JPH116393A - 拡大式破砕カッタおよびこれを使用する無排土推進工法 - Google Patents

拡大式破砕カッタおよびこれを使用する無排土推進工法

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JPH116393A
JPH116393A JP9158415A JP15841597A JPH116393A JP H116393 A JPH116393 A JP H116393A JP 9158415 A JP9158415 A JP 9158415A JP 15841597 A JP15841597 A JP 15841597A JP H116393 A JPH116393 A JP H116393A
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crushing
pipe
cutter
cutter body
wing
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Norisumi Hidaka
典純 日高
Masuhira Ooishi
益平 大石
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HOUSHIYOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃等によらずに既設管を静的破砕するとと
もに弱い推進力によって新たな管を敷設できる破砕カッ
タおよび当該カッタを使用する工事方法を提供する。 【解決手段】 破砕カッタは、先端付近が軸支されて回
動自在な破砕翼13と、この破砕翼の自由端に当接する
テーパ部27を有するとともに進退可能なピストン11
と、上記破砕翼の自由端付近から外径が徐々に拡大する
カッタ本体26とを備えたことを特徴とする。工法は、
到達立坑2には引張用油圧ジャッキ8を、発進立坑1に
は推進ジャッキ4をそれぞれ設置し、既設管3の内部に
おいて、引張用油圧ジャッキによって前記の拡大式破砕
カッタ9を引張るとともに、該拡大式破砕カッタに連続
するように推進ジャッキにより敷設すべき新たな管10
を推進させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老朽化したコンク
リート管および陶管等を破砕しながら新しい管を推進す
る装置およびその装置を使用した工法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、老朽化した下水管などのコン
クリート管および陶管等に代えて新たな塩化ビニル管を
敷設する場合には、既設管が敷設されている範囲を掘削
することにより既設管を取り出すとともに、新たな管を
敷設して埋め戻す方法があった。しかし、この方法で
は、既設管が公共用道路に埋設されているため、道路の
使用を中断しつつ工事しなければならず、交通の混乱を
招来することとなっていた。そこで、予め既設管の端部
に立坑を設けておき、既設管を衝撃等により破壊したう
えで、上記立坑から新たな管を推進させる方法があっ
た。そして、この方法を実現するためには既設管に衝撃
を与えるための装置と、塩化ビニル管を圧入するための
推進ジャッキが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、新たな管の推進を強制的に圧入するこ
ととなるかため、管は抵抗の少ない方向へ進むこととな
り、推進終了後の管は全体として蛇行することがあっ
た。また、新たな管を強制的に推進させるため、新たな
管を破損させるおそれがあり、これを回避するために
は、慎重な作業を要求しなければならず工期が長くなっ
ていた。しかも、既設管を破壊させる程度の衝撃を与え
なければならないことから、衝撃を与える際の振動や騒
音も必然的に大きくなり、工事現場の周辺の環境面で問
題を含むものであった。さらに、衝撃力および推進力の
双方ともに大きな力を要求されるため大型の機械設備を
要し、当該設備費用および機械設置場所の確保のために
多大な費用を要することとなっていた。
【0004】本発明は、上記諸点にかんがみ、衝撃等に
よらずに既設管を静的破砕するとともに弱い推進力によ
って新たな管を敷設できる破砕カッタおよび当該カッタ
を使用する工事方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる破砕カッ
