JP2001080324A - タイヤ空気圧低下検出装置 - Google Patents

タイヤ空気圧低下検出装置

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JP2001080324A
JP2001080324A JP26395199A JP26395199A JP2001080324A JP 2001080324 A JP2001080324 A JP 2001080324A JP 26395199 A JP26395199 A JP 26395199A JP 26395199 A JP26395199 A JP 26395199A JP 2001080324 A JP2001080324 A JP 2001080324A
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pressure reduction
wheel
value
initialization
tire
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JP26395199A
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Nobuyuki Otsu
伸幸 大津
Yoshitaka Sugiyama
▲吉▼隆 杉山
Toru Kojima
亨 児島
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車輪速信号から得られる各々の車輪の回転状態
から減圧判定基準値を演算して更新する初期化処理手段
における初期化の精度を向上させること。 【解決手段】各車輪のタイヤ正常圧状態において各車輪
速検出手段aで検出された各車輪速信号から得られる各
々の車輪の回転状態から減圧判定基準値を演算して更新
する初期化処理手段bと、各車輪速信号から得られる各
々の車輪の回転状態の偏り状態からタイヤ空気圧の低下
を判定するための減圧判定値を求め、この減圧判定値と
減圧判定基準値との比較値から減圧判定評価値を求める
減圧判定評価値演算手段cと、減圧判定評価値演算手段
cで求められた減圧判定評価値を減圧判定基準となる判
定しきい値と比較することによりタイヤ空気圧の減圧状
態を判定する減圧状態判定手段dと、初期化処理手段b
における初期化処理を所定条件においては禁止する初期
化禁止処理手段eを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるタイ
ヤの減圧状態を検出し運転者に知らしめるためのタイヤ
空気圧低下検出装置に関し、特に、車輪速信号から得ら
れる各々の車輪の回転状態から減圧判定基準値を演算し
て更新する初期化処理手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ空気圧低下検出装置として
は、例えば、特開平6−92117号公報に記載の「タ
イヤ空気圧低下検出装置」が知られている。この従来例
の「タイヤ空気圧低下検出装置」は、4つのタイヤの回
転角速度を検出し、各タイヤの回転角速度を基に、相対
的に空気圧が低下しているタイヤを検出するためのタイ
ヤ空気圧低下検出装置において、回転角速度信号から得
られる各々の車輪の回転状態から減圧判定基準値を演算
して更新する初期化処理手段と、この初期化処理を開始
するための初期化スイッチとを備えたものであった。こ
の初期化処理手段は、以下の理由により必要となるもの
である。即ち、4つのタイヤの空気圧が全て正常であっ
たとしても、車両の重量配分による各タイヤにかかる荷
重の差、タイヤの摩耗、タイヤの製造ばらつき等によ
り、4つのタイヤの動半径が全て同一であるとは限らな
いため、この4つのタイヤの動半径の初期ばらつきを、
タイヤ交換時や、タイヤ空気圧チェック後等に、初期化
処理により補正することが、その後の正確なタイヤ空気
圧低下を検出するためには欠かせないものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の「タイヤ空気圧検知装置」にあっては、初期化スイッ
チの操作により開始される初期化処理においては、所定
の走行条件においてはこの初期化処理を禁止するための
初期化禁止処理手段を備えていないため、所定の走行状
態においては初期化の精度を低下させるおそれがあると
いう問題点があった。即ち、例えば、車両の旋回時にお
いては、タイヤの動半径が正常時に比べて変化すること
から、検出車輪速度に左右輪で差が発生し、これによ
り、初期化原点となる減圧判定基準値が直進走行時に比
