JPH1164001A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH1164001A
JPH1164001A JP9230236A JP23023697A JPH1164001A JP H1164001 A JPH1164001 A JP H1164001A JP 9230236 A JP9230236 A JP 9230236A JP 23023697 A JP23023697 A JP 23023697A JP H1164001 A JPH1164001 A JP H1164001A
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JP
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vibrator
weight
electrode
angular velocity
vibration
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JP9230236A
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Inventor
Yoichi Mochida
洋一 持田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 X,Y二次元平面のY軸回りの回転角速度を
正確に検出可能な角速度センサを提供する。 【解決手段】 平面振動体3は直角四辺形状の枠体6の
内側に連結梁4を介して重り振動体5を連結した結合体
により構成し、支持梁8でX方向に振動可能に支持す
る。枠体6の外端部に移動電極11A,11Bを突設
し、その対向側に固定電極13A,13Bを設ける。重
り振動体5は垂直移動側電極とし、その対向側に下部電
極16を設ける。連結梁4は重り振動体5の検出振動方
向となるZ軸方向の剛性を平面振動体3の振動方向であ
るX方向の剛性よりも小さく形成し、支持梁8はX方向
の剛性をZ軸方向の剛性よりも小さく形成することで、
平面振動体3をX方向に励振させてY軸回りの回転によ
りZ軸方向のコリオリ力が発生したとき、平面振動体3
の重り振動体5だけがZ軸方向に振動し、Y軸回りの角
速度を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角速度を検出する
角速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロマシニングによる微小振動子を
利用した角速度センサが開発されており、図6には、本
出願人が、特開平8−184448号公報に提案した角
速度センサが示されている。同図に示すように、角速度
センサ1は、平面振動体3を有しており、平面振動体3
は、枠体6の内側に連結梁4を介して重り振動体5が連
結されて枠体6と重り振動体5の結合体によって形成さ
れている。重り振動体5は、振動体として機能する以外
に垂直移動側電極としての機能も有し、この重り振動体
5と下部電極16の組は、重り振動体5と下部電極16
との間の静電容量の変化を検知することにより、Y軸回
りの回転の角速度変化に対応する重り振動体5のZ軸方
向の振動振幅を検出する、Y軸回り角速度検出電極とし
ても機能する。
【0003】この平面振動体3は固定基板21に、かぎ
爪形状(コ字形状)の支持梁8を介して、X,Y二次元
平面のX方向およびY方向の振動が可能に支持されてお
り、枠体6の外端部には櫛歯電極の移動電極10A,1
0B,11A,11Bが設けられ、固定基板21側には
移動電極10A,10B,11A,11Bと間隔を介し
て固定電極12A,12B,13A,13Bが設けられ
ている。移動電極11A,11Bと固定電極13A,1
3Bの組は、平面振動体3を静電力によってX方向に振
動させる励振電極として構成されている。
【0004】前記重り振動体5には、図示されていない
垂直移動側電極が設けられており、この垂直移動側電極
と間隔を介した対向側には固定対向電極としての下部電
極16が設けられている。
【0005】この提案の角速度センサにおいては、平面
振動体3におけるX方向の振動の共振周波数と重り振動
体5におけるZ軸方向(Z方向)の共振周波数とがほぼ
一致するように調整されており、この調整により、重り
振動体5と枠体6とはZ方向の振動の共振周波数が互い
に異なる共振周波数を有するようになっている。
【0006】このセンサにおいて、移動電極11A,1
1Bと固定電極13A,13Bとにより、平面振動体3
