JPH1164074A - 水位検知装置 - Google Patents

水位検知装置

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Publication number
JPH1164074A
JPH1164074A JP22983397A JP22983397A JPH1164074A JP H1164074 A JPH1164074 A JP H1164074A JP 22983397 A JP22983397 A JP 22983397A JP 22983397 A JP22983397 A JP 22983397A JP H1164074 A JPH1164074 A JP H1164074A
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JP
Japan
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water
water level
tank
tube
storage tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP22983397A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Saitou
文誉 斎藤
Tomohisa Moribe
智久 森部
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護容器内での水位上昇がタンクの水位上昇
に追従して円滑に行われるようにする。 【解決手段】 貯水タンク2に被着された蓋体8には取
付凹部25が形成され、その底面に、下端面に連通口2
9を形成した保護筒28が水中に没した状態で設けら
れ、その中にフロートスイッチ31,32が配設されて
いる。保護筒28の周面の上端部にはエアー抜き口40
が開口されている。貯水タンク2内に清水が供給される
と、貯水タンク2の水位が上がるとともに、連通口29
から保護筒28内に水が流入するが、そのとき保護筒2
8内の水面から上方にあるエアーがエアー抜き口40か
ら外部に抜けつつ、保護筒28内の水位が円滑に上昇す
る。すなわち、フロートスイッチ31,32を配した保
護筒28内での水位上昇が貯水タンク2の水位上昇に正
確に追従してなされ、水位検知は正確に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロートスイッチ
を用いた水位検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の水位検知装置は、例えば飲料水
を冷却状態で供給するための冷水供給装置において、そ
の貯水タンクの水位を検知する場合に使用されている。
まず、冷水供給装置の一例を図3によって簡単に説明す
る。このものは、本体ケースa内に、断熱壁で囲まれた
貯水タンクb及びその貯水タンクb内の水を冷却するた
めの冷却器cを備えており、生成された冷水は、貯水タ
ンクbの底面から引き出された出水管dを通して、注出
口eから外部に供給されるようになっている。一方、貯
水タンクb内への清水の補給は、貯水タンクbに被着さ
れた蓋体fの給水管gから行われる。この補給は、貯水
タンクbの水位が一定に保たれるように行われる。
【0003】貯水タンクbの水位を検知するための手段
としては、蓋体fの中央部に設けられた取付凹部hの底
面に、下端面に小径の連通口iが開口された保護筒jが
垂下状に形成され、その中にフロートスイッチkが装備
されている。フロートスイッチkは、縦軸mにフロート
nが上下動可能に嵌装され、フロートnが所定位置より
上方に上昇するとスイッチ動作をするものである。そし
て図4にも示すように、縦軸mの上端部に設けられた取
付鍔oが、取付凹部hの底面に設けられたねじ孔の切ら
れたリブpの上に載せられてねじ止めされることで固定
されている。そして給水管gから清水が補給されると、
連通口iを通して保護筒j内の水位が上がって、それに
伴いフロートnが浮き上がり、所定位置まで浮き上がっ
てスイッチ動作すると、貯水タンクbの水位が基準水位
まで上昇したとみなされて給水が停止し、一定水位に保
持される仕組みである。ここで保護筒jを設けた意味
は、特に清水が上方から供給されて水面が波立ちやすい
ために、その影響を避けて正確な水位検知を期するため
である。なお、貯水タンクb内に設けられた温度センサ
qの検出に基づいて冷却器cが制御され、貯留された冷
水は所定温度(3〜8℃)に保たれるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のもので
は、フロートスイッチkの配設部分において、保護筒j
の上面が取付鍔oで覆われた構造である。厳密には、取
付鍔oが少し高くなったリブpの上に載っている分僅か
な隙間ができるのであるが、ほとんど覆われた状態であ
る。また蓋体fの上面にも、断熱性をより確保するため
に断熱材rが張られているのであるが、それでも断熱材
rの表面には結露が生じ、その水滴が取付凹部h内に滴
下すると、上記の狭い隙間を表面張力により塞いでしま
う。すなわち従来のものでは、保護筒jの上部において
エアー抜きができない形態となる。そうすると、本来な
らば貯水タンクbの水位が上がれば、それに追従して保
護筒j内の水位も上昇すべきところを、上記のエアー抜
きができないために保護筒jの水位が追従して上昇せ
ず、したがってフロートスイッチkのスイッチ動作も遅
れて、貯水タンクb内に清水が基準水位まで補給された
にも拘らず、さらに給水が継続されるといった事態を招
くおそれがあった。本発明は上記のような事情に基づい
て完成されたものであって、その目的は、保護容器内で
の水位上昇がタンクの水位上昇に追従して円滑に行われ
るようにし、もって正確な水位検知を図るところにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本発明の水位検知装置は、水を補給し
