JPH1157120A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JPH1157120A JPH1157120A JP9218698A JP21869897A JPH1157120A JP H1157120 A JPH1157120 A JP H1157120A JP 9218698 A JP9218698 A JP 9218698A JP 21869897 A JP21869897 A JP 21869897A JP H1157120 A JPH1157120 A JP H1157120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- rotating body
- rotator
- detection mark
- detecting
- Prior art date
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- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転体の回転異常の検出など、回転体の回転
状況を素早く、かつ、正確に検出することができるよう
にすると共に、回転体を回転させる際に回転体に異常が
ある場合は、ゲームを開始させないでトラブルの発生を
未然に防ぐ。さらに、回転した絵柄の数を直接カウント
することにより、所定の停止ライン上に停止する停止絵
柄を容易、かつ正確に検出することができる遊技機を提
供する。 【解決手段】 複数種類の絵柄が配列される回転体1を
複数個並べてそれぞれ回転させ、該複数個の回転体を順
次停止させて所定の停止ライン上に停止するそれぞれの
絵柄の組合せに応じて配当をする遊戯機であって、前記
回転体の少なくとも1つの一箇所に該回転体の基準位置
を検出し得る基準位置検出マーク111が設けられると
共に、前記少なくとも1つの回転体の複数箇所に該回転
体の回転状況を検出し得る回転検出マーク112が等間
隔で設けられている。
状況を素早く、かつ、正確に検出することができるよう
にすると共に、回転体を回転させる際に回転体に異常が
ある場合は、ゲームを開始させないでトラブルの発生を
未然に防ぐ。さらに、回転した絵柄の数を直接カウント
することにより、所定の停止ライン上に停止する停止絵
柄を容易、かつ正確に検出することができる遊技機を提
供する。 【解決手段】 複数種類の絵柄が配列される回転体1を
複数個並べてそれぞれ回転させ、該複数個の回転体を順
次停止させて所定の停止ライン上に停止するそれぞれの
絵柄の組合せに応じて配当をする遊戯機であって、前記
回転体の少なくとも1つの一箇所に該回転体の基準位置
を検出し得る基準位置検出マーク111が設けられると
共に、前記少なくとも1つの回転体の複数箇所に該回転
体の回転状況を検出し得る回転検出マーク112が等間
隔で設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばスロット
マシンのように、複数種類の絵柄が設けられる回転体を
たとえば3個並べて回転させ、それぞれの回転体を順次
停止するときの絵柄の組合せによりメダルの払出しなど
の配当をする遊技機に関する。さらに詳しくは、回転体
に基準位置検出マークのみならず、回転状況を検出し得
る回転検出マークが複数個設けられ、停止絵柄の検出を
容易かつ正確に行えたり、1つの回転体の回転状況を確
認してから、つぎの回転体の回転を起動し得るように改
良された遊技機に関する。
マシンのように、複数種類の絵柄が設けられる回転体を
たとえば3個並べて回転させ、それぞれの回転体を順次
停止するときの絵柄の組合せによりメダルの払出しなど
の配当をする遊技機に関する。さらに詳しくは、回転体
に基準位置検出マークのみならず、回転状況を検出し得
る回転検出マークが複数個設けられ、停止絵柄の検出を
容易かつ正確に行えたり、1つの回転体の回転状況を確
認してから、つぎの回転体の回転を起動し得るように改
良された遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンは、外周に何種類
かの絵柄が配列された回胴をたとえば3個並べて回転さ
せ、遊技者が回転する回胴を順次ストップボタンを押す
ことにより、またはランダムタイマーによって設定され
た時間後に、各回胴を停止させて、停止した状態での絵
柄の組合せに応じてメダルなどが払い出される構成にな
っている。
かの絵柄が配列された回胴をたとえば3個並べて回転さ
せ、遊技者が回転する回胴を順次ストップボタンを押す
ことにより、またはランダムタイマーによって設定され
た時間後に、各回胴を停止させて、停止した状態での絵
柄の組合せに応じてメダルなどが払い出される構成にな
っている。
【0003】このスロットマシンは、図6にその一部の
ブロック図が示されるように、絵柄がランダムに設けら
れた帯状体がリールに取り付けられた回胴1a〜1cを
スタートボタン7により一斉に回転させ、ストップボタ
ン8a〜8cにより回胴を1個づつ順次停止させる。こ
の回胴の回転または停止は、ステッピングモータ6a〜
6cのパルス駆動で行われ、スタートボタン7または停
止ボタン8a〜8cからの起動信号または停止信号によ
りモータ駆動回路5a〜5cにより制御される。各回胴
1a〜1cには基準位置検出マーク111が設けられて
おり、センサ9a〜9cにより検出され、その基準位置
の検出から回胴の停止するまでの駆動パルスのパルス数
により、回胴が停止して表示窓の停止ライン上に現れる
絵柄が何であるかを検出し、3個の回胴の停止絵柄の組
合せにより、配当がなされる。
ブロック図が示されるように、絵柄がランダムに設けら
れた帯状体がリールに取り付けられた回胴1a〜1cを
スタートボタン7により一斉に回転させ、ストップボタ
ン8a〜8cにより回胴を1個づつ順次停止させる。こ
の回胴の回転または停止は、ステッピングモータ6a〜
6cのパルス駆動で行われ、スタートボタン7または停
止ボタン8a〜8cからの起動信号または停止信号によ
りモータ駆動回路5a〜5cにより制御される。各回胴
1a〜1cには基準位置検出マーク111が設けられて
おり、センサ9a〜9cにより検出され、その基準位置
の検出から回胴の停止するまでの駆動パルスのパルス数
により、回胴が停止して表示窓の停止ライン上に現れる
絵柄が何であるかを検出し、3個の回胴の停止絵柄の組
合せにより、配当がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスロットマシン
では、各回胴に基準位置検出マークが設けられており、
その検出により停止絵柄が検出されている。この基準位
置検出マークの検出する間隔の時間を測定することによ
り、モータの故障などの回転体に生じた異常を知ること