を静電力によってX方向に振動させた状態で、Y軸回り
の回転が作用すると、振動方向(X方向)と回転軸方向
(Y方向)の両方に直交するZ方向に次式(1)に示す
コリオリ力が発生する。
【0007】 Fc=2・m・V・Ω・・・・・・・・(1)
【0008】なお、式(1)において、Fcはコリオリ
力、mは振動子の質量(kg)、Vは振動子の駆動時の速
度(m/s)、Ωは作用する角速度(°/s)である。
【0009】そうすると、提案の角速度センサ1におい
ては、前記のように、平面振動体3におけるX方向の振
動の共振周波数と重り振動体5におけるZ方向の振動の
共振周波数とがほぼ一致するように調整され、重り振動
体5と枠体6とはZ方向の振動の共振周波数が互いに異
なる共振周波数を有するようになっていることから、前
記コリオリ力によって平面振動体3の重り振動体5だけ
が大きくZ方向に振動し、重り振動体5の底面電極と下
部電極18との間の静電容量の変化に基づいてY軸回り
の回転角速度の大きさ等が検知される。
【0010】また、このとき、枠体6および移動電極1
1A,11Bは枠体6と重り振動体5とのZ方向の振動
の共振周波数が異なっているので、ほとんどZ方向に振
動しないため、移動電極11A,11Bが固定電極13
A,13Bに対してずれることがなく、平面振動体3は
常に安定した振動振幅の大きさで励振振動を行えるとさ
れていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く、重り振動体5と枠体6とのZ方向の振動の共振周
波数を互いに異なる共振周波数にすることにより、Z方
向のコリオリ力によって重り振動体5のみをZ方向に大
きく振動させ、枠体6はZ方向にほとんど振動させない
ようにすることは原理的には可能だが、平面振動体3は
コ字形状の支持梁8に支持されて固定基板21に取り付
けられているものであり、重り振動体5は、高さおよび
幅がほぼ同じ厚みの連結梁4を介して枠体6に設けられ
ているものであるため、実際には、重り振動体5がZ方
向に振動すると、枠体6もZ方向に多少振動してしま
う。そして、枠体6のZ方向の振動により、移動電極1
1A,11BもZ方向に振動してしまうため、平面振動
体3が前記のように常に安定した振動振幅の励振振動を
行えるとは限らず、Y軸回りの回転角速度の大きさを高
精度で検出する機能に多少支障がでてしまうことに本出
願人は気付いた。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、振動体をX方向に振動さ
せ、Y軸回りの回転によって生じるコリオリ力により、
振動体全体がZ方向に振動することを抑制し、Y軸回り
の回転角速度を非常に正確に検出することができる角速
度センサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、第1の発明は、枠体の
内側に連結梁を介して重り振動体が連結されて枠体と重
り振動体の結合体によって平面振動体が形成され、この
平面振動体は固定基板に支持梁を介してX,Y二次元平
面のX方向の振動が可能に支持されており、前記枠体の
外端部には移動電極が設けられ、固定基板側には該移動
電極と間隔を介して固定電極が設けられ、また、前記重
り振動体には垂直移動側電極が設けられるとともに該垂
直移動側電極と間隔を介した対向側には固定対向電極が
設けられ、前記移動電極と固定電極の組は平面振動体を
静電力によってX方向に振動させる励振電極として構成
され、前記垂直移動側電極と固定対向電極の組はY軸回
りの回転の角速度変化に対応する重り振動体の前記X,
Y平面に垂直なZ軸方向の振動振幅を検出するY軸回り
角速度検出電極として構成され、前記連結梁は前記重り
振動体の検出振動方向となるZ軸方向の剛性が平面振動
体の振動方向であるX方向の剛性よりも小さく形成さ
れ、前記支持梁は前記平面振動体の振動方向であるX方
向の剛性が前記重り振動体の検出振動方向となるZ軸方
向の剛性よりも小さく形成されている構成をもって課題
を解決するための手段としている。
【0014】また、第2の発明は、前記第1の発明の構
成に加え、重り振動体は四角形状を呈しており、連結梁
はL字形状を呈しており、重り振動体の四隅部にはそれ
ぞれ連結梁のL字形状の短辺の先端側が接続され、各連
結梁のL字形状の長辺は重り振動体の辺に間隔を介して
沿わせて前記L字形状の短辺の先端側が接続されている
隅部の反対側の隅部に向けて伸設されてその伸設先端側
が枠体側に接続されている構成をもって課題を解決する
ための手段としている。
