JPH10281840A - 多相流流量計 - Google Patents

多相流流量計

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JPH10281840A
JPH10281840A JP8395197A JP8395197A JPH10281840A JP H10281840 A JPH10281840 A JP H10281840A JP 8395197 A JP8395197 A JP 8395197A JP 8395197 A JP8395197 A JP 8395197A JP H10281840 A JPH10281840 A JP H10281840A
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JP
Japan
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measurement
capacitance
capacitance electrode
pipe
electrode
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JP8395197A
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English (en)
Inventor
Manabu Fueki
学 笛木
Daisuke Yamazaki
大輔 山崎
Shuichi Haruyama
周一 春山
Hitoaki Tanaka
仁章 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Oil Co Ltd
Japan Petroleum Exploration Co Ltd
JFE Engineering Corp
Yokogawa Electric Corp
SEKIYU SHIGEN KAIHATSU KK
Original Assignee
Teikoku Oil Co Ltd
Japan Petroleum Exploration Co Ltd
Yokogawa Electric Corp
SEKIYU SHIGEN KAIHATSU KK
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by Teikoku Oil Co Ltd, Japan Petroleum Exploration Co Ltd, Yokogawa Electric Corp, SEKIYU SHIGEN KAIHATSU KK, NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical Teikoku Oil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混合物の各成分の流速に差が有る場合であっ
ても、混合物体の不均一分布に基づく測定誤差を防止出
来、各成分別の流量を求める事が出来る多相流流量計を
提供するにある。 【解決手段】 多孔板電極による上流,下流体積割合測
定センサを用い、更に、上流,下流体積割合測定センサ
を分割して、分割部分での混合物の移動速度を求め、混
合物の各成分の流速に差が有る場合でも、2成分の混合
物の各成分の移動量(流量)を求めることができる。更
に、差圧計を用いることにより、3成分の混合物の各成
分の移動量(流量)も求めることができる多相流流量計
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混合物の各成分の
流速に差が有る場合であっても、混合物体の不均一分布
に基づく測定誤差を防止出来、各成分別の流量を求める
事が出来る多相流流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来より一般に使用されてい
る従来例の要部構成説明図で、例えば、特開昭63−5
2015号公報に示されている。
【0003】図において、1は、測定流体2が流れる測
定管路である。3は、測定管路1に設けられたベンチュ
リ管である。4は、ベンチュリ管の入り口5と頚部6と
の間に設けられた差圧計である。7は、ベンチュリ管の
頚部6の後半に設けられたコンデンサである。
【0004】8は、コンデンサ7に接続されたキャパシ
タンス測定装置である。9は、差圧計4の検出信号ΔP
とキャパシタンス測定装置8の検出信号ρから質量流量
Mを求める評価装置である。11は、評価装置9の結果
を表示する指示計である。
【0005】以上の構成において、測定流体2は、混合
