JPH1156710A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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Publication number
JPH1156710A
JPH1156710A JP23160597A JP23160597A JPH1156710A JP H1156710 A JPH1156710 A JP H1156710A JP 23160597 A JP23160597 A JP 23160597A JP 23160597 A JP23160597 A JP 23160597A JP H1156710 A JPH1156710 A JP H1156710A
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JP
Japan
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suction
suction port
chamber
opening
intake
Prior art date
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Pending
Application number
JP23160597A
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English (en)
Inventor
Shuhei Omoto
周平 大本
Kiyoshi Ishikawa
清 石川
Yasuhiro Otsu
育弘 大津
Satoko Ishii
聡子 石井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 持ち上げて吸込風量が増大する状態での風切
り音を低減して静かに掃除できる電気掃除機の吸込口体
を提供する。 【解決手段】 ケース体15の下面に第1および第2の回
転ブレードを回転自在に収容する下面を開口した凹溝状
の第1および第2の清掃体室18,19を区画形成する。第
2の清掃体室19の後部略中央に下方に向けて吸込口20を
開口形成する。吸込口20は第2の清掃体室19に向けてラ
ッパ状に拡開し、第2の清掃体室19の下面の開口は略中
央後部が後方側に凹状に窪んで凸字状に開口形成する。
ケース体15の後部略中央に後端部が上下方向に回動自在
に連通管を前端部を吸込口20に対向して軸支する。連通
管56の後端部が最下位に回動した時点で、連通管56の前
端開口縁が吸込口20の縁に覆われず、吸込口20の縁の内
側に略同一面上に開口する。乱流を生じさせないで円滑
に吸い込み、騒音の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連通管が連通する
吸込口を開口した吸込室を有した電気掃除機の吸込口体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば被掃除面と対向する下面を
開口しエアタービンやモータなどの駆動手段にて無端ベ
ルトなどの駆動伝達手段を介して回転する回転清掃体を
収容した凹溝状の吸込室を有し、この吸込室を区画する
壁部の後部略中央に吸込口を開口するとともに、ケース
体の後部略中央に一端部を吸込口に対向して他端側を上
下方向に回動自在に連通管を支持した電気掃除機の吸込
口体が知られている。
【0003】そして、電気掃除機本体にホースおよび延
長管を介して連通管を接続し、床面上を走行させて掃除
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電気掃除機の吸込口体において、連通管がケース体の後
部に設けられているので、掃除箇所の移動や椅子やテー
ブルなどの家具の移動の際にホースを床面に載置するこ
とにより、掃除中に吸込口体を持ち上げた際に連通管の
他端部がケース体に対して下方に回動した状態でケース
体の下面が床面から離間する。そして、ケース体の下面
が床面から離間することにより、吸込口から空気が抵抗
なく吸い込まれる。
【0005】ここで、例えば吸込口に対向する連通管の
開口縁が吸込口の開口縁にて覆われる場合、吸込口から
吸い込まれた空気は、吸込室を区画する壁部の吸込口の
