JPH1164260A - 粉体の集合体の電気抵抗評価方法及び評価装置 - Google Patents

粉体の集合体の電気抵抗評価方法及び評価装置

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JPH1164260A
JPH1164260A JP23101797A JP23101797A JPH1164260A JP H1164260 A JPH1164260 A JP H1164260A JP 23101797 A JP23101797 A JP 23101797A JP 23101797 A JP23101797 A JP 23101797A JP H1164260 A JPH1164260 A JP H1164260A
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powder
aggregate
discharge
dielectric film
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JP23101797A
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Yasushige Nakamura
安成 中村
Tsuneo Watanuki
恒夫 綿貫
Norio Saruwatari
紀男 猿渡
Toru Takahashi
徹 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流リーク等を防止し、安定して粉体の集合
体の電気抵抗を評価することが可能な電気抵抗の評価方
法及び評価装置を提供する。 【解決手段】 コンデンサを充電する。導電性の粉体の
集合体を通してコンデンサを放電し、放電の様子を観測
する。放電の様子を観測する工程で得られた観測結果に
基づいて粉体の集合体の電気抵抗を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体の集合体の電
気抵抗評価方法及び評価装置に関し、特に電子写真法に
用いる粉体現像剤もしくはキャリアの電気抵抗の評価に
適した電気抵抗評価方法及び評価装置に関する。
【0002】電子写真の分野においては、粉体現像剤も
しくはキャリアの電気抵抗を評価することが不可欠であ
る。
【0003】電子写真法として、米国特許第22976
91号公報に記載された方法が広く知られている。これ
は、一般に光導電性絶縁体(感光体ドラム等)を利用
し、コロナ放電等により光導電性絶縁体表面に一様な静
電荷を与え、様々な手段によりその表面に光像を結び、
静電潜像を形成する。この静電潜像を、トナーと呼ばれ
る微粉末を用いて現像可視化する。必要に応じて、紙等
にトナー画像を転写した後、加圧、加熱、溶剤蒸気や光
の照射等の手段により、トナー画像を定着させる。
【0004】これらの静電潜像を現像するトナーとして
は、従来より天然または合成高分子物質よりなるバイン
ダ樹脂中にカーボンブラック等の着色剤を分散させたも
のを、1〜20μm程度に粉砕した粒子が用いられてい
る。このようなトナーは、通常、トナー単体もしくは鉄
粉、ガラスビーズ等の担体物質(キャリア)と混合され
て用いられる。特に、高速現像を行う場合、鉄粉等の磁
性体粒子からなるキャリアをトナーに混合した2成分現
像剤を用いるのが一般的である。
【0005】この現像剤は、現像装置内で混合攪拌され
ることにより摩擦帯電する。現像装置内のマグネットロ
ールが回転することにより磁性体粒子に混合されたトナ
ーが光導電性絶縁体の表面上の静電潜像部分に運ばれ
る。静電潜像に応じて、帯電したトナーのみが電気的吸
引力により光導電性絶縁体の表面に付着する。トナー濃
度が低下した2成分現像剤に新たなトナーが添加されて
一定のトナー濃度が維持される。
【0006】光導電性絶縁体表面の静電潜像をトナーで
現像する方法として、例えば、反転現像法を用いること
ができる。光導電性絶縁体の表面をコロナ放電等により
均一に帯電させ、印字したい部分にレーザ光を照射す
る。レーザ光が照射された部分の電荷が消去される。
【0007】現像剤にバイアス電位を与えて、静電潜像
の形成された光導電性絶縁体の表面に接触させる。現像
剤の電位と光導電性絶縁体表面の電位との電位差(現像
電位)により電気的吸引力が生じ、潜像に応じてトナー
