JPH1157692A - 液体浄化装置 - Google Patents
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- JPH1157692A JPH1157692A JP9264796A JP26479697A JPH1157692A JP H1157692 A JPH1157692 A JP H1157692A JP 9264796 A JP9264796 A JP 9264796A JP 26479697 A JP26479697 A JP 26479697A JP H1157692 A JPH1157692 A JP H1157692A
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- purified
- adsorbent
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】純水・超純水・飲料水等の生成、及びそれらの
排水等のリサイクル可能な液体浄化装置を提供する。 【解決手段】被浄化液体の流通路の前段に設置された吸
着剤15と、吸着剤の後段に設置されたフイルタ14と
からなり、被浄化液体を吸着剤中に通過させることによ
り、被浄化液体中の微粒子を凝集し、数百個の大きな塊
として後、フイルタで捕捉する凝集型濾過装置3と、凝
集型濾過装置で浄化された被浄化液体のPH値を調整す
るPH調整装置4と、PH調整装置でPH値が調整され
た被浄化液体を通過させ、凝集型濾過装置で除去されな
かった被浄化液体中の可溶性不純物を除去する膜装置5
とを備えたことを特徴とする液体浄化装置。
排水等のリサイクル可能な液体浄化装置を提供する。 【解決手段】被浄化液体の流通路の前段に設置された吸
着剤15と、吸着剤の後段に設置されたフイルタ14と
からなり、被浄化液体を吸着剤中に通過させることによ
り、被浄化液体中の微粒子を凝集し、数百個の大きな塊
として後、フイルタで捕捉する凝集型濾過装置3と、凝
集型濾過装置で浄化された被浄化液体のPH値を調整す
るPH調整装置4と、PH調整装置でPH値が調整され
た被浄化液体を通過させ、凝集型濾過装置で除去されな
かった被浄化液体中の可溶性不純物を除去する膜装置5
とを備えたことを特徴とする液体浄化装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、純水,超純
水,飲料水等の生成、及び、純水排水,超純水排水等の
液体のリサイクル使用をし得るようにした液体浄化装置
に関するものである。
水,飲料水等の生成、及び、純水排水,超純水排水等の
液体のリサイクル使用をし得るようにした液体浄化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、河川,工業用水等からの
純水,超純水,飲料水の生成、並びに純水排水,超純水
排水のリサイクル使用がし得なかったのは、河川,工業
用水,純水排水,超純水排水を、膜で浄化しようとする
と、直ぐに目詰まりが発生し、膜の前処理装置として適
当なフイルタが無く、ランニングコストが高くなるため
見送られていた。また、従来、一部において行われてい
る純水排水,超純水排水のリサイクル使用は、排水を凝
集沈殿,活性炭吸着等のプロセスを経て、純水製造の一
次系原水として行っている。
純水,超純水,飲料水の生成、並びに純水排水,超純水
排水のリサイクル使用がし得なかったのは、河川,工業
用水,純水排水,超純水排水を、膜で浄化しようとする
と、直ぐに目詰まりが発生し、膜の前処理装置として適
当なフイルタが無く、ランニングコストが高くなるため
見送られていた。また、従来、一部において行われてい
る純水排水,超純水排水のリサイクル使用は、排水を凝
集沈殿,活性炭吸着等のプロセスを経て、純水製造の一
次系原水として行っている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】即ち、従来において
は、膜の前処理装置として適当なフイルタが無いため、
純水,超純水の生成は水道水を用い、また、河川,工業
用水等からの飲料水の生成は、多量の前処理フイルタを
必要とし、さらに、純水排水,超純水排水は、到底リサ
イクル使用し得ない課題があった。また、従来、一部に
おいて行われている純水排水,超純水排水のリサイクル
使用法では、凝集沈殿の困難な排水も多数あり、凝集沈
殿物の処理設備を別途必要とし、さらに、飽和吸着した
活性炭の再生設備を必要とする課題があった。
は、膜の前処理装置として適当なフイルタが無いため、
純水,超純水の生成は水道水を用い、また、河川,工業
用水等からの飲料水の生成は、多量の前処理フイルタを
