JP3489505B2 - 半導体センサ - Google Patents

半導体センサ

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JP3489505B2 JP26944499A JP26944499A JP3489505B2 JP 3489505 B2 JP3489505 B2 JP 3489505B2 JP 26944499 A JP26944499 A JP 26944499A JP 26944499 A JP26944499 A JP 26944499A JP 3489505 B2 JP3489505 B2 JP 3489505B2
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和身 千田
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0808Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate
    • G01P2015/0811Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate for one single degree of freedom of movement of the mass
    • G01P2015/0814Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate for one single degree of freedom of movement of the mass for translational movement of the mass, e.g. shuttle type

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  • Gyroscopes (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に絶縁層を介
して振動可能に支持された可動部と、前記可動部の変位
を検出する検出部とを備えた加速度や角速度等を検出す
る半導体センサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体センサは、例えば特開平
10−103960号公報に開示されているように、基
板に絶縁層を介して支持され同基板上にて互いに直交す
る振動軸方向及び検出軸方向に振動可能な可動部と、可
動部を振動軸方向に励振するための電圧が印加される駆
動部と、検出軸方向における可動部の変位(振動)を検
出する検出部とを備えてなり、可動部を振動軸方向に振
動させた状態で、振動軸及び検出軸に直交する軸回りに
作用する角速度を同可動部の検出軸方向の変位に基づい
て検出するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記半
導体センサにおいては、何らかの原因により基板と可動
部との間に電位差が生じると、同基板と同可動部との間
に静電引力(静電気力)が発生し、これにより可動部の
振動特性が変化して検出精度が低下するという問題があ
る。
【0004】
【本発明の概要(構成・作用・効果)】本発明は、上記
課題に対処すべくなされたものであり、基板に絶縁層を
介して支持されるとともに同基板上で互いに直交する振
動軸方向及び検出軸方向に振動可能な可動部と、前記基
板に絶縁層を介して配設されるとともに印加される電圧
に基づいて前記可動部を前記振動軸方向に振動させる駆
動部と、前記基板に絶縁層を介して配設される検出用電
極を含むとともに前記可動部の前記検出軸方向の変位を
同可動部と同検出用電極とにより構成されるコンデンサ
の静電容量の変化として検出する検出部と、前記基板に
絶縁層を介して配設された基板電極を含むとともに、同
基板と同基板電極との間の静電容量が同基板と前記可動
部との間の静電容量を実質的に無視できる程度に大きく
なるように構成され、同基板電極と同可動部とが電気回
路装置に接続されることにより、同可動部と同基板とを
同電位に維持する同電位維持手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0005】 これによれば、駆動部は、可動部を振動