【0015】さらに、第3の発明は、前記第1の発明の
構成に加え、連結梁は平面振動体の振動方向となるX方
向と直交するY方向に設けられている構成をもって課題
を解決するための手段としている。
【0016】第4の発明は、前記第1乃至第3の発明の
いずれか1つの構成に加え、固定基板側に重り振動体と
間隔を介して重り振動体に静電力を印加するための静電
力印加電極を設けた構成としている。静電力印加電極に
直流電圧を印加して重り振動体に静電力を印加すること
により、重り振動体のZ方向に共振周波数を調整するこ
とができ、共振周波数を微調整することで角速度を高密
度に検出できるようになる。
【0017】上記構成の本発明において、枠体の内側に
連結梁を介して重り振動体が連結されて枠体と重り振動
体の結合体によって平面振動体が形成され、前記連結梁
は前記重り振動体の検出振動方向となるZ軸方向の剛性
が平面振動体の振動方向であるX方向の剛性よりも小さ
く形成され、前記支持梁は前記平面振動体の振動方向で
あるX方向の剛性が前記重り振動体の検出振動方向とな
るZ軸方向の剛性よりも小さく形成されているために、
平面振動体はその振動方向であるX方向に振動し易く、
重り振動体の検出振動方向となるZ方向に振動しにく
く、一方、重り振動体は平面振動体の振動方向であるX
方向に振動しにくく、重り振動体の検出方向となるZ方
向に振動し易い。
【0018】そのため、平面振動体がX方向に振動して
Y軸回りの回転によってZ方向のコリオリ力が生じたと
き、このコリオリ力によって重り振動体のみがZ方向に
大きく振動して平面振動体の枠体はZ方向にほとんど振
動せず、平面振動体は安定した振動振幅での振動が可能
となり、Y軸回りの回転角速度が精度よく検出され、上
記課題が解決される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明
において、図6に示した角速度センサと同一名称部分に
は同一符号を付し、その重複説明は省略する。図1に
は、本発明に係る角速度センサの一実施形態例の振動子
構成が斜視図により示されている。本実施形態例の角速
度センサ1は、図6に示した角速度センサ1と同様に、
平面振動体3と、移動電極11A,11Bと、固定電極
13A,13Bと、支持梁8と、下部電極16とを有し
ており、平面振動体3は、直角四辺形状の枠体6の内側
に連結梁4を介して重り振動体5が連結されて形成され
ている。
【0020】また、移動電極11A,11Bと固定電極
13A,13Bの組は平面振動体3を静電力によってX
方向に振動させる励振電極として構成され、重り振動体
5の垂直移動側電極と下部電極16の組はY軸回りの回
転の角速度変化に対応する重り振動体5のZ方向の振動
振幅を検出するY軸回り角速度検出電極として構成され
ている。なお、図中20は重り振動体5への接続電極を
示す。
【0021】本実施形態例が図6に示した角速度センサ
1と異なる特徴的なことは、連結梁4は重り振動体5の
検出振動方向となるZ軸方向の剛性が平面振動体3の振
動方向であるX方向の剛性よりも小さく形成され、支持
梁8は平面振動体3の振動方向であるX方向の剛性が重
り振動体5の検出振動方向となるZ方向の剛性よりも小
さく形成されていることである。
【0022】具体的には、本実施形態例の角速度センサ
1は、ガラス基板23上に厚さ50μmのシリコン層2
5を加工して平面振動体3および支持梁8を備えた振動
子を形成しているが、連結梁4は厚さ5μm程度に局所
的に薄く加工され、梁幅は50μmと成している。検出
梁4は、このように、幅50μmに対して厚さ5μmと
することにより、前記の如く、Z軸方向の剛性がX軸方
向の剛性よりも小さく形成されている。前記支持梁8
は、梁幅が5μmと成しており、このように、梁幅が5
μmに対して、前記の如く厚みが50μmと成している
ことから、X方向の剛性がZ軸方向の剛性よりも小さく
形成されている。
【0023】また、本実施形態例では、図6に示した角
速度センサ1と異なり、検出梁4は図の右側にのみ2本
設けられており、連結梁4は平面振動体3の振動方向と
なるX方向と直交するY方向に設けられており、重り振
動体5は連結梁4によって直角四辺形状の枠体6の図の
右側の辺に接続されている。
【0024】さらに、本実施形態例では、平面振動体3
におけるX方向の振動の共振周波数と、重り振動体にお
けるZ方向の振動の共振周波数とがほぼ一致するように
調整され、このようにすることで、駆動モードの共振周
波数と検出モードの共振周波数がほぼ一致するように調
整されている。
【0025】具体的には、平面振動体3のX方向の振動
