路が駆動された際には、前記負荷回路
の駆動による電流消費量に相当するデータが累計され、
予め設定されたデータの累計がなされた際には第2の報
知が行なわれるので、負荷回路の駆動により正確な電圧
レベル検出が行なえない状態にあっても、負荷駆動消費
電流の累計によって電圧低下が判断され、電池寿命が確
実にユーザに知らされることになる。
【0009】また、本発明の請求項3に係わる発電装置
付き電子機器では、傾斜回路により本体の所定角度以上
の傾きが検出され、且つ照度検出回路により一定照度以
下の本体照度が検出された際には、発電手段及びこの発
電手段の出力電圧により充電される蓄電手段を有する電
源回路の出力電圧により駆動され本体表示部を照明する
照明回路が駆動されるので、ユーザが表示データを見た
い場合で且つ暗くて見えない状態でのみ、自動的に照明
でき、電池の消耗を抑制できることになる。
【0010】また、本発明の請求項4に係わる発電装置
付き電子機器では、照度検出回路により一定照度以上の
本体照度が検出された際には、発電手段及びこの発電手
段の出力電圧により充電される蓄電手段を有する電源回
路の出力電圧により駆動されデモンストレーション表示
を行なう表示部が駆動され、一定照度未満の照度が検出
された際には、前記表示部の駆動は停止されるので、例
えば本体の店頭展示状態と閉店あるいは在庫格納状態と
において、自動的に効率よくデモンストレーションの点
灯表示と表示停止とが切り換えられ、電池の消耗が最小
限に抑えられることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
太陽電池付き電子腕時計の電子回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【0012】この電子腕時計の時計回路部10は、太陽
電池11の発電作用により充電される2次電池12を電
源として動作するもので、太陽電池11には、該太陽電
池11に入射する光の照度をその発電出力に基づき検出
するための照度検出回路13が接続され、また、2次電
池12には、該2次電池12により出力される電源電圧
レベルを検出するための電圧検出回路14が接続され
る。
【0013】一方、前記時計回路部10には、CPU1
5が備えられる。このCPU15は、スイッチ部16か
ら入力されるスイッチ操作信号、あるいは発振回路17
から時計回路18を介して入力される1分キャリ信号C
及び時刻・日付計数データのそれぞれに応じて、ROM
19に予め記憶されているシステムプログラムを起動さ
せ、回路各部の動作制御を実行するもので、このCPU
15には、スイッチ部16、時計回路18、ROM19
の他に、さらに、RAM20、ブザー21、表示部22
が接続される。
【0014】前記スイッチ部16には、本電子腕時計の
通常モードとデモモードとの切り換えを行なうためのモ
ード切り換えスイッチが備えられると共に、各動作モー
ドにおいて、時刻合わせやアラーム設定等、各種の機能
を実行させる際に操作される複数のスイッチが備えられ
る。
【0015】すなわち、通常モードでは、例えば時計回
路18から入力される時刻・日付計数データに応じた現
在の日付・時刻データが表示部22に表示され、また、
デモモードでは、例えば表示部22を点灯させるデモン
ストレーション表示が行なわれる。
【0016】前記ROM19には、この電子回路の全体
の制御を司るシステムプログラムが予め記憶されると共
に、前記通常モード,デモモードの各動作モードに応じ
た制御を司るサブプログラム、及び予め設定されたテー
ブルデータ等が記憶される。
【0017】なお、前記CPU15から照度検出回路1
3及び電圧検出回路14に対する検出制御信号は、例え
ば前記時計回路18からの1分キャリ信号Cに応じてC
PU15から供給され、また、照度検出回路13により
検出される太陽電池11の照射照度レベル、及び電圧検
出回路14により検出される2次電池12の出力電圧レ
ベルは、その何れの検出データも前記CPU15に与え
られる。
【0018】そして、この電子腕時計には、表示部22
の表示画面を照明するためのエレクトロルミネッセンス
素子(EL)23が備えられ、このエレクトロルミネッ
センス素子(EL)23は、前記CPU15から供給さ
れるON/OFF制御信号に応じてELドライバ24に
より点灯駆動される。
【0019】さらに、この電子腕時計には、該時計本体
が所定の角度に傾けられたことを検出するための傾斜ス
イッチ25が備えられ、この傾斜スイッチ25による傾
き検出信号もまた、前記CPU15に与えられる。
【0020】また、前記RAM20には、通常モードに
おいて時計回路18から1分キャリ信号Cが出力される
毎に電圧検出回路14により検出された電源電圧が予め
設定された4段階の電圧レベル(図2参照)の何れであ
るか判断されその電圧レベルデータ(1〜4)が記憶さ
れる電圧レベルメモリ、ブザー21及びエレクトロルミ
ネッセンス素子(EL)23の何れかの強負荷が駆動さ