べてずれを生じた状態で設定されることになるため、適
切なタイミングでタイヤ空気圧低下を検出することがで
きなくなる。また、車両が高速走行状態にある時には、
外乱による影響が大きくなると共に、高速走行かつ大R
旋回状態にある時は、低速走行時に比べて前記検出車輪
速度の左右輪差が大きくなる傾向にある(図10参照)
ことから、車輪速度の検出精度にも悪影響を及ぼし、初
期化原点が低速走行時に比べてずれを生じた状態で設定
されることになるため、適切なタイミングでタイヤ空気
圧低下を検出することができなくなる。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目してなされたもので、車輪速信号から得られる各々の
車輪の回転状態から減圧判定基準値を演算して更新する
初期化処理手段における初期化の精度を向上させること
ができるタイヤ空気圧低下検出装置を提供すること目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出装置で
は、図1のクレーム対応図に示すように、各車輪の車輪
速を検出する車輪速検出手段aと、前記各車輪のタイヤ
正常圧状態において前記各車輪速検出手段aで検出され
た各車輪速信号から得られる各々の車輪の回転状態から
減圧判定基準値を演算して更新する初期化処理手段b
と、前記各車輪速検出手段aで検出された各車輪速信号
から得られる各々の車輪の回転状態の偏り状態からタイ
ヤ空気圧の低下を判定するための減圧判定値を求め、こ
の減圧判定値と前記減圧判定基準値との比較値から減圧
判定評価値を求める減圧判定評価値演算手段cと、該減
圧判定評価値演算手段cで求められた減圧判定評価値を
減圧判定基準となる判定しきい値と比較することにより
タイヤ空気圧の減圧状態を判定する減圧状態判定手段d
と、を備えたタイヤ空気圧低下検出装置において、前記
初期化処理手段bにおける初期化処理を所定条件におい
ては禁止する初期化禁止処理手段eを備えている手段と
した。
【0006】請求項2記載のタイヤ空気圧低下検出装置
では、請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出装置におい
て、車両の車速を検出する車速検出手段を備え、該車速
検出手段で検出された車両の車速が所定車速以上となる
ことを前記初期化禁止処理手段eにおける初期化処理を
禁止する所定条件の1つとした。請求項3記載のタイヤ
空気圧低下検出装置では、請求項1または2に記載のタ
イヤ空気圧低下検出装置において、車両の旋回状態を検
出する旋回状態検出手段を備え、該旋回状態検出手段で
所定の旋回状態となることを前記初期化禁止処理手段に
おける初期化処理を禁止する所定条件の1つとした。
【0007】
【作用】本発明請求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出
装置では、上述のように、初期化禁止処理手段eにおい
て初期化処理手段bにおける初期化処理を所定条件にお
いては禁止するようにすることで、初期化には適当でな
い車両の走行状態等での初期化処理の開始による不正確
な初期化原点の検出が防止され、これにより、初期化の
精度を向上させることができる。
【0008】請求項2記載のタイヤ空気圧低下検出装置
では、請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出装置におい
て、車両の車速が所定車速以上となると、前記初期化禁
止処理手段eにおける初期化処理を禁止するもので、こ
れにより、外乱による車輪速度検出精度への悪影響が大
きい車両の高速走行状態における初期化処理の開始によ
る不正確な初期化原点の検出が防止され、初期化の精度
を向上させることができる。請求項3記載のタイヤ空気
圧低下検出装置では、請求項1または2に記載のタイヤ
空気圧低下検出装置において、車両が所定の旋回状態と
なると、前記初期化禁止処理手段eにおける初期化処理
を禁止するもので、これにより、検出車輪速度に左右輪
で差が発生する車両の旋回状態における初期化処理の開
始による不正確な初期化原点の検出が防止され、初期化
の精度を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図2は、本発明の実施の形態のタイヤ空
気圧低下検出装置を示す構成説明図であり、車両におけ
る各車輪WFL,WFR,WRL,WRRには、それぞれの車輪
の回転に比例した車輪速パルスを出力する車輪速センサ
(車輪速検出手段)1FL,1FR,1RL,1RRが設けられ
ている。(なお、右下の符号は車輪位置を示すもので、