物の場合、局部的に著しく変動する。しかし、ベンチュ
リ管3の頚部6の後半位置では、測定流体2は加速され
均一な流れが生ずる。
【0006】そこで、頚部6の後半位置にコンデンサ7
を配置して、測定流体2の密度ρを測定し、評価装置9
で、差圧計4の検出信号ΔPとキャパシタンス測定装置
8の検出信号ρから質量流量Mを求める。
【0007】この結果、ベンチュリー管の最も径が小さ
な部分の頚部6で、各相の体積割合を測定することによ
り、各成分が均質に混ざった状態で測定出来、混合物の
分布に影響されない。従って、不均一な測定流体2の質
量流量Mを、正確且つ高い信頼性を以て求める事ができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この様な装置において
は、ベンチュリー管の最も径が小さな部分で各相の体積
割合を測定することにより、各成分が均質に混ざった状
態で、混合物の分布に影響されないとしている。
【0009】しかしながら、流速や各成分の体積割合の
広い範囲に渡って均質に混合することは困難であり、ど
うしても混合物の分布に影響されてしまい、体積割合が
精度良く測定できず、その結果、各成分の流量も大きな
誤差を持ったものとなる。本発明は、この問題点を解決
するものである。
【0010】本発明の目的は、混合物の各成分の流速に
差が有る場合であっても、混合物体の不均一分布に基づ
く測定誤差を防止出来、各成分別の流量を求める事が出
来る多相流流量計を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、 (1)第1容量電極と第2容量電極とを使用して静電容
量測定により測定流体の複数の物質の流量を各成分別に
検出する多相流流量計において、測定流体が流れる測定
管路と、前記測定管路の中心軸に平行であって互いに平
行に前記測定管路に設けられ前記測定管路を所定個数の
筒状体に分割する所定個数の絶縁板と、前記筒状体の上
流側に前記測定管路の測定流体の流れ方向に設けられ前
記測定流体の静電容量を検知する第1の第1容量電極と
第1の第2容量電極と、前記筒状体の下流側に前記測定
管路の測定流体の流れ方向に設けられ前記測定流体の静
電容量を検知する第2の第1容量電極と第2の第2容量
電極と、前記第1容量電極と前記第2容量電極間の静電
容量を測定する静電容量測定回路と、該静電容量測定回
路の測定値から前記測定流体の混合物の体積割合を演算
し前記第1の第1容量電極と第1の第2容量電極間と前
記第2の第1容量電極と第2の第2容量電極間での混合
物の体積割合の変動の相関から前記測定流体の移動速度
を演算して各混合物の流量を演算する演算回路とを具備
したことを特徴とする多相流流量計。 (2)第1容量電極と第2容量電極とを使用して静電容
量測定により測定流体の複数の物質の流量を各成分別に
検出する多相流流量計において、測定流体が流れる測定
管路と、前記測定管路の中心軸に同心円状であって互い
に同心円に設けられ前記測定管路を所定個数の同心円筒
体或いは円柱体に分割する所定個数の絶縁円筒と、前記
同心円筒体或いは円柱体の上流側に前記測定管路の測定
流体の流れ方向に設けられ前記測定流体の静電容量を検
知する第1の第1容量電極と第1の第2容量電極と、前
記同心円筒体或いは円柱体の下流側に前記測定管路の測
定流体の流れ方向に設けられ前記測定流体の静電容量を
検知する第2の第1容量電極と第2の第2容量電極と、
前記第1容量電極と前記第2容量電極間の静電容量を測
定する静電容量測定回路と、該静電容量測定回路の測定
値から前記測定流体の混合物の体積割合を演算し前記第
1の第1容量電極と第1の第2容量電極間と前記第2の
第1容量電極と第2の第2容量電極間での混合物の体積
割合の変動の相関から前記測定流体の移動速度を演算し
て各混合物の流量を演算する演算回路とを具備したこと
を特徴とする多相流流量計。 (3)一端が前記筒状体の上流の前記測定管路に開口す
る上流導圧管と、一端が前記筒状体の下流の前記測定管
路に開口する下流導圧管と、前記上流導圧管の他端と前
記下流導圧管の他端とがそれぞれ接続される差圧計とを
具備したことを特徴とする請求項1記載の多相流流量
計。 (4)一端が前記円筒体の上流の前記測定管路に開口す
る上流導圧管と、一端が前記円筒体の下流の前記測定管
路に開口する下流導圧管と、前記上流導圧管の他端と前
記下流導圧管の他端とがそれぞれ接続される差圧計とを
具備したことを特徴とする請求項2記載の多相流流量
計。 (5)装置が配置された部分の測定流体の絶対圧力を測
定する絶対圧力計と、装置が配置された部分の測定流体
の温度を測定する温度計とを具備したことを特徴とする
