JPH1159666A - 段ボール製包装箱 - Google Patents

段ボール製包装箱

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JPH1159666A
JPH1159666A JP9221407A JP22140797A JPH1159666A JP H1159666 A JPH1159666 A JP H1159666A JP 9221407 A JP9221407 A JP 9221407A JP 22140797 A JP22140797 A JP 22140797A JP H1159666 A JPH1159666 A JP H1159666A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP9221407A
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English (en)
Inventor
Atsushi Suzuki
淳 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装の段ボール化及び被包装物品の収納密度
向上を課題とする。 【解決手段】 段ボール製の包装箱において、トレー状
の外箱1に、底パッド2に及び複数の仕切材3を取り付
けた内装体60を収納し、底パッド2の上壁を外箱1の
底壁62から隆起させる。仕切材3を、基板の両側縁か
ら立上板を起立させ、その上端に添当片45、46を設
けた構成とし、各仕切材3の添当片45、46を底パッ
ド2の上壁に穿設した長孔35、36から上方へ突出さ
せることにより物品収納部61を形成する。各仕切材3
の添当片45、46は揺動が抑制され、また剛性に優れ
るため、物品収納部61間の仕切壁である添当片45、
46を発泡スチロールの場合より薄くでき、高密度で物
品を収納できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブラウン管等の
物品を包装する段ボール製包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ブラウン管をテレビ組立工場等
に輸送する際には、図7に示すように、発泡スチロール
製のトレー80に仕切壁81を設け、この仕切壁81を
境界としてトレー80に複数のブラウン管Bを交互に逆
向きに収納し、パレット82に台枠83を載せ、その上
方に前記トレー80を複数段積層し、最上段のトレー8
0に天枠84を載せてバンド(図示省略)によりこれら
を一体化した集積体を構成する。なお、図示のトレー8
0のうち、最下段のものと最上段のものはブラウン管B
の上下半分のみが収納される高さであり、他のものは下
段側のブラウン管Bの上半分及び上段側のブラウン管B
の下半分が収納される高さとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような発泡スチロール製トレーでは、廃棄処理時の焼却
に伴う高熱・有害ガスの発生といった問題のほか、仕切
壁の強度を確保するため、その厚さを厚くする必要があ
り、集積体当たりのブラウン管の入数が少なくなるとい
う問題もあった。
【0004】そこで、この発明は、包装を段ボール化す
ると共に、被包装物品の収納密度を向上し、輸送効率を
改善することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すため、
この発明は、トレー状の外箱に、底パッドに複数の仕切
材を取り付けた内装体を挿入し、前記底パッドの上壁を
外箱の底壁から隆起させ、前記仕切材を、基板の両側縁
から立上板を起立させると共に、立上板の上端に添当片
を設けた構成とし、前記各仕切材の添当片を底パッドの
上壁に穿設した長孔から上方へ突出させることにより物
品収納部を形成した段ボール製包装箱を提供する。
【0006】この包装箱では、各仕切材の対向する立上
板の下部及び上部での間隔が、その仕切材の基板及び底
パッドの長孔によりそれぞれ一定に保持されるため、添
当片の揺動が抑制され、また、段ボールは発泡スチロー
ルに比べて剛性に優れるため、同一の荷重が作用しても
撓みが少ないことから、物品収納部間の仕切壁である添
当片が薄くても物品収納部に収納した物品の側方への移
動が確実に規制され、高密度で物品を収納することがで
きる。
【0007】また、前記外箱の側壁を、内外一対の側板
の上端縁同士を頂板を介して連結し、両側板間に補強材
を挿入して構成すると、物品の軸方向への移動や外力に
よる外箱側壁の撓みが抑制される。
【0008】さらに、前記両側板に跨がって対の切込線
を設け、これら両切込線間に両側板の稜線を設けること
により、前記頂板から上方に突出する係合突起を形成
