JPH1156939A - 健康器具 - Google Patents

健康器具

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JPH1156939A
JPH1156939A JP9221696A JP22169697A JPH1156939A JP H1156939 A JPH1156939 A JP H1156939A JP 9221696 A JP9221696 A JP 9221696A JP 22169697 A JP22169697 A JP 22169697A JP H1156939 A JPH1156939 A JP H1156939A
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JP
Japan
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chest
frame
head holding
bed
head
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JP9221696A
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Takako Noma
孝子 野間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胸部を解きほぐす運動をすることができなか
った。 【解決手段】 寝台部20の一端に仰向け状態で頭部を
載置するとともに円弧を描くように上下方向に揺動可能
な頭部保持部21を形成するとともに、頭部保持部21
から別の一端に向けての寝台部20内に枠体40を揺動
可能に延設し、支持体50にて同枠体40を上下方向に
揺動させるようにしたため、頭部保持部21を上下方向
に揺動させつつ、枠体40に形成された胸部押上枠44
にて胸部を下側から押し上げることになり、胸部を解き
ほぐすことが可能な健康器具を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康器具に関し、
特に、マッサージ効果を有する健康器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては、患部を直
接揉んだり、叩いたりして筋肉を弛緩させるものや、専
用の電極を患部に密着させて低周波電流を流すことによ
り同様の効果を得るものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の健康器
具においては、次のような課題があった。
【0004】筋肉を弛緩させて、凝りや張りなどを和ら
げることができるものの、背筋の伸長運動など、胸部を
解きほぐすことができなかった。本発明は、上記課題に
鑑みてなされたもので、胸部を解きほぐすことが可能な
健康器具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、仰向け状態で頭部を載置
する頭部保持部と、この頭部保持部を首の付け根部位を
略中心として円弧を描いて上下させる上下揺動機構とを
備えた構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、利用者は仰向けになって頭部保持部に自
身の頭部を載置し、上下揺動機構は利用者の首の付け根
部位を中心として円弧を描くように頭部保持部を上下す
る。すると、この上下揺動に伴って利用者の胸部は伸縮
を繰り返して解きほぐされる。ここにおける上下揺動機
構は、頭部保持部を上下揺動することにより利用者の胸
部を伸縮することができればよい。従って、利用者の頭
部は首の付け根部位を中心として円弧状に上下揺動する
というものの、同中心が厳密に首の付け根部位である必
要はなく、胸を開かせるような位置であれば多少上下し
てもかまわない。例えば、頭部保持部が上下揺動するこ
とにより上半身を弓なりに反らすようなものも当然に含
む。
【0007】この上下揺動機構の具体的な構成として
は、例えば、頭部保持部を上下方向に回動可能に支持し
ておき、リニアモータを用いるなどして同頭部保持部を
上下方向に往復動させるものであってもよいし、通常の
回転モータとギア機構などを用いて上下させるようにし
てもよい。むろん、この構成に限定されることはなく、
種々の形態のものを適用可能である。さらには、所定の
タイマ機構を適用してある一定期間だけ頭部保持部を上
下させるなど、利便性を向上させる機能を付加するよう
にしてもよい。
【0008】上記のように胸部を解きほぐすにあたって
