JPH1158202A - 電気鍛縮機における上部電極の研磨装置 - Google Patents

電気鍛縮機における上部電極の研磨装置

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JPH1158202A
JPH1158202A JP22871997A JP22871997A JPH1158202A JP H1158202 A JPH1158202 A JP H1158202A JP 22871997 A JP22871997 A JP 22871997A JP 22871997 A JP22871997 A JP 22871997A JP H1158202 A JPH1158202 A JP H1158202A
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JP
Japan
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upper electrode
polishing
current
tip
energizing
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Application number
JP22871997A
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English (en)
Inventor
Toru Nakao
徹 中尾
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Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気鍛縮機の上部電極を取外すことなく、そ
の通電面を容易に研磨する。 【解決手段】 電気鍛縮機1の適所に設けた上下方向に
傾動可能な支持アーム6の先端部に、上部電極2におけ
る素材への通電面に接触可能な研磨面を有する研磨体7
を回転自在に枢着するとともに、この研磨体7を回転さ
せる駆動手段9を、前記支持アーム6の適所に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下部電極に保持さ
れた棒状素材の先端部を上部電極に押圧しつつ通電加熱
して、その先端部に塊状の拡径部を形成する電気鍛縮機
の上部電極を研磨する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばエンジンバルブは、図2に示す
ように、所定の長さに切断した丸棒状素材(13)を、その
一端に塊状の拡径部(14a)を有する中間体(14)に形成し
た後、熱間鍛造により、エンジンバルブの原形品(15)を
形成し、これに機械加工等を施して製品化される。
【0003】丸棒素材(13)を、拡径部(14a)を有する中
間体(14)に形成する際、通常、図3に示す電気鍛縮機
(1)が使用される。電気鍛縮機(1)は、エアシリンダ(1
6)によって開閉させられる左右1対の下部電極(17)(17)
に保持された棒状素材(13)を、押上杆(18)によって押し
上げ、その先端部を上部電極(2)に押圧しつつ通電加熱
することにより、先端部に塊状の拡径部(14a)を形成す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この電気鍛縮
機(1)は、長時間使用すると、上部電極(2)における棒
状素材(13)との当接面が、熱により変形して凹凸面状と
なる。この状態のまま作業を続行すると、電気抵抗が増
大して棒状素材を充分に加熱することができなくなり、
拡径部(14a)が所望の形状に形成されなかったり、亀裂
等を生じさせることがある。
【0005】そのため、一定時間毎に、上部電極(2)の
通電面を研磨して平滑面としているが、従来は、その都
度、上部電極(2)を装置本体より取外して研磨してお
り、作業能率が低下していた。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑み、上部電極
を装置より取外すことなく、その通電面を容易に研磨し
うるようにした、電気鍛縮機における上部電極の研磨装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、下部電極に保持された棒状素材の先端部を上部電
極に押圧しつつ通電加熱して、前記先端部に塊状の拡径
部を形成するようにした電気鍛縮機における上部電極の
研磨装置であって、前記電気鍛縮機の適所に設けた上下
方向に傾動可能な支持アームの先端部に、前記上部電極
における素材への通電面に接触可能な研磨面を有する研
磨体を回転自在に枢着するとともに、この研磨体を回転
させる駆動手段を、前記支持アームの適所に設けること
により解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図1に
基づいて説明する。なお、電気鍛縮機(1)の上部電極
(2)は、間欠的に水平回転して、下面の複数個所に順次
棒状素材が当接するようになっている。
【0009】研磨装置(3)は、支持ベース(4)に、水平
をなす枢軸(5)により上下方向に傾動可能に枢支された
支持アーム(6)と、この支持アーム(6)の先端部(図1
において右端部)に、垂直軸回りに回転しうるように設
けられ、上面が上部電極(2)の下面の通電面に接触可能
