JPH1159148A - タイヤ空気圧異常警報装置および方法 - Google Patents

タイヤ空気圧異常警報装置および方法

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JPH1159148A
JPH1159148A JP9217736A JP21773697A JPH1159148A JP H1159148 A JPH1159148 A JP H1159148A JP 9217736 A JP9217736 A JP 9217736A JP 21773697 A JP21773697 A JP 21773697A JP H1159148 A JPH1159148 A JP H1159148A
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wheel
tire pressure
angular velocity
pressure
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Hiroto Horie
洋人 堀江
Minao Yanase
未南夫 梁瀬
Mikao Nakajima
実香夫 中島
Yasushi Kobayashi
泰 小林
Masaaki Komazawa
雅明 駒沢
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Toyota Motor Corp
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/06Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle
    • B60C23/061Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle by monitoring wheel speed

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶
値を更新する初期化動作の開始条件を設定し、タイヤの
減圧検出の正常な動作を維持できるタイヤ空気圧異常警
報装置を提供する。 【解決手段】 4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下
を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、タイヤ
空気圧異常を警報しているときは、タイヤ空気圧が正常
であると判断される場合の、タイヤまたはホイールに関
する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ空気圧異常警
報装置および方法に関する。さらに詳しくは、タイヤの
減圧検出を正常な動作に維持することができるタイヤ空
気圧異常警報装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤはパンク、バルブ損傷などの突発
的な要因により空気圧が低下することがある。空気圧が
低下したままで走行を続けるとタイヤの変形が大きくな
り発熱して最悪のばあい、バーストにつながる。そのた
め、これまでにタイヤ空気圧異常を警報する装置が数多
く提案されている。
【0003】たとえばタイヤの回転数の相対的な差から
内圧低下を検出する方法がある(特開平7−14911
9号公報参照)。
【0004】しかし、この方法では約30%減圧による
タイヤの回転数の変化率よりも同サイズタイヤ間の径の
ばらつきの方が大きいため、タイヤを交換したときは内
圧が正常か異常か判定できない。したがってタイヤを交
換したときは初めに正常内圧での各タイヤ間の回転数の
相対差または比をあらかじめ記憶しておく必要がある。
【0005】また、タイヤ回転の周波数特性の変化から
空気圧の減少を検出する方法が提案されている(特開平
5−133831号公報参照)。この方法ではタイヤま
たはホイールを交換するとばね下の重量、つまりタイヤ
とホイールの合計重量等が変化して、タイヤ回転の周波
数特性が変化するため、正常内圧でのそのタイヤとホイ
ールセットでの共振周波数を記憶しておく必要がある。
【0006】この正常内圧でのタイヤの径のばらつきや
タイヤ回転の共振周波数を計算、記憶する動作の開始方
法には、押しボタンスイッチを一定時間以上押す方法
や、特定の端子をIGやGND(接地)に短絡させる方
法、さらにはブレーキを一定時間内に規定回数踏むか、
もしくは一定時間踏み続けるなどの方法、またはそれら
を組み合わせる方法等がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、つぎの
ようなばあいにはタイヤの減圧検出を正常な動作に維持
