JPH1156771A - 内視鏡用処置具の操作部 - Google Patents
内視鏡用処置具の操作部Info
- Publication number
- JPH1156771A JPH1156771A JP9221281A JP22128197A JPH1156771A JP H1156771 A JPH1156771 A JP H1156771A JP 9221281 A JP9221281 A JP 9221281A JP 22128197 A JP22128197 A JP 22128197A JP H1156771 A JPH1156771 A JP H1156771A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finger
- sheath
- wire
- treatment tool
- pinion
- Prior art date
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- Pending
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- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】操作ワイヤの移動ストロークの大きな処置具で
あっても、適度な操作ストロークによって細かい微動操
作等も楽に行うことができる内視鏡用処置具の操作部を
提供すること。 【解決手段】第1と第2の指かけ11,12間の距離の
変化を増幅してシース1に対する操作ワイヤ2の移動量
に変換する移動量増幅手段13,17,20を設けた。
あっても、適度な操作ストロークによって細かい微動操
作等も楽に行うことができる内視鏡用処置具の操作部を
提供すること。 【解決手段】第1と第2の指かけ11,12間の距離の
変化を増幅してシース1に対する操作ワイヤ2の移動量
に変換する移動量増幅手段13,17,20を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内視鏡用処置具の
操作部に関する。
操作部に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用の処置具は一般に、シース内に
挿通された操作ワイヤを手元側に設けられた操作部で軸
線方向に進退操作するようになっている。
挿通された操作ワイヤを手元側に設けられた操作部で軸
線方向に進退操作するようになっている。
【0003】そのための操作部には、一般に、親指を係
合させるための第1の指かけと、人指し指と中指を係合
させるための第2の指かけとが設けられていて、二つの
指かけ間の距離を変化させることによって、それと同じ
長さだけ操作ワイヤがシースに対して軸線方向に移動す
るようになっている。
合させるための第1の指かけと、人指し指と中指を係合
させるための第2の指かけとが設けられていて、二つの
指かけ間の距離を変化させることによって、それと同じ
長さだけ操作ワイヤがシースに対して軸線方向に移動す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡用処置具の中
で、高周波スネアやバスケット型回収具などのような先
端ループワイヤ式の処置具等には、操作ワイヤの移動ス
トロークの非常に長いものがある。
で、高周波スネアやバスケット型回収具などのような先
端ループワイヤ式の処置具等には、操作ワイヤの移動ス
トロークの非常に長いものがある。
【0005】そのような処置具の場合には、操作部の指
かけの操作ストロークも非常に長くなるので、操作ワイ
ヤを押し出すためには、図7に示されるように、指かけ
51,52に係合させた指と指との間の間隔を一杯に伸
ばさざるを得ない状態になり、肉体的に苦痛を伴うと共
に、操作し難くなって細かな微動操作などを行うことが
できない。
かけの操作ストロークも非常に長くなるので、操作ワイ
ヤを押し出すためには、図7に示されるように、指かけ
51,52に係合させた指と指との間の間隔を一杯に伸
ばさざるを得ない状態になり、肉体的に苦痛を伴うと共
に、操作し難くなって細かな微動操作などを行うことが
できない。
【0006】そこで本発明は、操作ワイヤの移動ストロ
ークの大きな処置具であっても、適度な操作ストローク
によって細かい微動操作等も楽に行うことができる内視
鏡用処置具の操作部を提供することを目的とする。
ークの大きな処置具であっても、適度な操作ストローク
によって細かい微動操作等も楽に行うことができる内視
