JPH1161550A - 溶融紡糸繊維の冷却方法 - Google Patents

溶融紡糸繊維の冷却方法

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JPH1161550A
JPH1161550A JP21845097A JP21845097A JPH1161550A JP H1161550 A JPH1161550 A JP H1161550A JP 21845097 A JP21845097 A JP 21845097A JP 21845097 A JP21845097 A JP 21845097A JP H1161550 A JPH1161550 A JP H1161550A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した気流が形成された冷却筒内で冷却さ
れることによって、固化点のばらつきのない均一な冷却
が行え、物性斑のない繊維を得ることができ、巻取時に
は良好な巻き姿のパッケージに巻き取ることができる溶
融紡糸繊維の冷却方法を提供する。 【解決手段】 熱可塑性重合体を紡糸口金1より溶融紡
糸し、糸条を冷却風吹き付け装置2で冷却し、続いて冷
却筒3内を走行させて冷却した後、引取ローラ7で引き
取る方法において、冷却筒3内に糸条の走行方向に沿っ
て下降気流を形成させ、この冷却筒3内を、引取ローラ
7での引き取り後の単糸繊度が50デニール以上となる
糸条を走行させて冷却する、溶融紡糸繊維の冷却方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、均一な冷却を行う
ことにより、物性斑のないポリアミド、ポリエステル等
の合成繊維を得ることができる溶融紡糸繊維の冷却方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性重合体を溶融し、ポリアミド、
ポリエステル等の合成繊維を一工程法で製造する方法に
おいては、紡糸口金より紡糸した糸条を冷却風吹き付け
装置で冷却し、続いて冷却筒内で冷却した後、引き取る
か、又は引き続いて延伸を行い、巻き取る。単糸繊度の
大きい銘柄の糸条の場合、溶融紡糸後、冷却風吹き付け
装置で冷却された糸条は完全に固化されておらず、冷却
筒内を走行するうちに固化するため、冷却筒の気流の状
態が糸条の固化点の位置や固化の状態を左右する要因と
なっている。冷却筒は通常2〜5m程度のものであり、
気圧差により筒内の気流は乱れやすく、この気流の乱れ
によって、糸条の固化点の位置にばらつきが生じ、均一
な冷却が阻害され、物性斑が生じる。
【0003】単糸繊度の小さい銘柄の糸条を溶融紡糸す
る際には、糸条の表面積が大きくなるため、引き取られ
る方向、下向きの随伴気流が多くなり、これによって、
冷却筒内で安定した下降気流が形成され、筒内の気流の
乱れが生じることが少なくなり、均一な冷却が行われ、
斑のない糸条が得られやすい。
【0004】一方、単糸繊度の大きい銘柄の糸条を溶融
紡糸する際には、糸条の表面積が小さくなるため、下向
きの随伴気流は少なく、冷却筒内で安定した気流が形成
されない。したがって、固化する前の糸条は、気圧差に
よる冷却筒内の気流の乱れの影響を受けやすく、しか
も、単糸繊度が大きいため、固化までに時間がかかり、
気流の乱れの影響を大きく受けることとなり、その結
果、糸条の固化点の位置がばらつき、均一な冷却が阻害
され、物性斑の生じた糸条となるという問題があった。
さらに、このように物性斑が生じた糸条を巻き取ると、
糸切れ、渡り糸や面落ちが生じ、巻き姿の悪いパッケー
ジとなるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決し、単糸繊度の大きい銘柄の糸条を安定
した気流が形成された冷却筒内で冷却することによっ
て、固化点のばらつきのない均一な冷却が行え、物性斑
のない糸条を得ることができ、巻取時には良好な巻き姿
のパッケージに巻き取ることができる溶融紡糸繊維の冷
却方法を提供することを技術的な課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意研究した結果、本発明に到達し
た。すなわち、第一発明は、熱可塑性重合体を紡糸口金
より溶融紡糸し、糸条を冷却風吹き付け装置で冷却し、
続いて冷却筒内を走行させて冷却した後、引取ローラで
引き取る方法において、冷却筒内に糸条の走行方向に沿