軸方向に振動させる。検出部は、この振動状態にある可
動部の検出軸方向の変位を可動部と検出用電極とにより
構成されるコンデンサの容量変化として検出する。
【0006】 また、上記同電位維持手段によれば、前
記可動部と前記基板電極間に電位差V1が生じたと考え
た場合、基板電極と基板間の静電容量をC1、可動部と
基板間の静電容量をC2とすると、基板電極と基板間の
電位差V2は、V2=(C2/(C1+C2))×V1
となり、C1はC2を無視しうる程度に大きいのでV2
≒0となる。
【0007】 従って、基板に接続導線を直接接合する
ことなく、基板電極に基板の電位を実質的に取出すこと
ができる。そして、基板電極と可動部とが電気回路装置
に接続されることにより、可動部と基板とが同電位に維
持される。
【0008】 このように、本発明によれば、基板と可
動部とが同電位に保たれるため、これらの間に静電引力
が発生することがない。従って、可動部の振動特性が安
定した検出精度の高い半導体センサが提供される。
【0009】 ところで、基板と可動部とを同電位にす
るためには、基板及び可動部に導線を接続し、これらの
導線を適当な回路に接続することが必要となる。しかし
ながら、基板上には絶縁層や可動部等が形成されている
ため、基板に導線を直接的に接合することが困難な場合
が多い。
【0010】 これに対し、本発明によれば、基板電極
は絶縁層の上に設けられているので、基板電極に導線を
接合することは容易である。以上のことから、本発明に
よれば、振動特性が安定し、しかも製造が容易な半導体
センサが提供される。
【0011】 この場合において、前記電位維持手段
は、前記駆動部に印加される電圧に起因する電流が前記
可動部に実質的に流れないように同可動部と前記基板と
の間のインピーダンスを所定の高インピーダンスに維持
するように構成されることが好適である。
【0012】 これによれば、駆動部に印加される電圧
に基づく電流は、可動部に実質的に流れない。従って、
可動部と検出用電極とにより構成されるコンデンサの容
量変化を検出する検出部の出力が安定する。この結果、
検出精度が向上した半導体センサが提供される。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態につ
いて図1〜図5を参照しつつ説明する。なお、図1
(A)は同実施形態に係る半導体センサの平面図、図1
(B)は同半導体センサの1−1線に沿った断面図、図
2は図1の1−1線に沿った断面を製造工程別に示した
図、図3,4は図1の2−2線に沿った断面を製造工程
別に示した図、及び図5は本半導体センサの一部をなす
電気回路装置の原理を説明するための回路図である。
【0020】この半導体センサは、シリコンからなる略
方形状の基板10と、基板10上の周縁部に所定幅を有
するように形成されたシリコン酸化膜(絶縁膜)からな
る犠牲層20と、犠牲層20の上に形成されたシリコン
からなる枠体30と、枠体30の内側に形成されたシリ
コンからなる可動部(振動子)40と、櫛歯状電極50
a,50b,60a,60bと、基板10の電位を取出
すための基板電極70とを備えている。なお、上記シリ
コンはP形又はN形とされている。
【0021】可動部40は、複数の貫通孔40aを備
え、枠体30の内側位置において梁11a〜11dによ
りX軸方向(図1(A)の左右方向)及びY軸方向(図
1(A)の上下方向)に振動可能となるように基板10
に空間を挟んで対向する状態(同基板10から僅かな距
離だけ浮いた状態)に支持されている。
【0022】可動部40と同一材料からなる略L字状の
梁11a〜11dは、各内側端にて可動部40に接続さ
れるとともに各外側端にて基板10上に犠牲層20を挟
んで形成されたベース部12a〜12dに接続されてい
て、可動部40と同様に基板10から僅かな距離だけ浮
いた状態となっている。また、梁11a〜11dであっ
て枠体30の内側面30aから外側に延びる部分の側壁
と枠体30との間、及びベース部12a〜12dの側壁
と枠体30との間には、一定幅の空間が設けられ、その
空間は基板10の上面にまで至っている。ベース部12
aの上にはアルミニウム等の導電金属からなる方形状の
電極パッド13が形成されていて、その上面には図示し
ないアルミニウム等からなる接続導線(ワイヤ)が接合
されている。