ができるが、回胴が1回転するには1秒弱かかり、2〜
3周回転しなければ異常を把握することができず、短時
間で回転状況を正確に把握して直ちにフィードバックす
ることができない。
では、各回胴に基準位置検出マークが設けられており、
その検出により停止絵柄が検出されている。この基準位
置検出マークの検出する間隔の時間を測定することによ
り、モータの故障などの回転体に生じた異常を知ること
ができるが、回胴が1回転するには1秒弱かかり、2〜
3周回転しなければ異常を把握することができず、短時
間で回転状況を正確に把握して直ちにフィードバックす
ることができない。
【0005】また、停止絵柄を検出する場合には、基準
位置検出マークの検出から停止までに送り出されたパル
ス数をカウントすることにより行われている。このパル
ス数は回胴を1回転させるのに200パルス程度で行わ
れており、しかも絵柄の数は21個程度であり、絵柄1
個を進ませるのに9パルスと10パルスを交互にカウン
トしなければならない。そのため、基準位置検出マーク
から遠い所の絵柄の検出はパルス数も多くなり複雑にな
るという問題がある。しかも実際に送ったパルス数によ
りどの絵柄が停止ライン上にある筈として判断している
だけで、実際に停止している絵柄が何であるかは確認で
きていない。そのため、たとえば遊技機の正面から押し
つけたり、針金などを突っ込んだりして回胴を停止さ
せ、モータシャフトとスリップさせた場合などはコンピ
ュータにより検出する停止絵柄と実際に停止している絵
柄とが一致せず、トラブルの原因になるという問題があ
る。
位置検出マークの検出から停止までに送り出されたパル
ス数をカウントすることにより行われている。このパル
ス数は回胴を1回転させるのに200パルス程度で行わ
れており、しかも絵柄の数は21個程度であり、絵柄1
個を進ませるのに9パルスと10パルスを交互にカウン
トしなければならない。そのため、基準位置検出マーク
から遠い所の絵柄の検出はパルス数も多くなり複雑にな
るという問題がある。しかも実際に送ったパルス数によ
りどの絵柄が停止ライン上にある筈として判断している
だけで、実際に停止している絵柄が何であるかは確認で
きていない。そのため、たとえば遊技機の正面から押し
つけたり、針金などを突っ込んだりして回胴を停止さ
せ、モータシャフトとスリップさせた場合などはコンピ
ュータにより検出する停止絵柄と実際に停止している絵
柄とが一致せず、トラブルの原因になるという問題があ
る。
【0006】さらに前述のように、各回胴の回転開始は
3個一斉に行われるため、回胴とモータシャフトとの間
のスリップや、ステッピングモータの劣化などに伴う異
常が発生した場合などの、回転に異常が発生していて
も、その異常に気付かずにゲームが開始してしまい、ト
ラブルが生じやすい。しかも、その異常がどの回胴に起
因しているのかが分かりにくいという問題がある。
3個一斉に行われるため、回胴とモータシャフトとの間
のスリップや、ステッピングモータの劣化などに伴う異
常が発生した場合などの、回転に異常が発生していて
も、その異常に気付かずにゲームが開始してしまい、ト
ラブルが生じやすい。しかも、その異常がどの回胴に起
因しているのかが分かりにくいという問題がある。
【0007】また、回転体の回転開始から全ての回転体
の停止までのゲーム時間が一定時間(たとえば4.1
秒)以上になるように法律により規定されており、1ゲ
ームの終了が規定時間より早すぎると、つぎのゲームで
スタートボタンを押しても、たとえば早すぎる時間だけ
回転を始めないという調整時間が設けられる場合があ
る。しかし、スタートボタンを押しても回転体の回転が
始まらないとリズム感が損なわれ、ゲームの興趣が損な
われるという問題がある。
の停止までのゲーム時間が一定時間(たとえば4.1
秒)以上になるように法律により規定されており、1ゲ
ームの終了が規定時間より早すぎると、つぎのゲームで
スタートボタンを押しても、たとえば早すぎる時間だけ
回転を始めないという調整時間が設けられる場合があ
る。しかし、スタートボタンを押しても回転体の回転が
始まらないとリズム感が損なわれ、ゲームの興趣が損な
われるという問題がある。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、回胴などの回転体の回転異常の検出など、回
転体の回転状況を素早く、かつ、正確に検出することが
できる遊技機を提供することを目的とする。
たもので、回胴などの回転体の回転異常の検出など、回
転体の回転状況を素早く、かつ、正確に検出することが
できる遊技機を提供することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、回転した絵柄の数を
直接カウントすることにより、所定の停止ライン上に停
止する停止絵柄を容易に、かつ、正確に検出することが
できる遊技機を提供することにある。
直接カウントすることにより、所定の停止ライン上に停
止する停止絵柄を容易に、かつ、正確に検出することが
できる遊技機を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、回転体を回転
させる際に回転体に異常がある場合は、直ちにその異常
の回転体を特定することができると共に、ゲームを開始
させないでトラブルの発生を未然に防ぐことができる遊
技機を提供することにある。
させる際に回転体に異常がある場合は、直ちにその異常
の回転体を特定することができると共に、ゲームを開始
させないでトラブルの発生を未然に防ぐことができる遊
技機を提供することにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、回転体の回転
の異常を検出しながら、1ゲームの終了までの時間が余
り短くならないように時間稼ぎをすると共に、リズム感
を維持することができる遊技機を提供することにある。
の異常を検出しながら、1ゲームの終了までの時間が余
り短くならないように時間稼ぎをすると共に、リズム感
を維持することができる遊技機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による遊技機は、
複数種類の絵柄が配列される回転体を複数個並べてそれ
ぞれ回転させ、該複数個の回転体を順次停止させて所定
の停止ライン上に停止するそれぞれの絵柄の組合せに応
じて配当をする遊技機であって、前記回転体の少なくと
も1つの一箇所に該回転体の基準位置を検出し得る基準
位置検出マークが設けられると共に、前記少なくとも1
つの回転体の複数箇所に該回転体の回転状況を検出し得
る回転検出マークが等間隔で設けられている。
複数種類の絵柄が配列される回転体を複数個並べてそれ
ぞれ回転させ、該複数個の回転体を順次停止させて所定
の停止ライン上に停止するそれぞれの絵柄の組合せに応
