JP3987178B2 - バッテリーパックの劣化判定方法およびバッテリーパックの劣化判定装置 - Google Patents

バッテリーパックの劣化判定方法およびバッテリーパックの劣化判定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リチウムイオン電池などの二次電池を含んで構成されるバッテリーパックの劣化を判定するのに適したバッテリーパックの劣化判定方法およびバッテリーパックの劣化判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バッテリーパックの劣化判定方法として、充放電試験によって行う方式が従来から知られている。しかし、この劣化判定方法では、バッテリーパックの劣化を正確に判定できる反面、満充電状態に至るまでバッテリーパック内の二次電池を一旦充電し、バッテリーパックの端子間電圧が所定値に低下するまでの放電時間を測定することによって劣化を判定するため、その判定に長時間を必要とする欠点がある。このため、短時間での判定が要求される場合には、バッテリーパック内部の実効抵抗を測定し、その測定値に基づいて判定する方法が一般的に用いられている。
【0003】
この種の実効抵抗を測定することによってバッテリーパックの劣化を判定するための装置として、出願人は図7に示す劣化判定装置71を既に開発している。
【0004】
最初に、劣化判定装置71の判定対象であるバッテリーパックについて説明する。同図に示すように、バッテリーパック31は、二次電池32と、過負荷や短絡等に起因する過電流から二次電池32を保護するための保護抵抗33とを内蔵している。この場合、二次電池32は、所定電圧を発生する起電力部32aと、劣化の度合に応じて抵抗値が変化する実効抵抗32bとを含む等価直列回路として表すことができる。一方、保護抵抗33は、正の抵抗−温度特性を有するPTC型サーミスタなどで構成されている。
【0005】
劣化判定装置71は、交流四端子法に従ってバッテリーパック31内の実効抵抗を測定するための抵抗測定部72と、抵抗測定部72によって測定された実効抵抗に基づいてバッテリーパック31の劣化を判定する判定部73と、判定部73によって判定された判定結果を表示する表示部74とを備えて構成されている。
【0006】
次いで、劣化判定装置71による判定処理について、図8を参照して説明する。
【0007】
まず、図7に示すように、満充電状態にしたバッテリーパック31にプローブ25a,25bを接続する。次いで、抵抗測定部72が、プローブ25a,25bを介してバッテリーパック31に例えば1kHzの交流定電流を供給すると共に、バッテリーパック31の両端に生じる交流電圧V2をプローブ25c,25dを介して入力する。このとき、抵抗測定部72は、いわゆる同期検波によってバッテリーパック31内の実効抵抗を測定する。具体的には、抵抗測定部72は、供給している交流定電流の基準信号電圧V1と入力した交流電圧V2とを互いに乗算した後に、ローパスフィルターを通過させることにより、バッテリーパック31内の実効抵抗によって生じた電力損失WDCを求める。この場合、基準信号電圧V1、交流電圧V2および電力損失WDCは、それぞれ下記の(1)式〜(3)式で表される。
V1=Asinωt・・・・・・・(1)式
V2=Bsin(ωt+θ)・・・(2)式
WDC=A・Bcosθ/2・・・・(3)式
この場合、交流定電流の電流値が予め決定されているため、その電流値の二乗の値で電力損失WDCを除算することにより、実効抵抗の抵抗値を求めることができる。
【0008】
