JPH1161885A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JPH1161885A
JPH1161885A JP23044897A JP23044897A JPH1161885A JP H1161885 A JPH1161885 A JP H1161885A JP 23044897 A JP23044897 A JP 23044897A JP 23044897 A JP23044897 A JP 23044897A JP H1161885 A JPH1161885 A JP H1161885A
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JP
Japan
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cabin box
vehicle body
cabin
box
airbag
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Application number
JP23044897A
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English (en)
Inventor
Kojiro Ogata
浩二郎 緒方
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/16Cabins, platforms, or the like, for drivers
    • E02F9/163Structures to protect drivers, e.g. cabins, doors for cabins; Falling object protection structure [FOPS]; Roll over protection structure [ROPS]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の転倒時におけるキャビンボックスの変
形を抑える。 【解決手段】 キャビンボックス17の左側面部21
に、支持軸26と、支持軸26に摺動可能に取付けられ
た当接部材27と、当接部材27と左側面部21との間
に設けられた圧縮ばね28とからなる緩衝装置25を設
ける。これにより、車体1の転倒時に、当接部材27が
キャビンボックス17に先立って地面Gに衝突し、支持
軸26に沿ってキャビンボックス17側に摺動変位する
ときに、圧縮ばね28の弾性変形によってキャビンボッ
クス17に作用する衝撃荷重を吸収することができる。
この結果、キャビンボックス17の変形を抑えることが
でき、運転室内の運転者を確実に保護することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン、ホイールローダ等の建設機械に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械は、
自走可能な車体と、該車体に取付けられ、土砂等の掘削
作業を行う作業装置とから大略構成されている。ここ
で、車体は、ホイール式またはクローラ式の下部走行体
と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体
とからなり、上部旋回体には、原動機等を収容した建屋
カバー、該建屋カバーの前側に位置し運転室を画成した
キャビンボックス、建屋カバーの後側に位置し作業装置
との重量バランスをとるカンタウエイト等が設けられて
いる。
【0003】そして、この種の従来技術による建設機械
では、上部旋回体の前側に設けられた作業装置と後側に
設けられたカウンタウエイトとによって、走行時や掘削
作業時における車体の前後方向の安定性が確保されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車体の左右方
向の安定性は前後方向の安定性に比較して必ずしも充分
ではないため、傾斜地での掘削作業時等において車体が
左右方向に転倒してしまい、キャビンボックスが激しく
地面に衝突する虞れがある。
【0005】ここで、キャビンボックスは、通常、薄肉
の鋼板材により形成されているため、外部から作用する
荷重に対して充分な強度がなく、車体の転倒時に作用す
る衝撃荷重によって大きく変形してしまう虞れがある。
【0006】これに対し、例えば車体の転倒時にキャビ
