JPH1158003A - 溶接装置 - Google Patents
溶接装置Info
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- JPH1158003A JPH1158003A JP9212817A JP21281797A JPH1158003A JP H1158003 A JPH1158003 A JP H1158003A JP 9212817 A JP9212817 A JP 9212817A JP 21281797 A JP21281797 A JP 21281797A JP H1158003 A JPH1158003 A JP H1158003A
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Abstract
く、正確な溶接状態を検知し、良好な溶接制御をおこな
うことを目的とする。 【解決手段】 高電圧の印加を制御する高電圧印加指令
信号を出力する高電圧印加制御部9と、前記高電圧印加
指令信号を受けて高電圧を溶接出力端子3に印加する高
電圧発生部4と、溶接状態を検出する溶接出力端子近傍
に配置された検出部1と、前記検出部1から前記溶接出
力制御部2への前記検出信号の入力値が前記溶接出力制
御部2を破壊するような高電圧(異常値)である場合に
前記検出信号の前記溶接出力制御部への入力を遮断する
保護部とを備えた溶接装置。
Description
ある溶接母材との間に高電圧を印加することによりアー
クスタートを良好に行なう溶接装置に関するものであ
る。
位置信号等の溶接状態を検出信号として取得する検出部
1を備え、その検出信号を溶接出力制御部2に入力し、
溶接出力や溶接位置決め等の各種制御を行っていた。そ
して、良好な溶接をおこなうために、正確な溶接状態を
把握する必要があるため、検出部1は可能な限り溶接出
力端子近傍に配置されることが望ましい。しかし溶接出
力端子に高電圧発生部4より高電圧が印加される場合、
高電圧が直接に溶接出力制御部2に入力されて溶接出力
制御部2を破壊する恐れがあった。このため、従来は図
5に示すように検出部1を単方向整流素子5等の高電圧
遮断素子の後方に配置していた。なお、図5において、
4は高電圧発生部、6は溶接出力発生部、7は電極、8
は母材、9は高電圧印加制御部である。
出部から溶接電圧を検出し、検出電圧信号をフィードバ
ック信号として溶接出力制御部に入力し、溶接出力を制
御している溶接装置において、検出部1を単方向整流素
子5の後方(アノード側)に配置した場合、単方向整流
素子5の電圧降下分だけ、出力端子3間の溶接電圧に比
較し、数V変化した電圧値が検出部1によって検出され
る。このことは、正確な溶接電圧を取得できていないこ
とを示す。正確な溶接電圧を検出信号として取得できな
いと、正確な溶接電圧フィードバックが行えないこと
や、アーク短絡判別が正確に行えないといった可能性が
あり、溶接出力制御が正常に機能しない場合がある。溶
接出力制御が正常に行われないと溶接品質に悪影響を与
える可能性がある。そして、良好な溶接をおこなうため
には、正確な溶接状態を把握する必要があるため、検出
部1は可能な限りアーク出力近傍に配置されることが望
ましい。しかし溶接出力端子3に高電圧が印加される
と、高電圧が直接に溶接出力制御部2に入力され、溶接
出力制御部2を破壊する恐れがあった。
目的とする。
に、本発明における溶接装置は、高電圧の印加を抑制す
る高電圧印加指令信号を出力する高電圧印加制御部と、
前記高電圧印加指令信号を受けて高電圧を溶接出力端子
に印加する高電圧発生部と、溶接状態を検出する溶接出
力端子近傍に配置された検出部と、前記検出部からの検
出信号を入力し溶接出力を制御するための溶接出力制御
信号を出力する溶接出力制御部と、前記溶接出力制御信
号を受けて溶接出力を溶接出力端子に発生する溶接出力
発生部と、前記検出部から前記溶接出力制御部への前記
検出信号の入力値が前記溶接出力制御部を破壊するよう
な高電圧(異常値)である場合に前記検出信号の前記溶
接出力制御部への入力を遮断する保護部とを備えたもの
である。
近傍に検出部を配置しても、溶接出力制御部を破壊せ
ず、正確な溶接電圧を検知することができる。
態1について図1に沿って説明する。
構成を示す図である。図1において、符号1〜9は従来
例(図5)と同じであるので、説明を省略する。10は
検出部1と溶接出力制御部2との間に配設した保護部で
ある。つぎに本実施の形態1の回路動作について説明す
る。
ークスタート時やアーク切れ発生時に高電圧印加指令信
号を高電圧発生部4に出力する。そして、高電圧発生部
4は高電圧を溶接出力端子6に印加する。この高電圧が
印加されると、母材9と電極8間に絶縁破壊がおこり、
アークが発生する。また、溶接出力端子3近傍に配置さ
れた検出部1は溶接電圧を検知し、検出(電圧)信号を
保護部10に出力する。なお、検出部が検知する信号
は、溶接電流や溶接位置信号であることも考えられる。
また、検出部1は溶接出力端子3近傍に位置しているた
め、正確な溶接電圧を検知することができる。この保護
部10には、検知した溶接電圧が入力されるが、溶接出
力端子6に直流高電圧が印加された場合、直接直流高電
圧が保護部10に入力される。この保護部10は、直流
高電圧に対し十分な耐圧をもつので直流高電圧によって
破壊されず、直流高電圧を遮断するので、直接溶接出力
制御部3に入力されず、溶接出力制御部3の破壊を防ぐ
ことができる。
形態2につき、図2に沿って説明する。図2は、検出信
号異常検出部11により、検出信号を検知し、もし溶接
出力制御部2を破壊するような異常信号を検知した場
合、検出信号異常信号を出力し、保護部10bが、検出
信号の溶接出力制御部2への入力を遮断するものであ
る。
形態3につき、図3に沿って説明する。図3は高電圧印
加制御部9から高電圧発生指令信号を保護部10cに入
力し、高電圧印加中は検出信号の溶接出力制御部2への
入力を遮断するものである。
しインピーダンスが変化するクランプ素子や、マグネッ
トスイッチ、リレー等の接触式スイッチング素子や、サ
イリスタ等の非接触式スイッチング素子を用いる。そし
て、保護部10cが導通すると検出部1からの検出(電