は支持梁8に支持されて行われるため、駆動モードの共
振周波数は支持梁8の寸法で決まる。また、平面振動体
3のX方向の励振によるY軸回りの回転で生じるZ軸方
向のコリオリ力で重り振動体5がZ軸方向に振動する
と、この振動は連結梁4に支持されて行われるため、検
出モードの共振周波数は連結梁4の寸法で決まる。その
ため、本実施形態例では、これらの寸法を適切な大きさ
に設計して駆動モードと検出モードの共振周波数を一致
させている。例えば、検出モードの共振周波数が駆動モ
ードの共振周波数よりも高い場合は、連結梁4を集束イ
オンビーム加工等でトリミングすることにより、検出モ
ードの共振周波数を低くして駆動モードの共振周波数と
一致させている。
【0026】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、次に、本実施形態例の角速度センサ1の作製工程を
図2,3に基づいて説明する。まず、図2の(a)に示
すように、ガラス基板23の表面側にキャビティ24と
なる窪みを形成し、同図の(b)に示すように、キャビ
ティ24に下部電極16を形成する。一方、同図の
(a′)に示すように、厚さ50μmの活性層Si33
の上部側に埋め込みSiO232をし、さらに、その上部
側に支持層Si31を形成し、さらにその上部側にSiO
230を形成したSOI(Silicon On Insulator)基板
を用意し、同図の(b′)に示すように、表面のSiO2
30をエッチングする。そして、同図の(c)に示すよ
うに、ガラス基板23の上部側にSiO2エッチング後の
SOI基板を陽極接合する。なお、図中34は接合界面
を示す。
【0027】次に、同図の(d)に示すように、ドライ
エッチング又はKOH等のアルカリ水溶液によるエッチ
ングでSOI基板の支持層Si31を除去し、さらに、
同図の(e)に示すように、絶縁膜である埋め込みSi
232を除去する。
【0028】次に、図3の(a)に示すように活性層S
iの表面側にレジスト35を塗布してパターニングす
る。なお、このパターニングは、連結梁4を形成するた
めのパターニングである。次に、同図の(b)に示すよ
うに、レジスト35をマスクとして、連結梁4となる部
分の活性層Si33を厚さ5μmまでエッチングし、レ
ジスト35を除去する。次に、同図の(c)に示すよう
に、レジスト35をマスクとしてパターニングし、同図
の(d)に示すように、レジスト35をマスクとして活
性層Siをドライエッチングし、ガラス基板23に届く
まで垂直加工することにより、振動子を作製する。
【0029】このような工程で作製されたガラス基板2
3上の振動子は、ダイサー等でチップに分離し、検出・
駆動回路等と一緒にパッケージングして角速度センサ1
とする。なお、本実施形態例の角速度センサ1は空気の
ダンピングの影響を避けるため、真空パッケージし、パ
ッケージ内部の圧力等を調整することにより、検出モー
ドのQ(Quality Factor)値を最適の値に調整し、感度
と安定性のバランスがとれた角速度センサを作製する。
【0030】本実施形態例の角速度センサ1は以上のよ
うにして作製されるものであり、この角速度センサ1に
おいて、移動電極11A,11Bと固定電極13A,1
3B間の静電力によって平面振動体3を平面振動体3と
同一平面内でX方向に励振させるが、重り振動体5を支
持する連結梁はZ軸方向の剛性がX方向の剛性よりも小
さく形成されていて、X方向に振動しにくいために、平
面振動体3をX方向に励振させても、この励振によって
重り振動体5が枠体6に対してX方向にぶれるようなこ
とはない。
【0031】そして、平面振動体3がX方向に励振して
Y軸を中心として回転すると、Z方向のコリオリ力が生
じるが、本実施形態例では、平面振動体3を支持する支
持梁8はZ方向の剛性がX方向の剛性よりも大きく形成
されており、X方向に振動し易くZ方向には振動しにく
い構成と成しており、一方、重り振動体5を支持する連
結梁4は、前記の如く、Z方向の剛性がX方向の剛性よ
りも小さく形成されていてX方向に振動しにくくZ方向
に振動し易く構成されているために、Z方向のコリオリ
力によって平面振動体3の重り振動体5だけが大きくZ
方向に振動し、枠体6はほとんどZ方向に振動しない。
そして、重り振動体5の底面電極と、下部電極16との
間の静電容量の変化に基づいてY軸回りの回転角速度の
大きさ等が検知される。
【0032】また、平面振動体3にZ軸方向のコリオリ
力が加えられたときに、重り振動体5のみが振動して移
動電極11A,11Bが枠体6と一体となってZ軸方向