鏡用処置具の操作部を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用処置具の操作部は、シース内に軸
線方向に進退自在に挿通された操作ワイヤを手元側から
上記シースに対して軸線方向に進退操作するための内視
鏡用処置具の操作部であって、操作者の親指を係合させ
るための第1の指かけとその手の他の指を係合させるた
めの第2の指かけとの間の距離を変化させることによ
り、上記操作ワイヤが上記シースに対して進退するよう
にしたものにおいて、上記第1と第2の指かけ間の距離
の変化を増幅して上記シースに対する上記操作ワイヤの
移動量に変換する移動量増幅手段を設けたことを特徴と
する。
め、本発明の内視鏡用処置具の操作部は、シース内に軸
線方向に進退自在に挿通された操作ワイヤを手元側から
上記シースに対して軸線方向に進退操作するための内視
鏡用処置具の操作部であって、操作者の親指を係合させ
るための第1の指かけとその手の他の指を係合させるた
めの第2の指かけとの間の距離を変化させることによ
り、上記操作ワイヤが上記シースに対して進退するよう
にしたものにおいて、上記第1と第2の指かけ間の距離
の変化を増幅して上記シースに対する上記操作ワイヤの
移動量に変換する移動量増幅手段を設けたことを特徴と
する。
【0008】なお、上記移動量増幅手段が、固定ラック
と、その固定ラックと噛み合うピニオンと、そのピニオ
ンと噛み合う可動ラックとを有していて、上記固定ラッ
クは上記シースと一方の指かけに対して固定され、上記
ピニオンは他方の指かけに対して回転自在に連結され、
上記可動ラックは上記操作ワイヤに対して連結固定され
ていてもよい。
と、その固定ラックと噛み合うピニオンと、そのピニオ
ンと噛み合う可動ラックとを有していて、上記固定ラッ
クは上記シースと一方の指かけに対して固定され、上記
ピニオンは他方の指かけに対して回転自在に連結され、
上記可動ラックは上記操作ワイヤに対して連結固定され
ていてもよい。
【0009】或いは、上記移動量増幅手段が、固定ラッ
クと、その固定ラックと噛み合うピニオンと、そのピニ
オンと噛み合う可動ラックとを有していて、上記固定ラ
ックは上記シースに対して固定され、上記ピニオンは一
方の指かけに対して回転自在に連結され、上記可動ラッ
クは上記操作ワイヤと他方の指かけに対して連結固定さ
れていてもよい。
クと、その固定ラックと噛み合うピニオンと、そのピニ
オンと噛み合う可動ラックとを有していて、上記固定ラ
ックは上記シースに対して固定され、上記ピニオンは一
方の指かけに対して回転自在に連結され、上記可動ラッ
クは上記操作ワイヤと他方の指かけに対して連結固定さ
れていてもよい。
【0010】そして、上記ピニオンが単一の歯車であ
り、上記第1と第2の指かけ間の距離の変化が2倍に増
幅されて上記シースに対する上記操作ワイヤの移動量に
変換されるようにしてもよい。
り、上記第1と第2の指かけ間の距離の変化が2倍に増
幅されて上記シースに対する上記操作ワイヤの移動量に
変換されるようにしてもよい。
【0011】また、上記移動量増幅手段が、変速歯車及
びその変速歯車と噛み合う二つの可動ラックを有してい
て、その変速歯車は上記シースと一方の指かけとに対し
て回転自在に連結され、上記変速歯車の小径歯車と噛み
合う可動ラックには他方の指かけが連結固定され、大径
歯車と噛み合う可動ラックには操作ワイヤが連結固定さ
れていてもよい。
びその変速歯車と噛み合う二つの可動ラックを有してい
て、その変速歯車は上記シースと一方の指かけとに対し
て回転自在に連結され、上記変速歯車の小径歯車と噛み
合う可動ラックには他方の指かけが連結固定され、大径
歯車と噛み合う可動ラックには操作ワイヤが連結固定さ
れていてもよい。
【0012】
【発明の実態の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の内
視鏡用処置具の操作部を示しており、図示されていない
内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される例えば四フ
ッ化エチレン樹脂製チューブからなる可撓性のシース1
の基端が、操作部本体10の先端部分に連結固着されて
いる。
態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の内
視鏡用処置具の操作部を示しており、図示されていない
内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される例えば四フ
