JP2003094923A - タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム - Google Patents

タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム

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JP2003094923A JP2001293543A JP2001293543A JP2003094923A JP 2003094923 A JP2003094923 A JP 2003094923A JP 2001293543 A JP2001293543 A JP 2001293543A JP 2001293543 A JP2001293543 A JP 2001293543A JP 2003094923 A JP2003094923 A JP 2003094923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ減圧の検出精度を向上させることがで
きるタイヤ空気圧低下検出方法を提供する。 【解決手段】 車両に装着したタイヤから得られる回転
情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気
圧低下検出方法であって、前記タイヤの初期値を更新し
たのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込
み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更
新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう工
程を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ空気圧低下検
出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラ
ムに関する。さらに詳しくは、減圧検出の精度を向上さ
せることができるタイヤ空気圧低下検出方法および装
置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
のタイヤの空気圧の低下を検出する装置(DWSシステ
ム)は、タイヤの空気圧が低下した際にタイヤの動荷重
半径が減少すると、車輪速度が速くなることに基づい
て、4つのABS車輪速センサの車輪速度から、タイヤ
の減圧判定を行なっている。この装置におけるタイヤの
減圧判定としては、前輪タイヤの車輪速度と後輪タイヤ
の車輪速度との2つの対角和の差を比較して得られる判
定値を用いている。
【0003】ここで、タイヤは、規格内でのばらつき
(初期差異)が含まれて製造されるため、各タイヤの有
効転がり半径(一回転により進んだ距離を2πで割った
値)は、すべてのタイヤがたとえ正常内圧であっても、
同一とは限らない。
【0004】そこで、タイヤの初期値学習が必要とな
る。そのため、DWSには「初期化」という処理を備え
ており、タイヤの製造上のばらつきを補正するための初
期値を、この処理で学習している。また、学習した初期
値は、車両のイグニッションスイッチをオフにしても消
えないようにするために、不揮発性の記憶装置(以下、
EEPROMという)に記憶されている。
【0005】従来は、初期値が更新される度に、EEP
ROMに更新された初期値を記憶していた。
【0006】しかしながら、DWSがABSなどの車両
制御系のマイクロコンピュータに搭載されるようになっ
てくると、前述の方法だと処理時間が問題になってく
る。
【0007】すなわちEEPROMへの書き込みには、
かなりの時間を要するが、通常用いられるマイクロコン
ピュータで処理時間を計測したところ、DWSの1秒処
理のうち、初期値学習や空気圧警報判定に必要な演算処
理時間が約100msecであるのに対し、EEPRO
Mへの書き込みには、約50バイトの記憶容量に200
msecを要することが判明した。
【0008】マイクロコンピュータの処理能力に余裕が
ある場合には、前記書き込みに要する時間は問題とはな
らないが、ABSなどとDWSを1つのマイクロコンピ
ュータで同時に処理する場合には、この書き込み時間が
原因で(長すぎて)タイムオーバーになることがある。
【0009】通常、DWSの処理時間がタイムオーバー
になると、つぎの1秒の処理をキャンセルする。このた
め、EEPROMの書き込み時間が原因で1秒分の走行
データを捨ててしまうことが考えられる。
【0010】本発明は、叙上の事情に鑑み、タイヤ減圧
の検出精度を向上させることができるタイヤ空気圧低下
検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログ
ラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ空気圧低
下検出方法は、車両に装着したタイヤから得られる回転
