JPH1157388A - 湿度調整装置 - Google Patents

湿度調整装置

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JPH1157388A
JPH1157388A JP9224764A JP22476497A JPH1157388A JP H1157388 A JPH1157388 A JP H1157388A JP 9224764 A JP9224764 A JP 9224764A JP 22476497 A JP22476497 A JP 22476497A JP H1157388 A JPH1157388 A JP H1157388A
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humidity
dehumidifying element
closed container
solid electrolyte
electrolyte membrane
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JP9224764A
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Shiro Yamauchi
四郎 山内
Hajime Nakatani
元 中谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除湿素子の有効反応面積と密閉容器の容積と
から湿度減少の時定数を決定できるようにする。 【解決手段】 水素イオン導電性の固体電解質膜10を
陽極13と陰極16とで挟持して、両極13、16間に
直流電圧を印加し、陽極13側で水を消費し、陰極16
側で酸素を消費して水を生成する除湿素子9を構成し、
除湿素子9の陽極13側が密閉容器7の内側に開放され
るように配置し、密閉容器7の湿度を調整するようにし
た湿度調整装置において、密閉容器7の湿度減少の時定
数τ(h)は、除湿素子7の有効反応面積をS(c
2 )、密閉容器の容積をV(cm3 )としたとき、τ
=V・1.4・10-3/Sにより決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は密閉容器内の湿度
を制御する湿度調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、例えば特開平7−68123
号公報に記載された従来の湿度調整装置である。図14
において、1は開口部1aが設けられた密閉容器、2は
後述の陽極4側が密閉容器1の内側に開放されるように
配置された除湿素子で、水素イオン導電性の固体電解質
膜3が陽極4と陰極5とで挟持されている。6は両極
4、5間に接続された直流電源である。
【0003】次に動作について説明する。図14におい
て、直流電源6から除湿素子2に3Vの直流電圧が印加
されると、陽極4側である密閉容器1内の水分が電気分
解されて、式(2)の反応により酸素が発生すると共
に、密閉容器1内の湿度が低下する。そして、電気分解
により生じた水素イオン(H+ )は固体電解質膜3を通
って陰極5に移動する。また、電子(e- )は直流電源
6を通って陰極5に移動する。 2H2 O→O2 +4H+ +4e- ・・・・・(2) そして、陰極5側では式(3)の反応により陰極5側の
酸素を消費して水を発生する。 O2 +4H+ +4e- →2H2 O ・・・・・(3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の湿度調整装置は
以上のように構成されているので、除湿素子が有効に作
用する有効反応面積、密閉容器の容積及び湿度減少の時
定数の関係が明確でなく、除湿のニーズに最適な除湿素
子の設計が困難であるという問題点があった。
【0005】また、除湿素子が正常に動作しているか否
かの動作確認が困難であるという問題点があった。
【0006】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、除湿素子の有効反応面積と密閉
容器の容積とから湿度減少の時定数を決定できる湿度調
整装置を提供することを目的とする。
【0007】また、湿度減少の時定数を利用して除湿素