ッ化エチレン樹脂製チューブからなる可撓性のシース1
の基端が、操作部本体10の先端部分に連結固着されて
いる。
【0013】シース1内には、可撓性の操作ワイヤ2が
軸線方向に進退自在に挿通されていて、その操作ワイヤ
2の先端には、シース1の先端から突出して自己の弾性
によってループ状に膨らむ弾性ワイヤ(図示せず)が連
結されている。
軸線方向に進退自在に挿通されていて、その操作ワイヤ
2の先端には、シース1の先端から突出して自己の弾性
によってループ状に膨らむ弾性ワイヤ(図示せず)が連
結されている。
【0014】この内視鏡用処置具が高周波スネアの場合
には弾性ワイヤは一平面上に膨らみ、バスケット型把持
具等の場合には立体的にかご状に膨らむように形成され
る。そして弾性ワイヤは、操作ワイヤ2によってシース
1の先端内に引き込まれることにより弾性変形して窄ま
る。
には弾性ワイヤは一平面上に膨らみ、バスケット型把持
具等の場合には立体的にかご状に膨らむように形成され
る。そして弾性ワイヤは、操作ワイヤ2によってシース
1の先端内に引き込まれることにより弾性変形して窄ま
る。
【0015】シース1に対する操作ワイヤ2の進退操作
は、操作者の親指を第1の指かけ11に係合させ、その
手の人指し指と中指を第2の指かけ12に係合させて行
われ、第2の指かけ12はこの実施の形態においては操
作部本体10に一体的に形成されている。
は、操作者の親指を第1の指かけ11に係合させ、その
手の人指し指と中指を第2の指かけ12に係合させて行
われ、第2の指かけ12はこの実施の形態においては操
作部本体10に一体的に形成されている。
【0016】操作部本体10は、肉厚の厚い筒状に形成
されていて、その内周面には手元側開口(図1において
左側の開口)から奥に向かって軸線方向にラック(固定
ラック)13が形成されている。
されていて、その内周面には手元側開口(図1において
左側の開口)から奥に向かって軸線方向にラック(固定
ラック)13が形成されている。
【0017】そして、操作部本体10内に軸線方向に進
退自在に配置されたワイヤ駆動部材15に、操作ワイヤ
2の基端が手動の固定ネジ16によって固定されてい
る。したがって、固定ネジ16を緩めればワイヤ駆動部
材15に対して操作ワイヤ2を付け替えることができ
る。
退自在に配置されたワイヤ駆動部材15に、操作ワイヤ
2の基端が手動の固定ネジ16によって固定されてい
る。したがって、固定ネジ16を緩めればワイヤ駆動部
材15に対して操作ワイヤ2を付け替えることができ
る。
【0018】固定ネジ16の頭部は、操作部本体10に
軸線方向に形成された長溝14内を通過して外面に突出
しており、固定ネジ16が長溝14内で移動できる範囲
でしかワイヤ駆動部材15が進退移動できないようにな
っている。
軸線方向に形成された長溝14内を通過して外面に突出
しており、固定ネジ16が長溝14内で移動できる範囲
でしかワイヤ駆動部材15が進退移動できないようにな
っている。
【0019】ワイヤ駆動部材15には、操作部本体10
に形成された固定ラック13と対向する位置に、それと
同じピッチのラック(可動ラック)17が形成されてい
て、一つの小歯車からなるピニオン20が両ラック1
3,17と同時に噛み合う状態に配置されている。
に形成された固定ラック13と対向する位置に、それと
同じピッチのラック(可動ラック)17が形成されてい
て、一つの小歯車からなるピニオン20が両ラック1
3,17と同時に噛み合う状態に配置されている。
【0020】このピニオン20は、連結棒19の先端に
回転自在に軸支されており、操作部本体10から手元側
に突出する連結棒19の他端側に、前述の第1の指かけ
11が一体的に形成されている。
回転自在に軸支されており、操作部本体10から手元側
に突出する連結棒19の他端側に、前述の第1の指かけ
11が一体的に形成されている。
【0021】このように形成された実施の形態の内視鏡
用処置具の操作部は、第1の指かけ11と第2の指かけ
12とに操作者の所定の指を係合させて、両指かけ1
1,12を近づける方向に操作すると、図2に示される
ように、操作ワイヤ2が先側に送り出されてその先端に
連結された弾性ワイヤをシース1の先から押し出すこと
ができる。ただし、ワイヤ駆動部材15の先端面が操作
部本体10に当接したら、それ以上の押し出し動作は行
われない。
用処置具の操作部は、第1の指かけ11と第2の指かけ
12とに操作者の所定の指を係合させて、両指かけ1