次いで、判定部73は、測定したバッテリーパック31の実効抵抗の抵抗値が、所定のしきい値を超えていたときに、バッテリーパック31に内蔵の二次電池32が劣化していると判定し、その旨を表示部74に表示する。この場合、サイクル充電によって繰り返し使用したバッテリーパック31は、満充電状態のときには、一般的に、図8(a)に示す放電容量特性CR7を有している。このため、バッテリーパック31は、充電回数N0を超えて繰り返し使用されたときには、その放電容量が使用限界放電容量値Q0 から急激に低下する。また、バッテリーパック31は、同図(b)に示すように、充電回数に応じて高抵抗値となる実効抵抗特性CR8も有している。したがって、充電回数N0のときの実効抵抗の抵抗値RB0を上記した所定のしきい値として判別する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この劣化判定装置71には、以下の問題点がある。
第1に、バッテリーパック31に内蔵されている保護抵抗33の抵抗値が製造上の誤差などに起因してばらつくと、劣化判定を正確に行うことができないという問題点がある。具体的には、バッテリーパック31内の保護抵抗33の抵抗値が標準値よりも大きいときには、バッテリーパック31の実効抵抗特性は、例えば、図8(b)に示すように、標準値に対する誤差分だけ実効抵抗特性CR8を高抵抗値側に平行移動した実効抵抗特性CR9となる。このため、充電回数N1において、しきい値RB0に達する。したがって、実際には、使用限界放電容量値Q0 よりも十分大きい放電容量値Q1 であって、二次電池32が劣化していないにも拘わらず、バッテリーパック31が劣化したと誤判定してしまう。また、これとは逆に、保護抵抗33の抵抗値が標準値よりも小さいときには、バッテリーパック31の実効抵抗特性は、例えば、同図(b)に示すように、標準値に対する誤差分だけ実効抵抗特性CR8を低抵抗値側に平行移動した実効抵抗特性CR10となる。このため、充電回数N2において、しきい値RB0に達する。したがって、使用限界放電容量値Q0 よりもはるかに低い放電容量値Q2 に達して初めて、バッテリーパック31が劣化したと誤判定してしまう。
第2に、劣化判定装置71では、充電回数N0における満充電状態のときの実効抵抗の標準値と測定した実効抵抗の抵抗値とを比較するため、バッテリーパック31を一旦満充電状態にする必要がある。このため、劣化判定装置71には、劣化判定に先立ってバッテリーパック31を充電する必要上、依然として劣化判定に長時間を要するという問題点がある。
【0010】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、バッテリーパックの劣化判定を正確かつ迅速に行うことが可能なバッテリーパックの劣化判定方法およびバッテリーパックの劣化判定装置を提供することを主目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく請求項1記載のバッテリーパックの劣化判定方法は、二次電池を含んで構成されるバッテリーパック内の実効抵抗を測定し、測定した実効抵抗に基づいてバッテリーパックの劣化を判定するバッテリーパックの劣化判定方法において、バッテリーパックを所定の直流定電流で充電または放電させつつ、バッテリーパックに交流定電流を供給し、この状態においてバッテリーパックの両端子間に生じる交流電圧を検出すると共にバッテリーパック内で損失されている電力に対応する損失電力対応信号を交流電圧の交流電圧信号と交流定電流の電流信号とを互いに乗算して生成し、かつ損失電力対応信号をディジタル変換して得られる損失電力対応値を交流定電流の出力電流値の二乗に対応する値で除算するバッテリーパックの実効抵抗の演算を所定時間を挟んで2回実行することによって実効抵抗を2回測定し、2回の測定においてそれぞれ測定した実効抵抗と所定時間とから単位時間当たりの実効抵抗の変化量を算出すると共に変化量に基づいてバッテリーパックの劣化を判定することを特徴とする。
【0012】