れた際に30分のタイムカウントデータがセットされる
強負荷カウンタメモリ、該強負荷カウンタメモリにおけ
るカウントデータのカウント中である電圧検出停止期間
において前記エレクトロルミネッセンス素子(EL)2
3が点灯駆動された場合には負荷ポイント“+10”、
前記ブザー21が発音駆動された場合には負荷ポイント
“+5”がそれぞれセットされる負荷ポイントメモリ、
デモモードにおいて時計回路18から1分キャリ信号C
が出力される毎に照度検出回路13により検出された太
陽電池11の照射照度レベルが記憶される照度レベルメ
モリ等、各種のメモリエリアが備えられる。
【0021】前記エレクトロルミネッセンス素子(E
L)23は、前記傾斜スイッチ25により本電子腕時計
の所定角度以上の傾きが検出された際に、前記照度検出
回路13により検出されてRAM20内の照度レベルメ
モリに記憶された照度レベルが一定照度レベル以下であ
る場合に、ELドライバ24により2秒間点灯駆動され
る。
【0022】図2は前記太陽電池付き電子腕時計におけ
る2次電池12の放電特性とその検出電圧レベルの設定
範囲を示す図である。電圧検出回路14により検出され
る2次電池12の出力電圧レベルV0 が、V1 以上(V
0 ≧V1 )である場合にはレベル1、V2 以上V1 未満
(V1 >V0≧V2 )である場合にはレベル2、V2 未
満V3 以上(V2 >V0 ≧V3 )である場合にはレベル
3、V3 未満V4 以上(V3 >V0 ≧V4 )である場合
にはレベル4、V4 未満である場合(V4 >V0 )には
レベル5として、それぞれCPU15により判断されR
AM20内の電圧レベルメモリに記憶される。
【0023】図3は前記太陽電池付き電子腕時計におけ
る2次電池12の検出電圧レベル1〜4に応じた残量表
示マーク及び各レベル毎の動作機能を示す図である。C
PU15にて判断された2次電池12の検出電圧レベル
が、レベル1又はレベル2の十分残量のある状態では、
何等の動作禁止を行なうことなく全ての機能の負荷動作
が可能であり、また、レベル3に低下した状態では、ブ
ザー21及びエレクトロルミネッセンス素子(EL)2
3の駆動が禁止され、2次電池12の消耗が抑制され
る。さらに、レベル4に低下した状態では、前記ブザー
21及びエレクトロルミネッセンス素子(EL)23に
加え、表示部22の駆動も禁止され、2次電池12の消
耗がより抑制される。
【0024】なお、このレベル3,レベル4の状態にお
いては、アラーム設定ONでの報音停止警告表示、時報
設定ONでの報音停止警告表示がなされる。そして、レ
ベル5に低下した状態では、全時計回路が停止して本時
計動作が停止される。
【0025】前記2次電池12の検出電圧レベルは、放
電によりレベル5に低下した状態でも、太陽電池11か
らの充電が再開されれば復帰される。一方、前記ブザー
21あるいはエレクトロルミネッセンス素子(EL)2
3の強負荷の駆動により30分のタイムカウントデータ
がRAM20内の強負荷カウンタメモリにセットされて
タイムカウント中にある電圧検出停止期間において、さ
らに、ブザー21やエレクトロルミネッセンス素子(E
L)23の駆動が繰り返されて負荷ポイントメモリにセ
ットされた負荷ポイントが“1000”に到達した場合
には、電圧レベルメモリに記憶される電圧レベルデータ
はレベル3に強制変更され、前記強負荷の駆動が禁止さ
れて、2次電池12の消耗抑制が図られる。
【0026】前記RAM20内の負荷ポイントメモリに
セットされた負荷ポイントは、電圧検出停止期間が経過
した際、つまり、最後の強負荷駆動後から30分が経過
して強負荷カウンタメモリにおけるタイムカウントデー
タが“0”になった際に“0”クリアされる。
【0027】なお、前記負荷ポイントの“1000”
は、2次電池12におけるレベル3の電圧範囲の電流容
量に相当する値である。次に、前記構成による太陽電池
付き電子腕時計における電源状態の管理動作について説
明する。
【0028】図4は前記太陽電池付き電子腕時計におけ
る電源状態管理の全体処理を示すフローチャートであ
る。図5は前記太陽電池付き電子腕時計における電源状
態管理処理に伴なうスイッチ処理を示すフローチャート
である。
【0029】図6は前記太陽電池付き電子腕時計におけ
る電源状態管理処理に伴なうアラーム処理を示すフロー
チャートである。図7は前記太陽電池付き電子腕時計に
おけるデモモード処理を示すフローチャートである。
【0030】スイッチ部16におけるモード切り換えス
イッチの操作に応じて、デモモードに切り換えられてい
ると判断された場合には、図7におけるデモモード処理
へ移行する(ステップA1→AD)。
【0031】スイッチ部16におけるモード切り換えス
イッチの操作に応じて、通常モードに切り換えられてい
ると判断された場合には、時計回路18から1分キャリ
信号Cが出力される毎に、RAM20内の強負荷カウン
タメモリにタイムカウントデータがセットされているか
否か、つまり、電圧検出停止期間中であるか否か判断さ