し、前記外箱の底壁に、前記係合突起に係合可能な係合
孔を設けると、包装箱を複数段積み重ねるとき、下段の
包装箱の係合突起を上段の包装箱の係合孔に係合させる
ことにより、包装箱相互のずれが防止され、安定性が向
上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は、この包装箱を構成す
る外箱1の単位部材1a、底パッド2、仕切材3及び補
強材4の展開状態を示す。なお、上記単位部材1aは両
面段ボール、底パッド2、仕切材3及び補強材4は複両
面段ボールから成る。
【0010】この図に示す外箱1の単位部材1aにおい
て、外側板10の一端縁には外端板11が、他端縁には
継代片12が連設されている。外側板10及び外端板1
1の上端縁にはそれぞれ内側板13及び内端板14が、
下端縁にはそれぞれ底板15及び底フラップ16が連設
され、外側板10と内側板13の間には頂板17が介設
されている。
【0011】頂板17には両側板10、13に跨がる2
対の切込線18が交差し、各対の切込線18、18間に
は、両側板10、13の稜線19と、その両側方に並行
する折目線20とが設けられている。また、底板15に
は外側板10との連設部に沿って一対の差込孔21が穿
設されているほか、内側板13の先端縁には一対の突片
22が、両側縁には切欠部23が設けられ、内端板14
の両側縁には突片24が、底フラップ16の両側縁には
切欠部25がそれぞれ設けられている。さらに、外端板
11には切り込みにより取手片26が、内端板14には
取手孔27がそれぞれ設けられている。
【0012】次に、底パッド2において、平受板30の
両端縁には斜受板31、起立板32及び内折板33が順
次連設され、両端縁には端立板34が連設されている。
平受板30には複数対の長孔35が、斜受板31には長
孔35に対応して交互に配列された複数対の長孔36が
それぞれ形成されており、各対の長孔35は平行に延
び、長孔36は先端側へ向けて離反するように斜めに延
びている。内折板33の基端縁には舌片37が起立板3
2を切り込んで形成され、斜受板31には押込片38が
各対の長孔36に対応して切り込みにより形成されてい
る。
【0013】次に、底仕切材3において、基板40に
は、平行部41と先端へ向けて幅が広くなるテーパ部4
2とが形成され、平行部41及びテーパ部42の両側縁
には、それぞれ立上板43、44が連設されている。立
上板43、44の上端には、それぞれ添当片45、46
が設けられている。
【0014】また、補強材4は、一対の補強板50を連
設し、その連設部に一対の貫孔51を形成した構成とな
っている。
【0015】上記仕切材3は、図2に示すように、立上
板43、44を起立させて底パッド2に取り付ける。こ
のとき、底パッド2の斜受板31を両側へ向けて低くな
るように折り曲げ、その長孔35、36に添当片45、
46を下側から差し込み、上方へ突出させる。そして、
底パッド2において、起立板32を下方へ、内折板33
を内側へ順次折り曲げ、端立板34を下方へ折り曲げ
て、図3に示すような内装体60を形成する。内装体6
0には、各仕切材3の対向する添当片45、45及び4
6、46間に物品収納部61が形成される。
【0016】また、外箱1の形成に際しては、図3に示
すように、上記単位部材1aを一対組み合わせる。この
とき、各単位部材1aにおいて、外側板10と外端板1
1とを直角に折り曲げ、一方の単位部材1aの継代片1
2を他方の外端板11の内面に貼り合わせる。そして、
底フラップ16及び底板15を順次内側へ折り曲げて底
壁62を形成する。ここで、差込孔21と切欠部25と
は一致する。
【0017】次いで、図3乃至図5に示すように、内端
板14を内側に折り曲げ、外端板11に重ね合わせて端
壁63を形成する。ここで、取手片26は取手孔27に
一致し、取手64が形成される。そして、補強板50、
50を二つ折りにして重ね合わせた補強材4を外側板1
0の内面に沿わせ、頂板17を水平方向へ、内側板13
を下方へ順次折り曲げて、両側板10、13で補強材4
を挟持し、側壁65を形成する。
【0018】この状態において、両側板10、13の各
対の切込線18、18間が稜線19に沿って屈曲し、頂
板17から上方に突出する係合突起66が形成される。
また、貫孔51は差込孔21及び切欠部25の上方に位
置し、これらにより底壁62に係合孔67が形成され
る。そのほか、突片22は切欠部25に、突片24は切
欠部23にそれぞれ係合し、内側板13及び内端板14
の内側への迫り出しが防止される。このように形成した
外箱1に上方から内装体60を挿入すると、この包装箱
Pは完成する。
【0019】上記包装箱Pの物品収納部61にブラウン
管Bを収納すると、その下面が底パッド2の平受板30
及び斜受板31に、側面が仕切材3の添当片45、46