子の動作確認ができるようにした湿度調整装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
湿度調整装置は、水素イオン導電性の固体電解質膜を陽
極と陰極とで挟持して、両極間に直流電圧を印加し、陽
極側で水を消費し、陰極側で酸素を消費して水を生成す
る除湿素子を構成し、除湿素子の陽極側が密閉容器の内
側に開放されるように配置し、密閉容器の湿度を調整す
るようにした湿度調整装置において、密閉容器の湿度減
少の時定数τ(h)は、除湿素子の有効反応面積をS
(cm2 )、密閉容器の容積をV(cm3 )としたと
き、式(4)により決定されるものである。 τ=V・1.4・10-3/S ・・・・・(4)
【0009】請求項2の発明に係わる湿度調整装置は、
固体電解質膜の含有水分が大気中の相対湿度に比例し、
温度には非依存性のものである。
【0010】請求項3の発明に係わる湿度調整装置は、
密閉容器内の湿度を除湿素子の電流により検出するもの
である。
【0011】請求項4の発明に係わる湿度調整装置は、
除湿素子の電流の変化により密閉容器内の湿度減少の時
定数を算出して、除湿素子の故障を判断するようにした
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は実施の形態1の構成図である。図
1において、7、8はそれぞれ所定の容積を有する密閉
容器で、それぞれ同じ開口面積の開口部7a、8aを有
する。9は以下の10〜16で構成された除湿素子で、
後述の陽極13が密閉容器7の内側に開放されるよう
に、後述の陰極16が密閉容器8の内側に開放されるよ
うに配置されている。10は固体電解質膜で、例えば水
素イオン導電性の固体電解質として、デュポン(Du
Pont)社製のナフィオン(NAFION:登録商
標)−117を使用する。11は反応層で、固体電解質
膜10と同じ固体電解質の成分を含んだ溶液と水とイソ
プロピルアルコールとに触媒として白金の微粒子を混合
して、固体電解質膜10の表面に塗布又は吹き付けた触
媒層と、触媒層の上面に配置されたチタンエキスパンド
メタルに白金メッキを施した多孔質基材とで形成されて
いる。12は接続端子で、反応層11の表面の露出部分
が所定の有効反応面積になるように、反応層11の多孔
質基材と電気的に接続されている。11、12で陽極1
3が構成されている。
【0013】14は反応層で、陽極13側と同じ触媒層
と、この触媒層の上面に配置された多孔性のカーボンペ
ーパーからなる多孔質基材とで形成されている。15は
接続端子で、反応層14の表面の露出部分が所定の有効
反応面積になるように、反応層14の多孔質基材と電気
的に接続されている。14、15で陰極16が構成され
ている。なお、固体電解質膜10と各極13、16と
は、180℃の温度、40kg/cm2 の圧力で2分間
のホットプレスにより、互いに物理的に一体化されると
共に電気的に接合されている。17は除湿素子9の各極
13、16に接続された直流電源である。
【0014】次に動作について説明する。図1におい
て、直流電源17から除湿素子9に3Vの直流電圧が印
加されると、陽極13側の密閉容器7内の水分が電気分
解されて、式(5)の反応により酸素が発生すると共
に、密閉容器7内の湿度が低下する。そして、電気分解
により生じた水素イオン(H+ )は固体電解質膜10を
通って陰極16に移動する。また、電子(e- )は直流
電源17を接続した外部回路を通って陰極16に移動す
る。 2H2 O→O2 +4H+ +4e- ・・・・・(5) そして、陰極16側では式(6)により陰極16側の密
閉容器8内の酸素を消費して水を発生し、密閉容器8内
が加湿される。 O2 +4H+ +4e- →2H2 O ・・・・・(6)
【0015】図2は、除湿素子9の有効反応面積Sが各
極13、16とも100cm2 で、密閉容器7の容積V
が50,000cm3 として実験したときの密閉容器7
内の相対湿度の変化を示す説明図である。温度は20℃
及び30℃において行ったものである。図2から分かる
ように、密閉容器7内の初期の相対湿度が同じであれ
ば、密閉容器7内の湿度の変化はほぼ同一曲線状にな
る。すなわち、密閉容器7内の湿度は時間の経過と共に
指数関数的に減少し、20℃で60%、及び30℃で6
0%のように初期の相対湿度が等しい場合には温度が異