に振動しないため、移動電極11A,11Bは固定電極
13A,13Bに対してずれることがなく、平面振動体
3は常に安定した振動振幅の大きさで励振振動を行う。
【0033】本実施形態例よれば、枠体6と重り振動体
5を連結する連結梁4のZ方向の剛性をX方向の剛性よ
りも小さく形成し、平面振動体3を支持する支持梁8の
X方向の剛性をZ軸方向の剛性よりも小さく形成したこ
とにより、平面振動体3がX方向に振動してY軸回りに
回転すると、重り振動体5だけがZ軸方向に振動し、枠
体6はZ方向にほとんど振動しないようにすることがで
きる。そのため、励振電極である移動電極11A,11
Bが固定電極13A,13Bに対してZ軸方向にずれる
ことはなく、平面振動体3は、移動電極11A,11B
あるいは固定電極13A,13Bに印加した電圧分の振
幅の大きさで常に安定して励振振動をすることができる
し、Y軸回りの回転角速度を精度よく検知することがで
きる。
【0034】また、本実施形態例によれば、連結梁4の
剛性と支持梁8の剛性を前記の如く形成して重り振動体
5はZ軸方向に振動し易くX方向に振動しにくい構成と
し、枠体6はX方向に振動し易くZ軸方向に振動しにく
い構成としたことから、駆動モードの共振周波数を支持
梁8の寸法によって決め、検出モードの振動周波数を連
結梁4の寸法によって決めることができるために、平面
振動体3のX方向の励振振動の共振周波数と重り振動体
5のZ方向の振動の共振周波数とを容易に一致させるこ
とが可能となり、角速度センサ1の感度を高いものとす
ることができる。
【0035】さらに、図6に示した角速度センサ1のよ
うに、連結梁4を平面振動体3の振動方向であるX方向
と同じ方向に形成されていると、平面振動体3を振動さ
せたときに生じる加速度が連結梁4と同方向に生じるこ
とから、この加速度と重力との合力方向に生じる力が重
り振動体5を上下させる方向に働き、この上下方向の変
動成分によって重り振動体5の底面電極と下部電極16
との間の静電容量変化に変動が生じることになる。そう
なると、Y軸回りの回転角速度検知の精度等に支障が生
じるが、本実施形態例では、連結梁4を平面振動体3の
振動方向となるX方向と直交するY方向に設けたことに
より、平面振動体3の振動によって生じる加速度による
モーメントは重り振動体5のねじれ方向に発生して上下
方向の変動成分が生じることはないために、Z軸方向に
生じるコリオリ力に影響を与えることはなく、Y軸回り
の回転角速度検知をより一層精度よく行うことができ
る。
【0036】さらに、本実施形態例によれば、図2,3
に示したような方法により振動子を作製し、例えば基板
上のポリシリコンあるいは単結晶シリコン層をドライエ
ッチング加工して振動子を作製する場合と異なり、エッ
チングが可能な範囲で振動子の厚さを厚くすることがで
きるために、振動子の質量を大きくすることが可能とな
り、角速度センサの感度をより一層向上させることがで
きる。なお、振動子の厚みのうち、連結梁4の厚みのみ
は薄いため、連結梁4の長さは短くてもZ軸方向の共振
周波数を低くすることが可能となり、重り振動体5のZ
軸方向の共振周波数と平面振動体3のX方向の共振周波
数とをほぼ一致させて小型の振動子とし、角速度センサ
1を小型化することができる。
【0037】図4には、本発明に係る角速度センサの第
2実施形態例における平面振動体3の構成が示されてい
る。なお、同図の(a)にはその平面図が示されてお
り、同図の(b)には、(a)のA−A′断面図が示さ
れている。同図に示すように、平面振動体3の重り振動
体5は四角形状を呈しており、連結梁4はL字形状を呈
しており、重り振動体5の四隅部にはそれぞれ連結梁4
のL字形状の短辺26の先端側が接続されている。ま
た、各連結梁4のL字形状の長辺27は、重り振動体5
の辺に間隔を介して沿わせて、L字形状の短辺26の先
端側が接続されている隅部に向けて伸設されて、その伸
設先端側が枠体6側に接続されている。
【0038】本実施形態例の上記以外の構成は上記第1
実施形態例と同様であり、本実施形態例も上記第1実施
形態例と同様の作製方法により作製され、同様に動作
し、同様の効果を奏することができる。
【0039】また、本実施形態例のように、四本の連結
梁4を用いて重り振動体5と枠体6とを連結する場合
に、連結梁4をL字形状として、上記のように連結する
と、重り振動体5のZ軸方向の共振周波数と平面振動体
3のX方向の共振周波数を一致させ易いために、角速度
センサ1の感度を高くすることができる。
【0040】なお、本発明は上記各実施形態例に限定さ
れることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例え
ば、上記実施形態例では、支持梁8の固定端側がかぎ爪
形状に折曲形成されていたが、支持梁8の形状は特に限
定されるものではなく、平面振動体3をX,Y二次元平
面のX方向に振動可能に支持できる形状に適宜に設定さ
れるものである。
【0041】また、上記各実施形態例では、移動電極1
1A,11B、固定電極13A,13Bは櫛歯電極とし
たが、移動電極11A,11B、固定電極13A,13
Bは必ずしも櫛歯電極とするとも限らず、電極形状は適
宜に設定されるものである。
【0042】さらに、上記各実施形態例では、重り振動
体5は振動体として機能するだけではなく垂直移動型電
極としても機能していたが、重り振動体5に別個の垂直
移動型電極を設けてもよい。
【0043】さらに、上記第1実施形態例では、連結梁
4を平面振動体3の振動方向であるX方向と直交するY
方向に設けたが、連結梁4は、図6に示した角速度セン
サ1のように、X方向に設けても構わない。ただし、連
結梁4をY方向に設けることにより、前記の如く、振動
によって生じる加速度の影響を受けることなくY軸回り
の回転角速度を極めて正確に検知することができるため
に、連結梁4はY方向に設けることが望ましい。
【0044】さらに、上記各実施形態例において、図5
の(a),(b)に示すように、固定基板23側に重り
振動体5と間隔を介して、重り振動体5に静電力を印加
するための静電力印加電極14を設けることができる。
静電力印加電極14に直流電圧を印加すると、重り振動
体5に静電力が作用し、これが静電的なバネとして重り
振動体5に作用する。すなわち、重り振動体5がZ方向
に振動するときに振幅を増大させる方向に静電力が作用
するため、機械的なバネと反対方向の力を発生させる効
果があり、結果的に重り振動体5の共振周波数を低下さ
せる。よって、直流電圧の大きさを調整することで、重
り振動体5の固有の共振周波数から低周波数側に共振周
波数を微調整できる。この効果を利用すると、重り振動
体5の固有の共振周波数を最も高感度な共振周波数より
わずかに高く設計しておけば、直流電圧の調整により最
も高感度な共振周波数に微調整できる。なお、図5の
(a)は上記第1実施形態例に静電力印加電極14を設
けた例の側断面図、(b)は上記第2実施形態例に静電
力印加電極14を設けた例の側断面図を示す。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、枠体の内側に連結梁を
介して重り振動体が連結された平面振動体を支持する支
持梁は平面振動体の振動方向であるX方向の剛性が重り
振動体の検出振動方向となるZ軸方向の剛性よりも小さ
く形成し、前記連結梁は前記Z軸方向の剛性が前記X方
向の剛性よりも小さく形成されたものであるから、平面
振動体はX方向に振動し易くZ方向に振動しにくく、そ
の逆に、重り振動体はZ方向に振動し易くX方向に振動
しにくくすることができる。
【0046】そのため、平面振動体のX方向の振動によ
りY軸方向に回転し、Z軸方向にコリオリ力が発生する
と、コリオリ力によって重り振動体のみがZ軸方向に大
きく振動し、平面振動体の枠体はZ軸方向にほとんど変
動しないため、例えば、平面振動体は、枠体に設けた移
動電極と、移動電極と間隔を介して設けた固定電極との
いずれかに印加した電圧分の梁幅の大きさで常に安定し
て励振振動することができるし、重り振動体の振動によ
って検出されるY軸回りの回転角速度を正確に検知する
ことができる。
【0047】また、本発明によれば、支持梁と連結梁と
の剛性を前記の如く構成することにより、枠体は前記X
方向に振動し易く前記Z軸方向に振動しにくく、重り振
動体は前記X方向に振動しにくくZ軸方向に振動し易い
ため、重り振動体のZ軸方向の共振周波数は連結梁の寸
法により決定し、平面振動体のX方向の共振周波数は支
持梁の寸法により決定することができる。したがって、
重り振動体のZ軸方向の共振周波数と平面振動体のX方
向の共振周波数を容易に一致させることが可能となり、
両共振周波数を略一致させることにより、容易に、高感
度の角速度センサとすることができる。
【0048】また、重り振動体は四角形状を呈してお
り、連結梁はL字形状を呈しており、重り振動体の四隅
部にはそれぞれ連結梁のL字形状の短辺の先端側が接続
され、角連結梁のL字形状の長辺は重り振動体の辺に間
隔を介して沿わせて前記L字形状の短辺の先端側が接続
されている隅部の反対側の隅部に向けて伸設されてその