請求項1又は請求項3記載の多相流流量計。 (6)装置が配置された部分の測定流体の絶対圧力を測
定する絶対圧力計と、装置が配置された部分の測定流体
の温度を測定する温度計とを具備したことを特徴とする
請求項2又は請求項4記載の多相流流量計。を構成した
ものである。
【0012】
【作用】以上の構成において、第1容量電極と第2容量
電極に交流電圧を加えて静電容量測定を行う。
【0013】貫通孔の一つ一つの中を測定流体が流れ
る。この時、一つの貫通孔の中では、第1容量電極と第
2容量電極の組ができて、第1容量電極と第2容量電極
との間に電気力線が通り、その間の混合物の誘電率に比
例した静電容量が測定される。
【0014】多数の貫通孔を持つ電極全体としては、そ
れらの和の静電容量値が出力されることとなる。この誘
電率を用いることにより、2成分からなる混合物中の各
成分の体積割合を計算することができる。
【0015】而して、上流体積割合センサと下流体積割
合センサでの混合物の体積割合の変動の相関から,測定
流体の移動速度を演算回路により演算して、各混合物の
流量を演算する。以下、実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の要部
構成説明図で、図2は図1のAーA断面図である。図に
おいて、
【0017】11は、測定流体12が流れる測定管路で
ある。21は、測定流体12の流れに面して、測定管路
11内に設けられた平板状の第1の第1容量電極であ
る。22,23は、第1の第1容量電極21の両面にそ
れぞれ一面が接する平板状の第1,第2絶縁板である。
【0018】24,25は、第1,第2絶縁板22,2
3の他面にそれぞれ一面が接する平板状の第1,第2ガ
ード電極である。26,27は、第1,第2ガード電極
24,25の他面に、それぞれ一面が接する平板状の第
3,第4絶縁板である。
【0019】28,29は、第3,第4絶縁板26,2
7の他面に、それぞれ一面が接する平板状の第1,第2
の第2容量電極である。31は、第1,第2の第2容量
電極28、29の他面に垂直に、第1,第2の第2容量
電極28,29と、第3,第4絶縁板26,27と、第
1,第2ガード電極24,25と、第1,第2絶縁板2
2,23と、第1の第1容量電極21とを貫通して設け
られた複数の第1貫通孔である。
【0020】而して、第1の第1容量電極21と、第
1,第2絶縁板22,23と、第1,第2ガード電極2
4,25と、第3,第4絶縁板26,27と、第1,第
2の第2容量電極28,29と第1貫通孔31とにより
上流体積割合センサ20が構成される。
【0021】41は、上流体積割合センサ20より所定
距離下流側であって、測定流体12の流れに面して、測
定管路11内に設けられた、平板状の第2の第1容量電
極である。42,43は、第2の第1容量電極41の両
面に、それぞれ一面が接する平板状の第5,第6絶縁板
である。
【0022】44,45は、第5,第6絶縁板42,4
3の他面に、それぞれ一面が接する平板状の第3,第4
ガード電極である。46,47は、第3,第4ガード電
極44,45の他面に、それぞれ一面が接する平板状の
第7,第8絶縁板である。
【0023】48,49は、第7,第8絶縁板46,4
7の他面に、それぞれ一面が接する平板状の第3,第4
の第2容量電極である。51は、第3,第4の第2容量
電極48,49の他面に垂直に、第3,第4の第2容量
電極48,49と、第7,第8絶縁板46,47と、第
3,第4ガード電極44,45と、第5,第6絶縁板4
2,43と、第2の第1容量電極41とを貫通して、複
数の第1貫通孔31にそれぞれ対応して設けられた複数
の第2貫通孔である。
【0024】而して、第2の第1容量電極41と、第
5,第6絶縁板42,43と、第3,第4ガード電極4
4,45と、第7,第8絶縁板46,47と、第3,第
4の第2容量電極48,49と、第2貫通孔51とによ
り、下流体積割合センサ40が構成される。
【0025】60は、複数の第1貫通孔31と、複数の
第2貫通孔51とにそれぞれ対応して設けられ、複数の
第1貫通孔31と複数の第2貫通孔51とをそれぞれ連
通する複数の第3貫通孔61を有し、上流体積割合セン
サ20に一面が接し、他面が下流体積割合センサ40に
接する円柱状の絶縁体である。
【0026】即ち、複数の第1貫通孔31と複数の第2
貫通孔51と複数の第3貫通孔61とは、一直線状の連
通した孔になる様に、同じ位置、同じ径の孔で構成され
ている。
【0027】71は、測定管路11の軸に平行であって
互いに平行に設けられ、絶縁体60と上流体積割合セン
サ20と下流体積割合センサ40とを所定個数の板状体
に分割する所定個数の絶縁板である。この場合は、3個