れる(ステップA1→A2→A3)。
【0032】そして、強負荷カウンタメモリのタイムカ
ウントデータが“0”である電圧検出停止期間中でない
と判断された場合には、電圧検出回路14により2次電
池12の電圧レベルが検出され、この検出電圧レベルが
レベル1〜レベル4(図2・図3参照)の何れの電圧範
囲にあるか判断され、その電圧レベルデータがRAM2
0内の電圧レベルメモリに記憶される(ステップA3→
A4,A5,A6)。
【0033】ここで、前記2次電池12の検出電圧レベ
ルが、例えばレベル1又はレベル2の電圧範囲にある状
態では、レベル4ではないと判断されると共にレベル4
からレベル1or2or3への変化でもないと判断され、図
5におけるスイッチ処理、図6におけるアラーム処理、
そして表示処理へ移行する(ステップA7→A10→A
B・AC・A17)。
【0034】なお、前記時計回路18から1分キャリ信
号Cの出力のない期間では、直接前記図5におけるスイ
ッチ処理、図6におけるアラーム処理、そして表示処理
へ移行する(ステップA2→AB・AC・A17)。
【0035】このように、時計回路18から1分キャリ
信号Cが出力される毎に、2次電池12の出力電圧レベ
ルが検出され、その検出電圧レベルがレベル1又はレベ
ル2にある状態で、例えばユーザが表示部22に表示さ
れている時刻を見るために本電子腕時計を所定角度以上
に傾けると、図5におけるスイッチ処理において、傾斜
スイッチ25がONになったと判断され、照度検出回路
13により検出される本腕時計に対する光の照射照度レ
ベルが所定照度以下か否か判断される(ステップB1→
B2)。
【0036】この場合に、ユーザのいる環境が暗く、本
腕時計に対する光の照射照度レベルが所定照度以下であ
ると判断されると、RAM20内の電圧レベルメモリに
記憶されている検出電圧レベルがレベル1又はレベル2
か否かが判断され、レベル1又はレベル2の何れかであ
ると判断された場合には、ELドライバ24によりエレ
クトロルミネッセンス素子(EL)23が点灯駆動され
て表示部22に表示されている時刻が照明される(ステ
ップB2→B3→B4)。
【0037】このエレクトロルミネッセンス素子(E
L)23の点灯駆動に際しては、2次電池12の負荷が
高くその電圧レベルが一時的に大きく低下するので、該
電池電圧が回復する目安である30分間は電圧検出によ
るレベル判断を行なわないために、RAM20内の強負
荷カウンタメモリに対して30分のタイムカウントデー
タがセットされる(ステップB5)。
【0038】また、これと共に、同RAM20内の負荷
ポイントメモリに対して、エレクトロルミネッセンス素
子(EL)23の2秒間の点灯駆動に必要とする電流相
当の負荷ポイント“+10”が加算セットされる(ステ
ップB6)。
【0039】そして、前記負荷ポイントメモリにセット
されている負荷ポイントが“1000”に到達したか否
か判断され、負荷ポイント“1000”に到達してない
と判断されると、このスイッチ処理は終了され、図6に
おけるアラーム処理、そして表示処理へ移行する(ステ
ップB7→AC・A17)。
【0040】一方、図6におけるアラーム処理におい
て、時計回路18から得られる日付・時刻データに基づ
き、予めユーザにより設定されたアラーム時刻になった
と判断されると、ブザー21が駆動されてアラーム音が
発生され、前記エレクトロルミネッセンス素子(EL)
23を点灯駆動した場合と同様に、RAM20内の強負
荷カウンタメモリに対して30分のタイムカウントデー
タがセットされる(ステップC1→C2,C3)。
【0041】また、これと共に、同RAM20内の負荷
ポイントメモリに対して、ブザー21の2秒間の発音駆
動に必要とする電流相当の負荷ポイント“+5”が加算
セットされる(ステップC4)。
【0042】そして、前記負荷ポイントメモリにセット
されている負荷ポイントが“1000”に到達したか否
か判断され、負荷ポイント“1000”に到達してない
と判断されると、このアラーム処理は終了され、表示処
理へ移行する(ステップC5→A17)。
【0043】こうして、前記RAM20の強負荷カウン
タメモリに対して30分のタイムカウントデータがセッ
トされると、時計回路18から1分キャリ信号Cが出力
されたと判断された際に、強負荷カウンタメモリのカウ
ントデータは“0”ではなく電圧検出停止期間中である
と判断され、該カウントデータが“0”になったと判断
されるまで30分間、−1分ずつ繰り返し減算され、電
圧検出停止状態のまま図5におけるスイッチ処理、図6
におけるアラーム処理、そして表示処理へ繰り返し移行
する(ステップA2→A3→A12,A13→AB・A
C・A17)。
【0044】そして、前記ステップA13において、強
負荷カウンタメモリにおけるカウントデータが“0”に
なったと判断され、電圧検出停止期間を経過したと判断
されると、負荷ポイントメモリにセットされている負荷
ポイントが“0”にクリアされる(ステップA13→A