【0023】基板10の上面には同基板10から可動部
40に向けて突出する突起部21が設けられている。こ
の突起部21は、可動部40が基板上で互いに直交する
X軸(振動軸)及びY軸(検出軸)の両軸に直交する方
向(Z軸方向)に振動したときに当接するストッパとし
て機能し、鏡面となっている可動部40の下面(以下、
可動部40の下面とは「可動部40の基板10側の面又
は犠牲層20側の面」をいう。)が、鏡面となっている
基板10の上面(以下、基板10の上面とは「基板10
の可動部40側の面又は犠牲層20側の面」をいう。)
と面接触して固着状態となることを防止するために設け
られている。
【0024】可動部40のX軸方向各外側には、櫛歯状
電極41a,41bが同可動部40と一体的に形成され
ていて、可動部40と同様に基板10から僅かな距離だ
け浮いた状態となっている。この櫛歯状電極41a,4
1bは、X軸方向外側に延設されるとともにY軸方向に
等間隔に配置された複数の電極指をそれぞれ備えてい
る。
【0025】可動部40のY軸方向各外側には、櫛歯状
電極42a,42bが同可動部40と一体的に形成され
ていて、可動部40と同様に基板10から僅かな距離だ
け浮いた状態となっている。この櫛歯状電極42a,4
2bは、Y軸方向外側に延設されるとともにX軸方向に
等間隔に配置された複数の電極指をそれぞれ備えてい
る。
【0026】櫛歯状電極50a,50bは、可動部40
のX軸方向外側にそれぞれ形成されている。各櫛歯状電
極50a,50bは、X軸方向に延設されるとともにY
軸方向に等間隔に配置された複数の電極指を備えてい
て、これらの各電極指は櫛歯状電極41a,41bの各
電極指間の幅方向(Y軸方向)中心位置に侵入してい
る。
【0027】また、各櫛歯状電極50a,50bは、X
軸方向各外側においてパッド部51a,51bに接続さ
れている。パッド部51a,51bは、犠牲層20の上
面に方形状に形成されていて、その周壁と枠体30との
間には、一定幅の空間が設けられ、その空間は基板10
の上面にまで至っている。パッド部51a,51bの上
面には、電極パッド13と同一平面内に位置する(基板
10の上面から同じ高さとなる)ようにアルミニウム等
の導電金属で方形状の電極パッド52a,52bが設け
られていて、その上面には図示しないアルミニウム等か
らなる接続導線(ワイヤ)が接合されている。かかる櫛
歯状電極50a,50bは、櫛歯状電極41a,41b
とともに可動部40に対する駆動部を構成し、駆動用信
号の印加によって可動部40を静電引力によりX軸方向
に振動させる(励振する)。
【0028】櫛歯状電極60a,60bは、可動部40
のY軸方向外側にそれぞれ形成されている。各櫛歯状電
極60a,60bは、Y軸方向に延設されるとともにX
軸方向に等間隔に配置された複数の電極指を備えてい
て、これらの各電極指は櫛歯状電極42a,42bの各
電極指間の幅方向(X軸方向)中心位置に侵入してい
る。
【0029】また、各櫛歯状電極60a,60bは、Y
軸方向各外側においてパッド部61a,61bに接続さ
れている。パッド部61a,61bは、犠牲層20の上
面に方形状に形成されていて、その周壁と枠体30との
間には、一定幅の空間が設けられ、その空間は基板10
の上面にまで至っている。パッド部61a,61bの上
面には、電極パッド13と同一平面内に位置するように
アルミニウム等の導電金属で方形状の電極パッド62
a,62bが設けられていて、その上面には図示しない
アルミニウム等からなる接続導線(ワイヤ)が接合され
ている。かかる櫛歯状電極60a,60bは、櫛歯状電
極42a,42bとともに可動部40に対する検出部を
構成し、可動部40のY軸方向の振動(変位)を、櫛歯
状電極60aと櫛歯状電極42aの間及び櫛歯状電極6
0bと櫛歯状電極42bとの間に構成されるコンデンサ
の容量変化として検出するために用いられる。
【0030】基板電極70は、図4(B)にも示したよ
うに、可動部40と同一材料(シリコン)からなり、可
動部40等から離れた位置に独立して設けられていて、
パッド部70a、可撓性の変形部70b、及び基板接合
部70cから構成されている。また、基板電極70の周
壁と枠体30との間には、一定幅の空間が設けられ、そ
の空間は基板10の上面にまで至っている。
【0031】パッド部70aは、方形状であって犠牲層