このバッテリーパックの劣化判定方法では、充電開始後(若しくは放電開始後)の任意の時点において、バッテリーパック内の実効抵抗についての1回目の測定を行うと共に、所定時間経過した後に2回目の実効抵抗測定を行い、2回の測定においてそれぞれ測定された2つの実効抵抗と所定時間とから、実効抵抗の単位時間当たりの変化量を算出し、この変化量に基づいてバッテリーパックの劣化判定を行う。この場合、バッテリーパックに内蔵の保護抵抗の抵抗値は、充放電によっては変化しないため、実効抵抗の抵抗値差は、バッテリーパック内における二次電池の実効抵抗の変化量に相当する。一方、バッテリーパック内の二次電池の充放電時間と実効抵抗の変化量とは、ほぼ比例する関係にある。したがって、実効抵抗の抵抗値差(二次電池の実効抵抗の変化量)に基づいて、保護抵抗の抵抗値のばらつきの影響を受けることなく、バッテリーパックの劣化判定を正確に行うことが可能となる。この場合、所定時間は、実効抵抗の変化量が明確となるのに十分な時間でよく、上述した劣化判定装置71がバッテリーパックを満充電させるために長時間を 必要としていたのに対し、極めて短時間で劣化判定を行うことが可能となる。
【0013】
具体的には、例えば、劣化し始めたバッテリーパックにおける実効抵抗の単位時間当たりの変化量を予め調べておき、判定対象のバッテリーパックについて実際に測定した単位時間当たりの変化量と比較することによってバッテリーパックの劣化を判定する。このように、充放電の単位時間当たりの実効抵抗の変化量を劣化判定の基準とすることにより、判定の基準値を1つに定めることができ、これにより、劣化判定を容易に行うことが可能となる。また、この劣化判定方法に従ってバッテリーパックの劣化を判定する装置を構成するときには、判定の際の基準データ数を1つに定めることができるため、少ないメモリ容量でよく、しかも迅速に劣化判定を行わせることが可能となる。
【0014】
請求項記載のバッテリーパックの劣化判定方法は、請求項記載のバッテリーパックの劣化判定方法において、単位時間当たりの変化量に基づいてバッテリーパックの残余充電回数を求め、求めた残余充電回数を表示装置に表示することを特徴とする。
【0015】
バッテリーパックの劣化判定後には、劣化している、または劣化していない旨のみを表示手段に表示させることもできる。一方、バッテリーパックは、充放電の単位時間当たりの実効抵抗の変化量が求まると、サイクル充電によって使用する場合の残余充電回数が予測できる。このため、このバッテリーパックの劣化判定方法では、例えば、予測値と、単位時間当たりの実効抵抗の変化量とに基づいてバッテリーパックの残余充電回数を求め、求めた残余充電回数を表示する。これにより、バッテリーパックの交換時期の目安を報知することが可能となる。
【0016】
請求項記載のバッテリーパックの劣化判定装置は、二次電池を含んで構成されるバッテリーパック内の実効抵抗を測定する実効抵抗測定手段と、測定した実効抵抗に基づいてバッテリーパックの劣化を判定する劣化判定手段とを備えているバッテリーパックの劣化判定装置において、バッテリーパックを所定の直流定電流で充電するDC定電流源または所定の直流定電流でバッテリーパックを放電させる電子負荷と、バッテリーパックに交流定電流を供給するAC定電流源と、DC定電流源または電子負荷を起動させてバッテリーパックを所定の直流定電流で充電または放電させつつ、AC定電流源を起動させてバッテリーパックに交流定電流を供給させ、この状態においてバッテリーパックの両端子間に生じる交流電圧を検出すると共にバッテリーパック内で損失されている電力に対応する損失電力対応信号を交流電圧の交流電圧信号と交流定電流の電流信号とを互いに乗算して生成し、かつ損失電力対応信号をディジタル変換して得られる損失電力対応値を交流定電流の出力電流値の二乗に対応する値で除算するバッテリーパックの実効抵抗の演算を所定時間を挟んで2回実行することによって実効抵抗を2回測定し、2回の測定においてそれぞれ測定した実効抵抗と所定時間とから単位時間当たりの実効抵抗の変化量を算出すると共に変化量に基づいてバッテリーパックの劣化を判定するCPUとを備えていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に係るバッテリーパックの劣化判定方法および劣化判定装置の好適な実施の形態について説明する。なお、上述した劣化判定装置71と同一の構成については、同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0018】