FLは前輪左,FRは前輪右,RLは後輪左,RRは後輪右をそ
れぞれ示している。また、前記車輪および車輪速センサ
を説明するにあたり、これら4つをまとめて指す場合、
およびこれらに共通の内容を説明する時には、右下の符
号は省略して表示する。)
【0010】また、運転席の近傍位置には、前記車輪速
センサ1FL,1FR,1RL,1RRから得られるパルスカウ
ントNCNTFL ,NCNTFR ,NCNTRL ,NCNTRR 、およ
び、周期TCNTFL ,TCNTFR ,TCNTRL ,TCNTRR から
演算される車輪速度VFL,VFR,VRL,VRRに基づいて
タイヤ空気圧の低下(減圧状態)を検出し、運転者に対
し警報を発する処理を行うためのコントロールユニット
CPUが設けられている。なお、前記各信号の4つをま
とめて指す場合、およびこれらに共通の内容を説明する
時には右下の符号はXXで表示する。また、以下に述べる
他の信号についても同様である。)
【0011】また、運転席のインストルメントパネルに
は、タイヤ空気圧低下を知らせる警報ランプ2と、初期
化処理を開始するための初期化スイッチ3が設けられて
いる。また、前記コントロールユニットCPUには、ブ
レーキスイッチSTSからののON−OFF信号が入力
されている。
【0012】以下に前記コントロールユニットCPUに
おけるタイヤ空気圧の低下検出作動について説明する。
図3は、コントロールユニットCPUにおける車輪速パ
ルス測定(パルス立下りキャプチャ割り込み)作動を示
すフローチャートであり、各車輪速センサ毎に行われ
る。
【0013】まず、S1では、各車輪速センサ1
(1FL,1FR,1RL,1RR)から得られるパルスが入力
される毎にパルスカウントNCNTXX をインクリメント
(NCNTXX +1)し、続くS2では、FRC (フリーラン
ニングカウンター)キャプチャ値を加算することで周期
TCNTXX を求める。
【0014】次に、コントロールユニットCPUにおけ
る警報判断作動を、図4〜8のフローチャートに基づい
て説明する。なお、このフローチャートにおけるタイヤ
空気圧低下判断原理は、基本的には以下のような考え方
に基づいている。即ち、4輪のいずれかのタイヤ空気圧
が正常値よりも低下すると、そのタイヤの動半径が正常
圧のタイヤの動半径に比べて小さくなることから、その
タイヤの回転角速度が正常圧のタイヤに比べて僅かに速
くなる。そこで、このような各車輪の車輪速度の偏りを
検出することにより、タイヤ空気圧の低下(減圧状態)
を検出することができる。
【0015】まず、図4のフローチャートの11では、
初期化スイッチ3がON状態となっているか否かを判定
し、ON状態である時は、S12に進んで初期化中フラ
グをセットした後、S13へ進み、OFF状態である時
は、そのままS13に進む。
【0016】S13では、次式に基づき、パルスカウン
トNCNTXX と周期TCNTXX から、各車輪W(WFL
FR,WRL,WRR)の車輪速度VXX(VFL,VFR
RL,VRR)をそれぞれ演算し、 VXX=NCNTXX /TCNTXX 続くS14では、パルスカウントNCNTXX 、および、周
期TCNTXX をリセットする。
【0017】S15では、各車輪速VFL,VFR,VRL
RRのうち、最小値Vmin が15km/h未満であるか否か
を判定し、15km/h未満である時、即ち、車両が低速走
行状態にある時は、路面の凹凸等による車輪速度への影
響を無視することができないため、タイヤ空気圧低下を
判定するには不適切な走行状態であるとして、後述のS
31(図5)に進み、15km/h以上である時にのみS1
6に進む。
【0018】S16では、ブレーキ操作中であるか否か
をブレーキスイッチSTSがON状態にあるか否かで判
定し、ブレーキ操作中である時は、タイヤのスリップに
よる車輪速度への影響を無視することができないため、
タイヤ空気圧低下を判定するには不適切な走行状態であ
るとして、後述のS31に進み、ブレーキ操作が行われ
ていない場合にのみS17に進む。
【0019】S17では、次式に基づき、各車輪W(W
FL,WFR,WRL,WRR)の輪前後加速度ACCXXを演算
する。 ACCXX=((VXX−VXX10ms前)/10ms)×k なお、kは定数である。
【0020】そして、S18では、各輪前後加速度AC
FL,ACCFR,ACCRL,ACC RRのうち、最大値A
CCmax が+0.1gを越えているか否かを判定し、+
0.1gを越えている時、即ち、車両が急加速状態にあ
る時は、タイヤのスリップ(空転)による車輪速度への
影響を無視することができないため、タイヤ空気圧低下
