JPH1162531A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents
内燃機関の可変動弁装置Info
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- JPH1162531A JPH1162531A JP22902197A JP22902197A JPH1162531A JP H1162531 A JPH1162531 A JP H1162531A JP 22902197 A JP22902197 A JP 22902197A JP 22902197 A JP22902197 A JP 22902197A JP H1162531 A JPH1162531 A JP H1162531A
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- camshaft
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- variable valve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カムシャフトから不等速継手を介して伝達さ
れる回転を確実にカムに伝え、所望通りのカムの回転速
を得ることができる内燃機関の可変動弁装置を提供す
る。 【解決手段】 可変動弁装置に適用されているカムロー
ブ8では、カムシャフト4に外嵌されたスチールパイプ
32の外周部にカム34a,34bを設けており、1つ
のカム34aとフランジ30とは一体に成形されてい
る。カムシャフト4の回転力は、不等速継手6を介して
カムローブ8に伝達され、この際、カム34aはフラン
ジ30に入力される回転力を直接的に受けてバルブ2a
を駆動することができる。
れる回転を確実にカムに伝え、所望通りのカムの回転速
を得ることができる内燃機関の可変動弁装置を提供す
る。 【解決手段】 可変動弁装置に適用されているカムロー
ブ8では、カムシャフト4に外嵌されたスチールパイプ
32の外周部にカム34a,34bを設けており、1つ
のカム34aとフランジ30とは一体に成形されてい
る。カムシャフト4の回転力は、不等速継手6を介して
カムローブ8に伝達され、この際、カム34aはフラン
ジ30に入力される回転力を直接的に受けてバルブ2a
を駆動することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の運転
状態に応じて吸排気弁を適切なタイミングで開閉する可
変動弁装置に関する。
状態に応じて吸排気弁を適切なタイミングで開閉する可
変動弁装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】この種の、公知の内燃機関の可変
動弁装置にあっては、クランク軸に連動して回転するカ
ムシャフトとは不等速にカムを回転させることで、吸排
気弁の開閉タイミングをエンジンの運転状態に応じて最
適化させるようにしている。すなわち、回転部材として
のカムシャフトの外周上には、カムシャフトに対し相対
回転自在な別の回転部材としてカムローブが更に設けら
れており、そして、カムはこのカムローブの外周部に設
けられている。
動弁装置にあっては、クランク軸に連動して回転するカ
ムシャフトとは不等速にカムを回転させることで、吸排
気弁の開閉タイミングをエンジンの運転状態に応じて最
適化させるようにしている。すなわち、回転部材として
のカムシャフトの外周上には、カムシャフトに対し相対
回転自在な別の回転部材としてカムローブが更に設けら
れており、そして、カムはこのカムローブの外周部に設
けられている。
【0003】このような可変動弁装置に適用されるカム
ローブは、通常、不等速継手を介してカムシャフトから
その回転力を受けるようになっており、それ故、このカ
ムローブには不等速継手と接続するためのフランジが設
けられている。そして、フランジと不等速継手との間に
おける部材相互の機構は、一方に設けられた溝部に他方
のスライダ部材を係合させ、溝内部にてスライダ部材を
摺動させるすべり対偶から構成されている。
ローブは、通常、不等速継手を介してカムシャフトから
その回転力を受けるようになっており、それ故、このカ
ムローブには不等速継手と接続するためのフランジが設
けられている。そして、フランジと不等速継手との間に
おける部材相互の機構は、一方に設けられた溝部に他方
のスライダ部材を係合させ、溝内部にてスライダ部材を
摺動させるすべり対偶から構成されている。
【0004】特開平7−238816号公報には、この
種の可変動弁装置が適用された吸排気弁駆動制御装置が
開示されている。この公知の吸排気弁駆動制御装置にあ
っては、カムとフランジとを別体に成形してこれら部材
