JPH1160201A - 水素吸蔵合金の貯蔵容器 - Google Patents
水素吸蔵合金の貯蔵容器Info
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- JPH1160201A JPH1160201A JP9208939A JP20893997A JPH1160201A JP H1160201 A JPH1160201 A JP H1160201A JP 9208939 A JP9208939 A JP 9208939A JP 20893997 A JP20893997 A JP 20893997A JP H1160201 A JPH1160201 A JP H1160201A
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水素吸蔵合金を収容した容器の内壁に沿っ
て,モリブデン,又はタングステン或いはこれらの合金
を板状に配置し,容器からの水素の散逸を防止し,又,
高温での金属容器の水素脆化を防止した,水素吸蔵合金
貯蔵容器を提供すること。 【解決手段】 水素吸蔵合金の貯蔵容器は,容器本体1
と天蓋7とを備えた金属容器10からなる。この金属容
器10は,水素吸蔵合金2を収容し,この水素吸蔵合金
を加熱又は冷却するための熱交換媒体流通路としての熱
交換チューブ3を配置し,水素ガス出入りチューブ4を
具備する容器であって,金属容器10の内面に沿つて,
水素非透過性の金属であるモリブデン,又はタングステ
ン,或いはそれらの合金板,例えば,モリブデンカップ
5及びモリブデン板8を配置した。
て,モリブデン,又はタングステン或いはこれらの合金
を板状に配置し,容器からの水素の散逸を防止し,又,
高温での金属容器の水素脆化を防止した,水素吸蔵合金
貯蔵容器を提供すること。 【解決手段】 水素吸蔵合金の貯蔵容器は,容器本体1
と天蓋7とを備えた金属容器10からなる。この金属容
器10は,水素吸蔵合金2を収容し,この水素吸蔵合金
を加熱又は冷却するための熱交換媒体流通路としての熱
交換チューブ3を配置し,水素ガス出入りチューブ4を
具備する容器であって,金属容器10の内面に沿つて,
水素非透過性の金属であるモリブデン,又はタングステ
ン,或いはそれらの合金板,例えば,モリブデンカップ
5及びモリブデン板8を配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,水素エンジンに水
素を供給するための,水素吸蔵合金を貯蔵する容器,あ
るいは,水素吸蔵合金車載輸送用大型容器に関するもの
である。
素を供給するための,水素吸蔵合金を貯蔵する容器,あ
るいは,水素吸蔵合金車載輸送用大型容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来,水素吸蔵合金の貯蔵容器はスチー
ル製であり,条件によって反応熱で金属容器自体が相当
温度上昇するにも拘わらず,単に,圧力容器としての扱
いが多く,水素漏れや,金属容器の高温での水素脆化に
対する配慮に欠けていた。特に,水素吸蔵合金車載輸送
用大型容器などは水素散逸等に対する安全性に重要な配
慮を要する。
ル製であり,条件によって反応熱で金属容器自体が相当
温度上昇するにも拘わらず,単に,圧力容器としての扱
いが多く,水素漏れや,金属容器の高温での水素脆化に
対する配慮に欠けていた。特に,水素吸蔵合金車載輸送
用大型容器などは水素散逸等に対する安全性に重要な配
慮を要する。
【0003】又,水素吸蔵合金も多種有り,上昇する温
度も500℃程度まで見込まれるが,耐熱性の問題で,
現状では温度の低く,あまり効率の良くない水素吸蔵合
金を利用している。
度も500℃程度まで見込まれるが,耐熱性の問題で,
現状では温度の低く,あまり効率の良くない水素吸蔵合
金を利用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,効率良
く,水素吸蔵合金を使用しようとしたり,効率の高い水
素吸蔵合金を使用しようとすると,反応熱で容器の温度
が上昇し,温度上昇と共に容器内の水素が容器壁を透過
して大気中に離散する。また,容器の材料が長時間の内
に,水素脆化を引き起こす可能性が有る。
く,水素吸蔵合金を使用しようとしたり,効率の高い水
素吸蔵合金を使用しようとすると,反応熱で容器の温度
が上昇し,温度上昇と共に容器内の水素が容器壁を透過
して大気中に離散する。また,容器の材料が長時間の内
に,水素脆化を引き起こす可能性が有る。
【0005】そこで,本発明の技術的課題は,前述した
ように,水素の透過散逸や金属容器の水素脆化を防止す
ることができる水素吸蔵合金の貯蔵容器を提供すること
にある。
ように,水素の透過散逸や金属容器の水素脆化を防止す