を判定するには不適切な走行状態であるとして、後述の
S31に進み、車両が急加速状態にない場合にのみS1
9に進む。
【0021】S19では、各輪前後加速度ACCFL,A
CCFR,ACCRL,ACCRRのうち、最小値ACCmin
が−0.1g未満であるか否かを判定し、−0.1g未
満である時、即ち、車両が急減速状態にある時は、タイ
ヤのスリップ(ロック)による車輪速度への影響を無視
することができないため、タイヤ空気圧低下を判定する
には不適切な走行状態であるとして、後述のS31に進
み、車両が急減速状態にない場合にのみ図5のS20に
進む。
【0022】図5のフローチャートのS20では、次式
に基づき、右側前後車輪速比HiVRおよび左側前後車
輪速比HiVLを演算する。 HiVR=VFR/VRR−1 HiVL=VFL/VRL−1
【0023】そして、S21では、右側車輪速前後比H
iVRの絶対値と左側車輪速前後比HiVLの絶対値の
いずれか大きい方の値HiVmax が1%を越えている時
は、個別的なタイヤのスリップ等による車輪速度への影
響を無視することができないため、タイヤ空気圧低下を
判定するには不適切な走行状態であるとして、後述のS
31に進み、1%未満である場合にのみS22に進む。
【0024】S22では、車両の横加速度セレクト値Y
GSを求める。この横加速度セレクト値YGSは、次式
に示すように、前輪左右の車輪速度差から求められる前
輪横加速度値YGFと、後輪左右の車輪速度差から求め
られる後輪横加速度値YGRのいずれか選択された方の
値である。 YGF=((VFR+VFL)/(VFR−VFL))×k1 YGR=((VRR+VRL)/(VRR−VRL))×k2 なお、k1 、k2 は定数である。
【0025】即ち、4輪のうち空気圧が低下したタイヤ
があると、車輪速度差に基づく横加速度演算値に誤差が
生じるため、まず、前記右側前後車輪速比HiVRと左
側前後車輪速比HiVLから4輪のうち空気圧が低下し
たタイヤが前輪側か後輪側かを判定し、左右輪のタイヤ
空気圧が共に正常な方の横加速度値(横加速度セレクト
値YGS)のみを選択使用するようにしたものである。
なお、横加速度セレクト値YGSの選択処理の具体的内
容(図6)については、後述する。
【0026】そして、S23では、横加速度セレクト値
YGSの絶対値が0.1gを越えている時は、タイヤの
横滑りや荷重移動による車輪速度への影響を無視するこ
とができないため、タイヤ空気圧低下を判定するには不
適切な走行状態であるとして、後述のS31に進み、タ
イヤが横滑りや荷重移動の状態にない時にのみS24に
進む。
【0027】S24では、次式に基づき、車両の旋回半
径Rを演算する。 R=((VFR+VFL)/(VFR−VFL))×k3 なお、k3 は定数である。
【0028】そして、S25では、車両の旋回半径Rの
絶対値が30m未満である時、即ち、車両が急旋回状態
にある時は、タイヤの横滑りによる車輪速度への影響を
無視することができないため、タイヤ空気圧低下を判定
するには不適切な走行状態であるとして、後述のS31
に進み、タイヤの横滑りを発生させるおそれのある急旋
回状態にない時にのみS26に進む。
【0029】S26では、初期化中フラグがセットされ
ているか否かを判定し、セットされている時は、初期化
処理判断および初期化処理を実行するためのフローチャ
ート(図8のS261)に進むことで、減圧判定が禁止
された状態(図9のタイムチャート参照)となり、セッ
トされていない時のみS27に進む。
【0030】S27では、タイヤ空気圧低下を判定する
ための減圧判定評価値D1 を演算する。即ち、この減圧
判定評価値D1 は、まず、次式に基づき、4輪の車輪速
度V FL,VFR,VRR,VRLの偏り状態を検出することに
より、タイヤ空気圧の低下を判定するための評価基準値
Dを求め、 D =(VFL/VFR)−(VRR/VRL) さらに、次式により、横加速度セレクト値YGSに基づ
く補正を行うことにより減圧判定評価値D1 を求める。
即ち、車両旋回時には、内外輪で車輪速度差が生じるた
め、この分を補正して精度を高めている。 D1 = D−YGS×k4 なお、k4 は定数である。また、この減圧判定評価値D
1 の演算タイミングとしては、4輪全ての車輪速パルス
がタイヤ2回転分(84パルス)揃った時毎に演算処理
が行われる。
【0031】続くS28では、前記減圧判定評価値D1
と減圧判定しきい値xに基づき、減圧判定が行われ、判
定の結果タイヤ空気圧の低下が判定されると減圧フラグ
がセットされる。なお、この具体的な判定作動(図7)
については後述する。
【0032】そして、続くS29では、減圧フラグがセ