を付着させることができる。
【0008】しかしながら、実際の現像においては、現
像電位が完全に中和されるまで現像が進むことはない。
現像剤の電気抵抗が高く実効的な現像バイアスが低くな
るほど、トナーを光導電性絶縁体の表面に十分付着させ
ることが困難になる。すなわち、現像剤の電気抵抗が高
くなると、印字濃度が薄くなる。この傾向は、印字速度
が速く、光導電性絶縁体と現像剤との接触時間が短くな
るほど顕著になる。なお、印刷を繰り返すと、トナーフ
ィルミング等によりキャリアが劣化し、電気抵抗が増加
するため、印字濃度が薄くなる場合がある。
【0009】一方、現像剤の電気抵抗が低すぎる場合に
は、トナーが光導電性絶縁体の表面に過剰に付着するた
め、印刷コストが高くなり、さらに文字のつぶれや定着
不良等の問題を起こしやすくなる。また、光導電性絶縁
体の絶縁破壊が起こる場合もある。
【0010】このように、現像剤の電気抵抗によって現
像特性が大きく変化するため、現像剤の電気抵抗を的確
に把握することが好ましい。
【0011】
【従来の技術】一般的に、粉体の電気抵抗の評価方法と
して、相互に平行に対向配置された電極間に粉体の集合
体を挟み込んだサンドイッチセルに定電圧源または定電
流源を接続して電気抵抗を求める方法が知られている。
しかし、電気抵抗の比較的低い粉体の集合体の電気抵抗
を、高電界の下で測定しようとすると、絶縁性の弱い部
分が放電破壊される場合がある。または、発熱により粉
体の集合体の表面が変化する等の不具合を生ずる場合が
ある。このため、安定した評価が困難である。
【0012】一方、1対の測定電極間に挟まれた粉体現
像剤もしくは粉体キャリアを、磁界により配向させて電
気抵抗を評価する方法が提案されている(特公平7−1
40766号)。また、回転する金属ドラムの表面に粉
体現像剤もしくは粉体キャリアを保持し、実際の現像に
供される光導電性絶縁体を対向させて、搬送状態の粉体
現像剤もしくは粉体キャリアの電気抵抗を評価する方法
が提案されている。
【0013】これらの提案は、粉体の集合体の電気抵抗
が一般に電界依存性を持ち、また粉体の搬送により接触
抵抗が変化する等の影響を考慮し、実際の現像処理に近
い状態で電気抵抗を評価しようとする試みである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来方法では、
現像剤の電気抵抗が低くなると、あるいは電界強度が大
きくなると、電流のリーク、放電破壊、発熱等により正
確な評価ができなくなる。また、評価した電気抵抗と実
際の現像特性との間に、必ずしも良好な相関関係が得ら
れないのが一般的であった。
【0015】本発明の目的は、電流リーク等を防止し、
安定して粉体の集合体の電気抵抗を評価することが可能
な電気抵抗の評価方法及び評価装置を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、導電性の粉体の集合体を通してコンデンサを放電
し、放電の様子を観測する工程と、前記放電の様子を観
測する工程で得られた観測結果に基づいて前記粉体の集
合体の電気抵抗を評価する工程とを有する粉体の集合体
の電気抵抗評価方法が提供される。
【0017】コンデンサは、放電回路の時定数に応じて
放電する。放電回路に粉体の集合体が含まれるため、放
電回路の時定数は粉体の集合体の電気抵抗の関数にな
る。このため、放電の様子から時定数を特定し、粉体の
集合体の電気抵抗を求めることができる。
【0018】本発明の他の観点によると、誘電体膜の表
面を帯電させる工程と、帯電した前記誘電体膜の表面の
一部に、導電性の粉体の集合体を接触させ、前記誘電体
膜の表面内において接触位置を移動させながら該誘電体
膜の表面に帯電した電荷を該粉体の集合体を通して放電
させる工程とを有する粉体の集合体の電気抵抗評価方法
が提供される。
【0019】放電の様子は、粉体の集合体の電気抵抗に
依存して変わる。放電の様子を観測することにより、粉
体の集合体の電気抵抗を評価することができる。
【0020】本発明の他の観点によると、粉体の集合体
を保持する表面を有する第1の電極と、前記第1の電極
の表面上に保持された粉体の集合体の表面の一部に接触
する第2の電極と、前記第1の電極、前記粉体の集合
体、及び前記第2の電極を通して放電電流が流れるよう
に接続されたコンデンサと、前記第1の電極、前記粉体