って下降気流を形成させ、この冷却筒内を、引取ローラ
での引き取り後の単糸繊度が50デニール以上となる糸条
を走行させて冷却することを特徴とする溶融紡糸繊維の
冷却方法を要旨とするものである。第二発明は、熱可塑
性重合体を紡糸口金より溶融紡糸し、糸条を冷却風吹き
付け装置で冷却し、続いて冷却筒内を走行させて冷却し
た後、引取ローラで引き取る方法において、冷却筒内に
内壁に沿って下降気流を吹き付けるパイプを周設し、か
つこのパイプより内側に内壁に沿って筒状のカバーを冷
却筒内の一部に設け、このカバー内を引取ローラでの引
き取り後の単糸繊度が50デニール以上となる糸条を走行
させて冷却することを特徴とする溶融紡糸繊維の冷却方
法を要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。図1は、本発明の溶融紡糸繊維の冷却方法
の一実施態様を示す概略工程図である。図2は、第一発
明に使用する冷却筒内部(気流の状態も)の一実施態様
を示す説明図であり、図3は、第二発明に使用する冷却
筒内部(気流の状態も)の一実施態様を示す説明図であ
り、図4は、図3の冷却筒の上面図である。
【0008】まず、本発明において溶融紡糸される熱可
塑性重合体としては、ナイロン6、66等のポリアミ
ド、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルが挙
げられ、また、これらの共重合体でもよい。
【0009】本発明は、これらの熱可塑性重合体を溶融
し、紡糸口金1より紡糸した糸条Yに、まず冷却風吹き
付け装置2で冷却風を吹き付け、続いて冷却筒3内を走
行させることによって冷却した後、引き取る方法に関す
るものである。冷却筒3内で完全に固化された糸条Y
は、油剤付与装置5で油剤を付与され、集束装置6で集
束された後、引取ローラ7、8で引き取られ、巻取装置
9で巻き取られる。
【0010】なお、冷却風吹き付け装置2としては、図
1に示すような片側吹き付けのものでも、環状に吹き付
けるものでもよい。そして、本発明においては、このよ
うな冷却風吹き付け装置で冷却を行った後、まだ完全に
固化していない糸条を、糸条の走行方向に沿って安定し
た気流が形成された冷却筒内を走行させて、冷却、固化
することが必要である。
【0011】第一発明は、冷却筒内に糸条の走行方向に
沿って下降気流を形成させ、この冷却筒内を糸条を走行
させて冷却するものである。冷却筒内に下降気流を形成
させる手段としては、冷却筒内に一定かつ均一の下降気
流を形成するものであれば、冷却筒内の上部より冷却風
を吹き付けるものでも冷却筒の下部より空気を吸引する
ものでもよいが、図4に示すように、冷却筒3の上部
に、内壁に沿ってパイプ4を周設し、パイプ4に均等に
設けた複数の穴11より圧縮された空気が糸条の走行方向
に沿って吹き出すものが好ましい。
【0012】このように、冷却筒の内壁に沿って、上部
より下降気流を糸条の走行方向に吹き出させたり、下部
より空気を吸引して下降気流を形成させることによっ
て、冷却筒内の気圧の差により発生する気流の乱れに打
ち勝つ、安定した気流が形成される。したがって、糸条
は、安定した下降気流が形成された冷却筒内を走行しな
がら冷却されるので、冷却筒の気流が乱れやすい単糸繊
度の大きい銘柄の糸条の場合でも、糸条の固化点の位置
がばらつくことなく、均一な冷却が行え、斑のない糸条
を得ることができる。
【0013】第二発明は、図3、4に示すように、冷却
筒の上部に、内壁に沿って下降気流を吹き出すパイプ4
を周設し、冷却筒の上方で、かつこのパイプより内側に
内壁に沿って筒状のカバー10を冷却筒の一部に設け、こ
のカバー内を、引取ローラ7での引き取り後の単糸繊度
が50デニール以上となる糸条を走行させて冷却するもの
である。
【0014】このように冷却筒内に筒状のカバーを設け
ると、パイプより吹き出される下降気流は、カバーと冷
却筒の間を通る。そして、カバーの下端より下方のカバ
ーの設置されていない冷却筒内においては、カバーと冷
却筒の間を通ってきた下降気流が冷却筒内全体に流れ出
し、筒内全体に下降気流が形成される。一方、カバー内
では、下降気流が吹き出されていないが、カバーと冷却
筒の間を通ってきた下降気流がカバーの下端から冷却筒
内全体に吹き出されると、気圧差により吹き出された空
気の一部がカバー内に吸い込まれ、上昇気流が形成され
る。
【0015】この上昇気流によりカバー内の気流は安定
するので、筒内に安定した下降気流が形成される第一発