することが難しい。
【0008】1.減圧状態で初期化が開始されてしまう
ばあい タイヤの空気圧が減少して、タイヤ空気圧異常警報機能
が働き、警報ランプが点灯すると、ドライバーはタイヤ
に異常があると認識することができる。しかし、このと
き空気圧が規定内圧から30%減少しているタイヤでも
外観上は正常空気圧状態とほとんど違いはないし、空気
圧計を車に常備しているばあいはめったにないので、内
圧は正常であると勘違いされ、かわりにこの警報装置の
故障が原因で警報ランプが点灯していると誤解されるこ
とがある。
【0009】このとき押しボタンスイッチを押すことに
よって初期化が開始される設定のばあい、とりあえずこ
の警報ランプを消そうとして、初期化スイッチを押され
てしまうことがある。そうすると、空気圧が低下してい
るにもかかわらず初期化が開始され、警報ランプは消灯
してしまう。
【0010】また、ドライバーがタイヤ空気圧を正常空
気圧と思いこみ、特定の端子をIGやBATTなどの1
2VラインやGNDに短絡させる方法やブレーキを特殊
な一連の手段に従い操作する方法によっても、誤った初
期化が開始されてしまう。
【0011】2.車両が走行中に初期化を開始しようと
するばあい 初期化スイッチを押して初期化を開始するばあい、走行
開始後にドライバーが初期化スイッチを押そうとするこ
とは、走行中に普段は操作しない動作を実行することに
なる。したがって、車両が走行中にドライバーが初期化
スイッチを押すと、装置がドライバーに判るように受付
完了を表示(たとえばランプが3回点滅)することは、
そういった危険な操作を誘発することになる。
【0012】3.検査モード時に初期化を開始しようと
するばあい 工場出荷時の検査時には通常の動作とは異なる検査モー
ドにおいて、警報ランプやスイッチなどのハードウェア
の動作確認をする。
【0013】しかし、このときのスイッチの検査によっ
て、本来の初期化が開始してしまうと、空気圧の設定が
不適当であったり、シャーシダイナモ上で4輪を回転さ
せることにより適当でない係数が記憶されてしまうこと
がある。
【0014】4.装置が故障または停止しているときに
初期化を開始しようとするばあい 4輪タイヤ回転数を利用して、タイヤ空気圧の異常を検
出する装置においては、たとえば車輪速パルスが装置に
正しく入力されないと、正しく動作できない。そのため
定期的に(たとえば40msec周期で)車輪速入力を
チェックする必要がある。その方法には、ハードウェア
的に入力電圧を監視する方法やソフトウェア的に4輪の
タイヤ回転数を比較して車輪速パルス入力線の断線など
を検出する方法などがある。
【0015】この自己診断機能によって車輪速パルスの
故障を検出したのちに、ちょうどドライバーが初期化を
開始しようと初期化スイッチを押したばあい、装置がド
ライバーに判るように受付完了を表示(たとえばランプ
が3回点滅)すると、故障しているにもかかわらず、装
置が正常動作しているような誤解をドライバーに与える
ことになる。また、ソフトウェア上の不具合等のため
に、誤作動が頻繁に発生することが原因で、その機能を
停止させた場合も同様に、初期化スイッチが押されたら
受付完了を表示すると、装置が機能停止中にもかかわら
ず、正常動作しているような誤解をドライバーに与える
ことになる。
【0016】本発明は、叙上の事情に鑑み、タイヤまた
はホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動
作の開始条件を設定し、タイヤの減圧検出の正常な動作
を維持できるタイヤ空気圧異常警報装置および方法を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ空気圧異
常警報装置は、4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下
を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、タイヤ
空気圧異常を警報しているときは、タイヤ空気圧が正常
であると判断される場合の、タイヤまたはホイールに関
する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止
することを特徴としている。
【0018】また本発明のタイヤ空気圧異常警報装置
は、4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下を知らせる
タイヤ空気圧異常警報装置であって、車両が走行中と判
断されるときは、タイヤ空気圧が正常であると判断され
る場合の、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶
値を更新する初期化動作の開始を禁止することを特徴と
している。