20の上面に形成されていて、その上面には電極パッド
13と同一平面内に位置するようにアルミニウム等の導
電金属で方形状の電極パッド71が設けられている。電
極パッド71の上面にはアルミニウム等からなる接続導
線(ワイヤ)Wが接合されている。変形部70bは、パ
ッド部70aからX軸方向に長く延びながら基板10側
に変形し、方形状の基板接合部70cに接続されてい
る。基板接合部70cは、基板10の上面に静電接合
(静電引力により密着)されていて、これにより、基板
電極70と基板10とは電気的に接続され同電位となっ
ている。
【0032】枠体30の上面には、梁11a〜11d、
可動部40、櫛歯状電極41a,41b,42a,42
b、櫛歯状電極50a,50b,60a,60b、及び
基板電極70を覆うように方形状のガラス蓋(図示省
略)が固着されている。これにより、可動部40は、基
板10,犠牲層20、枠体30と前記ガラス蓋とにより
形成される密閉空間内で振動するようになっている。
【0033】次に、上記のように構成した半導体センサ
の製造方法について図2〜図4を参照しつつ工程順に説
明する。 (第1工程)先ず、図2(A)及び図3(A)に示した
ように、シリコンからなる基板10と、その上面上に約
1μmの厚さのシリコン酸化膜である犠牲層20と、約
10μmのシリコンからなる上層31とを積層してなる
SOI(Silicon-on-Insulator)ウエハの上面全体にシ
リコン酸化膜32を形成する。
【0034】(第2工程)次に、図2(B)及び図3
(B)に示したように、酸化膜32の上面であって可動
部40(貫通孔40aを除く)、櫛歯状電極41a,4
1b,42a,42b,50a,50b,60a,60
b、パッド部51a,51b,61a,61b、梁11
a〜11d、ベース部12a〜12d、枠体30、及び
基板電極70に相当する部分とこの部分に僅かな幅を加
えた部分とをレジスト膜Rにてマスクする。
【0035】(第3工程)次に、図2(C)及び図3
(C)に示したように、上層31及び酸化膜32をRI
E(反応性イオンエッチング)等でエッチングして、後
に可動部40となる部分(以下「可動部層40b」とい
う。)に貫通孔40aを形成するとともに、犠牲層20
上にベース部12a〜12d、櫛歯状電極50a,50
b,60a,60b、パッド部51a,51b,61
a,61b、及び枠体30を形成し、可動部層40b、
櫛歯状電極41a,41b,42a,42b、梁11a
〜11d、及び基板電極70に相当する部分を残す。
【0036】(第4工程)次に、図2(D)及び図3
(D)に示したように、レジストRを除去し、次いで、
酸化シリコンを溶解するがシリコンを溶解することのな
いフッ酸水溶液(エッチング液)で満たされた槽内にウ
エハを浸漬し、可動部層40b、櫛歯状電極41a,4
1b,42a,42b、梁11a〜11d、基板電極7
0の変形部70b及び基板接合部70cと基板10とに
挟まれる犠牲層20をエッチングして除去する。これに
より、可動部40、櫛歯状電極41a,41b,42
a,42b、及び梁11a〜11dが形成される。ま
た、基板電極70となる部分については、一部が犠牲層
20の上面に残されてパッド部70aとなり、他の部分
が基板10から浮いた状態となって変形部70b及び基
板接合部70cとなる。なお、この時点で突起部21が
可動部40の下部に形成される。
【0037】(第5工程)次いで、図2(E)及び図3
(E)に示したように、アルミ膜を電極パッド13,5
2a,52b,61a,61b,71に相当する部分に
スパッタリング法等により形成し、電極パッド13,5
2a,52b,62a,62b,71を形成する。
【0038】(第6工程)次に、図4(A)に示したよ
うに、上記の状態となったウエハを金属ステージ90の
上に載せ、この金属ステージ90と基板電極70の電極
パッド71との間に電圧を印加する。これにより、基板
電極70の変形部70b及び基板接合部70cと基板1
0との間に静電引力が発生し、変形部70bが基板10
方向に変形する。この結果、鏡面状態である基板10の
上面と鏡面状態である基板接合部70cとの間がファン
デルワールス力により密着(静電接合)する。なお、こ
の金属ステージ90に載置された状態で、半導体センサ
としての機能チェックも実施される。
【0039】(第7工程)次いで、電極パッド13,5