じて配当をする遊技機であって、前記回転体の少なくと
も1つの一箇所に該回転体の基準位置を検出し得る基準
位置検出マークが設けられると共に、前記少なくとも1
つの回転体の複数箇所に該回転体の回転状況を検出し得
る回転検出マークが等間隔で設けられている。
【0013】ここに回転体とは、絵柄がランダムに設け
られた帯状体をリング状にした回胴をリールにより回転
させるものや、円盤の周縁部に円周方向に沿って絵柄が
ランダムに設けられたもので、その円盤を中心部を軸と
して回転するものなど、ランダムに設けられた絵柄を回
転させて停止したときの絵柄を一定の場所に表示させ得
るものを意味する。また、所定の停止ラインとは、たと
えばメダルを1枚投入した場合で、表示窓の中心ライン
に並ぶ1列を絵柄の組合せの対象とする場合には、その
中心の1列が所定の停止ラインとなり、メダルを2枚投
入することにより、その前後の2列を加えた3列を絵柄
の組合せの対象とする場合には、その3列が所定の停止
ラインとなるように、ゲームに応じて絵柄の組合せの対
象となるラインを意味する。さらに、絵柄とは、図形に
限らず、数字や文字などを含み、同じ表示であることを
認識することができる表現を意味する。
られた帯状体をリング状にした回胴をリールにより回転
させるものや、円盤の周縁部に円周方向に沿って絵柄が
ランダムに設けられたもので、その円盤を中心部を軸と
して回転するものなど、ランダムに設けられた絵柄を回
転させて停止したときの絵柄を一定の場所に表示させ得
るものを意味する。また、所定の停止ラインとは、たと
えばメダルを1枚投入した場合で、表示窓の中心ライン
に並ぶ1列を絵柄の組合せの対象とする場合には、その
中心の1列が所定の停止ラインとなり、メダルを2枚投
入することにより、その前後の2列を加えた3列を絵柄
の組合せの対象とする場合には、その3列が所定の停止
ラインとなるように、ゲームに応じて絵柄の組合せの対
象となるラインを意味する。さらに、絵柄とは、図形に
限らず、数字や文字などを含み、同じ表示であることを
認識することができる表現を意味する。
【0014】この構成にすることにより、回転検出マー
クの検出インターバルを短くすることができ、回転体が
1回転以上するのを待たずして回転体に生じる異常を直
ちに検出することができる。
クの検出インターバルを短くすることができ、回転体が
1回転以上するのを待たずして回転体に生じる異常を直
ちに検出することができる。
【0015】前記回転検出マークが、前記回転体に設け
られる絵柄のそれぞれに対応して設けられていることに
より、非常に短いインターバルで回転状況の情報が得ら
れ、直ちに異常を検出することができると共に、基準位
置検出マークの検出からの回転検出マークの検出された
数をカウントすることにより、簡単に停止絵柄を検出す
ることができる。この場合、基準位置検出マークおよび
回転検出マークは各々の回転体に設けられることが好ま
しい。なお、「絵柄のそれぞれに対応して設けられる」
とは、各絵柄ごとにその絵柄から一定距離の場所に設け
られることを意味する。
られる絵柄のそれぞれに対応して設けられていることに
より、非常に短いインターバルで回転状況の情報が得ら
れ、直ちに異常を検出することができると共に、基準位
置検出マークの検出からの回転検出マークの検出された
数をカウントすることにより、簡単に停止絵柄を検出す
ることができる。この場合、基準位置検出マークおよび
回転検出マークは各々の回転体に設けられることが好ま
しい。なお、「絵柄のそれぞれに対応して設けられる」
とは、各絵柄ごとにその絵柄から一定距離の場所に設け
られることを意味する。
【0016】前記回転体が3個以上からなり、該3個以
上の回転体の少なくとも第1および第2の回転体に前記
回転検出マークが設けられ、該第1の回転体の回転を起
動させる信号を発生する第1の起動信号発生手段と、前
記第1の回転体の回転に伴い該第1の回転体の前記回転
検出マークの検出により第2の回転体の回転を起動させ
る信号を発生する第2の起動信号発生手段と、前記第2
の回転体の回転に伴い該第2の回転体の前記回転検出マ
ークの検出により第3の回転体の回転を起動させる信号
を発生する第3の起動信号発生手段とが設けられている
ことにより、前の回転体が正常であることを確認してか
ら、つぎの回転体の回転を起動することができるため、
回転体に異常がある場合はゲームを始めることができず
トラブル防止上好ましい。また、すべての回転体が回転
を始めるまでに時間がかかり、ゲーム時間を長くするこ
とができて早く終わり過ぎることがない反面、少なくと
も1つの回転体は回転しているため、リズム感を維持す
ることができる。
上の回転体の少なくとも第1および第2の回転体に前記
回転検出マークが設けられ、該第1の回転体の回転を起
動させる信号を発生する第1の起動信号発生手段と、前
記第1の回転体の回転に伴い該第1の回転体の前記回転
検出マークの検出により第2の回転体の回転を起動させ
る信号を発生する第2の起動信号発生手段と、前記第2
の回転体の回転に伴い該第2の回転体の前記回転検出マ
ークの検出により第3の回転体の回転を起動させる信号
を発生する第3の起動信号発生手段とが設けられている
ことにより、前の回転体が正常であることを確認してか
ら、つぎの回転体の回転を起動することができるため、
回転体に異常がある場合はゲームを始めることができず
トラブル防止上好ましい。また、すべての回転体が回転
を始めるまでに時間がかかり、ゲーム時間を長くするこ
とができて早く終わり過ぎることがない反面、少なくと
も1つの回転体は回転しているため、リズム感を維持す
ることができる。
【0017】前記第1または第2の回転体の回転検出マ
ークの検出により起動信号を発生させる第2または第3
の起動信号発生手段に前記起動信号の発生を遅延させる
遅延手段が設けられておれば、遊技者によりゲーム時間
が早い場合に、各回転体の回転を始める間隔を長くした
り、前のゲームで不足した時間を稼いで時間を調整する
ことができる。
ークの検出により起動信号を発生させる第2または第3
の起動信号発生手段に前記起動信号の発生を遅延させる
遅延手段が設けられておれば、遊技者によりゲーム時間
が早い場合に、各回転体の回転を始める間隔を長くした
り、前のゲームで不足した時間を稼いで時間を調整する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の遊技機について説明をする。
明の遊技機について説明をする。
【0019】本発明の遊技機は、図2に本発明の遊技機
の実施形態の回転体の説明図が示されるように、回転体
1の一箇所にその回転体の基準位置を検出し得る基準位
置検出マーク111が設けられると共に、その回転体1
の複数箇所にその回転体の回転状況を検出し得る回転検
出マーク112が等間隔で設けられている。そして、こ
の回転検出マーク112を利用して、回転体の回転異常