情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気
圧低下検出方法であって、前記タイヤの初期値を更新し
たのち、該更新初期値のEEPROMへの書き込み要求
のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期
値のEEPROMへの書き込みを行なう工程を含むこと
を特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。
【0012】また、本発明のタイヤ空気圧低下検出装置
は、車両に装着したタイヤから得られる回転情報に基づ
いてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気圧低下検出
装置であって、前記各タイヤの回転情報を検出する回転
情報検出手段と、前記各タイヤの回転情報を記憶する回
転情報記憶手段と、タイヤの初期値を更新するか否かを
判断する更新判断手段と、車両速度を演算する車速演算
手段と、該車両速度が車両停止時、低速走行または高速
走行であるか否かを判断する車両速度判断手段と、前記
更新される初期値のEEPROMへの書き込み要求をカ
ウントするカウンタ手段と、前記タイヤの初期値を更新
したのち、該更新初期値のEEPROMへの書き込み要
求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初
期値のEEPROMへの書き込みを行なう書込み実施手
段と、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段
とを備えてなることを特徴とする。
【0013】さらに本発明のタイヤ減圧判定のプログラ
ムは、タイヤの空気圧低下を判定するためにコンピュー
タを、各タイヤの回転情報を記憶する回転情報記憶手
段、タイヤの初期値を更新するか否かを判断する更新判
断手段、車両速度を演算する車速演算手段、該車両速度
が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを
判断する車両速度判断手段、前記更新される初期値のE
EPROMへの書き込み要求をカウントするカウンタ手
段、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値
のEEPROMへの書き込み要求のカウント数と車両の
速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装
置への書き込みを行なう書込み実施手段、前記タイヤの
空気圧低下を判定する減圧判定手段として機能させるこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明のタイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタ
イヤ減圧判定のプログラムを説明する。
【0015】図1は本発明のタイヤ空気圧低下検出装置
の一実施の形態を示すブロック図、図2は図1のタイヤ
空気圧低下検出装置の電気的構成を示すブロック図、図
3は本実施の形態にかかわるフローチャートの一例であ
る。
【0016】図1に示すように、本発明の一実施の形態
にかかわるタイヤ空気圧低下検出装置は、たとえば4輪
車両に備えられた4つのタイヤFL、FR、RLおよび
RR(以下、総称してWiという。ここで、i=1〜
4、1:前左タイヤ、2:前右タイヤ、3:後左タイ
ヤ、4:後右タイヤ)の空気圧が低下しているか否かを
検出するもので、タイヤWiにそれぞれ関連して設けら
れた通常の回転情報検出手段1を備えている。
【0017】前記回転情報検出手段1としては、電磁ピ
ックアップなどを用いて回転パルスを発生させてパルス
の数から車輪速度(回転速度)を測定する車輪速センサ
またはダイナモのように回転を利用して発電を行ない、
この電圧から車輪速度を測定するものを含む角速度セン
サなどを用いることができる。前記回転情報検出手段1
の出力はABSなどのコンピュータである制御ユニット
2に与えられる。制御ユニット2には、空気圧が低下し
たタイヤWiを知らせるための液晶表示素子、プラズマ
表示素子またはCRTなどで構成された表示器3、およ
びドライバーによって操作することができる初期化スイ
ッチ4が接続されている。
【0018】制御ユニット2は、図2に示されるよう
に、外部装置との信号の受け渡しに必要なI/Oインタ
ーフェイス2aと、演算処理の中枢として機能するCP
U2bと、該CPU2bの制御動作プログラムが格納さ
れたROM2cと、前記CPU2bが制御動作を行なう
際にデータなどが一時的に書き込まれたり、その書き込
まれたデータなどが読み出されるRAM2dと、初期学
習値および更新初期値が書き込まれるEEPROM2e
とから構成されている。
【0019】前記CPU2bでは、回転情報検出手段1
から出力された車輪速パルスに基づき、所定のサンプリ
ング周期ΔT(sec)、たとえばΔT=1秒ごとに各タイ
ヤWiの回転角速度Fiが算出される。そして、この各
タイヤWiの回転角速度Fiから車両速度が演算され
る。
【0020】前記RAM2dの記憶領域の一部は、EE