2a,52b,62a,62b,71の上面にアルミニ
ウムからなる接続導線(ワイヤ)Wを超音波ワイヤボン
ディング法等により接合する。そして、これらの接続導
線を電気回路装置(図示省略)の端子と接続する。 (第8工程)最後に、真空中において前述したガラス蓋
(図示省略)を枠体30上面に陽極接合等により固着す
る。
【0040】次に、上記のように構成した半導体センサ
の使用態様について説明すると、電気回路装置は、可動
部40をその固有振動数f0でX軸方向に一定振幅で振
動させるために、互いに逆相の駆動用信号を電極パッド
52a,52bにそれぞれ供給する。また、可動部40
のY軸方向の振動を検出するために、互いに逆相の検出
用信号を電極パッド62a,62bに供給する。
【0041】以上により、可動部40は前記駆動部に発
生する静電引力により固有振動数f0でX軸方向に一定
振幅で振動し、この状態においてX,Y軸に直行するZ
軸回りの角速度が働くと、可動部40はコリオリ力によ
り同角速度に比例した振幅でY軸方向にも振動する。こ
の可動部40のY軸方向の振動に伴い、可動部40に接
続された櫛歯状電極42a,42bもY軸方向に振動す
るため、櫛歯状電極42a,60aにおける静電容量
と、櫛歯状電極42b,60bにおける静電容量とは互
いに逆方向に変化する。この静電容量の変化を表す信号
が、静電容量信号として電極パッド13を介して電気回
路装置に入力される。電気回路装置は、この静電容量信
号を用いて前記Z軸回りの角速度を導出する。
【0042】ここで、上記電気回路装置の具体例につい
て図5を参照しつつ説明する。なお、図5に示した電気
回路装置は、簡単のために、上記電極パッド13,52
a,62a,71を使用するものとしたが、電極パッド
13,52a,52b,62a,62b,71の全てを
使用する上記電気回路装置も原理的には図5に図示した
ものと同様である。
【0043】この電気回路装置においては、電圧v、周
波数ωの検出用高周波電源Vが電極パッド62aに接続
されている。この電極パッド62aは、櫛歯状電極60
aと櫛歯状電極42a(可動部40)との間に形成され
るコンデンサC10を介して電極パッド13に接続され
ている。電極パッド13は、オペアンプOP1のマイナ
ス側入力端子に接続されている。オペアンプOP1の出
力端子は帰還抵抗rを介してオペアンプOP1のマイナ
ス側入力端子に接続され、プラス側入力端子は接地され
ている。一方、電圧vd、周波数ωdの駆動用高周波電
源Vdが、電極パッド52aに接続されている。電極パ
ッド52aは、櫛歯状電極50a(及びパッド部51
a)と基板10との間に形成されるコンデンサC20を
介して基板電極70の電極パッド71に接続され、電極
パッド71は接地されている。
【0044】以上により、抵抗rには可動部40に加わ
る角速度により変動するコンデンサC10の容量に比例
した電流が流れ、オペアンプOP1の出力端子には同コ
ンデンサC10の容量に比例した電圧(−jωrvC)
が出力される。電気回路装置は、このオペアンプOP1
の出力を使用して角速度を検出する。
【0045】また、オペアンプOP1のマイナス側入力
端子は可動部40の電極パッド13に接続され、オペア
ンプOP1のプラス側入力端子は接地されるとともに、
基板10は基板電極70の電極パッド71を介して接地
されている。従って、基板10と可動部40はオペアン
プOP1のイマジナリショートによって同電位に維持さ
れる。更に、基板10と可動部40との間のインピーダ
ンスはオペアンプOP1のプラス側入力端子とマイナス
側入力端子間のインピーダンスとなるため、実質的に無
限大となる。
【0046】以上に説明したように、第1実施形態に係
る半導体センサにおいては、接地される基板電極70及
び上記結線がなされたオペアンプOP1(同電位維持手
段の一部)により基板10と可動部40との間が同電位
に維持されるため、基板10と可動部40との間に静電
引力が発生せず、可動部40の振動特性が安定する。ま
た、基板10と可動部40との間のインピーダンスは無
限大に維持されるため、駆動用高周波電源Vdに起因す
る電流が基板経由で可動部40に流れ込むことがなく、
櫛歯状電極42a,60aと櫛歯状電極42b,60b
における静電容量の変化が正確に検出され、その結果、
角速度が正確に検出される。