14)。すると、次の1分キャリ信号Cの出力タイミン
グから、前記2次電池12の電圧レベルの検出,判断,
記憶処理が再開される(ステップA2→A3→A4,A
5,A6)。
【0045】一方、前記RAM20内の負荷カウンタメ
モリにセットされているタイムカウントデータが“0”
になる前、つまり電圧検出停止期間中において、再度の
強負荷の駆動、つまり、エレクトロルミネッセンス素子
(EL)23の点灯駆動、あるいはブザー21の発音駆
動が行なわれると、強負荷カウンタメモリには新たに3
0分のタイムカウントデータがセットされ(ステップB
5orステップC3)、この時点からさらに30分間、電
圧検出停止期間が延長される。また、これと共に、負荷
ポイントメモリにセットされている負荷ポイントが、エ
レクトロルミネッセンス素子(EL)23の駆動の場合
にはさらに“+10”(ステップB6)、ブザー21の
駆動の場合にはさらに“+5”(ステップC4)、それ
ぞれ加算されていく。
【0046】そして、前記エレクトロルミネッセンス素
子(EL)23の点灯駆動、あるいはブザー21の発音
駆動が、30分以内の間隔で何回も行なわれ、前記負荷
ポイントメモリにて加算された負荷ポイントが“100
0”に到達したと判断されると、RAM20内の電圧レ
ベルメモリに対してセットされている電圧レベルデータ
は、レベル3に変更設定される(ステップB7→B8or
ステップC5→C6)。
【0047】こうして、電圧レベルメモリに記憶された
電池電圧レベルデータが、レベル3に設定されると、図
5におけるスイッチ処理では、傾斜スイッチ25がON
になり、所定の照度レベル以下であると判断されても、
レベル1orレベル2ではないと判断されることで、エレ
クトロルミネッセンス素子(EL)23の点灯駆動は禁
止され、2次電池12の消耗抑制が図られる(ステップ
B1→B2→B3→END)。また、このスイッチ処理
(ステップAB)に続く電圧レベルの判断処理(ステッ
プA15)において、さらに、レベル1orレベル2では
ないと判断されることで、アラーム処理によるブザー2
1の駆動も禁止され、2次電池12の消耗抑制が図られ
る(ステップA15→A16)。
【0048】この後さらに、前記2次電池12の消耗が
進み、電圧検出回路14により検出され(ステップA
4)、レベル判断され(ステップA5)、電圧レベルメ
モリに記憶された電圧レベルデータ(ステップA6)
が、レベル4に低下したと判断されると、表示部22が
点灯駆動中であるか否か判断され、表示点灯状態にある
場合には、前記エレクトロルミネッセンス素子(EL)
23の点灯駆動禁止、及びブザー21の発音駆動禁止に
加え、この表示部22の点灯駆動も禁止され、さらに2
次電池12の消耗抑制が図られる(ステップA7→A8
→A9)。
【0049】このとき、スイッチ部16においてスイッ
チ操作がなされると、表示部22が点灯駆動され、次の
1分キャリ信号Cが出力された際に電圧検出処理に移行
しないように、RAM20内の強負荷カウンタメモリに
1分のタイムカウントデータがセットされる(ステップ
B9→B10→B12)。
【0050】すると、次の1回目の1分キャリ信号Cが
時計回路18から出力された際には、前記強負荷カウン
タメモリのタイムカウントデータは“0”ではないと判
断されるので、電圧検出処理へは移行せず、−1分の減
算処理が行なわれて該カウントデータは“0”になった
と判断され、負荷ポイントのクリア処理が行なわれる
(ステップA2→A3→A12,A13→A14)。
【0051】これにより、次の1分キャリー信号Cが時
計回路18から出力されると(ステップA2)、電圧検
出,判断,記憶処理に移行し(ステップA4〜A6)、
電圧レベル4と判断された後(ステップA7)、表示部
22が点灯駆動中であると判断されて、該表示部22の
駆動が停止される(ステップA8→A9)。
【0052】すなわち、2次電池12の検出電圧レベル
が、レベル4である状態で、スイッチ操作が行なわれた
場合には、表示部22は1分以上2分未満だけ必要最小
限に点灯駆動されることになる。
【0053】この後、太陽電池11による2次電池12
の充電が再開され、1分キャリ信号Cの出力判断に伴な
う電圧検出処理を経て(ステップA3〜A6)、検出電
圧レベルがレベル4からレベル3へと復帰したと判断さ
れると、停止されていた表示部22の点灯駆動が開始さ
れる(ステップA7→A10→A11)。
【0054】一方、この電子腕時計の動作モードが、デ
モモードに切り換えられたと判断された際に(ステップ
A1→AD)、図7におけるデモモード処理において、
時計回路18から1分キャリ信号Cが出力されたと判断
されると、照度検出回路13により検出されてRAM2
0の内の照度データメモリに記憶される照度レベルが一
定照度以上あるか否か、つまり、例えばこの電子腕時計
の店頭展示状態か在庫格納状態かが判断される(ステッ
プD1→D2,D3)。
【0055】ここで、一定照度以上の明るさがあり点灯