は、利用者がリラックスした状態で行うのが望ましく、
実際には椅子やリクライニングシートに組み込むように
すればよいが、むろん、この構成に限定されることはな
い。例えば、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載
の健康器具において、上記頭部保持部をベッドと一体に
組み込んだ構成としてある。すなわち、利用者はベッド
と一体に形成された頭部保持部に自身の頭部を載置して
仰向けに横たわり、最もリラックスした状態で胸部を解
きほぐすことができる。
【0009】また、別の一例として、請求項3にかかる
発明は、請求項1に記載の健康器具において、上記頭部
保持部を枕と一体に組み込んだ構成としてある。すなわ
ち、枕型とすることにより、持ち運びが便利になって利
用しない場合は容易に収納することも可能であるし、ス
ペースの問題などで利用場所が限定されることはない。
ところで、上述したものにおいては、頭部保持部を上下
動させて利用者の胸部を伸長するものであったが、むろ
ん、胸部を伸長させることができれば、かかる構成に限
定されることはない。そこで、請求項4にかかる発明
は、仰向け状態で胸部の中央下側を押し上げる胸部押上
機構を備えた構成としてある。
【0010】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、胸部押上機構が利用者が仰向けの状態で
胸部の中央下側を押し上げると、同胸部は左右に押し広
げられるようにして伸長されて解きほぐされる。むろ
ん、胸部の押し上げと連動して頭部を上下動させるよう
にしてもよく、適宜変更可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、利用者の
首の付け根部位を略中心として円弧を描いて上下させる
ようにしたため、全体として胸部の伸長運動をすること
が可能な健康器具を提供することができる。
【0012】また、請求項2にかかる発明によれば、頭
部保持部をベッドと一体にしたため、最もリラックスし
た状態で胸部の伸長運動をすることができる。さらに、
請求項3にかかる発明によれば、頭部保持部を枕と一体
にしたため、持ち運びが便利な健康器具を提供すること
ができる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、利
用者の胸部の中央下側を押し上げるようにしたため、胸
部の伸長運動をすることが可能な健康器具を提供するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかか
るベッド型の健康器具を透視斜視図により示している。
同図において、健康器具10は、略矩形箱形に形成され
た寝台部20と、当該寝台部の裏側から下方に向けて延
設される略角柱状の脚部31,32とを備えている。寝
台部20の一端には、脚部31の端部側壁面の上方付近
を中心として所定範囲内で上下方向に円弧を描くように
揺動可能な頭部保持部21を形成してあり、利用者は自
身の首の付け根部分が上記端部側壁面の上方に位置する
ようにして仰向けに横たわって使用する。
【0014】頭部保持部21から別の一端に向けての寝
台部20の内部には、長手方向中程にて僅かにくの字形
に屈曲した略はしご状の枠体40を、屈曲部を上に向け
て寝かせるようにして延設してある。この枠体40は屈
曲部の両側面から外方に向けて突出する支軸41,41
を備えており、同支軸41,41を脚部31上方におけ
る寝台部20の長手方向側壁に回動可能に支持してある
ため、同支軸41,41を中心として揺動可能に構成さ
れる。以下、便宜上、支軸41,41を境界として枠体
の頭部保持部21側を頭部保持枠42と呼び、反対側を
寝台枠43と呼ぶものとする。
【0015】頭部保持枠42は頭部保持部21と一体に
構成してあり、枠体40が揺動すると頭部保持部21も
これに伴って上下方向に円弧を描くように揺動する。他
方、寝台枠43は、寝台部20内にて中空状態としてあ
るため、寝台部20内で上下方向に揺動可能である。こ
の寝台枠43における支軸41,41と反対側の横枠中
程には、略コの字形の胸部押上枠44を略垂直方向に突
出するように形成してある。
【0016】この胸部押上枠44は寝台枠43を上方に
揺動させたときに、上記のように寝台部20に横たわっ
た利用者の胸部中央下側付近の寝台部20の天井面に当
接するようにしてあるとともに、この当接部位は予めあ
る程度の弛みを形成してあるため、胸部押上枠44は弛
みの範囲内で同当接部位にて利用者の胸部を下側から押
し上げることが可能である。寝台枠43の上記横枠中程
