JP3643045B2 - タイヤ空気圧異常警報装置および方法、ならびに初期化動作の開始プログラム - Google Patents

タイヤ空気圧異常警報装置および方法、ならびに初期化動作の開始プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤ空気圧異常警報装置および方法、ならびに初期化動作の開始プログラムに関する。さらに詳しくは、タイヤの減圧検出を正常な動作に維持することができるタイヤ空気圧異常警報装置および方法、ならびに初期化動作の開始プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤはパンク、バルブ損傷などの突発的な要因により空気圧が低下することがある。空気圧が低下したままで走行を続けるとタイヤの変形が大きくなり発熱するため、これまでにタイヤの空気圧異常を警報する装置が数多く提案されている。
【0003】
たとえばタイヤの回転数の相対的な差から内圧低下を検出する方法がある(特開平7−149119号公報参照)。
【0004】
しかし、この方法では約30%減圧によるタイヤの回転数の変化率よりも同サイズタイヤ間の径のばらつきの方が大きいため、タイヤを交換したときは内圧が正常か異常か判定できない。したがって、タイヤを交換したときは初めに正常内圧での各タイヤ間の回転数の相対差または比をあらかじめ記憶しておく必要がある。
【0005】
また、タイヤ回転の周波数特性の変化から空気圧の減少を検出する方法が提案されている(特開平5−133831号公報参照)。この方法では、タイヤまたはホイールを交換するとばね下の重量、つまりタイヤとホイールの合計重量などが変化して、タイヤ回転の周波数特性が変化するため、正常内圧でのそのタイヤとホイールセットでの共振周波数を記憶しておく必要がある。
【0006】
この正常内圧でのタイヤの径のばらつきやタイヤ回転の共振周波数を計算、記憶する動作の開始方法には、押しボタンスイッチを一定時間以上押す方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術においては、初期化動作の開始は専用スイッチを用いて初期化動作の開始を実施しているため、タイヤの空気圧異常を警報する装置に専用スイッチを作製する必要があり、コストアップにつながる。また、市場に出ている車両にあとで取り付ける場合も、新たにスイッチを取り付ける必要がでてきて簡単にタイヤ空気圧異常警報装置を取り付けることができない。
【0008】
本発明は、叙上の事情に鑑み、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始条件を設定し、タイヤの減圧検出の正常な動作を維持することができるとともに、製造コストを削減し、かつ車両に後づけすることができるタイヤ空気圧異常警報装置および方法、ならびに初期化動作の開始プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のタイヤ空気圧異常警報装置は、車両に装着したタイヤの回転角速度から演算される判定値に基づいてタイヤの空気圧低下を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、イグニッションキーをオンし、所定の時間を経過したのちに、前記判定値の補正に用いられる、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止することを特徴とする。
【0010】
また、本発明のタイヤ空気圧異常警報装置は、車両に装着したタイヤの回転角速度から演算される判定値に基づいてタイヤの空気圧低下を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、所定のブレーキのオン−オフ動作により、前記判定値の補正に用いられる、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作を開始することを特徴とする。
【0011】
また、本発明のタイヤ空気圧異常警報方法は、車両に装着したタイヤの回転角速度から演算される判定値に基づいてタイヤの空気圧低下を知らせるタイヤ空気圧異常警報方法であって、イグニッションキーをオンし、所定の時間を経過したのちに、前記判定値の補正に用いられる、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止することを特徴とする。
【0012】
また、本発明のタイヤ空気圧異常警報方法は、車両に装着したタイヤの回転角速度から演算される判定値に基づいてタイヤの空気圧低下を知らせるタイヤ空気圧異常警報方法であって、所定のブレーキのオン−オフ動作により、前記判定値の補正に用いられる、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作を開始することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の初期化動作の開始プログラムは、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始をするか否かを判断するためにコンピュータを、車両に装着したタイヤの車輪速情報を記憶する記憶手段、車両速度および各タイヤの車輪速情報から減圧判定値を演算する演算手段、タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段、イグニッションキーをオンしてから、所定の時間を演算する時間演算手段、イグニッションキーをオンし、所定の時間を経過したのちに、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を判断する初期化判断手段として機能させることを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明の初期化動作の開始プログラムは、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始をするか否かを判断するためにコンピュータを、車両に装着したタイヤの車輪速情報を記憶する記憶手段、車両速度および各タイヤの車輪速情報から減圧判定値を演算する演算手段、タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段、所定のブレーキのオン−オフ動作がされたかどうかを演算する動作演算手段、所定のブレーキのオン−オフ動作により、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を判断する初期化判断手段として機能させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明のタイヤ空気圧異常警報装置および方法、ならびに初期化動作の開始プログラムを説明する。
【0016】
図1は本発明のタイヤ空気圧異常警報装置の一実施の形態を示す説明図、図2は図1におけるタイヤ空気圧異常警報装置の電気的構成を示すブロック図、図3は本発明のフローチャートである。
【0017】
図1に示すように、タイヤ空気圧異常警報装置(DWS)は、4輪車両の各タイヤFL、FR、RL、RR(前左タイヤ、前右タイヤ、後左タイヤ、後右タイヤであり、以下、総称してWiという)にそれぞれ関連して設けられた通常の構成の回転情報検出手段である車輪速センサ1を備えており、この車輪速センサ1の出力はDWSの制御ユニット2に与えられる。該制御ユニット2には空気圧異常を知らせる表示手段である表示器3が接続されている。
【0018】
前記制御ユニット2は、図2に示すように、マイクロコンピュータから構成されており、外部装置との信号の受け渡しに必要なI/Oインターフェイス2aと、演算処理の中枢として機能するCPU2bと、該CPU2bの制御動作プログラムが格納されたROM2cと、前記CPU2bが制御動作を行なう際にデータなどが一時的に書き込まれたり、その書き込まれたデータなどが読み出されるRAM2dとから構成されている。また、この制御ユニト2には、タイヤの空気圧が正常であると判断される場合の、タイヤまたはホイールに関する物理量の初期化係数F1〜F3などが記憶される。
【0019】
本実施の形態にかかわるタイヤ空気圧異常警報装置は、前記タイヤWiの車輪速情報を検知する車輪速センサ1と、前記タイヤWiの車輪速情報を記憶する記憶手段と、車両速度およびタイヤWiの車輪速情報から判定値を演算する演算手段と、タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と、該判定手段によりタイヤの空気圧の異常と判断されると警報を表示する前記表示器3と、イグニッションキーをオンし、所定の時間を演算する時間演算手段または所定のブレーキのオン−オフ動作を演算する動作演算手段と、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を判断する初期化判断手段を備えている。前記判定手段による判定は、たとえば高速走行における車両速度とタイヤの外径との相関関係などに基づいて行なうことができる。
【0020】
また、本実施の形態では、初期化動作の開始をするか否かを判断するために前記制御ユニットを、車両に装着したタイヤの車輪速情報を記憶する記憶手段、車両速度および各タイヤの車輪速情報から判定値を演算する演算手段、タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段、イグニッションキーをオンし、所定の時間を演算する時間演算手段または所定のブレーキのオン−オフ動作を演算する動作演算手段、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を判断する初期化判断手段として機能させる。
【0021】
前記車輪速センサ1では、タイヤWiの回転数に対応したパルス信号(以下、車輪速パルスという)が出力される。またCPU2bでは、車輪速センサ1から出力された車輪速パルスに基づき、所定のサンプリング周期ΔT(sec)、たとえばΔT=1秒ごとに各タイヤWiの回転角速度Vbiを算出する。
【0022】
ここで、タイヤWiは、規格内でのばらつき(初期差異)が含まれて製造されるため、各タイヤWiの有効転がり半径(一回転により進んだ距離を2πで割った値)は、すべてのタイヤWiがたとえ正常内圧であっても、同一とは限らない。そのため、各タイヤWiの回転角速度Vbiはばらつくことになる。
【0023】
