JPH1161001A - プレコート用塗料組成物及びプレコート鋼板 - Google Patents
プレコート用塗料組成物及びプレコート鋼板Info
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- JPH1161001A JPH1161001A JP9228908A JP22890897A JPH1161001A JP H1161001 A JPH1161001 A JP H1161001A JP 9228908 A JP9228908 A JP 9228908A JP 22890897 A JP22890897 A JP 22890897A JP H1161001 A JPH1161001 A JP H1161001A
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Abstract
性、プレス加工性及び耐食性を有するプレコート用塗料
組成物、及びかかる塗料組成物を塗装してなるプレコー
ト鋼板を提供する。 【解決手段】 プレコート用塗料組成物は、塗料固形分
を基準として、(A) 熱硬化性樹脂及び架橋剤からなるビ
ヒクル樹脂35〜94容量%と、(B) 下記の少なくとも1種
の防錆顔料5〜40容量%と、(B-1) Ca又はMgの炭酸塩、
(B-2) Al又はBaの硫酸塩、(B-3) Al、Zn、W、Ca又はBa
の珪酸塩、(B-4) Al、Zn、Ni、W、Mg又はCsの酢酸塩、
(B-5) Al、Mg又はCaのリン酸塩、(B-6) Al又はZnのモリ
ブデン酸塩、(B-7) Al、Zn又はPbのリンモリブデン酸
塩、(B-8) Al、Zn、Pb又はPのバナジン酸塩、(B-9) A
l、Zn、Ni、W、V、Si、Mg、Ca、Zr又はTiの酸化物、
及び(B-10)亜リン酸亜鉛、(C) 球状ステンレス粉末及び
鉄合金粉末からなる導電材1〜40容量%とを主成分とす
る。
Description
組成物及びプレコート鋼板に関し、特に自動車車体用の
鋼板等に塗装して優れた溶接性、プレス加工性及び耐食
性が得られるプレコート用塗料組成物、及びかかる塗料
組成物により塗装されたプレコート鋼板に関する。
板を目的形状にプレス加工した後、スポット溶接により
組立てられ、脱脂及びリン酸塩処理を施したのち電着塗
装する工程により製造されるが、製造工程の合理化を図
るため加工前の段階で予め鋼板にプレコート塗装を行う
ことが試みられている。このプレコート塗装により形成
される塗膜には、十分な耐食性のほかに、プレス加工時
に塗膜が鋼板から剥離したりクラックが発生することが
ない良好な加工性を有すること、組立てに際して容易に
溶接し得る溶接性を有すること、組立て後に必要な仕上
げ塗装ができること等の性能が要求される。
塗料を用いて鋼板にプレコート塗装した塗膜では、導電
性がないため連続溶接時に電極棒の先端が汚染されて円
滑に溶接することができない。このため導電性のある金
属成分を含む各種のプレコート用塗料組成物が提案され
ている。
分として(A) 芳香族環を含まないか含んでもその量が最
大限50重量%までの少なくとも1種の塗料用樹脂10〜35
重量%と、(B) 有機潤滑剤4〜30重量%と、(C) リン化
鉄主成分の導電性顔料15〜85重量%と、(D) リン化鉄分
解抑制剤1〜71重量%と、(E) その他の無機顔料0〜70
重量%とを含み、(C) 〜(E) の総量を塗料固形分中35〜
86重量%としたことを特徴とする溶接性、加工性及び耐
食性に優れた金属材プレコート用塗料組成物が開示され
ている。
シ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル
−ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂中の
いずれかからなるベース樹脂50〜95重量%と、(B) 尿素
樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、イソシアネー
ト、ポリイソシアネートのいずれか単独又は2種以上か
らなる架橋剤5〜50重量%と、(C) Zn粉末、Mn粉末、Zn
-Mg 合金粉末の単独又は2種以上からなる平均粒径10μ