には、略円筒状の雌ネジ51を同横枠に対して上下方向
に回動可能に取り付けてあるとともに、この雌ネジ51
には棒状の雄ネジ52の一端を所定量だけ螺合収容させ
てあり、同雄ネジ52の別の一端を斜め下方の脚部31
内へと導出してある。
【0017】脚部31の内底面には、図2の側面図に示
すように雄ネジ52の別の一端を軸回転可能に保持する
とともに、図示しないモータを用いて雄ネジ52を正逆
方向に回転駆動するネジ駆動部53を、同内底面に対し
て上下方向に回動可能に取り付けてある。すなわち、枠
体40は、雌ネジ51と、雄ネジ52と、ネジ駆動部5
3とからなる支持体50により支持されることになり、
通常時にはしっかりと固定されて揺動することはない。
【0018】ネジ駆動部53におけるモータの作動、停
止等の動作指示は、脚部31から導出されるケーブルの
一端に接続されたコントローラ60を介して行われ、作
動を指示すると後述するようなシーケンスで同モータは
動作する。また、このコントローラ60は所定のタイマ
機能を備えており、このタイマ機能により設定された時
間だけ同様のシーケンスで上記モータを動作させること
ができる図2においては、頭部保持部21の上面側は寝
台部20の上面側に対して面一となっており、この状態
を初期状態とした場合、上記モータは図3のタイムチャ
ートに従ったシーケンスで動作する。
【0019】同図において、初期状態から上記モータを
作動させると、まず逆方向に所定回転数だけ回転してか
ら30秒間停止する。すると、雌ネジ51に螺合収容さ
れた雄ネジ52は所定量だけ外部に排出され、支持体5
0が全体として伸長されることになり、寝台枠43は支
軸41,41を中心として円弧状に上方へと回動し、他
方、頭部保持部21は支軸41,41を中心として円弧
状に下方へ回動する。
【0020】図4は、上記モータが逆方向に所定回転数
だけ回り切った状態を健康器具10の側面図により示し
ている。同図からも明らかなように、利用者の頭部は首
の付け根部分を中心として円弧状に下方へと落ち込むと
ともに、胸部の中央下側は胸部押上枠44により押し上
げられるため、利用者は背筋を伸ばすようにして胸部の
伸長運動を行うことができ、この状態が30秒間維持さ
れる。上記モータが停止してから30秒が経過すると、
同モータは正方向への回転を始め、所定回転数だけ回転
してから再び30秒間だけ停止する。すると、雄ネジ5
2は雌ネジ51内に所定量だけ螺合収容されるため、支
持体50は全体として縮尺されることになり、寝台枠4
3は支軸41,41を中心として円弧状に下方へと回動
し、他方、頭部保持部21は支軸41,41を中心とし
て円弧状に上方へ回動する。
【0021】図5は、上記モータが正方向に所定回転数
だけ回り切った状態を示している。同図において、頭部
保持部21の位置は初期状態と異なって上方側に回動し
た状態となっており、利用者の胸部は圧縮され、この状
態が30秒間維持される。そして、上記モータが停止し
てから30秒が経過すると、同モータは逆方向に回転を
始め、以下、同様のシーケンスで正逆方向の回転を繰り
返す。ここにおいて、頭部保持部21が上方側に回動し
た状態となっているのは、上記モータの回転数を上記逆
回転時の回転数よりも多く設定してあるためであり、以
降、上記モータは前者の回転数をもって回転するように
してある。
【0022】従って、利用者は30秒のインターバルを
もって胸部の伸長および圧縮運動を繰り返すことになっ
て、胸部を効率良く解きほぐすことが可能となる。むろ
ん、このインターバル時間については、可変設定できる
ようにしておいてもよいし、特にインターバルを設けな
いようにしてもかまわない。以上の意味において、枠体
40と、支持体50とが上下揺動機構および胸部押上機
構とを構成する。本実施形態においては、支持体50を
伸縮させることにより、枠体40を揺動させる構成とし
ているが、むろん、枠体40を揺動させる構成としては
この構成に限定されることはなく、各種の形態のものを
適用可能である。
【0023】その一例として、図6に示すものにおいて
は、寝台枠43の両側端の縦枠下方に、側周面に縦枠を
保持するためのガイド溝を形成した楔形のカム71,7
1を、後端側を連通する支軸72にて回転可能に支持す
るとともに、図示しないモータにより回転駆動されるよ
うにしてある。従って、カム71がモータ駆動により回
転して先端部分が上方を向いたときに寝台枠43が押し
上げられるように回動し、同先端部分が下方に向かうに
つれて寝台枠43も下方へと回動するため、枠体40は
全体として揺動する。
【0024】別の一例として、図7の要部側面図に示す
ものにおいては、図示しない弾性部材を用いて寝台枠4
