JPH1159074A - プロッタの紙送り機構 - Google Patents

プロッタの紙送り機構

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Publication number
JPH1159074A
JPH1159074A JP23900597A JP23900597A JPH1159074A JP H1159074 A JPH1159074 A JP H1159074A JP 23900597 A JP23900597 A JP 23900597A JP 23900597 A JP23900597 A JP 23900597A JP H1159074 A JPH1159074 A JP H1159074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
print medium
plotter
paper feed
feed mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP23900597A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Kobayashi
正道 小林
Toshiaki Miyasaka
俊章 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP23900597A priority Critical patent/JPH1159074A/ja
Publication of JPH1159074A publication Critical patent/JPH1159074A/ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動ローラの精度を簡単に確保できるように
し、且つプロッタの紙送り機構のコンパクト化とコスト
ダウンを達成する。 【解決手段】 印字作画時、駆動ローラ(8)と加圧ロ
ーラ(18)とでプリント媒体(28)が挾持され、駆
動ローラ(8)の回転によりプリント媒体(28)は所
定方向に搬送される。一方、プリント媒体(28)の搬
送方向とは直角方向に、プリントヘッド(6)が送ら
れ、プリントヘッド(6)によってプリント媒体(2
8)に印字作画が行われる。駆動ローラ(8)は、プリ
ント媒体に傷を付けない材質で且つ高摩擦係数の表面を
有する互いに同径な複数本の短い駆動ローラ(8)
(8)により構成され、これら短い複数の駆動ローラ
(8)(8)は同軸上でカップリング(16)により結
合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット式等
のプロッタ(プリンタ)に用いられる紙送り機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平3−112696号及び特開平4
−80099号公報には、グリッドローラと加圧ローラ
とで用紙を挾持し、用紙を搬送するタイプのプロッタが
開示されている。また、特開平5−229204号公報
には、表面の材質がゴムのプラテンドラムに用紙を巻き
掛け、加圧ローラで用紙を押圧して用紙を搬送するタイ
プのインクジェット式のプリンタが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のグリッドローラ
は、表面に形成した突起を用紙にくい込ませて、用紙を
正確に搬送するようにしている。このように、グリッド
ローラは、用紙に突起のくい込み跡を付けてしまうの
で、用紙の両側しか押えることができない。従って、用
紙を押えていない所では、用紙の浮きが発生し易い。こ
れを改善するために、従来のプロッタには用紙を用紙載
置部材(プラテン)に吸着させるためのファンが必要で
あった。この場合、ファンの吸引力が強すぎると、用紙
中央部が正確に送れないという問題点があった。
【0004】また、ファンのバキューム力に抗して用紙
を送るため、加圧ローラの圧力を大きくする必要があ
り、加圧部に強度が必要とされるという問題点があっ
た。また、用紙の両側をグリップするため、用紙サイズ
に対応させて、加圧ローラ側とグリッドローラを、用紙
の幅方向に移動できる機構が必要とされ、この機構が複
雑なため、コストアップの原因となる問題点があった。
また、用紙をプラテンドラムで搬送する場合には、プラ
テンドラム表面との摩擦で用紙を送る。この場合、用紙
とプラテンドラムとの接触面積を大きくするために、ド
ラム径を大きくする必要があり、機構が複雑となるとと
もに、その精度を出すのが難しいという問題点があっ
た。本発明は上記問題点を解決することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、駆動ローラと加圧ローラとでプリント媒
体を挾持し、駆動ローラを回転させてプリント媒体を所
定方向に搬送する一方、プリント媒体に、プリントヘッ
ドによって印字作画を行うようにしたプロッタにおい
て、前記駆動ローラを、プリント媒体に傷を付けない材
質で且つ高摩擦係数の表面を有する互いに同径な複数本