展示状態であると判断された際に、表示部22の点灯駆
動中でないと判断された場合には、該表示部22は点灯
駆動されてデモンストレーション表示処理が行なわれる
(ステップD3→D4→D6)。
【0056】一方、例えばこの電子腕時計の店頭展示が
終了し閉店するかあるいは在庫格納することにより、照
度検出回路13により検出されてRAM20の内の照度
データメモリに記憶される照度レベルが一定照度以上な
いと判断された際に、表示部22が表示駆動状態にある
と判断された場合には、該表示部22の点灯駆動は停止
され、2次電池12の消耗抑制が図られる(ステップD
3→D7→D8)。
【0057】そして、前記1分キャリ信号が出力されな
い期間では、表示部22が表示駆動されている場合には
そのままデモンストレーション表示処理が継続され(ス
テップD1→D9→D5)、また、表示部22の点灯駆
動が停止されている場合にはそのまま表示の停止が継続
される(ステップD1→D9→END)。
【0058】したがって、前記構成の太陽電池付き電子
腕時計によれば、電圧検出回路14により検出される2
次電池12の検出電圧レベルデータに応じて、単に残量
表示マーク(図3参照)による警告表示を行なうだけで
なく、検出電圧レベルがレベル3に低下した場合には、
エレクトロルミネッセンス素子(EL)23及びブザー
21の駆動が禁止されて強負荷による2次電池12の消
耗が抑制され、さらに、レベル4に低下した場合には、
表示部22の駆動も禁止されて電池消耗の度合いが最小
限に抑えられるので、ユーザは、時計動作の状態に応じ
て2次電池12の消耗具合、つまり、電池寿命を確実に
知ることができ、予告なく一気に全時計回路が停止に陥
ってしまうのを未然に防ぐことができる。
【0059】また、前記構成の太陽電池付き電子腕時計
によれば、エレクトロルミネッセンス素子(EL)23
やブザー21が駆動された際には、その駆動の都度新た
に2次電池12に対する電圧検出処理が30分間停止さ
れると共に、この電圧検出停止期間において、さらに同
エレクトロルミネッセンス素子(EL)23やブザー2
1が駆動された場合には、その駆動の都度該負荷駆動に
要する電流消費量相当の負荷ポイントが加算累計され、
この累計ポイントが電圧レベル3の電圧範囲の電流容量
に相当する“1000”ポイントに到達した場合には、
RAM20内の電圧レベルメモリに記憶された電圧レベ
ルデータがレベル3に強制変更され、エレクトロルミネ
ッセンス素子(EL)23及びブザー21の駆動が禁止
されて強負荷による2次電池12の消耗が抑制されるの
で、強負荷の駆動により正確な電圧レベル検出が行なえ
ない状態にあっても、負荷駆動消費電流の累計によって
レベル3への低下が判断されて強負荷の駆動が禁止さ
れ、電池寿命が確実にユーザに知らされるようになる。
【0060】また、前記構成の太陽電池付き電子腕時計
によれば、時計本体を所定角度以上に傾けたことにより
傾斜スイッチ25がONした際には、照度検出回路13
により検出される照度レベルが、一定照度以下である暗
い場合にのみ、エレクトロルミネッセンス素子(EL)
23がELドライバ24により点灯駆動されて、表示部
22の表示データが照明される構成としたので、ユーザ
が時刻等の表示データを見たい場合で且つ暗くて見えな
い状態でのみ、自動的に照明することができ、エレクト
ロルミネッセンス素子(EL)23の無駄な点灯が防止
され、2次電池12の消耗を抑制できるようになる。
【0061】また、前記構成の太陽電池付き電子腕時計
によれば、デモモードにおいて、照度検出回路13によ
り検出される照度レベルが一定照度以上である場合に
は、表示部22を点灯駆動してデモンストレーション表
示を行ない、一定照度未満である場合には、表示部22
の点灯駆動を停止してデモンストレーション表示を終了
する構成としたので、本腕時計の店頭展示状態と閉店あ
るいは在庫格納状態とにおいて、自動的に効率よくデモ
ンストレーションの点灯表示と表示停止とを切り換える
ことができ、出荷販売までの2次電池12の消耗を最小
限に抑えることができる。
【0062】なお、前記実施形態では、2次電池12の
検出電圧レベルが、レベル3である場合に、エレクトロ
ルミネッセンス素子(EL)23及びブザー21の駆動
禁止、そして、レベル4である場合には、さらに表示部
の点灯表示も禁止する構成としたが、前記検出電圧レベ
ルに応じた強負荷禁止の組み合わせ形態は限定されるも
のではない。
【0063】また、前記実施形態では、エレクトロルミ
ネッセンス素子(EL)23やブザー21の駆動に伴な
う電流消費量を、負荷ポイントとして計数する構成とし
たが、単にエレクトロルミネッセンス素子(EL)23
の点灯回数、ブザー21の発音回数をカウントする構成
としてもよい。
【0064】さらに、前記実施形態では、電子腕時計に
おける2次電池12を充電するための発電手段として、
太陽電池11を用いた場合について説明したが、このよ
うな太陽電池11に限らず、腕の動きにより回転する回