タは、先端付近が軸支されて回動自在な破砕翼と、この
破砕翼の自由端に当接するテーパ部を有するとともに進
退可能なピストンと、上記破砕翼の自由端付近から外径
が徐々に拡大するカッタ本体とを備えたことを特徴とす
る拡大式破砕カッタを要旨とする。
【0006】また、引張用油圧ジャッキに接続できるよ
うに進行方向前端に設けられた接続部材と、この接続部
材に連続されるとともに既設管内に遊挿できる細長の先
頭部と、この先頭部の長手方向に沿って収納されるとと
もに進行方向前側を回動自在に軸支された破砕翼と、上
記先頭部に連続するとともに破砕翼の後方において外径
が徐々に拡大する円筒状のカッタ本体と、このカッタ本
体の後端に敷設すべき新たな管を接続できるように設け
られた接続端部と、カッタ本体内部に収納されたシリン
ダと、このシリンダによって上記先頭部の内部に向かっ
て進退可能なピストンと、このピストンが前進するとき
上記破砕翼の自由端に当接しつつ該自由端を外向きに移
動させる傾斜面で構成されたテーパ部とからなることを
特徴とする拡大式破砕カッタをも要旨とする。
【0007】そして、前記破砕翼が中央から放射線状に
四方向に回動できるように、独立した四個の破砕翼であ
るのが好ましく、前記ピストンが、外径が徐々に拡大す
る断面円形で構成されるテーパ部を有するピストンであ
るのが好ましく、また、前記カッタ本体が、最も大きい
外径を敷設すべき新たな管の外径よりも大としたカッタ
本体であるのが好ましい。
【0008】さらに、本発明にかかる工法は、到達立坑
には引張用油圧ジャッキを、発進立坑には推進ジャッキ
をそれぞれ設置し、既設管の内部において、引張用油圧
ジャッキによって前記の拡大式破砕カッタを引張るとと
もに、該拡大式破砕カッタに連続するように推進ジャッ
キにより敷設すべき新たな管を推進させることを特徴と
する無排土推進工法を要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、既設管に代えて新たな塩化
ビニル製の管を敷設するための工事の概要を図1ないし
図3に基づいて説明するとともに、途中において本発明
にかかる工法の実施例を説明する。本発明にかかる工法
は、ヒューム管などのコンクリート製および陶製等の既
設管を撤去することなく新たな塩化ビニル管を敷設する
ものであって、そのために、予め図1(a)に示すよう
に、発進立坑1と到達立坑2とを、既設管3が敷設され
ている範囲の前後に設け、この発進立坑1から推進する
新たな管を到達立坑2まで到達させて工事を終了するの
である。そこで、まず、既設管3を破砕するよりも前
に、下水管として使用された既設管3の内部を清掃す
る。管内清掃には推進ジャッキ4を使用し、この推進ジ
ャッキ4に接続したリード管5の先端にゴム製の管内ク
リーナ6を装着するとともに、推進ジャッキ4を作動し
てリード管6を推進する。当然にリード管5は発進立坑
1の内部で継ぎ足され、先端の管内クリーナ6が到達立
坑2に達するまで継続される。このとき、既設管3の内
部の異物を除去すると、既設管3の上部が崩れ易くなる
ため(特に老朽化した管は顕著である)、図1(b)に
示すように、リード管5には保持金具7が取り付けら
れ、既設管3の崩壊および湾曲を防止している。この保
持金具7は、金属製の板状部材で構成されており、板ば
ねのように弾性力を有するものであって、この弾性力に
よって既設管3の上部を保持するとともに、リード管5
を既設管3の中央に配置できるように構成されている。
また、保持金具7の板状部材は、所定の方向に傾斜して
設けられており、リード管5の推進に支障がないように
なっている。
【0010】次に、図1(c)に示すように、管内クリ
ーナ6が到達立坑2に達するとき、既設管3の内部に堆
積していた異物等が到達立坑2に流れ込むこととなるの
で、これを除去するとともに、到達立坑2内において管
内クリーナ6をリード管5から取り外す。続いて、図2
(a)に示すように、到達立坑2の内部に引張用の油圧
ジャッキ8を設置し、これをリード管5の先頭に連結し
て当該リード管5を引き寄せることができるようにす
る。一方、発進立坑1においては、リード管5の最後部
から推進ジャッキ4を離したうえで、リード管5の最後
部に拡大式破砕カッタ9を接続し、リード管5が引張用
の油圧ジャッキ8によって引き寄せられるとき、拡大式