なっていても、湿度変化の時定数τは同じとなる。
【0016】図3は、図2に示す相対湿度の変化を示す
説明図において設定した、温度及び湿度の条件(20℃
で60%、30℃で60%及び20℃で40%)におけ
る除湿素子9の電流の変化を示す説明図である。
【0017】図4は、絶対湿度(g/m3 )の時間あた
りの変化量に密閉容器7の容積(m3 )を乗じた除湿能
力と絶対湿度との関係を示す説明図である。図4から分
かるように、除湿能力は絶対湿度に比例し、温度には依
存しないことが明らかになった。
【0018】図5は除湿のモデルを示す説明図である。
図5において、n1 は除湿側(密閉容器7内)の単位体
積あたりの水分子の数で、密閉容器7内の湿度に相当す
る。n2 は加湿側(密閉容器8内)の単位体積あたりの
水分子の数で、密閉容器8内の湿度に相当する。V1
密閉容器7の容積、V2 は密閉容器8の容積である。n
は固体電解質10内に存在する単位体積あたりの水分子
の数で、固体電解質膜10内の含有水分、Vは 固体電
解質膜10の体積である。
【0019】Kgは気相から固体電解質膜10へ水分子
が移動する物質移動係数、Ksは固体電解質膜10から
気相へ水分子が移動する物質移動係数である。jは固体
電解質膜10の電流密度、eは水分子の数を電流に換算
する単位の換算係数である。なお、このモデルは次の三
つの仮定を基に設定されている。 (1)電流がI=0の平衡状態において、気相から固体
電解質膜10へ移動する水分移動速度と固体電解質膜1
0から気相へ移動する水分移動速度は等しい。 (2)電流は陽極近傍の水を電気分解することによって
生ずる。 (3)固体電解質膜10に流れる電流は、固体電解質膜
10の含有水分に比例する。
【0020】図5のモデルの関係を定式化すると、式
(7)から式(10)の通りとなる。 dn/dt=1/L{Kg(n1 +n2 )−2Ks・n−j/2e} ・・・(7) dn1 /dt=S/V(−Kg・n1 +Ks・n) ・・・(8) dn2 /dt=S/V(−Kg・n2 +Ks・n+j/2e) ・・・(9) j=2e・Kj・n ・・・(10)
【0021】なお、式(7)は固体電解質膜10内の水
分変化を示す。式(8)は除湿側(密閉容器7内)の湿
度変化を示す。式(9)は加湿側(密閉容器8内)の湿
度変化を示す。式(10)は固体電解質膜10の電流が
含有水分に比例することを示す。式(7)から式(1
0)において、Kjは電流が固体電解質膜10の含有水
分に比例するとした仮定の比例定数で、式(10)にお
いて固体電解質膜9の電流密度jと含有水分nとを計測
して決定される。Lは固体電解質膜10の厚み、Sは除
湿素子9の有効反応面積、Vは除湿側及び加湿側(密閉
容器7、8)の容積、eは水分子の数を電流に換算する
単位の換算係数である。
【0022】式(7)から式(10)を解くにはKg、
Ks、の値が分からなければ解けないので、パラメータ
を実験により求めた。固体電解質膜10の電流I=0の
平衡状態では、式(11)から式(13)に示す関係が
あることを前提として、固体電解質膜10の含有水分n
と気中の含有水分(絶対湿度に対応)とを所定温度毎に
測定した。 Kg・ng=Ks・n ・・・・・(11) Kg=Kg0 ・T1/2 ・・・・・(12) Ks=Ks0 ・exp(−E0 /k・T) ・・・・・(13) ここで、ngは気中(密閉容器7、8)の含有水分、K
0 、Ks0 は実験により求めた温度依存しない比例
定数、Tは絶対温度、E0 は活性化エネルギ、及びkは
ボルツマン定数である。
【0023】Kg、Ksは式(12)及び式(13)に
示すように温度依存性があることを利用し、式(14)
に示すように温度依存項と温度非依存項とに分離した。 loge(n/ng・T1/2 ) =loge(Kg0 /Ks0 )+(E0 /k・T) ・・・・・(14) ここで、Kg0 /Ks0 =2.08・10
-5(K-1/ 2 ) E0 =7.2・10-20 (joule) 以上の結果を図6に示す。これにより密閉空間7内の湿
度変化と除湿素子9に流れる電流をシミュレーションで
予測することが可能になった。
【0024】図7は図1において、除湿素子9の有効反
応面積を100cm2 及び密閉容器7の容積を50,0
00cm3 、初期の相対湿度が20℃で40%としたと
き、密閉容器7内の湿度変化の実測値と計算値とを比較