必要とし、さらに、純水排水,超純水排水は、到底リサ
イクル使用し得ない課題があった。また、従来、一部に
おいて行われている純水排水,超純水排水のリサイクル
使用法では、凝集沈殿の困難な排水も多数あり、凝集沈
殿物の処理設備を別途必要とし、さらに、飽和吸着した
活性炭の再生設備を必要とする課題があった。
【0004】この発明は上記のような従来のものの課題
を解消するためになされたもので、
を解消するためになされたもので、
【請求項1】の発明は、膜装置の前処理として、液体流
通路の前段に設置された吸着剤と、後段に設置されたフ
イルタとからなる凝集型濾過装置を用い、前記吸着剤中
に被浄化液体を通過させることにより、前記被浄化液体
中の微粒子を凝集させて数百個の大きな塊として、目の
粗い前記フイルタで捕捉浄化し、前記凝集型濾過装置の
浄化により上昇した被浄化液体のPH値をPH調整装置
で調整した後、前記凝集型濾過装置で除去できなかった
被浄化液体中の可溶性不純物を、膜装置で浄化している
ため、環境保全が可能となり、小型の装置で、用水処理
費の大幅な低減が可能となる液体浄化装置を提供するこ
とを目的とする。
通路の前段に設置された吸着剤と、後段に設置されたフ
イルタとからなる凝集型濾過装置を用い、前記吸着剤中
に被浄化液体を通過させることにより、前記被浄化液体
中の微粒子を凝集させて数百個の大きな塊として、目の
粗い前記フイルタで捕捉浄化し、前記凝集型濾過装置の
浄化により上昇した被浄化液体のPH値をPH調整装置
で調整した後、前記凝集型濾過装置で除去できなかった
被浄化液体中の可溶性不純物を、膜装置で浄化している
ため、環境保全が可能となり、小型の装置で、用水処理
費の大幅な低減が可能となる液体浄化装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【請求項1】の発明は、被浄化液体の流通路の前段に設
置された吸着剤と、前記吸着剤の後段に設置されたフイ
ルタとからなり、被浄化液体を前記吸着剤中に通過させ
ることにより、前記被浄化液体中の微粒子を凝集し、数
百個の大きな塊として後、前記フイルタで捕捉する凝集
型濾過装置と、前記凝集型濾過装置で浄化された前記被
浄化液体のPH値を調整するPH調整装置と、及び、前
記PH調整装置でPH値が調整された前記被浄化液体を
通過させ、前記凝集型濾過装置で除去されなかった前記
被浄化液体中の可溶性不純物を除去する膜装置とを備え
ることにより実現した。
置された吸着剤と、前記吸着剤の後段に設置されたフイ
ルタとからなり、被浄化液体を前記吸着剤中に通過させ
ることにより、前記被浄化液体中の微粒子を凝集し、数
百個の大きな塊として後、前記フイルタで捕捉する凝集
型濾過装置と、前記凝集型濾過装置で浄化された前記被
浄化液体のPH値を調整するPH調整装置と、及び、前
記PH調整装置でPH値が調整された前記被浄化液体を
通過させ、前記凝集型濾過装置で除去されなかった前記
被浄化液体中の可溶性不純物を除去する膜装置とを備え
ることにより実現した。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1は、この発明の一実施例を示すブロック線図で
ある。図において、原水タンク1の被浄化液体は、前処
理装置2で前処理浄化されて後、凝集型濾過装置3で精
密浄化される。PH調整装置4は、凝集型濾過装置3の
精密浄化によりPH値の上昇した被浄化液体のPH値を
調整する。膜装置5は、例えば、低圧逆浸透膜であり、
凝集型濾過装置3で除去できない可溶性不純物を濾過す
る。イオン交換樹脂6は、膜装置5の処理液を通過さ
せ、超純水を生成する。図2は、図1に示す原水タンク
1、前処理装置2、及び、凝集型濾過装置3の一実施例
を示すブロック線図である。図において、原水タンク1
は、仕切壁7によって、矢印Aの如く被浄化液体が流入
するダーティタンク8と、前処理装置2で浄化された後
の被浄化液体が、矢印Bの如く、オーバーフローにより
流入するクリーンタンク9とから構成されている。前処
理装置2は、平板状,立体状,球状の、例えば、不織布
からなる毛羽立状体の搦め状物体10を、複数個、積層
して収容した、同軸状に設置された網目状体もしく多孔
体からなる一対の円筒状の収納容器11と、収納容器1
1を収納する容器12と、ダーティタンク8内の被浄化
液体を搦め状物体10中に送込むポンプ13とから構成
されている。凝集型濾過装置3は、被浄化液体の流通路
の後段に設置されるよう、中心軸に設けられた円筒状フ
イルタ14と、円筒状フイルタ14の外周を取囲むよう
に、被浄化液体の流通路の前段に設置された、例えばマ
グネシュウムの顆粒状体もしくは粉末状体からなる吸着
