JPH1164066A - 多相流流量計 - Google Patents

多相流流量計

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JPH1164066A
JPH1164066A JP21656397A JP21656397A JPH1164066A JP H1164066 A JPH1164066 A JP H1164066A JP 21656397 A JP21656397 A JP 21656397A JP 21656397 A JP21656397 A JP 21656397A JP H1164066 A JPH1164066 A JP H1164066A
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JP
Japan
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electrode group
mixture
phase
measurement
phase ratio
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JP21656397A
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English (en)
Inventor
Manabu Fueki
学 笛木
Daisuke Yamazaki
大輔 山崎
Shuichi Haruyama
周一 春山
Hitoaki Tanaka
仁章 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Oil Co Ltd
Japan Petroleum Exploration Co Ltd
JFE Engineering Corp
Yokogawa Electric Corp
SEKIYU SHIGEN KAIHATSU KK
Original Assignee
Teikoku Oil Co Ltd
Japan Petroleum Exploration Co Ltd
Yokogawa Electric Corp
SEKIYU SHIGEN KAIHATSU KK
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混合物の不均一分布に基づく静電容量の測定
誤差を防止して、各成分別すなわち各相別の流量を正確
に測定しうる多相流流量計を提供する。 【解決手段】 混合物である多相流体11が流れる管路
12の周囲を取り囲むように相互に絶縁されて配置され
た複数の電極3を、交流電圧駆動する駆動電極群と、該
駆動電極群と対向する位置にある測定電極群と、該測定
電極群の両側に位置するダミー電極群とに分割するとと
もに、該電極の数に対応して各電極群が管路の周囲を一
回転するように各電極群の組み合わせを電気的に切り替
え、その切り替え毎に静電容量を測定して各成分の相割
合を求める相割合測定センサ21,31を、所定の間隔
で管路12の二カ所に設置し、さらに管路12にベンチ
ュリ管51を設け、混合物の各成分の相割合、混合物の
流速およびベンチュリ管の差圧から、多相流体の各相の
流量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水と油等の混合物
からなる多相流体の各成分毎(各相毎)の流量を測定す
る多相流流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来より一般に使用されている
多相流流量計の構成図である。図において、201は複
数の流体の混合物である測定流体、202は測定流体2
01が流れる管路、203は管路202に設けられたベ
ンチュリ管、204はベンチュリ管203の入り口20
5と頸部206との間に設けられた差圧計、207はベ
ンチュリ管203の頸部206の後半部に設けられたコ
ンデンサである。また、208はコンデンサ207に接
続された静電容量測定装置、209は差圧計204の検
出信号△Pと静電容量測定装置208の測定信号ρから
質量流量を求める評価装置、210は評価装置209の
結果を表示する指示計である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記装置は、ベンチュ
リ管203の最小径の部分で測定流体201の各成分が
均質に混ざった状態となり、混合物の各成分の不均一分
布の影響はないことを前提にしたものである。しかしな
がら実際には、流速や各成分の相割合の広い範囲にわた
って均質に混合することは困難であり、したがって、コ
ンデンサ207の静電容量測定値から求められる測定流
体201の相割合が精度良く測定できず、その相割合を
利用して得られる流量も正確なものではなかった。本願
発明は、この課題を解決するためになされたもので、混
合物の不均一分布に基づく静電容量等の測定誤差を防止
して、各成分別すなわち各相別の流量を正確に測定しう
る多相流流量計を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数の相から成る混合物が流れる管路の周囲を取り囲む
ように相互に絶縁されて配置された複数の電極と、前記