ることができる水素吸蔵合金の貯蔵容器を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために,本発明の水素吸蔵合金の貯蔵容器では,内面
に沿って,金属元素中,最も水素透過度が低く,しかも
耐熱性のある,タングステン,又はモリブデン或いはこ
れらの合金を板状に配置したものである。
るために,本発明の水素吸蔵合金の貯蔵容器では,内面
に沿って,金属元素中,最も水素透過度が低く,しかも
耐熱性のある,タングステン,又はモリブデン或いはこ
れらの合金を板状に配置したものである。
【0007】即ち,本発明によれば,水素吸蔵合金を収
容し,同水素吸蔵合金を加熱及び冷却するための熱交換
媒体流通路チューブを設け,熱交換媒体を流通させ,さ
らに,容器内部に水素ガスを出入りさせる水素ガス出入
りチューブを併せもつ内部熱交換式水素吸蔵合金の貯蔵
容器において,前記貯蔵容器の内部壁に沿って,水素非
透過性の金属からなる水素隔壁を設けたことを特徴とす
る水素吸蔵合金の貯蔵容器が得られる。
容し,同水素吸蔵合金を加熱及び冷却するための熱交換
媒体流通路チューブを設け,熱交換媒体を流通させ,さ
らに,容器内部に水素ガスを出入りさせる水素ガス出入
りチューブを併せもつ内部熱交換式水素吸蔵合金の貯蔵
容器において,前記貯蔵容器の内部壁に沿って,水素非
透過性の金属からなる水素隔壁を設けたことを特徴とす
る水素吸蔵合金の貯蔵容器が得られる。
【0008】また,本発明によれば,前記水素吸蔵合金
の貯蔵容器において,前記水素隔壁は,モリブデン,タ
ングステン,及びそれらの内の少なくとも一方を含む合
金の内のいずれか一方からなり,板状であることを特徴
とする水素吸蔵合金の貯蔵容器が得られる。
の貯蔵容器において,前記水素隔壁は,モリブデン,タ
ングステン,及びそれらの内の少なくとも一方を含む合
金の内のいずれか一方からなり,板状であることを特徴
とする水素吸蔵合金の貯蔵容器が得られる。
【0009】また,本発明によれば,前記水素吸蔵合金
の貯蔵容器において,前記水素隔壁は,圧延加工板から
なることを特徴とする水素吸蔵合金貯蔵容器が得られ
る。
の貯蔵容器において,前記水素隔壁は,圧延加工板から
なることを特徴とする水素吸蔵合金貯蔵容器が得られ
る。
【0010】また,本発明によれば,前記水素吸蔵合金
の貯蔵容器において,前記水素隔壁は,溶射緻密化加工
によって形成されていることを特徴とする水素吸蔵合金
の貯蔵容器が得られる。
の貯蔵容器において,前記水素隔壁は,溶射緻密化加工
によって形成されていることを特徴とする水素吸蔵合金
の貯蔵容器が得られる。
【0011】また,本発明によれば,前記水素吸蔵合金
の貯蔵容器において,前記水素隔壁は,CVD(化学蒸
着法)によって形成されていることを特徴とする水素吸
蔵合金の貯蔵容器が得られる。
の貯蔵容器において,前記水素隔壁は,CVD(化学蒸
着法)によって形成されていることを特徴とする水素吸
蔵合金の貯蔵容器が得られる。
【0012】また,本発明によれば,前記水素吸蔵合金
の貯蔵容器において,前記熱交換媒体流通路チューブ
は,モリブデン,タングステン,及びそれらの内の少な
くとも一方を含む合金の内のいずれかで形成されている
ことを特徴とする水素吸蔵合金の貯蔵容器が得られる。
の貯蔵容器において,前記熱交換媒体流通路チューブ
は,モリブデン,タングステン,及びそれらの内の少な
くとも一方を含む合金の内のいずれかで形成されている
ことを特徴とする水素吸蔵合金の貯蔵容器が得られる。
【0013】また,本発明によれば,前記水素吸蔵合金
の貯蔵容器において,前記水素ガス出入りチューブは,
モリブデン,タングステン,及びそれらの内の少なくと
も一方を含む合金の内のいずれかで形成されていること
を特徴とする水素吸蔵合金の貯蔵容器が得られる。
の貯蔵容器において,前記水素ガス出入りチューブは,
モリブデン,タングステン,及びそれらの内の少なくと
も一方を含む合金の内のいずれかで形成されていること
を特徴とする水素吸蔵合金の貯蔵容器が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態による水素吸蔵合金の貯蔵容器を示す断面
図である。図2は図1のモリブデンカップを示す端面断
面図である。
の実施の形態による水素吸蔵合金の貯蔵容器を示す断面
図である。図2は図1のモリブデンカップを示す端面断
面図である。
【0016】図1に示すように,容器本体1と天蓋7と
からなる密閉された円筒状金属容器10の内部には細粒
状の水素吸蔵合金2が収納されている。この水素吸蔵合
金2が収容されている部分には,水素吸蔵合金2と熱交
換を行う為の熱交換媒体流通路用管としてU字状の熱交
換チューブ3が,両端を天蓋7を貫通して多数設置され