剤15と、及び、吸着剤15の外周を取り囲み吸着剤1
5の流出を防止する、例えば100μの濾紙からなる最
外周濾過材16とを収容する容器17と、クリーンタン
ク9内の液体を、吸着剤15中に送込むポンプ18とか
ら構成されている。なお、仕切壁19は、ターティタン
ク8内に設けられ、下方に連通路を有し、必ず前処理装
置2を通過した被浄化液体がクリーンタンク9に流入す
るように構成されている。
る。図1は、この発明の一実施例を示すブロック線図で
ある。図において、原水タンク1の被浄化液体は、前処
理装置2で前処理浄化されて後、凝集型濾過装置3で精
密浄化される。PH調整装置4は、凝集型濾過装置3の
精密浄化によりPH値の上昇した被浄化液体のPH値を
調整する。膜装置5は、例えば、低圧逆浸透膜であり、
凝集型濾過装置3で除去できない可溶性不純物を濾過す
る。イオン交換樹脂6は、膜装置5の処理液を通過さ
せ、超純水を生成する。図2は、図1に示す原水タンク
1、前処理装置2、及び、凝集型濾過装置3の一実施例
を示すブロック線図である。図において、原水タンク1
は、仕切壁7によって、矢印Aの如く被浄化液体が流入
するダーティタンク8と、前処理装置2で浄化された後
の被浄化液体が、矢印Bの如く、オーバーフローにより
流入するクリーンタンク9とから構成されている。前処
理装置2は、平板状,立体状,球状の、例えば、不織布
からなる毛羽立状体の搦め状物体10を、複数個、積層
して収容した、同軸状に設置された網目状体もしく多孔
体からなる一対の円筒状の収納容器11と、収納容器1
1を収納する容器12と、ダーティタンク8内の被浄化
液体を搦め状物体10中に送込むポンプ13とから構成
されている。凝集型濾過装置3は、被浄化液体の流通路
の後段に設置されるよう、中心軸に設けられた円筒状フ
イルタ14と、円筒状フイルタ14の外周を取囲むよう
に、被浄化液体の流通路の前段に設置された、例えばマ
グネシュウムの顆粒状体もしくは粉末状体からなる吸着
剤15と、及び、吸着剤15の外周を取り囲み吸着剤1
5の流出を防止する、例えば100μの濾紙からなる最
外周濾過材16とを収容する容器17と、クリーンタン
ク9内の液体を、吸着剤15中に送込むポンプ18とか
ら構成されている。なお、仕切壁19は、ターティタン
ク8内に設けられ、下方に連通路を有し、必ず前処理装
置2を通過した被浄化液体がクリーンタンク9に流入す
るように構成されている。
【0007】次に、動作について説明する。ダーティタ
ンク8に、矢印Aの如く流入した被浄化液体は、ポンプ
13によって前処理装置2の搦め状物体10中に送込ま
れ、被浄化液体中の不純物は、搦め状物体10の毛羽立
状体で搦め取られ前処理される。前処理装置2で前処理
された被浄化液体は、仕切壁7を矢印Bの如くオーバー
フローしてクリーンタンク9内に流入する。クリーンタ
ンク9内に流入した被浄化液体は、ポンプ18によっ
て、吸着剤15中に送込まれ、被浄化液体中に混入した
不純物粒子、またはエマルジョン化して混入した油粒子
は、それぞれの相互間距離が所定距離以下となり、相互
に引力が働いて凝集し数百個の大きな塊となる。大きな
塊となった不純物粒子は、目の粗い円筒状フイルタ14
で補足され濾過される。一方、大きな塊となった油粒子
は、液体のため、細長く変形して円筒状フイルタ14を
通過し、クリーンタンク9内の液面に浮上し、例えば、
オイルスキマー等で分離回収される。この様にして、浄
化されたクリーンタンク9内の被浄化液体は、矢印Cの
如くPH調整装置4に流入する。
ンク8に、矢印Aの如く流入した被浄化液体は、ポンプ
13によって前処理装置2の搦め状物体10中に送込ま
れ、被浄化液体中の不純物は、搦め状物体10の毛羽立
状体で搦め取られ前処理される。前処理装置2で前処理
された被浄化液体は、仕切壁7を矢印Bの如くオーバー
フローしてクリーンタンク9内に流入する。クリーンタ
ンク9内に流入した被浄化液体は、ポンプ18によっ
て、吸着剤15中に送込まれ、被浄化液体中に混入した
不純物粒子、またはエマルジョン化して混入した油粒子
は、それぞれの相互間距離が所定距離以下となり、相互
に引力が働いて凝集し数百個の大きな塊となる。大きな
塊となった不純物粒子は、目の粗い円筒状フイルタ14
で補足され濾過される。一方、大きな塊となった油粒子
は、液体のため、細長く変形して円筒状フイルタ14を
通過し、クリーンタンク9内の液面に浮上し、例えば、
オイルスキマー等で分離回収される。この様にして、浄
化されたクリーンタンク9内の被浄化液体は、矢印Cの
如くPH調整装置4に流入する。
【0008】次に、前処理装置2の効果を、実例により
説明する。図3は、純水を使用してICをダイヤモンド
砥石で切断する際に発生する、ICダイシング排水中