複数の電極を、交流電圧駆動する駆動電極群と、該駆動
電極群と対向する位置にある測定電極群と、該測定電極
群の両側に位置するダミー電極群とに分割するととも
に、該電極の数に対応して前記各電極群が前記管路の周
囲を一回転するように各電極群の組み合わせを電気的に
切り替えるスイッチング装置と、前記駆動電極群と測定
電極群との間の静電容量を、前記スイッチング装置の切
り替え毎に測定する静電容量測定装置と、前記ダミー電
極群に測定電極群と同じ電位を与える電位供給装置と、
求められた静電容量から各成分の相割合を求める相割合
演算装置とを備えた混合物相割合測定センサを、所定の
間隔で前記管路の2カ所に設置し、前記2つの混合物相
割合測定センサの出力の時間的変動の相関から前記混合
物の流速を演算する速度演算装置と、前記管路にベンチ
ュリ管を設けてその絞り部の差圧を測定する圧力計とを
備え、混合物の各成分の相割合、混合物の流速およびベ
ンチュリ管絞り部の差圧から、混合物の各相の流量を求
める流量演算装置とを備えた多相流流量計。
【0005】請求項2に係る発明は、複数の相から成る
混合物が流れる管路の周囲を取り囲むように相互に絶縁
されて配置された複数の電極と、前記複数の電極を、交
流電圧駆動する駆動電極群と、該駆動電極群と対向する
位置にある測定電極群と、該測定電極群の両側に位置す
るダミー電極群とに分割するとともに、該電極の数に対
応して前記各電極群が前記管路の周囲を一回転するよう
に各電極群の組み合わせを電気的に切り替えるスイッチ
ング装置と、前記駆動電極群と測定電極群との間の静電
容量を、前記スイッチング装置の切り替え毎に測定する
静電容量測定装置と、前記ダミー電極群に測定電極群と
同じ電位を与える電位供給装置と、求められた静電容量
から各成分の相割合を求める相割合演算装置とを備えた
混合物相割合測定センサを、所定の間隔で前記管路の2
カ所に設置し、前記2つの混合物相割合測定センサの出
力の時間的変動の相関から前記混合物の流速を演算する
速度演算装置と、前記管路にベンチュリ管を設けてその
絞り部の差圧から混合物の絶対圧力を測定する絶対圧力
計と、前記混合物の温度を測定する温度計とを備え、前
記絶対圧力計と温度計から得られる混合物の物性値、混
合物の各成分の相割合および流速から、混合物の各相の
流量を求める流量演算装置とを備えた多相流流量計。
【0006】
【発明の実施の形態】 実施の形態1.図1は本発明で使用する相割合測定セン
サの構成図であり、測定流体である混合物1が流れる管
路2の周囲に相互に絶縁されて配置された複数の電極3
と、制御及び演算を行う複数の装置とからなる。図2、
図3は管路2と複数の電極3と関係を具体的に示すそれ
ぞれ斜視図と側面図である。また、図4は、複数の電極
3を駆動電極群、測定電極群およびダミー電極群として
使用する場合の、各電極群の配置例を示す電極群構成図
である。
【0007】ここでは、電極3は管路2の周囲に16個
(3a〜3p)設けられており、それらは、スイッチン
グ装置18によって駆動電極群131と、測定電極群1
32と、ダミー電極群133に設定される。図4の例
は、管路2の周囲の180度の範囲にある電極3a〜3
hを駆動電極群131とし、駆動電極群131に対向し
て管路2の周囲の90度の範囲にある電極3k〜3nを
測定電極群132とし、さらに駆動電極群131と測定
電極群132との間にある電極3i、3j、3o、3p
をダミー電極群133としている。ダミー電極群133
は電位供給装置19により測定電極群132と同電位と
される。駆動電極群131と測定電極群132との間の
静電容量は、静電容量測定装置16により測定される。
この測定された静電容量を基に、演算処理装置17が、
下記のような関係から混合物の相割合を算出する。な
お、電極の数や、各電極群が含まれることになる角度範
囲については、この例に限定される必要はない。
【0008】例えば、混合物が、水と油と空気とからな
る場合、εw を水の誘電率、εo を油の誘電率、そして
εa を空気の誘電率とすると、静電容量Cは、 C=Hw・Kw・εw +Ho・Kp・εo +Ha・Ka・εa (1) の関係がある。ここで、Hw、Ho、Haは、それぞれ
水、油、空気の相割合、Kw、Ko、Kaは定数であ
る。また、ρm を混合物の平均密度、ρw を水の密度、
ρo を油の密度、そしてρa を空気の密度とすると、 ρm =Hw・ρw +Ho・ρo +Ha・ρa (2) であり、さらに、 1=Hw+Ho+Ha (3) という関係がある。
【0009】次に、このセンサの動作を水(w)と油
(o)の混合物を例に説明する。図5は、水が油の周り
にある場合で、駆動電極群131から測定電極群132
とダミー電極群133に向かって電気力線が走るが、こ
れは図6のような水と油を用いたコンデンサの等価回路
で表すことができる。一方、図7は、図5と同じ相割合
(水分率)であって、油の中に水がある場合で、これは
図8のような水と油を用いたコンデンサの等価回路で表
すことができる。これら2つのケースで、測定電極群1
32とダミー電極群133の出力を全て出力値として測
定すると、同じ相割合でありながら、出力される静電容
量の値が大きく違い、図5の水が周りにある方が、図7
の油が周りにある場合より大きな静電容量値となる。し
かし、測定電極の両側にあるダミー電極群133の出力