明と同様に、安定した上昇気流が形成されたカバー内を
糸条が走行し、この間に固化されることによって、均一
な冷却が行え、固化点のばらつきが生じることがない。
【0016】したがって、冷却筒内に設ける筒状のカバ
ー内に、走行する糸条の固化点が存在するように、カバ
ーの長さを選択することが必要である。カバーの長さ
は、糸条の単糸繊度やフィラメント数等により適宜変更
すればよいが、おおむね冷却筒の長さの1/2〜1/3
の長さとすることが好ましい。
【0017】冷却筒のカバー内では、形成される上昇気
流が糸条の走行方向と逆向きであることによって、糸条
の冷却効率が高まり、また、カバーのない冷却筒内では
下降気流が形成されているため、筒内で空気抵抗による
空気延伸が行われて、引き取り時の張力が高まり、引取
ローラ上の糸条の揺れが減少し、糸条の物性をより均一
にする役目を果たしていると思われる。また、冷却筒の
カバー内では上昇気流、カバーのない部分では下降気流
が形成されているが、糸条はカバー内で完全に固化する
ため、カバーの下端付近で多少生じる気流の乱れの影響
を受けることはない。
【0018】また、カバーを設置するには、上端に引っ
掛け具を設け、冷却筒の上端に引っ掛けて設置すればよ
い。カバーの材質は特に限定されるものではなく、亜鉛
板、ステンレス鋼板や塩化ビニル樹脂等が挙げられる。
【0019】冷却筒内の上部から糸条の走行方向に沿っ
て吹き出す下降気流の速度や量については、前記のよう
な効果を奏することができるように、単糸繊度やフィラ
メント数によって、適宜選択すればよい。
【0020】第一、第二発明ともに、引き取り後、引き
続いて延伸し、高速(3000m/分程度)で巻き取る高速
紡糸法でもよいが、低速(500 〜1000m/分程度)で引
き取り、引き続いて延伸するスピンドロー法を採用する
ことが好ましい。
【0021】本発明において、冷却筒内を走行させて冷
却する糸条は、引取ローラでの引き取り後の単糸繊度が
50デニール以上となる単糸繊度の大きい銘柄の糸条であ
るが、図1に示すように引取ローラが2つ以上ある場合
は、1つめの引取ローラ7で引き取られた糸条の単糸繊
度をいう。そして、上記のように引き取り後に引き続い
て延伸する場合は、2つ目以降の引取ローラ8間で延伸
を施す。そして、引き取り後の単糸繊度は、好ましくは
50〜400 デニール、さらに好ましくは50〜150 デニール
であって、延伸後の単糸繊度は、10〜70デニール程度の
ものとすることが好ましく、フィラメント数は20〜100
程度のものが好ましい。
【0022】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、実施例における評価は次の方法で行った。 (1)強度、伸度のばらつき JIS L−1013 7 5 1法に準じ、島津社製
定速伸長型試験機を用いて引っ張り試験を行った。つか
み間隔は25cm、引っ張り速度は30cmであり、試料が
切断したときの荷重SD(gf)と伸びE(cm)を測
定した。測定は10m間隔で100 回行い、次式により強
度、伸度を算出し, 標準偏差によりばらつきを評価し
た。 強度(gf/d)=SD/d d:試料の正量繊度 伸度(%)=E/L×100 L:つかみ間隔(25cm) (2)巻き姿(満巻率 %) 巻き上がった7kgのパッケージを目視で判定し、次の
4段階で評価した。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:面落ちはないが、バルジあり ×:面落ち、バルジともにあり (3)糸切れ 72時間連続して紡糸を行い、その間の糸切れ回数をカウ
ントした。
【0023】実施例1 相対粘度(96%硫酸を溶媒とし、濃度1g/dl、温度25
℃で測定した。)3.50のナイロン6チップを用い、溶融
温度270 ℃とし、孔径0.70mm、孔数28の口金を用いて
溶融紡糸した。図1に示す工程に従い、紡糸した糸条を
加熱フードを通過させ、片側吹き付けの冷却風吹き付け
装置で冷却した後、続いて、冷却風吹き付け装置の直下
に設けた冷却筒(3.5 m)内を走行させて冷却を行っ
た。このとき、冷却筒には図4に示すように、冷却筒の
上部に、内壁に沿って空気を吹き出すパイプを周設し、
冷却筒内に下降気流を形成した。続いて、スピンドロー
法により、引取ローラ7で引き取り、引き続いて引取ロ
ーラ7、8間で延伸し、3000m/分の速度の巻取装置9
で巻き取った。糸条は、引取ローラ7での引き取り後の