破砕カッタ9も同時に引き寄せられるように装着する。
そして、図2(b)に示すように、拡大式破砕カッタ9
は既設管3を周辺の地山に押し広げるようにして通過す
るので、この拡大式破砕カッタ9の後方に続いて新たな
管10を推進ジャッキ4により推進する。このとき、引
張用の油圧ジャッキ8は強力にゆっくり引っ張り、推進
ジャッキ4は弱くやや速めに推進させることによって、
新たな管10を傷めず(無理な圧入をせず)拡大式破砕
カッタ9から離れずに推進させることができる。このよ
うな拡大式破砕カッタ9の引張と新たな管10の推進
は、図2(c)に示すように、拡大式破砕カッタ9が到
達立坑2に達するまで継続し、この状態において、新た
な管10は既設管3の内側で発進立坑1から到達立坑2
まで連続して敷設されたこととなり、図2(d)に示す
ように、発進立坑1から推進ジャッキ4を撤去し、到達
立坑2から引張用の油圧ジャッキ8および拡大式破砕カ
ッタ9を除去すれば、敷設した管10のみを残して工事
は終了する。
【0011】次に、拡大式破砕カッタの実施形態を説明
する。本実施形態は、図3および図4に示すように、進
行方向に対して前側の先端は接続部材15が設けられて
おり、この接続部材15の中央には、前方に向かって突
出する軸部16が設けられ、端部周辺に刻設されるネジ
によってリード管5の後端に螺着できるようになってい
る。また、接続部材15に連続して先頭部17が設けら
れており、接続部材15から後方に向かって長尺に形成
されているとともに、長手方向に沿った長尺な膨出部1
8,19,20,21(図5参照)が設けられて断面略
十字形に構成されている。上記の膨出部18〜21に
は、さらに長手方向に沿った溝部22,23,24,2
5(図5参照)が設けられているとともに、この溝部2
2〜25の内部に嵌合する破砕翼13がそれぞれ収納さ
れている。この破砕翼13は、その前側先端付近が先頭
部17に軸支されており、この軸支は、破砕翼用ピン1
4が膨出部18〜21を破砕翼13といっしょに貫通す
ることによりなされている。このように破砕翼13は回
動自在であり、既設管3の内部において強制的に自由端
を開く方向(自由端が離れるような方向)へ回動させる
ことによって、既設管3に亀裂および破砕を生じさせる
ことができるものである。
【0012】この破砕翼13の後方にはカッタ本体26
が設けられており、このカッタ本体26は先頭部17に
連続して設けられている。そして、このカッタ本体26
は、外径が破砕翼13付近から後方に向かって徐々に拡
大する円筒形状に成形されており、最も大きい径は新た
な管10の外径よりも大きくなっている。従って、この
カッタ本体26の大きな径の部分を既設管3の内部に圧
入するとき、既設管3の内径を拡大させつつ破砕させた
部分を周辺の地山に押し込むことができるのである。ま
た、円筒状に構成されたカッタ本体26の内部の中空部
分にはシリンダ12が内蔵されていて、このシリンダ1
2によってピストン11が先頭部内部に向かって進退で
きるように設けられている。ピストン11の先端部分に
は傾斜面27が構成されていて、破砕翼13の自由端の
内側に当接するように配置されており(図3(a)参
照)、ピストン11が前進するとき(図3(b)参
照)、傾斜面27の傾斜に沿って破砕翼13が回動して
自由端を外方に広げることを可能にしている。この傾斜
面27は前記4個の破砕翼13に対してそれぞれ均一な
状態で当接できることが望ましく、本実施形態において
は断面円形の棒状部材にテーパを設けた構成とした。
【0013】ここで、破砕翼13が収納されている膨出
部18の溝部22〜25は、ピストン11が破砕翼13
に当接しつつ進退できるようにピストン11が通過する
部分が切り欠かれており、さらに、ピストン11の進退
方向を規制するために、ピストン11の先端に突出部2
8を設けるとともに、この突出部28が制限されつつ摺
動できるように先頭部17の進行方向中央に規制孔29
が穿設されている。
【0014】なお、カッタ本体26の後端部周辺は、ち
ょうど新たな管に遊嵌できる程度の外径にした管接続部
30になっており、拡大式破砕カッタ3に続いて新たな
管を推進する際、容易に離脱しないようになっている。
上記のような構成であるから、シリンダ12を操作して
ピストン11を前進させると、ピストン11は先端の突
出部28が先頭部17中央の規制孔29に沿って移動