開口縁にて乱流を生じて風切り音を生じ、この風切り音
はケース体の下面が床面から離間した状態では吸込風量
が増大するため特に大きくなる問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、持ち上げられて吸込風量が増大する状態での風切り
音を低減して静かに掃除できる電気掃除機の吸込口体を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機の吸込口体は、被掃除面と対向する下面を開口し走行
方向の後部略中央に吸込口が開口する吸込室を有したケ
ース体と、このケース体の後部略中央に一端側の開口が
前記吸込口に対向し他端側が前記ケース体の上下方向に
沿って回動自在に軸支された連通管とを備え、前記連通
管の他端側が最下位置に回動した際に、前記連通管の一
端側の開口縁が前記吸込口の開口縁に対して略一致する
位置から内側に位置するものである。
【0008】そして、ケース体の後部略中央に他端側を
ケース体の上下方向に沿って回動自在に軸支した連通管
の吸込口に対向する一端側の開口縁が、連通管の他端側
を最下位置まで回動した際に、吸込口の開口縁に対して
略一致する位置から内側に位置するため、被掃除面に対
向する下面を開口した吸込室に臨む吸込口の開口縁が連
通管の開口縁の内側に突出しないので、吸込口の開口縁
が連通管の開口縁から内側に突出することによる吸込気
流の風切り音が発生しない。
【0009】請求項2記載の電気掃除機の吸込口体は、
請求項1記載の電気掃除機の吸込口体において、吸込口
の開口縁が吸込室に向けて拡開して吸込室の下面が略凸
字状に開口するものである。
【0010】そして、吸込口の開口縁を吸込室に向けて
拡開させて吸込室の下面を略凸字状に開口させたため、
例えば被掃除面が毛足の長い絨毯などの場合にケース体
の下面に絨毯の毛が潜り込んで走行性が低下することを
防止するとともに、吸込室内の吸い込まれた空気が円滑
に吸込口に吸い込まれて、乱流による騒音の発生を抑制
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の吸込
口体の実施の一形態を示す構成を図面を参照して説明す
る。
【0012】図1ないし図7において、11は進行方向に
対して横長の吸込口本体で、この吸込口本体11は、アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂な
どの合成樹脂製の上面を開口した下部本体ケース12と、
この下部本体ケース12の上部に上面の開口を覆って結合
固定される同材質の下面を開口する上部本体ケース13と
が、下部本体ケース12および上部本体ケース13の前面を
含む周面に沿ってバンパ14を挟持して接合されて、矩形
状のケース体15が形成されている。
【0013】そして、下部本体ケース12は、上面に略垂
直にリブ部17が形成されて、進行方向側である前側に略
左右方向に横長で下面に開口する回転清掃体室としての
吸込室となる凹溝状の第1の清掃体室18が区画形成さ
れ、後退方向側である後側に同様に略左右方向に横長で
下面に開口する回転清掃体室としての吸込室となる凹溝
状の第2の清掃体室19が区画形成されている。また、ケ
ース体15には、リブ部17により、第2の清掃体室19の後
部略中央に下方に向けて開口しリーク口としての作用も
有する吸込口20を開口する吸込室21と、第1の清掃体室
18および第2の清掃体室19間の略中央から他端側に区画
された第1の駆動伝達室22と、第2の清掃体室19の略上
方で吸込室21の両側に位置して区画され上部本体ケース
13に複数穿設された吸気口23を開口する吸気室24a ,24
b と、第1の駆動伝達室22より他端側に区画された第2
の駆動伝達室25と、第2の駆動伝達室25と反対側の端部
に区画された軸支室26とが区画形成されている。
【0014】なお、吸込口20は第2の清掃体室19に向け
てラッパ状に拡開し、第2の清掃体室19の下面の開口は
略中央後部が後方側に凹状に窪んで凸字状に開口形成さ
れている。また、第2の駆動伝達室25の下面は下方に向
けて開口し、この開口にカバー体としての閉塞板28が装
着具29にて着脱自在に装着されている。
【0015】また、下部本体ケース12の下面には、第1
の清掃体室18の両端側に位置してケース体15の外部と第