【0019】また本発明のタイヤ空気圧異常警報装置
は、4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下を知らせる
タイヤ空気圧異常警報装置であって、検査モードである
ときは、タイヤ空気圧が正常であると判断される場合
の、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更
新する初期化動作の開始を禁止することを特徴としてい
る。
【0020】また本発明のタイヤ空気圧異常警報装置
は、4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下を知らせる
タイヤ空気圧異常警報装置であって、システム異常また
はシステム停止中であるときは、タイヤ空気圧が正常で
あると判断される場合の、タイヤまたはホイールに関す
る物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止す
ることを特徴としている。
【0021】また本発明のタイヤ空気圧異常警報方法
は、4輪車両のタイヤまたはホイールの回転角速度を検
出したのち、該回転角速度に基づいて求められる前記タ
イヤまたはホイールに関する係数を記憶し、ついで該係
数を用いて補正された回転角速度からえられる減圧判定
値としきい値の関係から、空気圧が低下しているか否か
を判定するタイヤ空気圧異常警報方法であって、タイヤ
空気圧異常を警報しているときは、タイヤ空気圧が正常
であると判断される場合の、タイヤまたはホイールに関
する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止
することを特徴としている。
【0022】また本発明のタイヤ空気圧異常警報方法
は、4輪車両のタイヤまたはホイールの回転角速度を検
出したのち、該回転角速度に基づいて求められる前記タ
イヤまたはホイールに関する係数を記憶し、ついで該係
数を用いて補正された回転角速度からえられる減圧判定
値としきい値の関係から、空気圧が低下しているか否か
を判定するタイヤ空気圧異常警報方法であって、車両が
走行中と判断されるときは、タイヤ空気圧が正常である
と判断される場合の、タイヤまたはホイールに関する物
理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止するこ
とを特徴としている。
【0023】また本発明のタイヤ空気圧異常警報方法
は、4輪車両のタイヤまたはホイールの回転角速度を検
出したのち、該回転角速度に基づいて求められる前記タ
イヤまたはホイールに関する係数を記憶し、ついで該係
数を用いて補正された回転角速度からえられる減圧判定
値としきい値の関係から、空気圧が低下しているか否か
を判定するタイヤ空気圧異常警報方法であって、検査モ
ードであるときは、タイヤ空気圧が正常であると判断さ
れる場合の、タイヤまたはホイールに関する物理量の記
憶値を更新する初期化動作の開始を禁止することを特徴
としている。
【0024】また本発明のタイヤ空気圧異常警報方法
は、4輪車両のタイヤまたはホイールの回転角速度を検
出したのち、該回転角速度に基づいて求められる前記タ
イヤまたはホイールに関する係数を記憶し、ついで該係
数を用いて補正された回転角速度からえられる減圧判定
値としきい値の関係から、空気圧が低下しているか否か
を判定するタイヤ空気圧異常警報方法であって、システ
ム異常またはシステム停止中であるときは、タイヤ空気
圧が正常であると判断される場合の、タイヤまたはホイ
ールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開
始を禁止することを特徴としている。
【0025】なお、本発明において、タイヤ空気圧が正
常であると判断される場合とは、運転者によって押しボ
タンスイッチが一定時間以上押された場合、特定の端子
がIGやGNDに短絡された場合、ブレーキが一定時間
内に規定回数踏まれた場合、ブレーキが一定時間踏み続
けられた場合などである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のタイヤ空気圧異常警報装置および方法を説明する。
【0027】図1は本発明のタイヤ空気圧異常警報装置
の一実施の形態を示す説明図、図2は図1におけるタイ
ヤ空気圧異常警報装置の電気的構成を示すブロック図、
図3は本発明における初期補正処理のフローチャート、
図4は本発明における空気圧異常判定処理のフローチャ
ート、図5は本発明における初期化開始時の処理と初期
化処理中の動作を示すプログラムのフローチャート、図
6は40msec割り込み処理のフローチャートであ
る。
【0028】図1に示すように、タイヤ空気圧異常警報
装置(DWS)は、4輪車両の各タイヤW1、W2、W