の絶縁板71により、4個の板状体に分割されている。
【0028】72は、絶縁板71で分割された第1容量
電極21、41と第2容量電極28,29,48,49
間の静電容量を、別々に個々に測定する静電容量測定回
路(図示せず)である。この場合は、絶縁板71で分割
された第1容量電極21、41の1個と、絶縁板71で
分割された第2容量電極28,29,48,49の1個
を、スイッチにより切り替えて選択して測定する静電容
量測定回路が使用されている。
【0029】73は、静電容量測定回路72の測定値か
ら、測定流体12の混合物の体積割合を演算し、上流体
積割合センサ20と下流体積割合センサ40とでの、混
合物の体積割合の変動の相関から測定流体12の移動速
度を演算して、各混合物の流量を演算する演算回路(図
示せず)である。
【0030】なお、3成分の混合物の流量を測定する場
合は、一端が上流体積割合センサ20での圧力が測定さ
れる様に、測定管路11に開口する上流導圧管81と、
一端が下流体積割合センサ40での圧力が測定される様
に、測定管路11に開口する下流導圧管82と、上流導
圧管81の他端と、下流導圧管82の他端とがそれぞれ
接続される差圧計83とが構成される。
【0031】しかして、差圧計83の測定信号は、演算
回路73に送られるように、差圧計83と演算回路73
とは、電気的に接続されている。
【0032】以上の構成において、第1容量電極21,
41と第2容量電極28,29,48,49に交流電圧
を加えて静電容量測定を行う。
【0033】貫通孔31,51の一つ一つの中を測定流
体12が流れる。この時、一つの貫通孔31,51の中
では、第1容量電極21,41と第2容量電極28,2
9,48,49の組ができて、第1容量電極21,41
と第2容量電極28,29,48,49との間に電気力
線が通り、その間の混合物の誘電率に比例した静電容量
が測定される。
【0034】多数の貫通孔31,51を持つ電極全体と
しては、それらの和の静電容量値が出力されることとな
る。この誘電率を用いることにより、2成分からなる混
合物中の各成分の体積割合を計算することができる。
【0035】而して、上流体積割合センサ20と下流体
積割合センサ40での混合物の体積割合の変動の相関か
ら,測定流体12の移動速度を演算回路73により演算
して、各混合物の流量を演算する。
【0036】すなわち、上流体積割合センサ20と下流
体積割合センサ40の出力をみると、測定物質の混合比
率に空間的な変動があるために、この上流体積割合セン
サ20と下流体積割合センサ40から出力される信号の
時系列は変動するが、それら時系列信号は、二つのセン
サ間距離Lを、混合物質の移動速度uで割った、時間τだ
け、ずれることとなる。
【0037】つまり、二つの信号の相互相関関数のピー
ク値をとることにより、ずれ時間τがわかり、それから
混合物質の移動速度を測定することができる。 u=L/τ (1)
【0038】水平設置にして、水、油、ガスのような密
度の違う混合物を測定する場合、図3のように断面内で
高さ方向に分割した電極を用いる。ここでは例として4
つに分割したもので説明する。
【0039】図3に示す如く、上流の体積割合センサ2
0で、最も上にある測定部を20a、その下を20b、
その下を20c、最も下にあるものを20dとする。下
流の体積割合センサ40で、最も上にある測定部を40
a、その下を40b、その下を40c、最も下にあるも
のを40dとする。
【0040】最も上にある上流の体積割合センサ20a
で、測定される静電容量の時間変動と、その下流の体積
割合センサ40aで測定される静電容量の時間変動の相
関から、密度の小さな物質の移動速度を求めることがで
きる。
【0041】また、最も下にある上流の体積割合センサ
20dと、その下流の体積割合センサ40dの組による
相関測定で、密度の大きな成分の移動速度を測定するこ
とができる。
【0042】このことは、密度が小さい成分と、密度が
大きい成分の流速を分けて測定することができることと
なる。これは、気液多相流の場合の、気相と液相の速度
スリップが存在するときに有効となる。
【0043】水とガスの混合物の場合、断面内垂直上側
にあるセンサ20aと40aの、出力信号の相互相関関
数のピーク値から求められるずれ時間τupperより、ガ
スの流速uGを求めることができる。 uG = L / τupper (2)
【0044】また、断面内垂直下側のセンサ20dと4
0dの出力信号の、相互相関関数のピーク値から求めら
れるずれ時間τlowerより、水の流速uWを求めることが
できる。 uW = L / τlower (3)
【0045】体積割合センサ20,40は、二成分の混