1,12を近づける方向に操作すると、図2に示される
ように、操作ワイヤ2が先側に送り出されてその先端に
連結された弾性ワイヤをシース1の先から押し出すこと
ができる。ただし、ワイヤ駆動部材15の先端面が操作
部本体10に当接したら、それ以上の押し出し動作は行
われない。
【0022】そのような動作の際に、ピニオン20が操
作部本体10に形成された固定ラック13とワイヤ駆動
部材15に形成された可動ラック17の両方に対して同
時に噛み合っているので、操作部本体10に対するワイ
ヤ駆動部材15の移動量は操作部本体10に対する連結
棒19の移動量の2倍になる。
作部本体10に形成された固定ラック13とワイヤ駆動
部材15に形成された可動ラック17の両方に対して同
時に噛み合っているので、操作部本体10に対するワイ
ヤ駆動部材15の移動量は操作部本体10に対する連結
棒19の移動量の2倍になる。
【0023】このようにして、第1の指かけ11と第2
の指かけ12との間の距離の変化Aが2倍に増幅されて
シース1に対する操作ワイヤ2の移動量Bに変換される
ことになり、操作ストロークAは操作ワイヤ2の移動ス
トロークBの半分で済む。
の指かけ12との間の距離の変化Aが2倍に増幅されて
シース1に対する操作ワイヤ2の移動量Bに変換される
ことになり、操作ストロークAは操作ワイヤ2の移動ス
トロークBの半分で済む。
【0024】したがって、第1の指かけ11と第2の指
かけ12とに掛ける指の間をさほど大きく広げる必要が
ないので、操作部を楽に保持した状態で楽に操作を行う
ことができ、微動操作等も容易に行うことができる。
かけ12とに掛ける指の間をさほど大きく広げる必要が
ないので、操作部を楽に保持した状態で楽に操作を行う
ことができ、微動操作等も容易に行うことができる。
【0025】図3は、本発明の第2の実施の形態の内視
鏡用処置具の操作部を示しており、第2の指かけ12を
操作部本体10ではなくワイヤ駆動部材15に設けて、
その第2の指かけ12を長溝14から操作部本体10の
外部に突出させたものである。したがって、第2の指か
け12が長溝14内で移動できる範囲がワイヤ駆動部材
15の可動ストロークである。
鏡用処置具の操作部を示しており、第2の指かけ12を
操作部本体10ではなくワイヤ駆動部材15に設けて、
その第2の指かけ12を長溝14から操作部本体10の
外部に突出させたものである。したがって、第2の指か
け12が長溝14内で移動できる範囲がワイヤ駆動部材
15の可動ストロークである。
【0026】このように構成すると、操作部本体10が
静止していると考えたとき、ワイヤ駆動部材15は第1
の指かけ11の移動量の2倍だけ同方向に移動し、それ
と共に操作ワイヤ2と第2の指かけ12が移動する。
静止していると考えたとき、ワイヤ駆動部材15は第1
の指かけ11の移動量の2倍だけ同方向に移動し、それ
と共に操作ワイヤ2と第2の指かけ12が移動する。
【0027】したがって、図4に示されるように、第1
の指かけ11と第2の指かけ12との間の距離の変化A
(即ち、(第2の指かけ12の移動量)−(第1の指か
け11の移動量))はシース1に対する操作ワイヤ2の
移動量Bの半分で済み、第1の実施の形態と同様の作用
効果を得ることができる。
の指かけ11と第2の指かけ12との間の距離の変化A
(即ち、(第2の指かけ12の移動量)−(第1の指か
け11の移動量))はシース1に対する操作ワイヤ2の
移動量Bの半分で済み、第1の実施の形態と同様の作用
効果を得ることができる。
【0028】図5は、本発明の第3の実施の形態の内視
鏡用処置具の操作部を示しており、ピニオン20とし
て、大歯車20aと小歯車20bが同軸に一体的に形成
された変速歯車を用い、ワイヤ駆動部材15に形成され
た可動ラック17を大歯車20aと噛み合わせ、連結棒
19に形成された可動ラック21を小歯車20bと噛み
合わせたものである。
鏡用処置具の操作部を示しており、ピニオン20とし
て、大歯車20aと小歯車20bが同軸に一体的に形成
された変速歯車を用い、ワイヤ駆動部材15に形成され
た可動ラック17を大歯車20aと噛み合わせ、連結棒
19に形成された可動ラック21を小歯車20bと噛み
合わせたものである。
【0029】ピニオン20は操作部本体10に回転自在
に軸支されている。第1の指かけ11は連結棒19に形
成され、第2の指かけ12は操作部本体10に形成され
ている。操作部本体10にラックは形成されていない。
ワイヤ駆動部材15の移動ストロークは、連結棒19と
の当接及び操作部本体10との当接によって規制され
る。