つつ貯留するタンク内には、下端に連通口の開口された
保護容器が、その下端側をタンク内の水中に没した状態
で設けられ、前記保護容器内に、この保護容器内の水位
にしたがって浮き沈みするフロートを備えたフロートス
イッチを配することで、前記タンクの水位を検知するよ
うにしたものにおいて、前記保護容器の上端側にエアー
抜き口を開口した構成としたところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】タンク内に給水がなされて水位
が上がると、連通口を通して保護容器内に水が流入して
その水位が上がろうとするが、そのとき保護容器内の水
面から上方にあるエアーがエアー抜き口から抜けつつ、
保護容器内の水位が円滑に上昇する。すなわち、フロー
トスイッチを配した保護容器内での水位上昇がタンクの
水位上昇に正確に追従して行われることにより、タンク
の水位検知を正確に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を冷水供給装置に適
用した一実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
まず図1によって、冷水供給装置の全体構造を説明す
る。符号1は本体ケースであって、この本体ケース1内
には、水を貯留する貯水タンク2が設けられているとと
もに、冷却器としての冷凍サイクル(全体としての図示
は省略)が設けられている。この冷凍サイクルは、周知
のように、コンプレッサ、コンデンサ、ドライヤ、キャ
ピラリチューブ、冷却パイプ6を閉ループに接続して構
成され、内部を冷媒が循環するようになっている。
【0008】上記の貯水タンク2は、上面が開放した円
筒容器状をなす金属製のタンク3の外周面に、例えば半
田付け等の熱的接続状態で上記の冷却パイプ6が螺旋状
に巻き付けられ、そのタンク3の周囲が断熱材4で覆ら
れた構造となっている。冷却パイプ6の内部に流通する
液体冷媒が貯水タンク2内の水と熱交換して気化される
ことにより、水が冷却されるようになっている。
【0009】貯水タンク2の上面開口部には、例えば金
属製の蓋体8が着脱可能に被着されている。この蓋体8
の中心よりも少し外れた位置には、清水の補給口10が
突設され、この補給口10が、給水路11を介して図示
しない水道等の清水補給源に接続され、その途中に設け
られた給水弁12の開放により貯水タンク2内に清水の
補給が行われるようになっている。
【0010】また、本体ケース1内には、貯水タンク2
の底部中心部に設けられた水出口14から、貯水タンク
2における図1の左側部位を上方に延び、上記した蓋体
8に設けられた戻り口15につながる循環水路16が設
けられている。この循環水路16の途中には循環ポンプ
17が設けられており、この循環ポンプ17が駆動され
ると、貯水タンク2内の水が、同図の矢線に示すよう
に、水出口14から循環水路16を通って戻り口15か
ら再び貯水タンク2内に戻るようにして循環されるよう
になっている。
【0011】そして、上記の循環水路16の上部から分
岐するようにして、冷水を外部に取出すための注出路1
8が設けられている。この注出路18の先端部は、本体
ケース1の外側に位置する注出口19に接続され、途中
には注出弁20が介設されている。この注出弁20は通
常は閉塞されており、使用者が図示しない操作部を操作
することによって開放し、冷水が注出口19から注ぎ出
されるようになっている。なお、循環水路16の下部か
ら分岐するようにして、排水弁22により開閉される排
水管23が設けられている。
【0012】上記のように貯水タンク2から冷水が注出
されてその水位が下がると、補給口10から清水が補給
されて、所定水位(満水位)まで補給されると補給が停
止し、貯水タンク2内には一定量の水が貯留されるよう
になっている。上記した清水が満水位まで補給されたこ
とを検知するための手段が備えられており、続いてその
部分の構造について説明する。
【0013】上記した蓋体8の中心には、図2にも示す
ように、平面長方形をなす取付凹部25が凹み形成され
ている。その取付凹部25の底面の中心には円形孔26
が形成され、その下面側に保護筒28が設けられてい
る。この保護筒28は、例えば金属により円筒パイプ状
に形成され、下端面の中心に小径の連通口29が形成さ
れている。保護筒28は上記の円形孔26の下面の口縁
にその上端部が溶接されることにより、下方に突出して
設けられている。これにより保護筒28における下部の
大半は、貯水タンク2内の冷水中に浸されるようになっ
ている。
【0014】上記の保護筒28内には、2個のフロート
スイッチ31,32が収容されている。上部側の第1フ
ロートスイッチ31は、貯水タンク2の満水位を検知す
るためのものであり、下部側の第2フロートスイッチ3
2は、上記した冷水が循環されることを許容する保護水
位を検知するためのものである。これらの第1及び第2
のフロートスイッチ31,32は、それぞれ共通の縦軸
33に対してフロート34が上下動可能に嵌装され、例
えば常にはオン状態にあってフロート34が所定位置よ
り上方に上昇するとオフとなる構造である。そして、縦
軸33の上端部に設けられた取付鍔36が、取付凹部2
5の底面に設けられたねじ孔37の切られた一対のリブ
38の上に載せられて、ねじを締め付けることによって
固定されている。
【0015】そして、上記した保護筒28の上端の周面
には、その内部から外部に貫通したエアー抜き口40が
形成されている。このエアー抜き口40の下端は、貯水
タンク2の満水位よりも少し上方に位置するように設定
されている。なお、蓋体8の上面における取付凹部25
の形成されたところ以外の部分には、断熱材42が張ら
れている。また、貯水タンク2内には温度センサ43が
設けられ、その検知温度に基づいて冷凍サイクルが制御
されて、貯水タンク2内の冷水が所定温度(3〜8℃)
に保たれるようになっている。さらに、貯水タンク2の
周面の上端部には、オーバフローパイプ44が突設され
ている。