の集合体、及び前記第2の電極を含む前記コンデンサの
放電回路との開閉を交互に行うスイッチ手段と、前記放
電回路を通して前記コンデンサが放電する様子を観測す
るための観測手段とを有する粉体の集合体の電気抵抗評
価装置が提供される。
【0021】コンデンサは、放電回路の時定数に応じて
放電する。放電回路に粉体の集合体が含まれるため、放
電回路の時定数は粉体の集合体の電気抵抗の関数にな
る。このため、放電の様子から時定数を特定し、粉体の
集合体の電気抵抗を求めることができる。
【0022】本発明の他の観点によると、粉体の集合体
を薄層状に保持する円筒状の外周面を有し、中心軸のま
わりに自転可能な第1の電極と、前記第1の電極の円筒
状の表面の母線に平行な軸を中心軸とする円筒状の表面
を有する第2の電極と、前記第2の電極の円筒状の表面
を覆うように配置され、外周面の一部が前記第1の電極
の表面上に保持された粉体の集合体に接する誘電体膜
と、前記誘電体膜の表面を帯電させるための帯電手段
と、前記誘電体膜の表面に帯電した電荷が前記粉体の集
合体を通して放電する電流を測定するための電流計とを
有する粉体の集合体の電気抵抗評価装置が提供される。
【0023】放電電流は、粉体の集合体の電気抵抗に依
存して変わる。放電電流を測定することにより、粉体の
集合体の電気抵抗を評価することができる。
【0024】本発明の他の観点によると、粉体の集合体
を薄層状に保持する円筒状の外周面を有し、中心軸のま
わりに自転可能な第1の電極と、前記第1の電極の円筒
状の表面の母線に平行な軸を中心軸とする円筒状の表面
を有する第2の電極と、前記第2の電極の円筒状の表面
を覆うように配置され、外周面の一部が前記第1の電極
の表面上に保持された粉体の集合体に接する誘電体膜
と、前記誘電体膜の表面を帯電させるための帯電手段
と、前記粉体の集合体を通して放電した後の前記誘電体
膜の帯電量を測定するための帯電量測定手段とを有する
粉体の集合体の電気抵抗評価装置が提供される。
【0025】帯電量の減少量は、粉体の集合体の電気抵
抗に依存して変わる。放電後の帯電量を測定することに
より、粉体の集合体の電気抵抗を評価することができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明の実施例
による粉体の集合体の電気抵抗の評価方法について説明
する。
【0027】図1(A)は、電気抵抗を評価するための
等価回路図を示す。相互に平行に対向配置された1対の
電極1と2との間に粉体の集合体3が保持されている。
電極1は、コンデンサ4の一方の電極に接続され、電極
2は、電流計7及びスイッチ手段6を介してコンデンサ
4の他方の電極に接続されている。スイッチ手段6によ
り、コンデンサ4、電流計7、電極2、粉体の集合体
3、及び電極1からなる放電回路C1 が開閉される。
【0028】直流電源5とスイッチ手段6により、コン
デンサ4の充電回路が構成される。スイッチ手段6は、
この充電回路C2 を開閉する。スイッチ手段6により、
放電回路C1 と充電回路C2 が、交互に閉成される。コ
ンデンサ4の両電極間の電圧が、電圧計8により測定さ
れる。
【0029】図1(B)は、図1(A)に示すコンデン
サ4の両電極間の電圧波形、及び放電回路C1 を流れる
電流波形を示す。時刻(−T1 )においてスイッチ手段
6により充電回路C2 を閉成する。コンデンサ4が電圧
0 まで充電される。充電回路C2 の時定数が非常に小
さいため、ほぼ瞬時に充電が終了する。
【0030】時刻T0 (時間の原点)において、スイッ
チ手段6を動作させ、充電回路C2を開放して放電回路
1 を閉成する。コンデンサ4が粉体の集合体3を通し
て放電し、その両端の電圧が放電回路C1 の時定数に従
って低下する。コンデンサ4の両端の電圧v(t)は、
【0031】
【数1】 v(t)=V0 exp(−t/RC) …(1) と表される。ここで、Rは粉体の集合体3の電気抵抗、
Cはコンデンサ4の静電容量を示す。
【0032】図1(B)の電圧波形から時定数RCを求
め、電気抵抗Rを算出することができる。電気抵抗Rか
ら粉体の集合体3の体積抵抗率ρを求めることができ
る。なお、電気抵抗Rが電界依存性を示す場合には、図
1(B)の電圧波形の接線の傾き、すなわち式(1)の
時間微分から電気抵抗Rを求めることができる。
【0033】時刻T2 において、再び放電回路C1 を開