ットされているか否かを判定し、セットされている時
は、いずれかのタイヤの空気圧が低下しているとの判定
がなされているため、この判定結果を運転者に知らしめ
るべく、S30に進んで警報ランプ2を点灯させる処理
を行った後、S31に進み、セットされていない時は、
そのままS31に進む。
【0033】最後にこのS31では、メインルーチンの
周期である10ms経過するまで判定を繰り返し、10
ms経過した時点で1回のフローを終了する。
【0034】次に、前記図5のS22における横加速度
セレクト値YGSの選択処理の具体的内容を図6のフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、S101では、
右側前後車輪速比HiVRと、左側前後車輪速比HiV
Lの絶対値を比較し、左側前後車輪速比HiVLの絶対
値の方が大きい場合は、空気圧が低下したタイヤは左側
の車輪WFL,WRLのいずれかであると判断されるため、
S102に進み、右側前後車輪速比HiVRの方が大き
い場合は、空気圧が低下したタイヤは右側の車輪WFR
RRのいずれかであると判断されるためS105に進
む。
【0035】S102では、左側前後車輪速比HiVL
が0以上であるか否かを判定し、0以上であれば前輪側
(正確には左側前車輪WFL)にタイヤ空気圧低下がある
と判断されるため、S104に進んで横加速度セレクト
値YGSとして後輪横加速度値YGRを選択し、0未満
であれば後輪側(正確には左側後車輪WRL)にタイヤ空
気圧低下があると判断されるため、S103に進んで横
加速度セレクト値YGSとして前輪横加速度値YGFを
選択する。
【0036】同様に、S105では、右側前後車輪速比
HiVRが0以上であるか否かを判定し、0以上であれ
ば前輪側(正確には右側前車輪WFR)にタイヤ空気圧低
下があると判断されるため、S107に進んで横加速度
セレクト値YGSとして後輪横加速度値YGRを選択
し、0未満であれば後輪側(正確には右側後車輪WRR
にタイヤ空気圧低下があると判断されるため、S106
に進んで横加速度セレクト値YGSとして前輪横加速度
値YGFを選択する。
【0037】以上のように、横加速度セレクト値YGS
として、前輪側で検出される前輪横加速度値YGFと、
後輪側で検出される後輪横加速度値YGRのいずれか一
方のみを選択使用するようにしたことで、タイヤ空気圧
が低下した車輪がある場合においても、正確な横加速度
値を検出することが可能となる。
【0038】次に、前記図5のS28における減圧判定
の具体的作動を図7のフローチャートに基づいて説明す
る。S201では、次式に示すように、4つの車輪
FL,WFR,WRL,WRRの車輪速度VFL,VFR,VRL
RRの平均値から車速Vcar を求める。 Vcar =(VFL+VFR+VRL+VRR)/4
【0039】そして、続くS202、S203におい
て、車速Vcar が80km/h以上か、80km/h未満〜40
km/h以上の範囲内か、40km/h未満か、を判定し、車速
Vcarが80km/h以上である時はS204に進んで減圧
判定しきい値xを0.3%に設定し、80km/h未満〜4
0km/h以上の範囲内である時はS205に進んで0.4
%に設定し、40km/h未満である時はS206に進んで
0.5%に設定した後、S207に進む。
【0040】以上のように、減圧判定しきい値xを車速
Vcar に応じて可変設定するのは、以下の理由による。
即ち、車速Vcar が速くなるにつれて、遠心力が増加す
ることからタイヤ動半径が増加し、かつ、その増加率
は、タイヤ空気圧が低い方が大きくなる傾向にある。つ
まり、車輪速度の偏りから得られる減圧判定評価値D1
の絶対値および初期化処理値との差の絶対値(|D1
10|)は、逆に車速Vcar が速くなるにつれて小さく
なる傾向にあることになる。従って、減圧判定しきい値
xが一定の値に固定されている場合、車速Vcar が速く
なると誤った減圧判断がなされることになる。
【0041】そこで、この発明の実施の形態では、図7
のフローチャートの制御作動により、まず、減圧判定し
きい値xを車速Vcar に応じ、車速Vcar が速くなるに
つれて、小さくなるように3段階に切り換え設定するこ
とにより修正を加えるようにしたものである。
【0042】続くS207では、前記減圧判定評価値D
1 と、この減圧判定評価値D1 の100個分の平均値D
10(初期化処理により求められる減圧判定基準値)との
差の絶対値(|D1 −D10|)が、車速Vcar に応じて
設定された減圧判定しきい値xを越えている時は、タイ
ヤ空気圧低下と判定されるため、S208に進んで減圧