ている。熱交換チューブ3の周囲には,通常は,外側に
放射状に突出した円盤状のフィン6が長さ方向に間隔を
置いて複数設けられ,熱交換効率の向上がはかられる。
からなる密閉された円筒状金属容器10の内部には細粒
状の水素吸蔵合金2が収納されている。この水素吸蔵合
金2が収容されている部分には,水素吸蔵合金2と熱交
換を行う為の熱交換媒体流通路用管としてU字状の熱交
換チューブ3が,両端を天蓋7を貫通して多数設置され
ている。熱交換チューブ3の周囲には,通常は,外側に
放射状に突出した円盤状のフィン6が長さ方向に間隔を
置いて複数設けられ,熱交換効率の向上がはかられる。
【0017】又,金属容器10の外部に対して,水素の
出し入れを行う為に,水素ガス出入りチューブ4が,天
蓋7の中心に金属容器10内部に連絡するように設けら
れている。容器本体1の内部は水素吸蔵合金2で満たさ
れている。この容器本体1の内面に沿って,モリブデン
カップ5が配置されている。
出し入れを行う為に,水素ガス出入りチューブ4が,天
蓋7の中心に金属容器10内部に連絡するように設けら
れている。容器本体1の内部は水素吸蔵合金2で満たさ
れている。この容器本体1の内面に沿って,モリブデン
カップ5が配置されている。
【0018】図2に示すように,モリブデンカップ5
は,1mm厚のモリブデン板をへら絞り加工を施すこと
によって形成されている。このモリブデンカップ5は図
1に示されるように,容器本体1の内壁面に配置され
る。また,天蓋7の内面にもモリブデン板8が配置され
ている。尚,容器本体1と天蓋7とは,ボルト11及び
ナット12によって固定されている。
は,1mm厚のモリブデン板をへら絞り加工を施すこと
によって形成されている。このモリブデンカップ5は図
1に示されるように,容器本体1の内壁面に配置され
る。また,天蓋7の内面にもモリブデン板8が配置され
ている。尚,容器本体1と天蓋7とは,ボルト11及び
ナット12によって固定されている。
【0019】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
よる水素吸蔵合金の貯蔵容器では,第1の実施の形態に
おける金属容器10の熱交換チューブ3及び水素ガス出
入りチューブ4をモリブデン材に変更して作製した。
よる水素吸蔵合金の貯蔵容器では,第1の実施の形態に
おける金属容器10の熱交換チューブ3及び水素ガス出
入りチューブ4をモリブデン材に変更して作製した。
【0020】(第3の実施の形態)第3の実施の形態に
よる水素吸蔵合金の貯蔵容器では,第2の実施の形態に
おける金属容器のモリブデン材料の部分をタングステン
材に変更して作製した。
よる水素吸蔵合金の貯蔵容器では,第2の実施の形態に
おける金属容器のモリブデン材料の部分をタングステン
材に変更して作製した。
【0021】(第4の実施の形態)図1に示す密閉され
た円筒状の金属容器10の内部には,細粒水素吸蔵合金
2が収容されている。この水素吸蔵合金が収容されてい
る部分には,水素吸蔵合金と熱交換を行う為の熱交換媒
体流通路チューブとしての熱交換チューブ3と水素ガス
出入りチューブ4が設けられ,熱交換チューブ3には熱
交換効率を上げるため,多数の円盤状のフィン6が設け
られている。
た円筒状の金属容器10の内部には,細粒水素吸蔵合金
2が収容されている。この水素吸蔵合金が収容されてい
る部分には,水素吸蔵合金と熱交換を行う為の熱交換媒
体流通路チューブとしての熱交換チューブ3と水素ガス
出入りチューブ4が設けられ,熱交換チューブ3には熱
交換効率を上げるため,多数の円盤状のフィン6が設け
られている。
【0022】この円筒状の金属容器10の内面及び熱交
換チューブ3の外面に,ブラズマ溶射法を用いてモリブ
デンを厚さ0.5mm被覆し,水素吸蔵合金の貯蔵容器
とした。
換チューブ3の外面に,ブラズマ溶射法を用いてモリブ
デンを厚さ0.5mm被覆し,水素吸蔵合金の貯蔵容器
とした。
【0023】(第5の実施の形態)第4の実施の形態に
よる金属容器10において,プラズマ溶射法を用いて被
覆したモリブデン材をタングステン材料に替えて被覆
し,水素吸蔵合金の貯蔵容器とした。
よる金属容器10において,プラズマ溶射法を用いて被
覆したモリブデン材をタングステン材料に替えて被覆
し,水素吸蔵合金の貯蔵容器とした。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように,本発明によれば,
水素吸蔵合金貯蔵容器の内張りに,耐熱耐水素透過性に
優れたモリブデン,タングステン,及びそれらを夫々含
む合金を使用する事により,効率の良い水素吸蔵合金を
使用する事が可能となり,又容器の水素脆化を防止出
来,優れた効果を得ることか出来た。