ンボックスの変形を抑え、運転室内の運転者を保護する
ため、厚肉な鋼板材、補強材等を用いてキャビンボック
スの強度を向上させた場合には、キャビンボックスの重
量が大幅に増大してしまうという問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、キャビンボックスの重量増加を招くこと
なく、車体の転倒時におけるキャビンボックスの変形を
抑えることができるようにした建設機械を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、原動機を収容した建屋カバーと運転室
を画成したキャビンボックスとを有する自走可能な車体
と、該車体に取付けられた作業装置とを備えた建設機械
に適用される。
【0009】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、キャビンボックスの側面部には、車体の転倒時
にキャビンボックスに作用する衝撃荷重を緩和する緩衝
装置を設けたことにある。
【0010】このように構成したことにより、車体が傾
斜地等において転倒したときに、緩衝装置によってキャ
ビンボックスに作用する衝撃荷重を緩和することがで
き、キャビンボックスの変形を抑えることができる。
【0011】また、請求項2の発明は、緩衝装置は、キ
ャビンボックスの側面部に設けられ、車体の転倒時に弾
性変形することによりキャビンボックスに作用する衝撃
荷重を吸収する弾性体により構成したことにある。
【0012】このように構成したことにより、車体の転
倒時にキャビンボックスと地面との間で弾性体が弾性変
形し、この弾性体の弾性変形によってキャビンボックス
に作用する衝撃荷重を吸収することができ、転倒時にお
けるキャビンボックスの変形を抑えることができる。
【0013】また、請求項3の発明は、緩衝装置は、キ
ャビンボックスの側面部に設けられ、車体の転倒時に膨
出することによりキャビンボックスに作用する衝撃荷重
を吸収するエアバッグにより構成したことにある。
【0014】このように構成したことにより、車体の転
倒時にキャビンボックスと地面との間でエアバッグが膨
出し、このエアバッグによってキャビンボックスに作用
する衝撃荷重を吸収することができるから、キャビンボ
ックスの変形を抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による建設機械の実
施の形態について添付図面を参照しつつ説明する。
【0016】まず、図1ないし図5は本発明による第1
の実施例をホイール式油圧ショベルに適用した状態で示
している。
【0017】図において、1は車体を示し、該車体1は
ホイール式の下部走行体2と、後述する上部旋回体5と
から構成されている。そして、下部走行体2は、シャー
シ3と、該シャーシ3の前後方向と左右方向とに設けら
れ、走行用油圧モータ(図示せず)によって回転駆動さ
れる複数のホイール4とから大略構成されている。
【0018】5は下部走行体1上に旋回可能に搭載され
た上部旋回体で、該上部旋回体5は、旋回フレーム6
と、該旋回フレーム6上に設けられ原動機、油圧ポンプ
(いずれも図示せず)等を収容した建屋カバー7と、旋
回フレーム6の左前側に設けられ後述のキャビンボック
ス17によって画成された運転室8と、旋回フレーム6
の後端部に設けられたカウンタウエイト9とから大略構
成されている。
【0019】10は車体1(上部旋回体5)の前側に取
付けられた作業装置を示し、該作業装置10は、旋回フ
レーム6の前部中央に俯仰動可能に取付けられたブーム
11と、該ブーム11の先端側に回動可能に取付けられ
たアーム12と、該アーム12の先端側に回動可能に取
付けられたバケット13とからなっている。そして、こ
れらブーム11、アーム12、バケット13は、ブーム
シリンダ14、アームシリンダ15、バケットシリンダ
16によってそれぞれ駆動され、土砂等の掘削作業を行
うものである。
【0020】17は旋回フレーム6の左前側に運転室8
を画成したキャビンボックス17を示し、該キャビンボ
ックス17は、上面部18、前面部19、後面部20、
左側面部21および右側面部22から箱状に形成されて
いる。そして、前面部19と左側面部21との間の角隅
部、前面部19と右側面部22との間の角隅部、後面部
20と左側面部21との間の角隅部、後面部20と右側
面部22との間の角隅部は、それぞれ上下方向に延びる
フレーム23,23,…となっている。また、左側面部