図1に示すように、劣化判定装置1は、プローブ25a,25bを介して所定の定電流(例えば、50mA)でバッテリーパック31を充電するためのDC定電流源11と、プローブ25a,25bを介して所定の定電流でバッテリーパック31を放電するための電子的な電子負荷12と、プローブ25a,25bを介して1kHzの交流定電流をバッテリーパック31に供給するためのAC定電流源13と、バッテリーパック31の両端子間に生じる交流電圧をプローブ25c,25dを介して検出すると共に検出信号を増幅するACアンプ14と、ACアンプ14の出力信号およびAC定電流源13から出力される交流電圧に基づき前述した同期検波方式によってバッテリーパック31内での電力損失に対応し直流信号である損失電力対応信号を生成する同期検波回路15と、同期検波回路15の出力信号をディジタルデータに変換するA/D変換器16と、バッテリーパック31の両端子間に生じる直流電圧をプローブ25c,25dを介して検出すると共に検出信号を増幅するDCアンプ17と、DCアンプ17の出力信号をディジタルデータに変換するA/D変換器18と、A/D変換器16の出力データに基づいてバッテリーパック31の劣化を判定する判定処理など各種の処理を実行するCPU19と、CPU19の判定結果などを表示するための表示部20とを備えている。また、CPU19は内部メモリ19aを備えており、内部メモリ19aには、CPU19の動作プログラム、判定処理の際に用いられる判定用基準値、および残余充電回数を求める際の残余充電回数テーブルなどが予め記憶されている。なお、DC定電流源11および電子負荷12が本発明における充放電手段に相当し、AC定電流源13、ACアンプ14、同期検波回路15およびCPU19が本発明における実効抵抗測定手段に相当し、CPU19が本発明における測定制御手段および劣化判定手段に相当する。
【0019】
以下、図2〜6を参照して劣化判定装置1の判定処理について説明する。
【0020】
最初に、バッテリーパック31を充電しつつ劣化を判定する際の処理について、図2(a)に示すフローチャート、および図3,4にそれぞれ示す実効抵抗特性図を参照して説明する。
【0021】
最初に、図1に示すように、バッテリーパック31の両端子にプローブ25a〜25dを接続する。次いで、この状態で図外の充電用測定開始スイッチを操作すると(ステップ51)、CPU19は、起動信号SDCを出力する。これにより、DC定電流源11が、プローブ25a,25bを介して定電流を出力することにより、バッテリーパック31の充電が開始される(ステップ52)。
【0022】
次に、CPU19は、1回目の実効抵抗測定を開始する(ステップ53)。この測定では、CPU19は、起動信号SACを出力することにより、AC定電流源13に対し、プローブ25a,25bを介して1kHzの交流定電流をバッテリーパック31に供給させる。この際に、バッテリーパック31には、DC定電流源11から出力されている直流充電電流にAC定電流源13から出力される交流電流を重畳した脈流電流が供給される。この状態において、CPU19は、バッテリーパック31内の実効抵抗RB を測定する。具体的には、同期検波回路15が、ACアンプ14によって増幅された交流電圧信号とAC定電流源13から出力される交流定電流の電流信号とを互いに乗算すると共に、乗算後の信号をローパスフィルタでろ波することによりバッテリーパック31内で損失されている電力に対応する損失電力対応信号を生成する。次いで、A/D変換器16が損失電力対応信号を損失電力対応値としてのディジタルデータに変換してCPU19に出力する。これにより、CPU19が、AC定電流源13の出力電流値の二乗に対応する値で損失電力対応値を除算することにより、バッテリーパック31内の実効抵抗RB を演算し、演算値を測定値RB11 として内部メモリ19aに記憶する。なお、CPU19は、DC定電流源11を作動させている間、DCアンプ17およびA/D変換器18を介してバッテリーパック31の端子間電圧VB を監視し、端子間電圧VB が所定電圧を超えた場合には、起動信号SDCの出力を停止してDC定電流源11の作動を停止させることにより、二次電池32を過充電から保護する。