の、シリコンの粒度分布図である。このICを切断する
際、ICの両面に粘着テープを貼り付け、この粘着テー
プごと、ICをダイヤモンド砥石で切断する。このた
め、ICダイシング排水中に粘着剤が混入し、この粘着
剤とシリコンの研磨屑とが混合して糊状となる。このI
Cダイシング排水を、直接、凝集型濾過装置3で浄化す
ると、上記糊状物が、100μの濾紙からなる最外周濾
過材16に絡みつき、内部の吸着剤15、並びに円筒状
フイルタ14が、目詰まりをしていないにもかかわら
ず、最外周濾過材16の目詰により、凝集型濾過装置3
全体が目詰まりしたことになる。これをテストにより証
明する。表1のテストNo.1の如く、円筒状フイルタ
14として市販の1μのフイルタを、吸着剤15として
スーパーカットを、最外周濾過材16として100μの
濾紙を、ポンプ18として流量10l/minのイワヤ
ポンプを用いた凝集型濾過装置3で、図3の粒度分布
で、淡い茶褐色懸濁状態の10lのICダイシング排水
を、単独浄化すると、凝集型濾過装置10の初期内圧は
0.9Kgf/cm2となり、1パスで完全に透明状態
になった。続いて、表1のテストNo.2の如く、搦め
状物体10として20mm×20mmの平板状の不織布
を、ポンプ9として流量10l/minのイワヤポンプ
を用いた前処理装置2で、図3の粒度分布で、淡い茶褐
色懸濁状態の10lのICダイシング排水を単独浄化す
ると、前処理装置2の初期内圧は0Kgf/cm2であ
り、20分、即ち、20パス循環濾過しても、ICダイ
シング排水には変化が認められなかった。続いて、表1
のテストNo.3の如く、テストNo.2の20パス循
環濾過したICダイシング排水を、テストNo.1と同
一条件の凝集型濾過装置3で、単独浄化すると、凝集型
濾過装置3の初期内圧は0.4Kgf/cm2なり、1
パスで完全に透明状態になった。この初期圧は、水道水
の浄化時と同じであり、殆ど、目詰まりしていない状態
となった。
説明する。図3は、純水を使用してICをダイヤモンド
砥石で切断する際に発生する、ICダイシング排水中
の、シリコンの粒度分布図である。このICを切断する
際、ICの両面に粘着テープを貼り付け、この粘着テー
プごと、ICをダイヤモンド砥石で切断する。このた
め、ICダイシング排水中に粘着剤が混入し、この粘着
剤とシリコンの研磨屑とが混合して糊状となる。このI
Cダイシング排水を、直接、凝集型濾過装置3で浄化す
ると、上記糊状物が、100μの濾紙からなる最外周濾
過材16に絡みつき、内部の吸着剤15、並びに円筒状
フイルタ14が、目詰まりをしていないにもかかわら
ず、最外周濾過材16の目詰により、凝集型濾過装置3
全体が目詰まりしたことになる。これをテストにより証
明する。表1のテストNo.1の如く、円筒状フイルタ
14として市販の1μのフイルタを、吸着剤15として
スーパーカットを、最外周濾過材16として100μの
濾紙を、ポンプ18として流量10l/minのイワヤ
ポンプを用いた凝集型濾過装置3で、図3の粒度分布
で、淡い茶褐色懸濁状態の10lのICダイシング排水
を、単独浄化すると、凝集型濾過装置10の初期内圧は
0.9Kgf/cm2となり、1パスで完全に透明状態
になった。続いて、表1のテストNo.2の如く、搦め
状物体10として20mm×20mmの平板状の不織布
を、ポンプ9として流量10l/minのイワヤポンプ
を用いた前処理装置2で、図3の粒度分布で、淡い茶褐
色懸濁状態の10lのICダイシング排水を単独浄化す
ると、前処理装置2の初期内圧は0Kgf/cm2であ
り、20分、即ち、20パス循環濾過しても、ICダイ
シング排水には変化が認められなかった。続いて、表1
のテストNo.3の如く、テストNo.2の20パス循
環濾過したICダイシング排水を、テストNo.1と同
一条件の凝集型濾過装置3で、単独浄化すると、凝集型
濾過装置3の初期内圧は0.4Kgf/cm2なり、1
パスで完全に透明状態になった。この初期圧は、水道水
の浄化時と同じであり、殆ど、目詰まりしていない状態
となった。
【00表1】
【0009】次に、PH調整装置4の必要性を説明す
る。凝集型濾過装置3の吸着剤15として、マグネシュ
ウムを主成分とするスーパーカット50%+ケイ素土を
主成分とするFカット50%を用い、円筒状フイルタ1
4として、実際には10μの微粒子しか除去できない市
販の1μ×250mmLのフイルタを使用し、大阪市
水:導電率179.3μS/cm、PH7.5、25℃
を用い、ポンプ18として、イワヤポンプ:処理流量1
3l/minを用いて、一過式で通水実験を行いし、濾
過液のイオン種の濃度変化について検討を行った。濾過
は、初期圧力0.4Kg/cm2、3時間後の圧力0.