伸設先端側が枠体側に接続されている本発明の角速度セ
ンサによれば、連結梁の形状および連結梁の重り振動体
と枠体との接続状態を上記の如く構成することにより、
重り振動体のZ軸方向の共振周波数と平面振動体のX方
向の共振周波数とを非常に一致させ易くすることができ
る。
【0049】さらに、連結梁は平面振動体の振動方向と
なるX方向と直交するY方向に設けられている本発明に
よれば、平面振動体の振動によって生じる加速度が重り
振動体に対して上下方向に作用することを防ぐことがで
きるために、前記加速度の影響を受けることなくY軸回
りの回転角速度をより一層正確に検知することができ
る。
【0050】さらにまた、固定基板側に重り振動体と間
隔を介して、重り振動体に静電力を印加するための静電
力印加電極を設けた構成とし、静電力印加電極に直流電
圧を印加して重り振動体に静電力を印加することによ
り、重り振動体のZ方向の共振周波数を調整することが
でき、共振周波数を微調整することで角速度を高密度に
検出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る角速度センサの第1実施形態例の
振動子構成を示す要部構成図である。
【図2】上記実施形態例の角速度センサの振動子作製工
程を示す説明図である。
【図3】上記実施形態例の角速度センサの振動子作製工
程を図2に続いて示す説明図である。
【図4】本発明に係る角速度センサの第2実施形態例に
設けられている平面振動体を示す構成図である。
【図5】本発明に係る角速度センサの他の実施形態例の
平面振動体構成を示す断面図である。
【図6】本出願人らが先に提案している角速度センサの
振動子構成の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
3 平面振動体 4 連結梁 5 重り振動体 6 枠体 8 支持梁 11A,11B 移動電極 13A,13B 固定電極 14 静電力印加電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の内側に連結梁を介して重り振動体
    が連結されて枠体と重り振動体の結合体によって平面振
    動体が形成され、この平面振動体は固定基板に支持梁を
    介してX,Y二次元平面のX方向の振動が可能に支持さ
    れており、前記枠体の外端部には移動電極が設けられ、
    固定基板側には該移動電極と間隔を介して固定電極が設
    けられ、また、前記重り振動体には垂直移動側電極が設
    けられるとともに該垂直移動側電極と間隔を介した対向
    側には固定対向電極が設けられ、前記移動電極と固定電
    極の組は平面振動体を静電力によってX方向に振動させ
    る励振電極として構成され、前記垂直移動側電極と固定
    対向電極の組はY軸回りの回転の角速度変化に対応する
    重り振動体の前記X,Y平面に垂直なZ軸方向の振動振
    幅を検出するY軸回り角速度検出電極として構成され、
    前記連結梁は前記重り振動体の検出振動方向となるZ軸
    方向の剛性が平面振動体の振動方向であるX方向の剛性
    よりも小さく形成され、前記支持梁は前記平面振動体の
    振動方向であるX方向の剛性が前記重り振動体の検出振
    動方向となるZ軸方向の剛性よりも小さく形成されてい
    ることを特徴とする角速度センサ。
  2. 【請求項2】 重り振動体は四角形状を呈しており、連
    結梁はL字形状を呈しており、重り振動体の四隅部には
    それぞれ連結梁のL字形状の短辺の先端側が接続され、
    各連結梁のL字形状の長辺は重り振動体の辺に間隔を介
    して沿わせて前記L字形状の短辺の先端側が接続されて
    いる隅部の反対側の隅部に向けて伸設されてその伸設先
    端側が枠体側に接続されていることを特徴とする請求項
    1記載の角速度センサ。
  3. 【請求項3】 連結梁は平面振動体の振動方向となるX
    方向と直交するY方向に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の角速度センサ。
  4. 【請求項4】 固定基板側に重り振動体と間隔を介し
    て、重り振動体に静電力を印加するための静電力印加電
    極を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1つに記載の角速度センサ。
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