相互の材質を違えるようにし、フランジの材質にはスラ
イダ部材(ピン)との間の摺動に関して、耐摩耗性に有
利なものを選定している。
種の可変動弁装置が適用された吸排気弁駆動制御装置が
開示されている。この公知の吸排気弁駆動制御装置にあ
っては、カムとフランジとを別体に成形してこれら部材
相互の材質を違えるようにし、フランジの材質にはスラ
イダ部材(ピン)との間の摺動に関して、耐摩耗性に有
利なものを選定している。
【0005】従って、上述した吸排気弁駆動制御装置に
よれば、フランジと不等速継手との接続部位にて、部材
相互の摩耗が抑制されるので、溝部とスライダ部材との
間の隙間が過大となってエンジンの運転時にこれら部材
から打音が発生したり、カムの回転速精度が低下するの
を防止することができるものと考えられる。
よれば、フランジと不等速継手との接続部位にて、部材
相互の摩耗が抑制されるので、溝部とスライダ部材との
間の隙間が過大となってエンジンの運転時にこれら部材
から打音が発生したり、カムの回転速精度が低下するの
を防止することができるものと考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の可
変動弁装置では、吸排気弁の開閉制御は、上述したカム
の回転速を可変することにより、弁を駆動するタイミン
グを所望の通りに可変制御することで行われる。しかし
ながら、上述した吸排気弁駆動制御装置にあっては、フ
ランジからカムへの駆動力の伝達に不具合が生じた場
合、フランジが受ける回転力が正確にカムにまで伝わら
ず、この結果、フランジとカムとの間に回転速のずれが
生じ、所望通りにカムの回転速が得られない。従って、
このような状況にあっては、もはや吸排気弁を最適なタ
イミングで開閉制御することはできない。
変動弁装置では、吸排気弁の開閉制御は、上述したカム
の回転速を可変することにより、弁を駆動するタイミン
グを所望の通りに可変制御することで行われる。しかし
ながら、上述した吸排気弁駆動制御装置にあっては、フ
ランジからカムへの駆動力の伝達に不具合が生じた場
合、フランジが受ける回転力が正確にカムにまで伝わら
ず、この結果、フランジとカムとの間に回転速のずれが
生じ、所望通りにカムの回転速が得られない。従って、
このような状況にあっては、もはや吸排気弁を最適なタ
イミングで開閉制御することはできない。
【0007】この発明は上述した事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、カムシャフトの回
転力を不等速継手から確実にカムに伝達し、的確なカム
の回転速を安定して得ることができる内燃機関の可変動
弁装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、カムシャフトの回
転力を不等速継手から確実にカムに伝達し、的確なカム
の回転速を安定して得ることができる内燃機関の可変動
弁装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の内燃機関の可変動弁装置は、回転部材の
外周に嵌合したパイプ部材にカムを取り付け、不等速継
手手段から回転の伝達を受ける動力受け部をカムと一体
にしたものとなっている。従って、請求項1の内燃機関
の可変動弁装置によれば、回転部材の回転は不等速継手
手段を介して直接的にカムに伝達される。
め、請求項1の内燃機関の可変動弁装置は、回転部材の
外周に嵌合したパイプ部材にカムを取り付け、不等速継
手手段から回転の伝達を受ける動力受け部をカムと一体
にしたものとなっている。従って、請求項1の内燃機関
の可変動弁装置によれば、回転部材の回転は不等速継手
手段を介して直接的にカムに伝達される。
【0009】更に、請求項2の可変動弁装置は、動力受
け部とは別体のカムも備えており、パイプ部材には複数
のカムが取り付けられたものとなっている。この場合、
動力受け部に伝達される回転は、パイプ部材を介して動
力受け部と別体のカムにも伝達される。
け部とは別体のカムも備えており、パイプ部材には複数
のカムが取り付けられたものとなっている。この場合、
動力受け部に伝達される回転は、パイプ部材を介して動
力受け部と別体のカムにも伝達される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、実施例の可変
動弁装置が適用された内燃機関として、ガソリンエンジ
ンにおけるシリンダヘッド1の一部の断面が概略的に示
されている。このエンジンは、例えば、直列多気筒のレ
シプロ式エンジンからなっており、同図には、その1つ
のシリンダ(図示しない)について機能する可変動弁装
置が示されている。また、この実施例の可変動弁装置
は、シリンダの上方に配設されて、吸気弁又は排気弁と
してのバルブ2a,2bをそれぞれ駆動するようになっ
