JPH1158471A - 型締装置 - Google Patents

型締装置

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JPH1158471A
JPH1158471A JP21606597A JP21606597A JPH1158471A JP H1158471 A JPH1158471 A JP H1158471A JP 21606597 A JP21606597 A JP 21606597A JP 21606597 A JP21606597 A JP 21606597A JP H1158471 A JPH1158471 A JP H1158471A
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JP
Japan
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mold clamping
clamping force
mold
movable
target value
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JP21606597A
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Atsushi Ishikawa
篤 石川
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C2045/645Mould opening, closing or clamping devices using magnetic means

Abstract

(57)【要約】 【課題】1サイクル中で容易に型締力を多段階に変化さ
せて発生させることができるようにする。 【解決手段】固定プラテン11と、固定プラテン11と
所定の間隔を置いて配設された第1のフレームと、可動
プラテン12と、第1のフレームに対して移動自在に配
設された第2のフレームと、前記第1、第2のフレーム
に配設され、励磁されて起磁力を発生させる電磁ユニッ
トと、該電磁ユニットによって発生させられた起磁力を
型締力として可動金型16に伝達する力伝達手段と、前
記型締力を検出する型締力検出手段とを有する。型締力
設定器によって発生させられたパラメータに基づいて型
締力目標値が発生させられ、該型締力目標値、及び型締
力検出手段によって検出された型締力に基づいてフィー
ドバック制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型締装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、溶融させ
られた樹脂を、射出装置の射出ノズルから射出して、固
定金型及び該固定金型に対して進退自在に配設された可
動金型から成る金型装置のキャビティ空間に充填(て
ん)し、固化させることによって成形品を得るようにな
っている。そして、前記可動金型を進退させて金型装置
の型閉じ、型締め及び型開きを行うために型締装置が配
設される。
【0003】該型締装置には、サーボモータを駆動して
ボールねじを回転させることによって推力を発生させ、
該推力をトグル機構によって拡大して型締力を発生させ
るようにしたトグル式の型締装置等が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の型締装置においては、トグル機構のトグル倍率特性
が、トグル機構自体のガタ、摩擦、温度変化による熱膨
張等の影響を大きく受けてしまうので、型締力の精度を
高くすることができない。したがって、1サイクル中で
型締力を多段階に変化させて発生させることが困難であ
る。
【0005】そこで、油圧シリンダに油を供給すること
によって型締力を発生させるようにした油圧式の型締装
置を使用することが考えられる。この場合、油圧に対応
して型締力が発生させられるようになっているので、型
締力の精度を高くすることができる。したがって、1サ
イクル中で型締力を多段階に変化させて発生させること
は比較的容易である。
【0006】ところが、型締装置を作動させるためには
大量の油が必要であり、型締装置が大型化してしまうだ
けでなく、射出成形機の周囲が油によって汚れてしま
い、保守・管理が煩わしい。また、油圧回路において油