【0016】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。注出口19から冷水が注出
されて貯水タンク2の水位が下がると、第1フロートス
イッチ31がフロート34の下降によりオンとなり、給
水弁12が開放して補給口10から清水が供給される。
なお、保護水位よりも下がった場合には、第2フロート
スイッチ32がオンとなることで冷水の循環も停止され
る。
【0017】清水が貯水タンク2内に補給されて水位が
上がると、連通口29を通して保護筒28内にも水が流
入してその水位が上がり、保護水位に達すると、まず第
2フロートスイッチ32がオフとなって、冷水の循環が
再開される。さらに、清水の補給が継続されると保護筒
28内の水位もさらに上がり、満水位に達すると、第1
フロートスイッチ31がオフとなるため給水弁12が閉
じ、すなわち清水の供給が停止される。
【0018】ここで、清水は上方から落下状に供給され
るため、その水面が波立ちやすいのであるが、保護筒2
8の内部では保護筒28で遮られることによって、波立
ちの影響は受けにくい。しかも、保護筒28の上端部に
はエアー抜き口40が設けられているので、連通口29
から水が流入する際、保護筒28内の水面から上方にあ
るエアーがエアー抜き口40から外部に抜けつつ、保護
筒28内の水位が円滑に上昇する。すなわち、フロート
スイッチ31,32を配した保護筒28内での水位上昇
が貯水タンク2の水位上昇に正確に追従してなされ、水
位検知は正確に行われる。
【0019】以上説明したように本実施形態によれば、
フロートスイッチ31,32を装備した保護筒28のエ
アー抜きが確実に行われるようにしたから、保護筒28
内での水位上昇が貯水タンク2の水位上昇に正確に追従
してなされ、貯水タンク2の水位検知が正確に行える。
このため例えば、清水の補給が満水位まで行われたにも
拘らずさらに給水が継続されるといった事態が発生する
ことが防止される。しかも、保護筒28の上端部に単に
エアー抜き口40を開口しただけであるから、簡単に対
応することができる。
【0020】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)エアー抜き口は大きい程望ましいが、大きくなり
過ぎると保護筒内での水面の波立ちが生じて、保護筒本
来の機能が果たせなくなるので、波立ちが起こらない程
度に留める必要がある。 (2)本発明は冷水供給装置に適用する場合に限らず、
保護容器内にフロートスイッチを収めてタンク内の水位
を検知するようにした水位検知装置全般に広く適用する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷水供給装置の断
面図
【図2】 水位検知手段の構造を示す斜視図
【図3】 従来例の断面図
【図4】 そのフロートスイッチの配設部分の構造を示
す部分斜視図
【符号の説明】
2…貯水タンク 8…蓋体 25…取付凹部 28…保
護筒 29…連通口31…第1フロートスイッチ 32
…第2フロートスイッチ 34…フロート40…エアー
抜き口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を補給しつつ貯留するタンク内には、
    下端に連通口の開口された保護容器が、その下端側をタ
    ンク内の水中に没した状態で設けられ、前記保護容器内
    に、この保護容器内の水位にしたがって浮き沈みするフ
    ロートを備えたフロートスイッチを配することで、前記
    タンクの水位を検知するようにしたものにおいて、 前記保護容器の上端側にエアー抜き口を開口したことを
    特徴とする水位検知装置。
JP22983397A 1997-08-26 1997-08-26 水位検知装置 Pending JPH1164074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22983397A JPH1164074A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 水位検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22983397A JPH1164074A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 水位検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1164074A true JPH1164074A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16898396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22983397A Pending JPH1164074A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 水位検知装置

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JP (1) JPH1164074A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078173A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ショーケース
JP2013083530A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Hoshizaki Electric Co Ltd 液面検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078173A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ショーケース
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