な研磨体(7)と、同じく支持アーム(6)に設けられ、ベ
ルト(8)を介して研磨体(7)を回転させるエアモータ
(9)とを備えている。
【0010】支持アーム(6)は、支持ベース(4)に水平
枢軸(5)によって上下方向に傾動可能に設けられたカウ
ンタウエイト(10)と、このカウンタウエイト(10)に垂直
枢軸(11)によって水平回動可能に連結された作動杆(12)
とを備えている。カウンタウエイト(10)は、研磨体
(7)、エアモータ(9)および作動杆(12)との重量のバラ
ンスを取るためと、研磨体(7)を一定の押圧力をもって
上部電極(2)に押し付けるために設けられている。研磨
体(7)には、上部電極(2)に傷を付けないようにするた
め、比較的軟質の砥石(7a)が取付けられている。
【0011】次に、作用を説明する。作動杆(12)は、想
像線で示すように、研磨装置(3)の非使用状態におい
て、カウンタウエイト(10)をストッパ装置(19)により押
し下げることにより、先端が下がり、上部電極(2)の下
面より離れた位置に待機している。研磨装置(3)を使用
するには、まず、作動杆(12)の先端を下げたまま、作動
杆(12)を、垂直枢軸(11)を中心として水平に回動させ、
研磨体(7)を上部電極(2)の通電面の真下まで移動させ
る。
【0012】ついで、カウンタウエイト(10)を、そのス
トッパ装置(19)を解除することにより押し下げ、作動杆
(12)の先端を押し上げる。すると、研磨体(7)の研磨面
は、上部電極(2)の下面の通電面に当接する。この状態
で、エアモータ(9)を始動させると、砥石(7a)により上
部電極(2)の通電面が研磨され、熱により変形した凹凸
面が平滑に修整される。
【0013】研磨後、カウンタウエイト(10)を押し上げ
て研磨体(7)を下降させ、上部電極(2)より離間させ、
最後に、作動杆(12)を、上部電極(2)の下面より離れた
位置まで回動させて、研磨装置(3)を待機状態とする。
【0014】
【発明の効果】本発明によると、電気鍛縮機自体に研磨
装置を設けたことにより、上部電極を装置本体より取外
すことなく、その通電面を速やかに研磨して修整するこ
とができる。従って、機械の稼働率が高まり、生産性を
大幅に向上しうる。また、研磨作業が簡単かつ速やかに
行いうるため、通電面を常に平滑面に保つことが可能と
なり、安定した形状の拡径部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の研磨装置を示す正面図で
ある。
【図2】エンジンバルブの成形順序を示す説明図であ
る。
【図3】電気鍛縮機の概略正面図である。
【符号の説明】
(1)電気鍛縮機 (2)上部電極 (3)研磨装置 (4)支持ベース (5)水平枢軸 (6)支持アーム (7)研磨体 (7a)砥石 (8)ベルト (9)エアモータ(駆動手段) (10)カウンタウエイト (11)垂直枢軸 (12)作動杆 (19)ストッパ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部電極に保持された棒状素材の先端部
    を上部電極に押圧しつつ通電加熱して、前記先端部に塊
    状の拡径部を形成するようにした電気鍛縮機における上
    部電極の研磨装置であって、前記電気鍛縮機の適所に設
    けた上下方向に傾動可能な支持アームの先端部に、前記
    上部電極における素材への通電面に接触可能な研磨面を
    有する研磨体を回転自在に枢着するとともに、この研磨
    体を回転させる駆動手段を、前記支持アームの適所に設
    けたことを特徴とする電気鍛縮機における上部電極の研
    磨装置。
JP22871997A 1997-08-26 1997-08-26 電気鍛縮機における上部電極の研磨装置 Pending JPH1158202A (ja)

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JP22871997A JPH1158202A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 電気鍛縮機における上部電極の研磨装置

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JP22871997A JPH1158202A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 電気鍛縮機における上部電極の研磨装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101036739B1 (ko) 2008-02-26 2011-05-24 다이닛뽕스크린 세이조오 가부시키가이샤 기판처리장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101036739B1 (ko) 2008-02-26 2011-05-24 다이닛뽕스크린 세이조오 가부시키가이샤 기판처리장치
US8316497B2 (en) 2008-02-26 2012-11-27 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Substrate processing apparatus

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