JPH1163770A - 低温ショーケースの制御装置 - Google Patents

低温ショーケースの制御装置

Info

Publication number
JPH1163770A
JPH1163770A JP9238883A JP23888397A JPH1163770A JP H1163770 A JPH1163770 A JP H1163770A JP 9238883 A JP9238883 A JP 9238883A JP 23888397 A JP23888397 A JP 23888397A JP H1163770 A JPH1163770 A JP H1163770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
low
storage room
set temperature
showcase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9238883A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Otani
恵 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP9238883A priority Critical patent/JPH1163770A/ja
Publication of JPH1163770A publication Critical patent/JPH1163770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 需要電力の平準化に寄与しつつ、使用者及び
顧客に無用な不安感を与える不都合を解消できる低温シ
ョーケースの制御装置を提供する。 【解決手段】 制御装置57は、冷気を貯蔵室内に吐出
して冷却制御する低温ショーケースに適用され、営業中
一定の期間、冷却制御の設定温度を上昇させると共に、
前記期間中所定の表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
トやコンビニエンスストアなどの店舗に設置される低温
ショーケースの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種スーパーマーケットなど
の店舗内には、例えば特公平7−1135号公報(F2
5B47/02)或いは特公平7−6713号公報(F
25B47/02)に示される如く、複数台の低温ショ
ーケース(オープンショーケース)が据え付けられると
共に、各低温ショーケースの蒸発器には店舗外の機械室
に別置きされた冷凍機から冷媒を供給していた。
【0003】そして、蒸発器により冷却された冷気を送
風機にて貯蔵室内に吐出することにより、貯蔵室に陳列
した商品を所定の温度に冷却制御すると共に、貯蔵室内
には照明灯を設けて照明し、商品の陳列効果を向上させ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、近年効率的な
電力消費を目的とした需要電力の平準化が叫ばれてお
り、閉店から営業中に渡って常時運転される低温ショー
ケースにおいても、その電力消費の平準化が課題となっ
ている。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、需要電力の平準化に寄与
しつつ、使用者及び顧客に無用な不安感を与える不都合
を解消できる低温ショーケースの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の制御装
置は、冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する低温ショ
ーケースに適用され、営業中一定の期間、前記冷却制御
の設定温度を上昇させると共に、前記期間中所定の表示
を行うものである。
【0007】請求項2の発明の制御装置は、冷気を貯蔵
室内に吐出して冷却制御すると共に、貯蔵室内には照明
灯を設けて成る低温ショーケースに適用され、営業中一
定の期間、前記冷却制御の設定温度を上昇させ、且つ、
照明灯の照度を低下させると共に、前記期間中所定の表
示を行うものである。
【0008】請求項3の発明の低温ショーケースの制御
装置は、上記各発明の一定の期間を、需要電力がピーク
となる期間としたものである。