したものである。また図8は図7と同じ条件において、
固体電解質膜10を流れる電流の電流変化の実測値と計
算値とを比較したものである。いずれも実測値と計算値
とがほぼ同じとなっている。したがって、除湿素子9の
有効反応面積S及び密閉容器7の容積Vを式(7)から
式(10)に適用することにより、湿度減少の時定数を
決定することができる。逆に、湿度減少の時定数と容積
Vとを与えれば、除湿素子9の有効反応面積Sを決定す
ることができる。
【0025】図9は図1において、密閉容器7の容積を
50,000cm3 とし、温度範囲が0℃から30℃
で、除湿素子9の有効反応面積Sをパラメータとして、
密閉容器7内の湿度変化を表したものである。図10は
除湿素子9の有効反応面積をS=100(cm2 )と
し、密閉容器7の容積をパラメータとして、密閉容器7
内の湿度変化を表したものである。図11は除湿素子9
の有効反応面積をS=100(cm2 )としたときの除
湿能力を密閉容器7内の初期の相対湿度をパラメータと
して固体電解質膜10の重量で表している。この場合に
固体電解質膜10の水分含有率(水分の重量(g)と固
体電解質膜の重量(g)との比率)をRW、相対湿度を
RH(%)としたとき、RW=1.257・10-3・R
Hの関係がある。
【0026】図9から図11の結果により、密閉容器7
内の湿度変化の時定数τ(h)は式(15)に示すよう
に、密閉容器7の容積V(cm3 )と除湿素子9の有効
反応面積S(cm2 )との比に1.4・10-3を乗じた
値となる。 τ=V・1.4・10-3/S ・・・・・(15)
【0027】図11から分かるように、固体電解質膜1
0の水分含有率は大気中の相対湿度に比例し、温度には
依存性がない。従って、固体電解質膜10としては水分
含有率が相対湿度に比例し、温度には依存性がないもの
を適用すれば、時定数τの関係式が温度の制約を受ける
ことなく成立する。以上のように、湿度減少の時定数τ
と密閉容器7の容積Vとを与えれば、除湿素子9の有効
反応面積を決定することができる。
【0028】実施の形態2.図12は実施の形態2の構
成図である。図12において、7〜17は実施の形態1
のものと同様のものである。18は湿度検出手段で、密
閉容器8内の湿度を検出する。なお、密閉容器8の容積
は除湿素子9により加湿されても湿度が変化しない程度
に大きい(又は密閉容器8が存在しない)ものとする。
19は湿度演算手段で、湿度検出手段18により検出さ
れた湿度と除湿素子9に流れる電流とから図13により
密閉容器7内の湿度を検出する。なお、図13は密閉容
器8内の湿度ng2 を例えば100%、80%、60
%、40%、20%と一定にしたときの、除湿素子9の
電流密度jと密閉容器7内の湿度ng1 との関係を計測
して作成し、あらかじめ湿度演算手段19に記憶させて
おく。
【0029】次に動作について説明する。図12におい
て、実施の形態1の場合と同様に陽極13側の密閉容器
7内では式(2)により除湿され、陰極16側の密閉容
器8内では式(3)により水が発生する。そして、湿度
演算手段19において固体電解質膜9の含有水分に比例
した電流を式(10)により検出する。さらに、固体電
解質膜10の電流と湿度検出手段18により検出された
密閉容器8内の湿度とから図13の関係により密閉容器
7内の湿度を演算する。
【0030】また、密閉容器7を一旦開放して閉めた
後、電流検出手段18で除湿素子9の電流を検出するこ
とにより、密閉容器7内の湿度減少の状態を知ることが
できる。即ち、除湿素子9の電流の変化から湿度減少の
時定数τを算出することにより、除湿素子9の動作が正
常であるか異常であるかの判断ができる。さらに、除湿
素子9が正常に動作しているときの電流値を予めプログ
ラム化することにより、除湿素子9の異常動作を自動的
に検出することができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明に係わる湿度調整装置
は、除湿素子の有効反応面積をS(cm2 )、密閉容
器の容積をV(cm3 )としたとき、湿度減少の時定数
τ(h)をτ=V・1.4・10-3/Sにより決定する
ことができるので、除湿のニーズに最適な除湿素子の設
計を容易に行うことができる。
【0032】請求項2の発明に係わる湿度調整装置は、