21には運転室8内に乗降するためのドア24が開閉可
能に設けられている。
【0021】25はキャビンボックス17の左側面部2
1に設けられたばね式の緩衝装置を示し、該緩衝装置2
5は、後面部20と左側面部21との間に位置するフレ
ーム23の上端側に配設されている。
【0022】ここで、緩衝装置25は、図3に示すよう
に、フレーム23に固着されキャビンボックス17の外
部に向けて突出した支持軸26と、該支持軸26の突出
端側に摺動可能に取付けられた当接部材27と、該当接
部材27とフレーム23との間に設けられた後述の圧縮
ばね28とからなっている。
【0023】そして、支持軸26の突出端側には、当接
部材27を支持軸26に対して軸方向に抜止めする大径
のストッパ26Aが設けられている。また、当接部材2
7は、支持軸26のストッパ26Aが挿通された段付き
の円筒部27Aと、該円筒部27Aに一体的に設けら
れ、先端側が半球状に形成された球面凸部27Bとから
なり、該球面凸部27Bの基端側は、円筒部27Aの外
周側から全周に亘って拡径した鍔部27Cとなってい
る。
【0024】28は支持軸26の外周側に位置してフレ
ーム23と当接部材27との間に設けられた弾性体とし
ての圧縮ばねで、該圧縮ばね28の一端側はフレーム2
3に当接し、他端側は当接部材27の鍔部27Cに当接
している。そして、圧縮ばね28は、当接部材27をキ
ャビンボックス17の外部に突出する方向に常時付勢
し、例えば車体1が転倒して当接部材27の球面凸部2
7Bが地面Gに衝突したときに、キャビンボックス17
と地面Gとの間で弾性変形することにより、キャビンボ
ックス17に作用する衝撃荷重を吸収するものである。
【0025】本実施例は上述の如き構成を有するもの
で、ホイール式油圧ショベルが比較的平坦な地面上で掘
削作業等を行っている場合には、図3に示すように、緩
衝装置25の当接部材27が、圧縮ばね28によってキ
ャビンボックス17の外部に突出した状態に保たれる。
【0026】そして、図4に示すように、ホイール式油
圧ショベルの車体1が傾斜地等において転倒した場合に
は、緩衝装置25を構成する当接部材27の球面凸部2
7Bが、キャビンボックス17に先立って地面Gに衝突
する。
【0027】これにより、図5に示すように、当接部材
27が圧縮ばね28を弾性変形させつつ、支持軸26に
沿ってキャビンボックス17側に摺動変位し、このとき
の圧縮ばね28の弾性変形により、キャビンボックス1
7に作用する衝撃荷重を吸収することができる。
【0028】従って、車体1が転倒したとしても、キャ
ビンボックス17が直接的に地面Gに衝突する場合に比
較して、キャビンボックス17に作用する衝撃荷重を緩
和することができる。この結果、キャビンボックス17
の変形を抑えることができ、運転室8内の運転者を確実
に保護することができる。
【0029】しかも、本実施例では、キャビンボックス
17の左側面部21に1個の緩衝装置25を付設しただ
けであるから、転倒時を考慮しても、厚肉な鋼板材、補
強材等を用いてキャビンボックス17の強度を向上させ
る必要がなく、キャビンボックス17の重量増加を回避
することができる。
【0030】次に、図6および図7は本発明による第2
の実施例を示している。なお、本実施例では、上述した
第1の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
【0031】図において、31は第1の実施例による緩
衝装置25に代えて本実施例に適用される緩衝装置とし
てのエアバッグ装置を示し、該エアバッグ装置31は、
エアバッグ32と、該エアバッグ32を膨出させるガス
を発生する円筒状のガス発生器33とから大略構成され
ている。
【0032】ここで、ガス発生器33は、エアバッグ3
2内に収容され、例えば車体1の傾斜角度を検出する傾
斜角センサ(図示せず)から、車体1の傾斜角度が転倒
の危険を示す所定の値を越えたことを示す信号が出力さ
れたときに作動してガスを発生させ、このガスによって
エアバッグ32を瞬時に膨出させるものである。そし
て、ガス発生器33の外面には取付ボルト34が突設さ
れ、該取付ボルト34は、エアバッグ32に設けたボル
ト穴を通じて、エアバッグ32の外部に伸長している。
【0033】35はキャビンボックス17の左側面部2
1に固着されたブラケットで、該ブラケット35は、ガ
ス発生器33等を取付けるための円弧状の凹部35Aを
有し、該凹部35Aには、ガス発生器33に突設された