圧ポンプ、アキュムレータ等を作動させる必要があるの
で、エネルギー効率が低くなってしまう。本発明は、前
記従来の型締装置の問題点を解決して、1サイクル中で
型締力を多段階に変化させて発生させることが容易であ
り、射出成形機の周囲が油によって汚れることがなく、
保守・管理が容易であり、エネルギー効率を高くするこ
とができる型締装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の型
締装置においては、固定プラテンと、該固定プラテンに
取り付けられた固定金型と、前記固定プラテンと所定の
間隔を置いて配設された第1のフレームと、前記固定プ
ラテンに対して進退自在に配設された可動プラテンと、
該可動プラテンに取り付けられた可動金型と、前記第1
のフレームに対して移動自在に配設された第2のフレー
ムと、前記第1、第2のフレームに配設され、励磁され
て起磁力を発生させる電磁ユニットと、該電磁ユニット
によって発生させられた起磁力を型締力として前記可動
金型に伝達する力伝達手段と、前記型締力を検出する型
締力検出手段と、オペレータによって操作され、所定の
関数パターンから成るパラメータを発生させる型締力設
定器と、該型締力設定器によって発生させられたパラメ
ータに基づいて型締力目標値を発生させる型締力目標値
発生器と、該型締力目標値発生器によって発生させられ
た型締力目標値、及び前記型締力検出手段によって検出
された型締力に基づいて、フィードバック制御を行う型
締力コントローラとを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における型締装置の第1の状態図、図2は本
発明の実施の形態における型締装置の第2の状態図であ
る。図において、11は成形機フレーム53に固定され
た固定プラテンであり、該固定プラテン11と所定の間
隔を置いて第1のフレームとしての第1の電磁石フレー
ム13が配設され、前記固定プラテン11と第1の電磁
石フレーム13との間に4本のタイバー14(図におい
ては、2本のタイバー14だけを示す。)が架設され
る。そして、該タイバー14に沿って、かつ、固定プラ
テン11に対して進退(図における左右方向に移動)自
在に可動プラテン12が配設される。
【0009】また、前記固定プラテン11には固定金型
15が、前記可動プラテン12には可動金型16がそれ
ぞれ取付けられ、前記可動プラテン12の進退に伴って
固定金型15と可動金型16とが接離させられる。な
お、前記固定金型15及び可動金型16によって金型装
置が構成され、固定金型15と可動金型16とが接触さ
せられると、固定金型15と可動金型16との間に図示
しないキャビティ空間が形成され、図示しない射出装置
の射出ノズルから射出された樹脂が前記キャビティ空間
に充填される。
【0010】前記第1の電磁石フレーム13の前面(図
における右面)には第1の電磁石18が固定され、該第
1の電磁石18は、電磁積層鋼板19及び起磁力を発生
させるコイル21から成る。そして、前記タイバー14
に沿って前記第1の電磁石フレーム13に対して移動自
在に第2のフレームとしての第2の電磁石フレーム20
が配設される。該第2の電磁石フレーム20の背面(図
における左面)には前記第1の電磁石18と対向させて
第2の電磁石22が固定され、該第2の電磁石22は、
電磁積層鋼板23及び起磁力を発生させるコイル24か
ら成る。なお、第1、第2の電磁石18、22によって
電磁ユニットが構成される。
【0011】また、前記第2の電磁石フレーム20の前
面には減速機付サーボモータ27が固定され、該減速機
付サーボモータ27と可動プラテン12との間には力伝
達手段としてのリンク機構、例えば、シングルトグル式
のトグル機構31が配設される。該トグル機構31は、
前記減速機付サーボモータ27の出力軸28に固定され
た第1リンク32、前記可動プラテン12に対して揺動
自在に支持された第2リンク33、該第2リンク33の
中心軸になるシャフト35、及び前記第1リンク32と
第2リンク33とを連結するピン36から成る。したが
って、図1に示す状態から減速機付サーボモータ27を
駆動することによってトグル機構31を伸展させ、可動
プラテン12を介して可動金型16を前進させて、図2
に示すように型閉じを行ったり、トグル機構31を収縮