に軸支されている。第1の指かけ11は連結棒19に形
成され、第2の指かけ12は操作部本体10に形成され
ている。操作部本体10にラックは形成されていない。
ワイヤ駆動部材15の移動ストロークは、連結棒19と
の当接及び操作部本体10との当接によって規制され
る。
【0030】このように構成すると、図6に示されるよ
うに、シース1に対する操作ワイヤ2の移動量Bは、第
2の指かけ12に対する第1の指かけ11の移動量Aに
対して、(大歯車20aの歯数)/(小歯車20bの歯
数)で表される比で増幅されるので、歯数を選択するこ
とによりその増幅量を任意に設定することができる。
うに、シース1に対する操作ワイヤ2の移動量Bは、第
2の指かけ12に対する第1の指かけ11の移動量Aに
対して、(大歯車20aの歯数)/(小歯車20bの歯
数)で表される比で増幅されるので、歯数を選択するこ
とによりその増幅量を任意に設定することができる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の内視鏡用処置具の操作部は、
高周波スネアやバスケット型回収具以外の各種の内視鏡
用処置具に適用することができる。
るものではなく、本発明の内視鏡用処置具の操作部は、
高周波スネアやバスケット型回収具以外の各種の内視鏡
用処置具に適用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、第1と第2の指かけ間
の距離の変化を増幅してシースに対する操作ワイヤの移
動量に変換する移動量増幅手段を設けたことにより、操
作ワイヤの移動ストロークの大きな処置具であっても、
適度な操作ストロークによって、指かけに係合させる指
と指の間の間隔をさほど広げることなく細かい微動操作
等も楽に行うことができる。
の距離の変化を増幅してシースに対する操作ワイヤの移
動量に変換する移動量増幅手段を設けたことにより、操
作ワイヤの移動ストロークの大きな処置具であっても、
適度な操作ストロークによって、指かけに係合させる指
と指の間の間隔をさほど広げることなく細かい微動操作
等も楽に行うことができる。
【0033】また、ラックとピニオンを介して操作ワイ
ヤを駆動させることにより、非常に安定した動作で移動
量を増幅することができる。
ヤを駆動させることにより、非常に安定した動作で移動
量を増幅することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用処置具の
操作部の側面断面図である。
操作部の側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用処置具の
操作部の異なる状態の側面断面図である。
操作部の異なる状態の側面断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用処置具の
操作部の側面断面図である。
操作部の側面断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用処置具の
操作部の異なる状態の側面断面図である。
操作部の異なる状態の側面断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用処置具の
操作部の側面断面図である。
操作部の側面断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用処置具の
操作部の異なる状態の側面断面図である。
操作部の異なる状態の側面断面図である。
【図7】従来の内視鏡用処置具の操作部を操作している
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
1 シース 2 操作ワイヤ 10 操作部本体 11 第1の指かけ 12 第2の指かけ 13 固定ラック 15 ワイヤ駆動部材 17,21 可動ラック 19 連結棒 20 ピニオン
Claims (5)
- 【請求項1】シース内に軸線方向に進退自在に挿通され
た操作ワイヤを手元側から上記シースに対して軸線方向
に進退操作するための内視鏡用処置具の操作部であっ
て、操作者の親指を係合させるための第1の指かけとそ
の手の他の指を係合させるための第2の指かけとの間の
距離を変化させることにより、上記操作ワイヤが上記シ
ースに対して進退するようにしたものにおいて、 上記第1と第2の指かけ間の距離の変化を増幅して上記
シースに対する上記操作ワイヤの移動量に変換する移動
量増幅手段を設けたことを特徴とする内視鏡用処置具の