m以下の金属粉末0.2 〜15重量%(ベース樹脂と架橋剤
の総量に対して)と、(D) クロム酸塩、リン酸塩、ポリ
リン酸塩、モリブデン酸塩の単独又は2種以上からなる
防錆顔料0.1 〜0.4 重量%(ベース樹脂と架橋剤の総量
に対して)との4成分からなるメッキ鋼板用高耐食性下
塗塗料が提案されている。
分として金属粉又は合金粉の1種以上30〜70重量%と、
カーボンファイバー0.1 〜10重量%とを含む溶接性及び
加工性に優れた被覆鋼板用塗料組成物が開示されてい
る。この塗料組成物においては、金属粉又は合金粉とし
てMg、Al、Si、Ti、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Zr、Pd、
Sn、Sbの1種以上の単体又は合金が使用されている。
よるプレコート鋼板用塗料は、基本的に導電性金属粉末
や防錆顔料をビヒクル樹脂に配合したものであり、その
成分選択及び組成比によって溶接性、加工性、耐食性等
の向上を図っているが、未だ実用上十分ではない。また
防錆顔料としてクロム系防錆顔料の効果は認められてい
る。
ら、プレコート用塗料組成物にクロム系防錆顔料を配合
するのは好ましくないと考えられるようになった。従っ
て本発明の目的は、クロム系防錆顔料を含有せずに優れ
た溶接性、プレス加工性及び耐食性を有するプレコート
用塗料組成物、及びかかる塗料組成物を塗装してなるプ
レコート鋼板を提供することである。
の結果、本発明者等は、熱硬化性樹脂及び架橋剤からな
るビヒクル樹脂と、球状ステンレス粉末及び鉄合金粉末
からなる導電材を主成分とするプレコート用塗料組成物
において、防錆顔料としてノンクロム系のものを使用す
ることにより、環境に優しく、優れた溶接性、プレス加
工性及び耐食性を付与することができることを発見し、
本発明に想到した。
は、塗料固形分を基準として、(A) 熱硬化性樹脂(A-1)
及び架橋剤(A-2) からなるビヒクル樹脂35〜94容量%
と、(B) 以下の化合物からなる群から選ばれた少なくと
も1種の防錆顔料5〜40容量%と、(B-1) Ca又はMgの炭
酸塩、(B-2) Al又はBaの硫酸塩、(B-3) Al、Zn、W、Ca
又はBaの珪酸塩、(B-4) Al、Zn、Ni、W、Mg又はCsの酢
酸塩、(B-5) Al、Mg又はCaのリン酸塩、(B-6) Al又はZn
のモリブデン酸塩、(B-7) Al、Zn又はPbのリンモリブデ
ン酸塩、(B-8) Al、Zn、Pb又はPのバナジン酸塩、(B-
9) Al、Zn、Ni、W、V、Si、Mg、Ca、Zr又はTiの酸化
物、及び(B-10)亜リン酸亜鉛、(C) 球状ステンレス粉末
(C-1) 、及びMn、Si、W、Mo、V、Ti、Ni、B及びNbか
らなる群から選ばれた少なくとも1種の金属を含有する
鉄合金粉末(C-2) からなる導電材1〜40容量%とを主成
分とすることを特徴とするプレコート用塗料組成物。
ノンクロム系防錆顔料と、導電材とを主成分とする。
び架橋剤(A-2) からなる。
−ウレタン樹脂、変性エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、
アクリル樹脂、アクリル−エポキシ樹脂、アクリル−フ
ェノール樹脂、アクリル−フェノール−エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、変性ポリエステル樹脂、アルキッド
樹脂、イソシアネート硬化型アクリル樹脂、ウレタン樹
脂、ポリカーボネート樹脂、酸無水物変性ポリプロピレ
ン樹脂等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて
使用する。エポキシ樹脂の場合には各種のアミン、ポリ
アミド、酸及び酸無水物等の硬化剤を添加してもよい。
ックイソシアネート化合物等を用いるのが好ましい。熱
硬化性樹脂/架橋剤の重量比は50:50〜95:5の範囲に
設定するのが好ましい。
クル樹脂の塗料に占める配合量は、塗料固形分を基準に
して35〜94容量%とする。ビヒクル樹脂の配合量が35容
量%未満であるとプレコート鋼板の加工性が低くく、ま
た94容量%を超えるとプレコート鋼板の溶接性は低下す
る。好ましいビヒクル樹脂の配合量は40〜85容量%であ
る。