【0047】また、基板電極70(電極パッド71)
は、他の電極の電極パッド13,52a,52b,62
a,62bとともに同一平面内に位置するように形成さ
れているので、これらに接続導線を接合する際の作業が
簡単になるという利点を有している。更に、この製造方
法においては、基板電極70の一部(基板接合部70
c)を基板10の上面と静電接合するので、基板電極7
0と基板10とを簡単な工程により確実に電気的に接合
することが可能となるという利点を有している。
【0048】次に、本発明による半導体センサの第2実
施形態について図6を参照しながら説明すると、この第
2実施形態は、構造に関しては、基板電極が二つ設けら
れている点においてのみ、基板電極70が一つだけ設け
られる第1実施形態と異なっている。従って、以下、図
6において第1実施形態と同一の部分には図1と同一の
参照符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0049】第2実施形態においては、シリコンからな
る基板電極80が、基板電極70の近傍位置であって可
動部40等とは離れた位置に独立して形成されている。
基板電極80は、構造に関し基板電極70と同様であ
り、パッド部80a、可撓性の変形部80b、及び基板
接合部80cとから構成されていて、その周壁と枠体3
0との間には基板10の上面にまで至る一定幅の空間が
形成されている。
【0050】パッド部80aは、犠牲層20の上面に方
形状に形成されていて、その上面にはアルミニウム等の
導電金属で方形状の電極パッド81が電極パッド13と
同一平面内に位置するように形成されている。変形部8
0bは、パッド部80aからX軸方向に長く延びながら
基板10側に変形し、方形状の基板接合部80cに接続
され、基板接合部80cは基板10に静電接合(密着)
されている。
【0051】次に、上記のように構成した第2実施形態
に係る半導体センサの製造方法について説明すると、こ
の製造方法は、基板電極80を基板電極70と同時に形
成する点、及び基板電極70の基板接合部70cを基板
10に静電接合させる際に、基板電極70と基板電極8
0との間に電圧を印加する点においてのみ第1実施形態
に係る半導体センサの製造方法と異なっている。
【0052】具体的には、先ず第1実施形態の第1,第
2工程と同一の工程を実施する。このとき、SOI上に
形成するマスクを、基板電極80に相当する部分及びそ
の部分に僅かな幅だけ加えた部分の上部にも残存するよ
うに形成しておく。
【0053】次いで、第1実施形態の第3工程と同様の
RIE工程を実施し、第1実施形態の第4工程と同様の
犠牲層20のエッチング工程を実施する。この結果、可
動部層40b、櫛歯状電極41a,41b,42a,4
2b、及び梁11a〜11d、と基板10とに挟まれる
犠牲層20が除去され、可動部40の下部には突起部2
1が形成される。また、基板電極70,80となる部分
については、変形部70b,80b、基板接合部70
c,80cと基板10との間に挟まれる犠牲層20が除
去される結果、一部が犠牲層20の上面に残されてパッ
ド部70a,80aとなり、他の部分が基板10から浮
いた状態となって変形部70b,80b及び基板接合部
70c,80cとなる。その後、アルミ膜を所定の部位
に成膜して、電極パッド13,52a,52b,62
a,62b,71,81を形成する。
【0054】次に、図6(A)に破線で示したように、
基板電極70の電極パッド71と基板電極80の電極パ
ッド81との間に電圧を印加する。これにより、基板電
極70と基板10との間には、パッド部70aの下部に
存在する犠牲層20を介して電位差が生じ、基板電極8
0と基板10との間にはパッド部80aの下部に存在す
る犠牲層20を介して電位差が生じる。この結果、変形
部70b,80b、及び基板接合部70c,80cの各
々と基板10との間に静電引力が発生し、変形部71
b,81bの各々が基板10に向けて変形するため、基
板10の上面と基板接合部70cの下面との間、及び基
板10の上面と基板接合部80cの下面とがファンデル
ワールス力により密着(静電接合)する。
【0055】次いで、電極パッド13,52a,52
b,62a,62b,71の上面にアルミニウムからな
る接続導線(ワイヤ)を超音波ワイヤボンディング法等
により接合する。そして、これらの接続導線を電気回路