し、この移動に伴って、ピストン11の傾斜面27が破
砕翼13を外方へ広げることとなり、4個の破砕翼13
は放射線状四方向(図5において上下左右方向)に広が
り、既設管の内面を強く押圧することとなる。この押圧
力が均等となるように、先頭部17の中心を通る直線上
に2個を一対として設けている。このような破砕翼13
の押圧力によって既設管に亀裂および破砕を生じさせる
ことができるのである。また、既設管の老朽化の状態や
大きさ等によって破砕に必要な押圧力は異なるが、これ
をシリンダ12の操作によってピストン11を移動する
長さを変更することもできるので、状況に応じた破砕を
行うことができる。しかも、シリンダ12による水平方
向の長いストロークを直交方向への僅かな移動に変更す
るので、小型のシリンダ12で対応できるものであり、
拡大式破砕カッタ全体を小型にすることができる。
【0015】従って、本実施形態を使用すれば、既設管
の内部において、ピストン11を移動して所望の押圧力
を発生させつつ拡大式破砕カッタ9を前記工法のように
前進させることにより、まず、破砕翼13による亀裂お
よび破砕を既設管に生じさせ、その直後にカッタ本体2
6の外側面が最も大きい外径まで既設管を破砕しつつ押
し広げ、この拡大した内部に新たな管を無理なく配置さ
せることができることとなる。
【0016】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々なる実施の態様をとることができることは無
論である。例えば、破砕翼13の数は4個に限らず増減
できるものであり、形状は適宜変更することが可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる破砕カッ
タは、先端付近が軸支されて回動自在な破砕翼と、この
破砕翼の自由端に当接するテーパ部を有するとともに進
退可能なピストンと、上記破砕翼の自由端付近から外径
が徐々に拡大するカッタ本体とを備えたことを特徴とす
る拡大式破砕カッタを要旨とするので、破砕翼をピスト
ンの進退によってテーパ部が、破砕翼の自由端を回動さ
せることができ、この回動によって強く既設管の内壁を
押圧するとともに、亀裂を生じさせることができ、さら
に、カッタ本体によって既設管を破砕すると同時に周辺
の地山に既設管を拡大させることができることから、振
動や騒音を発生させることのない工事が可能となる。ま
た、既設管に亀裂を生じさせるためにはピストンの進退
によるので、装置全体が小型なものよい。
【0018】また、引張用油圧ジャッキに接続できるよ
うに進行方向前端に設けられた接続部材と、この接続部
材に連続されるとともに既設管内に遊挿できる細長の先
頭部と、この先頭部の長手方向に沿って収納されるとと
もに進行方向前側を回動自在に軸支された破砕翼と、上
記先頭部に連続するとともに破砕翼の後方において外径
が徐々に拡大する円筒状のカッタ本体と、このカッタ本
体の後端に敷設すべき新たな管を接続できるように設け
られた接続端部と、カッタ本体内部に収納されたシリン
ダと、このシリンダによって上記先頭部の内部に向かっ
て進退可能なピストンと、このピストンが前進するとき
上記破砕翼の自由端に当接しつつ該自由端を外向きに移
動させる傾斜面で構成されたテーパ部とからなることを
特徴とする拡大式破砕カッタをも要旨とするので、拡大
式破砕カッタ全体は接続部材が引張用油圧ジャッキに引
っ張られることによって既設管内部を前進でき、既設管
に沿って蛇行することなく前進することが可能である、
カッタ本体内部に収納されたシリンダによって進退でき
るピストンが破砕翼を回動するので、小型の装置によっ
て既設管に亀裂を生じさせることができる。
【0019】そして、前記破砕翼が中央から放射線状に
四方向に回動できるように、独立した四個の破砕翼であ
れば、通常は円形の管内部に均等な亀裂を生じさせるこ
とができ、当然にカッタ本体による既設管の拡大も周辺
にほぼ均等になる。また、前記ピストンが、外径が徐々
に拡大する断面円形で構成されるテーパ部を有するピス
トンであれば、ピストンの形状が簡単となり製造が容易
となり、前記カッタ本体が、最も大きい外径を敷設すべ
き新たな管の外径よりも大としたカッタ本体であれば、
コンクリート製の既設管の内部と塩化ビニル製の新たな
管との摩擦による損傷を少なくすることができるととも
に、カッタ本体が通過した後の収縮分を考慮することが
できる。
