JPH1164542A - 掛け時計 - Google Patents

掛け時計

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JPH1164542A
JPH1164542A JP22867897A JP22867897A JPH1164542A JP H1164542 A JPH1164542 A JP H1164542A JP 22867897 A JP22867897 A JP 22867897A JP 22867897 A JP22867897 A JP 22867897A JP H1164542 A JPH1164542 A JP H1164542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
move
clock
central line
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22867897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yujiro Sakamoto
裕二郎 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP22867897A priority Critical patent/JPH1164542A/ja
Publication of JPH1164542A publication Critical patent/JPH1164542A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掛け時計を壁面に取り付ける際、掛け具が時
計体の陰に隠れ、手探りで掛け穴35を掛け具の位置に合
わさなければならず、掛け具の先端がムーブ穴41に挿入
されたとき、掛け具が掛け穴35に正しく挿入されたか否
かの確信が持てないため、掛け時計の取り付けに手数と
時間とを要することがあった。 【解決手段】 時計体の裏面に掛け穴35とムーブ穴41と
を有する掛け時計であって、時計体の上下方向中心線47
から外れた位置が最も上方に位置して上下方向中心線47
の位置から一旦上方に上昇する所要幅の直線状傾斜部を
備えた上辺形状のムーブ穴41を有することを特徴とする
掛け時計。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁掛け式の時計体
に関し、尚詳しくは、掛け時計の裏面となる裏蓋に形成
する開口穴の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、屋内の壁面に固定する掛け時計
は、図2に示すように、時計体10の裏面を壁面50に接触
させ、壁面50から突出する掛け具55と時計体裏面の掛け
穴35とを係合させることにより、壁面50に時計体10を取
り付けるものが多い。このような時計体10は、指針軸を
有するムーブメント21を時計体10の略中央に内蔵し、ム
ーブメント21から前方に突出する指針軸を文字板19の中
央を貫通させるものである。そして、前ケース11に固定
した前ガラス13の内側に秒針15や分針16、及び、時針17
を配置するように各指針を指針軸に取り付けている。
【0003】又、このムーブメント21は裏蓋31に固定
し、裏蓋31を前ケース11に嵌合してビス止めなどにより
前ケース11を裏蓋31と一体とすることによりムーブメン
ト21を内蔵させた時計体10とするものや、文字板19を形
成する中板などにムーブメント21を固定し、ムーブメン
ト21を覆うように裏蓋31を被せて裏蓋31を前ケース11と
一体としてムーブメント21が時計体10の裏面から突出し
ないようにした時計体10がある。
【0004】このような時計体10の裏蓋31としては、図
3に示すように、平板部33の中央上方に掛け穴35を有
し、平板部33の中央近傍にはムーブ穴41を有するものが
多い。このムーブ穴41は、カバーを嵌合してムーブ穴41
を閉鎖することができるようにした裏蓋31も有るが、掛
け時計の裏面は通常壁面50に接触しており、又、壁面50
から外す場合は、時計体10を壁面50から外して時刻修正
や電池交換をすることが多く、時刻修正のための修正ツ
マミ23の操作を容易とするために開放されたムーブ穴41
とされているものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】時計体における裏蓋の
平板部に設けられたムーブ穴は、前述のように、時計体
の裏面略中央に開口されており、このムーブ穴の上方に
一般的にはムーブ穴よりも小さな掛け穴が形成されてい
る。このため、この掛け時計を壁面に取り付ける際、掛
け具が時計体の陰に隠れ、手探りで掛け穴を掛け具の位
置に合わすこととなり、ときには掛け具の先端をムーブ
穴に挿入してしまい、掛け具が掛け穴に正しく挿入され
たか否かの確信が持てず、掛け時計の取り付けに手数と
時間とを要することがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、時計体の裏面
に、中心線上に開口される掛け穴とムーブ穴とを有する
時計体において、時計体の上下方向中心線から外れた位
置が最も上方に位置して上下方向中心線の位置から一旦
上方に上昇させる所要幅の傾斜部を設けた上辺形状とす
るムーブ穴を設けるものである。
【0007】このように、ムーブ穴の上辺を時計体の中
心線の位置から上方に上昇させる傾斜部を設ける形状と