取付ボルト34が挿通される透孔35Bが穿設されてい
る。
【0034】そして、エアバッグ32内に収容されたガ
ス発生器33をブラケット35の凹部35Aに係合さ
せ、エアバッグ32の外部に突出した取付ボルト34を
ブラケット35の透孔35Bに挿通させてナット締めす
ることにより、ガス発生器33およびエアバッグ32
が、ブラケット35を介してキャビンボックス17の左
側面部21に取付けられる構成となっている。
【0035】36はガス発生器33およびエアバッグ3
2を覆う保護カバーで、該保護カバー36は、上端側が
ブラケット35の上端部に固着され、下端側が自由端と
なってブラケット35側に折曲げられている。そして、
ブラケット35と保護カバー36との間には、ガス発生
器33を収容したエアバッグ32が折畳み状態で収容さ
れている(図6参照)。なお、保護カバー36は、ガス
発生器33が作動してエアバッグ32が膨出するとき、
膨出したエアバッグ32によって容易に変形するよう
に、脆弱な薄板材から形成されている。
【0036】そして、エアバッグ装置31は、傾斜角セ
ンサから車体の傾斜角度が転倒の危険を示す所定の値を
越えたことを示す信号が出力されたときに、ガス発生器
33を作動させ、図7に示すように、キャビンボックス
17と地面Gとの間でエアバッグ32を膨出させるもの
である。
【0037】本実施例は上述の如き構成を有するもの
で、ホイール式油圧ショベルが比較的平坦な地面上で掘
削作業等を行っている場合には、エアバッグ32は、図
6に示すように、ブラケット35と保護カバー36との
間に折畳み状態に収容されている。
【0038】そして、ホイール式油圧ショベルの車体1
が傾斜地等において大きく傾斜し、傾斜角センサ(図示
せず)から転倒の危険を示す信号が出力されると、ガス
発生器33が作動し、キャビンボックス17が地面Gに
衝突するのに先立ってエアバッグ32が瞬時に膨出す
る。従って、車体1が転倒したときには、図7に示すよ
うに、キャビンボックス17と地面Gとの間に膨出した
エアバッグ32が介在し、キャビンボックス17が直接
的に地面Gに衝突するのを防止できる。
【0039】そして、キャビンボックス17と地面Gと
の間で、膨出したエアバッグ32内のガスが圧縮される
ことにより、キャビンボックス17に作用する衝撃荷重
を吸収することができる。この結果、キャビンボックス
17の変形を抑えることができ、運転室8内の運転者を
確実に保護することができる。
【0040】ここで、ホイール式油圧ショベルが転倒し
たときに、地面の凹凸形状によっては、キャビンボック
ス17のうち最初に地面と衝突する部位が定まらない場
合がある。これに対し、本実施例では、膨出したエアバ
ッグ32は、大きな面積をもってキャビンボックス17
と地面Gとの間に介在するから、地面の凹凸形状にかか
わらず、キャビンボックス17が直接的に地面と衝突す
るのを防止でき、転倒時におけるキャビンボックス17
の変形を確実に抑えることができる。
【0041】なお、前記各実施例では、建設機械として
ホイール式油圧ショベルを例に挙げたが、本発明はこれ
に限るものではなく、例えば図8に示す変形例のよう
に、車体41と作業装置10とからなるクローラ式油圧
ショベルにも適用することができる。この場合、クロー
ラ式油圧ショベルは、車体41がクローラ式の下部走行
体42と上部旋回体5とから構成されており、それ以外
の構成要素については上述した第1の実施例と同一であ
る(第1の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付
している)。
【0042】また、前記各実施例では、建設機械として
ホイール式油圧ショベルを例に挙げたが、本発明はこれ
に限らず、例えばホイールローダ等のホイール式の下部
走行体を備えた他の建設機械に広く適用できる。
【0043】さらに、前記各実施例では、緩衝装置25
(エアバッグ装置31)を、キャビンボックス17の後
面部20と左側面部21との角隅部に位置するフレーム
23に設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限る
ものではなく、例えば左側面部21のパネル、あるいは
ドア24等に設ける構成としてもよい。
【0044】また、前記各実施例では、緩衝装置25
(エアバッグ装置31)をキャビンボックス17の左側
面部21に設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに
限るものではなく、例えば左側面部21と右側面部22
とにそれぞれ緩衝装置を設ける構成としてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、運転室を画成したキャビンボックスの側面部に緩
衝装置を設け、車体の転倒時にキャビンボックスに作用
する外部からの衝撃荷重を緩衝装置によって緩和する構
成としたから、車体が傾斜地等において転倒したとして
も、キャビンボックスが地面との衝突によって大きく変
形するのを抑えることができ、運転室内の運転者を確実
に保護することができる。
【0046】このため、車体の転倒時を考慮しても、厚
肉な鋼板材、補強材等を用いてキャビンボックスの強度
を向上させる必要がなく、キャビンボックスの軽量化を
図ることができる。
【0047】また、請求項2の発明によれば、緩衝装置
を、キャビンボックスの側面部に設けた弾性体により構
成したから、車体の転倒時にキャビンボックスと地面と
の間で弾性体が弾性変形することにより、キャビンボッ
クスに作用する衝撃荷重を吸収することができ、キャビ
ンボックスの変形を確実に抑えることができる。
【0048】また、請求項3の発明によれば、緩衝装置
を、キャビンボックスの側面部に設けられ車体の転倒時
に膨出するエアバッグにより構成したから、車体の転倒
時にキャビンボックスと地面との間に膨出したエアバッ
グが介在することにより、キャビンボックスに作用する
衝撃荷重を吸収することができ、キャビンボックスの変
形を確実に抑えることができる。
【0049】しかも、膨出したエアバッグは、大きな面
積をもってキャビンボックスと地面との間に介在するか
ら、地面の凹凸形状にかかわらず、キャビンボックスが
直接的に地面と衝突するのを防止でき、転倒時における
キャビンボックスの変形を確実に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例が適用されたホイー
ル式油圧ショベルの車体を示す正面図である。
【図2】図1に示すホイール式油圧ショベルを、作業装
置を取付けた状態で示す側面図である。
【図3】図1中の緩衝装置等を拡大して示す要部拡大図
である。
【図4】車体が転倒した状態を示す正面図である。
【図5】車体の転倒時に緩衝装置が作動した状態を示す
要部拡大図である。
【図6】第2の実施例によるエアバッグ装置等を拡大し
て示す要部拡大図である。
【図7】車体の転倒時にエアバッグが膨出した状態を示
す要部拡大図である。
【図8】本発明の変形例が適用されたクローラ式油圧シ
ョベルを示す側面図である。
【符号の説明】
1,41 車体 7 建屋カバー 8 運転室 10 作業装置 17 キャビンボックス 21 左側面部 25 緩衝装置 28 圧縮ばね(弾性体) 31 エアバッグ装置(緩衝装置) 32 エアバッグ 33 ガス発生器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機を収容した建屋カバーと運転室を
    画成したキャビンボックスとを有する自走可能な車体
    と、該車体に取付けられた作業装置とを備えた建設機械
    において、 前記キャビンボックスの側面部には、前記車体の転倒時
    に前記キャビンボックスに作用する衝撃荷重を緩和する
    緩衝装置を設ける構成としたことを特徴とする建設機
    械。
  2. 【請求項2】 前記緩衝装置は、前記キャビンボックス
    の側面部に設けられ、前記車体の転倒時に弾性変形する
    ことにより前記キャビンボックスに作用する衝撃荷重を
    吸収する弾性体により構成してなる請求項1に記載の建
    設機械。
  3. 【請求項3】 前記緩衝装置は、前記キャビンボックス
    の側面部に設けられ、前記車体の転倒時に膨出すること
    により前記キャビンボックスに作用する衝撃荷重を吸収
    するエアバッグにより構成してなる請求項1に記載の建
    設機械。
JP23044897A 1997-08-12 1997-08-12 建設機械 Pending JPH1161885A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005003468A1 (ja) * 2003-07-01 2005-01-13 Komatsu Ltd. 建設機械及びその突出物

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