1の清掃体室18とを連通する凹溝状の第1の連通凹部31
が設けられている。そしてさらに、下部本体ケース12の
下面には、第2の清掃体室19の一端側後部に位置してケ
ース体15の外部と第2の清掃体室19とを連通する凹溝状
の第2の連通凹部32が設けられている。
【0016】さらに、下部本体ケース12の下面には、第
1の清掃体室18および第2の清掃体室19間に位置して略
左右方向に横長凹溝状のブラシ装着部34が設けられ、こ
のブラシ装着部34には清掃体としてのブラシ体35が着脱
可能に取り付けられている。そして、ブラシ装着部34に
は、下方に向けて略円筒状に突出するボス部36、およ
び、ブラシ装着部34の軸支室26側に向けて先端が略L字
状に突出する鉤状の引っ掛け爪部37が突設されている。
また、ブラシ装着部34の引っ掛け爪部37が突出する側と
反対側の端部には、装着凹部38が設けられている。な
お、ボス部36および引っ掛け爪部37の先端は、ブラシ装
着部34内に位置してケース体15の下面から突出しない。
【0017】一方、ブラシ体35は、ブラシ装着部34内に
装着可能な細長板状の台座部40と、この台座部40の一面
側に台座部40の長手方向の一側に向けて斜めに植設され
た図示しないブラシ毛を有する起毛布41とを備えてい
る。そして、台座部40には、ブラシ装着部34のボス部36
が係脱可能に嵌挿される装着孔42が設けられているとと
もに、引っ掛け爪部37の先端が係脱可能な引っ掛け壁部
43を有した引っ掛け孔44が設けられている。なお、装着
孔42は、図10に示すように、軸方向の位置ずれが生じ
てもボス部36が嵌挿可能に長手方向に長手状に形成され
ている。また、台座部40には、長手方向の一端に装着凹
部38に係脱可能な第1の装着爪部46が突設され、長手方
向の他端に第1の装着爪部46と異なる形状で装着凹部38
に係脱不可能な第2の装着爪部47が突設されている。な
お、この第2の装着爪部47は、図8および図9に示すよ
うに、側面が閉塞板28の一縁にて係止されて閉塞板28と
ケース体15とにて挟持されるとともに閉塞板28の側面に
端面が当接して長手方向の移動が規制されるようになっ
ている。
【0018】そして、ブラシ装着部34にブラシ体35を装
着した際に、起毛布41のブラシ毛がケース体15の走行方
向の後方に向けて傾斜するように装着される。
【0019】また、ケース体15には、第1の清掃体室18
および第2の清掃体室19を連通させる略筒状の連通路49
が設けられている。なお、ブラシ装着部34の引っ掛け爪
部37は、この連通路49に対応する位置に設けられてい
る。そして、連通路49により、吸込口20が開口する第2
の清掃体室19の下面の開口と同様に、第1の清掃体室18
の下面の開口が吸込口20に連通して塵埃を吸い込む吸込
口を構成する。
【0020】さらに、上部本体ケース13の両端側には、
第2の駆動伝達室25および軸支室26に連通してスリット
状のリーク窓部51が開口形成されている。また、上部本
体ケース13には、図11に示すように、リーク窓部51の
両側に位置して壁状に一対の保持壁部52,52が設けら
れ、これら保持壁部52,52間に位置するようにリーク窓
部51に対向して略円柱のピン状に下方に向けて突出する
保持部としての保持ピン部53が設けられている。そし
て、上部本体ケース13の内面、保持壁部52および保持ピ
ン部53にて例えばスポンジなどの柔軟性を有したシート
状のフィルタ部材54が下方に向けて略U字状に折り畳ま
れて、第2の駆動伝達室25内および軸支室26内に塵埃が
堆積しないように、リーク窓部51を覆って着脱可能に装
着されている。
【0021】さらに、バンパ14には、下部本体ケース12
の縁に係合し下部本体ケース12および上部本体ケース13
との接合の際に挟持される取付部55a が設けられてい
る。そして、この取付部55a には、ケース体15の内方に
突出する舌片部55b が設けられ、この舌片部55b の先端
側の一面には下方に向けて舌片状に突出して下部本体ケ
ース12の縁に係合する引っ掛け舌片部55c が適宜複数突
設されている。さらに、これら複数設けられた舌片部55
b は、一部リーク窓部51に対応する位置に設けられ、上
面がフィルタ部材54の下端面に当接して保持しフィルタ
部材54の脱落を防止する。
【0022】また、ケース体15の後部中央には、連通管