【0009】請求項4の発明の制御装置は、冷気を貯蔵
室内に吐出して冷却制御する低温ショーケースに適用さ
れ、営業中外気温度が上昇した場合、冷却制御の設定温
度を上昇させると共に、当該設定温度を上昇させている
間、所定の表示を行うものである。
【0010】請求項5の発明の制御装置は、冷気を貯蔵
室内に吐出して冷却制御すると共に、貯蔵室内には照明
灯を設けて成る低温ショーケースに適用され、営業中外
気温度が上昇した場合、冷却制御の設定温度を上昇さ
せ、且つ、照明灯の照度を低下させると共に、当該設定
温度を上昇させ、且つ、照度を低下させている間、所定
の表示を行うものである。
【0011】請求項6の発明の制御装置は、冷気を貯蔵
室内に吐出して冷却制御する低温ショーケースに適用さ
れ、営業中冷凍機の凝縮圧力が上昇した場合、冷却制御
の設定温度を上昇させると共に、当該設定温度を上昇さ
せている間、所定の表示を行うものである。
【0012】請求項7の発明の制御装置は、冷気を貯蔵
室内に吐出して冷却制御すると共に、貯蔵室内には照明
灯を設けて成る低温ショーケースに適用され、営業中冷
凍機の凝縮圧力が上昇した場合、冷却制御の設定温度を
上昇させ、且つ、照明灯の照度を低下させると共に、当
該設定温度を上昇させ、且つ、照度を低下させている
間、所定の表示を行うものである。
【0013】請求項8の発明の制御装置は、冷気を貯蔵
室内に吐出して冷却制御する低温ショーケースに適用さ
れ、営業中需要電力が上昇した場合、冷却制御の設定温
度を上昇させると共に、当該設定温度を上昇させている
間、所定の表示を行うものである。
【0014】請求項9の発明の制御装置は、冷気を貯蔵
室内に吐出して冷却制御すると共に、貯蔵室内には照明
灯を設けて成る低温ショーケースに適用され、営業中需
要電力が上昇した場合、冷却制御の設定温度を上昇さ
せ、且つ、照明灯の照度を低下させると共に、当該設定
温度を上昇させ、且つ、照度を低下させている間、所定
の表示を行うものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する低温ショーケ
ース1の縦断側面図、図2は低温ショーケース1が据え
付けられた店舗内の配管構成を説明する図である。
【0016】実施例の低温ショーケース1は縦型オープ
ンショーケースであり、断面略コ字状の断熱壁32と、
据え付け現場においてこの断熱壁32の両側に取り付け
られる側板(図示せず)とから構成されている。断熱壁
32の内側にはそれぞれ間隔を存して外層仕切板34と
内層仕切板36が取り付けられており、断熱壁32と外
層仕切板34間が外層ダクト37、内外層仕切板36、
34間が内層ダクト38とされ、内層仕切板36の内側
が貯蔵室39とされている。
【0017】この貯蔵室39内には複数段の棚41・・
が架設されると共に、各棚41・・の下面前部と貯蔵室
39の天井部、及び、庇35内には照明灯としても蛍光
灯40・・が取り付けられている。貯蔵室39の底部に
はデックパン42が取り付けられ、このデックパン42
の下方は前記両ダクト37、38に連通した底部ダクト
43とされている。そして、この底部ダクト43内には
送風機45を内蔵したファンケース44が設置される。
また、貯蔵室39の背方に位置する内層ダクト38内の
下部には蒸発器46が縦設されている。
【0018】尚、前記庇35の前面には貯蔵室39内の
温度を検出して表示する温度計55が取り付けられると
共に、この温度計55には後述するDSB表示器60と
電磁弁表示器65が並設されている。
【0019】貯蔵室39の前面開口部51の上縁には外
層吐出口52と内層吐出口53が前後に並設されてお
り、外層吐出口52は外層ダクト37に内層吐出口53
は内層ダクト38にそれぞれ連通している。また、開口
部51の下縁には吸込口54が形成され、前記底部ダク
ト43に連通している。
【0020】そして、前記ファンケース44内の送風機
45が運転されると、底部ダクト43内の空気は後方の
内外層ダクト37、38に向けて吹き出され、外層ダク
ト37においてはそのまま吹き上げられると共に、内層
ダクト38においては蒸発器46と熱交換した後吹き上
げられ、開口部51上縁の内外層吐出口52、53か
ら、下縁の吸込口54に向けてそれぞれ吹き出される。
【0021】これによって、貯蔵室39の開口部51に
は内側の冷気エアーカーテンとそれを保護する外側のエ