を即座に検出したり、ゲーム開始時にいずれかの回転体
に異常がある場合はゲームが進行しないようにしたり、
停止絵柄の検出を確実に行える遊技機とされ得るもので
ある。
の実施形態の回転体の説明図が示されるように、回転体
1の一箇所にその回転体の基準位置を検出し得る基準位
置検出マーク111が設けられると共に、その回転体1
の複数箇所にその回転体の回転状況を検出し得る回転検
出マーク112が等間隔で設けられている。そして、こ
の回転検出マーク112を利用して、回転体の回転異常
を即座に検出したり、ゲーム開始時にいずれかの回転体
に異常がある場合はゲームが進行しないようにしたり、
停止絵柄の検出を確実に行える遊技機とされ得るもので
ある。
【0020】図1に本発明の遊技機の一実施形態であ
る、ゲーム開始時に回転体に異常がある場合にゲームを
進行させなくすると共に、ステッピングモータのパルス
をカウントするのではなく、回転する絵柄の個数を直接
カウントして正確に所定の停止ライン上の停止絵柄を検
出する遊技機のブロック図が示されている。この遊技機
の構成は、たとえば第1から第3の回転体1a〜1cの
3個が並列に並べられ、それぞれの回転体1(1a〜1
c)は、第1から第3の起動信号発生手段4a〜4cま
たはストップボタンのような停止手段8a〜8cからの
信号により制御されるモータ駆動回路5a〜5cを介し
て、ステッピングモータ6a〜6cの回転、停止により
回転したり停止するようになっている。
る、ゲーム開始時に回転体に異常がある場合にゲームを
進行させなくすると共に、ステッピングモータのパルス
をカウントするのではなく、回転する絵柄の個数を直接
カウントして正確に所定の停止ライン上の停止絵柄を検
出する遊技機のブロック図が示されている。この遊技機
の構成は、たとえば第1から第3の回転体1a〜1cの
3個が並列に並べられ、それぞれの回転体1(1a〜1
c)は、第1から第3の起動信号発生手段4a〜4cま
たはストップボタンのような停止手段8a〜8cからの
信号により制御されるモータ駆動回路5a〜5cを介し
て、ステッピングモータ6a〜6cの回転、停止により
回転したり停止するようになっている。
【0021】第1の起動信号発生手段4aは、たとえば
ゲーム機の正面に設けられるスタートボタンからなり、
スタートボタンが押されることにより起動信号を発生す
る。第2および第3の起動信号発生手段4b、4cは、
それぞれ第1および第2の回転体1a、1bの回転マー
ク検出手段3a、3bにより回転検出マークを検出し
て、第1および第2の回転体1a、1bが正常に回転し
ていることを検出してから起動信号を発生する。また、
停止手段8a〜8cは、通常ゲーム機の正面に設けられ
るストップボタンからなり、ストップボタンが押される
ことにより停止信号を発生する。そして、各回転体の停
止により、所定の停止ライン上に停止している絵柄が停
止絵柄検出手段10a〜10cにより検出され、その組
合せが入賞しているか否かの判断が入賞判定部11によ
りなされ、入賞の場合にはメダル払出し制御部12によ
り入賞に応じたメダルの払出しが行われる。
ゲーム機の正面に設けられるスタートボタンからなり、
スタートボタンが押されることにより起動信号を発生す
る。第2および第3の起動信号発生手段4b、4cは、
それぞれ第1および第2の回転体1a、1bの回転マー
ク検出手段3a、3bにより回転検出マークを検出し
て、第1および第2の回転体1a、1bが正常に回転し
ていることを検出してから起動信号を発生する。また、
停止手段8a〜8cは、通常ゲーム機の正面に設けられ
るストップボタンからなり、ストップボタンが押される
ことにより停止信号を発生する。そして、各回転体の停
止により、所定の停止ライン上に停止している絵柄が停
止絵柄検出手段10a〜10cにより検出され、その組
合せが入賞しているか否かの判断が入賞判定部11によ
りなされ、入賞の場合にはメダル払出し制御部12によ
り入賞に応じたメダルの払出しが行われる。
【0022】回転体1(1a〜1c)としては、図2
(a)に示されるような帯状体に絵柄が設けられた回胴
で遊技機の正面側から奥方向に円弧を描いて(回転軸は
正面と平行)に回転するもので、いわゆるスロットマシ
ンに用いられるものや、図2(b)に示されるような円
盤の周縁部に円周方向に沿って絵柄が設けられ、遊技機
の正面と平行(回転軸は正面と直角)に回転するものな
どを用いることができる。本発明の遊技機における回転
体1には、図2に示されるように、従来の回転体1の基
準位置検出マーク111の他に、回転体の回転状況を検
出する回転検出マーク112が、回転体に複数個等間隔
で設けられている。この回転検出マーク112は、図2
に示されるように、各絵柄と対応して各絵柄の近く、ま
たは各絵柄から一定の距離のところに設けられることに
より、回転検出マーク112をカウントすれば、回転し
た絵柄の個数を知ることができるため都合がよい。この
回転検出マーク112は、光を透過させるように孔を穿
孔したり透明体を設けて両側から発光素子と受光素子と
で光の透過と不透過とを検知するようにしてもよいし、
反射体を設けて反射光により検出するようにしてもよい
し、磁気インクなどの磁性体を設けて磁気センサにより
検出するようにしてもよいし、基準位置検出マーク11
1のように突起にしてもよい。基準位置検出マーク11
1もこのような種々の態様を採用することができ、回転
検出マーク112の1個と共用にすることもできる。
(a)に示されるような帯状体に絵柄が設けられた回胴
で遊技機の正面側から奥方向に円弧を描いて(回転軸は
正面と平行)に回転するもので、いわゆるスロットマシ
ンに用いられるものや、図2(b)に示されるような円
盤の周縁部に円周方向に沿って絵柄が設けられ、遊技機
の正面と平行(回転軸は正面と直角)に回転するものな
どを用いることができる。本発明の遊技機における回転
体1には、図2に示されるように、従来の回転体1の基
準位置検出マーク111の他に、回転体の回転状況を検
出する回転検出マーク112が、回転体に複数個等間隔
で設けられている。この回転検出マーク112は、図2
に示されるように、各絵柄と対応して各絵柄の近く、ま
たは各絵柄から一定の距離のところに設けられることに
より、回転検出マーク112をカウントすれば、回転し
た絵柄の個数を知ることができるため都合がよい。この
回転検出マーク112は、光を透過させるように孔を穿
孔したり透明体を設けて両側から発光素子と受光素子と
で光の透過と不透過とを検知するようにしてもよいし、
反射体を設けて反射光により検出するようにしてもよい
し、磁気インクなどの磁性体を設けて磁気センサにより
検出するようにしてもよいし、基準位置検出マーク11
1のように突起にしてもよい。基準位置検出マーク11
1もこのような種々の態様を採用することができ、回転