4Kg/cm2であった。その結果を表2、及び図4に
示す。これらの結果、通水を15分行えば、Mgイオン
については、原水2.7mg/lに対して、7.1mg
/l、SO4イオンについては、原水24.6mg/l
に対して、25.4mg/lと多少高くなっているが、
その他のイオン種については、原水と殆ど変らない値を
示した。また、Mgイオン、SO4イオン等のイオン種
の溶出により、導電率、PH値が高くなっているものと
考えられる。しかし、例えば、15分等、一定時間、通
水洗浄することにより、溶出イオン種の濃度は低下する
傾向にある。しかしながら、PH値は、原水7.5に対
して、10.7と高くなったまま変化せず、PH調整装
置4による調整が必要となる。
る。凝集型濾過装置3の吸着剤15として、マグネシュ
ウムを主成分とするスーパーカット50%+ケイ素土を
主成分とするFカット50%を用い、円筒状フイルタ1
4として、実際には10μの微粒子しか除去できない市
販の1μ×250mmLのフイルタを使用し、大阪市
水:導電率179.3μS/cm、PH7.5、25℃
を用い、ポンプ18として、イワヤポンプ:処理流量1
3l/minを用いて、一過式で通水実験を行いし、濾
過液のイオン種の濃度変化について検討を行った。濾過
は、初期圧力0.4Kg/cm2、3時間後の圧力0.
4Kg/cm2であった。その結果を表2、及び図4に
示す。これらの結果、通水を15分行えば、Mgイオン
については、原水2.7mg/lに対して、7.1mg
/l、SO4イオンについては、原水24.6mg/l
に対して、25.4mg/lと多少高くなっているが、
その他のイオン種については、原水と殆ど変らない値を
示した。また、Mgイオン、SO4イオン等のイオン種
の溶出により、導電率、PH値が高くなっているものと
考えられる。しかし、例えば、15分等、一定時間、通
水洗浄することにより、溶出イオン種の濃度は低下する
傾向にある。しかしながら、PH値は、原水7.5に対
して、10.7と高くなったまま変化せず、PH調整装
置4による調整が必要となる。
【表2】
【0010】続いて、表2のテストを行った凝集型濾過
装置3を用いて、図3に示すSS分布のICダイシング
液:20lを5分間、循環濾過した。濾過液のSS分布
は、島津製作所製SALD−2000Bを使用して測定
した処、相対粒子数が微量のため、測定不能であった。
また、光散乱法で測定したが測定限界以下であった。な
お、排水原水の性状は、導電率:11.16μS/c
m、液温:25℃、PH:6.7であり、濾過性状は、
濾過開始後2.5分後は、導電率:82.7μS/c
m、液温:25℃、PH:10.5であり、5分後は、
導電率:113.6μS/cm、液温:25℃、PH:
10.4であった。
装置3を用いて、図3に示すSS分布のICダイシング
液:20lを5分間、循環濾過した。濾過液のSS分布
は、島津製作所製SALD−2000Bを使用して測定
した処、相対粒子数が微量のため、測定不能であった。
また、光散乱法で測定したが測定限界以下であった。な
お、排水原水の性状は、導電率:11.16μS/c
m、液温:25℃、PH:6.7であり、濾過性状は、
濾過開始後2.5分後は、導電率:82.7μS/c
m、液温:25℃、PH:10.5であり、5分後は、
導電率:113.6μS/cm、液温:25℃、PH:
10.4であった。
【0011】続いて、膜装置5による性能テストを説明
する。図3に示すICダイシング排水の、凝集型濾過装
置3の処理水の水質向上のため、逆浸透膜を使用してテ
ストを行った。逆浸透膜テストには、日東電工製メンブ
レンマスターC10−T薄層流式平膜テストセル:有効
膜面積60cm2使用し、押圧ポンプ:RUM−2によ
り送液した。また、低圧逆浸透膜は、日東電工製NTR
−729膜:イオン交換水、透過流束38.2l/m2
h、0.8MPa、導電率排除率94%を使用した。図
3に示すICダイシング排水を、5分間、凝集型濾過装
置3で濾過し、PH調整装置4において、硫酸を使用し
てPH値を5.7に調整して、供給液として使用した。
供給液の性状は、PH:5.7、導電率:103.7μ
S/cm、液温:25℃であった。供給液量:1000
ml、テスト圧力:0.75Mpa、循環流速:1.0
l/minでテストした。900ml透過させた時の原
水、即ち、濃縮液の導電率:435μS/cm、液温:
25℃、PH:7.2であった。
する。図3に示すICダイシング排水の、凝集型濾過装
置3の処理水の水質向上のため、逆浸透膜を使用してテ
ストを行った。逆浸透膜テストには、日東電工製メンブ
レンマスターC10−T薄層流式平膜テストセル:有効
膜面積60cm2使用し、押圧ポンプ:RUM−2によ
り送液した。また、低圧逆浸透膜は、日東電工製NTR