PROM2eへの書き込みにおいて用いられるカウンタ
として利用される。また、前記初期学習値(更新初期
値)をEEPROM2eへ書き込むのは、車両のイグニ
ッションスイッチがオフにされても学習値を保持するた
めである。普通ドライバーは走行中にイグニッションを
オフすることはないので、初期学習値および更新初期値
はドライバーがイグニッションをオフする前に記憶して
おけばよい。
【0021】前記初期値とは、通常規格内でのばらつき
(初期差異)が含まれて製造されるため、各初期タイヤ
Wiに与えられる初期差異によるばらつきを打ち消すた
めの補正係数としては、左右輪比補正係数Fac1、F
ac2および前後輪比補正係数Fac3などがある。
【0022】ここで、Fac1=(VFL/VFR) Fac2=(VRL/VRR) Fac3=(VFL+VFR)/(VRL+VRR) である。
【0023】そして、このタイヤの製造上のばらつきを
補正するための初期値を、DWSの初期化処理のときに
学習させる。さらに、直線走行とみなされる状態が6秒
続いたときには、初期値Fac1、Fac2が更新さ
れ、またニュートラル走行(エンジントルクがゼロとみ
なされる状態)が2秒続いたときには、初期値Fac3
が更新される。この初期値が更新された場合に書き込み
要求カウンタがカウントアップされる。そして、一度E
EPROM2eに書き込みがされるとカウントはゼロに
なるが、書き込み要求があっても、高速走行中はEEP
ROM2eに書き込まれないため、カウント数が累積さ
れていく。
【0024】なお、ドライバーがイグニッションをオフ
するまでの過程は、イグニッションオン → 走行 →・
・・減速 → 停車 → イグニッションオフのように、通
常、ドライバーが走行後、イグニッションをオフするま
でのあいだには、減速、停車という過程を含んでいる。
【0025】DWSは、低速、たとえば約30km/h
以下になると空気圧判定を行なうことができないので、
低速から停車時にEEPROM2eへの書き込みを行な
えば、たとえDWSの処理時間がタイムオーバーになり
1秒分の走行データを捨ててしまったとしても、前記速
度域では、空気圧判定を行なうことができないため、実
質的な不利益にはならない。一方、タイムオーバーにな
らずに走行データが得られた場合は、判定に用いられる
走行データの数が多くなり、より効率的な空気圧判定を
行ない、タイヤ減圧の検出精度を向上させることができ
る。
【0026】本実施の形態では、前記各タイヤWiの回
転情報を検出する回転情報検出手段1と、前記各タイヤ
Wiの回転情報を記憶する回転情報記憶手段と、タイヤ
Wiの初期値が更新されているか否かを判断する更新判
断手段と、車両速度を演算する車速演算手段と、該車両
速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか否
かを判断する車両速度判断手段と、前記更新される初期
値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求をカウントす
るカウンタ手段と、前記タイヤの初期値を更新したの
ち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要
求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更新初
期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み
実施手段と、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判
定手段とを備えている。
【0027】また、前記書込み実施手段は、前記カウン
タ手段により、カウント数が所定の値未満までは、前記
更新初期値のEEPROM2eへの書き込みを車両停止
時または低速走行時に行なう場合またはカウント数が所
定の値以上の場合に、前記更新初期値のEEPROM2
eへの書き込みを前記車両停止時、低速走行時または高
速走行時に行なう場合がある。
【0028】前記カウント数と車両速度を判断するにあ
たり、カウント数が、たとえば所定の値30以上のとき
は前記車両停止時、低速走行時または高速走行時にEE
PROM2eへの書き込みを実施する。これは、万が一
走行中にイグニッションをオフにされた場合でも途中段
階の初期学習値を保存させておくためである。
【0029】また、タイヤWiの空気圧低下の検出のた
めの減圧判定値(DEL)は、たとえば前輪タイヤと後
輪タイヤとの2つの対角和の差を比較するものであっ
て、対角線上にある一対の車輪からの信号の合計から対
角線上にある他の一対の車輪からの信号の合計を引算
し、その結果と2つの合計の平均値との比率として、つ
ぎの式(1)から求められる。
【0030】 DEL={(V1+V4)/2−(V2+V3)/2}/{(V1+V2 +V3+V4)/4}×100(%) ・・・(1)
【0031】そして、本実施の形態におけるタイヤ減圧
判定のプログラムは、制御ユニット2を、前記各タイヤ
Wiの回転情報を記憶する回転情報記憶手段、タイヤW