合物の場合、直接各相の体積分率を求めることができ
る。従って、それから求められる水の体積分率HWと管路
断面積Aと式(3)から求められる水の速度(流速)uW
を掛けることにより、水の流量 QW を求めることができ
る。
【0046】ガスの流量 QG も、ガスの体積分率HGと管
路断面積と式(2)から求められるガスの移動速度uG
掛けることにより求めることができる。つまり、 QW = HW×A×uW (4) QG = HG×A×uG (5) となる。
【0047】ここで各相の体積分率の関係は以下のよう
になる。 HW + HG = 1 (6)
【0048】3成分の混合物の場合は、差圧センサ83
からの出力を、もう一つの測定値として用いる。物質が
各穴を通過することにより、流体と壁との接触面積が増
加して、圧力損失が大きくなったり、通過断面積が小さ
くなるため、流速が増加することにより静圧の減少が生
じる。
【0049】この差圧は、混合物質の移動速度と密度の
関数となるため、密度は以下のように表すことができ
る。 ρ = F(Δp、uW、uP、uG) (7)
【0050】ここで、Fは関数であり、校正により事前
に求めておくことができる。また、ρは混合物の平均密
度であり、以下の式で表すことができる。 ρ = HW×ρW + HP×ρP + HG×ρG (8)
【0051】ここで各相の体積割合の関係は以下のよう
になる。 HW + HP + HG = 1 (9)
【0052】各相の流速を求める手法を示す。最も密度
が小さいガスの流速は上述したのと同様に、体積割合セ
ンサ20aと40aの出力信号の、相互相関関数のピー
ク値から求められる、ずれ時間τupperより求める。
【0053】最も密度の大きい水も上述したのと同様
に、体積割合センサ20dと40dの出力信号の、相互
相関関数のピーク値から求められる、ずれ時間τlower
より求める。
【0054】油の流速uPは、断面内垂直中程にある、体
積割合センサ20bと40Bの出力、あるいは、体積割
合センサ20cと40cの出力から同様の方法で求めて
も良いが、水と油は密度が近いため流速を同じとして考
えても良い。
【0055】つまり、以下のようになる。 uW = uP (10) よって、式(7)は以下のようになる。 ρ = F(Δp、uW、uG) (11)
【0056】断面内垂直方向の、上部と下部の体積割合
センサの出力の相互相関関数のピーク値から、水の流速
uWとガスの流速uGを求め、式(11)を用いて差圧Δp
から混合物の平均密度ρを求めることができる。
【0057】また、体積割合センサは、3種類の混合物
の場合、例としては、水と油とガスのような場合、測定
される静電容量値は、以下のような関係式であるため、
それと他の測定値から、各相の体積分率を求めることが
できる。 C = HW×KW×εW + HP×KP×εP + HG×KG×εG (12) ここで、Cは静電容量、Kは定数で、εは誘電率である。
【0058】よって、平均密度ρと静電容量Cが各相の
体積分率の関数になっていることと、式(9)を用いる
ことにより、それらの式を連立させて、各相の体積分率
を求めることができる。
【0059】これらより、各相の流速と体積分率が、分
かることとなるので、3種類の成分が混合した場合にお
ける、各成分の移動量(流量)を求めることができる。 QW = HW×A×uW (13) QP = HP×A×uP (14) QG = HG×A×uG (15)
【0060】絶対圧センサ、温度センサからの出力を用
いて、測定点で標準状態でなくても、物性値表を用いる
ことにより混合物の各成分の密度や静電容量などの物性
値を補正して、標準状態での流量に換算することができ
る。
【0061】従来の技術では、測定管路11全体で一つ
の静電容量電極の組であったが、本発明では、複数組あ
るため細分化した測定ができる。さらに、一つの静電容
量電極の組が小さくなるため、流れ方向に小さくでき、
流れ方向の測定分解能も向上する。
【0062】この結果、 (1)多成分混合系の流量測定において、各成分の速度
差がある場合であっても、多孔板電極による上流,下流
体積割合測定センサ20a,20b,20c,20d,
40a,40b,40c,40dを用いて、移動速度を
求めることができ、2成分の混合物の各成分の移動量
(流量)を求めることが出来る。さらに差圧計83を用
いることにより、3成分の混合物の各成分の移動量(流
量)も求めることが出来る多相流流量計が得られる。
【0063】(2)従来の技術では管路全体で一つの静
電容量電極の組が構成されるが、本発明では、複数の静
電容量電極の組が構成されるため、細分化した測定がで
き、さらに一つの静電容量電極の組が小さくなるため、