フラグをセットした後、これで1回のフローを終了し、
減圧判定しきい値x以下である時は、タイヤ空気圧は全
て正常と判定されるため、そのままこれで1回のフロー
を終了する。なお、前記初期化処理は、タイヤ交換時
や、タイヤ空気圧の再点検処理後に、4輪のバラツキを
キャンセルするために行われるもので、初期化処理で求
められた平均値D10は、減圧判定基準値として記憶手段
(ROM)に記憶される。
【0043】次に、図5のS26でYES(初期化フラ
グがセットされている)と判定された場合に実行される
初期化処理判断および初期化処理の内容を図8のフロー
チャートに基づいて説明する。なお、この図8のフロー
チャートに進んだ場合は、図9のタイムチャートに示す
ように減圧判定が禁止された状態となる。まず、S26
1では、次式に示すように、4つの車輪WFL,WFR,W
RL,WRRの車輪速度VFL,VFR,VRL,VRRの平均値か
ら車速Vcar を求める。 Vcar =(VFL+VFR+VRL+VRR)/4
【0044】続くS262では、車速Vcar が100km
/hを越えているか否かを判定し、100km/hを越える高
速走行状態にある時は、前述のように初期化処理に適さ
ない走行状態であるため、これで一回のフローを終了す
る。即ち、車両が高速走行状態にある時には、外乱によ
る影響が大きくなると共に、図10のタイムチャートに
示すように、特にこの高速走行状態に大R旋回状態が加
わると、低速大R旋回走行時に比べて車両旋回時に生じ
る検出車輪速度の左右輪差が大きくなる傾向にあること
から、車輪速度の検出精度にも悪影響を及ぼし、初期化
原点が低速走行時に比べてずれを生じた状態で設定され
ることになるため、適切なタイミングでタイヤ空気圧低
下を検出することができなくなるからである。
【0045】また、車速Vcar が100km/h未満である
時は、S263に進み、図5のS27と同様に、減圧判
定評価値D1 を求める。続くS264では、減圧判定評
価値D1 の100個分加算データD100 に減圧判定評価
値D1 を加算する処理を行った後、S265に進んで加
算処理カウントDCONTが100個以上になったか否かを
判定し、100個未満である時は、S266に進んで、
加算処理カウントDCONTをインクリメントし、これで一
回のフローを終了し、また、100個以上になった時
は、S267に進む。
【0046】このS267では、加算処理カウントD
CONTを0にリセットし、続くS268では、100個分
加算データD100 の平均値D10を初期化処理により求め
られる減圧判定基準値として求め、これを記憶手段(R
OM)に記憶(もしくは更新)した後、S269に進ん
で初期化中フラグをクリアし、これで一回のフローを終
了する。
【0047】次に、本発明の実施の形態の作用・効果を
説明する。即ち、この発明実施の形態のタイヤ空気圧低
下検出装置では、上述のように、前記図4〜8のフロー
チャートに示したように、車輪速センサ(車輪速検出手
段)1FL,1FR,1RL,1RRでそれぞれ検出された4つ
の車輪WFL,WFR,WRL,WRRの車輪速度VFL,VFR
RL,VRRに基づいて、タイヤ空気圧の低下を判定する
ものであるが、その判定に先立ち、まず、S15〜S2
5においてタイヤ空気圧低下を判定するには不適切な状
態であるか否かが判定され、不適切な状態でない場合に
のみS27以降のタイヤ空気圧低下判定および警報ラン
プ2の点灯処理が行われるもので、これにより、誤った
タイヤ空気圧低下判定がなされることが防止される。
【0048】また、4つの車輪WFL,WFR,WRL,WRR
におけるいずれかのタイヤの空気圧が低下すると、その
タイヤの動半径が正常圧のタイヤの動半径に比べて小さ
くなる結果、そのタイヤの回転角速度が正常圧のタイヤ
に比べて僅かに速くなるため、このような各車輪の車輪
速度の偏り状態から減圧判定評価値D1 を検出(S2
7)し、さらには、減圧判定評価値D1 と、この減圧判
定評価値D1 の100個分の平均値D10(減圧判定基準
値)との差の絶対値(|D1 −D10|)を所定の減圧判
定しきい値xと比較することにより、タイヤ空気圧の低
下(減圧状態)を判断することができる。
【0049】また、この発明の実施の形態では、減圧判
定しきい値xを車速Vcar に応じ、車速Vcar が速くな
るにつれて、小さくなるように3段階に切り換え設定す
るようにしたことにより、車速Vcar の変化に応じて、
適切なタイミングでタイヤの減圧状態を検出し、運転者
に警報を発することができるようになる。
【0050】評価値D1 の100個分の平均値D10を求