【0023】
次に、CPU19は、内部メモリ19aに予め記憶されている動作プログラムに従い、1回目の実効抵抗測定から充電時間TC を経過した時に、2回目の実効抵抗測定を開始する(ステップ54)。CPU19は、この実効抵抗測定においても、1回目の実効抵抗測定と同様にして演算した測定値RB12 を内部メモリ19aに記憶する。
【0024】
次いで、CPU19は、起動信号SDCの出力を停止した後に、内部メモリ19aに記憶されている2つの測定値RB11 ,RB12 および充電時間TC に基づき、下記の(4)式に従って、バッテリーパック31内の実効抵抗の充電に対する単位時間当たりの変化量RVを演算する(ステップ55)。
RV=(RB11 −RB12 )/TC ・・・・(4)式
【0025】
次に、CPU19は、変化量RVに基づいてバッテリーパック31の劣化を判定する(ステップ56)。この場合、バッテリーパック31内の二次電池32が仮に正常状態であるとし、かつ2つの測定値RB11 ,RB12 がそれぞれ時間t1,t2の時に測定されたとすれば、両測定値RB11 ,RB12 は、図3に示すように、正常状態のバッテリーパック31を充電した際の充電時間に対する実効抵抗の特性である実効抵抗特性CR1上の2点として測定されたことになる。ここで、測定値RB11 ,RB12 は、時間t1,t2の時における二次電池32内の実効抵抗32bの抵抗値R211 ,R212 に保護抵抗33の抵抗値RS をそれぞれ加算した値である。一方、保護抵抗33の抵抗値RS は、バッテリーパック31の充電によっては変化しない。したがって、変化量RVは、同図に示すように、正常状態の二次電池32を充電した際の充電時間に対する実効抵抗32bの特性である実効抵抗特性CR2上の2点間の抵抗値差として測定されたことになる結果、二次電池32内の実効抵抗32bの変化量に相当する。
【0026】
一方、バッテリーパック31内の二次電池32は、劣化し始めた場合、正常状態のときと比較して実効抵抗32bの抵抗値が上昇するが、その上昇の度合いは、電荷が空状態のときよりも満充電のときのほうが上昇する。したがって、劣化し始めた二次電池32を充電した際の充電時間に対する二次電池32の実効抵抗32bの実効抵抗特性は、図4に示すように、実効抵抗特性CR3として表すことができる。この場合、実効抵抗特性CR3に示すように、時間t1の時の抵抗値R213 と時間t2の時の抵抗値R214 との抵抗値差が、正常な二次電池32と比較して小さくなる。このため、劣化し始めた二次電池32の実効抵抗32bの変化量RVは、正常な二次電池32の実効抵抗32bの変化量RVと比較して小さくなる。したがって、正常な二次電池32の変化量RVの限界値を判定用基準値RVref として内部メモリ19aに予め記憶させておくことにより、CPU19は、演算した変化量RVと、判定用基準値RVref とを比較することにより、二次電池32の劣化、すなわち、バッテリーパック31の劣化を正確に判定することができる。
【0027】
一方、CPU19は、劣化判定において二次電池32が劣化していないと判定した場合には、演算した変化量RVに基づいて、バッテリーパック31をサイクル充電によって使用する場合の残余充電回数を算出する。この場合、二次電池32は、一気に正常状態から劣化状態に至るものではなく、徐々に劣化し始めるため、残余充電回数は、変化量RVと所定の関係がある。このため、変化量RVに対する残余充電回数の予測値を残余充電回数テーブルとして内部メモリ19aに記憶させておくことにより、CPU19は、測定した変化量RVに基づき、残余充電回数テーブルを参照して残余充電回数を算出する。この後、CPU19は、劣化判定の結果、および算出した残余充電回数を表示部20に表示させる。
【0028】