転錘と、ロータ、コイルを有するモータとからなり、該
回転錘の回転を増速してモータのロータに伝達してロー
タを回転させ、コイルに発生する誘起電流により充電す
る方式を用いてもよい。
【0065】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち図4〜図7のフローチャートに示す電源状
態管理処理の各手法は、コンピュータに実行させること
ができるプログラムとして、メモリカード(ROMカー
ド、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピーディ
スク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体27に
格納して配布することができる。そして、コンピュータ
は、この外部記憶媒体27に記憶されたプログラムを外
部記憶読み込み部26によって読み込み、この読み込ん
だプログラムによって動作が制御されることにより、前
記実施形態において説明した電子腕時計の電源状態管理
機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行す
ることができる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る発電装置付き電子機器によれば、電源電圧検出回路に
より、発電手段及びこの発電手段の出力電圧により充電
される蓄電手段を有する電源回路の出力電圧が、予め設
定された第1の電圧まで低下したことが検出された際に
は、該電源回路の出力電圧により駆動される第1の負荷
回路の駆動が禁止され、また、前記電源電圧検出回路に
より前記電源回路の出力電圧が前記第1の電圧より低い
予め設定された第2の電圧まで低下したことが検出され
た際には、該電源回路の出力電圧により駆動される前記
第1及び第2の負荷回路の駆動が禁止されるので、ユー
ザは、負荷回路の駆動状態に応じて電源電圧の消耗具合
を知ることができる。
【0067】また、本発明の請求項2に係わる発電装置
付き電子機器によれば、電源電圧検出回路により所定時
間毎に、発電手段及びこの発電手段の出力電圧により充
電される蓄電手段を有する電源回路の出力電圧が検出さ
れ、この検出された電源回路の出力電圧が所定電圧まで
低下したことが検出された際には第1の報知が行なわ
れ、前記電源回路の出力電圧により駆動される負荷回路
が駆動された際には、前記所定時間毎の電圧検出が一定
時間停止され、この所定時間毎の電圧検出が停止されて
いる状態で、前記負荷回路が駆動された際には、前記負
荷回路の駆動による電流消費量に相当するデータが累計
され、予め設定されたデータの累計がなされた際には第
2の報知が行なわれるので、負荷回路の駆動により正確
な電圧レベル検出が行なえない状態にあっても、負荷駆
動消費電流の累計によって電圧低下が判断され、電池寿
命が確実にユーザに知らされるようになる。
【0068】また、本発明の請求項3に係わる発電装置
付き電子機器によれば、傾斜回路により本体の所定角度
以上の傾きが検出され、且つ照度検出回路により一定照
度以下の本体照度が検出された際には、発電手段及びこ
の発電手段の出力電圧により充電される蓄電手段を有す
る電源回路の出力電圧により駆動され本体表示部を照明
する照明回路が駆動されるので、ユーザが表示データを
見たい場合で且つ暗くて見えない状態でのみ、自動的に
照明でき、電池の消耗を抑制できるようになる。
【0069】また、本発明の請求項4に係わる発電装置
付き電子機器によれば、照度検出回路により一定照度以
上の本体照度が検出された際には、発電手段及びこの発
電手段の出力電圧により充電される蓄電手段を有する電
源回路の出力電圧により駆動されデモンストレーション
表示を行なう表示部が駆動され、一定照度未満の照度が
検出された際には、前記表示部の駆動は停止されるの
で、例えば本体の店頭展示状態と閉店あるいは在庫格納
状態とにおいて、自動的に効率よくデモンストレーショ
ンの点灯表示と表示停止とが切り換えられ、電池の消耗
が最小限に抑えられるようになる。よって、本発明によ
れば、電池容量の寿命を確実に報知して、突然に全回路
が停止してしまうのを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる太陽電池付き電子腕
時計の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記太陽電池付き電子腕時計における2次電池
の放電特性とその検出電圧レベルの設定範囲を示す図。
【図3】前記太陽電池付き電子腕時計における2次電池
の検出電圧レベル1〜4に応じた残量表示マーク及び各
レベル毎の動作機能を示す図。
【図4】前記太陽電池付き電子腕時計における電源状態
管理の全体処理を示すフローチャート。
【図5】前記太陽電池付き電子腕時計における電源状態
管理処理に伴なうスイッチ処理を示すフローチャート。
【図6】前記太陽電池付き電子腕時計における電源状態
