JPH1161802A - 地盤改良機の攪拌装置 - Google Patents

地盤改良機の攪拌装置

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JPH1161802A
JPH1161802A JP9240274A JP24027497A JPH1161802A JP H1161802 A JPH1161802 A JP H1161802A JP 9240274 A JP9240274 A JP 9240274A JP 24027497 A JP24027497 A JP 24027497A JP H1161802 A JPH1161802 A JP H1161802A
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rotating rod
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acceleration
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輝男 増本
Mitsuhiro Yoshida
満宏 吉田
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】回転ロッドに往復運動させる加速度を与えるこ
とにより攪拌性能・掘削性能を高めると同時に共廻りを
阻止し騒音度を低下させる。 【構成】自走式機械台2に搭載されている回転駆動機例
えば偏心回転体23の回転による遠心力を加速度として
用いる駆動機により回転ロッド19を回転させて攪拌す
る際に、被攪拌物質に振動を与えて攪拌用回転翼25と
被攪拌物体の共廻りを禁止して、攪拌効率を高めると同
時に騒音度を低める。加速機本体22は防振手段14及
び昇降手段7,9を介して機械台2に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、地盤改良機の攪拌
装置に関する。更に詳しくは、攪拌翼と地盤構成物体の
共廻りを阻止するようになされている地盤改良機の攪拌
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】全国各地で地盤改良が行われている。地
盤改良は、主として地盤中に地盤硬化剤を注入して地盤
を強化するために行われる。そのための地盤改良機は、
様々な改良がなされて現在に至っている。一般的な地盤
改良機は、公開特許公報昭59−38420号等で知ら
れているように、回転する長尺ロッドの下端部の掘削ビ
ットで地盤を深層まで掘削しながらそのロッドの下方部
分に取りつけられている攪拌翼で掘削孔中の地盤構成物
体を攪拌し、攪拌翼に開口している噴射口から地盤改良
用硬化剤を噴出させ、攪拌される地盤構成物体中にその
地盤改良用硬化剤を注入する機械である。改良剤は、地
上から供給される液体のセメントミルク等である。
【0003】攪拌される地盤構成物体は注入される液体
により泥状化し一体化して攪拌翼と同体に回転するいわ
ゆる共廻り現象が知られている。共廻り現象は、攪拌性
能を低下させるだけでなく、掘削速度を低下させる。公
開特許公報昭62−164910号等でも知られている
ように、共廻りを防止するための改良も多方面から行わ
れてきた。
【0004】掘削速度を速めるための改良は、一般的な
掘削機であるボーリング機械の分野で進められてきた。
その改良の主なものは、回転ロッドに軸方向の衝撃力を
作用させるパーカッション機構である。この機構は、往
復運動するハンマーを周期的に回転ロッドに衝突させる
構造を備えている。掘削ビットに縦振動を与えること
が、掘削速度を上昇させることが一般的に知られてい
る。掘削機能も備えている地盤改良機にも、掘削速度の
上昇が求められている。
【0005】市街地でも地盤改良が多く行われている現
在では、騒音対策も重要なテーマの一つになっている。
パーカッション機構は、騒音が強く好ましくは思われて
いない。掘削機の回転ロッドに振動を与える機構として
は、他には、偏心ロータを内蔵する加振機と呼ばれるこ
とがある機構が知られている。この加振機は、偏心ロー
タの上昇時にその反作用をロッドに伝達するが、そのロ
ッドが下方に動かない場合には、その反作用力をロッド
に伝達するだけでありロッドに加速度を与えず、特に、