しているから、掛け具の先端を誤ってムーブ穴に挿入し
た場合、時計体の重みを掛け具で支えつつ時計体を左右
に揺らすとき、時計体は傾斜部の傾斜によって掛け具に
対して容易に左又は右に大きくずれるように移動するこ
ととなり、掛け具が掛け穴に挿入されていないことの確
認を素早く行うことができる。
【0008】又、本発明は、ムーブ穴の上辺形状とし
て、上下方向中心線の位置を上下方向中心線の位置から
左右の位置よりも低くする下方突出部をムーブ穴の上辺
に形成したムーブ穴形状とすることもある。このよう
に、ムーブ穴の上辺に下方突出部を設けてムーブ穴の上
辺を中央から左右の位置で一旦上方に上昇させる形状と
しているから、掛け具の先端を誤ってムーブ穴に挿入し
た場合、時計体の重みを掛け具で支えつつ時計体を左右
に揺らすとき、時計体は掛け具に対して容易に左又は右
に大きくずれるように、移動することとなり、掛け具が
掛け穴に挿入されていないことの確認を素早く行うこと
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る掛け時計としての時
計体は、図1に示す形状の裏蓋31を有するものである。
この裏蓋31は、時計体10の中心を通る上下方向の中心線
47の位置に合わせ、時計体10の比較的上方部分となる位
置に掛け穴35を有し、時計体10の略中央の位置にはムー
ブメント21を収納するムーブ穴41を有するものである。
【0010】そして、掛け穴35は、中心線47に沿って上
方に幅を狭くした掛け部36を有し、この掛け部36の下方
には掛け具55の挿入を容易とする拡大部37を有するもの
である。尚、中心線47は、文字板19の12時の位置を正
しく上方に位置させるように時計体10を固定するとき、
時計体10の中心を通る鉛直線となる上下方向の中心線で
ある。
【0011】又、この裏蓋31に形成するムーブ穴41は、
指針軸を文字板19の中央に合わせたムーブメント21を収
納するように時計体10の略中央に形成し、矩形又は円弧
と直線とを組み合わせた外形とされる適宜のムーブメン
ト21を収納するようにムーブメント21の形状に合わせた
穴部として形成するものである。尚、このムーブ穴41
は、ムーブメント21だけを収納する場合に限ることな
く、図1に示したように、ムーブメント21の下方にムー
ブメント21と合わせて駆動用の電池をも収納し得る形状
及び大きさとして形成することも有る。
【0012】そして、このムーブ穴41の形状としては、
ムーブメント21を収納し得る適宜の大きさとすると共
に、図1に示したように、その上辺において下方突出部
42を形成し、時計体10の中心線47の上に位置するムーブ
穴41の上辺位置よりも中心線47の左右位置でムーブ穴41
の上辺が一旦上方に上昇する形状とするものである。こ
のように、ムーブ穴41の上辺の形状として、中心線47の
位置よりも中心線47の左右位置を高くするようにムーブ
穴41を形成しているから、掛け穴35よりも大きく時計体
10の裏面に開口しているムーブ穴41に掛け具55を挿入し
てしまった場合であっても、手で時計体10を補助的に支
えつつ時計体10を掛け具55により支持させ、軽く右又は
左の側方から外力を時計体10に加えると、ムーブ穴41の
上辺に下方突出部42を設けている故、下方突出部42の傾
斜によって時計体10が容易に右又は左に大きくずれるよ
うに移動することになる。
【0013】従って、掛け具55が掛け穴35における掛け
部36に挿入されていないことが容易に理解でき、直ちに
掛け穴35と掛け具55との位置を合わせる作業を再度行う
ことができる。尚、図1に示した下方突出部42は、中心
線47の左右を直線的形状として三角形に近い形状で中央
先端を下方に突出させた形状の下方突出部42としている
も、円弧状の曲線により中央先端を下方に突出させる形
状の下方突出部42としてムーブ穴41の上辺に形成するこ
とも有る。
【0014】更に、ムーブ穴41の上辺において、図1に
示したように、中心線47の位置を低く、その左右を中心
線47の位置よりも高くする場合のみでなく、左右の何れ
か一方を中心線47の位置よりも高くし、左右の他方を中
心線47の位置よりも低くすることにより、所要幅の傾斜
部をムーブ穴41の上辺に形成してムーブ穴41の上辺を傾
斜させることも有る。
【0015】このように、ムーブ穴41の上辺を傾斜さ
せ、中心線47から外れた位置を最も高くして所要幅の傾
斜部を形成する場合も、掛け具55をムーブ穴41に挿入し
てしまったとき、手で時計体10を補助的に支えつつ時計
体10を左右に揺らすように外力を加えたとき、時計体10
はムーブ穴41の上辺の傾斜に合わせて右又は左に大きく
ずれることになる。
【0016】従って、掛け具55が誤ってムーブ穴41に挿
入されていることを容易且つ迅速に理解することができ
る。もっとも、図1に示したように、中心線47の左右両
側で中心線47の位置よりも一旦高くする上辺とした形状
のムーブ穴41は、ムーブ穴41の形状を中心線47を基準と
して左右対称、又は対称に近い形状とすることが容易で
あり、一般には全体として左右対称の形状とされる時計
体10の開口部であるムーブ穴41としてデザイン的に違和
感を少なくし、裏面も見ることのある販売などの取引時
において、商品価値を高めることが容易に可能となるも
のである。
【0017】尚、時計体10や時計体裏蓋31の形状は、図
1に示したような円形の外形に限るものでなく、長円形