検出マーク112の1個と共用にすることもできる。
【0023】回転体1に設けられる絵柄は、複数種類の
絵柄がランダムに配列されているが、各々の遊技機の各
回転体においてはその絵柄の順番が一定で各遊技機のマ
イクロコンピュータに登録されており、どの回転体では
一定の基準位置から何番目の絵柄はどういう絵柄である
かが認識されている。この回転体の一定の基準位置とし
て、図2に示されるように、基準位置検出マーク111
が設けられており、センサからなる基準位置検出手段2
(2a〜2c)でこの基準位置検出マーク111を検出
することにより、常に回転体の基準位置検出マーク11
1が一定場所を通過するときを知ることができるように
なっている。同様に、センサからなる回転マーク検出手
段3(3a〜3c)により回転検出マーク112を検出
することにより、その検出のインターバルにより所定の
スピードで回転体が回転しているか否か、またはその検
出の数をカウントすることにより基準位置検出マーク1
11を検出したときから絵柄が何個進んだかを知ること
ができる。
絵柄がランダムに配列されているが、各々の遊技機の各
回転体においてはその絵柄の順番が一定で各遊技機のマ
イクロコンピュータに登録されており、どの回転体では
一定の基準位置から何番目の絵柄はどういう絵柄である
かが認識されている。この回転体の一定の基準位置とし
て、図2に示されるように、基準位置検出マーク111
が設けられており、センサからなる基準位置検出手段2
(2a〜2c)でこの基準位置検出マーク111を検出
することにより、常に回転体の基準位置検出マーク11
1が一定場所を通過するときを知ることができるように
なっている。同様に、センサからなる回転マーク検出手
段3(3a〜3c)により回転検出マーク112を検出
することにより、その検出のインターバルにより所定の
スピードで回転体が回転しているか否か、またはその検
出の数をカウントすることにより基準位置検出マーク1
11を検出したときから絵柄が何個進んだかを知ること
ができる。
【0024】第2および第3の起動信号発生手段4b、
4cは、カウンタと、予め設定された数とカウンタによ
りカウントされた数とを比較する比較部とを有し、回転
マーク検出手段3a、3bにより検出される回転検出マ
ーク(図2の112参照)の数をカウントし、所定時間
内にその数が予め設定された数に達したときに、たとえ
ば「1」(ハイ)の起動信号を発生し、モータ駆動回路
5b、5cに送る構成になっている。起動信号を発生す
るときの予め設定されるカウント数は、通常は10個程
度(回転体の半回転程度)にすれば回転体の異常を充分
に検出すると共に、1ゲームのゲーム時間を稼ぐことが
できる。このカウント数を多くすれば1ゲームの遊技時
間を長くすることができ、少なくすれば1ゲーム当たり
の遊技時間を短くすることができるため、ゲーム時間に
応じて自由に設定することができる。この設定されるカ
ウント数は、第2と第3の起動信号発生手段4b、4c
とで異ならせることができる。また、遊技者の遊技時間
の習性に応じて、自動的にカウント数を多くする遅延手
段を設けることにより、所定の時間より早く1ゲームを
終了する遊技者には回転の始動時に時間を稼いだり、前
のゲーム時間の不足分を消化することができる。
4cは、カウンタと、予め設定された数とカウンタによ
りカウントされた数とを比較する比較部とを有し、回転
マーク検出手段3a、3bにより検出される回転検出マ
ーク(図2の112参照)の数をカウントし、所定時間
内にその数が予め設定された数に達したときに、たとえ
ば「1」(ハイ)の起動信号を発生し、モータ駆動回路
5b、5cに送る構成になっている。起動信号を発生す
るときの予め設定されるカウント数は、通常は10個程
度(回転体の半回転程度)にすれば回転体の異常を充分
に検出すると共に、1ゲームのゲーム時間を稼ぐことが
できる。このカウント数を多くすれば1ゲームの遊技時
間を長くすることができ、少なくすれば1ゲーム当たり
の遊技時間を短くすることができるため、ゲーム時間に
応じて自由に設定することができる。この設定されるカ
ウント数は、第2と第3の起動信号発生手段4b、4c
とで異ならせることができる。また、遊技者の遊技時間
の習性に応じて、自動的にカウント数を多くする遅延手
段を設けることにより、所定の時間より早く1ゲームを
終了する遊技者には回転の始動時に時間を稼いだり、前
のゲーム時間の不足分を消化することができる。
【0025】停止絵柄検出手段10(10a〜10c)
は、回転検出マークの検出回数をカウントするカウンタ
と、予め記憶された絵柄配列の順序と比較する比較部と
を有し、基準位置検出手段2により基準位置検出マーク
(図2の111)を検出する度にカウンタを0にリセッ
トし、その後の回転検出マークの検出回数、すなわち絵
柄の進んだ数をカウントし、回転体が停止したときの所
定の停止ライン上の停止絵柄が何であるかを検出する構
成になっている。なお、所定の停止ラインは、図3に停
止絵柄の表示部が示されるように、投入されるメダルの
数が1枚の場合はセンターのL1のみになり、投入メダ
ルが2枚のときはさらにその前後のL2とL3が加えら
れた3列が対象となり、投入メダルが3枚のときはさら
に斜めのL4とL5が加えられた5列が対象となり、遊
技時に投入されるメダルの枚数に応じた所定の停止ライ
ン上の絵柄が検出される。
は、回転検出マークの検出回数をカウントするカウンタ
と、予め記憶された絵柄配列の順序と比較する比較部と
を有し、基準位置検出手段2により基準位置検出マーク
(図2の111)を検出する度にカウンタを0にリセッ
トし、その後の回転検出マークの検出回数、すなわち絵
柄の進んだ数をカウントし、回転体が停止したときの所
定の停止ライン上の停止絵柄が何であるかを検出する構
成になっている。なお、所定の停止ラインは、図3に停
止絵柄の表示部が示されるように、投入されるメダルの
数が1枚の場合はセンターのL1のみになり、投入メダ
ルが2枚のときはさらにその前後のL2とL3が加えら
れた3列が対象となり、投入メダルが3枚のときはさら
に斜めのL4とL5が加えられた5列が対象となり、遊
技時に投入されるメダルの枚数に応じた所定の停止ライ
ン上の絵柄が検出される。
【0026】各回転体の停止により所定の停止ライン上
に停止したそれぞれの絵柄は入賞判定部11に送られ、
各回転体の停止絵柄の組合せが、予め定められた入賞の
絵柄の組合せと一致するか否かの判定をする。そして、
入賞している場合にはメダル払出し制御部12を経て所
定の数のメダルが払い出される。なお、この停止絵柄の
検出および入賞か否かの判定は、マイクロコンピュータ
によりなされ、従来の3個の回転体が止ったときに3個
の絵柄が揃って入賞したか否かを検出するために行う方
法と同じである。
に停止したそれぞれの絵柄は入賞判定部11に送られ、