偏心ロータの下降時にロッドを上昇方向に動かすことは
決してない。従って、偏心ロータは、ロッドに固有振動
を起こさせはするがロッド全体を振動させる機能は有し
ていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような技
術的背景に基づいてなされたものであり、下記のような
目的を達成する。
【0007】本発明の目的は、回転ロッドに往復運動さ
せる加速度を与えることにより攪拌性能を高める地盤改
良機の攪拌装置及びその方法を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、回転ロッドに往復運
動させる加速度を与えることにより攪拌性能及び掘削性
能を高める地盤改良機の攪拌装置及びその方法を提供す
ることにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、回転ロッドに往
復運動させる加速度を与えることにより共廻りを阻止し
て攪拌性能及び掘削性能を高める地盤改良機の攪拌装置
及びその方法を提供することにある。
【0010】本発明の目的は、回転ロッドに往復運動さ
せる加速度を与えることにより攪拌性能を高めながら騒
音度を低下させる地盤改良機の攪拌装置及びその方法を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次のような手段を採る。本発明による地盤改良機の攪
拌装置及びその方法は、攪拌翼を持つ回転ロッドに往復
運動を起こさせる加速機を備えている。この加速機は、
スイベルヘッドに取りつけられることが好ましい。スイ
ベルヘッドは、回転部分とその回転部分を介して地盤改
良剤を送り込む送込部分を備えている。スイベルヘッド
の回転軸には、チャックが結合している。このチャック
に回転ロッドが把持されている。回転ロッドの下端部に
は地盤切削用ビットが取りつけられている。回転ロッド
の下方部分にはそのビットの上方に位置する攪拌翼が取
りつけられている。
【0012】攪拌翼は、ビットの回転により形成されて
いる削孔の中で回転してその一部分の地盤構成物体を攪
拌する。攪拌翼から噴出する地盤改良剤は攪拌される地
盤構成物体に浸透する。この浸透と攪拌によって粘度化
して回転ロッド及び攪拌翼に強く付着する地盤構成物体
は、その攪拌翼が位置する領域の全体が攪拌翼と同体化
して攪拌翼と共廻りしようとする。
【0013】回転翼は、回転ロッドと一体に上下に往復
運動し周期的に昇降する。その昇降幅は少なくても、回
転翼又は回転ロッドに付着しこれらに近い領域の粘度が
高い地盤構成物体は、それらから遠い領域の地盤構成物
体に対して断層化する。このような断層化が頻繁に起こ
り、両領域の地盤構成物体の一体化性が損なわれる。こ
のような断層化は続いて起こり、地盤構成体物体の細分
化が行われる。このような断層化、細分化は、共廻りを
阻止する。
【0014】スイベルの回転部分は回転駆動機に結合
し、回転駆動機は機械台に据え付けられている。機械台
は、無限帯輪で走行する自走式台車であることが好まし
い。回転ロッドのその軸方向の運動を許容するが回転ロ
ッドに回転力を伝達する伝達機構が、回転駆動機と回転
ロッドの間に介設されている。スイベルは、上下動可能
にばねを介して機械台上に支持されていることが好まし
い。あるいは、昇降方向に可動なチェーンに支持された
昇降体にばねを介して機械台上に支持されていることが
好ましい。スイベルに固定された加速機は、それ自体が
自ら昇降方向に往復運動する。加速機としては、加速機
本体とこの本体に回転自在に支持された偏心ロータから
構成されていることが好ましい。
【0015】内部の偏心ロータの重心の昇降は、その本
体に上下方向の加速度を発生させる。このような加速度
を受ける加速機本体に同体のスイベルが上下方向の周期
的運動を行う。その運動幅は小さくても、スイベルを確
実に上下運動させる。加速機本体、スイベル、チャック
は、偏心ロータである周期的運動体の加速度を回転ロッ
ドに伝達する加速度伝達機構を形成している。その振幅
は、1〜5cmである。
【0016】加速機本体の第1周期的加速度は、ばね等
を含む防振手段を介して回転ロッドに第2周期的加速度
を発生させる。このばねは、振動幅を増幅させる機能を
備えているが、増幅のためのみに用いられず、その逆の