ている。なお、この実施例におけるエンジンでは、1つ
のシリンダの吸気側及び排気側についてそれぞれ2つの
バルブ2a,2bが備えられているが、特に吸気弁又は
排気弁を2弁タイプに限定するものではない。
動弁装置が適用された内燃機関として、ガソリンエンジ
ンにおけるシリンダヘッド1の一部の断面が概略的に示
されている。このエンジンは、例えば、直列多気筒のレ
シプロ式エンジンからなっており、同図には、その1つ
のシリンダ(図示しない)について機能する可変動弁装
置が示されている。また、この実施例の可変動弁装置
は、シリンダの上方に配設されて、吸気弁又は排気弁と
してのバルブ2a,2bをそれぞれ駆動するようになっ
ている。なお、この実施例におけるエンジンでは、1つ
のシリンダの吸気側及び排気側についてそれぞれ2つの
バルブ2a,2bが備えられているが、特に吸気弁又は
排気弁を2弁タイプに限定するものではない。
【0011】図1に示される可変動弁装置を構成する要
素のうち、回転部材としてのカムシャフト4及び不等速
継手6については公知のもの(特開平8−338212
号公報に記載)を適用したものであり、ここではカムシ
ャフト4及び不等速継手6について簡単に説明する。カ
ムシャフト4はシリンダの上方をその配列方向に延び、
図示しない軸受を介してシリンダヘッド1に支持されて
いる。また、このカムシャフト4は図示しないクランク
軸に連動して回転されるようになっている。なお、この
種の可変動弁装置に適用されるカムシャフト4は、あく
まで回転部材としてのものであり、通常の動弁装置に適
用される、カムを一体的に有したカムシャフトとは異な
る。
素のうち、回転部材としてのカムシャフト4及び不等速
継手6については公知のもの(特開平8−338212
号公報に記載)を適用したものであり、ここではカムシ
ャフト4及び不等速継手6について簡単に説明する。カ
ムシャフト4はシリンダの上方をその配列方向に延び、
図示しない軸受を介してシリンダヘッド1に支持されて
いる。また、このカムシャフト4は図示しないクランク
軸に連動して回転されるようになっている。なお、この
種の可変動弁装置に適用されるカムシャフト4は、あく
まで回転部材としてのものであり、通常の動弁装置に適
用される、カムを一体的に有したカムシャフトとは異な
る。
【0012】不等速継手手段、つまり、不等速継手6
は、カムシャフト4の回転を後述するカムローブ8に伝
達するためのものであり、その際、カムシャフト4の回
転速とは不等速にカムローブ8を回転させることができ
るようになっている。不等速継手6について具体的に
は、先ず、カムシャフト4の外周上には、コントロール
ディスク10が回動自在に設けられており、このコント
ロールディスク10の中心部には、カムシャフト4の軸
心に対して偏心した位置関係となる偏心部12が一体的
に形成されている。
は、カムシャフト4の回転を後述するカムローブ8に伝
達するためのものであり、その際、カムシャフト4の回
転速とは不等速にカムローブ8を回転させることができ
るようになっている。不等速継手6について具体的に
は、先ず、カムシャフト4の外周上には、コントロール
ディスク10が回動自在に設けられており、このコント
ロールディスク10の中心部には、カムシャフト4の軸
心に対して偏心した位置関係となる偏心部12が一体的
に形成されている。
【0013】なお、コントロールディスク10は、その
外周部に設けたギヤにおいて図示しないコントロールギ
ヤと噛み合っており、コントロールディスク10の回動
及び停止は、コントロールギヤによって制御されてい
る。また、コントロールギヤの駆動は、別途設けられた
制御装置によりなされている。偏心部12の外周には、
係合ディスク14が回転自在に設けられており、この係
合ディスク14には、カムローブ8に向かう一端面側に
偏心部12を挟んで2本のスライダ用溝16が同一直径
上に形成されている。そして、スライダ用溝16には、
それぞれスライダ部材18が填め込んで設けられてお
り、これらスライダ部材18は、何れもスライダ用溝1
6内にて摺動自在となっている。更に、スライダ部材1
8はスライダ本体20及びドライブピン22から構成さ
れており、ドライブピン22の一端部はスライダ本体2
0に設けられた孔に差し込まれている。
外周部に設けたギヤにおいて図示しないコントロールギ
ヤと噛み合っており、コントロールディスク10の回動
及び停止は、コントロールギヤによって制御されてい
る。また、コントロールギヤの駆動は、別途設けられた
制御装置によりなされている。偏心部12の外周には、
係合ディスク14が回転自在に設けられており、この係
合ディスク14には、カムローブ8に向かう一端面側に
偏心部12を挟んで2本のスライダ用溝16が同一直径
上に形成されている。そして、スライダ用溝16には、
それぞれスライダ部材18が填め込んで設けられてお