各回転体の停止絵柄の組合せが、予め定められた入賞の
絵柄の組合せと一致するか否かの判定をする。そして、
入賞している場合にはメダル払出し制御部12を経て所
定の数のメダルが払い出される。なお、この停止絵柄の
検出および入賞か否かの判定は、マイクロコンピュータ
によりなされ、従来の3個の回転体が止ったときに3個
の絵柄が揃って入賞したか否かを検出するために行う方
法と同じである。
【0027】つぎに、図4〜5に示されるフローチャー
トを参照しながら図1に示される遊技機の動作について
説明をする。
トを参照しながら図1に示される遊技機の動作について
説明をする。
【0028】まず、図4に示されるように、所定のメダ
ルが投入され、スタートボタン(第1の起動信号発生手
段)を作動させることにより第1の起動信号が発生し
(S1)、第1の回転体が始動する(S2)。第1の回
転体が回転を始めたら、回転検出マークを回転マーク検
出手段により検出し、その数をカウントする(S3)。
回転検出マークのカウント数が所定の時間内に所定の数
aに達したか否かを調べ(S4)、達していれば(YE
S)第2の起動信号を発生させる(S5)。所定の時間
内に所定の数aに達していなければ(NO)さらに回転
を続けて同様に繰り返す。第2の起動信号発生手段から
の起動信号の発生により、第2の回転体の回転を始める
(S6)。第1の回転体と同様に第2の回転体の回転検
出マークの検出を行いその数をカウントする(S7)。
そしてそのカウント数が所定の時間内に所定の数bに達
したか否かを調べ(S8)、達していれば(YES)第
3の起動信号を発生させる(S9)。所定の時間内に所
定の数bに達していなければ(NO)さらに回転を続け
て同様に繰り返す。第3の回転体が回転する(S10)
ことにより全ての回転体が回転し(S11)、ゲームの
本番(回転体の停止動作)に突入する。
ルが投入され、スタートボタン(第1の起動信号発生手
段)を作動させることにより第1の起動信号が発生し
(S1)、第1の回転体が始動する(S2)。第1の回
転体が回転を始めたら、回転検出マークを回転マーク検
出手段により検出し、その数をカウントする(S3)。
回転検出マークのカウント数が所定の時間内に所定の数
aに達したか否かを調べ(S4)、達していれば(YE
S)第2の起動信号を発生させる(S5)。所定の時間
内に所定の数aに達していなければ(NO)さらに回転
を続けて同様に繰り返す。第2の起動信号発生手段から
の起動信号の発生により、第2の回転体の回転を始める
(S6)。第1の回転体と同様に第2の回転体の回転検
出マークの検出を行いその数をカウントする(S7)。
そしてそのカウント数が所定の時間内に所定の数bに達
したか否かを調べ(S8)、達していれば(YES)第
3の起動信号を発生させる(S9)。所定の時間内に所
定の数bに達していなければ(NO)さらに回転を続け
て同様に繰り返す。第3の回転体が回転する(S10)
ことにより全ての回転体が回転し(S11)、ゲームの
本番(回転体の停止動作)に突入する。
【0029】つぎに、図5に示されるように、第1の停
止手段(停止ボタン)が押されて作動しているか否かを
調べ(S12)、停止ボタンが押されていれば(YE
S)第1の回転体を停止させる(S13)。停止手段が
作動していなければ(NO)さらに回転を続ける。第1
の回転体が停止したら停止絵柄検出手段によりその停止
絵柄が何であるかを検出する(S14)。つぎに、第2
の停止手段が作動しているか否かを調べ(S15)、停
止ボタンが押されていれば(YES)第2の回転体を停
止させる(S16)。停止手段が作動していなければ
(NO)さらに回転を続ける。第2の回転体が停止した
ら停止絵柄検出手段によりその停止絵柄が何であるかを
検出する(S17)。つぎに、第3の停止手段が作動し
ているか否かを調べ(S18)、停止ボタンが押されて
いれば(YES)第3の回転体を停止させる(S1
9)。停止手段が作動していなければ(NO)さらに回
転を続ける。第3の回転体が停止したら停止絵柄検出手
段により停止絵柄が何であるかを検出する(S20)。
その後、第1から第3の回転体の停止絵柄の組合せが所
定の入賞の組合せと一致しているか否かを調べ(S2
1)、入賞していなければ(NO)ゲームが終了し、入
賞していれば(YES)メダルの払出しが行われ(S2
2)、ゲームは終了する。
止手段(停止ボタン)が押されて作動しているか否かを
調べ(S12)、停止ボタンが押されていれば(YE
S)第1の回転体を停止させる(S13)。停止手段が
作動していなければ(NO)さらに回転を続ける。第1
の回転体が停止したら停止絵柄検出手段によりその停止
絵柄が何であるかを検出する(S14)。つぎに、第2
の停止手段が作動しているか否かを調べ(S15)、停
止ボタンが押されていれば(YES)第2の回転体を停
止させる(S16)。停止手段が作動していなければ
(NO)さらに回転を続ける。第2の回転体が停止した
ら停止絵柄検出手段によりその停止絵柄が何であるかを
検出する(S17)。つぎに、第3の停止手段が作動し
ているか否かを調べ(S18)、停止ボタンが押されて
いれば(YES)第3の回転体を停止させる(S1
9)。停止手段が作動していなければ(NO)さらに回
転を続ける。第3の回転体が停止したら停止絵柄検出手
段により停止絵柄が何であるかを検出する(S20)。
その後、第1から第3の回転体の停止絵柄の組合せが所
定の入賞の組合せと一致しているか否かを調べ(S2
1)、入賞していなければ(NO)ゲームが終了し、入
賞していれば(YES)メダルの払出しが行われ(S2
2)、ゲームは終了する。
【0030】本発明によれば、回転体に基準位置検出マ
ークのみならず、回転状況を検出することができる複数
個の回転検出マークが等間隔に設けられているため、回
転体の回転の様子を直接検出することができる。そのた
め、回転体とモータシャフトとの間でスリップをした
り、モータに劣化による異常などが生じた場合、直ちに
その異常を知ることができる。
ークのみならず、回転状況を検出することができる複数
個の回転検出マークが等間隔に設けられているため、回
転体の回転の様子を直接検出することができる。そのた
め、回転体とモータシャフトとの間でスリップをした
り、モータに劣化による異常などが生じた場合、直ちに
その異常を知ることができる。
【0031】また、回転検出マークが回転体に設けられ
る絵柄のピッチと同じピッチで設けられることにより、
回転検出マークの数をカウントすることにより、基準位
置から送られた絵柄の個数を正確に得ることができる。
その結果、数が多くて絵柄間によりその数が異なるステ
ッピングモータの駆動パルスをカウントすることなく、
直接絵柄の数をカウントすることができ、スリップなど
が生じても検出絵柄に狂いが生じなくてトラブルの原因
にはならない。
る絵柄のピッチと同じピッチで設けられることにより、