次に、バッテリーパック31を放電しつつ劣化を判定する際の処理について、図2(b)に示すフローチャート、および図5,6にそれぞれ示す実効抵抗特性図を参照して説明する。この処理は、充電に代えてバッテリーパック31を放電させる点が、充電しつつ劣化を判定する処理と異なるため、その異なる点を主として説明し、同一の処理内容については説明を省略する。
【0029】
放電用測定開始スイッチを操作すると(ステップ61)、CPU19は、起動信号SL を出力することにより電子負荷12を起動させる。これにより、バッテリーパック31の定電流による放電が開始される(ステップ62)。
【0030】
次に、CPU19は、1回目の実効抵抗測定を開始する(ステップ63)。この実効抵抗測定は、上記したステップ53と同様にして行われ、CPU19は、演算したバッテリーパック31内の実効抵抗の測定値RB21 を内部メモリ19aに記憶する。
【0031】
次に、CPU19は、内部メモリ19aに予め記憶されている動作プログラムに従い、1回目の実効抵抗測定から放電時間TD を経過した時に、2回目の実効抵抗測定を開始する(ステップ64)。CPU19は、この実効抵抗測定においても、1回目の実効抵抗測定と同様にして演算した測定値RB22 を内部メモリ19aに記憶する。
【0032】
次いで、CPU19は、起動信号SL の出力を停止した後に、内部メモリ19aに記憶されている2つの測定値RB21 ,RB22 および放電時間TD に基づき、下記の(5)式に従って、バッテリーパック31内の実効抵抗の放電に対する単位時間当たりの変化量RVを演算する(ステップ65)。
RV=(RB22 −RB21 )/TD ・・・・(5)式
【0033】
次に、CPU19は、変化量RVに基づいてバッテリーパック31の劣化を判定する(ステップ66)。この場合、バッテリーパック31内の二次電池32が仮に正常状態であるとし、かつ2つの測定値RB21 ,RB22 がそれぞれ時間t3,t4の時に測定されたとすれば、両測定値RB21 ,RB22 は、図5に示すように、正常状態のバッテリーパック31を放電した際の放電時間に対する実効抵抗の特性である実効抵抗特性CR4上の2点として測定されたことになる。ここで、測定値RB21 ,RB22 は、時間t3,t4の時における二次電池32内の実効抵抗32bの抵抗値R221 ,R222 に保護抵抗33の抵抗値RS をそれぞれ加算した値である。一方、保護抵抗33の抵抗値RS は、バッテリーパック31の放電によっては変化しない。したがって、変化量RVは、同図に示すように、正常状態の二次電池32を放電した際の放電時間に対する実効抵抗32bの特性である実効抵抗特性CR5上の2点間の抵抗値差として測定されたことになる結果、二次電池32内の実効抵抗32bの変化量に相当する。
【0034】
一方、バッテリーパック31内の二次電池32は、劣化し始めた場合、正常状態のときと比較して実効抵抗32bの抵抗値が上昇するが、その上昇の度合いは、電荷が空状態のときよりも満充電のときのほうが上昇する。したがって、劣化し始めた二次電池32を放電した際の放電時間に対する二次電池32の実効抵抗32bの実効抵抗特性は、図6に示すように、実効抵抗特性CR6として表すことができる。この場合、実効抵抗特性CR6に示すように、時間t3の時の抵抗値R223 と時間t4の時の抵抗値R224 との抵抗値差が、正常な二次電池32と比較して小さくなる。このため、劣化し始めた二次電池32の実効抵抗32bの変化量RVは、正常な二次電池32の実効抵抗32bの変化量RVと比較して小さくなる。したがって、正常な二次電池32の変化量RVの限界値を判定用基準値RVref として内部メモリ19aに予め記憶させておくことにより、CPU19は、演算した変化量RVと、判定用基準値RVref とを比較することにより、二次電池32の劣化、すなわち、バッテリーパック31の劣化を正確に判定することができる。
【0035】