56が一端側が吸込室21に位置して吸込口20に対向し他端
側がケース体15の上下方向に沿って所定角度に回動自在
に、回動軸57,57を下部本体ケース12および上部本体ケ
ース13とにて軸支されて取り付けられている。そして、
吸込室21が連通管56に連通して吸込風路58を構成してい
る。また、連通管56の後端部が吸込口本体11から後側外
方へ突出し、この後端部には、屈曲した接続管59の前端
部が回動自在に嵌合されている。なお、この連通管56の
吸込口20と対向する開口56a の縁は、連通管56の後方に
導出する端部が最下位に回動した時点で吸込口20の縁に
覆われないで吸込口20の縁より内側に位置し、かつ、開
口56a と吸込口20とが略同一面上に位置する状態となっ
ている。そして、接続管59は、図示しない延長管を介し
てホースに着脱自在に接続され、さらに図示しない電気
掃除機本体に接続される。
【0023】一方、ケース体15の略中央には、内部に偏
平型の駆動手段となるエアタービン61を回転自在に収容
するタービン室62を区画する中ケース63が取付固定され
ている。そして、この中ケース63は、エアタービン61の
略円柱状の回転軸である軸体65の下端を回転自在に軸支
する第1のベアリング66を固定する下方に向けて開口す
る第1のベアリング室67を有するとともに、下部本体ケ
ース12のリブ部17とにて第1の駆動伝達室22を区画する
第1の区画部68を有している。また、中ケース63は、軸
体65の上端を回転自在に軸支する第2のベアリング69を
上部本体ケース13とにて挟持固定する上方に向けて開口
する第2のベアリング室70を有するとともに、上部本体
ケース13の下面にて位置決め保持され第1の区画部68に
対向しタービン室62を区画する第2の区画部71を有して
いる。
【0024】さらに、第1の区画部68には、上方に向け
て略ラッパ状でエアタービン61の下面外周部に対向しタ
ービン室62内を流過する吸気気流73の流れを規制する吸
気規制部74が設けられている。そして、この吸気規制部
74には、吸込口20に対向しないで隣設し連通管56に対向
して吸込室21に連通して開口し、タービン室62を流過し
た吸気気流73を吸気規制部74内から排出して吸込室21を
流過する吸込気流75とともに連通管56に流過させる吸気
排出口76が形成されている。なお、吸気排出口76の開口
面積は、吸込口20の開口面積以下に形成されている。
【0025】また、吸気規制部74には、上部本体ケース
13の下面および第2の区画部71とにて周方向に向けてラ
ッパ状に広がり吸気風路78の一部を構成する一対の吸気
供給風路79a ,79b を区画する呼び込み部80が設けられ
ている。さらに、これら吸気供給風路79a ,79b には、
エアタービン61の下端外周縁に向けて傾斜する傾斜面81
がそれぞれ設けられ、吸気供給風路79a ,79b は次第に
幅狭となり断面積が徐々に小さくなるようにスクロール
状にタービン室62に連通して、エアタービン61に渦巻き
状に吸気気流73を軸体65に対して略対称の径方向の位置
に供給するとともに、傾斜面81にてエアタービン61に効
率よく吸気気流73を供給するようになっている。そし
て、吸気供給風路79a ,79b のラッパ状に開口する一端
は、上部本体ケース13の後部で連通管56の両側に位置し
てそれぞれ開口した吸気口23に吸気室24a ,24b を介し
て連通されている。
【0026】なお、エアタービン61の回転方向に吸気気
流73を供給するために、一方の吸気供給風路79a はケー
ス体15の後方に向けて開口し、他方の吸気供給風路79b
はケース体15の前方に向けて開口する。このため、他方
の吸気供給風路79b 側の吸気室24b 内には、上部本体ケ
ース13の後部に開口する吸気口23からケース体15の前方
に向けて吸気された吸気気流73をケース体15の前方に向
けて開口する吸気供給風路79b に円滑に方向転換させる
整流手段としての彎曲した整流板83が設けられている。
なお、この整流板83は、上部本体ケース13および下部本
体ケース12にそれぞれリブ状に一体的に設けられた図示
しない上整流板および下整流板83a が、上部本体ケース
13および下部本体ケース12の接合によりそれぞれ先端部
が当接して彎曲した板状に構成される。なお、上部本体
ケース13の後部で連通管56の両側に開口する吸気口23の