放し、充電回路C2 を閉成すると、コンデンサ4が電圧
0 まで充電される。以降、同じ周期でこの充放電動作
を繰り返す。
【0034】図1(B)の電流波形に示すように、充電
期間中は放電回路C1 に電流が流れず、放電期間中は徐
々に減少する電流が流れる。この放電電流i(t)は、
【0035】
【数2】 i(t)=(V0 /R)exp(−t/RC) …(2) と表される。ここで、粉体の集合体の電気抵抗Rは、電
界に依存しないと仮定した。放電電流の平均値Iは、
【0036】
【数3】
【0037】となる。式(2)と(3)から、
【0038】
【数4】
【0039】が得られる。平均電流Iを測定することに
より、式(5)から粉体の集合体3の抵抗Rを求めるこ
とができる。粉体の集合体3の厚さをd、電極2または
1との接触面積をSとすると、粉体の集合体3の体積抵
抗率ρは、
【0040】
【数5】ρ=RS/d …(6) により算出することができる。
【0041】なお、粉体の集合体3が磁性粉を含む場
合、電極1と2との対向面を相互に異なる極性に帯磁さ
せ、粉体を磁気により配向させてもよい。
【0042】図2(A)は、実施例による電気抵抗評価
装置の一構成例を示す。円筒状の外周面を有する中空の
第1の電極10の内部空洞内に、磁石12が配置されて
いる。第1の電極10は、非磁性材料により形成され
る。磁石12は、第1の電極10の外周面の円周方向に
沿ってS極とN極が交互に現れる構成とされている。第
1の電極10の外周面上に、粉体の集合体11が薄層状
に保持されている。粉体の集合体11は磁性粉を含み、
この磁性粉が磁石12に吸引されることにより、第1の
電極10の外周面上に配向して保持される。第1の電極
10は、電流計13を介して接地されている。
【0043】薄層状に保持された粉体の集合体11の外
周面の一部に、第2の電極20が接触している。第1の
電極10と磁石12とを、その中心軸の回りに相対的に
回転させると、粉体が第1の電極10の外周面に対して
その円周方向に搬送される。この搬送により、粉体が第
2の電極20に対して移動する。なお、第1の電極10
を固定して磁石12のみを回転させてもよいし、逆に磁
石12を固定して第1の電極10のみを回転させてもよ
いし、両方を相互に異なる角速度で、もしくは反対向き
に回転させてもよい。
【0044】第2の電極20は、スイッチ手段21及び
コンデンサ22を介して接地されている。電流計13、
第1の電極10、粉体の集合体11、電極20、スイッ
チ手段21、及びコンデンサ22により放電回路C3
形成される。スイッチ手段21は、放電回路C3 の開閉
を行う。
【0045】コンデンサ22の非接地側の電極が、スイ
ッチ手段21及び直流電源31を介して接地されてい
る。コンデンサ22、スイッチ手段21、及び直流電源
31により充電回路C4 が構成される。なお、充電を補
助するための補助コンデンサ32が、直流電源31に並
列に接続されている。スイッチ手段21は、充電回路C
4 の開閉を行う。
【0046】スイッチ手段21としては、例えばサンユ
ー工業株式会社製のフォトモスリレーUMO7423を
用いることができる。ダイオード23、24は、このリ
レーに内蔵された保護用ダイオードである。
【0047】スイッチ手段21は、充電回路C4 と放電
回路C3 とを、一定の周期で交互に閉成する。コンデン
サ22の静電容量の好適な範囲は、100pF〜1μF
であり、コンデンサ32の静電容量の好適な範囲は、コ
ンデンサ22の静電容量の2〜200000倍である。
また、スイッチ手段21による切換周波数の好適な範囲
は50Hz〜100kHzである。また、充電回路C4
の閉成時間と放電回路C3 の閉成時間との比の好適な範
囲は、1:9から9:1である。
【0048】図2(A)に示す電気抵抗評価装置は、図
1(A)に示す回路と等価である。なお、図2(A)に
示す場合には、第2の電極20に対して粉体が移動する
ため、固定した対向電極の間に粉体の集合体を挟む場合
に比べて、より実際の現像処理に近い状態で電気抵抗を
評価することができる。
【0049】図2(B)は、図2(A)に示す電気抵抗
評価装置の第1及び第2の電極10及び20の他の構成
例を示す。図2(A)の場合には、第2の電極20が固
定されていたが、図2(B)では、固定電極20の代わ
りに回転する円筒状の第2の電極20Aが設けられてい