り、これらスライダ部材18は、何れもスライダ用溝1
6内にて摺動自在となっている。更に、スライダ部材1
8はスライダ本体20及びドライブピン22から構成さ
れており、ドライブピン22の一端部はスライダ本体2
0に設けられた孔に差し込まれている。
【0014】カムシャフト4には、そのラジアル方向に
ドライブアーム24が突設されており、このドライブア
ーム24は、カムシャフト4と一体的に回転可能になっ
ている。また、ドライブアーム24にもドライブピン2
2用の孔が設けられており、この孔には、対応する一方
のドライブピン22の他端部が差し込まれている。カム
ローブ8は、カムシャフト4の外周に嵌合されたパイプ
部材としてのスチールパイプ32と、このスチールパイ
プ32の外周面に別体にして取り付けられたカム34
a,34b及び動力受け部としてのフランジ30から構
成されている。
ドライブアーム24が突設されており、このドライブア
ーム24は、カムシャフト4と一体的に回転可能になっ
ている。また、ドライブアーム24にもドライブピン2
2用の孔が設けられており、この孔には、対応する一方
のドライブピン22の他端部が差し込まれている。カム
ローブ8は、カムシャフト4の外周に嵌合されたパイプ
部材としてのスチールパイプ32と、このスチールパイ
プ32の外周面に別体にして取り付けられたカム34
a,34b及び動力受け部としてのフランジ30から構
成されている。
【0015】より詳しくは、スチールパイプ32の内径
は、カムシャフト4の外形よりも僅かに大きく設定され
ており、それ故、カムローブ8はカムシャフト4に対し
て相対回転自在となっている。更に、スチールパイプ3
2は、カムシャフト4に嵌合された状態で、軸受36を
介してシリンダヘッド1に回転自在に支持されている。
は、カムシャフト4の外形よりも僅かに大きく設定され
ており、それ故、カムローブ8はカムシャフト4に対し
て相対回転自在となっている。更に、スチールパイプ3
2は、カムシャフト4に嵌合された状態で、軸受36を
介してシリンダヘッド1に回転自在に支持されている。
【0016】カム34a,34bは、スチールパイプ3
2の両端部にそれぞれ取り付けられており、これらカム
34a,34bは何れもスチールパイプ32と一体的に
回転するようになっている。具体的には、これらカム3
4a,34bはスチールパイプ32の外周面にはめ合わ
して接合されており、これらカム34a,34bとスチ
ールパイプ32とのはめ合いは、しまりばめの関係とな
っている。
2の両端部にそれぞれ取り付けられており、これらカム
34a,34bは何れもスチールパイプ32と一体的に
回転するようになっている。具体的には、これらカム3
4a,34bはスチールパイプ32の外周面にはめ合わ
して接合されており、これらカム34a,34bとスチ
ールパイプ32とのはめ合いは、しまりばめの関係とな
っている。
【0017】フランジ30はスチールパイプ32の一端
部に設けられており、詳細には、フランジ30には、上
述した他方のドライブピン22が接続される部位、つま
り、ボス部38がスチールパイプ32の軸線方向に突出
して形成されている。そして、このボス部38にもドラ
イブピン22用の穴部40が設けられており、この穴部
40には対応するドライブピン22の他端部が差し込ま
れている。なお、各ドライブピン22は、それぞれの差
し込み状態にて自転自在となっている。ただし、フラン
ジ30が設けられる位置はスチールパイプ32の端部に
限定されるものではなく、不等速継手6との接続が良好
に行える範囲でその位置を適宜に変更することができ
る。
部に設けられており、詳細には、フランジ30には、上
述した他方のドライブピン22が接続される部位、つま
り、ボス部38がスチールパイプ32の軸線方向に突出
して形成されている。そして、このボス部38にもドラ
イブピン22用の穴部40が設けられており、この穴部
40には対応するドライブピン22の他端部が差し込ま
れている。なお、各ドライブピン22は、それぞれの差
し込み状態にて自転自在となっている。ただし、フラン
ジ30が設けられる位置はスチールパイプ32の端部に
限定されるものではなく、不等速継手6との接続が良好
に行える範囲でその位置を適宜に変更することができ
る。
【0018】ここで図2には、図1中II−II線に沿
うカム34a、ボス部38及びスチールパイプ32の断
面、そして、フランジ30の背面(不等速継手6に向か
わない面)が詳細に示されている。図1及び図2に示さ
れるように、これらフランジ30とカム34aとは一体
にして成形されており、カム34aはフランジ30の背
面に突設されている。すなわち、カム34aの外周面は
フランジ30の背面に連なっており、また、ボス部38
はカム34aのカム山以外の領域に連なるようにして形
成されている。