iの初期値が更新されているか否かを判断する更新判断
手段、車両速度を演算する車速演算手段、該車両速度が
車両停止時、低速走行または高速走行であるか否かを判
断する車両速度判断手段、前記更新される初期値のEE
PROMへの書き込み要求をカウントするカウンタ手
段、前記タイヤの初期値を更新したのち、該更新初期値
のEEPROMへの書き込み要求のカウント数と車両の
速度との関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装
置への書き込みを行なう書込み実施手段、前記タイヤの
空気圧低下を判定する減圧判定手段として機能させる。
【0032】また、前記制御ユニット2を、前記更新さ
れる初期値のEEPROM2eへの書き込み要求をカウ
ントするカウンタ手段、該カウンタ手段により、該更新
初期値のEEPROM2eへの書き込み要求のカウント
数が所定の値以上の場合、前記車両停止時または低速走
行にかかわらず更新初期値のEEPROM2eへの書き
込みを行なう第2の書込み実施手段としてさらに機能さ
せる。
【0033】つぎに本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
【0034】実施例 正常な空気圧(2.2×104Pa)にされたタイヤが
装着された車両を用意した。前記タイヤサイズは185
/70R14である。また、車両をテストコースにおい
て、車速をランダム(10km/h〜100km/h)
に振りながら走行させた。
【0035】そして、図3に示されるように、まず車両
を走行させながらタイヤの初期値学習として、Fac
1、Fac2およびFac3の各条件判断と値演算を行
ない(ステップS1)、ついでステップS2において、
初期値学習の条件を満しているか否かを判断して、満た
していれば初期値演算を行ない、初期値の更新を行な
う。初期値を更新する場合、書き込み要求カウンタをカ
ウントアップして、カウント数を累積する(ステップS
3)。そして、EEPROM書き込み判断処理を行な
う。
【0036】かかる書き込み判断処理では、図4に示さ
れるように、つぎの手順が行われる。すなわち車両速度
が30km/h以下で、かつカウント数の値が1以上の
とき、EEPROMへの書き込みを実施した(ステップ
S4、S5)。
【0037】また、本実施例では、前述したように万が
一走行中にイグニッションがオフにされた場合でも途中
段階の更新初期値を保存させておくため、カウント数の
値が30以上のときは、車両速度にかかわらずEEPR
OMへの書き込みを実施した(ステップS4、S6)。
その後、カウント数をゼロにする。
【0038】本実施例では、得られる車両の走行データ
は、DAT(Digital Audio Tape)
レコーダーに記憶させたのち、EEPROMへの書き込
み処理プログラムを格納したマイクロコンピュータで処
理し、初期化完了までの時間を計算した。
【0039】また比較例として図5に示されるように、
従来と同様に初期値の更新をしたのち(ステップS1
1、S12)、直ちにEEPROMへの書き込み処理も
行なった(ステップS13)。かかるEEPROMへの
書き込み処理プログラムを格納したマイクロコンピュー
タで前記実施例と同一の走行データの量を処理し、初期
化完了までの時間を計算した(比較例)。
【0040】ついで本実施例と比較例について、同一の
走行データによる初期化完了までの時間を比較した。そ
の結果、本実施例では、1時間32分49秒で初期値学
習を終了したのに対し、比較例では、本実施例より長い
1時間47分12秒で初期値学習を終了した。これによ
り、本実施例は、EEPROMへの書き込み時間によ
る、処理時間のオーバーが原因で走行データを捨ててし
まうことを防ぐことができるため、初期化完了までの時
間を短縮していることがわかる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
カウント数と車両の速度との関係から、EEPROMの
書き込みを行なっており、走行データの数を無駄にする
ことなく、より効率的な空気圧判定が可能となる。これ
により、タイヤ減圧の検出精度を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ空気圧低下検出装置の一実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】図1のタイヤ空気圧低下検出装置の電気的構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかわるEEPROM書き込み
判断処理までのフローチャートの一例である。
【図4】図3のEEPROM書き込み判断処理のフロー
チャートの一例である。
【図5】従来のEEPROMへの書き込み処理までのフ
ローチャートの一例である。
【符号の説明】
1 回転情報検出手段 2 制御ユニット 3 表示器 4 初期化スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に装着したタイヤから得られる回転