の短い駆動ローラ(8)(8)により構成し、これら短
い複数の駆動ローラ(8)(8)を同軸上でカップリン
グ(16)により繋ぎ合わせたものである。また、前記
複数本の駆動ローラ(8)(8)の上のプリント媒体の
両側部及び両側部の間の適所を複数個の加圧ローラ(1
8)で加圧するようにしたものである。 また、前記複
数本の駆動ローラ(8)(8)の各々を、プリント媒体
に傷を付けない高摩擦表面を有するローラ体(12)
と、これの両端に突出し前記ローラ体(12)より細い
支軸(10)とから構成し、互いに同軸上で対向する支
軸(10)を、前記ローラ体(12)と略同径のカップ
リング(16)により連結したものである。また、前記
ローラ体(12)をセラミックで構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付した図面を参照して詳細に説明する。図2において、
(2)は大型インクジェットプロッタ(プリンタ)の用
紙載置部材(プラテン)であり、プロッタ本体の下部基
板(4)にブラケット(図示省略)を介して固設されて
いる。前記プロッタ本体の上部基板(5)にはYレール
(図示省略)が架設され、このYレールにYカーソルを
介してインクジェット式のプリントヘッド(6)が移動
可能に取り付けられている。(8)(8)は互いに同径
の駆動ローラであり、それぞれ金属製の支軸(10)
と、これに同心状に固着されたセラミックから成るロー
ラ体(12)とから構成されている。
【0007】前記ローラ体(12)のセラミックの表面
は、用紙などのプリント媒体を傷付けないように且つ高
摩擦係数を有するように構成されている。前記支軸(1
0)の両端は、ローラ体(12)の両端面の中心から所
定長さ同軸上に外部に突出している。複数の駆動ローラ
(8)(8)は、下部基板(4)上に、同軸線上に配置
され、各駆動ローラ(8)(8)の両端の支軸(10)
が、前記基板(4)に固設された軸受(14)に回転自
在に支承されている。駆動ローラ(8)の支軸(10)
と、これと同軸線上で対向する駆動ローラ(8)の支軸
(10)は円筒型のカップリング(16)によって連結
されている。
【0008】前記カップリング(16)は、前記ローラ
体(12)と同径に構成され、複数の駆動ローラ(8)
(8)の表面とカップリング(16)の各表面は、同一
円柱周面上に位置している。(18)は加圧ローラであ
り、前記駆動ローラ(8)(8)上の適所に、複数個配
置され、これらは、それぞれ、揺動アーム(20)に回
転自在に支持されている。
【0009】前記揺動アーム(20)は、プロッタ本体
の基板(5)に固設されたブラケット(22)に回転自
在に軸(24)支され、ばね(26)によって、図2
中、時計方向に付勢されている。前記駆動ローラ(8)
(8)上の各加圧ローラ(18)は、前記ばね(26)
力によって、用紙載置部材(2)上の用紙(28)の上
から、前記駆動ローラ(8)のローラ体(12)に圧接
している。前記駆動ローラ(8)は、ベルト及びベルト
プーリなどから成る動力伝達機構(30)を介して、コ
ントローラにより制御されるステッピングモータ(3
2)に連結している。
【0010】上記した構成において、コントローラによ
り制御されるモータ(32)によって駆動ローラ(8)
(8)が用紙搬送方向に回転駆動されると、駆動ローラ
(8)(8)と、加圧ローラ(18)とで、両側と中間
部が挾持された用紙(28)は、用紙載置部材(2)上
を、所定方向に移動する。一方、コントローラの制御に
よってプリントヘッド(6)が、Yレールに沿って、用
紙(28)を横切る方向(走査方向)に往復駆動され、
プリントヘッド(16)によって、用紙(28)に印字
作画が行われる。
【0011】上記実施形態において、駆動ローラ(8)
(8)の表面は、用紙(28)にくい込まないので用紙
(28)に傷を付けない。そのため駆動ローラ(8)
(8)は用紙(28)の幅の全域をローラ体(12)で
カバーすることができ、用紙の幅方向の両側と、その中
間部とを複数の加圧ローラ(18)で押えることができ
る。従って、ファンがなくても用紙(28)の浮きを抑
えられ、用紙(28)の中央部も正確に送ることができ
る。また、1個づつの加圧ローラ(18)の、駆動ロー
ラ(8)(8)に対する圧力は弱くて良いので、加圧ロ
ーラ(18)に大きな強度が要求されない。
【0012】上記実施形態においては、加圧ローラ部、
グリッドローラ部の移動、プラテンドラムに用紙を巻き
掛ける機構が不必要であり、その分、機構が簡単にな
る。また駆動ローラ(8)(8)のローラ体(12)は
従来のグリッドローラと同じくらいの径で良いので、軽
くすることができる。駆動ローラ(8)(8)は、1本
づつの精度が出ていれば、同じような精度のものを複数
本組み合わせれば良く、一本の長尺の駆動ローラを高精
度に製作組み立てる場合に比し、歩留りを飛躍的に向上
させることができる。即ち、各駆動ローラ(8)(8)
は短いので精度を簡単に確保することができる。
【0013】本実施形態において、駆動ローラ(8)
(8)は2本つなぎ合わせているが、特に2本に限定さ
れるものでない。また、加圧ローラ(18)をカップリ
ング(16)上に配置しても良い。また、駆動ローラ