ノンクロム系である必要があり、具体的には下記の化合
物(B-1) 〜(B-10)の少なくとも1種を添加する。 (B-1) Ca又はMgの炭酸塩、(B-2) Al又はBaの硫酸塩、(B
-3) Al、Zn、W、Ca又はBaの珪酸塩、(B-4) Al、Zn、N
i、W、Mg又はCsの酢酸塩、(B-5) Al、Mg又はCaのリン
酸塩、(B-6) Al又はZnのモリブデン酸塩、(B-7) Al、Zn
又はPbのリンモリブデン酸塩、(B-8) Al、Zn、Pb又はP
のバナジン酸塩、(B-9) Al、Zn、Ni、W、V、Si、Mg、
Ca、Zr又はTiの酸化物、及び(B-10)亜リン酸亜鉛。
ム、珪酸カルシウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、
酢酸マグネシウム、リン酸アルミニウム、モリブデン酸
アルミニウム、リンモリブデン酸アルミニウム、バナジ
ン酸リン及び亜リン酸亜鉛が好ましい。
5〜40容量%とする。防錆顔料の配合量が5容量%未満
であるとプレコート塗膜の耐食性が不十分であり、また
40容量%を超えると溶接性が低下し、かつ防錆顔料が沈
澱して塗料の貯蔵安定性が低下する。好ましい防錆顔料
の配合量は5〜30容量%であり、さらに好ましくは5〜
20容量%である。
粉末(C-2) を併用する。
溶湯をアトマイズ化した平均粒径が4〜10μmの実質的
に球状の粒子が好ましい。このような球状ステンレス粉
末としては、例えばPF-5〜20(株式会社パシフィックソ
ーワ製)等の市販品を使用することができる。
らなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と鉄との合
金粉末である。合金化する金属の含有量は20〜90重量%
程度であるのが好ましい。このような鉄合金粉末は、具
体的にはフェロマンガン、フェロシリコン、フェロタン
グステン、フェロモリブデン、フェロバナジウム、フェ
ロチタン、フェロニッケル、フェロボロン、フェロニオ
ブ等を使用することができる。実用上の観点から、特に
JIS G 2302(1986)のフェロシリコン2号、3号及び6号
に相当するSi/Fe合金(Si含有量:80重量%以下)、JI
SG 2301(1986)のフェロマンガンに相当するMn/Fe合金
(Mn含有量:85重量%以下)等が好ましい。
単独で用いると、溶接性を十分に改善することができな
いので、球状ステンレス粉末及び鉄合金粉末を併用す
る。球状ステンレス粉末/鉄合金粉末の重量比は9:1
〜1:9とするのが好ましい。より好ましい球状ステン
レス粉末/鉄合金粉末の重量比は7:3〜3:7であ
る。
る導電材の配合量は、塗料固形分に対して1〜40容量%
とする。導電材の配合量が1容量%未満であると溶接性
向上効果が不十分であり、特に塗膜が厚くなった場合に
溶接性が大きく低下する。また導電材の配合量が40容量
%を超えると、塗膜の加工性が低下する。好ましい導電
材の配合量は3〜20容量%である。
の導電材以外の導電性顔料、有機潤滑剤、着色顔料等を
添加しても良い。
ーボンブラック、亜鉛粉末、アルミニウム粉末等を用い
ることができる。導電性顔料の添加量[(A) +(B) +(C)
=100 容量%とした外掛け]は40容量%以下、好ましく
は20容量%以下とする。導電性顔料が40容量%を超える
と、塗膜の加工性が低下するので好ましくない。
ボン酸エステルが挙げられる。ポリオレフィン系化合物
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等が好まし
い。またカルボン酸エステルとしては、ステアリン酸、
マレイン酸等が好ましい。有機潤滑剤の配合量[(A) +
(B) +(C) =100 容量%とした外掛け]は30容量%以下
であり、好ましくは10容量%以下である。30容量%を超
えると、滑りすぎによる加工性の低下及び中塗り又は上
塗り塗料との密着性が低下する。
ニングリーン、ウルトラマリンブルー、キナクリドン
類、インダンスロン、イソインドリノン、ペリレン、ア
ンスラピリミジン、ベンズイミダゾロン等の有機着色顔
料が好ましい。着色顔料の添加量[(A) +(B) +(C) =10
0 容量%とした外掛け]は10容量%以下、好ましくは0.
1 〜5容量%である。着色顔料の添加量が10容量%を超
えると、塗膜の加工性が低下するので好ましくない。
ェーカー、ディゾルバー、ボールミル、サンドグランド
ミル、ニーダー等の混合装置により上記各成分を混合す
ることにより調製する。この際適当な有機溶媒及び必要
に応じて水を配合してプレコート用塗料組成物を適正な
粘度に調整する。有機溶媒としては、トルエン、キシ
レンのような芳香族炭化水素類、n−ヘキサンやヘプ
タン等の脂肪族炭化水素類、主として脂肪族炭化水素
からなり若干の芳香族炭化水素を含有する種々の沸点範
囲を有する石油留分類、酢酸ブチル、エチレングリコ
ールジアセテート、2−エトキシエチルアセテートのよ
うなエステル類、アセトン、メチルイソブチルケトン
等のケトン類、ブチルアルコールのようなアルコール
類の1種又は2種以上を用いる。
ては、例えば自動車の車体用に用いるニッケル−亜鉛合
金めっき鋼板、鉄−亜鉛めっき鋼板、亜鉛めっき鋼板等
が挙げられる。被塗物の鋼板には予め公知の方法で脱脂
及び化成処理を施しておくのが好ましい。
にプレス加工する前に行う塗装である。プレコート塗装
は、適当な粘度に調整したプレコート用塗料組成物をエ
アスプレー塗装法、エアレス塗装法、静電塗装法、グラ
ビアコーティング法、ロールコーティング法、カーテン
コーティング法、バーコーティング法、オフセットグラ
ビアコーティング法等の通常の塗装方法により行う。特
に膜厚の精度及び塗布面の平滑性等が要求される場合に
は、グラビアコーティング法、ロールコーティング法、
カーテンコーティング法、バーコーティング法、オフセ
ットグラビアコーティング法等の方法が好ましい。
膜厚は1〜10μm、好ましくは3〜8μmである。この
乾燥膜厚が1μm未満であると十分な耐食性が付与され
ず、また10μmを超えると塗膜面の平滑性が低下するだ
けでなく、溶接性及び加工性も低下する。塗装後の塗膜
は乾燥後、140 〜230 ℃(最高到達板温度)で20〜60秒
間焼き付けるのが好ましい。
た鋼板は、防錆顔料、球状ステンレス粉末及び鉄合金粉
末を含む緻密で密着性に優れた塗膜により均一に被覆さ
れているので、耐食性に優れているのみならず、プレス
加工に際して塗膜が剥離したり傷ついたりすることがな
く、良好な加工性を有する。その上プレコート塗膜は優
れた溶接性を有するので、スホツト溶接時の限界連続溶
接打点数が2000点を超える。さらに本発明のプレコート
鋼板に中塗り及び上塗りを施したときに良好な密着性を
発揮する。
るが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお
各実施例及び比較例における成分の配合量は、特に断ら
ないかぎり塗料固形分に対する容量%で表す。
シ(株)製)。 ポリエステル樹脂:「エスペル1610L 」(日立化成工業
(株)製)。
子(株)製)。 ブロックポリイソシアネート化合物:「コロネート251
3」(日本ポリウレタン工業(株)製)。
製)。 硫酸バリウム:「沈降性硫酸バリウム#100 」(堺化学
工業(株)製)。 珪酸カルシウム:「シールデックス AC-5 」(グレース
社製)。 酸化チタン:「タイペーク CR95 」(石原産業(株)
製)。 アルミナ:「MCクレー」(山陽クレー(株)製)。 酢酸マグネシウム:試薬級(和光純薬工業(株)製)。 リン酸アルミニウム:「Kホワイト #105 」(帝国化
工(株)製)。 モリブデン酸アルミニウム:「モリホワイト」(森下産
業(株)製)。 リンモリブデン酸アルミニウム:「LFボウセイ PM-308
」(キクチカラー(株)製)。 バナジン酸リン:「VP顔料 F-121」(日本ペイント
(株)製)。 亜リン酸亜鉛:「YM60」(太平化学産業(株)製)。
製)。 カーボンブラック:三菱カーボン(三菱化学(株)
製)。
ジャパン(株)製) 。カルボン酸エステル:ノプコカント(サンノプコ
(株)製)。
社製)。 フタロシアニンブルー:Hostaperm Blue(ヘキスト社
製)。 ソルベントオレンジG:Novoperm Orange (ヘキスト社
(株)製)。 ソルベントファーストレッドB:Hostaperm Red EG(ヘ
キスト社(株)製)。
ディソルバーにより塗装適性粘度になるように混合・撹
拌して、プレコート用塗料組成物を調製した。
含有量:11〜15重量%、めっき量:20g/m2)に、「サー
フコート147/148 」(日本ペイント(株)製)を20mg/m
2 の塗布量(全Zr量として、固形分基準)でロールコー
トし、表面処理した。得られた表面処理鋼板に、各プレ
コート用塗料組成物をロールコートにより1回塗りし、
ガス炉に入れて160 ℃(最高到達板温度)で焼き付けた
後、水冷した。得られたプレコート鋼板(以下「試験
板」という)の塗膜の膜厚は約5μmであった。
方法により溶接性、加工性、耐食性及び塗膜密着性を評
価した。結果を表2に示す。
6)を用い、電極間加圧加重を200 kgに調整して、各試
験板の塗膜面どうしを加圧後10000 Aの電流を0.2 秒間
印加して、連続的にスポット溶接を行い、ナゲット径4
mm以上の安定な圧痕を確保できる限界連続溶接打点を求
めた。この連続スポット溶接性の評価は下記の基準によ
り行った。 5:限界連続打点数2000以上で溶接可能。 4:1000以上2000未満で溶接可能。 3:500 以上1000未満で溶接可能。 2:100 以上500 未満で溶接可能。 1:100 未満で溶接可能。
にして直径50mmの円筒状に絞り加工した(絞り比2.0
)。加工部(曲げ加工されたショルダー部及び伸び加
工された円筒部)を拡大して(10倍)、傷その他の表面
状態を肉眼で観察した。加工性の評価は下記の基準によ
り行った。 5:傷等の異常がない。 4:傷が5%未満の面積率で発生したが、素地まで到達
せず。 3:傷が5〜10%未満の面積率で発生したが、素地まで
到達せず。 2:傷が10%以上の面積率で発生し、素地まで到達し
た。 1:試験板に割れが発生した。
℃で2時間乾燥し、次いで50℃に加温した相対湿度98%
以上の湿潤雰囲気に2時間曝す処理を200 サイクル繰り
返し、錆の発生状況を観察した。耐複合腐食性の評価基
準は以下の通りである。 5:錆の発生が認められず、異常なし。 4:白錆発生5%以下(但し赤錆の発生なし)。 3:白錆発生20%以下(但し赤錆の発生なし)。 2:白錆発生50%以下(但し赤錆の発生なし)。 1:赤錆が発生した。
イント(株)製]を乾燥膜厚が30〜40μmになるように
塗装し、140 ℃で30分間焼き付け、次いで上塗り塗料
[「スーパーラックメタリック」(日本ペイント(株)
製)]を乾燥膜厚が20〜30μmになるように塗装し、14
0 ℃で30分間焼き付けた。その後50℃の温水中に240
時間浸漬し、取り出して塗膜面に発生したブリスターを
観察した。耐温水性の評価は下記の基準で行った(ただ
し、%はブリスターの面積率を表す)。 5:ブリスターの発生なし。 4:ブリスターの発生5%以下。 3:ブリスターの発生20%以下。 2:ブリスターの発生50%以下。 1:ブリスターの発生50%超。
試験機に各試験板をセツトし、5%濃度の食塩水を噴霧
する塩水処理を3000時問行った後で、錆の発生率を測定
した。耐塩水腐食性の評価は下記の基準で行った(ただ
し、%はブリスターの面積率を表す)。 5:ブリスターの発生なし。 4:ブリスターの発生5%以下。 3:ブリスターの発生20%以下。 2:ブリスターの発生50%以下。 1:ブリスターの発生50%超。
イント(株)製)]を乾燥膜厚が30〜40μmになるよう
に塗装し、140 ℃で30分問焼き付け、次いで上塗り塗料
[「スーパーラックメタリック」(日本ペイント(株)
製)]を乾燥膜厚が20〜30μmになるように塗装し、14
0 ℃で30分間焼き付けた。得られた複層塗膜に対して、
碁盤目エリクセン押出し試験を行った。試験は、塗膜に
2mm角の碁盤目を25個形成し、試験板の裏からエリク
ソン試験機のピンを6mm押出した後、セロファン粘着
テープを塗膜面に貼付し、剥離することにより行った。
塗膜密着性は剥離の状況により下記の基準で判定した。 5:剥離が全くなかった。 4:剥離が3個未満。 3:剥離が6個未満。 2:剥離が9個未満。 1:剥離が9個以上。
に、本発明のプレコート用塗料組成物により得られたプ
レコート塗膜は、溶接性、加工性、耐食性及び塗膜密着
性に優れているが、比較例のプレコート塗膜ではこれら
の特性が全て満たされることはない。
下の通りである。 (1) ビヒクル樹脂(A) を構成する熱硬化製樹脂(A-1) が
エポキシ樹脂又はポリエステル樹脂であり、架橋剤(A-
2) がフェノール樹脂又はポリイソシアネート化合物で
あることを特徴とするプレコート用塗料組成物。 (2) 熱硬化性樹脂(A-1) /架橋剤(A-2) の重量比が50:
50〜95:5であることを特徴とするプレコート用塗料組
成物。 (3) 防錆顔料(B) として、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、珪酸カルシウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、
酢酸マグネシウム、リン酸アルミニウム、モリブデン酸
アルミニウム、リンモリブデン酸アルミニウム、バナジ