水素吸蔵合金貯蔵容器の内張りに,耐熱耐水素透過性に
優れたモリブデン,タングステン,及びそれらを夫々含
む合金を使用する事により,効率の良い水素吸蔵合金を
使用する事が可能となり,又容器の水素脆化を防止出
来,優れた効果を得ることか出来た。
【0025】特に,本発明の水素吸蔵合金の貯蔵容器を
水素吸蔵合金車載輸送用大型容器に用いた場合の安全性
については,優れた効果が期待される。
水素吸蔵合金車載輸送用大型容器に用いた場合の安全性
については,優れた効果が期待される。
【図1】本発明の第1の実施の形態による水素吸蔵合金
の貯蔵容器を示す断面図である。
の貯蔵容器を示す断面図である。
【図2】図1のモリブデンカップの断面図である。
1 水素吸蔵合金の貯蔵容器底付き外筒(容器本体) 2 水素吸蔵合金 3 熱交換チューブ 4 水素ガス出入りチューブ 5 モリブデンカップ 6 フィン 7 天蓋 8 モリブデン板 10 金属容器 11 ボルト 12 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 隆 東京都大田区京浜島二丁目8番9号 株式 会社サンリック内
Claims (7)
- 【請求項1】 水素吸蔵合金を収容し,同水素吸蔵合金
を加熱及び冷却するための熱交換媒体流通路チューブを
設け,熱交換媒体を流通させ,さらに,容器内部に水素
ガスを出入りさせる水素ガス出入りチューブを併せもつ
内部熱交換式水素吸蔵合金の貯蔵容器において,前記貯
蔵容器の内部壁に沿って,水素非透過性の金属からなる
水素隔壁を設けたことを特徴とする水素吸蔵合金の貯蔵
容器。 - 【請求項2】 請求項1記載の水素吸蔵合金の貯蔵容器
において,前記水素隔壁は,モリブデン,タングステ
ン,及びそれらの内の少なくとも一方を含む合金の内の
いずれか一方からなり,板状であることを特徴とする水
素吸蔵合金の貯蔵容器。 - 【請求項3】 請求項2記載の水素吸蔵合金の貯蔵容器
において,前記水素隔壁は,圧延加工板からなることを
特徴とする水素吸蔵合金の貯蔵容器。 - 【請求項4】 請求項2記載の水素吸蔵合金の貯蔵容器
において,前記水素隔壁は,溶射緻密化加工によって形
成されていることを特徴とする水素吸蔵合金の貯蔵容
器。 - 【請求項5】 請求項2記載の水素吸蔵合金の貯蔵容器
において,前記水素隔壁は,CVDによって形成されて
いることを特徴とする水素吸蔵合金の貯蔵容器。 - 【請求項6】 請求項2記載の水素吸蔵合金の貯蔵容器
において,前記熱交換媒体流通路チューブは,モリブデ
ン,タングステン,及びそれらの内の少なくとも一方を
含む合金の内のいずれかで形成されていることを特徴と
する水素吸蔵合金の貯蔵容器。 - 【請求項7】 請求項2記載の水素吸蔵合金の貯蔵容器
において,前記水素ガス出入りチューブは,モリブデ
ン,タングステン,及びそれらの内の少なくとも一方を
含む合金の内のいずれかで形成されていることを特徴と
する水素吸蔵合金の貯蔵容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9208939A JPH1160201A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 水素吸蔵合金の貯蔵容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9208939A JPH1160201A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 水素吸蔵合金の貯蔵容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1160201A true JPH1160201A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16564642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9208939A Pending JPH1160201A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 水素吸蔵合金の貯蔵容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1160201A (ja) |
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-
1997
- 1997-08-04 JP JP9208939A patent/JPH1160201A/ja active Pending
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