アーカーテンとが形成され、開口部51からの外気の侵
入が阻止若しくは抑制されると共に、内側の冷気エアー
カーテンの一部が貯蔵室39内に循環して貯蔵室39内
は冷却される。そして、これらの冷気などは吸込口54
から底部ダクト43に帰還し、送風機45に再び吸い込
まれることになる。
【0022】次に、図2において、1a・・で示すのは
青果(商品)を収納陳列する低温ショーケース(青果用
冷蔵ケース)であり、三台並設されている。また、1b
・・・で示すのは鮮魚(商品)を収納陳列する低温ショ
ーケース(鮮魚用氷温ケース)であり、五台並設されて
いる。
【0023】各低温ショーケース1a・・、1b・・・
はスーパーマーケットの店舗の壁面に沿って図2に示す
如く据え付けられる。一方、11、12は店舗外に構成
された機械室13内に設置(別置)された別置型の冷蔵
用冷凍機(コンデンシングユニット)及び氷温用冷凍機
(コンデンシングユニット)である。
【0024】各冷凍機11、12は図示しない圧縮機や
凝縮器によりそれぞれ構成されており、低温ショーケー
ス1a(冷蔵ケース)・・の蒸発器46・・の入口側は
それぞれ電磁弁14及び膨張弁16を介して冷蔵用冷凍
機11の液冷媒配管17に並列接続されると共に、蒸発
器46の出口側はそれぞれ冷蔵用冷凍機11のガス冷媒
配管18に並列接続されている。
【0025】また、低温ショーケース1b(氷温ケー
ス)・・・の蒸発器46・・・の入口側はそれぞれ電磁
弁19及び膨張弁21を介して氷温用冷凍機12の液冷
媒配管22に並列接続されると共に、蒸発器46の出口
側はそれぞれ氷温用冷凍機12のガス冷媒配管23に並
列接続されている。
【0026】次に、図3は本発明の低温ショーケース1
の制御装置56の電気回路のブロック図を示している。
制御装置56は汎用マイクロコンピュータ57にて構成
されており、マイクロコンピュータ57の入力には後述
するナイトセットバック(NSB)のシフト量設定スイ
ッチ58と、デマンドセットバック(DSB)のシフト
量設定スイッチ59が接続されている。
【0027】更に、マイクロコンピュータ57のNSB
入力には、照明スイッチ61が接続されており、DSB
入力にはタイマー接点62、或いは、前記凝縮器の凝縮
圧力を検出する凝縮圧力センサーの出力が接続され、ま
た、内層ダクト38から吐出される空気の温度(吐出空
気温度TDA)を検出する温度センサー63の出力が入
力されている。尚、この温度センサー63は図1に示す
如く内層吐出口53の上流側の内層ダクト38内に設け
られている。
【0028】また、マイクロコンピュータ57が有する
温調接点64の出力には前記電磁弁14が接続されると
共に、調光接点66の出力には電子安定器67が接続さ
れている。そして、この電子安定器67に前記各蛍光灯
40・・・が接続されることになる。
【0029】更に、マイクロコンピュータ57の出力に
はLEDから成る前記DSB表示器60と電磁弁表示器
65が接続されている。
【0030】以上の構成で、図4のタイミングチャート
を参照しながら動作を説明する。尚、以下は低温ショー
ケース1b及び氷温用冷凍機12について説明するが、
低温ショーケース1a及び冷蔵用冷凍機11について
も、設定温度が異なるのみで電磁弁14、膨張弁16他
の動作は同様であるため、説明は省略する。
【0031】また、例えば10時〜21時までの店舗の
営業中は照明スイッチ61は使用者によって閉じられ、
マイクロコンピュータ57はこの照明スイッチ61が閉
じられたことにより、電子安定器67によって蛍光灯4
0・・・を点灯する。尚、マイクロコンピュータ57は
時計機能を備えているものとする。
【0032】氷温用冷凍機12の前記圧縮機には三相交
流電源が印加されており、この圧縮機が運転されると、
冷媒は液冷媒配管22を経てそれぞれ膨張弁21にて減
圧された後、各低温ショーケース1b・・の蒸発器46
に供給され、そこで蒸発する。このときに蒸発器46は
冷却作用を発揮するが、この蒸発器46と熱交換した空
気(冷気)は前述の如く内層ダクト38内を上昇して、
内層吐出口53から吐出される。
【0033】ここで、内層吐出口53から吐出される空
気の温度(吐出空気温度TDA)の設定値が−5℃であ
るものとすると、照明スイッチ61が閉じられている
(ON)前記店舗の営業中であって、10時〜13時、
及び、16時〜21時の間は、マイクロコンピュータ5