装置の端子と接続する。最後に、真空中において前述し
たガラス蓋(図示省略)を枠体30上面に陽極接合等に
より固着する。
【0056】以上、説明したように、本発明の第2実施
形態に係る半導体センサにおいては、二つの基板電極7
0,80となる部分を形成し、これらの電極パッド7
1,81間に電位差を与えて、基板接合部70c,80
cと基板10とを密着(静電接合)させる。従って、基
板10の下面に酸化膜或いは窒化膜等の絶縁性の膜が形
成されていて、金属ステージに搭載した基板10の下面
を介して基板10と基板電極70(80)との間に電圧
を印加できない場合であっても、基板接合部70c,8
0cと基板10とを確実に静電接合させることができ
る。
【0057】なお、上記においては、基板電極80は、
パッド部80a、変形部80b、及び基板接合部80c
とから構成されていたが、パッド部80aのみから構成
させておくこともできる。この意味において、上記基板
電極80は、基板電極70に対する電圧印加用電極とし
て機能する。また、第2実施形態に係る半導体センサの
使用態様については第1実施形態と同様である。
【0058】次に、本発明による半導体センサの第3実
施形態について図7を参照しながら説明すると、この第
3実施形態は、構造に関して基板電極の一部が基板10
とは静電接合されていない点において、基板電極70の
一部(基板接合部70c)が基板10と静電接合する第
1実施形態と異なっている。以下、図6において第1実
施形態と同一の部分には図1と同一の参照符号を付し、
その詳細説明を省略する。
【0059】この第3実施形態においては、基板電極
(基板電極パッド)85が可動部40等とは離れた位置
であって、電極パッド13と同一平面内に位置するよう
に、導電性の枠体30の上面に形成されている。基板電
極85は、アルミニウム等の導電金属の薄膜であって、
方形状にスパッタリング法等により形成され、枠体30
と電気的に接続されている。また、基板電極85の上面
には図示しない接続導線が接合され、この導線を介して
第1,第2実施形態と同様の電気回路装置に接続されて
いる。
【0060】枠体30は、犠牲層20を介して基板10
との間にコンデンサを構成している。同様に、可動部4
0もベース部12a〜12dにおいて犠牲層20を介し
て基板10との間にコンデンサを構成している。また、
枠体30は可動部40よりも、極めて大きい面積をもっ
て基板10の上面と対向している。これにより、枠体3
0と基板10との間の静電容量C1、基板10と可動部
40との間の静電容量をC2とすると、C1はC2に対
して極めて大きい値(C1はC2を実質的に無視し得る
程度の大きさ)となる。なお、可動部40は空間(密度
の極めて小さい空気)を介して基板10と対向してい
て、その部分において基板10との間に静電容量を有す
るが、空間の誘電率が極めて小さいこと及び面積が小さ
いことから、その部分の容量は無視し得る。
【0061】従って、可動部40と基板電極85との間
に電位差V1が生じたと考えた場合、基板電極85と基
板間10の電位差V2は、V2=(C2/(C1+C
2))×V1となって、C1はC2に比べて極めて大き
いので、V2≒0となる。つまり、基板電極85の電位
は基板10の電位と等しくなり、基板電極85に基板1
0の電位が取出されていることとなる。これにより、基
板電極85と可動部40とを上記電気回路装置のオペア
ンプを介して接続すれば、基板10と可動部40とは同
電位で、且つその間のインピーダンスが無限大となる。
【0062】以上、説明したように、第3実施形態に係
る半導体センサによれば、基板電極85の一部を基板1
0に接合することなく、基板電極85に基板10の電位
を取出すことができるため、基板電極70,80を基板
10に静電接合する工程を省略できる。また、基板電極
85は絶縁層20の上に設けられているので、容易に接
続導線を接合することができる。
【0063】更に、基板電極85は上記電気回路装置と
接続されているため、基板10と可動部40とが同電位
とされるとともに、基板10と可動部40との間のイン
ピーダンスは高インピーダンスに維持されるため、振動
特性が安定し、検出精度の高い半導体センサとなってい
る。
【0064】以上、各実施形態に基づいて説明したよう
に、本発明によれば出力特性が安定し検出精度の高い半
