JPH1158758A - シーリング装置 - Google Patents
シーリング装置Info
- Publication number
- JPH1158758A JPH1158758A JP21857497A JP21857497A JPH1158758A JP H1158758 A JPH1158758 A JP H1158758A JP 21857497 A JP21857497 A JP 21857497A JP 21857497 A JP21857497 A JP 21857497A JP H1158758 A JPH1158758 A JP H1158758A
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- Japan
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- ink
- manifold
- container
- pipe
- sealing device
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- Pending
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- Ink Jet (AREA)
Abstract
漏洩シールを維持するための装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも1つのプリントヘッドに流体
接続された少なくとも1つのインク容器と、インクの漏
洩を防ぐための改善されたシーリング手段とを含む、イ
ンクジェットプリンタ用のプリントカートリッジに一般
に関する。前記プリントカートリッジは、前記少なくと
も1つのインク容器のインク出口孔の近くに配置された
インクマニホルド、及びインクパイプの周りのインクマ
ニホルド表面と前記出口孔の周りの容器表面との間に配
置された発泡シーリング部材を組み合わせて含み、前記
インクマニホルドは前記インク出口孔内に延びるインク
パイプを含み、及び前記発泡部材は連続気泡発泡材料の
第二層に独立気泡合成ゴム材料の第一層を接着して構成
されたデュアル薄膜として特徴付けられる。
Description
し、更に詳細には、インク供給容器とプリントヘッドハ
ウジングとの間のシーリングの改善に関する。
リントヘッドを含み、プリントヘッドは狭いスペースを
開けて配置されたドットの制御されたパターンでインク
を紙等のプリント媒体の上に射出する。カラー画像を形
成するために複数のプリントヘッドが使用され、各プリ
ントヘッドは関連するインク容器から異なるカラーのイ
ンクを供給される。
口孔の毛管作用によって、プリントヘッドにインクを流
体接続しているマニホルドへと引き込まれる。このマニ
ホルドはインクをインクチャネルに供給し、関連するノ
ズルから各インクが噴射または発射した後にインクを補
給する。インクが容器中にあるときに、インクがプリン
トヘッドハウジング等のプリントヘッドカートリッジの
他の部分に流れ込んだり漏れたりするのを防ぐ必要があ
る。
き出すために、インクパイプマニホルドをインク容器に
突き出してこのインク容器から流体インクを引き出す
か、又はインクを含んだ発泡(foam)部材からインクを
引き出す方法が公知である。米国特許番号4,771,
295号はこのタイプのインク引出しシステムの代表的
なものである。
のインクの引出しについての1つの問題は、マニホルド
とインク容器の出口孔との間に耐漏洩シールを維持する
必要があることである。いかなるシーリング物質も、イ
ンク容器の表面に対するマニホルドの圧縮荷重を維持し
ながら供給されるインクに関連する差圧に対して密封す
ることができなければならない。
て、圧縮永久ひずみ(最初の圧縮状態に戻る能力)は、
接着剤によって互いに積層された独立気泡材料(合成ゴ
ム)及び連続気泡発泡材料からなるデュアル薄膜シール
材料を用いて改善される。独立気泡材料は密閉(ハーメ
チック)シールを維持し、連続気泡発泡材料は通常の作
動中にインクタンクに適度な荷重を加えるために必要な
圧縮メモリ(compressive memory)を提供する。
出口孔の上にあるインクタンクの前面上にポリウレタン
部材を接着することによってシールが形成される。この
ポリウレタン部材の内径はマニホルドインクパイプの外
径よりも小さい。インクパイプはポリウレタンのエッジ
を頂部表面の上に押しつけ、インクタンクがこの表面か
ら引き出されたとき、ポリウレタン部材はインクパイプ
上で拭き取り動作を行い、インクをインクパイプのエッ
ジ(ここからインクがドリップしてプリントアセンブリ
ハウジングを汚染する可能性がある)上ではなくインク
タンクに残す。
トヘッドに流体接続された少なくとも1つのインク容器
と、インクの漏洩を防ぐための改善されたシーリング手
段とを含む、インクジェットプリンタ用のプリントカー
トリッジに一般に関する。前記プリントカートリッジ
は、前記少なくとも1つのインク容器のインク出口孔の
近くに配置されたインクマニホルド、及びインクパイプ
の周りのインクマニホルド表面と前記出口孔の周りの容
器表面との間に配置された発泡シーリング部材を組み合
わせて含み、前記インクマニホルドは前記インク出口孔
内に延びるインクパイプを含み、及び前記発泡部材は連
続気泡発泡材料の第二層に独立気泡合成ゴム材料の第一
層を接着して構成されたデュアル薄膜として特徴付けら
れる。
出した複数のインクパイプからなるインクマニホルドを
含むプリントカートリッジに関し、このプリントカート
リッジはフルカラープリンタで使用される。
イプマニホルドに通過するインクを密封するために使用