る。その他の構成は、図2(A)の場合と同様である。
円筒状の第2の電極20Aの中心軸は、第1の電極10
の外周面の母線に平行であり、第2の電極20Aの外周
面の一部が粉体の集合体11の表面の一部に接触する。
【0050】実際の電子写真装置においては、第1の電
極10が現像ローラに相当し、第2の電極20Aが感光
体ドラムに相当する。第2の電極を円筒状にして回転さ
せながら放電電流を流すことにより、実際の現像処理に
より近い状態で電気抵抗を評価することができる。
【0051】図3は、図2(A)に示す電気抵抗評価装
置を用いて、富士通製のF6722Dプリンタ装置用現
像剤の電気抵抗を評価した結果を示す。横軸は放電時間
比率(図1(B)におけるT2 /(T1 +T2 )に相
当)を表し、縦軸は現像剤の動的電気抵抗率を単位Ωc
mで表す。ここで、「動的」とは、粉体が第1の電極1
0の外周面上を搬送されるために第2の電極20に接触
する粉体が常時変わることを意味する。動的電気抵抗率
は、式(5)及び(6)から算出した。なお、図2
(A)に示すコンデンサ22及び32の静電容量を、そ
れぞれ20000pF及び1μFとし、スイッチング周
期を1kHz、電源電圧を100Vとした。また、第1
の電極10の外周面の線速度を200mm/s、第1の
電極10と第2の電極20との間のギャップを500μ
mとした。このときの現像剤(粉体の集合体)11と第
2の電極20との接触面積は22.5cm×0.4cm
であった。
【0052】コンデンサ22の両端の電圧変化をオシロ
スコープで観測したところ、電流リーク等による電圧波
形の乱れは観測されなかった。放電時間比率が少なくな
るに従って電気抵抗率が減少するのは、現像剤の電気抵
抗が電界強度に依存するためである。放電時間比率と電
気抵抗率との関係を外挿して求まる放電時間比率が0の
ときの電気抵抗率は、現像剤に直流電源31の電圧10
0Vを印加したとき、すなわち電界強度2000V/c
mのときの電気抵抗に相当する。このときの現像剤の体
積抵抗率は、図3から約3×107 Ωcmと求まる。
【0053】次に、図2に示す直流電源31の電圧を5
0V、すなわち電界強度を1000V/cmとして同様
の評価を行った。電源電圧が100Vの場合と同様に電
流リーク等は観測されず、良好な評価を行うことができ
た。このときの、現像剤の体積抵抗率は、約8×107
Ωcmであった。なお、電界強度1000V/cmは、
実際の現像処理における条件にほぼ等しい。
【0054】なお、図2(B)に示す電気抵抗評価装置
を用い、第2の電極20Aの外周面の線速度を50mm
/sとして同様の評価をおこなったところ、図2(A)
の場合と同様の安定した評価が可能であった。
【0055】上記実施例の効果を確認するために、図2
(A)に示す第1の電極10と第2の電極20との間、
及び図2(B)に示す第1の電極10と第2の電極20
Aとの間に直接直流電源を接続して電気抵抗を測定し
た。電界強度が100V/cm程度のときは測定可能で
あったが、電界強度を1000V/cmとすると電流が
急激に増加し不安定になった。電流波形をオシロスコー
プで観測したところ、電流リークに対応したピーク波形
が多数観測され、安定した評価ができていないことが判
明した。
【0056】図1及び図2に示すように、コンデンサの
充放電を繰り返し、放電の様子を観測して電気抵抗を求
めることにより、実際の現像処理における電界強度とほ
ぼ等しい電界強度での電気抵抗を、安定して評価するこ
とができる。
【0057】図4は、評価された現像剤の電気抵抗率と
印字濃度との関係を示す。横軸は電気抵抗率を単位Ωc
mで表し、縦軸は印字濃度を表す。なお、印字濃度は、
富士通製F6722Dプリンタ装置を用いて印字した文
字を、コニカデンシトメータPDA−65により測定し
て得た。図中の記号□は、図2(A)に示す電気抵抗評
価装置を用いて評価した場合に対応する。なお、記号◇
は、図2(B)の第1の電極10と第2の電極20Aと
の間に直接直流電源を接続して電気抵抗を評価した場合
に対応し、記号○は、相互に対向する固定した平板電極
間に現像剤を挟んで、両電極間に直接直流電源を接続し
て電気抵抗を評価した場合に対応する。
【0058】評価に用いた現像剤は、種々の電気抵抗を
有するキャリアに富士通製F6722Dプリンタ用トナ
ーを、トナー濃度が4.5重量%となるように混合した