導体センサが提供される。なお、本発明は、上記実施形
態に限られることはなく、基板上に静電引力等の外力に
より駆動される振動部を有し、その振動部の変位を静電
容量の変化として測定・検出する原理に基づく各種セン
サ(例えば、角速度センサ、振動型加速度センサ、振動
型圧力センサ等)に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明の第1実施形態の概略平面図
であり、(B)は(A)の1−1線に沿った断面図であ
る。
【図2】 図1の1−1線に沿った断面を製造工程別に
示した図である。
【図3】 図1の2−2線に沿った断面を製造工程別に
示した図である。
【図4】 図1の2−2線に沿った断面を製造工程別に
示した図である。
【図5】 図1の半導体センサが接続される電気回路装
置の概略図である。
【図6】 (A)は本発明の第2実施形態の概略平面図
であり、(B)は(A)の1−1線に沿った断面図であ
る。
【図7】(A)は本発明の第3実施形態の概略平面図で
あり、(B)は(A)の1−1線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
10…基板、11a〜11d…梁、13,52a,52
b,62a,62b…電極パッド、20…犠牲層、30
…枠体、40…可動部(振動子)、41a,41b,4
2a,42b,50a,50b,60a,60b…櫛歯
状電極、70…基板電極、70a…パッド部、70b…
変形部、70c…基板接合部、71…電極パッド、OP
1…オペアンプ、V…検出用高周波電源、Vd…駆動用
高周波電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千田 和身 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 根木 敬子 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 岡山 倫久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 独国特許出願公開19906067(DE,A 1) S. Stefanescu,Sur face Micromachined Lateral Resonant Structures Fabrica ted from Single−Cr ystal 3C−SiC FILM S,Transducers’99,日 本,1999年 6月 7日,P.194−P. 197 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 19/56 G01L 9/12 G01P 15/125 H01L 29/84

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に絶縁層を介して支持されるとともに
    同基板上で互いに直交する振動軸方向及び検出軸方向に
    振動可能な可動部と、 前記基板に絶縁層を介して配設されるとともに印加され
    る電圧に基づいて前記可動部を前記振動軸方向に振動さ
    せる駆動部と、 前記基板に絶縁層を介して配設される検出用電極を含む
    とともに前記可動部の前記検出軸方向の変位を同可動部
    と同検出用電極とにより構成されるコンデンサの静電容
    量の変化として検出する検出部と、 前記基板に絶縁層を介して配設された基板電極を含むと
    ともに、同基板と同基板電極との間の静電容量が同基板
    と前記可動部との間の静電容量を実質的に無視できる程
    度に大きくなるように構成され、同基板電極と同可動部
    とが電気回路装置に接続されることにより、同可動部と
    同基板とを同電位に維持する同電位維持手段と、 を備えた半導体センサ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体センサにおいて、 前記同電位維持手段は、 前記駆動部に印加される電圧に起因する電流が前記可動
    部に実質的に流れないように同可動部と前記基板との間
    のインピーダンスを所定の高インピーダンスに維持する
    ように構成された半導体センサ。
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