3、W4にそれぞれ関連して設けられた通常の構成の車
輪速センサ1を備えており、この車輪速センサ1の出力
はDWS制御ユニット2に与えられる。該制御ユニット
2には初期化を開始するための押しボタンの初期化スイ
ッチ3、および空気圧異常を表示する表示器4が接続さ
れている。
【0029】前記制御ユニット2は、図2に示すよう
に、たとえばマイクロコンピュータから構成されてお
り、そのハードウェア構成には、外部装置との信号の受
け渡しに必要なI/Oインターフェイス2a、演算の中
枢としてのDWS用CPU2b、該CPU2bの制御動
作プログラムが格納されたROM2c、前記CPU2b
が制御動作を行なう際にデータなどが一時的に書き込ま
れ、読み出されるRAM2d、および後述する初期化係
数F1〜F3を格納する不揮発性メモリであるEEPR
OM5が含まれている。
【0030】つぎに本発明における初期補正処理を説明
する。
【0031】車輪速センサ1からはタイヤWi(ただ
し、iは各タイヤW1、W2、W3、W4の各添字
「1、2、3、4」に対応している)の回転数に対応し
た信号が出力される。具体的には、車輪速センサ1はタ
イヤWiのホイール内側に備えられた複数の歯を有する
センサロータの回転によって生ずる磁界の変化に応じた
正弦波信号を出力する。この正弦波信号は二値化回路6
においてパルス信号(以下、車輪速パルスという)に変
換され、CPU2bはこの変換された車輪速パルスに基
づき、タイヤWi(またはホイール)の回転角速度Vb
iを算出する。回転角速度Vbi(Vb1〜Vb4)の
算出は、具体的には、前回計測周期の最終パルスから今
回計測周期の最終パルスまでの数をNi、時間をTiと
し、1パルス当たりの車輪の回転角に相当する係数をK
とすると、 Vbi=K×Ni/Ti で行なう(ステップS1)。
【0032】前記CPU2bは低速走行かどうかを判定
する(ステップS2)。低速走行でなければつぎのステ
ップへ進む。低速走行で以降のステップへ進まないの
は、低速走行では入力されるパルス数が少なくなるの
で、量子化誤差が大きくなるからである。
【0033】ついで車両が旋回中であるかどうか判断す
る(ステップS3)。かかる旋回中かどうかの判断は、
たとえば左右のタイヤの回転角速度から旋回半径を求め
ることによって行なうことができる。
【0034】そして旋回中でなければ、加減速中である
かどうかの判断をする(ステップS4)。加減速中でな
ければ回転角速度Vbiに基づいて、タイヤ径またはホ
イール径のばらつきを補正する初期化係数である前輪左
右輪比F1、後輪左右輪比F2および前後輪比F3を求
める。
【0035】F1=Vb1/Vb2 F2=Vb3/Vb4 F3=(Vb1+Vb2)/(Vb3+Vb4) なお、加減速中であれば、前輪左右輪比F1、後輪左右
輪比F2のみ計算し、前後輪比F3は計算しない。前後
輪比F3だけがニュートラル走行(加減速無し走行)を
条件としたのは、駆動中は前輪または後輪のスリップが
生じうるからである。
【0036】ところで、初期化処理は高い精度が要求さ
れるので、瞬時瞬時の回転角速度比F1、F2、F3を
使用するのではなく、ある更新間隔で過去の回転角速度
比との平均を取ることにより、回転角速度比を穏やかに
更新していくことが望ましい。F1、F2の更新回数を
Na、F3の更新回数をNbとすると、更新に使うF
1、F2、F3は実際には、つぎの式によって求める
(ステップS5、S6)。なお、更新回数がNa、Nb
と2種類あるのは、前述のようにF3だけニュートラル
走行(加減速なし走行)を条件としているからである。
【0037】 F1=[それまでのF1×(Na−1)+今回のF1]/Na F2=[それまでのF2×(Na−1)+今回のF2]/Na・・・ F3=[それまでのF3×(Nb−1)+今回のF3]/Nb F1、F2、F3、Na、Nbはそれぞれ更新の度にE
EPROM(不揮発性メモリ)に記憶しておき(ステッ
プS7)、計算途中で電源オフとなっても、次回電源投
入時に、EEPROMからF1、F2、F3、Na、N
bを読み込むことにより、計算が続行可能なようにして
おく。
【0038】つぎに本発明における空気圧異常判定処理
は、図4に示すように、前記係数F1〜F3を用いて、
まず初期補正後の回転角速度Viをつぎの式から求め
る(ステップT1)。
【0039】 V1=Vb1 V2=Vb2×F1 V3=Vb3×F3 V4=Vb4×F2×F3 ・・・ ついで速度、加速度(前後加速度)、旋回半径を計算す
る(ステップT2)。加速度は加速度計を車両に取り付
けて求めることができる。または回転角速度Viから求
めることもできる(特開平6−92114号公報参
照)。
【0040】そして低速走行か、加減速中か、または急
旋回中かどうかを判断する(ステップT3)。いずれの
ばあいでもなければ、つぎの式によって減圧判定値D