うカム34a、ボス部38及びスチールパイプ32の断
面、そして、フランジ30の背面(不等速継手6に向か
わない面)が詳細に示されている。図1及び図2に示さ
れるように、これらフランジ30とカム34aとは一体
にして成形されており、カム34aはフランジ30の背
面に突設されている。すなわち、カム34aの外周面は
フランジ30の背面に連なっており、また、ボス部38
はカム34aのカム山以外の領域に連なるようにして形
成されている。
【0019】一方、フランジ30の前面(不等速継手6
に向かう面)において、ボス部38の両側には、ボス部
38に連なり且つフランジ30の縁に沿って周壁42が
突設されている。フランジ30の前面においてこれらボ
ス部38及び周壁42に囲まれる部分は、カムシャフト
4の軸線方向でみてスチールパイプ32の一端と略同じ
レベルに位置付けられており、それ故、エンジンの運転
時、フランジ30とドライブアーム24との干渉が回避
されるようになってている。
に向かう面)において、ボス部38の両側には、ボス部
38に連なり且つフランジ30の縁に沿って周壁42が
突設されている。フランジ30の前面においてこれらボ
ス部38及び周壁42に囲まれる部分は、カムシャフト
4の軸線方向でみてスチールパイプ32の一端と略同じ
レベルに位置付けられており、それ故、エンジンの運転
時、フランジ30とドライブアーム24との干渉が回避
されるようになってている。
【0020】このようなフランジ30及びカム34a
は、例えば、焼結合金により容易に一体成形することが
できる。その他、鋳造による成形も可能であるが、この
場合、スチールパイプ32を挿通するための孔や穴部4
0等については、鋳造素材を更に削り加工して形成する
必要があるため、フランジ30及びカム34aの素材に
は焼結合金がより好適している。なお、残りのカム34
bについても同様である。
は、例えば、焼結合金により容易に一体成形することが
できる。その他、鋳造による成形も可能であるが、この
場合、スチールパイプ32を挿通するための孔や穴部4
0等については、鋳造素材を更に削り加工して形成する
必要があるため、フランジ30及びカム34aの素材に
は焼結合金がより好適している。なお、残りのカム34
bについても同様である。
【0021】次に、以上説明した可変動弁装置の作動に
ついて説明する。なお、不等速継手6の機能については
公知であるため、ここではカムシャフト4からカム34
a,34bへの回転の伝達経路について簡単に説明す
る。先ず、エンジンの運転時、カムシャフト4が一方向
に回転されることでドライブアーム24がカムシャフト
4と一体的に回転する。このとき、カムシャフト4の回
転力は、ドライブアーム24に接続する一方のドライブ
ピン22及びスライダ本体20を介して係合ディスク1
4に伝達される。すなわち、係合ディスク14は、その
スライダ用溝16の一方の内壁面がスライダ本体20に
より押圧されるので、係合ディスク14はドライブアー
ム24と同一方向への回転力を受ける。
ついて説明する。なお、不等速継手6の機能については
公知であるため、ここではカムシャフト4からカム34
a,34bへの回転の伝達経路について簡単に説明す
る。先ず、エンジンの運転時、カムシャフト4が一方向
に回転されることでドライブアーム24がカムシャフト
4と一体的に回転する。このとき、カムシャフト4の回
転力は、ドライブアーム24に接続する一方のドライブ
ピン22及びスライダ本体20を介して係合ディスク1
4に伝達される。すなわち、係合ディスク14は、その
スライダ用溝16の一方の内壁面がスライダ本体20に
より押圧されるので、係合ディスク14はドライブアー
ム24と同一方向への回転力を受ける。
【0022】他方、このような係合ディスク14の回転
力は、カムローブ8に対応するスライダ本体20及びド
ライブピン22を介してフランジ30に伝達される。こ
のとき、係合ディスク14の回転中心は、上述したよう
にカムシャフト4の軸心に対して偏位しているので、係
合ディスク14の回転に伴い各スライダ部材18は、ス
ライダ用溝16内にて相対的に摺動する。
力は、カムローブ8に対応するスライダ本体20及びド
ライブピン22を介してフランジ30に伝達される。こ
のとき、係合ディスク14の回転中心は、上述したよう
にカムシャフト4の軸心に対して偏位しているので、係
合ディスク14の回転に伴い各スライダ部材18は、ス
ライダ用溝16内にて相対的に摺動する。
【0023】このような不等速継手6を介してカムシャ
フト4の回転がカムローブ8に伝達されたとき、カムロ
ーブ8はカムシャフト4の回転速とは不等速に回転す
る。具体的には、カムシャフト4の一回転あたり、カム
ローブ8の回転位相がカムシャフト4に対して進み側と
遅れ側(又は遅れ側と進み側)に順次ずれながら不等速