ものである。キャリアのコア剤としてマグネタイトを用
い、コート剤としてフッ化ビニリデン、スチレン、シリ
コーン樹脂にカーボンブラックを含有させ、カーボンブ
ラックの含有量を変更したものを用いた。
【0059】図4に示すように、実施例による図2
(A)の電気抵抗評価装置を用いた場合には、電気抵抗
率と印字濃度が強い相関関係を示している。これに対
し、現像剤に直流電源から直接電流を流す方法で電気抵
抗を求めた場合には、測定された電気抵抗率と印字濃度
とが、ほとんど相関関係示さない。実施例による方法で
現像剤の電気抵抗を評価することにより、現像剤の良否
を評価することが可能になる。
【0060】図5は、他の実施例による電気抵抗評価装
置の概略図を示す。この電気抵抗評価装置は、第1の電
極10、粉体の集合体11、磁石12、及び電流計13
を含み、その構成は図2(A)に示す電気抵抗評価装置
の場合と同様である。例えば、第1の電極10が自転
し、磁石12が固定されている。
【0061】円筒状の外周面を有する第2の電極40の
外周面上に、アモルファスシリコン膜41が形成されて
いる。第2の電極40の中心軸は、第1の電極10の外
周面の母線と平行に配置され、アモルファスシリコン膜
41の表面の一部が粉体の集合体11の表面に接触す
る。第2の電極40は接地されている。第1の電極10
及び第2の電極40は、それぞれ図5において反時計回
り及び時計回りに自転する。第1の電極10は実際の現
像装置における現像ローラに相当し、第2の電極40と
アモルファスシリコン膜41は感光体ドラムに相当す
る。
【0062】アモルファスシリコン膜41の表面が、コ
ロナ帯電器42により帯電される。第2の電極40が回
転して帯電した部分が粉体の集合体11に接触すると、
粉体の集合体11を通して接地側へ放電電流が流れる。
この電流を測定することにより、粉体の集合体11の電
気抵抗を評価することができる。
【0063】アモルファスシリコン膜41の表面と第1
の電極10の外周面との間隔を1mm、アモルファスシ
リコン膜41の帯電電位を200Vとし、富士通製F6
722Dプリンタ装置用現像剤(粉体の集合体11に相
当)の電気抵抗を評価した。トナーがアモルファスシリ
コン膜41に付着しない条件で測定を行ったところ、電
流値が110±10μAの範囲で安定し、良好な評価が
可能であった。
【0064】なお、放電電流を測定する代わりに、アモ
ルファスシリコン膜41の表面の放電前の帯電量を表面
電位計43で測定し、放電後の帯電量を表面電位計44
で測定してもよい。帯電量の減少分は、放電電流により
失われた電荷量に相当するため、帯電量の減少分から粉
体の集合体11の電気抵抗を評価することができる。な
お、コロナ帯電器42により、ほぼ一定の帯電量を得る
ことができる場合には、表面電位計43は必ずしも必要
ではない。
【0065】図5では、第2の電極40の外周面上にア
モルファスシリコン膜41を形成した場合を示したが、
アモルファスシリコン膜41の代わりに他の誘電体膜を
形成してもよい。
【0066】図6は、図5に示す電気抵抗評価装置を用
いて現像剤の評価を行った結果を示す。横軸は図5の電
流計13により測定された電流値を単位μAで表し、縦
軸は印字濃度を表す。なお、印字濃度の評価方法は図4
で行った評価方法と同様である。測定電流値と印字濃度
が強い相関関係を示していることがわかる。このため、
図5に示す電気抵抗評価装置を用いて放電電流を測定す
ることにより、現像剤の良否を評価することが可能であ
る。
【0067】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粉体の集合体を通してコンデンサを放電させ、放電の様
子を観測することにより、粉体の集合体の電気抵抗を評
価することができる。また、誘電体の表面を帯電させ、
粉体の集合体を通して帯電電荷を放電させ、放電の様子
を観測することにより、粉体の集合体の電気抵抗を評価
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による電気抵抗評価装置の等価
回路図、及び等価回路の電圧、電流波形を示すグラフで
ある。
【図2】本発明の実施例による電気抵抗評価装置の一構
成例を示す概略図、及び他の構成例を示す概略図であ
る。
【図3】図2(A)に示す電気抵抗評価装置の一構成例