−729膜:イオン交換水、透過流束38.2l/m2
h、0.8MPa、導電率排除率94%を使用した。図
3に示すICダイシング排水を、5分間、凝集型濾過装
置3で濾過し、PH調整装置4において、硫酸を使用し
てPH値を5.7に調整して、供給液として使用した。
供給液の性状は、PH:5.7、導電率:103.7μ
S/cm、液温:25℃であった。供給液量:1000
ml、テスト圧力:0.75Mpa、循環流速:1.0
l/minでテストした。900ml透過させた時の原
水、即ち、濃縮液の導電率:435μS/cm、液温:
25℃、PH:7.2であった。
【表3】 透過テストの結果を表3、並びに図5に示す。なお、透
過液、即ち、1000ml中、900ml透過した液の
性状は、導電率:19.5μS/cm、液温:25℃、
PH:7.2であった。
過液、即ち、1000ml中、900ml透過した液の
性状は、導電率:19.5μS/cm、液温:25℃、
PH:7.2であった。
【0012】続いて、イオン交換樹脂6による性能テス
トを説明する。表3並びに図5に示す膜装置5の処理水
を、イオン交換樹脂6により処理する。イオン交換樹脂
6として、混床式イオン交換樹脂を使用して、処理実験
を行った。カラムは20mmφ×220mmL、樹脂量
50mlを使用し、通水速度:SV15で処理実験を行
った。その結果を、表4、及び図6に示す。イオン交換
樹脂処理の供給水性状は、導電率:19.5μS/c
m、液温:25℃、PH:7.2であった。
トを説明する。表3並びに図5に示す膜装置5の処理水
を、イオン交換樹脂6により処理する。イオン交換樹脂
6として、混床式イオン交換樹脂を使用して、処理実験
を行った。カラムは20mmφ×220mmL、樹脂量
50mlを使用し、通水速度:SV15で処理実験を行
った。その結果を、表4、及び図6に示す。イオン交換
樹脂処理の供給水性状は、導電率:19.5μS/c
m、液温:25℃、PH:7.2であった。
【表4】
【0013】続いて、膜装置5での処理を行わない凝集
型濾過装置3の処理水を、直接、イオン交換樹脂6によ
り処理した場合のテスト結果を説明する。イオン交換樹
脂6としてし、混床式イオン交換樹脂を使用して処理実
験を行った。カラムは20mmφ×220mmL、樹脂
量50mlを使用し、通水速度:SV15で処理実験を
行った。その結果を、表5、及び図7に示す。イオン交
換樹脂処理の供給水性状は、導電率:19.5μS/c
m、液温:25℃、PH:7.2であった。
型濾過装置3の処理水を、直接、イオン交換樹脂6によ
り処理した場合のテスト結果を説明する。イオン交換樹
脂6としてし、混床式イオン交換樹脂を使用して処理実
験を行った。カラムは20mmφ×220mmL、樹脂
量50mlを使用し、通水速度:SV15で処理実験を
行った。その結果を、表5、及び図7に示す。イオン交
換樹脂処理の供給水性状は、導電率:19.5μS/c
m、液温:25℃、PH:7.2であった。
【表5】
【0014】図8は、図1に示す原水タンク1、前処理
装置2、及び、凝集型濾過装置3の他の実施例を示すブ
ロック線図である。図において、前処理篭20〜22
は、少なくとも、前面並びに後面が網目状体もしくは多
孔体からなり、それぞれ、平板状,立体状,球状の、例
えば、不織布からなる毛羽立状体の搦め状物体10を、
複数個、積層して収容し、ダーティタンク8内に、間隔
を空けて水平方向に設置されている。即ち、図2の実施
例のものは、ポンプ13によって、ダーティタンク8内
の被浄化液体を、強制的に前処理装置2内の搦め状物体
10中に送り込んだのに対して、図8の実施例の物は、
矢印Dの如く、ダーティタンク8内に矢印Aの如く送込
まれる被浄化液体の流速により、被浄化液体は自力で前
処理篭20〜22内の搦め状物体10に流入する。この
実施例においても、図2の実施例と同様の効果が得られ
る。なお、前処理篭20〜22は、それぞれガイドに沿
って、垂直方向に出し入れ可能に設置されている。
装置2、及び、凝集型濾過装置3の他の実施例を示すブ
ロック線図である。図において、前処理篭20〜22
は、少なくとも、前面並びに後面が網目状体もしくは多
孔体からなり、それぞれ、平板状,立体状,球状の、例
えば、不織布からなる毛羽立状体の搦め状物体10を、
複数個、積層して収容し、ダーティタンク8内に、間隔
を空けて水平方向に設置されている。即ち、図2の実施
例のものは、ポンプ13によって、ダーティタンク8内
の被浄化液体を、強制的に前処理装置2内の搦め状物体
10中に送り込んだのに対して、図8の実施例の物は、
矢印Dの如く、ダーティタンク8内に矢印Aの如く送込
まれる被浄化液体の流速により、被浄化液体は自力で前
処理篭20〜22内の搦め状物体10に流入する。この
実施例においても、図2の実施例と同様の効果が得られ