7は吐出空気温度TDAの設定値を−5℃として温調ス
イッチ64により、電磁弁21を開閉制御する。
【0034】尚、マイクロコンピュータ57は電磁弁2
1を開いた場合、電磁弁表示器65を点灯させ、閉じた
場合には消灯させる。これによって、電磁弁21(即
ち、冷却制御)が確実に動作していることを使用者など
に知らしめる。
【0035】このように、マイクロコンピュータ57は
温度センサー63が検出する吐出空気温度TDAに基づ
き、例えばTDAが−3℃に上昇したら電磁弁21を開
放し、−5℃に低下したら電磁弁21を閉じる。そし
て、全電磁弁21・・が閉じた場合には氷温用冷凍機1
2の圧縮機は停止する。係る冷却制御によって、貯蔵室
39内の棚41上に陳列された商品の品温は約0℃程に
維持される。
【0036】この期間の氷温用冷凍機12(圧縮機)の
入力(電力)は実施例の低温ショーケース1bでは52
kW程である。また、この期間マイクロコンピュータ5
7は調光スイッチ66を開き、電子安定器67により蛍
光灯40の照度Lを例えば2000lx(合計値)とし
て蛍光灯40を点灯させるが、この場合(期間)の蛍光
灯40・・の入力(電力の合計値)は24kW程であ
る。
【0037】次に、21時から翌日の10時までの閉店
中は、照明スイッチ61が使用者によって開かれる(O
FF)ので、マイクロコンピュータ57は電子安定器6
7により蛍光灯40・・を消灯する。そして、今度は吐
出空気温度TDAの設定値を、−5℃より4℃シフト
(上昇)させた−1℃として温調スイッチ64により、
電磁弁21を開閉制御するようになる(ナイトセットバ
ック)。尚、このシフト幅はNSBシフト量設定スイッ
チ58にて任意に設定可能である。
【0038】即ち、マイクロコンピュータ57は温度セ
ンサー63が検出する吐出空気温度TDAに基づき、例
えばTDAが+1℃に上昇したら電磁弁21を開放し、
−1℃に低下したら電磁弁21を閉じるようになる。し
かしながら、閉店中は前述の如く蛍光灯40・・が消灯
され、それらからの発熱量はゼロとなっており、低温シ
ョーケース1bの開口51も図示しないナイトカバーな
どによって閉じられるので、貯蔵室39内の商品の品温
TG自体は殆ど変わらず、0℃に維持される。
【0039】一方、営業中の13時〜16時の間、タイ
マー接点62が閉じてマイクロコンピュータ57のDS
B入力に電圧を印加する。マイクロコンピュータ57は
このDSB入力に電圧を印加されると、吐出空気温度T
DAの設定値を、−5℃より1℃シフト(上昇)させた
−4℃として温調スイッチ64により、電磁弁21を開
閉制御する(デマンドセットバック)。
【0040】尚、前記デマンドセットバックのシフト幅
はDSBシフト量設定スイッチ59にて零を含む任意の
値に設定可能である。従って、省エネを優先する場合に
はシフト量を大きくし、精肉などの場合に制御温度を重
視する場合にはシフト量を小さくする。
【0041】そして、マイクロコンピュータ57はこの
13時〜16時の間、DSB表示器60を点灯させ、デ
マンドセットバック制御を行っている旨のDSB表示を
行うと共に、それ以外の期間は消灯させる。
【0042】このように、マイクロコンピュータ57は
温度センサー63が検出する吐出空気温度TDAに基づ
き、例えばTDAが−2℃に上昇したら電磁弁21を開
放し、−4℃に低下したら電磁弁21を閉じるようにな
る。
【0043】更に、この期間マイクロコンピュータ57
は調光スイッチ66を閉じ、電子安定器67により蛍光
灯40・・の入力(電力の合計値)を21kW程に低下
させて点灯させる。尚、このときの蛍光灯40の照度L
は1800lx(合計値)程に低下する。
【0044】ここで、この13時〜16時の期間は、一
日の内の需要電力がピークに達する期間であるが、上述
の如く吐出空気温度TDAの設定値を1℃上昇させたこ
とにより、この場合(期間)の氷温用冷凍機12(圧縮
機)の入力(電力)は実施例の場合で例えば44kW程
に低下する。また、蛍光灯40・・の入力(電力の合計
値)も例えば21kW程に低下しているので、これらに
より、本発明では需要電力のピーク時に、合計として1
1kW程消費電力を低減させることができるようにな
り、需要電力の平準化に有効に寄与するものとなる。
【0045】一方、吐出空気温度TDAを上げたことに
より、品温も上昇しようとするが、蛍光灯40・・の照
度Lを下げたことにより、前述の差の3kW分発熱量が