3側を上方に向けて付勢してあるとともに、寝台枠43
側の横枠にベルト81の一端を接続し、別の一端を脚部
31の内底面に設置されたモータ駆動により正逆方向に
回転可能な巻取リール82に巻回してある。従って、巻
取リール82が逆方向に回転してベルト81を送り出せ
ば上記弾性部材の反発力により寝台枠43側が押し上げ
られるように回動し、巻取リール82が正方向に回転し
てベルト81を巻き取れば寝台枠43は下方へと回動す
るため、枠体40は全体として揺動する。
【0025】また、本実施形態においては、枠体40を
揺動させることにより、頭部保持部21を上下方向に揺
動させるとともに、これに連動して胸部押上枠44にて
利用者の胸部中央を下側から押し上げる構成としてある
が、むろん、この構成に限定されることはない。例え
ば、頭部保持部のみを上記のように上下方向に揺動させ
るだけでも、利用者の胸部は広げられて伸長および圧縮
運動を繰り返すことになるし、頭部保持部を固定してお
いて胸部中央を下側から押し上げるようにしても同様の
効果が得られる。
【0026】後者の構成の一例として、図8に示すベッ
ド型の健康器具100においては、利用者の胸部中央下
側の寝台部110内部に略楔型のカム120を、後端側
を軸心として回転可能に支持してあり、複数のギアから
なる動力伝達機構130を介してモータ140により回
転駆動可能な構成としてある。従って、モータ140が
回転してカム120が回転すると、当該カム120の先
端側はモータ140の回転周期に応じた周期で寝台部1
10の天井面に当接して利用者の胸部を押し上げるよう
になっており、胸部を解きほぐすことができる。
【0027】さらに、本実施形態においては、全体とし
てベッド型の形状としているが、むろん、形状について
も全くの任意であり適宜変更可能である。その一例とし
て、図9に示す健康器具200は、上面が頭部から胸部
にかけてなだらかに下方に傾斜する枕型に形成されると
ともに、図8で説明したようなカム210やモータ22
0等からなるカム機構を収容してある。かかる構成とし
た健康器具200においては、上述したようにカム21
0の先端により利用者の胸部は押し上げられるようにし
て解きほぐされる。このように枕型に形成すれば、持ち
運びが便利になって利用しない場合は容易に収納するこ
とも可能であるし、スペースの問題などで利用場所が限
定されることはない。むろん、頭部を上下動させる構造
として、図1〜図7に示すような構成とすることもでき
る。
【0028】また、別の一例として、図10に示すよう
なリクライニングシート型に形成してもよい。このリク
ライニングシート型の健康器具300においては、頭部
保持部310と背もたれ部320にかけて上述した枠体
40と概ね同一形状の枠体330を上下方向に揺動可能
に支持してあり、図6で示したような図示しないカム機
構とモータとを用いて枠体330は上下方向に揺動され
る。かかる構成としても利用者は胸部を解きほぐすこと
ができる。
【0029】また、図11に示すものにおいては、図1
で説明したベッド型健康器具10において、枠体40の
長さ方向に円柱状のローラ45を連設して図示しない動
力伝達機構とモータを用いて回転駆動可能に構成すると
ともに、胸部押上枠44の代わりに三つの円柱状ローラ
を並設して構成した胸部押上ローラ46を形成してあ
る。さらに、頭部保持部21側から中央付近にかけての
寝台部20の表面はローラ45が露出可能となるように
略矩形状に切り取ってあり、ローラ面が利用者の背面側
に当接するようにしてある。
【0030】この場合も上述したようにして枠体40は
上下揺動するが、頭部保持枠21側が下がったときにロ
ーラ45が利用者の背面側に当接しつつ頭部保持枠21
側に引き上げる方向に回転し、他方、頭部保持枠21側
が上がったときにローラ45は逆方向に回転するように
してある。従って、頭部保持枠21側が下がったときに
利用者の頭部は下方に向けて引っ張られることになって
胸部の伸長効果がさらに高まることになる。むろん、こ
のようなローラを用いるとしても、必ずしも図11に示
すものに限定されない。例えば、ローラ45を軸方向に
分割して各々回転可能に構成してもよく、さらに、分割
された二つのローラで利用者の背骨を挟み込むようにす
れば背筋の伸長効果も高まる。
【0031】次に、上記のように構成した本実施形態に
動作について説明する。健康器具10を使用するにあた
り、利用者は自身の首の付け根が脚部31の端部側壁面
の上方に位置するようにして仰向けに横たわり、コント
ローラ60を介して動作指示する。すると、ネジ駆動部
53における図示しないモータが駆動して雄ネジ52を