る。なお、前処理篭20〜22は、それぞれガイドに沿
って、垂直方向に出し入れ可能に設置されている。
【0015】図9は、図1に示す原水タンク1、前処理
装置2、及び、凝集型濾過装置3の他の実施例を示すブ
ロック線図である。図において、前処理容器23〜25
は、少なくとも、底面並びに表面が網目状体もしくは多
孔体からなり、それぞれ、平板状,立体状,球状の、例
えば、不織布からなる毛羽立状体の搦め状物体10を、
複数個、積層して収容し、ダーティタンク8内に間隔を
空けて垂直方向に設置されている。即ち、図8の実施例
のものは、前処理篭20〜22をダーティタンク8内
に、水平方向に設置したのに対して、図9の実施例は、
矢印Eの如く、ダーティタンク8内に前処理容器23〜
25を垂直方向に設置したものであり、図8の実施例と
同様の効果が得られる。また、クリーンタンク9も、第
一クリーンタンク9aと、第二クリーンタンク9bと
に、仕切壁7a,7bによって仕切られ、矢印Eの如
く、前処理容器23〜25内の搦め状物体10中を通過
した被浄化液体は、仕切壁7aを矢印Fの如くオーバー
フローして、第一クリーンタンク9a内に流入し、第一
クリーンタンク9a内の被浄化液体は、凝集型濾過装置
3で浄化されて後、第二クリーンタンク9bに流入す
る。第二クリーンタンク9bに流入した浄化液体は、そ
の一部は矢印Gの如く、第一クリーンタンク9a内に逆
流し、他は、矢印Cの如く流出してリサイクル使用され
る。なお、前処理容器23〜25は、ボルトもしくはバ
ネにより、取外し可能に設置されている。
装置2、及び、凝集型濾過装置3の他の実施例を示すブ
ロック線図である。図において、前処理容器23〜25
は、少なくとも、底面並びに表面が網目状体もしくは多
孔体からなり、それぞれ、平板状,立体状,球状の、例
えば、不織布からなる毛羽立状体の搦め状物体10を、
複数個、積層して収容し、ダーティタンク8内に間隔を
空けて垂直方向に設置されている。即ち、図8の実施例
のものは、前処理篭20〜22をダーティタンク8内
に、水平方向に設置したのに対して、図9の実施例は、
矢印Eの如く、ダーティタンク8内に前処理容器23〜
25を垂直方向に設置したものであり、図8の実施例と
同様の効果が得られる。また、クリーンタンク9も、第
一クリーンタンク9aと、第二クリーンタンク9bと
に、仕切壁7a,7bによって仕切られ、矢印Eの如
く、前処理容器23〜25内の搦め状物体10中を通過
した被浄化液体は、仕切壁7aを矢印Fの如くオーバー
フローして、第一クリーンタンク9a内に流入し、第一
クリーンタンク9a内の被浄化液体は、凝集型濾過装置
3で浄化されて後、第二クリーンタンク9bに流入す
る。第二クリーンタンク9bに流入した浄化液体は、そ
の一部は矢印Gの如く、第一クリーンタンク9a内に逆
流し、他は、矢印Cの如く流出してリサイクル使用され
る。なお、前処理容器23〜25は、ボルトもしくはバ
ネにより、取外し可能に設置されている。
【0016】なお、PH調整装置4として、例えば、硫
酸,塩酸,塩素,オゾン等を用いて調整を行うことが出
来る。
酸,塩酸,塩素,オゾン等を用いて調整を行うことが出
来る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、
【請求項1】の発明によれば、膜装置の前処理として、
液体流通路の前段に設置された吸着剤と、後段に設置さ
れたフイルタとからなる凝集型濾過装置を用い、前記吸
着剤中に被浄化液体を通過させることにより、前記被浄
化液体中の微粒子を凝集させて数百個の大きな塊とし
て、目の粗い前記フイルタで捕捉浄化し、前記凝集型濾
過装置の浄化により上昇した被浄化液体のPH値をPH
調整装置で調整した後、前記凝集型濾過装置で除去でき
なかった被浄化液体中の可溶性不純物を、膜装置で浄化
しているため、環境保全が可能となり、小型の装置で、
用水処理費の大幅な低減が可能となる液体浄化装置を提
供することができる。
液体流通路の前段に設置された吸着剤と、後段に設置さ
れたフイルタとからなる凝集型濾過装置を用い、前記吸
着剤中に被浄化液体を通過させることにより、前記被浄
化液体中の微粒子を凝集させて数百個の大きな塊とし
て、目の粗い前記フイルタで捕捉浄化し、前記凝集型濾
過装置の浄化により上昇した被浄化液体のPH値をPH
調整装置で調整した後、前記凝集型濾過装置で除去でき
なかった被浄化液体中の可溶性不純物を、膜装置で浄化
しているため、環境保全が可能となり、小型の装置で、
用水処理費の大幅な低減が可能となる液体浄化装置を提
供することができる。
【図1】この発明に係る液体浄化装置の一実施例を示す
ブロック線図である。
ブロック線図である。
【図2】図1に示す原水タンク1、前処理装置2、及