を測定値として取らないとすると、上記の2つのケース
において測定されるそれぞれの静電容量値が近くなり、
混合物の分布の影響を小さくできる。本発明はこれを利
用するものである。
【0010】図4の配置での構成で、静電容量の測定が
終了すると、次に、スイッチング装置18によって電気
的に電極を1個づつずらして、再び各電極群を構成す
る。例えば、時計回りにずらすとすれば、電極3b〜3
iを駆動電極群131に、電極3l〜3oを測定電極群
132に、電極3j、3k、3p、3aをダミー電極群
133にする。そして、この位置での、駆動電極群13
1と測定電極群132との間の静電容量を測定する。こ
のようにして、複数の電極3の数に対応して各電極群が
管路2の周囲を一回転するまで、この例では総計16回
の静電容量測定を行い、求められた各静電容量から、演
算処理装置17によってこの断面における水の相割合を
求める。なお、各成分の相割合が時間的に変化する場合
には、続けて測定を行うことにより、各成分の相割合の
時間的変化が測定されることになる。
【0011】図9は本発明の多相流流量計の構成図であ
る。ここでは、混合物である多相流体11が流れる管路
12に距離Lを隔てて、先に説明した混合物相割合測定
センサ21、31が設けられる。50は上流の混合物相
割合測定センサ21と下流の混合物相割合測定センサ3
1の出力の相関を取る相関演算装置である。51は管路
12に接続されたベンチュリ管で、52はベンチュリ管
51の上流入り口部とスロート部の差圧を測定する差圧
センサである。61は混合物相割合測定センサ21,3
1、相関演算装置50、及び差圧センサ52の各出力を
受け取り多相流体11の各相の相割合、速度および流量
を計算する演算処理装置である。なお、各相の相割合と
速度を計算する演算処理装置については、各混合物相割
合測定センサ毎に設けても良い。
【0012】前述したように混合物相割合測定センサ2
1、31は、ダミー電極群を用いることにより、混合物
の分布の影響を受けにくい態様で静電容量を測定するこ
とができる。演算処理装置61は、これら2点で測定さ
れた静電容量からそれぞれの位置での相割合を算出し、
さらに、これら2点での相割合の変動から、多相流体の
速度を算出する。この速度の算出は、2ヶ所の信号の時
間遅れと距離から流速を求める手法であり、本発明の場
合、混合物相割合測定センサ21、31からの出力のあ
る一回の測定の時の信号、あるいは全周の測定を終了し
た平均の静電容量を計算する段階の信号を利用する。
【0013】いま、混合物相割合測定センサ21から出
力された信号と同じ信号が、τ0 秒後に混合物相割合測
定センサ31から出力されものとし、混合物相割合測定
センサ21で測定される時系列信号をS21(t)、混
合物相割合測定センサ31で測定される時系列信号をS
31(t)とすると、混合物相割合測定センサ21と3
1からの信号の相互相関関数Φは、以下のように表すこ
とができる。
【0014】
【数1】
【0015】ここで、Tは演算する時間である。この相
互相関関数Фの曲線は、τ=τ0 で極大値を持つが、こ
のτ0 は、相互相関関数Фの微分値を求めることにより
得られ、それは相関演算装置50で行われる。τ0 が決
定すれば、多相流体の速度Vは、V=L/τ0 で求ま
る。
【0016】ベンチュリ管51の差圧△pは多相流の平
均密度ρm と流速Vの関数になっている。従って、各成
分の密度がわかっていれば、混合物相割合測定センサか
らの平均静電容量値及びベンチュリ管の差圧から、各相
の流量を求めることができる。たとえば、水と油と空気
とから成る多相流体の場合、水、油、空気の密度をそれ
ぞれ、ρw 、ρo 、ρa とし、水、油、空気の流速をそ
れぞれ、Vw、Vo、Vaとすると、 ρm =F(△p、Vw、Vo、Va) で表せる。また、既に説明した(1)式、(2)式、
(3)式より、各相の相割合Hw、Ho、Haが求ま
る。
【0017】以上によって、各成分の流速と相割合が得
られるので、水、油、空気のそれぞれの流量Qw、Q
o、Qaは、Qw=Hw・A・Vw、 Qo=Ho・A
・Vo、 Qa=Ha・A・Vaとして求められる。な
お、Aは管路12の断面積である。
【0018】実施の形態2.実施の形態1での差圧セン
サ52に代えて、絶対圧力センサ及び温度センサからの
出力を用いることもできる。図10にこの態様による構
成図を示す。ベンチュリ管51の差圧は、2台の絶対圧
力センサ71、72で検出してその出力を演算処理装置
61に送り、数値的に差を取って差圧とする。また、多
相流体の温度を温度計81で測定し、その信号も演算処
理装置61に送る。ベンチュリ管51の上流にある絶対
圧力センサ71の信号と温度計81の信号から、演算処
理装置61において、多相流体の密度、粘度などが物性
値表との対照や計算により求められる。この場合、測定
点で標準状態(摂氏0℃、1気圧)でなくても、物性値
表を用いることにより混合物の各成分の密度や静電容量
などの物性値を補正して、標準状態での流量に換算する
ことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、複数の電極を、電圧駆
動電極、測定電極、ダミー電極として、各電極群が管路
の周囲を電気的に一回転するようにそれらの組み合わせ