そこで、従来より行なわれているタイヤ径またはホイール径のばらつきを補正する初期化係数を求めている。たとえば、この初期化係数の算出法は、つぎの手順で行なわれる。まず回転角速度Vbi(Vb1〜Vb4)の算出は、前回計測周期の最終パルスから今回計測周期の最終パルスまでの数をNi、時間をTiとし、1パルス当たりの車輪の回転角に相当する係数をKとすると、
Vbi=K×Ni/Ti
で行なう。
【0024】
ついで前記CPU2bは低速走行かどうかを判定する。低速走行でなければつぎのステップへ進み、低速走行であれば以降のステップへ進まない。これは低速走行では入力されるパルス数が少なくなるので、量子化誤差が大きくなるからである。
【0025】
ついで車両が旋回中であるかどうか判断する。かかる旋回中かどうかの判断は、たとえば左右のタイヤの回転角速度から旋回半径を求めることによって行なうことができる。
【0026】
そして旋回中でなければ、加減速中であるかどうかの判断をする。加減速中でなければ回転角速度Vbiに基づいて、タイヤ径またはホイール径のばらつきを補正する初期化係数である前左右輪比F1、後左右輪比F2および前後輪比F3をつぎの式(1)〜(3)から求める。
F1=Vb1/Vb2 ・・・(1)
F2=Vb3/Vb4 ・・・(2)
F3=(Vb1+Vb2)/(Vb3+Vb4) ・・・(3)
【0027】
なお、加減速中であれば、前左右輪比F1、後左右輪比F2のみ計算し、前後輪比F3は計算しない。なお、前後輪比F3だけがニュートラル走行(加減速無し走行)を条件としたのは、駆動中は前輪または後輪のスリップが生じうるからである。
【0028】
ところで、初期化処理は高い精度が要求されるので、瞬時の回転角速度比F1、F2、F3を使用するのではなく、ある更新間隔で過去の回転角速度比との平均を取ることにより、回転角速度比を穏やかに更新していくことが望ましい。F1、F2の更新回数をNa、F3の更新回数をNbとすると、更新に使うF1、F2、F3は実際には、つぎの式(4)〜(6)によって求める。なお、更新回数がNa、Nbと2種類あるのは、前述のようにF3だけニュートラル走行(加減速なし走行)を条件としているからである。
F1=[それまでのF1×(Na−1)+今回のF1]/Na・・・(4)
F2=[それまでのF2×(Na−1)+今回のF2]/Na・・・(5)
F3=[それまでのF3×(Nb−1)+今回のF3]/Nb・・・(6)
F1、F2、F3、Na、Nbは、それぞれ更新の度に制御ユニット2に記憶しておき、計算途中で電源オフとなっても、次回電源投入時に、制御ユニット2からF1、F2、F3、Na、Nbを読み込むことにより、計算が続行可能なようにしておく。
【0029】
つぎに空気圧異常判定処理は、図4に示すように、前記係数F1〜F3を用いて、まず初期補正後の回転角速度Viをつぎの式(7)〜(10)から求める。
V1=Vb1 ・・・(7)
V2=Vb2×F1 ・・・(8)
V3=Vb3×F3 ・・・(9)
V4=Vb4×F2×F3 ・・・(10)
【0030】
ついで速度、加速度(前後加速度)、旋回半径を計算下のち、低速走行か、加減速中か、または急旋回中かどうかを判断する。そして、いずれの場合でもなければ、タイヤWiの空気圧低下の検出のための減圧判定値(DEL)を求める。この減圧判定値(DEL)は、たとえば前輪タイヤと後輪タイヤとの2つの対角和の差を比較するものであって、対角線上にある一対の車輪からの信号の合計から対角線上にある他の一対の車輪からの信号の合計を引算し、その結果と2つの合計の平均値との比率として、つぎの式(11)から求めることができる。
DEL={(V1+V4)/2−(V2+V3)/2}/{(V1+V2+V3+V4)/4}×100(%)・・・(11)
【0031】
なお、緩く旋回しているならば、旋回の影響、すなわち車両の旋回半径R、速度、横方向加速度(横G)および前後方向加速度(前後G)などの判定値の変動要因の影響をタイヤの空気圧の異常検出から排除するために、前記減圧判定値をさらに補正するすのが好ましい。
【0032】
本実施の形態では、イグニッションキーをオンし、所定の時間を経過したのちに、タイヤの空気圧が正常であると判断される場合の、前記初期化係数の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止する。これにより、初期化動作の誤開始を防ぐことができる。
【0033】
本実施の形態では、初期化係数の記憶値を更新する初期化動作の開始条件を設定し、専用のスイッチを用いることなく、初期化動作を開始できるため、タイヤ空気圧異常警報装置(DWS)の製造コストを削減することができる。また、この装置を市場にでている車両に後づけする場合も、新たにスイッチを取り付ける必要がなく、簡単にタイヤ空気圧異常警報装置(DWS)を取り付けることができる。
【0034】
また、本実施の形態では、所定のブレーキのオン−オフ動作により、タイヤ空気圧が正常であると判断される場合の、前記初期化係数の記憶値を更新する初期化動作を開始することもできる。より詳しくは、車両停止や減速に使用するブレーキを踏んだ状態をオンとし、ブレーキペダルから足を離した状態をオフとしてブレーキペダルのオン−オフのやり方で、ある条件を満たした場合に初期化動作を開始することを意味している。
【0035】