流れ方向に小さくすることができ、流れ方向の測定分解
能も向上する多相流流量計が得られる。
【0064】(3)測定単位を細分化することにより、
測定管路11内を移動する、複数の物質が混合した対象
の静電容量を測定することにより、物質の不均一分布に
影響されることなく、物質の体積割合を求めることがで
きる多相流流量計が得られる。
【0065】図4は本発明の他の実施例の要部構成説明
図、図5は図4のBーB断面図である。
【0066】本実施例においては、測定管路11の中心
軸に同心円状であって互いに同心円に設けられ、絶縁体
60と上流体積割合センサ20と下流体積割合センサ4
0とを、所定個数の同心円筒体に分割する、所定個数の
絶縁円筒75が設けられた多相流流量計を構成したもの
である。
【0067】この場合は、3個の絶縁円筒75により、
4個の同心円筒に分割されている。76は、電極21,
24,25,28,29,41,44,45,48,4
9の入出力端子である。
【0068】この実施例は、測定流体12が、垂直上昇
あるいは下降流れで、即ち、測定管路11の中心軸が鉛
直方向を向く状態で、混合物の各成分の分布が、測定管
路11中心と測定管路外側に分かれて流れる測定流体1
2に対して、好適な多相流流量計が得られる。
【0069】図6は本発明の他の実施例の要部構成説明
図、図7は図6の側面図である。本実施例においては、
貫通孔31,51,61を設ける事無く、測定管路11
の中心軸に平行に、且つ、互いに平行な絶縁板77で、
測定管路11を直接に分割し、複数の筒状体78を構成
するようにしたものである。この場合は、3個の絶縁板
77で、4個の筒状体78a,78b,78c,78d
が構成されている。
【0070】而して、上流体積割合センサは、各筒状体
78毎に、各筒状体78の筒壁の上流側の筒壁周面に沿
ってリング状に構成されている。この場合は、4個のリ
ング状の上流体積割合センサ20e,20f,20g,
20hが設けられている。
【0071】下流体積割合センサは、各筒状体78毎
に、各筒状体78の筒壁の下流側の筒壁周面に沿ってリ
ング状に構成されている。この場合は、4個のリング状
の下流体積割合センサ40e,40f,40g,40h
が設けられている。このような実施例では構成が簡単に
なり、安価な多相流流量計が得られる。
【0072】図8は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、貫通孔31,51,6
1を設ける事無く、測定管路11を直接に、測定管路1
1の中心軸を中心に、且つ、互いに同心円をなす絶縁円
筒79で分割し、同心円筒あるいは円柱80を構成する
ようにしたものである。
【0073】この場合は、3個の絶縁円筒79で、4個
の同心円筒体あるいは円柱体80a,80b,80c,
80dが構成されている。
【0074】而して、上流体積割合センサは、各円筒体
80毎に、各円筒体80の筒壁の上流側の筒壁周面に沿
ってリング状に構成されている。この場合は、4個のリ
ング状の上流体積割合センサ20i,20j,20k,
20lが設けられている。
【0075】下流体積割合センサは、各円筒体80毎
に、各円筒体80の筒壁の下流側の筒壁周面に沿ってリ
ング状に構成されている。この場合は、4個のリング状
の下流体積割合センサ40i,40j,40k,40l
が設けられている。このような実施例では構成が簡単に
なり、安価な多相流流量計が得られる。
【0076】なお、前述の実施例においては、第1容量
電極21,41の両側に第2容量電極28,29,4
8,49があると説明したが、これに限ることはなく、
例えば、第1容量電極の片側に第2容量電極が有っても
良い。要するに、第1容量電極と第2容量電極の一対
が、上流,下流体積割合センサ毎に1組以上有れば良
い。
【0077】なお、測定流体12に、第1容量電極2
1,41と第2容量電極28,29,48,49とガー
ド電極24,25,44,45が腐食されないように、
第1容量電極21,41と第2容量電極28,29,4
8,49とガード電極24,25,44,45とにそれ
ぞれ設けられた耐腐食性のコーティング体84(図示せ
ず)が設けられても良いことは勿論である。
【0078】また、各貫通孔31,51,61の大きさ
は、混合物質やそれに含まれる不純物が詰まらない程度
の大きさであればよく、全て同一の大きさである必要は
ない。貫通孔31,51,61の配置も測定対象によっ
て変えても良い。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1によれば、 (1)多成分混合系の流量測定において、各成分の速度
差がある場合であっても、多孔板電極による上流,下流