されるシーリング部材の好適な実施の形態を組み込んだ
フルカラーサーマルインクジェットプリンタ8の斜視図
を表す。プリンタ8は単に例示的なものである。本発明
は他のタイプのサーマルインクジェットプリンタと同様
に圧電プリンタ、ドットマトリックスプリンタ及びイン
クジェットプリンタ等の文書ラスタ入力スキャナ(docu
ment Raster Input Scanner )からの信号によって駆動
される他の再生装置にも使用することができる。プリン
タ8は、運搬レール20に支持されたキャリッジ18上
に取り付けられた4つのインクジェットプリントヘッド
カートリッジ10、12、14、16を含む。運搬レー
ルはインクジェットプリンタ8のフレーム21によって
支持されている。各プリントヘッドカートリッジはサー
マルインクジェットプリントヘッドに供給するためのイ
ンクが入ったインク容器を含み、このインク容器は電気
ケーブル(図示されていない)を介してプリンタ8のコ
ントローラ(図示されていない)から受け取った電気信
号に制御されてインクの液滴を選択的に吐き出す。
2及びそれに対応するプリントヘッド24を含み、カー
トリッジ12はインク容器26及びそれに対応するプリ
ントヘッド(図示されていない)を含み、カートリッジ
14はインク容器28及びそれに対応するプリントヘッ
ド(図示されていない)を含み、及びカートリッジ16
はインク容器30及びそれに対応するプリントヘッド
(図示されていない)を含む。各容器は異なるカラーイ
ンクを含み、これらのインクは図2に側面図で表され且
つ図3で分解図で表されたマニホルド42によって対応
するプリントヘッドに流体接続されている。各プリント
ヘッドは複数のインクチャネルを含み、このインクチャ
ネルは対応する容器からインクをそれぞれのインク排出
オリフィス若しくはノズルに運搬する。プリントすると
き、キャリッジ18は運搬レール20に沿って矢印19
の方向に往来移動を繰り返し、全横断幅は走査パスを構
成する。実際のプリントゾーンは走査パス内に含まれ
る。プリントヘッドカートリッジ10、12、14、1
6はプリントパスに沿って往来移動を繰り返し、紙のシ
ートや透明紙等の記録媒体34を通過し、インクの液滴
はプリントヘッドのノズルのうち選択されたノズルから
紙のシートに吐出される。典型的には、キャリッジ18
の各パスの間、記録媒体34は静止されたままである。
各パスの最後に、記録媒体34は矢印36の方向に進
む。プリンタ8の操作を更に詳細に説明するために、米
国特許番号4,571,599号及び米国特許番号(再
発行)32,572号を参照し、当該特許の開示内容は
本明細書中に援用されて、本発明の一部とする。
表し、出口孔40を有するインク容器22が表されてい
る。マニホルド部材42(図3に分解透視図で表されて
いる)はインクパイプ46A〜46Dを有するプレート
44を含む。インクパイプ46Aの端部は容器22内の
インクを含んだ発泡部材48に(図示されていない手段
によって)圧縮接触されている。発泡部材50はその中
に複数の開口52A〜52Dを有し、インクパイプ46
A〜46Dにピッタリと嵌まるようにマニホルド42に
着座されている。マニホルドが図2に表された動作位置
にあるとき、発泡部材50は容器22の表面に対して押
圧される。好適な実施の形態において、開口部は対応す
るマニホルドパイプに対する0.13mmの締まりばめ
を生成する。部材50は好適な実施の形態において独立
気泡の合成ゴムであり、このゴムは圧縮されたときに4
つのインク出口孔とマニホルドとの界面でインクの移動
漏れに対する効果的なシールを提供する。
中において10の差圧に対してシールすることができ
る。しかし、インク容器を何度も取り替えるに従ってシ
ーリングの効果は落ち、例えば圧力”永久ひずみ”が生
じたり、初期の圧力状態に跳ね返る力を失ったりする。
本発明に従って、及び本発明の第二の実施の形態におい
て、シーリング部材53(図4に斜視端面図で表されて
いる)は、接着層58によって独立気泡の合成ゴムから
なる層54と連続気泡の発泡材料からなる層56を接着
して形成されたデュアル薄膜シール部材である。層54
は親和性のある(compatible)インクシールを提供し、
層56は作動中にインクタンク容器に適度な圧力を加え
るために圧縮メモリを提供する。
題は劣化したインク容器を取り除いたときにインクがマ
ニホルドのインクパイプに残る傾向があることである。
このインクはしずくとなってシステムを汚染する可能性
がある。他のシール部材は図5の分解図に表されてい
る。開口60Aを有する薄いポリウレタンシーリング/
ワイピング(wiping)部材60は各容器22、26、2
8、30の前面に固定されている。各開口60Aの内径
はマニホルドのインクパイプ46A〜46Dの外径より
小さい。例えば、インクパイプの直径が6.36mmで
あれば、開口部の直径は6.23mmである。図6は着
座したインクパイプの端面図を表している。パイプは開
口60Aを通して部材60をパイプ46Aの頂部に効果
的に押しつけ、接触した領域にシールを形成する。容器
22を引き出し(矢印64の方向に取り出し)て、イン
クのしずくがそこから出ると、部材60はワイパーとし
て機能して余剰インクをインクパイプの頂部表面から拭
き取る。その後余剰インクの付いた容器及び部材60は
棄てられて、マニホルド上には余剰インクがなくなる。
るために小さなチャンファ(面取り)70(図6)をマ
ニホルドの入口孔に形成することもできる。
リング部材に組み込んだフルカラーインクジェットプリ
ンタの斜視図である。
の1つを通った断面図であり、インクシーリング部材の
第一の実施の形態を表す。
図である。
である。