    情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気
    圧低下検出方法であって、前記タイヤの初期値を更新し
    たのち、該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込
    み要求のカウント数と車両の速度との関係から、前記更
    新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう工
    程を含むタイヤ空気圧低下検出方法。
  2. 【請求項2】 前記カウント数が所定の値未満までは、
    前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを車
    両停止時または低速走行時に行なう請求項1記載のタイ
    ヤ空気圧低下検出方法。
  3. 【請求項3】 前記カウント数が所定の値以上の場合
    に、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み
    を前記車両停止時、低速走行時または高速走行時に行な
    う請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
  4. 【請求項4】 車両に装着したタイヤから得られる回転
    情報に基づいてタイヤの内圧低下を検出するタイヤ空気
    圧低下検出装置であって、前記各タイヤの回転情報を検
    出する回転情報検出手段と、前記各タイヤの回転情報を
    記憶する回転情報記憶手段と、タイヤの初期値を更新す
    るか否かを判断する更新判断手段と、車両速度を演算す
    る車速演算手段と、該車両速度が車両停止時、低速走行
    または高速走行であるか否かを判断する車両速度判断手
    段と、前記更新される初期値の不揮発性の記憶装置への
    書き込み要求をカウントするカウンタ手段と、前記タイ
    ヤの初期値を更新したのち、該更新初期値の不揮発性の
    記憶装置への書き込み要求のカウント数と車両の速度と
    の関係から、前記更新初期値の不揮発性の記憶装置への
    書き込みを行なう書込み実施手段と、前記タイヤの空気
    圧低下を判定する減圧判定手段とを備えてなるタイヤ空
    気圧低下検出装置。
  5. 【請求項5】 前記書込み実施手段が、前記カウンタ手
    段により、カウント数が所定の値未満までは、前記更新
    初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを車両停止時
    または低速走行時に行なう手段である請求項4記載のタ
    イヤ空気圧低下検出装置。
  6. 【請求項6】 前記書込み実施手段が、前記カウンタ手
    段により、カウント数が所定の値以上の場合に、前記更
    新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを前記車両
    停止時、低速走行時または高速走行時に行なう手段であ
    る請求項4記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
  7. 【請求項7】 タイヤの空気圧低下を判定するためにコ
    ンピュータを、各タイヤの回転情報を記憶する回転情報
    記憶手段、タイヤの初期値を更新するか否かを判断する
    更新判断手段、車両速度を演算する車速演算手段、該車
    両速度が車両停止時、低速走行または高速走行であるか
    否かを判断する車両速度判断手段、前記更新される初期
    値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求をカウントす
    るカウンタ手段、前記タイヤの初期値を更新したのち、
    該更新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込み要求の
    カウント数と車両の速度との関係から、前記更新初期値
    の不揮発性の記憶装置への書き込みを行なう書込み実施
    手段、前記タイヤの空気圧低下を判定する減圧判定手段
    として機能させるためのタイヤ減圧判定のプログラム。
  8. 【請求項8】 前記書込み実施手段が、前記カウンタ手
    段により、カウント数が所定の値未満までは、前記更新
    初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを車両停止時
    または低速走行時に行なう請求項7記載のタイヤ減圧判
    定のプログラム。
  9. 【請求項9】 前記書込み実施手段が、前記カウンタ手
    段により、カウント数が所定の値以上の場合に、前記更
    新初期値の不揮発性の記憶装置への書き込みを前記車両
    停止時、低速走行時または高速走行時に行なう請求項7
    記載のタイヤ減圧判定のプログラム。
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