管理処理に伴なうアラーム処理を示すフローチャート。
【図7】前記太陽電池付き電子腕時計におけるデモモー
ド処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 …時計回路部、 11 …太陽電池、 12 …2次電池、 13 …照度検出回路、 14 …電圧検出回路、 15 …CPU、 16 …スイッチ部、 17 …発振回路、 18 …時計回路、 19 …ROM、 20 …RAM、 21 …ブザー、 22 …表示部、 23 …エレクトロルミネッセンス素子(EL)、 24 …ELドライバ、 25 …傾斜スイッチ、 26 …外部記憶読み込み部、 27 …外部記憶媒体。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、 この電源回路の出力電圧により駆動される第1,第2の
    負荷回路と、 前記電源回路の出力電圧が第1,第2の電圧まで低下し
    たことを検出する電源電圧検出回路と、 この電源電圧検出回路により前記電源回路の出力電圧が
    第1の電圧まで低下したことが検出された際には、前記
    第1の負荷回路の駆動を禁止し、前記第2の電圧まで低
    下したことが検出された際には、前記第1,第2の負荷
    回路の駆動を禁止する負荷回路駆動禁止手段とを具備し
    たことを特徴とする発電装置付き電子機器。
  2. 【請求項2】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、 この電源回路の出力電圧により駆動される負荷回路と、 前記電源回路の出力電圧を所定時間毎に検出する電源電
    圧検出回路と、 この電源電圧検出回路により前記電源回路の出力電圧が
    所定電圧まで低下したことが検出された際に報知する第
    1の報知手段と、 前記負荷回路が駆動されてから一定時間前記電源電圧検
    出回路による電圧検出動作を停止させる電圧検出動作停
    止手段と、 この電圧検出動作停止手段による電圧検出動作の停止時
    間に、前記負荷回路が駆動された際に、前記負荷回路の
    駆動による電流消費量に相当するデータを累計する累計
    手段と、 この累計手段により予め設定されたデータの累計がなさ
    れた際に報知する第2の報知手段とを具備したことを特
    徴とする発電装置付き電子機器。
  3. 【請求項3】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、 この電源回路の出力電圧により駆動され本体表示部を照
    明する照明回路と、 本体の所定角度以上の傾きを検出する傾斜回路と、 本体を照射する一定照度以下の照度を検出する照度検出
    回路と、 前記傾斜回路により本体の所定角度以上の傾きが検出さ
    れ、且つ前記照度検出回路により一定照度以下の照度が
    検出された際に、前記照明回路を駆動する照明駆動制御
    手段とを具備したことを特徴とする発電装置付き電子機
    器。
  4. 【請求項4】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、 この電源回路の出力電圧により駆動されデモンストレー
    ション表示を行なう表示部と、 本体を照射する一定照度以上の照度を検出する照度検出
    回路と、 この照度検出回路により一定照度以上の照度が検出され
    た際に、前記表示部を駆動し、一定照度未満の照度が検
    出された際に、前記表示部の駆動を停止する表示部駆動
    制御手段とを具備したことを特徴とする発電装置付き電
    子機器。
  5. 【請求項5】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、この電源
    回路の出力電圧により駆動される第1,第2の負荷回路
    と、前記電源回路の出力電圧を検出する電源電圧検出回
    路とを備えた発電装置付き電子機器の電源状態管理方法
    であって、 前記電源電圧検出回路により前記電源回路の出力電圧が
    予め設定された第1の電圧まで低下したことが検出され
    た際に、前記第1の負荷回路の駆動を禁止する第1の負
    荷駆動禁止手順と前記電源電圧検出回路により前記電源
    回路の出力電圧が前記第1の電圧より低い予め設定され
    た第2の電圧まで低下したことが検出された際に、前記
    第1,第2の負荷回路の駆動を禁止する第2の負荷駆動
    禁止手順とからなることを特徴とする発電装置付き電子
    機器の電源状態管理方法。
  6. 【請求項6】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、この電源
    回路の出力電圧により駆動される負荷回路と、前記電源
    回路の出力電圧を検出する電源電圧検出回路とを備えた