減少するので、この期間における品温の上昇は0.5℃
程に抑制される。
【0046】他方、蛍光灯40・・の照度は前述の如く
10%程低下するが、人間の目には判別し難い。特に、
この期間貯蔵室39内に吐出される空気温度の上昇によ
って、蛍光灯40・・・の温度依存性に基づき、他の期
間と同一の温度(−5℃)で入力を低下させた場合に比
して、その照度(輝度)は明るくなる。即ち、明るくな
った値が前述の1800lxとなっているもので、係る
相乗効果によって、貯蔵室39内の明るさの変化は一層
分かり難いものとなる。
【0047】しかしながら、係るデマンドセットバック
(DSB)制御を行っていないショーケースと並設され
た場合、照明の暗さや温度の若干の上昇が判別され、使
用者や顧客に不快感を与える可能性があるが、本発明で
はこの期間中DSB表示器60を点灯させてDSB制御
を実施していることを知らしめるので、係る不都合を解
消若しくは抑制することができる。
【0048】以上の実施例ではタイマー接点62によっ
て、需要電力のピーク期間、吐出空気温度TDAの設定
温度の上昇と蛍光灯40の照度Lの低下(デマンドセッ
トバック)を実施したが、それに限らず、外気温度セン
サーを付加し、或いは、既存の凝縮圧力センサーの出力
を用い、外気温度が上昇した場合、或いは、(それによ
って)凝縮器の圧力が上昇した場合にも需要電力は高く
なるので、係る場合に上記操作(デマンドセットバッ
ク)を実行するようにしても良い。
【0049】また、電力会社より需要電力に関するデー
タを提供される場合には、この需要電力が上昇した場合
に、上記操作(デマンドセットバック)を実行するよう
にしても本発明は有効である。そして、その場合にもマ
イクロコンピュータ57は設定温度を上昇し、照度を低
下させている間、DSB表示器60を点灯するものであ
る。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する低温ショー
ケースにおいて、営業中一定の期間、冷却制御の設定温
度を上昇させるので、請求項3の如く一定の期間を需要
電力がピークとなる期間に設定することにより、当該期
間の消費電力を低減して需要電力の平準化に有効に寄与
することができるようになる。
【0051】また、当該期間中は所定の表示を行うよう
にしたので、設定温度の変更を行っている旨、使用者や
顧客に告知することができるようになり、無用な不安感
を与える不都合を抑制若しくは解消して、販売効果の向
上を図ることが可能となるものである。
【0052】また、請求項2の発明によれば、冷気を貯
蔵室内に吐出して冷却制御すると共に、貯蔵室内には照
明灯を設けて成る低温ショーケースにおいて、営業中一
定の期間、冷却制御の設定温度を上昇させ、且つ、照明
灯の照度を低下させるので、請求項3の如く一定の期間
を需要電力がピークとなる期間に設定することにより、
当該期間の消費電力を低減して需要電力の平準化に有効
に寄与することができるようになる。
【0053】特に、照明灯の照度低下により、設定温度
を上昇させたことによる品温上昇を低く抑制することが
できるようになり、商品を支障無く保存することが可能
となる。また、設定温度の上昇により、照明灯の照度は
向上するので、一層の消費電力削減を実現し、或いは、
貯蔵室内の明るさの低下を抑制することが可能となる。
【0054】更に、当該期間中は所定の表示を行うよう
にしたので、設定温度や照度の変更を行っている旨、使
用者や顧客に告知することができるようになり、無用な
不安感を与える不都合を抑制若しくは解消して、販売効
果の向上を図ることが可能となるものである。
【0055】請求項4の発明によれば、冷気を貯蔵室内
に吐出して冷却制御する低温ショーケースにおいて、営
業中外気温度が上昇した場合、冷却制御の設定温度を上
昇させるので、外気温度が上昇して需要電力がピークと
なる期間の消費電力を低減し、需要電力の平準化に有効
に寄与することができるようになる。
【0056】また、設定温度を上昇させている間、所定
の表示を行うようにしたので、設定温度の変更を行って
いる旨、使用者や顧客に告知することができるようにな
り、無用な不安感を与える不都合を抑制若しくは解消し
て、販売効果の向上を図ることが可能となるものであ
る。
【0057】請求項5の発明によれば、冷気を貯蔵室内
に吐出して冷却制御すると共に、貯蔵室内には照明灯を