す。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1つのプリントヘッドに流体
接続された少なくとも1つのインク容器を含むインクジ
ェットプリンタのためのプリントカートリッジにおけ
る、インク漏れを防ぐためのシーリング装置であって、 前記少なくとも1つのインク容器のインク出力孔に隣接
して配置されたインクマニホルドを含み、前記インクマ
ニホルドは前記インク出口孔内に延びるインクパイプを
含み、及び、 インクパイプの周りのマニホルド表面と前記出口孔の周
りの容器表面との間に配置された発泡シーリング部材を
含み、前記発泡シーリング部材は連続気泡発泡物質から
成る第二層に独立気泡の合成ゴム材料から成る第一層を
接着して構成されたデュアル薄膜である、 シーリング装置。 - 【請求項2】 少なくとも1つのプリントヘッドに流体
接続された少なくとも1つのインク容器を含むインクジ
ェットプリンタのためのプリントカートリッジにおけ
る、インク漏れを防ぐためのシーリング装置であって、 前記少なくとも1つのインク容器のインク出力孔に隣接
して配置されたインクマニホルドを含み、前記インクマ
ニホルドは前記インク出口孔内に延びるインクパイプを
含み、及び、 前記出口孔の外側表面に固定されたポリウレタン部材を
含み、前記薄膜は前記インクパイプの外径よりも僅かに
小さい内径を有する開口を中に有し、前記インクパイプ
が前記出口孔内に誘導されるときに前記部材は前記イン
クパイプの頂部に押し付けられてパイプの縁の周りにシ
ールを形成し、前記インク容器が前記マニホルドから離
されたときに前記部材はインクパイプの縁から余剰イン
クを拭き取る、 シーリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21857497A JPH1158758A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | シーリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21857497A JPH1158758A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | シーリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1158758A true JPH1158758A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16722088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21857497A Pending JPH1158758A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | シーリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1158758A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005239995A (ja) * | 2003-03-25 | 2005-09-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱可塑性樹脂発泡体シート及び熱可塑性樹脂発泡体シートの製造方法 |
KR100515498B1 (ko) * | 2001-02-21 | 2005-09-20 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 잉크젯 기록 장치 |
CN100381290C (zh) * | 2004-03-09 | 2008-04-16 | 兄弟工业株式会社 | 喷墨打印机 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP21857497A patent/JPH1158758A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100515498B1 (ko) * | 2001-02-21 | 2005-09-20 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 잉크젯 기록 장치 |
JP2005239995A (ja) * | 2003-03-25 | 2005-09-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱可塑性樹脂発泡体シート及び熱可塑性樹脂発泡体シートの製造方法 |
CN100381290C (zh) * | 2004-03-09 | 2008-04-16 | 兄弟工业株式会社 | 喷墨打印机 |
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Legal Events
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Effective date: 20040809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060529 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060725 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20061025 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071002 |