に沿う。このとき、押込片38が下方に撓み、ブラウン
管Bの頭部が底パッド2にフィットする。
【0020】ここで、上記包装箱Pでは、各仕切材3の
対向する立上板43、43及び44、44の下部及び上
部での間隔が、その仕切材3の基板40及び底パッド2
の長孔35、36によりそれぞれ一定に保持されるた
め、添当片45、46の揺動が抑制され、また、段ボー
ルは発泡スチロールに比べて剛性に優れるため、同一の
荷重が作用しても撓みが少ないことから、物品収納部6
1間の仕切壁である添当片45、46が薄くても物品収
納部61に収納したブラウン管Bの側方への移動が確実
に規制され、高密度でブラウン管Bを収納することがで
きる。
【0021】また、外箱1の側壁63に補強材4が挿入
されているので、ブラウン管Bの軸方向への移動や外力
による側壁63の撓みが抑制され、物品収納部61の下
方及び側方には、仕切材3の立上板43、44及び底パ
ッド2の突片37により、それぞれ外箱の底壁62及び
側壁63との間に緩衝空間が形成されるので、ブラウン
管Bは衝撃から確実に保護される。
【0022】そのほか、図6に示すように、上記包装箱
Pをパレット68上に複数段積み上げて集積体を構成す
る際には、下段の包装箱Pの係合突起66を上段の包装
箱Pの係合孔67に係合させる(図5参照)。このこと
により、包装箱P相互のずれが防止され、安定性が向上
する。そして、最上段の包装箱P上に天板69を載せ、
その貫孔69a及び切欠69bに係合突起66を係合さ
せ、バンド70を掛けてこれらを一体化すると、堅固な
集積体が形成される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る包
装箱では、各仕切材の対向する立上板の下部及び上部で
の間隔が、その仕切材の基板及び底パッドの長孔により
それぞれ一定に保持されるため、添当片の揺動が抑制さ
れ、また、段ボールは発泡スチロールに比べて剛性に優
れるため、同一の荷重が作用しても撓みが少ないことか
ら、物品収納部間の仕切壁である添当片が薄くても物品
収納部に収納した物品の側方への移動が確実に規制さ
れ、高密度で物品を収納することができ、輸送効率が改
善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る包装箱の各部材の展開状態を示
す図
【図2】同上の底パッドへの仕切材の取付過程を示す斜
視図
【図3】同上の外箱の組立過程を示す斜視図
【図4】同上の包装箱の組立状態を示す斜視図
【図5】同上の縦断側面図
【図6】同上の包装箱の集積体を示す斜視図
【図7】従来のトレーの集積体を示す斜視図
【符号の説明】
1 外箱 2 底パッド 3 仕切材 4 補強材 10 外側板 13 内側板 17 頂板 18 切込線 19 稜線 35、36 長孔 40 基板 43、44 立上板 45、46 添当片 60 内装体 61 物品収納部 62 底壁 65 側壁 66 係合突起 67 係合孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレー状の外箱に、底パッドに複数の仕
    切材を取り付けた内装体を挿入し、前記底パッドの上壁
    を外箱の底壁から隆起させ、前記仕切材を、基板の両側
    縁から立上板を起立させると共に、立上板の上端に添当
    片を設けた構成とし、前記各仕切材の添当片を底パッド
    の上壁に穿設した長孔から上方へ突出させることにより
    物品収納部を形成した段ボール製包装箱。
  2. 【請求項2】 前記外箱の側壁を、内外一対の側板の上
    端縁同士を頂板を介して連結し、両側板間に補強材を挿
    入して構成した請求項1に記載の段ボール製包装箱。
  3. 【請求項3】 前記両側板に跨がって対の切込線を設
    け、これら両切込線間に両側板の稜線を設けることによ
    り、前記頂板から上方に突出する係合突起を形成し、前
    記外箱の底壁に、前記係合突起に係合可能な係合孔を設
    けた請求項2に記載の段ボール製包装箱。
JP9221407A 1997-08-18 1997-08-18 段ボール製包装箱 Pending JPH1159666A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013168480A1 (ja) * 2012-05-11 2013-11-14 シャープ株式会社 製箱用シート、梱包箱、電気装置、及びテレビジョン受信機
CN104114451A (zh) * 2012-02-16 2014-10-22 国际纸业公司 具有手孔和间隔面板以方便抬起和运送纸板箱的纸板箱

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