設けて成る低温ショーケースにおいて、営業中外気温度
が上昇した場合、冷却制御の設定温度を上昇させ、且
つ、照明灯の照度を低下させるので、外気温度が上昇し
て需要電力がピークとなる期間の消費電力を低減し、需
要電力の平準化に有効に寄与することができるようにな
る。
【0058】特に、照明灯の照度低下により、設定温度
を上昇させたことによる品温上昇を低く抑制することが
できるようになり、商品を支障無く保存することが可能
となる。また、設定温度の上昇により、照明灯の照度は
向上するので、一層の消費電力削減を実現し、或いは、
貯蔵室内の明るさの低下を抑制することが可能となる。
【0059】また、設定温度を上昇させ、照度を低下さ
せている間、所定の表示を行うようにしたので、設定温
度や照度の変更を行っている旨、使用者や顧客に告知す
ることができるようになり、無用な不安感を与える不都
合を抑制若しくは解消して、販売効果の向上を図ること
が可能となるものである。
【0060】請求項6の発明によれば、冷気を貯蔵室内
に吐出して冷却制御する低温ショーケースにおいて、営
業中冷凍機の凝縮圧力が上昇した場合、冷却制御の設定
温度を上昇させるので、外気温度の上昇などにより凝縮
圧力が上昇し、需要電力がピークとなる期間の消費電力
を低減し、需要電力の平準化に有効に寄与することがで
きるようになる。
【0061】また、設定温度を上昇させている間、所定
の表示を行うようにしたので、設定温度の変更を行って
いる旨、使用者や顧客に告知することができるようにな
り、無用な不安感を与える不都合を抑制若しくは解消し
て、販売効果の向上を図ることが可能となるものであ
る。
【0062】請求項7の発明によれば、冷気を貯蔵室内
に吐出して冷却制御すると共に、貯蔵室内には照明灯を
設けて成る低温ショーケースにおいて、営業中冷凍機の
凝縮圧力が上昇した場合、冷却制御の設定温度を上昇さ
せ、且つ、照明灯の照度を低下させるので、外気温度の
上昇などにより凝縮圧力が上昇し、需要電力がピークと
なる期間の消費電力を低減し、需要電力の平準化に有効
に寄与することができるようになる。
【0063】特に、照明灯の照度低下により、設定温度
を上昇させたことによる品温上昇を低く抑制することが
できるようになり、商品を支障無く保存することが可能
となる。また、設定温度の上昇により、照明灯の照度は
向上するので、一層の消費電力削減を実現し、或いは、
貯蔵室内の明るさの低下を抑制することが可能となる。
【0064】また、設定温度を上昇させ、照度を低下さ
せている間、所定の表示を行うようにしたので、設定温
度や照度の変更を行っている旨、使用者や顧客に告知す
ることができるようになり、無用な不安感を与える不都
合を抑制若しくは解消して、販売効果の向上を図ること
が可能となるものである。
【0065】請求項8の発明によれば、冷気を貯蔵室内
に吐出して冷却制御する低温ショーケースにおいて、営
業中需要電力が上昇した場合、冷却制御の設定温度を上
昇させるので、需要電力がピークとなる期間の消費電力
を低減し、需要電力の平準化に有効に寄与することがで
きるようになる。
【0066】また、設定温度を上昇させている間、所定
の表示を行うようにしたので、設定温度の変更を行って
いる旨、使用者や顧客に告知することができるようにな
り、無用な不安感を与える不都合を抑制若しくは解消し
て、販売効果の向上を図ることが可能となるものであ
る。
【0067】請求項9の発明によれば、冷気を貯蔵室内
に吐出して冷却制御すると共に、貯蔵室内には照明灯を
設けて成る低温ショーケースにおいて、営業中需要電力
が上昇した場合、冷却制御の設定温度を上昇させ、且
つ、照明灯の照度を低下させるので、需要電力がピーク
となる期間の消費電力を低減し、需要電力の平準化に有
効に寄与することができるようになる。
【0068】特に、照明灯の照度低下により、設定温度
を上昇させたことによる品温上昇を低く抑制することが
できるようになり、商品を支障無く保存することが可能
となる。また、設定温度の上昇により、照明灯の照度は
向上するので、一層の消費電力削減を実現し、或いは、
貯蔵室内の明るさの低下を抑制することが可能となる。
【0069】また、設定温度を上昇させ、照度を低下さ
せている間、所定の表示を行うようにしたので、設定温
度や照度の変更を行っている旨、使用者や顧客に告知す
ることができるようになり、無用な不安感を与える不都