させ、可動プラテン12を介して可動金型16を後退さ
せて、図1に示すように型開きを行ったりすることがで
きる。
【0012】一方、第1の電磁石フレーム13の背面に
は型厚調整ナット25が配設され、該型厚調整ナット2
5と、前記タイバー14の後端に形成された型厚調整ね
じ14aとが螺(ら)合させられる。また、前記型厚調
整ナット25は、第1の電磁石フレーム13に対して回
転自在に配設されるが、軸方向において第1の電磁石フ
レーム13に拘束され、該第1の電磁石フレーム13と
共に移動させられる。したがって、トグル機構31を伸
展させ、固定金型15と可動金型16とを接触させた状
態で、固定金型15及び可動金型16の厚さに対応させ
て、図示しないモータ、ギヤ等を介して前記型厚調整ナ
ット25を回転させることによって、型厚を調整するこ
とができる。
【0013】なお、本実施の形態においては、シングル
トグル式のトグル機構31を使用しているが、ダブルト
グル式のトグル機構を使用することもできる。また、本
実施の形態においては、減速機付サーボモータ27の回
転をトグル機構31に直接伝達するようにしているが、
図示しないプーリベルト、ボールねじ等の伝動手段を介
して伝達することもできる。
【0014】そして、型締め時においては、図示しない
制御装置によってコイル21、24に互いに逆向きの電
流が供給される。このとき、前記第1、第2の電磁石1
8、22が同じ極性に励磁されて起磁力としての反発力
を発生させ、該反発力は、トグル機構31によって型締
力として可動プラテン12に伝達され、型締めが行われ
る。また、型閉じ時及び型開き時においては、前記制御
装置によって、コイル21、24に同じ向きの電流が供
給される。このとき、前記第1、第2の電磁石18、2
2が異なる極性に励磁されて吸引力を発生させ、該吸引
力によって前記第1、第2の電磁石18、22が互いに
吸引される。この場合、必要な吸引力は、前記型締力に
比べて大幅に小さくすることができるので、コイル2
1、24の一方だけに電流を供給し、第1、第2の電磁
石18、22の一方を吸着板として使用することもでき
る。
【0015】そして、前記トグル機構31と可動プラテ
ン12との間には、トグル機構31を介して可動プラテ
ン12に加えられる荷重、すなわち、型締力を検出する
型締力検出手段としての荷重検出器51が配設される。
なお、第2の電磁石フレーム20とトグル機構31との
間に荷重検出器を配設することもできる。次に、前記制
御装置の型締力制御部について説明する。
【0016】図3は本発明の実施の形態における制御装
置の型締力制御部のブロック図、図4は本発明の実施の
形態における型締力目標値の波形図、図5は本発明の実
施の形態における型締力の波形図である。なお、図4に
おいて、横軸に時間を、縦軸に型締力目標値を、図5に
おいて、横軸に時間を、縦軸に型締力をそれぞれ採って
ある。
【0017】図において、21、24はコイル、51は
荷重検出器、54は型締力を設定するための型締力設定
器、55は型締力目標値発生器、56は型締力コントロ
ーラである。前記型締力設定器54は、オペレータによ
って操作され、所定の関数パターンから成るパラメータ
を発生させ、該パラメータを型締力目標値発生器55に
対して出力する。該型締力目標値発生器55は、前記型
締力設定器54によって発生させられたパラメータを受
けると、該パラメータに基づいて図4に示すような波形
の型締力目標値を発生させ、該型締力目標値を型締力コ
ントローラ56に対して出力する。該型締力コントロー
ラ56は、前記型締力目標値と荷重検出器51によって
検出された型締力との差に基づいて、型締力目標値と検
出された型締力とが一致するようにフィードバック制御
を行う。その結果、該フィードバック制御によって前記
コイル21、24に電流が供給され、該電流の値に対応
させて図5に示すような波形の型締力が発生させられ
る。この場合、該型締力は多段階に変化させられ、か
つ、立上がり及び立下がりにおいて傾きが最適にされ
る。
【0018】次に、前記構成の型締装置の動作について
説明する。まず、前記制御装置は、コイル21、24に
同じ向きの電流を供給し、前記第1、第2の電磁石18
(図1)、22が異なる極性に励磁されて吸引力を発生
させ、該吸引力によって第1、第2の電磁石18、22
が互いに吸引される。次に、制御装置は、前記減速機付