含有水分が大気中の相対湿度に比例し、温度には非依存
性の固体電解質膜を適用することにより、時定数τの関
係式を温度の制約を受けることなく成立させることがで
きる。
【0033】請求項3の発明に係わる湿度調整装置は、
密閉容器内の湿度を除湿素子の電流により検出すること
により、密閉容器内の湿度減少の状態を知ることができ
る。
【0034】請求項4の発明に係わる湿度調整装置は、
除湿素子の電流の変化により密閉容器内の湿度減少の時
定数を算出することにより、除湿素子の動作が正常であ
るか異常であるかの判断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成図である。
【図2】 実施の形態1における相対湿度の変化を示す
説明図である。
【図3】 実施の形態1における除湿素子の電流の変化
を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1における除湿能力と絶対湿度と
の関係を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1における除湿のモデルを示す説
明図である。
【図6】 実施の形態1におけるパラメータの導出を示
す説明図である。
【図7】 実施の形態1における湿度変化の実測値と計
算値との比較を示す説明図である。
【図8】 実施の形態1における電流変化の実測値と計
算値との比較を示す説明図である。
【図9】 実施の形態1における除湿素子の有効反応面
積をパラメータとしたときの密閉容器内の湿度変化を示
す説明図である。
【図10】 実施の形態1における密閉容器の容積をパ
ラメータとしたときの密閉容器内の湿度変化を示す説明
図である。
【図11】 実施の形態1における固体電解質膜の重量
と相対湿度との関係を示す説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態2の構成図である。
【図13】 実施の形態2における固体電解質膜の電流
と湿度との関係を示す説明図である。
【図14】 従来の湿度調整装置を示す構成図である。
【符号の説明】
7 密閉容器、9 除湿素子、10 固体電解質膜、1
3 陽極、16 陰極。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素イオン導電性の固体電解質膜を陽極
    と陰極とで挟持して、上記両極間に直流電圧を印加し、
    上記陽極側で水を消費し、上記陰極側で酸素を消費して
    水を生成する除湿素子を構成し、上記除湿素子の上記陽
    極側が密閉容器の内側に開放されるように配置し、上記
    密閉容器の湿度を調整するようにした湿度調整装置にお
    いて、上記密閉容器の湿度減少の時定数τ(h)は、上
    記除湿素子の有効反応面積をS(cm2 )、上記密閉容
    器の容積をV(cm3 )としたとき、式(1)により決
    定されることを特徴とする湿度調整装置。 τ=V・1.4・10-3/S ・・・・・(1)
  2. 【請求項2】 固体電解質膜は含有水分が大気中の相対
    湿度に比例し、温度には非依存性であることを特徴とす
    る請求項1に記載の湿度調整装置。
  3. 【請求項3】 密閉容器内の湿度を除湿素子の電流によ
    り検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の湿度調整装置。
  4. 【請求項4】 除湿素子の電流の変化により密閉容器内
    の湿度減少の時定数を算出して、上記除湿素子の故障を
    判断するようにしたことを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれか一項に記載の湿度調整装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014206490A (ja) * 2013-04-15 2014-10-30 三菱電機株式会社 除湿素子劣化検出装置および除湿素子劣化検出方法
CN113915836A (zh) * 2021-09-10 2022-01-11 海信(山东)冰箱有限公司 一种冰箱和冰箱除湿控制方法

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