    発電装置付き電子機器の電源状態管理方法であって、 前記電源電圧検出回路により所定時間毎に前記電源回路
    の出力電圧を検出する電圧検出手順と、 この電圧検出手順において検出された前記電源回路の出
    力電圧が所定電圧まで低下したことが検出された際に報
    知する第1の報知手順と、 前記負荷回路が駆動された際に、前記電圧検出手順によ
    る所定時間毎の電圧検出を一定時間停止する電圧検出停
    止手順と、 この電圧検出停止手順により前記電圧検出手順による所
    定時間毎の電圧検出が停止されている状態で、前記負荷
    回路が駆動された際に、前記負荷回路の駆動による電流
    消費量に相当するデータを累計する累計手順と、 この累計手順において予め設定されたデータの累計がな
    された際に報知する第2の報知手順とからなることを特
    徴とする発電装置付き電子機器の電源状態管理方法。
  7. 【請求項7】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、この電源
    回路の出力電圧により駆動され本体表示部を照明する照
    明回路と、本体の所定角度以上の傾きを検出する傾斜回
    路と、本体を照射する照度を検出する照度検出回路とを
    備えた発電装置付き電子機器の電源状態管理方法であっ
    て、 前記傾斜回路により本体の所定角度以上の傾きが検出さ
    れ、且つ前記照度検出回路により一定照度以下の照度が
    検出された際に、前記照明回路を駆動する照明駆動手順
    からなることを特徴とする発電装置付き電子機器の電源
    状態管理方法。
  8. 【請求項8】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、この電源
    回路の出力電圧により駆動されデモンストレーション表
    示を行なう表示部と、本体を照射する照度を検出する照
    度検出回路とを備えた発電装置付き電子機器の電源状態
    管理方法であって、 前記照度検出回路により一定照度以上の照度が検出され
    た際に、前記表示部を駆動し、一定照度未満の照度が検
    出された際に、前記表示部の駆動を停止する表示部駆動
    手順からなることを特徴とする発電装置付き電子機器の
    電源状態管理方法。
  9. 【請求項9】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧に
    より充電される蓄電手段を有する電源回路と、この電源
    回路の出力電圧により駆動される第1,第2の負荷回路
    と、前記電源回路の出力電圧を検出する電源電圧検出回
    路とを備えた発電装置付き電子機器の電源状態管理プロ
    グラムを記憶した記憶媒体であって、 前記発電装置付き電子機器を制御するコンピュータを、 前記電源電圧検出回路により前記電源回路の出力電圧が
    予め設定された第1の電圧まで低下したことが検出され
    た際に、前記第1の負荷回路の駆動を禁止する第1の負
    荷駆動禁止手段、 前記電源電圧検出回路により前記電源回路の出力電圧が
    前記第1の電圧より低い予め設定された第2の電圧まで
    低下したことが検出された際に、前記第1,第2の負荷
    回路の駆動を禁止する第2の負荷駆動禁止手段、として
    機能させるための発電装置付き電子機器の電源状態管理
    プログラムを記憶した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 発電手段及びこの発電手段の出力電圧
    により充電される蓄電手段を有する電源回路と、この電
    源回路の出力電圧により駆動される負荷回路と、前記電
    源回路の出力電圧を検出する電源電圧検出回路とを備え
    た発電装置付き電子機器の電源状態管理プログラムを記
    憶した記憶媒体であって、 前記発電装置付き電子機器を制御するコンピュータを、 前記電源電圧検出回路により所定時間毎に前記電源回路
    の出力電圧を検出する電圧検出手段、 この電圧検出手段により検出された前記電源回路の出力
    電圧が所定電圧まで低下したことが検出された際に報知
    する第1の報知手段、 前記負荷回路が駆動された際に、前記電圧検出手段によ
    る所定時間毎の電圧検出を一定時間停止させる電圧検出
    停止手段、 この電圧検出停止手段により前記電圧検出手段による所
    定時間毎の電圧検出が停止されている状態で、前記負荷
    回路が駆動された際に、前記負荷回路の駆動による電流
    消費量に相当するデータを累計する累計手段、 この累計手段により予め設定されたデータの累計がなさ
    れた際に報知する第2の報知手段、として機能させるた
    めの発電装置付き電子機器の電源状態管理プログラムを
    記憶した記憶媒体。
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