を求める(ステップT4、特開昭63−305011号
公報参照)。
【0041】
【数1】
【0042】さらに、緩く旋回しているならば、旋回の
影響、すなわち車両の旋回半径R、速度、横方向加速度
(横G)および前後方向加速度(前後G)などの判定値
Dの変動要因の影響をタイヤ空気圧異常検出から排除す
るために、前記判定値Dをつぎの式のように補正する
(ステップT5、特開平8−164720号公報参
照)。
【0043】
【数2】
【0044】なお、係数A1、A2およびA3は各タイ
ヤWiが正常内圧であるとわかっているときに試験走行
を行ない、そのときの車両の旋回半径R、速度、横Gお
よび前後Gに基づいて予め求められる。
【0045】そして判定値DまたはD′としきい値の関
係を評価し(ステップT6)、空気圧が低下しているか
否かが判定される。たとえば、しきい値DTH1とDTH2
0.1としたばあい,判定値D′としきい値の関係が
D′<−DTH1またはD′>DTH2を満たしていれば空気
圧は低下していると判定され、図2の表示器4に所定の
表示をすることにより、警報を出力する(ステップT
7)。なお、空気圧異常判定処理は計測周期ごとに行な
われるが、判定内容を安定させるために、しきい値を越
えているとの判断が一定回数連続したときに初めて警報
を出力することもできる(特開平7−186644号公
報参照)。これにより、ノイズなどの突発的な影響によ
る警報の誤発生を防止することできる。
【0046】つぎに初期化開始時の処理と初期化処理中
の動作をプログラム全体を表すメインのフローチャート
(図5)を用いて説明する。
【0047】プログラムがスタートすると、まずタイマ
割り込みを許可する(ステップM1)。タイマ割り込み
が許可されると以降所定の周期、たとえば40msec
でタイマ割り込みプログラムが動作する(図6)。メイ
ンプログラムでは以降、周期的な処理を、たとえば1秒
ごとに行なう。
【0048】まず初期化開始命令がでているか(Sfl
g=1?)の判断をし(ステップM2)、命令がでてい
るばあいは初期化用カウンタNa、Nbは0にクリアさ
れ、係数F1〜F3は1にクリアされる(ステップM
3)。
【0049】つぎに現在初期化処理を行なうべきかの判
断をする。カウンタNa、Nbのどちらかが所定値、た
とえば100を満たしていないばあい(ステップM
4)、前記F1〜F3を更新し、これらをEEPROM
に記憶させる初期化処理を続行する(ステップM5)。
【0050】そして、つぎに空気圧異常判定処理を実行
して(ステップM6)、つぎの処理周期待ちとなる。
【0051】初期化スイッチ入力の判定や警報ランプの
操作、故障検出のための自己診断などは正確な周期での
動作が必要なため、タイマ割り込み処理内で実行され
る。
【0052】したがって、初期化開始の判定もこのタイ
マ割り込み処理で実行されるため、40msec割り込
み処理のフローチャートを用いて初期化開始の判定動作
を説明する。
【0053】まず図6に示すように、車輪速パルス入力
の故障診断を行なう(ステップI1)。40msec周
期で取り込まれる40msec間の4輪のパルス数NI
NTi(i=1、2、3、4)のうちでどれかが走行中
(たとえば4パルス以上)であり、かつ4輪のパルス数
NINTiのうちでどれかが停止中(0パルス)である
ならば、停止中の車輪速パルス入力に異常があるとし
て、たとえばランプの点灯表示により故障表示を行なう
(ステップI2)。
【0054】つぎに検査モードであるか否かの判断をす
る(ステップI3)。具体的には装置のコネクタの特定
のピンをIGやGNDに短絡させることによって、CP
Uの入力ポートの電位が変化することで検査モードと判
断する。もし検査モードなら初期化スイッチ、警報ラン
プなどのハードウェア的な動作を確認する検査モード処
理を実行する(ステップI4)。
【0055】つぎに、システム停止フラグを参照して、
システム停止中かどうか判断する(ステップI13)。
システム停止フラグがONなら、ランプ点滅等の表示を
して、ドライバーにシステム停止中であることを知らせ
る(ステップI14)。
【0056】システム停止フラグは、IG投入時にEE
PROM内に記憶されたフラグをRAM上に読み込むこ
とによってセットされる。このEEPROM内のシステ
ム停止フラグは装置外部との通信や、初期化スイッチ、
ブレーキ等の操作を組み合わせたり、特定の端子をIG
やGNDに短絡することにより、マイコンにシステム停
止命令であることを認識させて、セットすることができ
る。また、ディップスイッチ等により、マイコンのポー
ト状態を変更することにより、マイコンにシステム停止
命令であることを認識させ、システム停止フラグをセッ
トすることもできる。
【0057】つぎに初期化スイッチに接続されたCPU
のポート入力の電位を判定することにより、初期化スイ