回転する結果、カムローブ8はカムシャフト4に対して
揺動することになる。
フト4の回転がカムローブ8に伝達されたとき、カムロ
ーブ8はカムシャフト4の回転速とは不等速に回転す
る。具体的には、カムシャフト4の一回転あたり、カム
ローブ8の回転位相がカムシャフト4に対して進み側と
遅れ側(又は遅れ側と進み側)に順次ずれながら不等速
回転する結果、カムローブ8はカムシャフト4に対して
揺動することになる。
【0024】各バルブ2a,2bは、このときのカムロ
ーブ8、つまり、対応するカム34a,34bの回転に
よってそれぞれ開閉駆動される。ここで図3には、図1
中III−III線に沿うカム34b及びスチールパイプ32
の断面が示されており、以下には、図2及び図3を参照
してカムローブ8におけるカム34a,34bへの回転
力の伝達について説明する。
ーブ8、つまり、対応するカム34a,34bの回転に
よってそれぞれ開閉駆動される。ここで図3には、図1
中III−III線に沿うカム34b及びスチールパイプ32
の断面が示されており、以下には、図2及び図3を参照
してカムローブ8におけるカム34a,34bへの回転
力の伝達について説明する。
【0025】図2に示されるように、カムローブ8に伝
達されるカムシャフト4の回転力Tは、より具体的に
は、ドライブピン22を介してその動力受け部、つま
り、フランジ30に入力される。カム34aは、フラン
ジ30と一体であるため、このときカム34aは直接的
に回転力Tを受けることになる。従って、カム34a
は、この回転力Tに基づき的確に不等速回転することが
できる。
達されるカムシャフト4の回転力Tは、より具体的に
は、ドライブピン22を介してその動力受け部、つま
り、フランジ30に入力される。カム34aは、フラン
ジ30と一体であるため、このときカム34aは直接的
に回転力Tを受けることになる。従って、カム34a
は、この回転力Tに基づき的確に不等速回転することが
できる。
【0026】フランジ30に入力された回転力Tは、同
時にスチールパイプ32にも伝達される。従って、フラ
ンジ30及びカム34aと、スチールパイプ32との間
の接合は、このときの回転力Tの伝達に充分耐え得るよ
う確実になされている必要がある。また、図3に示され
るように、スチールパイプ32に伝達された回転力T
は、同時にカム34bにも伝達される。つまり、カム3
4bは、フランジ30に入力された回転力Tをスチール
パイプ32を介して受けることになる。従って、カム3
4bもまた、回転力Tに基づきカム34aと同様に不等
速回転することができる。なお、カム34bとスチール
パイプ32との間の接合もまた回転力Tの伝達に耐え得
るようになされていなければならない。
時にスチールパイプ32にも伝達される。従って、フラ
ンジ30及びカム34aと、スチールパイプ32との間
の接合は、このときの回転力Tの伝達に充分耐え得るよ
う確実になされている必要がある。また、図3に示され
るように、スチールパイプ32に伝達された回転力T
は、同時にカム34bにも伝達される。つまり、カム3
4bは、フランジ30に入力された回転力Tをスチール
パイプ32を介して受けることになる。従って、カム3
4bもまた、回転力Tに基づきカム34aと同様に不等
速回転することができる。なお、カム34bとスチール
パイプ32との間の接合もまた回転力Tの伝達に耐え得
るようになされていなければならない。
【0027】以上のようにカムローブ8にカムシャフト
4の回転が伝達される結果、カム34a,34bが所望
の回転速にて回転し、そして、バルブ2a,2bはエン
ジンの運転状態に応じて最適なタイミングで開閉駆動さ
れる。上述した実施例の可変動弁装置によれば、不等速
継手6から伝達される回転力に基づきカム34a,34
bを的確に不等速回転させることができる。しかも、1
つのカム34aはフランジ30に伝達される回転力を直
接的に受けるので、これらフランジ30とカム34aと
の間に回転速のずれが生じることはない。
4の回転が伝達される結果、カム34a,34bが所望
の回転速にて回転し、そして、バルブ2a,2bはエン
ジンの運転状態に応じて最適なタイミングで開閉駆動さ
れる。上述した実施例の可変動弁装置によれば、不等速
継手6から伝達される回転力に基づきカム34a,34
bを的確に不等速回転させることができる。しかも、1
つのカム34aはフランジ30に伝達される回転力を直
接的に受けるので、これらフランジ30とカム34aと
の間に回転速のずれが生じることはない。
【0028】また、カムローブ8とカムシャフト4との
はめ合い関係をスチールパイプ32を単に嵌合するだけ
の簡易な構造としたので、高精度のはめ合いを容易に得
ることができ、カムローブ8全体の加工性及びコストを
向上させることができる。そして、図1からも明らかな
ように、フランジ30とカム34aとを一体にしたこと