め、この値を記憶・更新する処理が行われるが、この初
期化処理を所定条件においては禁止するようにすること
で、初期化には適当でない車両の走行状態等での初期化
処理の開始による不正確な初期化原点の検出が防止さ
れ、これにより、初期化の精度を向上させることができ
るようになる。
【0051】具体的には、車両の車速Vcar が100km
/hを越えている時は、初期化処理を禁止するもので、こ
れにより、外乱による車輪速度検出精度への悪影響が大
きく、特にこの高速走行状態に大R旋回状態が加わる
と、低速大R旋回走行時に比べて車両旋回時に生じる検
出車輪速度の左右輪差が大きくなる傾向にあるため、こ
のような車両の高速走行状態で初期化処理が開始される
ことによる不正確な初期化原点(減圧判定基準値=平均
値D10)の検出を防止することができ、これにより、初
期化の精度を向上させることができるようになる。
【0052】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこれらの発明の実施の形
態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲における設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0053】例えば、発明の実施の形態では、初期化処
理を禁止する所定条件として、車速が100km/hを越え
ている場合を例にとったが、車両の旋回状態を検出する
旋回状態検出手段を設け、該旋回状態検出手段で所定以
上の旋回状態となることを前記初期化禁止処理手段にお
ける初期化処理を禁止する所定条件の1つとすることに
より、検出車輪速度に左右輪で差が発生する車両の旋回
状態における初期化処理の開始による不正確な初期化原
点の検出が防止され、初期化の精度を向上させることが
できるようになる。
【0054】また、発明の実施の形態では、減圧判定し
きい値を車速に応じ3段階に設定した場合を示したが、
この段階を多く設定することにより、減圧判定精度をさ
らに高めることができるようになる。即ち、次式に示す
ように、所定乗数k5 から車両の車速Vcar を除するこ
とにり、車速Vcar に対しリニアな減圧判定しきい値x
が得られるから、車速Vcar全域に亙り減圧判定の精度
が高くなる。 x=k5 /Vcar また、次式に示すように、車両の車速Vcar と所定乗数
6 とを積算することにり、車速Vcar に対しリニアな
減圧判定しきい値xが得られるから、車速Vcar 全域に
亙り減圧判定の精度が高くなると共に、積算は乗算に比
べコントロールユニットCPUの記憶容量が少なくてす
みプログラムを簡略化できるため、コストを低減できる
と共に、実行時間が少なくてすむため、制御のスピード
化が図れるようになる。 x=Vcar ×k6
【0055】また、発明の実施の形態では、車両の車速
を車輪速度から求めるようにしたが、一般的な車速セン
サから求めるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明請求項1に
記載のタイヤ空気圧低下検出装置にあっては、各車輪速
検出手段で検出された各車輪速信号から得られる各々の
車輪の回転状態から減圧判定基準値を演算して更新する
初期化処理手段と、前記各車輪速検出手段で検出された
各車輪速信号から得られる各々の車輪の回転状態の偏り
状態からタイヤ空気圧の低下を判定するための減圧判定
値を求め、この減圧判定値と前記減圧判定基準値との比
較値から減圧判定評価値を求める減圧判定評価値演算手
段と、該減圧判定評価値演算手段で求められた減圧判定
評価値を減圧判定基準となる判定しきい値と比較するこ
とによりタイヤ空気圧の減圧状態を判定する減圧状態判
定手段と、を備えたタイヤ空気圧低下検出装置におい
て、前記初期化処理手段における初期化処理を所定条件
においては禁止する初期化禁止処理手段を備えている手
段としたことで、初期化には適当でない車両の走行状態
等での初期化処理の開始による不正確な初期化原点の検
出が防止され、これにより、初期化の精度を向上させる
ことができるようになるという効果が得られる。
【0057】請求項2記載のタイヤ空気圧低下検出装置
では、請求項1記載のタイヤ空気圧低下検出装置におい
て、車両の車速を検出する車速検出手段を備え、該車速
検出手段で検出された車両の車速が所定車速以上となる
こと前記初期化禁止処理手段eにおける初期化処理を禁
止する所定条件の1つとしたことで、外乱による車輪速
度検出精度への悪影響が大きい車両の高速走行状態にお
ける初期化処理の開始による不正確な初期化原点の検出