により評価した電気抵抗率を放電時間比率の関数として
示すグラフである。
【図4】図2(A)に示す電気抵抗評価装置の一構成例
により評価した電気抵抗率と印字濃度との関係を、従来
の方法で評価した電気抵抗率と印字濃度との関係と対比
して示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例による電気抵抗評価装置の
概略図である。
【図6】図5に示す電気抵抗評価装置を用いて測定した
放電電流と印字濃度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1、2 電極 3、11 粉体の集合体 4、22 コンデンサ 5、31 直流電源 6、21 スイッチ手段 7、13 電流計 8 電圧計 10 第1の電極 12 磁石 20、20A、40 第2の電極 23、24 ダイオード 32 補助コンデンサ 41 アモルファスシリコン膜 42 コロナ帯電器 43、44 表面電位計 C1 、C3 放電回路 C2 、C4 充電回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猿渡 紀男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 高橋 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の粉体の集合体を通してコンデン
    サを放電し、放電の様子を観測する工程と、 前記放電の様子を観測する工程で得られた観測結果に基
    づいて前記粉体の集合体の電気抵抗を評価する工程とを
    有する粉体の集合体の電気抵抗評価方法。
  2. 【請求項2】 前記放電の様子を観測する工程を繰り返
    し実施し、 前記電気抵抗を評価する工程が、前記粉体の集合体を流
    れる電流の時間平均を求める工程を含む請求項1に記載
    の粉体の集合体の電気抵抗評価方法。
  3. 【請求項3】 前記粉体の集合体が磁性粉を含み、 前記放電の様子を観測する工程において、前記粉体の集
    合体を2枚の電極の間に挟み、磁力により配向させた状
    態で、該粉体の集合体に前記コンデンサの放電電流を流
    す請求項1または2に記載の粉体の集合体の電気抵抗評
    価方法。
  4. 【請求項4】 前記放電の様子を観測する工程におい
    て、円筒状の外周面を有する第1の電極の該外周面上
    に、前記粉体の集合体を薄層状に付着させ、前記粉体の
    集合体の外周面の一部に第2の電極を接触させ、該粉体
    を前記第1の電極の外周面に対して円周方向に搬送しな
    がら、前記第1の電極と第2の電極を通して前記粉体の
    集合体に前記コンデンサの放電電流を流す請求項1また
    は2に記載の粉体の集合体の電気抵抗評価方法。
  5. 【請求項5】 前記粉体の集合体が磁性粉を含み、前記
    第1の電極が非磁性材料からなる中空の円筒状形状を有
    し、 前記放電の様子を観測する工程において、前記第1の電
    極の中空の空洞内に磁石を配置し、該磁石と前記第1の
    電極とを相対的に移動させて、前記粉体を前記第1の電
    極の外周面に対して円周方向に搬送する請求項4に記載
    の粉体の集合体の電気抵抗評価方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の電極が円筒状の外周面を有
    し、その中心軸が前記第1の電極の円筒状の外周面の母
    線に平行に配置されており、 前記放電の様子を観測する工程において、前記第2の電
    極を、その中心軸の回りに回転させながら前記粉体の集
    合体に前記コンデンサの放電電流を流す請求項4または
    5に記載の粉体の集合体の電気抵抗評価方法。
  7. 【請求項7】 誘電体膜の表面を帯電させる工程と、 帯電した前記誘電体膜の表面の一部に、導電性の粉体の
    集合体を接触させ、前記誘電体膜の表面内において接触
    位置を移動させながら該誘電体膜の表面に帯電した電荷
    を該粉体の集合体を通して放電させる工程とを有する粉
    体の集合体の電気抵抗評価方法。
  8. 【請求項8】 前記放電させる工程が、さらに、放電電
    流を観測する工程を含む請求項7に記載の粉体の集合体
    の電気抵抗評価方法。