具体的には、イグニッションキーをオンしたのち、所定の時間内にブレーキ操作を開始しなければならないなどの条件を付けることで、間違って初期化動作が開始されるのを防ぐことができる。たとえば図3に示されるように、イグニッションキーをオンしたのち、たとえば2秒以内にブレーキペダルの操作を開始したか否かを判断する(ステップS1)。そして、2秒以内にブレーキペダルの操作を開始しない場合はそのまま終了し、2秒以内にブレーキペダルの操作を開始した場合、そのペダル操作が0.5秒以内の間隔で、ブレーキのON/OFF操作を5回以上実施したか否かが判断される(ステップS2)。ここで、ブレーキのON/OFF操作が4回以内の場合には終了し、ブレーキのON/OFF操作を5回以上実施した場合には、初期化係数の記憶値を更新する初期化動作を開始する(ステップS3)。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、初期化係数の記憶値を更新する初期化動作の開始条件を、イグニッションキーまたはブレーキ操作により設定し、タイヤの減圧検出の正常な動作を維持することができる。また、専用のスイッチを用いることなく、初期化動作を開始できるため、タイヤ空気圧異常警報装置の製造コストを削減することができる。また、この装置を市場にでている車両に後づけする場合も、新たにスイッチを取り付ける必要がなく、簡単にタイヤ空気圧異常警報装置を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ空気圧異常警報装置の一実施の形態を示す説明図である。
【図2】図1におけるタイヤ空気圧異常警報装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】初期化動作の開始の一例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 回転情報検出手段(車輪速センサ)
2 制御ユニット
3 表示手段(表示器)

Claims (6)

  1. 車両に装着したタイヤの回転角速度から演算される判定値に基づいてタイヤの空気圧低下を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、イグニッションキーをオンし、所定の時間を経過したのちに、前記判定値の補正に用いられる、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止することを特徴とするタイヤ空気圧異常警報装置。
  2. 車両に装着したタイヤの回転角速度から演算される判定値に基づいてタイヤの空気圧低下を知らせるタイヤ空気圧異常警報装置であって、所定のブレーキのオン−オフ動作により、前記判定値の補正に用いられる、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作を開始することを特徴とするタイヤ空気圧異常警報装置。
  3. 車両に装着したタイヤの回転角速度から演算される判定値に基づいてタイヤの空気圧低下を知らせるタイヤ空気圧異常警報方法であって、イグニッションキーをオンし、所定の時間を経過したのちに、前記判定値の補正に用いられる、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止することを特徴とするタイヤ空気圧異常警報方法。
  4. 車両に装着したタイヤの回転角速度から演算される判定値に基づいてタイヤの空気圧低下を知らせるタイヤ空気圧異常警報方法であって、所定のブレーキのオン−オフ動作により、前記判定値の補正に用いられる、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作を開始することを特徴とするタイヤ空気圧異常警報方法。
  5. タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始をするか否かを判断するためにコンピュータを、車両に装着したタイヤの車輪速情報を記憶する記憶手段、車両速度および各タイヤの車輪速情報から減圧判定値を演算する演算手段、タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段、イグニッションキーをオンしてから、所定の時間が経過したことを演算する時間演算手段、イグニッションキーをオンし、所定の時間を経過したのちに、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始を禁止する初期化判断手段として機能させるための初期化動作の開始プログラム。
  6. タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作の開始をするか否かを判断するためにコンピュータを、車両に装着したタイヤの車輪速情報を記憶する記憶手段、車両速度および各タイヤの車輪速情報から減圧判定値を演算する演算手段、タイヤの空気圧の低下を判定する判定手段、所定のブレーキのオン−オフ動作がされたかどうかを演算する動作演算手段、所定のブレーキのオン−オフ動作により、タイヤまたはホイールに関する物理量の記憶値を更新する初期化動作を開始する初期化判断手段として機能させるための初期化動作の開始プログラム。
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