ためにも用いられ、第1周期的加速度の周期と第2周期
的加速度の周期との間の変換機構としても用いられる。
第1周期的加速度は単振動の加速度に限られない。偏心
ロータの回転周期を連続的に又は不連続的に変更するこ
とがある。この変更は、地盤の物理的性質に対応して行
われる。周期の変更は、偏心ロータを駆動する電動機の
回転数制御により容易に可能である。運動幅変更手段
は、その電動モータの回転数制御手段とばねの単独又は
複合から構成されている。ばねはコイルスプリングに限
られず、ゴム、ゴム状弾性体でもよい。
【0017】防振手段は、更に昇降手段に支持されてい
る。即ち、加速機本体は防振手段・昇降手段を介して機
械台に支持されるが、回転ロッド・回転翼を介して掘削
孔の底面又は掘削孔中の被攪拌物質にも同時に支持され
ることになる。防振手段は回転ロッドを振動自在に支持
する支持機能を有すると同時に機械台・昇降手段等の機
械的破損を防止する防止機能を有する。
【0018】
【発明の効果】本発明による地盤改良機の攪拌装置及び
その方法は、粘度が高くなって同体化して全体的に攪拌
翼と一体的に共廻りする物理的関係が解消されるので、
回転ロッドにより伝達されるエネルギーが有効に攪拌の
ために使用され、攪拌効率が高くなり、地盤改良剤と地
盤構成物体の混合が均一化して地盤改良効果を高めると
ともに、掘削速度も上昇させ施行能率を高めることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明による地盤改良機の攪拌装
置の実施の形態1を示している。地盤改良対象域の地面
1に機械台2が据え付けられている。制御室3が、機械
台2上に設けられている。リーダー4が、機械台1上に
概ね鉛直方向に立ち上がっている。案内用ロッド5がリ
ーダー4に固定され設けられている。昇降体6が、案内
用ロッド5に案内されて昇降する。
【0020】昇降体6は、フィーダ本体7と上下2体の
昇降部材8とを備えている。2体の昇降部材8は、フィ
ーダ本体7を介して同体に結合している。昇降部材8
は、無端状チェーン又は有端チェーン9に取りつけられ
ている。図2に示されるように、油圧モータ11及び油
圧供給源12がリーダー4の頂部に取りつけられてい
る。油圧モータ11は、油圧供給源12から圧油の供給
を受けて回転し、チェーン9を往復運動させる。
【0021】図3に示されるように、チェーン9により
昇降方向に駆動されるフィーダ本体7に、振動伝達体用
振動体13が昇降可能に支持されている。振動伝達体用
振動体13は、その上下端部がフィーダ本体7に支持さ
れている。振動伝達体用振動体13は、左右に2体が配
置されこの2体のそれぞれの中心線の中心を通る中心線
を含みその2本の中心線を含む面に直交する面に、チェ
ーン9の中心線が含まれている。
【0022】2体の振動伝達体用振動体13のそれぞれ
の上端面とフィーダ本体7の部分との間には上側付勢手
段14が介設されている。2体の振動伝達体用振動体1
3のそれぞれの下端面とフィーダ本体7の他の部分との
間には下側付勢手段15が介設されている。振動伝達体
用振動体13は、上下両側で上側付勢手段14及び下側
付勢手段15によりバイアスされている。
【0023】図2に示されるように、2体の振動伝達体
用振動体13に振動台16が取りつけられている。振動
台16上に、スイベル17が固定され設けられている。
スイベル17は、回転可能部分を備え、その回転可能部
分を介して液体状、粉体状の流体、流動体を後述する回
転ロッドへ送り込むことができる。慣用手段であるスイ
ベル17の詳しい説明は、省略する。
【0024】スイベル17の回転可能部分には、チャッ
ク18が固定され設けられている。チャック18は、回
転ロッド19を把持することができる。回転ロッド19
は、複数体が用いられ互いに連結され上下方向に長く延
長される。スイベル17から回転ロッド19中に、地盤
改良剤特に液体の地盤改良剤が送り込まれる。振動台1
6又はスイベル17に直接に、加速機21が固定され設
けられている。加速機21は、図4に示されるように、
加速機本体22と第1周期的加速度を受ける周期運動体
23を備えている。
【0025】周期運動体23は、加速機本体22に回転
自在に支持され中で回転して第1周期的加速度を受ける
偏心ロータである。周期運動体23の重心は、その回転
軸心線から外れた位置にあり、回転することにより遠心