この処理においても、CPU19は、劣化判定において二次電池32が劣化していないと判定した場合には、上記したようにバッテリーパック31をサイクル充電によって使用する場合の残余充電回数を算出する。この後、CPU19は、劣化判定の結果、および算出した残余充電回数を表示部20に表示させる。
【0036】
このように、この劣化判定装置1によれば、二次電池32の実効抵抗特性に基づいて判定を行うことができるため、保護抵抗33の抵抗値にばらつきがあったとしても、これに影響されずに、バッテリーパック31の劣化を正確に判定することができる。この場合、充電時間TC または放電時間TD の長さは任意であり、充電または放電に対する二次電池32における実効抵抗32bの単位時間当たりの変化量が求まればよい。このため、1つの判定用基準値RVref と比較すればよいため、2回の実効値測定における測定値の抵抗値差に基づいて劣化判定するのと比較して、極めて迅速かつ容易にバッテリーパック31の劣化を判定することができる。
【0037】
なお、本発明は、上記した発明の実施の形態に限定されず、その構成を適宜変更することができる。例えば、本発明の実施の形態では、バッテリーパック31の実効抵抗を、同期検波によって測定する例について説明したが、本発明は、これに限定されず、他の任意の実効抵抗測定方法によって測定することもできる。また、本発明の実施の形態では、劣化判定装置1がバッテリーパック31を充電または放電する手段を内蔵する構成について説明したが、本発明に係るバッテリーパックの劣化判定装置は、これに限定されず、装置とは別体の充放電手段を用いるように構成することもできる。さらに、充電時間TC や放電時間TD についても、任意の時間に設定することができる。また、本発明の実施の形態では、劣化判定の際には、充放電に対する単位時間当たりの実効抵抗の変化量RVに基づいてバッテリーパック31の劣化を判定しているが、本発明は、これに限定されず、充電時間TC (または放電時間TD )に対する実効抵抗の抵抗値差に基づいて劣化を判定してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載のバッテリーパックの劣化判定方法および請求項記載のバッテリーパックの劣化判定装置によれば、充電開始後(若しくは放電開始後)の任意の時点において、バッテリーパック内の実効抵抗についての1回目の測定を行うと共に、所定時間経過した後に、2回目の実効抵抗の測定を行い、2回の測定においてそれぞれ測定された2つの実効抵抗と所定時間とから、実効抵抗の単位時間当たりの変化量を算出し、この変化量に基づいてバッテリーパックの劣化判定を行うことにより、バッテリーパックに一般的に内蔵されている保護抵抗などの抵抗値のばらつきの影響を受けることなく、バッテリーパックの劣化を正確に判定することができる。この場合、所定時間は、実効抵抗の変化量が明確となるのに十分な時間でよいため、上述した劣化判定装置71がバッテリーパックを満充電させるために長時間を必要としていたのに対し、極めて短時間で劣化判定を行うことができる。また、判定基準値を1つに定めることができるため、劣化判定を容易に行うことができる。
【0039】
さらに、請求項記載のバッテリーパックの劣化判定方法によれば、充電または放電に対する単位時間当たりの実効抵抗の変化量に基づいて求めたバッテリーパックの残余充電回数を表示することにより、バッテリーパックの交換時期の目安を報知することができる結果、使用者の利便を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る劣化判定装置のブロック図である。
【図2】 (a)は、充電しつつバッテリーパックの劣化を判定する際の判定処理のフローチャートであり、(b)は、放電しつつバッテリーパックの劣化を判定する際の判定処理のフローチャートである。
【図3】 劣化していないバッテリーパックについての充電時間に対するバッテリーパックにおける実効抵抗の実効抵抗特性CR1、および充電時間に対する二次電池における実効抵抗の実効抵抗特性CR2の特性図である。