サーボモータ27を駆動し、図2に示すように、前記ト
グル機構31を伸展状態に置く。この状態において、前
記制御装置は、前記型厚調整ナット25を回転させ、第
1、第2の電磁石フレーム13、20及び可動プラテン
12を介して可動金型16を前進させて固定金型15と
接触させる。このようにして、型厚を調整することがで
きる。
【0019】次に、前記制御装置の図示しない型開閉制
御部は、減速機付サーボモータ27を駆動して、図1に
示すように、トグル機構31を収縮状態に置き、可動プ
ラテン12及び可動金型16を所定位置まで高速で後退
させる。このとき、前記制御装置は、コイル21、24
に同じ向きの電流を供給して第1、第2の電磁石18、
22に吸引力を発生させ、第1、第2の電磁石18、2
2が可動プラテン12の加減速による慣性力によって離
れないようにする。
【0020】続いて、前記制御装置は、減速機付サーボ
モータ27を駆動してトグル機構31を再び伸展状態に
置き、可動プラテン12を介して可動金型16を前進さ
せる。次に、固定金型15と可動金型16との間の距離
が、固定金型15と可動金型16とが接触する位置から
所定の範囲内に入ると、型締力制御が開始され、型締力
設定器54は、オペレータによって操作され、所定の関
数パターンから成るパラメータを発生させ、該パラメー
タを型締力目標値発生器55に対して出力する。そし
て、該型締力目標値発生器55は、前記パラメータに基
づいて図4に示すような型締力目標値を発生させ、該型
締力目標値を型締力コントローラ56に対して出力す
る。
【0021】例えば、図4に示す型締力目標値は、型締
力が4段で変化し、立上がり及び立下がりが直線状に変
化するように発生させられる。そのために、型締力設定
器54によって発生させられるパラメータは、各段の型
締力の大きさ、各段の型締力の保持時間、各立上がり時
間、各立下がり時間、並びに立上がり及び立下がりの形
状を表す所定の関数パターン、例えば、1次関数パター
ンから成る。なお、型締力コントローラ56の追従性を
向上させるために、立上がり及び立下がりの形状を三角
関数等で表すようにすることもできる。
【0022】次に、型締力コントローラ56は、前記型
締力目標値発生器55から送られた型締力目標値と荷重
検出器51によって検出された型締力との差を算出し、
該差に対応させて、コイル21、24に供給される電流
を制御する。その結果、型締力目標値と検出された型締
力とが一致するような反発力が発生させられる。該反発
力は、トグル機構31、荷重検出器51及び可動プラテ
ン12を介して型締力として可動金型16に伝達され、
該可動金型16を更に前進させる。
【0023】この場合、トグル機構31は伸展状態に置
かれているので、前記反発力は、トグル機構31自体の
ガタ、摩擦、温度変化による熱膨張等の影響を受けるこ
となく可動金型16に伝達される。したがって、型締力
の精度を高くすることができ、1サイクル中で型締力を
多段階に変化させて発生させることが容易になる。ま
た、油圧シリンダを使用しないので、射出成形機の周囲
が油によって汚れることがなく、保守・管理が容易であ
り、エネルギー効率を高くすることができる。
【0024】このようにして型締めが終了すると、図示
しない射出装置の射出ノズルから射出された樹脂がキャ
ビティ空間に充填される。そして、該キャビティ空間に
充填された樹脂が冷却すると、前記制御装置は、型締力
目標値に従って型締力を0にする。続いて、前記制御装
置は、減速機付サーボモータ27を駆動してトグル機構
31を収縮状態に置き、可動プラテン12を介して可動
金型16を後退させ、型開きを行う。その後、減速機付
サーボモータ27は更に駆動され、可動金型16は所定
の型開限位置まで後退させられる。
【0025】なお、本実施の形態においては、第1、第
2の電磁石18、22によって発生させられた反発力を
型締力として利用するようになっているが、第1、第2
の電磁石18、22によって発生させられた吸引力を型
締力として利用することもできる。また、第1、第2の
電磁石18、22のうちの一方を吸着板に代え、電磁石
と吸着板との間に発生させられた吸引力を型締力として
利用することもできる。
【0026】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、型締装置においては、固定プラテンと、該固定プ