力に相当する加速度を受ける。この加速度は、単振動の
加速度である。周期運動体23の加速度は、その逆方向
の加速度を加速機本体22に発生させる。
【0026】この逆向き加速度は、振動台16又はスイ
ベル17を介してチャック18及び回転ロッド19に第
2周期的加速度として伝達される。この伝達は、上下の
付勢手段14,15によりバイアスされ、加速機本体2
2の振動幅は増幅される。第2周期的加速度は、第1周
期的加速度とばね定数とを変数とする関数で表される。
【0027】左右の偏心ロータ23が、対称面Sに対称
に配置されている。両偏心ロータ23を対称化させてい
る対称面Sは、回転ロッド19の中心軸心線Lを含む。
このような2体1組の偏心ロータ23が、図2に示され
るように、2組設けられている。2組の偏心ロータ23
の回転軸心線K1及びK2をそれぞれに通る平行な2平
面の中心面も、回転ロッド19の中心軸心線Lを含む。
2組のそれぞれの偏心ロータ23は、同一位相に配置さ
れる必要はない。2組の偏心ロータ23は、自己励起的
に共鳴して同一位相で回転するようになる。
【0028】図1に示されるように、回転ロッド19は
その下端に掘削して孔を形成するための削孔用ビット2
4を備えている。回転ロッド19は、削孔用ビット24
よりも上方位置に攪拌翼25を備えている。攪拌翼25
は、上下2段に設けられている。各段の攪拌翼25は、
複数枚又は複数体の攪拌羽根26を有している。
【0029】各攪拌羽根26は、液体である地盤改良剤
を噴射する噴射口(図示せず)を多数有している。複数
の噴射口から噴射される液流は、1平面を挟んで上下に
拡大する放射流を形成する。上下2段の攪拌羽根26か
ら噴射される放射流は、攪拌翼25が配置されている領
域に概ね均等量の改良剤を分散させる。
【0030】図1の状態でスイベル17を駆動してチャ
ック18と同体に回転ロッド19を回転駆動する。削孔
用ビット24により掘削が進み、形成された掘削孔31
内で地盤構成物体が破砕された状態になる。その破砕物
は、攪拌翼25により攪拌され更に細かく2次破砕され
る。このように2次破砕された地盤構成物体中に地盤改
良剤が浸透する。
【0031】回転ロッド19、攪拌翼25と同体化し同
調して地盤構成物体が共廻りをし始め1体の地盤構成物
体として振る舞うような現象が生じるが、このような一
体構成体中に位置する回転ロッド19及び攪拌翼25が
その一体物に対して相対的に上下運動する。この相対的
上下運動は、質量が大きくなった地盤構成物体に対する
攪拌翼25の相対的運動であるから、だるま落としのよ
うに地盤構成物体と攪拌翼25の一体性を解消する。こ
のような断層化が複数位置で起こり、その一体物を分断
する。この分断により、共廻りが回避される。共廻りの
回避は、掘削能率、攪拌能率の両方を高める。
【0032】偏心ロータの遠心力エネルギーは、回転ロ
ッド19に衝撃的に伝達されるよりも、回転ロッド1
9、攪拌翼25の上下の運動を介して前記分断のための
エネルギーとして消費され、その分断を促進させる。衝
撃音が少なく、騒音防止効果が示されている。
【0033】 実施例: 実験場・・・岸山第3工場東側人口土層場 人口土層 A地盤 まさ土 …33%(重量) 砕石(0〜40mm) …67% B地盤 まさ土 …60% 砕石(0〜40mm) …10% 玉石(150〜300mm) …30% 実験は、73φ単管堀りである。A地盤では、掘削速度
は両地盤で同じ速度14〜15秒/mが得られ、加速機
の使用・不使用による差異は見られなかった。B地盤で
は、加速機の不使用時には掘削不能に陥った。加速機使
用時の掘削速度は28〜29秒/mであり、A、B両地
盤で顕著な差異が見出された。騒音に関しては、機側7
mの同一位置で両地盤について比較された。加速機のみ
を駆動した場合のその騒音は90dB、加速機を使用し
ながら掘削を進めた場合の騒音は79dBであった。こ
のことは、掘削時には加速機の振動エネルギーは加速の
ために用いられ衝撃力としては用いられていない。な
お、従来のパーカッション形式の振動機は、掘削時にも
90dBを記録した。
【0034】図5,6は、本発明による地盤改良機の攪
拌装置の実施の形態2を示している。この実施形態2
は、機械台2と地面1との間に自走手段が介設されてい
る。この点を除けば、実施形態2は実施形態1と異なる
ところはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による地盤改良機の攪拌装置の
実施の形態1を示す正面断面図である。
【図2】図2は、図1の側面断面図である。
【図3】図3は、図1のIII−III線側面断面図である。
【図4】図4は、加速機の正面図である。
【図5】図5は、本発明による地盤改良機の攪拌装置の
実施の形態2を示す正面図である。
【図6】図6は、図5の側面図である。
【符号の説明】
2…機械台 7…フィーダ本体 13…振動伝達体用振動体 14…上側付勢手段 15…下側付勢手段 16…振動台 17…スイベル 18…チャック 19…回転ロッド 22…加速機本体 23…偏心ロータ 24…削孔用ビット 25…攪拌翼

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械台と、 前記機械台に搭載されている回転駆動機と、 前記回転駆動機により回転駆動される回転ロッドと、 前記回転ロッドのその軸方向の運動を許容するが前記回
    転ロッドに回転力を伝達する伝達機構と、 前記回転ロッドの下方部分にそれと同体に地盤中で回転
    するように取りつけられている攪拌翼と、 前記攪拌翼は地盤改良剤を地盤に注入するための注入手
    段を備えている地盤改良機の攪拌装置において、 更に、前記機械台に搭載され前記回転ロッドをその軸方
    向に往復運動させる加速機とからなることを特徴とする
    地盤改良機の攪拌装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記加速機は、 周期的加速度を受ける周期運動体と前記周期運動体を支
    持する加速機本体を備え、 前記加速機本体は前記加速機本体を支持し振動運動が可
    能な防振手段を介して前記機械台に支持されていること
    を特徴とする地盤改良機の攪拌装置。
  3. 【請求項3】請求項2おいて、 前記防振手段は、 前記周期運動体の往復運動幅と前記回転ロッドの往復運
    動幅とを異ならせる作用を有することを特徴とする地盤
    改良機の攪拌装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記加速機本体は、 更に昇降手段を介して前記機械台に支持されていること
    を特徴とする地盤改良機の攪拌装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 前記防振手段は弾性材で形成されていることを特徴とす
    る地盤改良機の攪拌装置。
  6. 【請求項6】請求項1おいて、 前記回転ロッドはチャックにより把持され、 前記加速機は、 周期的加速度を受ける周期運動体と、 前記周期運動体の運動に対応して前記回転ロッドに周期
    的加速度を発生させるための加速度伝達機構とを備え、 前記加速度伝達機構は前記チャックを含むことを特徴と
    する地盤改良機の攪拌装置。
  7. 【請求項7】請求項1おいて、 更に、前記回転ロッドを把持するチャックとからなり、 前記加速機は、 加速機本体と、 前記加速機本体に支持され回転する偏心ロータとを備
    え、 前記加速機本体は前記チャックに同体化されていること
    を特徴とする地盤改良機の攪拌装置。
  8. 【請求項8】地盤中で翼体を回転させ地盤形成物体を攪
    拌すること、 前記翼体から前記地盤形成物体に地盤改良剤を注入する
    こと、 前記翼体を前記回転の軸心線方向に往復運動させること
    とからなることを特徴とする地盤改良機の攪拌方法。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記往復運動により前記地盤形成物体を多層化して前記
    地盤構成物体の一体化を防止することを特徴とする地盤
    改良機の攪拌方法。
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JP2011140760A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Ohbayashi Corp 削孔攪拌装置
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