単糸繊度が128 dであり、最終的に得られた糸条は 840
d/28fのものであった。このとき、得られた糸条の物
性及び巻き姿、糸切れ回数の評価を表1に示す。
【0024】実施例2〜3 紡糸口金の孔数や吐出量等を変更し、糸条の引取ローラ
での引き取り後の単糸繊度及び最終的に得られた糸条の
繊度を表1に示すような値のものとなるようにした以外
は、実施例1と同様に行った。このとき、得られた糸条
の物性及び巻き姿、糸切れ回数の評価を表1に示す。
【0025】比較例1〜3 冷却筒上部のパイプから空気を吹き出さず、冷却筒内に
下降気流を形成せずに、糸条の引取ローラでの引き取り
後の単糸繊度及び最終的に得られた糸条の繊度を表1に
示すような値のものとなるようにした以外は、実施例1
と同様に行った。このとき、得られた糸条の物性及び巻
き姿、糸切れ回数の評価を表1に示す。
【0026】実施例4 冷却筒内の上部に、内壁に沿ってパイプを周設し、この
パイプより下降気流を吹き付け、かつこのパイプより内
側に内壁に沿って筒状のカバーを設け、カバー内を糸条
を走行させて冷却を行った以外は実施例1と同様に行っ
た。カバーは亜鉛板製であり、長さは1.5 mのものであ
った。このとき、得られた糸条の物性及び巻き姿、糸切
れ回数の評価を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1より明らかなように、実施例1〜4で
は、糸切れの発生もなく、得られた糸条は、物性斑もな
く、パッケージに巻き取られた巻き姿の評価も高いもの
であった。一方、比較例1〜3は、冷却筒内に安定した
気流が形成されなかったため、比較例1、3は糸切れ発
生回数が多く、パッケージの巻き姿も悪く、得られた繊
維は物性斑の生じたものであった。比較例2は、得られ
た繊維の物性斑は比較的少なかったが、巻き取られたパ
ッケージはバルジが生じており、巻き姿の悪いものであ
った。
【0029】
【発明の効果】本発明の冷却方法によれば、糸条を安定
した気流が形成された冷却筒内で冷却、固化することに
よって、均一な冷却が行え、冷却時の糸条の固化点のば
らつきがなく、物性斑のない糸条を得ることができ、さ
らに、良好な巻き姿のパッケージに巻き取ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶融紡糸繊維の冷却方法の一実施態様
を示す概略工程図である。
【図2】第一発明に使用する冷却筒内部(気流の状態
も)の一実施態様を示す説明図である。
【図3】第二発明に使用する冷却筒内部(気流の状態
も)の一実施態様を示す説明図である。
【図4】図3の冷却筒の上面図である。
【符号の説明】
1 紡糸口金 2 冷却風吹き付け装置 3 冷却筒 4 パイプ 5 油剤付与装置 6 集束装置 7、8 引取ローラ 9 巻取装置 10 カバー Y 糸条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性重合体を紡糸口金より溶融紡糸
    し、糸条を冷却風吹き付け装置で冷却し、続いて冷却筒
    内を走行させて冷却した後、引取ローラで引き取る方法
    において、冷却筒内に糸条の走行方向に沿って下降気流
    を形成させ、この冷却筒内を、引取ローラでの引き取り
    後の単糸繊度が50デニール以上となる糸条を走行させて
    冷却することを特徴とする溶融紡糸繊維の冷却方法。
  2. 【請求項2】 熱可塑性重合体を紡糸口金より溶融紡糸
    し、糸条を冷却風吹き付け装置で冷却し、続いて冷却筒
    内を走行させて冷却した後、引取ローラで引き取る方法
    において、冷却筒内に内壁に沿って下降気流を吹き付け
    るパイプを周設し、かつこのパイプより内側に内壁に沿
    って筒状のカバーを冷却筒内の一部に設け、このカバー
    内を引取ローラでの引き取り後の単糸繊度が50デニール
    以上となる糸条を走行させて冷却することを特徴とする
    溶融紡糸繊維の冷却方法。
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WO2004005594A1 (de) * 2002-07-05 2004-01-15 Diolen Industrial Fibers B.V. Spinnverfahren

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