ラテンに取り付けられた固定金型と、前記固定プラテン
と所定の間隔を置いて配設された第1のフレームと、前
記固定プラテンに対して進退自在に配設された可動プラ
テンと、該可動プラテンに取り付けられた可動金型と、
前記第1のフレームに対して移動自在に配設された第2
のフレームと、前記第1、第2のフレームに配設され、
励磁されて起磁力を発生させる電磁ユニットと、該電磁
ユニットによって発生させられた起磁力を型締力として
前記可動金型に伝達する力伝達手段と、前記型締力を検
出する型締力検出手段と、オペレータによって操作さ
れ、所定の関数パターンから成るパラメータを発生させ
る型締力設定器と、該型締力設定器によって発生させら
れたパラメータに基づいて型締力目標値を発生させる型
締力目標値発生器と、該型締力目標値発生器によって発
生させられた型締力目標値、及び前記型締力検出手段に
よって検出された型締力に基づいて、フィードバック制
御を行う型締力コントローラとを有する。
【0028】この場合、前記電磁ユニットを励磁して起
磁力を発生させると、該起磁力が前記力伝達手段を介し
て型締力として可動金型に伝達され、型締めが行われ
る。また、型締力設定器によって発生させられたパラメ
ータに基づいて型締力目標値が発生させられ、該型締力
目標値、及び型締力検出手段によって検出された型締力
に基づいてフィードバック制御が行われる。
【0029】そして、前記型締力は、前記力伝達手段自
体のガタ、摩擦、温度変化による熱膨張等の影響を受け
ることなく可動金型に伝達される。したがって、型締力
の精度を高くすることができ、1サイクル中で型締力を
多段階に変化させて発生させることが容易になる。ま
た、油圧シリンダを使用しないので、射出成形機の周囲
が油によって汚れることがなく、保守・管理が容易であ
り、エネルギー効率を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における型締装置の第1の
状態図である。
【図2】本発明の実施の形態における型締装置の第2の
状態図である。
【図3】本発明の実施の形態における制御装置の型締力
制御部のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における型締力目標値の波
形図である。
【図5】本発明の実施の形態における型締力の波形図で
ある。
【符号の説明】
11 固定プラテン 12 可動プラテン 13 第1の電磁石フレーム 15 固定金型 16 可動金型 18 第1の電磁石 20 第2の電磁石フレーム 22 第2の電磁石 31 トグル機構 51 荷重検出器 54 型締力設定器 55 型締力目標値発生器 56 型締力コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)固定プラテンと、(b)該固定プ
    ラテンに取り付けられた固定金型と、(c)前記固定プ
    ラテンと所定の間隔を置いて配設された第1のフレーム
    と、(d)前記固定プラテンに対して進退自在に配設さ
    れた可動プラテンと、(e)該可動プラテンに取り付け
    られた可動金型と、(f)前記第1のフレームに対して
    移動自在に配設された第2のフレームと、(g)前記第
    1、第2のフレームに配設され、励磁されて起磁力を発
    生させる電磁ユニットと、(h)該電磁ユニットによっ
    て発生させられた起磁力を型締力として前記可動金型に
    伝達する力伝達手段と、(i)前記型締力を検出する型
    締力検出手段と、(j)オペレータによって操作され、
    所定の関数パターンから成るパラメータを発生させる型
    締力設定器と、(k)該型締力設定器によって発生させ
    られたパラメータに基づいて型締力目標値を発生させる
    型締力目標値発生器と、(l)該型締力目標値発生器に
    よって発生させられた型締力目標値、及び前記型締力検
    出手段によって検出された型締力に基づいて、フィード
    バック制御を行う型締力コントローラとを有することを
    特徴とする型締装置。
JP21606597A 1997-08-11 1997-08-11 型締装置 Pending JPH1158471A (ja)

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