ン酸リン及び亜リン酸亜鉛からなる群から選ばれた少な
くとも1種を用いることを特徴とするプレコート用塗料
組成物。 (4) 導電材(C) を構成する球状ステンレス粉末(C-1) と
して、平均粒子径4〜10μmのものを用いることを特徴
とするプレコート用塗料組成物。 (5) 球状ステンレス粉末(C-1) /鉄合金粉末(C-2) の重
量比が9:1〜1:9であることを特徴とするプレコー
ト用塗料組成物。 (6) 必要に応じ導電性顔料、有機潤滑剤、着色顔料等を
適当量含有することを特徴とするプレコート用塗料組成
物。
として球状ステンレス粉末と鉄合金粉末を併用し、更に
これらの導電材と併せてノンクロム系防錆顔料をビヒク
ル樹脂に配合することにより、溶接性、加工性、耐食性
及び塗膜密着性等に優れているとともに、クロム防錆顔
料に伴う問題のないプレコート用塗料組成物が得られ
る。本発明のプレコート用塗料組成物は、特に自動車車
体用の鋼板のプレコート塗装用に好適である。
Claims (4)
- 【請求項1】 塗料固形分を基準として、(A) 熱硬化性
樹脂(A-1) 及び架橋剤(A-2) からなるビヒクル樹脂35〜
94容量%と、(B) 以下の化合物からなる群から選ばれた
少なくとも1種の防錆顔料5〜40容量%と、 (B-1) Ca又はMgの炭酸塩、 (B-2) Al又はBaの硫酸塩、 (B-3) Al、Zn、W、Ca又はBaの珪酸塩、 (B-4) Al、Zn、Ni、W、Mg又はCsの酢酸塩、 (B-5) Al、Mg又はCaのリン酸塩、 (B-6) Al又はZnのモリブデン酸塩、 (B-7) Al、Zn又はPbのリンモリブデン酸塩、 (B-8) Al、Zn、Pb又はPのバナジン酸塩、 (B-9) Al、Zn、Ni、W、V、Si、Mg、Ca、Zr又はTiの酸
化物、及び (B-10)亜リン酸亜鉛、 (C) 球状ステンレス粉末(C-1) 、及びMn、Si、W、Mo、
V、Ti、Ni、B及びNbからなる群から選ばれた少なくと
も1種の金属を含有する鉄合金粉末(C-2) からなる導電
材1〜40容量%とを主成分とすることを特徴とするプレ
コート用塗料組成物。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプレコート用塗料組成
物において、前記防錆顔料が、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、珪酸カルシウム、酸化チタン、酸化アルミニウ
ム、酢酸マグネシウム、リン酸アルミニウム、モリブデ
ン酸アルミニウム、リンモリブデン酸アルミニウム、バ
ナジン酸リン及び亜リン酸亜鉛からなる群から選ばれた
少なくとも1種の化合物であることを特徴とするプレコ
ート用塗料組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のプレコート用塗
料組成物において、前記鉄合金粉末(C-2) が、Si含有量
80重量%以下のSi/Fe合金粉末及び/又はMn含有量85重
量%以下のMn/Fe合金粉末であることを特徴とするプレ
コート用塗料組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のプレコ
ート用塗料組成物により塗装されたことを特徴とするプ
レコート鋼板。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22890897A JP4094707B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | プレコート用塗料組成物及びプレコート鋼板 |
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---|---|---|---|
JP22890897A JP4094707B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | プレコート用塗料組成物及びプレコート鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1161001A true JPH1161001A (ja) | 1999-03-05 |
JP4094707B2 JP4094707B2 (ja) | 2008-06-04 |
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ID=16883746
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