JPH1164420A - 断線検知装置 - Google Patents

断線検知装置

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Publication number
JPH1164420A
JPH1164420A JP9230099A JP23009997A JPH1164420A JP H1164420 A JPH1164420 A JP H1164420A JP 9230099 A JP9230099 A JP 9230099A JP 23009997 A JP23009997 A JP 23009997A JP H1164420 A JPH1164420 A JP H1164420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disconnection
heater
current value
value
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP9230099A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Yoshioka
榮司 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH1164420A publication Critical patent/JPH1164420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒーターが断線した時点で検知でき、断線箇
所を特定できる断線検知装置を提供する。 【解決手段】 複数のヒーター本体2を電源回路3の各
相3a,3b,3cに並列接続したヒーター1におい
て、各相3a,3b,3cにセンサー8を設け、各セン
サー8には各トランスデューサー9を介してA/D変換
ユニット10を接続し、A/D変換ユニット10はマイ
クロコンピュータ11と接続して成り、マイクロコンピ
ュータ11には、各相3a,3b,3cの理論電流値I
aに基づいて算出した初期電流値Icから理論電流値I
aの断線公差χ分を減じた断線検知設定値Idを設定す
るとともに、各センサー8から計測する各電流値Ibが
断線検知設定値Idより小さくなれば断線したと判断す
る機能回路を備えたことにより、ヒーター1を断線した
時点で検知することができ断線箇所も判別できるため、
断線したヒーター本体2を速やかに交換することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造工場におい
て、シェル中子を造芯する技術に係り、金型を加熱する
際に使用するヒーターの断線検知装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のシェル中子造芯機においては、金
型を加熱する際に複数本のヒーターを使用しており、造
芯した中子の焼け具合を目視により確認することで各ヒ
ーターの断線の有無を判断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシェル中子
造芯機によると、ヒーターは断線した時点で検知するこ
とができないため、ヒーターの交換時期が遅れるととも
に中子の品質に悪影響がでるという問題があった。また
複数本のヒーターの内の断線箇所を中子の焼け具合によ
り特定しているため、断線箇所が判別しにくいという問
題があった。
【0004】本発明は、ヒーターが断線した時点で検知
でき、断線箇所を特定できる断線検知装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の断線検知装置は、複数のヒーター本体
を電源回路の各相に並列接続したヒーターにおいて、電
源回路の各相に電流計測手段を設け、各電流計測手段に
はそれぞれの変換器を介してA/D変換ユニットを接続
し、A/D変換ユニットは演算手段と接続して成り、演
算手段には、各相の理論電流値に基づいて算出した初期
電流値から理論電流値の断線公差分を減じた断線検知設
定値を設定するとともに、各電流計測手段から計測する
各電流値が上記断線検知設定値より小さくなれば断線し
たと判断する機能回路を備えたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態にお
ける断線検知装置を、シェル中子造芯機の金型加熱用ヒ
ーターに採用した状態として図に基づいて説明する。
【0007】図1〜図2に示すように、ヒーター1は複
数本のヒーター本体2を電源回路3のR,S,T各相3
a,3b,3cに並列接続している。電源回路3は、ヒ
ーター本体2に接続するコンセント4とマグネットコン
ダクタ5とノーヒューズブレーカー6とを有している。
【0008】断線検知装置7は、電流計測手段であるセ
ンサー8を電源回路3のR,S,T各相3a,3b,3
cの所定位置にそれぞれ設けており、各センサー8はそ
れぞれのトランスデューサー9に接続している。各トラ
ンスデューサー9はA/D変換ユニット10に接続して
おり、A/D変換ユニット10はマイクロコンピュータ
11内のシーケンサー回路12に接続している。
【0009】シーケンサー回路12は断線検知設定値I
dを設定するものであって、当該断線検知設定値は、電
源回路3の各相3a,3b,3cの理論電流値Iaに基
づいて算出した初期電流値Icから理論電流値Iaの断
線公差χ分を減じた値である。シーケンサー回路12に
は断線検知条件を備えており、この断線検知条件は、各
センサー8から計測する各電流値Ibが電源回路3の各
相3a,3b,3cの断線検知設定値Idより小さくな
れば断線したと判断し、以って断線警報を出力するとと
もにシェル中子造芯機を1サイクル停止する。
【0010】上記構成によると、図3に示すように、電
源回路3のR,S,T各相3a,3b,3cにそれぞれ
500W,127V仕様のヒーター本体2を並列で使用
した場合につき、次式に示すとおり断線を検知する。
【0011】 R相の理論電流値 ;Ia=(500×2)/127 =7.8A R相の初期電流値 ;Ic≒7.8A ここでヒーターの断線公差χを10%と設定すると、 R相の断線検知設定値;Id=Ic−Ia×(χ/100) =7.8−7.8×(10/100) =7.02A 電源回路3のR相3aの電流値をIbとすると、断線検
知条件は,Ib<Idなれば成立する。もし電源回路3
のR相3aのヒーター本体2が1本断線すると、(Ib
≒3.9A)<7.02Aとなることから断線を検知
し、以って断線警報を出力し断線箇所を特定するととも
に造芯機を1サイクル停止する。
【0012】上記実施の形態においては、同出力,同電
圧のヒーター本体2を採用しているが、それぞれ出力お
よび電圧の異なるヒーター本体の組み合わせであっても
よい。
【0013】上記実施の形態においては、ヒーター1の
断線公差χを10%と設定しているが、これは、各相の
ヒーター本数およびヒーター容量により設定変更する。
【0014】
【発明の効果】上記本発明によれば、ヒーターを断線し
た時点で検知することができ、さらに断線箇所も判別で
きるため、断線したヒーター本体を速やかに交換するこ
とができる。したがって中子の品質を良好に維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、ヒーターと断線検
知装置との配線接続図である。
【図2】同断線検知装置の概略構成図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるヒーターの配線接
続図である。
【符号の説明】
1 ヒーター 2 ヒーター本体 3 電源回路 7 断線検知装置 8 センサー 9 トランスデューサー 10 A/D変換ユニット 11 マイクロコンピュータ 12 シーケンサー回路 Ia 理論電流値 Ib 電流値 Ic 初期電流値 Id 断線検知設定値 χ 断線公差

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヒーター本体を電源回路の各相に
    並列接続したヒーターにおいて、 電源回路の各相に電流計測手段を設け、各電流計測手段
    にはそれぞれの変換器を介してA/D変換ユニットを接
    続し、A/D変換ユニットは演算手段と接続して成り、
    演算手段には、各相の理論電流値に基づいて算出した初
    期電流値から理論電流値の断線公差分を減じた断線検知
    設定値を設定するとともに、各電流計測手段から計測す
    る各電流値が上記断線検知設定値より小さくなれば断線
    したと判断する機能回路を備えたことを特徴とする断線
    検知装置。
JP9230099A 1997-08-27 1997-08-27 断線検知装置 Pending JPH1164420A (ja)

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JP9230099A JPH1164420A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 断線検知装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014080964A1 (ja) * 2012-11-22 2014-05-30 三菱電機株式会社 断線検出装置
WO2016008143A1 (en) * 2014-07-17 2016-01-21 Siemens Aktiengesellschaft Broken conductor detection method and apparatus
KR101690225B1 (ko) * 2016-04-18 2016-12-28 미사엔지니어링(주) 누전감시장치 및 이를 포함하는 히팅시스템
JP2019148546A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 オムロン株式会社 ケーブル断線予兆検知装置

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