により、これらフランジ30及びカム34aと、スチー
ルパイプ32との間の接合領域を広範囲に確保すること
ができ、この接合領域にてこれらパーツ相互の接合をよ
り確実にすることができる。従って、回転力に対するカ
ムローブ8のねじれ強度がより高まる。
はめ合い関係をスチールパイプ32を単に嵌合するだけ
の簡易な構造としたので、高精度のはめ合いを容易に得
ることができ、カムローブ8全体の加工性及びコストを
向上させることができる。そして、図1からも明らかな
ように、フランジ30とカム34aとを一体にしたこと
により、これらフランジ30及びカム34aと、スチー
ルパイプ32との間の接合領域を広範囲に確保すること
ができ、この接合領域にてこれらパーツ相互の接合をよ
り確実にすることができる。従って、回転力に対するカ
ムローブ8のねじれ強度がより高まる。
【0029】更に、この実施例のように、カムローブ8
を単にパーツ相互の接合により構成すれば、例えば、カ
ムローブ8を鋳造素材から削り出し加工して製作する場
合に比べ、その生産性や加工コストにおいて有利とな
る。なお、不等速継手6において、スライダ本体20の
両端面がスライダ用溝16の一対の対向する内壁にそれ
ぞれ当接するようにスライダ本体20の両端面部間を拡
張させる公知のスライダ拡張手段がスライダ本体20に
設けられていれば、不等速継手6からカムローブ8に回
転が伝達される際、カム34a,34bの回転に伴って
正負のトルク変動が生じても、スライダ用溝16とスラ
イダ本体20との間のクリアランスが解消されるので、
可変動弁装置から打音が発生するのを有効に防止するこ
とができる。すなわち、この発明に上述のスライダ拡張
手段を更に適用すれば、フランジ30とカム34a,3
4bとの材質を特別に違え、耐摩耗性を考慮してそれぞ
れの材質を選定する必要がない。従って、トルク変動に
よる打音の発生を考慮することなく、好適にフランジ3
0とカム34aとを一体にすることが可能となる。
を単にパーツ相互の接合により構成すれば、例えば、カ
ムローブ8を鋳造素材から削り出し加工して製作する場
合に比べ、その生産性や加工コストにおいて有利とな
る。なお、不等速継手6において、スライダ本体20の
両端面がスライダ用溝16の一対の対向する内壁にそれ
ぞれ当接するようにスライダ本体20の両端面部間を拡
張させる公知のスライダ拡張手段がスライダ本体20に
設けられていれば、不等速継手6からカムローブ8に回
転が伝達される際、カム34a,34bの回転に伴って
正負のトルク変動が生じても、スライダ用溝16とスラ
イダ本体20との間のクリアランスが解消されるので、
可変動弁装置から打音が発生するのを有効に防止するこ
とができる。すなわち、この発明に上述のスライダ拡張
手段を更に適用すれば、フランジ30とカム34a,3
4bとの材質を特別に違え、耐摩耗性を考慮してそれぞ
れの材質を選定する必要がない。従って、トルク変動に
よる打音の発生を考慮することなく、好適にフランジ3
0とカム34aとを一体にすることが可能となる。
【0030】この発明は上述した実施例に制約されるも
のではない。例えば、スチールパイプ32とフランジ3
0及びカム34a,34bとの間にキーを介装したり、
また、これらをスプライン接合することも可能である
し、スチールパイプ32にフランジ30及びカム34
a,34bをそれぞれボルト接合又は溶接することもで
きる。
のではない。例えば、スチールパイプ32とフランジ3
0及びカム34a,34bとの間にキーを介装したり、
また、これらをスプライン接合することも可能である
し、スチールパイプ32にフランジ30及びカム34
a,34bをそれぞれボルト接合又は溶接することもで
きる。
【0031】その他、不等速継手6についても、上述し
た公知の吸排気弁駆動制御装置の継手機構(最前掲公報
に記載)を適用することができ、不等速継手6の構成は
この発明において限定されるものではない。
た公知の吸排気弁駆動制御装置の継手機構(最前掲公報
に記載)を適用することができ、不等速継手6の構成は
この発明において限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1の内燃機関の可変動弁装置によれば、的確な回転速で
確実にカムを回転させることができ、常に弁の開閉タイ
ミングを最適化させることができる。また、上述したカ
ムローブのような可変動弁装置を構成するパーツの生産
性が向上し、コストの低減が図られる。
1の内燃機関の可変動弁装置によれば、的確な回転速で
確実にカムを回転させることができ、常に弁の開閉タイ
ミングを最適化させることができる。また、上述したカ
ムローブのような可変動弁装置を構成するパーツの生産
性が向上し、コストの低減が図られる。
【0033】また、請求項2の可変動弁装置によれば、