合を抑制若しくは解消して、販売効果の向上を図ること
が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例としての低温ショーケ
ースの縦断側面図である。
【図2】実施例の低温ショーケースの店舗内の配管構成
を説明する図である。
【図3】本発明の低温ショーケースの制御装置の電気回
路のブロック図である。
【図4】実施例の低温ショーケース及び冷凍機の各入力
及び各温度、照度の変化を説明するタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 低温ショーケース 12 氷温用冷凍機 21 電磁弁 40 蛍光灯(照明灯) 45 送風機 46 蒸発器 56 制御装置 57 マイクロコンピュータ 60 DSB表示器 63 温度センサー 67 電子安定器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する
    低温ショーケースにおいて、 営業中一定の期間、前記冷却制御の設定温度を上昇させ
    ると共に、前記期間中所定の表示を行うことを特徴とす
    る低温ショーケースの制御装置。
  2. 【請求項2】 冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する
    と共に、前記貯蔵室内には照明灯を設けて成る低温ショ
    ーケースにおいて、 営業中一定の期間、前記冷却制御の設定温度を上昇さ
    せ、且つ、前記照明灯の照度を低下させると共に、前記
    期間中所定の表示を行うことを特徴とする低温ショーケ
    ースの制御装置。
  3. 【請求項3】 一定の期間は、需要電力がピークとなる
    期間であることを特徴とする請求項1又は請求項2の低
    温ショーケースの制御装置。
  4. 【請求項4】 冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する
    低温ショーケースにおいて、 営業中外気温度が上昇した場合、前記冷却制御の設定温
    度を上昇させると共に、当該設定温度を上昇させている
    間、所定の表示を行うことを特徴とする低温ショーケー
    スの制御装置。
  5. 【請求項5】 冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する
    と共に、前記貯蔵室内には照明灯を設けて成る低温ショ
    ーケースにおいて、 営業中外気温度が上昇した場合、前記冷却制御の設定温
    度を上昇させ、且つ、前記照明灯の照度を低下させると
    共に、当該設定温度を上昇させ、且つ、照度を低下させ
    ている間、所定の表示を行うことを特徴とする低温ショ
    ーケースの制御装置。
  6. 【請求項6】 冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する
    低温ショーケースにおいて、 営業中冷凍機の凝縮圧力が上昇した場合、前記冷却制御
    の設定温度を上昇させると共に、当該設定温度を上昇さ
    せている間、所定の表示を行うことを特徴とする低温シ
    ョーケースの制御装置。
  7. 【請求項7】 冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する
    と共に、前記貯蔵室内には照明灯を設けて成る低温ショ
    ーケースにおいて、 営業中冷凍機の凝縮圧力が上昇した場合、前記冷却制御
    の設定温度を上昇させ、且つ、前記照明灯の照度を低下
    させると共に、当該設定温度を上昇させ、且つ、照度を
    低下させている間、所定の表示を行うことを特徴とする
    低温ショーケースの制御装置。
  8. 【請求項8】 冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する
    低温ショーケースにおいて、 営業中需要電力が上昇した場合、前記冷却制御の設定温
    度を上昇させると共に、当該設定温度を上昇させている
    間、所定の表示を行うことを特徴とする低温ショーケー
    スの制御装置。
  9. 【請求項9】 冷気を貯蔵室内に吐出して冷却制御する
    と共に、前記貯蔵室内には照明灯を設けて成る低温ショ