逆方向に所定量だけ軸回転させてから30秒間停止す
る。この回転動作に伴って雌ネジ51に螺合収容されて
いた雄ネジ52は所定量だけ排出されて支持体50が全
体として伸長される。従って、図4に示すように枠体4
0は寝台枠43側を押し上げられて回動し、胸部押上枠
44は利用者の胸部中央付近を下側から押し上げる。ま
た、これに同期して頭部保持部21が下方に回動し、利
用者の頭部は首の付け根部分を中心として下方に回動す
るため、利用者の胸部は伸長され、30秒間そのままの
状態が維持される。
【0032】上記モータが停止してから30秒が経過す
ると、同モータは正方向に所定量だけ回転してから同様
に30秒間停止する。すると、雄ネジ52は雌ネジ51
内に螺合収容されて支持体50は全体として縮尺され、
図5に示すように枠体40は寝台枠43側を引き下げら
れて回動し、胸部押上枠44は寝台部20の天井面から
離反する。また、これに同期して頭部保持部21が上方
に回動し、利用者の頭部は首の付け根部分を中心として
上方に回動するため、利用者の胸部は圧縮され、30秒
間そのままの状態が維持される。以降、同様のシーケン
スで上記モータは正逆方向の回転を繰り返し、利用者は
胸部の伸長および圧縮運動を繰り返す。
【0033】このように、寝台部20の一端に仰向け状
態で頭部を載置するとともに円弧を描くように上下方向
に揺動可能な頭部保持部21を形成するとともに、頭部
保持部21から別の一端に向けての寝台部20内に枠体
40を揺動可能に延設し、支持体50にて同枠体40を
上下方向に揺動させるようにしたため、頭部保持部21
を上下方向に揺動させつつ、枠体40に形成された胸部
押上枠44にて胸部を下側から押し上げることになり、
胸部を解きほぐすことが可能な健康器具を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるベッド型健康器具
の透視斜視図である。
【図2】同健康器具の要部透視側面図である。
【図3】モータの動作シーケンスを示すタイムチャート
である。
【図4】上記健康器具の胸部伸長時における側面図であ
る。
【図5】同健康器具の胸部圧縮時における側面図であ
る。
【図6】変形例にかかる上下揺動機構と胸部押上機構と
を備えたベッド型健康器具の透視斜視図である。
【図7】別の変形例にかかる上下揺動機構と胸部押上機
構とを備えたベッド型健康器具の要部透視側面図であ
る。
【図8】別の変形例にかかる胸部押上機構を備えたベッ
ド型健康器具の透視斜視図である。
【図9】枕型健康器具の透視斜視図である。
【図10】リクライニングシート型健康器具の透視斜視
図である。
【図11】変形例にかかるベッド型健康器具の透視斜視
図である。
【符号の説明】
10…健康器具 21…頭部保持部 31,32…脚部 40…枠体 50…支持体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仰向け状態で頭部を載置する頭部保持部
    と、 この頭部保持部を首の付け根部位を略中心として円弧を
    描いて上下させる上下揺動機構とを具備することを特徴
    とする健康器具。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の健康器具におい
    て、 上記頭部保持部をベッドと一体に組み込んだことを特徴
    とする健康器具。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載の健康器具におい
    て、 上記頭部保持部を枕と一体に組み込んだことを特徴とす
    る健康器具。
  4. 【請求項4】 仰向け状態で胸部の中央下側を押し上げ
    る胸部押上機構を具備することを特徴とする健康器具。
JP9221696A 1997-08-18 1997-08-18 健康器具 Pending JPH1156939A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017185008A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 株式会社マノサリー 美容具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017185008A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 株式会社マノサリー 美容具

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040427