回転検出マークの数をカウントすることにより、基準位
置から送られた絵柄の個数を正確に得ることができる。
その結果、数が多くて絵柄間によりその数が異なるステ
ッピングモータの駆動パルスをカウントすることなく、
直接絵柄の数をカウントすることができ、スリップなど
が生じても検出絵柄に狂いが生じなくてトラブルの原因
にはならない。
【0032】さらに、従来はステッピングモータのパル
ス数により、所定の停止ライン上に絵柄が停止している
ものとして行っているため、スリップなどの異常が発生
した場合、丁度停止ライン上に停止しない場合が発生し
得るが、本発明によれば、絵柄に対応した回転検出マー
クを検出しているため、回転検出マークが所定のセンサ
の位置に到達していないときは絵柄がづれていることを
示しており、丁度回転検出マークを検出することができ
る位置まで回転させることにより、正確な位置に停止さ
せることができる。この方式により行えば、ステッピン
グモータを使用しなくても、回転検出マークを検出して
モータの停止を制御することにより、通常の電子モータ
を使用することもできる。
ス数により、所定の停止ライン上に絵柄が停止している
ものとして行っているため、スリップなどの異常が発生
した場合、丁度停止ライン上に停止しない場合が発生し
得るが、本発明によれば、絵柄に対応した回転検出マー
クを検出しているため、回転検出マークが所定のセンサ
の位置に到達していないときは絵柄がづれていることを
示しており、丁度回転検出マークを検出することができ
る位置まで回転させることにより、正確な位置に停止さ
せることができる。この方式により行えば、ステッピン
グモータを使用しなくても、回転検出マークを検出して
モータの停止を制御することにより、通常の電子モータ
を使用することもできる。
【0033】さらに、前述の例のように、スタートボタ
ンにより第1の回転体の回転を起動し、その回転体の回
転の正常性を検出することにより第2の回転体の起動を
し、さらに第2の回転体の回転の正常性を検出してか
ら、第3の回転体の回転を起動することにより、もし回
転体に何らかの異常がある場合にはすべての回転体が回
転せず、ゲームが始まらない。そのため、トラブルが生
じることがないと共に、どの回転体に異常があるかが直
ちに判明し、原因の究明に非常に役立つ。
ンにより第1の回転体の回転を起動し、その回転体の回
転の正常性を検出することにより第2の回転体の起動を
し、さらに第2の回転体の回転の正常性を検出してか
ら、第3の回転体の回転を起動することにより、もし回
転体に何らかの異常がある場合にはすべての回転体が回
転せず、ゲームが始まらない。そのため、トラブルが生
じることがないと共に、どの回転体に異常があるかが直
ちに判明し、原因の究明に非常に役立つ。
【0034】さらに、回転体を一斉に回転させないで1
個づつ回転させることにより、ゲーム時間を長くするこ
とができ、ゲーム時間が法律の規定より早く終了しない
ように各回転体の起動のインターバルを調整をすること
ができる。その場合でも、従来のようにスタートボタン
を押しても全然回転体が回転しないのではなく、1個づ
つ回転体が順次回転するため遊技者に違和感はなく、リ
ズム感を損なうことがない。なお、各回転体の回転の起
動のインターバルは自由に設定することができ、さらに
遊技者の習性によりゲーム時間が短いときは、遅延手段
を作動させて、自動的にインターバルを長くしたり、前
のゲームの時間不足を消化することができる。
個づつ回転させることにより、ゲーム時間を長くするこ
とができ、ゲーム時間が法律の規定より早く終了しない
ように各回転体の起動のインターバルを調整をすること
ができる。その場合でも、従来のようにスタートボタン
を押しても全然回転体が回転しないのではなく、1個づ
つ回転体が順次回転するため遊技者に違和感はなく、リ
ズム感を損なうことがない。なお、各回転体の回転の起
動のインターバルは自由に設定することができ、さらに
遊技者の習性によりゲーム時間が短いときは、遅延手段
を作動させて、自動的にインターバルを長くしたり、前
のゲームの時間不足を消化することができる。
【0035】また、回転体の回転の異常を直ちに検出す
ることができるため、ゲーム中に遊技台の正面から押し
付けて回転体を停止させたり、針金を挿入して回転体を
停止させたりして異常が発生した場合でも、直ちにその
異常を検出することができ、不正の防止にも非常に役に
立つ。
ることができるため、ゲーム中に遊技台の正面から押し
付けて回転体を停止させたり、針金を挿入して回転体を
停止させたりして異常が発生した場合でも、直ちにその
異常を検出することができ、不正の防止にも非常に役に
立つ。
【0036】なお、前述の例では、すべての回転体に回
転検出マークが設けられていたが、その目的によっては
全ての回転体に設けられなくてもよい。たとえば各回転
体の回転状況を検出してからつぎの回転体の回転を起動
する場合、最後に回転する回転体には回転検出マークは
設けられていなくてもよい。また、各絵柄に対応して回
転検出マークが設けられていなくても、回転体に複数個
の回転検出マークが等間隔で設けられることにより、従
来の1個の基準位置検出マークより遥かに早く回転体の
回転状況を検出することができる。さらに、以上の例で
は回転体が3個の例であったが、4個以上の回転体でも
同様である。
転検出マークが設けられていたが、その目的によっては
全ての回転体に設けられなくてもよい。たとえば各回転
体の回転状況を検出してからつぎの回転体の回転を起動
する場合、最後に回転する回転体には回転検出マークは
設けられていなくてもよい。また、各絵柄に対応して回
転検出マークが設けられていなくても、回転体に複数個
の回転検出マークが等間隔で設けられることにより、従
来の1個の基準位置検出マークより遥かに早く回転体の
回転状況を検出することができる。さらに、以上の例で
は回転体が3個の例であったが、4個以上の回転体でも
同様である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、回転体に基準位置検出
マークの他に、回転状況を検出する回転検出マークが設
けられているため、回転の異常を直ちに把握することが
できる。そのため、ゲーム開始時に回転体の回転状況を
1個づつ検出しながら回転をすることができ、異常があ
る場合にはすべての回転体が回転せず、ゲームを開始さ
せなくすることができる。その結果、トラブルの発生を
未然に防止することができると共に、異常のある回転体
を即座に把握することができ、機敏に対応することがで
きる。
マークの他に、回転状況を検出する回転検出マークが設
けられているため、回転の異常を直ちに把握することが
できる。そのため、ゲーム開始時に回転体の回転状況を
1個づつ検出しながら回転をすることができ、異常があ