圧)信号は、溶接出力制御部2に入力され、溶接出力制
御部2は検出(電圧)信号をフィードバックすることに
より、溶接出力発生部6に対し溶接出力制御信号を出力
する。溶接出力発生部6は、溶接出力制御信号にしたが
い、所用の溶接出力を溶接出力端子3に発生し、電極7
とワーク8間にアークを発生する。
形態4につき、図4に沿って説明する。単数の保護部で
高電圧に対する耐圧が不足する場合には、検出部1と溶
接出力制御部2との間に保護部10cを複数直列に接続
することによって所要の耐圧を得ることができる。ま
た、高電圧印加制御部9からは高電圧印加信号を並列に
保護部10cに入力し、導通させる。
けた検出部と、溶接出力制御部との間に高電圧(異常
値)を遮断する保護部を備えたもので、溶接出力制御部
を破壊することなく、正確な溶接状態を検出することが
でき、良好な溶接制御をおこなうことができ、溶接品質
の向上ならびに溶接作業性の効率化を図ることができる
優れた効果を奏するものである。また、保護部の種類、
性能により、検出部の検出信号を検出する検出信号異常
検出部を備え、この検出信号異常検出部の動作により保
護部を遮断することにより溶接出力制御部を保護するこ
とができるものである。さらに、保護部の種類、性能に
より、高電圧印加制御部からの高電圧印加信号により保
護部を遮断することにより、溶接出力制御部を確実に保
護することができるものである。また、保護部を複数
個、検出部と溶接出力制御部との間に直列に接続するこ
とにより遮断性能を向上させることができるものであ
る。
ク構成図
ク構成図
ク構成図
ク構成図
Claims (4)
- 【請求項1】 高電圧の印加を制御する高電圧印加指令
信号を出力する高電圧印加抑制部と、前記高電圧印加指
令信号を受けて高電圧を溶接出力端子に印加する高電圧
発生部と、溶接状態を検出する溶接出力端子近傍に配置
された検出部と、前記検出部からの検出信号を入力し溶
接出力を制御する溶接出力制御信号を出力する溶接出力
制御部と、前記溶接出力制御信号を受けて溶接出力を溶
接出力端子に発生する溶接出力発生部と、前記検出部か
ら前記溶接出力制御部への前記検出信号の入力値が前記
溶接出力制御部を破壊するような高電圧(異常値)であ
る場合に前記検出信号の前記溶接出力制御部への入力を
遮断する保護部とを備えた溶接装置。 - 【請求項2】 検出部からの前記検出信号を検知して前
記検出信号が前記溶接出力制御部を破壊するような高電
圧(異常値)となった場合に異常信号を出力する検出信
号異常検出部を備え、前記検出信号異常検出部により前
記検出信号の前記溶接出力制御部への入力を遮断する保
護部を備えた請求項1記載の溶接装置。 - 【請求項3】 高電圧発生部が高電圧(異常値)を溶接
出力端子に印加している間は、検出部から溶接出力制御
部への検出信号の入力を保護部が遮断する請求項1記載
の溶接装置。 - 【請求項4】 高電圧印加制御部から高電圧印加信号を
各並列に受ける複数の保護部が検出部から溶接出力制御
部への検出回路に直列に接続された請求項3記載の溶接
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21281797A JP3391225B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21281797A JP3391225B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1158003A true JPH1158003A (ja) | 1999-03-02 |
JP3391225B2 JP3391225B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=16628858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21281797A Expired - Fee Related JP3391225B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3391225B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103659063B (zh) * | 2012-09-04 | 2015-07-15 | 厦门思尔特机器人系统有限公司 | 一种用于焊接寻位的电压切换装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6099072U (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-05 | 株式会社三社電機製作所 | ア−ク溶接機 |
JPH04180258A (ja) * | 1990-11-15 | 1992-06-26 | Origin Electric Co Ltd | 高電圧半導体装置 |
JPH0654469U (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-26 | 株式会社ダイヘン | プラズマアーク加工機用トーチ焼損防止装置 |
JPH08243742A (ja) * | 1995-03-03 | 1996-09-24 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | アーク電源装置 |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP21281797A patent/JP3391225B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103659063B (zh) * | 2012-09-04 | 2015-07-15 | 厦门思尔特机器人系统有限公司 | 一种用于焊接寻位的电压切换装置 |
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JP3391225B2 (ja) | 2003-03-31 |
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