び、凝集型濾過装置3の一実施例を示すブロック線図で
ある。
び、凝集型濾過装置3の一実施例を示すブロック線図で
ある。
【図3】ICダイシング排水中のシリコンの粒度分布図
である。
である。
【図4】市水を凝集型濾過装置3で処理した後の性状を
示す。
示す。
【図5】ICダイシング排水を、凝集型濾過装置3とP
H調整装置4と膜装置5によって処理した後の性状を示
す。
H調整装置4と膜装置5によって処理した後の性状を示
す。
【図6】ICダイシング排水を、凝集型濾過装置3とP
H調整装置4と膜装置5とイオン交換樹脂6とによって
処理した後の性状を示す。
H調整装置4と膜装置5とイオン交換樹脂6とによって
処理した後の性状を示す。
【図7】ICダイシング排水を、凝集型濾過装置3とP
H調整装置4とイオン交換樹脂6とによって処理した後
の性状を示す。
H調整装置4とイオン交換樹脂6とによって処理した後
の性状を示す。
【図8】図1に示す原水タンク1、前処理装置2、及
び、凝集型濾過装置3の他の実施例を示すブロック線図
である。
び、凝集型濾過装置3の他の実施例を示すブロック線図
である。
【図9】図1に示す原水タンク1、前処理装置2、及
び、凝集型濾過装置3のさらに他の実施例を示すブロッ
ク線図である。
び、凝集型濾過装置3のさらに他の実施例を示すブロッ
ク線図である。
1:原水タンク 2:前処理装置 3:凝集型濾過装置 4:PH調整装置 5:膜装置 6:イオン交換樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 被浄化液体の流通路の前段に設置された
吸着剤と、前記吸着剤の後段に設置されたフイルタとか
らなり、前記被浄化液体を前記吸着剤中に通過させるこ
とにより、前記被浄化液体中の微粒子を凝集し、数百個
の大きな塊として後、前記フイルタで捕捉する凝集型濾
過装置と、 前記凝集型濾過装置で浄化された前記被浄化液体のPH
値を調整するPH調整装置と、 及び、前記PH調整装置でPH値が調整された前記被浄
化液体を通過させ、前記凝集型濾過装置で除去されなか
った前記被浄化液体中の可溶性不純物を除去する膜装置
とを、 備えたことを特徴とする液体浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9264796A JPH1157692A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 液体浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9264796A JPH1157692A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 液体浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1157692A true JPH1157692A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=17408336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9264796A Pending JPH1157692A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 液体浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1157692A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013054577A1 (ja) * | 2011-10-12 | 2013-04-18 | 株式会社村田製作所 | 加工廃液循環装置及び加工廃液循環方法 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP9264796A patent/JPH1157692A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013054577A1 (ja) * | 2011-10-12 | 2013-04-18 | 株式会社村田製作所 | 加工廃液循環装置及び加工廃液循環方法 |
JPWO2013054577A1 (ja) * | 2011-10-12 | 2015-03-30 | 株式会社村田製作所 | 加工廃液循環装置及び加工廃液循環方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051018 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |