JPH1157126A - 遊戯機用回路基板 - Google Patents

遊戯機用回路基板

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JPH1157126A
JPH1157126A JP23896497A JP23896497A JPH1157126A JP H1157126 A JPH1157126 A JP H1157126A JP 23896497 A JP23896497 A JP 23896497A JP 23896497 A JP23896497 A JP 23896497A JP H1157126 A JPH1157126 A JP H1157126A
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JP
Japan
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circuit
current
circuit board
preventing
resistor
Prior art date
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JP23896497A
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English (en)
Inventor
Etsuya Kaji
越也 加治
Toshio Inoue
利夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAMA KK
Nidec Material Corp
Original Assignee
ASAMA KK
Higashifuji Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by ASAMA KK, Higashifuji Mfg Co Ltd filed Critical ASAMA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源オン時の過渡期における突入電流などの
過電流の防止機能をもつ遊戯機用回路基板を得る。 【解決手段】 入力端子11、12から入力した交流電
圧を直流電圧に変換して遊戯機の負荷に出力するための
整流回路A1と平滑回路A2が構成される遊戯機用回路
基板10において、入力端子11と整流回路A1との間
に、平滑回路A2を構成する平滑コンデンサC1、C2
の充電電流を制限する抵抗Rを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力端子から入
力した交流電圧を直流電圧に変換して遊戯機の負荷に出
力するための整流回路と平滑回路が構成される遊戯機用
回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊戯機用回路基板には、
モータの制御回路部品などが実装されることがあるもの
の、電源オン時の過渡期における突入電流などの過電流
を防止するための構成は備えられていなかった。すなわ
ち、この回路基板には過電流の防止機能がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、入力端子に
交流電圧が入力された瞬間、つまり電源オン時の過渡期
には、平滑回路を構成する平滑コンデンサに対して、理
論上、無限大の突入電流が充電電流として流れてしま
う。しかし、このように従来の回路基板には、過電流の
防止機能がないため、電源オン時の過渡期における過大
な突入電流によって、この回路基板上の実装部品が破壊
されるおそれがあった。また、このような過電流が流れ
たときに、この回路基板の入力端子に接続される交流電
力の供給回路に影響を及ぼすことにもなり、その供給回
路中のヒューズが切れたり、この供給回路中のトランス
に悪影響を与えるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の回路基板が有する課
題を有効に解決すべくなされたもので、電源オン時の過
渡期における突入電流などの過電流の防止機能をもつ遊
戯機用回路基板を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る遊戯機用回路基板は、入力端子から入力した交流
電圧を直流電圧に変換して遊戯機の負荷に出力するため
の整流回路と平滑回路が構成される遊戯機用回路基板で
あって、上記入力端子と整流回路との間および/または
上記整流回路と平滑回路との間に、過電流を防止する電
流制限素子を備えたことを特徴とするものである。
【0006】ここで、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の電流制限素子が、上記平滑回路を構成する平
滑コンデンサの充電電流を制限する抵抗器であることを
特徴とするものである。そして、請求項3に記載の発明
は、上記抵抗器が過電流によって溶断するフューズ抵抗
器であることを特徴とするものであり、他方請求項4に
記載の発明は、当該抵抗器が正特性サーミスタであるこ
とを特徴とするものである。また、請求項5に記載の発
明は、請求項1に記載の電流制限素子がサイリスタであ
ることを特徴とするものである。
【0007】請求項1〜5のいずれかに記載の遊戯機用
回路基板においては、入力端子と整流回路との間および
/または整流回路と平滑回路との間に、過電流を防止す
る電流制限素子を備えたことにより、過電流の防止機能
を発揮し、電源オン時の過渡期における突入電流などが
生じたときに、この回路基板上の実装部品の破壊を防止
するとともに、この回路基板の入力端子および出力端子
に接続される回路への悪影響を回避する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1〜図4は、本発明の第1の実施
形態を説明するための図である。図1において、符号1
0は本実施形態の回路基板であり、例えば、パチンコ台
などの種々の遊戯機に組み込まれる。この回路基板10
には、プリントパターンが形成され、そして種々の電子
部品が実装されており、少なくとも整流回路A1と平滑
回路A2が構成されている。この整流回路A1は、ダイ
オードD1、D2によって構成される半波整流回路とさ
れており、その入力端子11、12に、交流電源1が電
源スイッチ2を介して接続される。平滑回路A2は電解
コンデンサ(平滑コンデンサ)C1、C2によって構成
され、平滑された直流電圧は、ツェナーダイオードZD
とレギュレータREによって安定化されてから、遊戯機
の駆動電圧Vccとしてモータなどの種々の負荷に出力
される。レギュレータREとしては、例えば、内部電圧
固定の3端子のIC電圧レギュレータを用いることがで
きる。
【0009】そして、入力端子11と整流回路A1との
間には、過電流防止用の電流制限素子としての抵抗Rが
接続されている。この抵抗Rは、電源オン時つまり電源
スイッチ2がオンとなった時の過渡期における突入電流
を抑えることになる。この整流回路A1と平滑回路A2
における過渡現象はR−C直列回路によって説明でき、
そのR−C直列回路の過渡現象では、コンデンサCの充
電電流は図4中の演算式によって求まる。また、過電流
防止用の抵抗R、整流回路A1、および平滑回路A2の
接続を模した図2の回路構成において、突入電流が最大
となる条件下、つまりコンデンサCに電荷がなくて、交
流電圧の位相が90゜の最大電圧時に電源スイッチ2が
オンとなった場合、コンデンサCの充電電流Icは図3
のように現れる。ここで、図2における交流電源1は2
6.4V、抵抗Rは1Ω、コンデンサCは220μFで
ある。
【0010】この図2に示す回路構成において、突入電
流IA、交流の実効値E、および抵抗Rは、ダイオード
Dの内部抵抗や基板のパターン抵抗などを考慮しなけれ
ば、理論上、IA=E・21/2/Rの関係にある。例え
ば、この関係式からは、Eが24Vのとき、抵抗Rが0
Ωであれば突入電流IAは無限大、抵抗Rが1Ωであれ
ば突入電流IAは33.34A、抵抗Rが2Ωであれば
突入電流IAは16.97Aとなる。また、図2の回路
構成において、実際に抵抗Rを変えて突入電流IAを測
定したときの実験結果を図5に示す。
【0011】このように、図1中の過電流防止用の抵抗
Rは、この抵抗値に応じて、電源オン時の突入電流を抑
えることになり、この結果、過大な突入電流による悪影
響が回避される。ここで、過大な突入電流による悪影響
としては、例えば、回路基板10上の実装部品の破壊の
他、交流電源1を備えた交流電力の供給回路中にヒュー
ズやトランスが備えられている場合に、そのヒューズや
トランスに与える悪影響などがあり、このような悪影響
は、過電流防止用の抵抗Rによって回避される。なお、
過電流防止用の抵抗Rは、整流回路A1と平滑回路A2
との間に接続してもよい。
【0012】(第2の実施形態)図5は、この発明の第
2の実施形態を説明するための図である。本実施形態に
おける整流回路A1は、4つのダイオードD11、D1
2、D13、D14を用いたブリッジ整流回路、つまり
全波整流回路として構成されており、全波整流された直
流電圧は、平滑回路A2のコンデンサC11(平滑コン
デンサ)により平滑されてから出力されるようになって
いる。そして、入力端子11と整流回路A1との間に、
前述した実施形態と同様に過電流防止用の抵抗Rが接続
されている。この抵抗Rは、前述した第1の実施形態の
場合と同様に、電源オン時の過渡期における突入電流を
抑えることになる。なお、過電流制限用の抵抗Rは、整
流回路A1と平滑回路A2との間に接続してもよい。
【0013】(他の実施形態)なお、過電流防止用の電
流制限素子としての抵抗Rには、種々の抵抗器を用いる
ことができ、例えば、過電流によって溶断するフューズ
抵抗器、あるいは温度上昇とともに抵抗値が増大する正
特性サーミスタ(PTCサーミスタ)などを用いること
ができる。特に、正特性サーミスタを用いた場合には、
回路基板10における直流電圧の出力端子(図示せず)
に接続される出力用コネクタが誤ってショートされた
り、回路基板10からの直流電圧によって駆動される遊
戯機のモータの端子間がショートしたような異常時に、
好適に対応することができる。すなわち、それらの異常
時に正特性サーミスタの抵抗値が増大して過電流を防止
し、その正特性サーミスタ自体を含めて、回路基板10
上の実装部品の破壊を防止することができる。また、こ
の回路基板10の出力端子に接続されるモータなどの負
荷、および回路基板10の入力端子11、12に接続さ
れる交流電力の供給回路への悪影響も回避される。さら
に、この正特性サーミスタは、異常原因が取り除かれる
ことにより元の抵抗値に戻り、回路基板10の機能を復
帰させることになる。
【0014】また、過電流防止用の電流制限素子は抵抗
器のみに特定されず、例えば、電圧を0Vから立ち上げ
るサイリスタ(ゼロクロス)を用いることもできる。こ
のサイリスタを用いた場合には、基本的に突入電流は発
生しなくなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜5のい
ずれかに記載の発明によれば、整流回路と平滑回路が構
成される遊戯機用回路基板において、入力端子と整流回
路との間および/または整流回路と平滑回路との間に、
過電流を防止する電流制限素子を備えているので、回路
基板が過電流の防止機能をもつことができ、この結果、
電源オン時の過渡期における突入電流などが生じたとき
に、この回路基板の実装部品の破壊を防止すると共に、
この回路基板の入力端子および出力端子に接続される回
路への悪影響を回避することができる。
【0016】この際に、電流制限素子として、請求項
2、3または4に記載の発明のように、ヒューズ抵抗
器、正特性サーミスタなどの抵抗器を用いることによ
り、過電流の防止機能を簡易かつ確実に発揮することが
でき、特に、正特性サーミスタを用いた場合には、その
素子自体の破壊も防止できる。また、請求項5に記載の
発明のように、電流制限素子としてサイリスタを用いる
ことにより、電源オン時の突入電流を基本的になくし
て、過電流を確実に防止することができるといった効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を説明するための回
路構成図である。
【図2】図1の回路構成の動作を説明するための回路構
成図である。
【図3】図2の回路構成におけるコンデンサの充電電流
の説明図である。
【図4】図2の回路構成における抵抗と突入電流との関
係の実験結果を示す図表である。
【図5】この発明の第2の実施形態を説明するための回
路構成図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 電源スイッチ 10 回路基板 11、12 入力端子 A1 整流回路 A2 平滑回路 R 抵抗(電流制限素子)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子から入力した交流電圧を直流電
    圧に変換して遊戯機の負荷に出力するための整流回路と
    平滑回路が構成される遊戯機用回路基板において、 上記入力端子と上記整流回路との間および/または上記
    整流回路と上記平滑回路との間に、過電流を防止する電
    流制限素子を備えたことを特徴とする遊戯機用回路基
    板。
  2. 【請求項2】 上記電流制限素子は、上記平滑回路を構
    成する平滑コンデンサの充電電流を制限する抵抗器であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の遊戯機用回路基
    板。
  3. 【請求項3】 上記抵抗器は、過電流によって溶断する
    フューズ抵抗器であることを特徴とする請求項2に記載
    の遊戯機用回路基板。
  4. 【請求項4】 上記抵抗器は、正特性サーミスタである
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊戯機用回路基板。
  5. 【請求項5】 上記電流制限素子は、サイリスタである
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊戯機用回路基板。
JP23896497A 1997-08-20 1997-08-20 遊戯機用回路基板 Pending JPH1157126A (ja)

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Cited By (7)

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