体積割合測定センサを用いて、移動速度を求めることが
でき、2成分の混合物の各成分の移動量(流量)を求め
ることができる。更に、差圧計を用いることにより、3
成分の混合物の各成分の移動量(流量)も求めることが
できる多相流流量計が得られる。
【0080】(2)従来の技術では管路全体で一つの静
電容量電極の組が構成されるが、本発明では、複数の静
電容量電極の組が構成されるため、細分化した測定がで
き、さらに一つの静電容量電極の組が小さくなるため、
流れ方向に小さくすることができ、流れ方向の測定分解
能も向上する多相流流量計が得られる。
【0081】(3)測定単位を細分化することにより、
測定管路内を移動する複数の物質が混合した対象の静電
容量を測定することにより、物質の不均一分布に影響さ
れることなく、物質の流量を求めることができる多相流
流量計が得られる。
【0082】本発明の請求項2によれば、測定流体が、
垂直上昇あるいは下降流れで、混合物の各成分の分布が
測定管路中心と測定管路外側に分かれて流れる場合に好
適な多相流流量計が得られる。
【0083】本発明の請求項3によれば、3成分の混合
物の各成分の移動量(流量)も求めることができる多相
流流量計が得られる。
【0084】本発明の請求項4によれば、3成分の混合
物の各成分の移動量(流量)も求めることができる多相
流流量計が得られる。
【0085】本発明の請求項5によれば、測定流体の環
境条件等の状況が変化した時でも精度良く測定すること
が出来る多相流流量計が得られる。また、混合物の各成
分の密度や静電容量などの物性値を補正して、標準状態
での流量に換算することができ、標準状態での流量を容
易に求めることができる多相流流量計が得られる。
【0086】本発明の請求項6によれば、測定流体の環
境条件等の状況が変化した時でも精度良く測定すること
が出来る多相流流量計が得られる。また、混合物の各成
分の密度や静電容量などの物性値を補正して、標準状態
での流量に換算することができ、標準状態での流量を容
易に求めることができる多相流流量計が得られる。
【0087】従って、本発明によれば、混合物の各成分
の流速に差が有る場合であっても、混合物体の不均一分
布に基づく測定誤差を防止出来、各成分別の流量を求め
る事が出来る多相流流量計を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成説明図である。
【図2】図1のA−A断面説明図である。
【図3】図1の動作説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図5】図4のB−B断面説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図9】図8のC−C断面説明図である。
【図10】従来より一般に使用されている従来例の構成
説明図である。
【符号の説明】
11 測定管路 12 測定流体 20 上流体積割合センサ 20a〜20l 上流体積割合センサ 21 第1の第1容量電極 22 第1絶縁板 23 第2絶縁板 24 第1ガード電極 25 第2ガード電極 26 第3絶縁板 27 第4絶縁板 28 第1の第2容量電極 29 第2の第2容量電極 31 第1貫通孔 40 下流体積割合センサ 40a〜40l 下流体積割合センサ 41 第2の第1容量電極 42 第5絶縁板 43 第6絶縁板 44 第3ガード電極 45 第4ガード電極 46 第7絶縁板 47 第8絶縁板 48 第3の第2容量電極 49 第4の第2容量電極 51 第2貫通孔 60 絶縁体 61 第3貫通孔 71 絶縁板 72 静電容量測定回路 73 演算回路 74 絶縁板 75 絶縁円筒 76 入出力端子 77 絶縁板 78 筒状体 78a〜78d 筒状体 79 絶縁円筒 80 同心円筒体 80a〜80d 円筒体 81 上流導圧管 82 下流導圧管 83 差圧計 84 コーティング体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000006507 横河電機株式会社 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 (72)発明者 笛木 学 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 山崎 大輔 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 春山 周一 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 田中 仁章 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1容量電極と第2容量電極とを使用して
    静電容量測定により測定流体の複数の物質の流量を各成
    分別に検出する多相流流量計において、 測定流体が流れる測定管路と、 前記測定管路の中心軸に平行であって互いに平行に前記
    測定管路に設けられ前記測定管路を所定個数の筒状体に
    分割する所定個数の絶縁板と、 前記筒状体の上流側に前記測定管路の測定流体の流れ方
    向に設けられ前記測定流体の静電容量を検知する第1の
    第1容量電極と第1の第2容量電極と、 前記筒状体の下流側に前記測定管路の測定流体の流れ方
    向に設けられ前記測定流体の静電容量を検知する第2の
    第1容量電極と第2の第2容量電極と、 前記第1容量電極と前記第2容量電極間の静電容量を測
    定する静電容量測定回路と、 該静電容量測定回路の測定値から前記測定流体の混合物
    の体積割合を演算し前記第1の第1容量電極と第1の第
    2容量電極間と前記第2の第1容量電極と第2の第2容
    量電極間での混合物の体積割合の変動の相関から前記測
    定流体の移動速度を演算して各混合物の流量を演算する
    演算回路とを具備したことを特徴とする多相流流量計。
  2. 【請求項2】第1容量電極と第2容量電極とを使用して
    静電容量測定により測定流体の複数の物質の流量を各成
    分別に検出する多相流流量計において、 測定流体が流れる測定管路と、 前記測定管路の中心軸に同心円状であって互いに同心円
    に設けられ前記測定管路を所定個数の同心円筒体或いは
    円柱体に分割する所定個数の絶縁円筒と、 前記同心円筒体或いは円柱体の上流側に前記測定管路の
    測定流体の流れ方向に設けられ前記測定流体の静電容量
    を検知する第1の第1容量電極と第1の第2容量電極
    と、 前記同心円筒体或いは円柱体の下流側に前記測定管路の
    測定流体の流れ方向に設けられ前記測定流体の静電容量
    を検知する第2の第1容量電極と第2の第2容量電極
    と、 前記第1容量電極と前記第2容量電極間の静電容量を測
    定する静電容量測定回路と、 該静電容量測定回路の測定値から前記測定流体の混合物
    の体積割合を演算し前記第1の第1容量電極と第1の第
    2容量電極間と前記第2の第1容量電極と第2の第2容
    量電極間での混合物の体積割合の変動の相関から前記測
    定流体の移動速度を演算して各混合物の流量を演算する
    演算回路とを具備したことを特徴とする多相流流量計。
  3. 【請求項3】一端が前記筒状体の上流の前記測定管路に
    開口する上流導圧管と、 一端が前記筒状体の下流の前記測定管路に開口する下流
    導圧管と、 前記上流導圧管の他端と前記下流導圧管の他端とがそれ
    ぞれ接続される差圧計とを具備したことを特徴とする請
    求項1記載の多相流流量計。
  4. 【請求項4】一端が前記円筒体の上流の前記測定管路に
    開口する上流導圧管と、 一端が前記円筒体の下流の前記測定管路に開口する下流
    導圧管と、 前記上流導圧管の他端と前記下流導圧管の他端とがそれ
    ぞれ接続される差圧計とを具備したことを特徴とする請
    求項2記載の多相流流量計。
  5. 【請求項5】装置が配置された部分の測定流体の絶対圧
    力を測定する絶対圧力計と、 装置が配置された部分の測定流体の温度を測定する温度
    計とを具備したことを特徴とする請求項1又は請求項3
    記載の多相流流量計。
  6. 【請求項6】装置が配置された部分の測定流体の絶対圧
    力を測定する絶対圧力計と、 装置が配置された部分の測定流体の温度を測定する温度
    計とを具備したことを特徴とする請求項2又は請求項4
    記載の多相流流量計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190002985A (ko) * 2017-06-30 2019-01-09 (주) 엔피홀딩스 정전용량 측정을 이용한 질량 유량 제어장치 및 이를 이용한 질량 유량 제어방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190002985A (ko) * 2017-06-30 2019-01-09 (주) 엔피홀딩스 정전용량 측정을 이용한 질량 유량 제어장치 및 이를 이용한 질량 유량 제어방법

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