操作部。 - 【請求項2】上記移動量増幅手段が、固定ラックと、そ
の固定ラックと噛み合うピニオンと、そのピニオンと噛
み合う可動ラックとを有していて、上記固定ラックは上
記シースと一方の指かけに対して固定され、上記ピニオ
ンは他方の指かけに対して回転自在に連結され、上記可
動ラックは上記操作ワイヤに対して連結固定されている
請求項1記載の内視鏡用処置具の操作部。 - 【請求項3】上記移動量増幅手段が、固定ラックと、そ
の固定ラックと噛み合うピニオンと、そのピニオンと噛
み合う可動ラックとを有していて、上記固定ラックは上
記シースに対して固定され、上記ピニオンは一方の指か
けに対して回転自在に連結され、上記可動ラックは上記
操作ワイヤと他方の指かけに対して連結固定されている
請求項1記載の内視鏡用処置具の操作部。 - 【請求項4】上記ピニオンが単一の歯車であり、上記第
1と第2の指かけ間の距離の変化が2倍に増幅されて上
記シースに対する上記操作ワイヤの移動量に変換される
請求項2又は3記載の内視鏡用処置具の操作部。 - 【請求項5】上記移動量増幅手段が、変速歯車及びその
変速歯車と噛み合う二つの可動ラックを有していて、そ
の変速歯車は上記シースと一方の指かけとに対して回転
自在に連結され、上記変速歯車の小径歯車と噛み合う可
動ラックには他方の指かけが連結固定され、大径歯車と
噛み合う可動ラックには操作ワイヤが連結固定されてい
る請求項1記載の内視鏡用処置具の操作部。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9221281A JPH1156771A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 内視鏡用処置具の操作部 |
DE19837403A DE19837403B4 (de) | 1997-08-18 | 1998-08-18 | Betätigungseinheit für ein endoskopisches Behandlungsinstrument |
US09/135,839 US6162207A (en) | 1997-08-18 | 1998-08-18 | Operating unit for endoscopic treatment tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9221281A JPH1156771A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 内視鏡用処置具の操作部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1156771A true JPH1156771A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16764334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9221281A Pending JPH1156771A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 内視鏡用処置具の操作部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1156771A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005080883A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Olympus Corp | 内視鏡用処置具 |
JP2007531603A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-08 | ウィルソン−クック・メディカル・インコーポレーテッド | 医療装置用の調整可能ハンドル |
JP2016505899A (ja) * | 2013-01-09 | 2016-02-25 | インスペクトロン,インコーポレイテッド | 遠隔検査装置 |
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1997
- 1997-08-18 JP JP9221281A patent/JPH1156771A/ja active Pending
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