【図4】 実効抵抗特性CR2、および劣化し始めた二次電池についての充電時間に対するバッテリーパックにおける実効抵抗の実効抵抗特性CR3の特性図である。
【図5】 劣化していないバッテリーパックについての放電時間に対するバッテリーパックにおける実効抵抗の実効抵抗特性CR4、および放電時間に対する二次電池における実効抵抗の実効抵抗特性CR5の特性図である。
【図6】 実効抵抗特性CR5、および劣化し始めた二次電池についての放電時間に対するバッテリーパックにおける実効抵抗の実効抵抗特性CR6の特性図である。
【図7】 従来の劣化判定装置のブロック図である。
【図8】 (a)は、充電回数に対するバッテリーパックの放電容量特性CR7の特性図であり、(b)は、充電回数に対するバッテリーパックの実効抵抗特性CR8〜10の特性図である。
【符号の説明】
1 劣化判定装置
11 DC定電流源
12 電子負荷
13 AC定電流源
14 ACアンプ
15 同期検波回路
19 CPU
20 表示部
31 バッテリーパック
32 二次電池
32b 実効抵抗

Claims (3)

  1. 二次電池を含んで構成されるバッテリーパック内の実効抵抗を測定し、当該測定した実効抵抗に基づいて当該バッテリーパックの劣化を判定するバッテリーパックの劣化判定方法において、
    前記バッテリーパックを所定の直流定電流で充電または放電させつつ、当該バッテリーパックに交流定電流を供給し、
    この状態において当該バッテリーパックの両端子間に生じる交流電圧を検出すると共に当該バッテリーパック内で損失されている電力に対応する損失電力対応信号を当該交流電圧の交流電圧信号と前記交流定電流の電流信号とを互いに乗算して生成し、かつ当該損失電力対応信号をディジタル変換して得られる損失電力対応値を前記交流定電流の出力電流値の二乗に対応する値で除算する当該バッテリーパックの実効抵抗の演算を所定時間を挟んで2回実行することによって当該実効抵抗を2回測定し、
    当該2回の測定においてそれぞれ測定した前記実効抵抗と前記所定時間とから単位時間当たりの当該実効抵抗の変化量を算出すると共に当該変化量に基づいて前記バッテリーパックの劣化を判定することを特徴とするバッテリーパックの劣化判定方法。
  2. 前記単位時間当たりの変化量に基づいて前記バッテリーパックの残余充電回数を求め、当該求めた残余充電回数を表示装置に表示することを特徴とする請求項記載のバッテリーパックの劣化判定方法。
  3. 二次電池を含んで構成されるバッテリーパック内の実効抵抗を測定する実効抵抗測定手段と、当該測定した実効抵抗に基づいて当該バッテリーパックの劣化を判定する劣化判定手段とを備えているバッテリーパックの劣化判定装置において、
    前記バッテリーパックを所定の直流定電流で充電するDC定電流源または所定の直流定電流で当該バッテリーパックを放電させる電子負荷と、
    前記バッテリーパックに交流定電流を供給するAC定電流源と、
    前記DC定電流源または前記電子負荷を起動させて前記バッテリーパックを所定の直流定電流で充電または放電させつつ、前記AC定電流源を起動させて当該バッテリーパックに交流定電流を供給させ、この状態において当該バッテリーパックの両端子間に生じる交流電圧を検出すると共に当該バッテリーパック内で損失されている電力に対応する損失電力対応信号を当該交流電圧の交流電圧信号と前記交流定電流の電流信号とを互いに乗算して生成し、かつ当該損失電力対応信号をディジタル変換して得られる損失電力対応値を前記交流定電流の出力電流値の二乗に対応する値で除算する当該バッテリーパックの実効抵抗の演算を所定時間を挟んで2回実行することによって当該実効抵抗を2回測定し、当該2回の測定においてそれぞれ測定した前記実効抵抗と前記所定時間とから単位時間当たりの当該実効抵抗の変化量を算出すると共に当該変化量に基づいて前記バッテリーパックの劣化を判定するCPUとを備えていることを特徴とするバッテリーパックの劣化判定装置。
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