(8)(8)のローラ体(12)は、セラミックローラ
に特に限定されるものでなく、高摩擦材であって、用紙
に傷をつけないもの、例えば硬質ゴムローラ、溶射プー
リ、エッチングにより小さな突起を形成したローラ等、
種々の材料のローラを用いることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述の如く、複数本の短い駆動
ローラをカップリングによってつなぎ合わせたので、ロ
ーラ径を細くでき、装置の小型化及びコストダウンを達
成することができる。また、各駆動ローラに精度がでて
いれば、同じような精度のものを、福数本組み合わせれ
ば良いので、歩留まりよりも良くなり、駆動ローラの精
度を確保し易くなる。また、駆動ローラのつなぐ本数を
変えることで、種々の用紙サイズに対応する紙送り機構
を構成することができる等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の正面図である。
【図2】本発明の要部の側面図である。
【図3】本発明の要部の正面図である。
【符号の説明】
2 用紙載置部材 4 基板 5 基板 6 プリントヘッド 8 駆動ローラ 10 支軸 12 ローラ体 14 軸受 16 カップリング 18 加圧ローラ 20 揺動アーム 22 ブラケット 24 軸 26 ばね 28 用紙 30 動力伝達機構 32 ステッピングモータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラと加圧ローラとでプリント媒
    体を挾持し、駆動ローラを回転させてプリント媒体を所
    定方向に搬送する一方、プリント媒体に、プリントヘッ
    ドによって印字作画を行うようにしたプロッタにおい
    て、前記駆動ローラを、プリント媒体に傷を付けない材
    質で且つ高摩擦係数の表面を有する互いに同径な複数本
    の短い駆動ローラ(8)(8)により構成し、これら短
    い複数の駆動ローラ(8)(8)を同軸上でカップリン
    グ(16)により繋ぎ合わせたことを特徴とする紙送り
    機構。
  2. 【請求項2】 前記複数本の駆動ローラ(8)(8)の
    上のプリント媒体の両側部及び両側部の間の適所を複数
    個の加圧ローラ(18)で加圧するようにしたことを特
    徴とする「請求項1」に記載のプロッタの紙送り機構。
  3. 【請求項3】 前記複数本の駆動ローラ(8)(8)の
    各々は、プリント媒体に傷を付けない高摩擦表面を有す
    るローラ体(12)と、これの両端に突出し前記ローラ
    体(12)より細い支軸(10)とから構成され、互い
    に同軸上で対向する支軸(10)が、前記ローラ体(1
    2)と略同径のカップリング(16)により連結された
    ことを特徴とする「請求項1」に記載のプロッタの紙送
    り機構。
  4. 【請求項4】 前記ローラ体(12)をセラミックで構
    成したことを特徴とする「請求項3」に記載のプロッタ
    の紙送り機構。
JP23900597A 1997-08-20 1997-08-20 プロッタの紙送り機構 Pending JPH1159074A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23900597A JPH1159074A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 プロッタの紙送り機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP23900597A JPH1159074A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 プロッタの紙送り機構

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JPH1159074A true JPH1159074A (ja) 1999-03-02

Family

ID=17038487

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JP23900597A Pending JPH1159074A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 プロッタの紙送り機構

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JP (1) JPH1159074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101128068B1 (ko) * 2011-10-13 2012-03-29 동화시스템(주) 식판 초벌 세척기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070620

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070822