が防止され、初期化の精度を向上させることができるよ
うになる。
【0058】請求項3記載のタイヤ空気圧低下検出装置
では、請求項1または2に記載のタイヤ空気圧低下検出
装置において、車両の旋回状態を検出する旋回状態検出
手段を備え、該旋回状態検出手段で所定の旋回状態とな
ることを前記初期化禁止処理手段における初期化処理を
禁止する所定条件の1つとしたことで、検出車輪速度に
左右輪で差が発生する車両の旋回状態における初期化処
理の開始による不正確な初期化原点の検出が防止され、
初期化の精度を向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】発明の実施の形態のタイヤ空気圧低下検出装置
を示す構成説明図である。
【図3】発明の実施の形態のタイヤ空気圧低下検出装置
における車輪速パルス測定作動を示すフローチャートで
ある。
【図4】発明の実施の形態のタイヤ空気圧低下検出装置
における警報判断作動を示すフローチャートである。
【図5】発明の実施の形態のタイヤ空気圧低下検出装置
における警報判断作動を示すフローチャートである。
【図6】図5のS22における横加速度セレクト値の選
択処理の具体的内容を示すフローチャートである。
【図7】図5のS28における減圧判定の具体的作動内
容を示すフローチャートである。
【図8】発明の実施の形態のタイヤ空気圧低下検出装置
における初期化処理内容を示すフローチャートである。
【図9】発明の実施の形態のタイヤ空気圧低下検出装置
における初期化処理作動を示すタイムチャートである。
【図10】車両の車速および車両の旋回状態による左右
車輪速度差の発生状態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
W 車輪 CPU コントロールユニット STS ブレーキスイッチ 1 車輪速センサ(車輪速検出手段) 2 警報ランプ 3 初期化スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 ▲吉▼隆 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 児島 亨 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段
    と、 前記各車輪のタイヤ正常圧状態において前記各車輪速検
    出手段で検出された各車輪速信号から得られる各々の車
    輪の回転状態から減圧判定基準値を演算して更新する初
    期化処理手段と、 前記各車輪速検出手段で検出された各車輪速信号から得
    られる各々の車輪の回転状態の偏り状態からタイヤ空気
    圧の低下を判定するための減圧判定値を求め、この減圧
    判定値と前記減圧判定基準値との比較値から減圧判定評
    価値を求める減圧判定評価値演算手段と、 該減圧判定評価値演算手段で求められた減圧判定評価値
    を減圧判定基準となる判定しきい値と比較することによ
    りタイヤ空気圧の減圧状態を判定する減圧状態判定手段
    と、を備えたタイヤ空気圧低下検出装置において、 前記初期化処理手段における初期化処理を所定条件にお
    いては禁止する初期化禁止処理手段を備えていることを
    特徴とするタイヤ空気圧低下検出装置。
  2. 【請求項2】車両の車速を検出する車速検出手段を備
    え、 該車速検出手段で検出された車両の車速が所定車速以上
    となることを前記初期化禁止処理手段における初期化処
    理を禁止する所定条件の1つとしたことを特徴とする請
    求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
  3. 【請求項3】車両の旋回状態を検出する旋回状態検出手
    段を備え、 該旋回状態検出手段で所定の旋回状態となることを前記
    初期化禁止処理手段における初期化処理を禁止する所定
    条件の1つとしたことを特徴とする請求項1または2に
    記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100462703C (zh) * 2005-04-01 2009-02-18 上海飞恩微电子有限公司 用于汽车轮胎压力监测的快速无线传感器初始化系统
JP2013014224A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Tokai Rika Co Ltd タイヤ空気圧監視システムの制御装置

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