ッチが押されているか否かの判断をする(ステップI
5)。押されていないばあいは、スイッチ判定用カウン
タをクリアする(ステップI6)。
【0058】押されているばあい、つぎに空気圧異常判
定処理によって決定された特定のフラグ(空気圧が異常
であるか、正常であるかを表すフラグ)を参照して、警
報出力中か判定し(ステップI7)、警報出力中ならス
イッチ判定用カウンタをクリアする(ステップI6)。
【0059】さらに4輪のパルス数NINTiのうちど
れかが0でないなら車両が走行中と判断し(ステップI
8)、スイッチ判定用カウンタをクリアする(ステップ
I6)。
【0060】こうして故障中でなく、検査モードでな
く、システム停止中でなく、初期化スイッチが押されて
おり、警報出力中でなく、4輪のタイヤ回転角速度がす
べて0のばあい(走行中でないばあい)、カウンタを増
加(インクリメント)して(ステップI9)、所定の時
間、たとえば3秒を満たすと判断されるとカウンタをク
リアして、初期化開始フラグ(Sflg)をセットする
(ステップ10、11、12)。
【0061】
【発明の効果】請求項1および請求項5によれば、減圧
状態で初期化が開始されてしまうばあい、警報中は初期
化開始を受け付けず、ドライバーによる誤動作を防ぐこ
とにより、タイヤ内圧が正常になって初めて、初期化を
受け付けるため、誤って減圧状態で初期化されることが
ない。したがって、タイヤの減圧検出の正常な動作を維
持できる。
【0062】また請求項2および請求項6によれば、車
両が走行中に初期化を開始しようとするばあい、車両が
走行中は初期化を受け付けないようにし、操作説明書に
その旨を記述しておけばよい。このことにより通常はほ
とんど操作しないスイッチを走行中に操作することによ
る、運転上の危険を回避することができる。
【0063】また請求項3および請求項7によれば、検
査モード時に初期化を開始しようとするばあい、検査モ
ード時には初期化を受け付けないようにし、不必要な初
期化が開始されることを防ぐことができ、タイヤの減圧
検出の正常な動作を維持できる。
【0064】さらに請求項4および請求項8によれば、
装置が故障または停止しているときにドライバーが初期
化を開始しようとしたばあい、イグニッション投入時の
自己診断、またはその後定期的に繰り返される自己診断
で異常が検出されたときは、システムの異常を示す警報
ランプを点灯させるとともに、初期化の受け付けも禁止
する。これにより初期化だけ受け付けることによって装
置が正常動作しているかのような誤認識を防ぐことがで
き、装置の故障をいち早く検出できる。また、タイヤの
減圧検出の正常な動作を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ空気圧異常警報装置の一実施の
形態を示す説明図である。
【図2】図1におけるタイヤ空気圧異常警報装置の電気
的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明における初期補正処理のフローチャート
である。
【図4】本発明における空気圧異常判定処理のフローチ
ャートである。
【図5】本発明における初期化開始時の処理と初期化処
理中の動作を示すプログラムのフローチャートである。
【図6】40msec割り込み処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 車輪速センサ 2 制御ユニット 2a I/Oインターフェイス 2b CPU 2c ROM 2d RAM 3 初期化スイッチ 4 表示器 5 EEPROM 6 二値化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁瀬 未南夫 兵庫県神戸市西区学園東町4丁目40番地の 5 (72)発明者 中島 実香夫 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 小林 泰 愛知県豊田市丸山町9丁目1番地2321号 (72)発明者 駒沢 雅明 愛知県西加茂郡三好町三好丘緑3−19−16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下
    を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、タイヤ
    空気圧異常を警報しているときは、タイヤ空気圧が正常
    であると判断される場合の、タイヤまたはホイールに関
    する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止
    することを特徴とするタイヤ空気圧異常警報装置。
  2. 【請求項2】 4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下