カムとパイプ部材との接合領域を広く確保することがで
き、カム全体のねじれ強度を向上させることができる。
カムとパイプ部材との接合領域を広く確保することがで
き、カム全体のねじれ強度を向上させることができる。
【図1】実施例の可変動弁装置が適用されたエンジンに
おけるシリンダヘッドの断面図である。
おけるシリンダヘッドの断面図である。
【図2】図1中、II−II線に沿う断面図である。
【図3】図1中、III−III線に沿う断面図である。
4 カムシャフト(回転部材) 6 不等速継手 30 フランジ(動力受け部) 32 スチールパイプ(パイプ部材) 34a,34b カム
Claims (2)
- 【請求項1】 クランク軸に連動して回転される回転部
材と、 前記回転部材の外周に嵌合され、前記回転部材に対して
相対回転自在なパイプ部材と、 前記パイプ部材の外周面に別体にして取り付けられ、前
記パイプ部材と一体に回転して弁を開閉駆動するカム
と、 前記カムに一体に設けられた動力受け部と、 前記回転部材の回転を前記動力受け部に伝達し、前記回
転部材に対して前記カムを不等速にして回転させる不等
速継手手段とを具備したことを特徴とする内燃機関の可
変動弁装置。 - 【請求項2】 前記パイプ部材の外周面に別体にして取
り付けられ、前記パイプ部材と一体に回転して弁を駆動
する前記動力受け部とは別体のカムを更に備えたことを
特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22902197A JPH1162531A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22902197A JPH1162531A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1162531A true JPH1162531A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16885517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22902197A Pending JPH1162531A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 内燃機関の可変動弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1162531A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014020244A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Toyota Motor Corp | 可変動弁装置 |
WO2014102893A1 (ja) | 2012-12-25 | 2014-07-03 | トヨタ自動車株式会社 | 可変動弁装置 |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP22902197A patent/JPH1162531A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014020244A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Toyota Motor Corp | 可変動弁装置 |
WO2014102893A1 (ja) | 2012-12-25 | 2014-07-03 | トヨタ自動車株式会社 | 可変動弁装置 |
CN104870761A (zh) * | 2012-12-25 | 2015-08-26 | 丰田自动车株式会社 | 可变气门装置 |
EP2940260A1 (en) * | 2012-12-25 | 2015-11-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable valve device |
EP2940260A4 (en) * | 2012-12-25 | 2016-03-23 | Toyota Motor Co Ltd | VARIABLE VALVE DEVICE |
US9581052B2 (en) | 2012-12-25 | 2017-02-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable valve device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060410 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060712 |