や矩形のものとすることが有ることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、時計体の裏
面に掛け穴とムーブ穴とを有する掛け時計であって、上
下方向中心線から外れた位置が最も上方に位置して上下
方向中心線の位置から上昇する所要幅の傾斜部を備えた
上辺形状のムーブ穴を有する掛け時計とするものであ
る。
【0019】従って、掛け具の先端が誤ってムーブ穴に
挿入されたとき、時計体を左右に軽く揺すると時計体は
大きく右又は左にずれ、掛け具の先端が掛け穴に挿入さ
れていないことの確認を容易に行うことができる。この
ため、再度、掛け穴と掛け具との位置を合わせる作業を
再開し、時計体を壁面に取り付けることを素早く行うこ
とができる。
【0020】又、請求項2に記載した発明は、時計体の
裏面に掛け穴とムーブ穴とを有する掛け時計であって、
ムーブ穴の上辺形状として、上下方向中心線の位置を上
下方向中心線の位置から左右の位置よりも低くする下方
突出部を上辺に形成したムーブ穴形状とするものであ
る。従って、掛け具の先端が誤ってムーブ穴に挿入され
たとき、時計体を左右に軽く揺すると、時計体は大きく
右又は左にずれ、掛け具の先端が掛け穴に挿入されてい
ないことの確認を容易に行うことができ、再度、掛け穴
と掛け具との位置を合わせる作業を再開して時計体を壁
面に取り付けることを素早く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時計体における裏蓋の一例を示す
図。
【図2】掛け時計を壁面に取り付けた状態を示す垂直断
面図。
【図3】従来の掛け時計における裏蓋の一例を示す図。
【符号の説明】
10 時計体 11 前ケース 13 前ガラス 15 秒針 16 分針 17 時針 19 文字板 21 ムーブメント 23 修正ツマミ 31 裏蓋 33 平板部 35 掛け穴 36 掛け部 37 拡大部 41 ムーブ穴 42 下方突出部 47 中心線 50 壁面 55 掛け具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計体の裏面に開口される掛け穴とムー
    ブ穴とを有する掛け時計であって、時計体の上下方向中
    心線から外れた位置が最も上方に位置して上下方向中心
    線の位置から一旦上方に上昇する所要幅の傾斜部を備え
    た上辺形状としたムーブ穴を有することを特徴とする掛
    け時計。
  2. 【請求項2】 時計体の裏面に開口される掛け穴とムー
    ブ穴とを有する掛け時計であって、ムーブ穴の上辺形状
    として、時計体の上下方向中心線の位置を上下方向中心
    線の位置から左右の位置よりも低くする下方突出部を形
    成する上辺形状としたムーブ穴を有することを特徴とす
    る掛け時計。
JP22867897A 1997-08-26 1997-08-26 掛け時計 Pending JPH1164542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22867897A JPH1164542A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 掛け時計

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JP22867897A JPH1164542A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 掛け時計

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JPH1164542A true JPH1164542A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16880106

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JP22867897A Pending JPH1164542A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 掛け時計

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JP (1) JPH1164542A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9765495B2 (en) 2001-07-09 2017-09-19 Henry K. Obermeyer Water control apparatus
CN108426271A (zh) * 2018-03-12 2018-08-21 广东美的厨房电器制造有限公司 燃气灶具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9765495B2 (en) 2001-07-09 2017-09-19 Henry K. Obermeyer Water control apparatus
US10370813B2 (en) 2001-07-09 2019-08-06 Henry K. Obermeyer Water control apparatus
CN108426271A (zh) * 2018-03-12 2018-08-21 广东美的厨房电器制造有限公司 燃气灶具

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