  9. 【請求項9】 前記放電させる工程の後、さらに、放電
    後の前記誘電体膜の表面の帯電量を測定する工程を有す
    る請求項7に記載の粉体の集合体の電気抵抗評価方法。
  10. 【請求項10】 前記帯電させる工程の後、放電させる
    工程の前に、さらに、前記誘電体膜の表面の帯電量を測
    定する工程を含む請求項9に記載の粉体の集合体の電気
    抵抗評価方法。
  11. 【請求項11】 粉体の集合体を保持する表面を有する
    第1の電極と、 前記第1の電極の表面上に保持された粉体の集合体の表
    面の一部に接触する第2の電極と、 前記第1の電極、前記粉体の集合体、及び前記第2の電
    極を通して放電電流が流れるように接続されたコンデン
    サと、 前記第1の電極、前記粉体の集合体、及び前記第2の電
    極を含む前記コンデンサの放電回路との開閉を交互に行
    うスイッチ手段と、 前記放電回路を通して前記コンデンサが放電する様子を
    観測するための観測手段とを有する粉体の集合体の電気
    抵抗評価装置。
  12. 【請求項12】 前記観測手段が、前記放電回路を流れ
    る放電電流を測定する請求項11に記載の粉体の集合体
    の電気抵抗評価装置。
  13. 【請求項13】 前記観測手段が、前記コンデンサの両
    端の電圧を測定する請求項11に記載の粉体の集合体の
    電気抵抗評価装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の電極が、前記粉体の集合体
    を薄層状に保持する円筒状の表面を有し、 さらに、前記第1の電極の表面上に保持された前記粉体
    を、前記第2の電極に対して相対的に移動させる移動手
    段を有する請求項11〜13のいずれかに記載の粉体の
    集合体の電気抵抗評価装置。
  15. 【請求項15】 前記第2の電極が、前記第1の電極の
    円筒状の表面の母線に平行な軸を中心軸とする円筒状の
    表面を有し、その中心軸の回りに自転することができる
    請求項14に記載の粉体の集合体の電気抵抗評価装置。
  16. 【請求項16】 粉体の集合体を薄層状に保持する円筒
    状の外周面を有し、中心軸のまわりに自転可能な第1の
    電極と、 前記第1の電極の円筒状の表面の母線に平行な軸を中心
    軸とする円筒状の表面を有する第2の電極と、 前記第2の電極の円筒状の表面を覆うように配置され、
    外周面の一部が前記第1の電極の表面上に保持された粉
    体の集合体に接する誘電体膜と、 前記誘電体膜の表面を帯電させるための帯電手段と、 前記誘電体膜の表面に帯電した電荷が前記粉体の集合体
    を通して放電する電流を測定するための電流計とを有す
    る粉体の集合体の電気抵抗評価装置。
  17. 【請求項17】 粉体の集合体を薄層状に保持する円筒
    状の外周面を有し、中心軸のまわりに自転可能な第1の
    電極と、 前記第1の電極の円筒状の表面の母線に平行な軸を中心
    軸とする円筒状の表面を有する第2の電極と、 前記第2の電極の円筒状の表面を覆うように配置され、
    外周面の一部が前記第1の電極の表面上に保持された粉
    体の集合体に接する誘電体膜と、 前記誘電体膜の表面を帯電させるための帯電手段と、 前記粉体の集合体を通して放電した後の前記誘電体膜の
    帯電量を測定するための帯電量測定手段とを有する粉体
    の集合体の電気抵抗評価装置。
  18. 【請求項18】 さらに、前記帯電手段により帯電した
    前記誘電体膜の帯電量を測定するための他の帯電量測定
    手段を有する請求項17に記載の粉体の集合体の電気抵
    抗評価装置。
JP23101797A 1997-08-27 1997-08-27 粉体の集合体の電気抵抗評価方法及び評価装置 Withdrawn JPH1164260A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017198929A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 キヤノン株式会社 トナー

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