    ーケースにおいて、 営業中需要電力が上昇した場合、前記冷却制御の設定温
    度を上昇させ、且つ、前記照明灯の照度を低下させると
    共に、当該設定温度を上昇させ、且つ、照度を低下させ
    ている間、所定の表示を行うことを特徴とする低温ショ
    ーケースの制御装置。
JP9238883A 1997-08-19 1997-08-19 低温ショーケースの制御装置 Pending JPH1163770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9238883A JPH1163770A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 低温ショーケースの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9238883A JPH1163770A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 低温ショーケースの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1163770A true JPH1163770A (ja) 1999-03-05

Family

ID=17036690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9238883A Pending JPH1163770A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 低温ショーケースの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1163770A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062721A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Panasonic Corp 低温ショーケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062721A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Panasonic Corp 低温ショーケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102770728A (zh) 冷藏库
JP4502584B2 (ja) 冷却システムの制御装置
JP4420845B2 (ja) ショーケース
JP4398773B2 (ja) 店舗管理システムにおける店舗サーバ装置
JP2010075309A (ja) 冷却システムの制御装置
JP4183451B2 (ja) 冷却システムの制御装置
JPH1163770A (ja) 低温ショーケースの制御装置
JPH09113088A (ja) 低温ショーケースの制御装置
KR970005543B1 (ko) 저온 쇼우케이스의 제어장치
JP2000088423A (ja) 低温ショーケースの制御装置
JPH11294924A (ja) 低温ショーケースの制御装置
JP5950167B2 (ja) 冷却システムの制御装置
JP2000258052A (ja) 冷凍冷蔵オープンショーケース用の照明調光装置
KR100219996B1 (ko) 저온 쇼 케이스의 제어 장치
JP2007252614A (ja) ショーケース
JP4237023B2 (ja) ショーケースの制御装置
JP2013011398A (ja) 冷凍システムの制御装置
JP6385637B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005315495A (ja) 冷凍システム及び低温ショーケース
JPH09189474A (ja) 低温ショーケースの制御装置及び低温ショーケースの制御方法
CN1144998C (zh) 低温展示柜的控制方法
JP2007252611A (ja) ショーケース
JPH10253234A (ja) 低温ショーケース
JP2003294348A (ja) ショーケースの制御装置
JPH04306475A (ja) 冷凍・冷蔵ショーケースの温度制御装置