を変えて静電容量を測定して、混合物の相割合を測定す
る混合物相割合測定センサを流れ方向に並べ、混合物の
相割合の変動の時間遅れから流速を測定するとともに、
ベンチュリ管の差圧信号を組み合わせたので、多相流体
の混合物の不均一分布に影響されることなく、多相流体
各相の流量を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用する相割合測定センサの構成図
である。
【図2】 管路と複数の電極と関係を具体的に示すそれ
ぞれ斜視図である。
【図3】 管路と複数の電極と関係を具体的に示すそれ
ぞれ側面図である。
【図4】 駆動電極、測定電極およびダミー電極として
使用する場合の、各電極群の配置例を示す電極群構成図
である。
【図5】 管路内部での水と油の状態図である。
【図6】 図5の場合のコンデンサの等価回路である。
【図7】 管路内部での水と油の状態図である。
【図8】 図7の場合のコンデンサの等価回路である。
【図9】 本発明の多相流流量計の構成図である。
【図10】 本発明の多相流流量計の別の構成図であ
る。
【図11】 従来の多相流流量計の構成図である。
【符号の説明】
1 混合物、 2 管路、 3 複数の電極、 11
多相流体、 12 管路、 16 静電容量測定装置、
17 演算処理装置、 18 スイッチング装置、
19 電位供給装置、 21,31 混合物相割合測定
センサ、51ベンチュリ管、 52 差圧センサ、 6
1 演算処理装置、71,72 絶対圧力センサ、 8
1 温度計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000006507 横河電機株式会社 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 (72)発明者 笛木 学 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 山崎 大輔 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 春山 周一 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 田中 仁章 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の相から成る混合物が流れる管路の
    周囲を取り囲むように相互に絶縁されて配置された複数
    の電極と、 前記複数の電極を、交流電圧駆動する駆動電極群と、該
    駆動電極群と対向する位置にある測定電極群と、該測定
    電極群の両側に位置するダミー電極群とに分割するとと
    もに、該電極の数に対応して前記各電極群が前記管路の
    周囲を一回転するように各電極群の組み合わせを電気的
    に切り替えるスイッチング装置と、 前記駆動電極群と測定電極群との間の静電容量を、前記
    スイッチング装置の切り替え毎に測定する静電容量測定
    装置と、 前記ダミー電極群に測定電極群と同じ電位を与える電位
    供給装置と、 求められた静電容量から各成分の相割合を求める相割合
    演算装置とを備えた混合物相割合測定センサを、所定の
    間隔で前記管路の2カ所に設置し、 前記2つの混合物相割合測定センサの出力の時間的変動
    の相関から前記混合物の流速を演算する速度演算装置
    と、 前記管路にベンチュリ管を設けてその絞り部の差圧を測
    定する圧力計とを備え、 混合物の各成分の相割合、混合物の流速およびベンチュ
    リ管絞り部の差圧から、混合物の各相の流量を求める流
    量演算装置とを備えた多相流流量計。
  2. 【請求項2】 複数の相から成る混合物が流れる管路の
    周囲を取り囲むように相互に絶縁されて配置された複数
    の電極と、 前記複数の電極を、交流電圧駆動する駆動電極群と、該
    駆動電極群と対向する位置にある測定電極群と、該測定
    電極群の両側に位置するダミー電極群とに分割するとと
    もに、該電極の数に対応して前記各電極群が前記管路の
    周囲を一回転するように各電極群の組み合わせを電気的
    に切り替えるスイッチング装置と、 前記駆動電極群と測定電極群との間の静電容量を、前記
    スイッチング装置の切り替え毎に測定する静電容量測定
    装置と、 前記ダミー電極群に測定電極群と同じ電位を与える電位
    供給装置と、 求められた静電容量から各成分の相割合を求める相割合
    演算装置とを備えた混合物相割合測定センサを、所定の
    間隔で前記管路の2カ所に設置し、 前記2つの混合物相割合測定センサの出力の時間的変動
    の相関から前記混合物の流速を演算する速度演算装置
    と、 前記管路にベンチュリ管を設けてその絞り部の差圧から
    混合物の絶対圧力を測定する絶対圧力計と、 前記混合物の温度を測定する温度計とを備え、 前記絶対圧力計と温度計から得られる混合物の物性値、
    混合物の各成分の相割合および流速から、混合物の各相
    の流量を求める流量演算装置とを備えた多相流流量計。
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