る場合にはすべての回転体が回転せず、ゲームを開始さ
せなくすることができる。その結果、トラブルの発生を
未然に防止することができると共に、異常のある回転体
を即座に把握することができ、機敏に対応することがで
きる。
【0038】さらに、不正により回転に異常が生じた場
合でも、直ちにその異常を検出することができるため、
不正の防止にも役に立つ。
合でも、直ちにその異常を検出することができるため、
不正の防止にも役に立つ。
【0039】また、各絵柄に対応して回転検出マークを
設けることにより、送られた絵柄を正確にカウントする
ことができる。その結果、実際に停止した絵柄とコンピ
ュータにより停止しているとする絵柄に狂いが生じた
り、正確に停止ライン上に絵柄がこなかったりすること
がなく、トラブルの発生を防止することができる。さら
に、回転検出マークにより停止位置の制御をすることが
できるため、ステッピングモータを使用しないで、通常
の電子モータを使用することもできる。
設けることにより、送られた絵柄を正確にカウントする
ことができる。その結果、実際に停止した絵柄とコンピ
ュータにより停止しているとする絵柄に狂いが生じた
り、正確に停止ライン上に絵柄がこなかったりすること
がなく、トラブルの発生を防止することができる。さら
に、回転検出マークにより停止位置の制御をすることが
できるため、ステッピングモータを使用しないで、通常
の電子モータを使用することもできる。
【図1】本発明の遊技機の一実施形態の主要部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】回転体の例を示す図である。
【図3】図1の遊技機の絵柄表示部の説明図である。
【図4】図1の遊技機の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】図1の遊技機の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図6】従来のスロットマシンの主要部のブロック図で
ある。
ある。
1a〜1c 回転体 4a〜4c 起動信号発生手段 8a〜8c 停止手段 111 基準位置検出マーク 112 回転検出マーク
Claims (5)
- 【請求項1】 複数種類の絵柄が配列される回転体を複
数個並べてそれぞれ回転させ、該複数個の回転体を順次
停止させて所定の停止ライン上に停止するそれぞれの絵
柄の組合せに応じて配当をする遊戯機であって、前記回
転体の少なくとも1つの一箇所に該回転体の基準位置を
検出し得る基準位置検出マークが設けられると共に、前
記少なくとも1つの回転体の複数箇所に該回転体の回転
状況を検出し得る回転検出マークが等間隔で設けられて
なる遊技機。 - 【請求項2】 前記回転検出マークが、前記回転体に設
けられる絵柄のそれぞれに対応して設けられてなる請求
項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記回転検出マークが前記複数個の回転
体のそれぞれに設けられ、かつ、前記基準位置検出マー
クが前記複数個の回転体のそれぞれに設けられ、前記回
転検出マークの検出と前記基準位置検出マークの検出と
により所定の停止ライン上の停止絵柄を検出する請求項
2記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記回転体が3個以上からなり、該3個
以上の回転体の少なくとも第1および第2の回転体に前
記回転検出マークが設けられ、該第1の回転体の回転を
起動させる信号を発生する第1の起動信号発生手段と、
前記第1の回転体の回転に伴い該第1の回転体の前記回
転検出マークの検出により第2の回転体の回転を起動さ
せる信号を発生する第2の起動信号発生手段と、前記第
2の回転体の回転に伴い該第2の回転体の前記回転検出
マークの検出により第3の回転体の回転を起動させる信
号を発生する第3の起動信号発生手段とが設けられてな
る請求項1、2または3記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記第1または第2の回転体の回転検出
マークの検出により起動信号を発生させる第2または第
3の起動信号発生手段に前記起動信号の発生を遅延させ
る遅延手段が設けられてなる請求項4記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9218698A JPH1157120A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9218698A JPH1157120A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1157120A true JPH1157120A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16724024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9218698A Pending JPH1157120A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1157120A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000803A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-07 | Konami Co Ltd | スロットマシン |
JP2009160218A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
JP2017153723A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP9218698A patent/JPH1157120A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000803A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-07 | Konami Co Ltd | スロットマシン |
JP2009160218A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
JP2017153723A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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Legal Events
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