    を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、車両が
    走行中と判断されるときは、タイヤ空気圧が正常である
    と判断される場合の、タイヤまたはホイールに関する物
    理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止するこ
    とを特徴とするタイヤ空気圧異常警報装置。
  3. 【請求項3】 4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下
    を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、検査モ
    ードであるときは、タイヤ空気圧が正常であると判断さ
    れる場合の、タイヤまたはホイールに関する物理量の記
    憶値を更新する初期化動作の開始を禁止することを特徴
    とするタイヤ空気圧異常警報装置。
  4. 【請求項4】 4輪車両に装着したタイヤの空気圧低下
    を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、システ
    ム異常またはシステム停止中であるときは、タイヤ空気
    圧が正常であると判断される場合の、タイヤまたはホイ
    ールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開
    始を禁止することを特徴とするタイヤ空気圧異常警報装
    置。
  5. 【請求項5】 4輪車両のタイヤまたはホイールの回転
    角速度を検出したのち、該回転角速度に基づいて求めら
    れる前記タイヤまたはホイールに関する係数を記憶し、
    ついで該係数を用いて補正された回転角速度からえられ
    る減圧判定値としきい値の関係から、空気圧が低下して
    いるか否かを判定するタイヤ空気圧異常警報方法であっ
    て、タイヤ空気圧異常を警報しているときは、タイヤ空
    気圧が正常であると判断される場合の、タイヤまたはホ
    イールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の
    開始を禁止することを特徴とするタイヤ空気圧異常警報
    方法。
  6. 【請求項6】 4輪車両のタイヤまたはホイールの回転
    角速度を検出したのち、該回転角速度に基づいて求めら
    れる前記タイヤまたはホイールに関する係数を記憶し、
    ついで該係数を用いて補正された回転角速度からえられ
    る減圧判定値としきい値の関係から、空気圧が低下して
    いるか否かを判定するタイヤ空気圧異常警報方法であっ
    て、車両が走行中と判断されるときは、タイヤ空気圧が
    正常であると判断される場合の、タイヤまたはホイール
    に関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を
    禁止することを特徴とするタイヤ空気圧異常警報方法。
  7. 【請求項7】 4輪車両のタイヤまたはホイールの回転
    角速度を検出したのち、該回転角速度に基づいて求めら
    れる前記タイヤまたはホイールに関する係数を記憶し、
    ついで該係数を用いて補正された回転角速度からえられ
    る減圧判定値としきい値の関係から、空気圧が低下して
    いるか否かを判定するタイヤ空気圧異常警報方法であっ
    て、検査モードであるときは、タイヤ空気圧が正常であ
    ると判断される場合の、タイヤまたはホイールに関する
    物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止する
    ことを特徴とするタイヤ空気圧異常警報方法。
  8. 【請求項8】 4輪車両のタイヤまたはホイールの回転
    角速度を検出したのち、該回転角速度に基づいて求めら
    れる前記タイヤまたはホイールに関する係数を記憶し、
    ついで該係数を用いて補正された回転角速度からえられ
    る減圧判定値としきい値の関係から、空気圧が低下して
    いるか否かを判定するタイヤ空気圧異常警報方法であっ
    て、システム異常またはシステム停止中であるときは、
    タイヤ空気圧が正常であると判断される場合の、タイヤ
    またはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期
    化動作の開始を禁止することを特徴とするタイヤ空気圧
    異常警報方法。
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