【0020】さらに、本発明にかかる工法は、到達立坑
には引張用油圧ジャッキを、発進立坑には推進ジャッキ
をそれぞれ設置し、既設管の内部において、引張用油圧
ジャッキによって前記の拡大式破砕カッタを引張るとと
もに、該拡大式破砕カッタに連続するように推進ジャッ
キにより敷設すべき新たな管を推進させることを特徴と
する無排土推進工法を要旨とするので、新たな管を強制
的な圧入によって推進させる必要がなく、敷設した管の
損傷を少なくすることが可能となり、また、推進ジャッ
キには大きな押圧力を必要としないので小型な装置で十
分であるうえ、推進方向を慎重に観察すべき必要もない
ので迅速な工事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる工法の実施例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明にかかる工法の実施例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明にかかる拡大式破砕カッタの断面図であ
る。
【図4】(a)は破砕翼が広がっていない状態の側面
図、(b)は破砕翼が広がった状態の側面図図である。
【図5】(a)はVA−VA断面図、(b)はVB−V
B断面図である。
【符号の説明】
1 発進立坑 2 到達立坑 3 既設管 4 推進ジャッキ 5 リード管 6 管内クリーナ 7 リード管保持金具 8 引張用油圧ジャッキ 9 拡大式破砕カッタ 10 新たな管 11 ピストン 12 シリンダ 13 破砕翼 14 破砕翼用ピン 15 接続部材 17 先頭部 18,19,20,21 膨出部 22,23,24,25 溝部 26 カッタ本体 27 傾斜面 28 突出部 29 規制孔 30 管接続部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端付近が軸支されて回動自在な破砕翼
    と、この破砕翼の自由端に当接するテーパ部を有すると
    ともに進退可能なピストンと、上記破砕翼の自由端付近
    から外径が徐々に拡大するカッタ本体とを備えたことを
    特徴とする拡大式破砕カッタ。
  2. 【請求項2】 引張用油圧ジャッキに接続できるように
    進行方向前端に設けられた接続部材と、この接続部材に
    連続されるとともに既設管内に遊挿できる細長の先頭部
    と、この先頭部の長手方向に沿って収納されるとともに
    進行方向前側を回動自在に軸支された破砕翼と、上記先
    頭部に連続するとともに破砕翼の後方において外径が徐
    々に拡大する円筒状のカッタ本体と、このカッタ本体の
    後端に敷設すべき新たな管を接続できるように設けられ
    た接続端部と、カッタ本体内部に収納されたシリンダ
    と、このシリンダによって上記先頭部の内部に向かって
    進退可能なピストンと、このピストンが前進するとき上
    記破砕翼の自由端に当接しつつ該自由端を外向きに移動
    させる傾斜面で構成されたテーパ部とからなることを特
    徴とする拡大式破砕カッタ。
  3. 【請求項3】 前記破砕翼が中央から放射線状に四方向
    に回動できるように、独立した四個の破砕翼である請求
    項1または2記載の拡大式破砕カッタ。
  4. 【請求項4】 前記ピストンが、外径が徐々に拡大する
    断面円形で構成されるテーパ部を有するピストンである
    請求項1ないし3のいずれかに記載の拡大式破砕カッ
    タ。
  5. 【請求項5】 前記カッタ本体が、最も大きい外径を敷
    設すべき新たな管の外径よりも大としたカッタ本体であ
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の拡大式破砕カッ
    タ。
  6. 【請求項6】 到達立坑には引張用油圧ジャッキを、発
    進立坑には推進ジャッキをそれぞれ設置し、既設管の内
    部において、引張用油圧ジャッキによって請求項1ない
    し5のいずれかに記載の拡大式破砕カッタを引張るとと
    もに、該拡大式破砕カッタに連続するように推進ジャッ
    キにより敷設すべき新たな管を推進させることを特徴と
    する無排土推進工法。
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