左右の開口面積は、略同面積となるように開口形成され
ている。
【0027】また、上部本体ケース13には、吸気供給風
路79a に対応する位置に透光性部材84にて閉塞された窓
部85が開口形成されている。
【0028】さらに、呼び込み部80には、上下方向に略
筒状で閉塞体としての略円柱状の錘体87を吸気供給風路
79a ,79b にそれぞれ進退可能に移動自在に収容する一
対の錘収容部88a ,88b がタービン室62の径方向に位置
して設けられている。そして、一方の錘収容部88a の下
部には、タービン室62より下流側の吸気規制部74内に連
通する第1のバイパス風路89a が形成されている。ま
た、他方の錘収容部88bの下部には、連通路49に連通す
る第2のバイパス風路89b が形成されている。そして、
第1のバイパス風路89a および第2のバイパス風路89b
は、吸込口本体11の下面が下方に向いた通常状態、すな
わち錘収容部88a ,88b 内にそれぞれ錘体87が収容され
て吸気供給風路79a ,79b に進出しない状態に位置する
際、閉塞されるようになっている。
【0029】なお、錘体87の外周面には、錘体87の移動
時の衝撃音の低減や第1のバイパス風路89a および第2
のバイパス風路89b を気密に閉塞するように、ゴムなど
の弾性部材が被覆形成されていることが好ましい。
【0030】そして、吸気口23から吸気室24a ,24b 、
吸気供給風路79a ,79b 、タービン室62、吸気規制部74
内、吸気排出口76を介して吸込風路58を構成する吸込室
21に連通し連通管56に至る吸気風路78が形成される。す
なわち、吸気風路78のエアタービン61より下流側に吸込
口20がエアタービン61に対向することなく開口する状態
となっている。
【0031】一方、エアタービン61は、中央側に向けて
若干彎曲する略円板状の傘部91の彎曲面側の略中央に軸
体65を嵌挿固定する略円筒状の軸支部92を設けていると
ともに、傘部91の彎曲面側に略放射状に突出形成され吸
気規制部74に下端縁が若干の間隙を介して対向するよう
に複数の彎曲する風受板93,93を壁状に突出形成して水
平タービン状に構成されている。なお、図12に示すよ
うに、傘部91の軸支部92に接続する部分である基端の位
置は、風受板93,93の幅寸法間に位置するようになって
いる。さらに、傘部91の上面には、外周側に位置して上
部本体ケース13の窓部85から確認可能な図示しない目印
が設けられている。
【0032】また、エアタービン61の中心側の風受板9
3,93が設けられていない位置の下方は、間隙を介して
対向する第1の区画部68のラッパ状の吸気規制部74にて
略袋状に開放している。また、風受板93,93の下端外周
側の縁に向けて吸気供給風路79a ,79b の傾斜面81の縁
が位置し、エアタービン61の傘部91に向けて吸気気流73
を吹き付けるように供給し、この吸気気流73は吸気規制
部74にて流れが規制されて風受板93,93の略全面に当接
し、効率よくエアタービン61が高トルクで回転するよう
になっている。また、軸体65の他端には、エアタービン
プーリ94が一体的に設けられている。
【0033】そして、エアタービン61は、エアタービン
プーリ94が第1の駆動伝達室22に臨んで中ケース63の下
端より突出されて、軸体65の両端部が第1のベアリング
66および第2のベアリング69に軸方向を略上下方向に軸
支され、タービン室62内に回転自在に軸支されている。
なお、第1のベアリング66および第2のベアリング69に
軸体65の両端部を軸支することにより、第1の区画部68
および第2の区画部71が一体的に組み付けられて、エア
タービン61を収容した中ケース63が組み立てられる。
【0034】また、下部本体ケース12の連通管56の両側
に位置して従動後輪96が回転自在に軸支された従動後輪
室96a 、前部両端側には従動前輪97が回転自在に軸支さ
れた従動前輪室97a が形成されている。
【0035】さらに、従動後輪96は、図13に示すよう
に、車輪部98のひけなどの成形変形を防止する溝98a が
車輪部98の外周面に周方向に沿って設けられ、この溝98
a 内にOリングなどの弾性部材99が設けられ、さらに外
周面に布などの柔軟部材やゴムなどの弾性部材である保
護シート100 が設けられている。なお、弾性部材99の外
周面は、車輪部98の外周面より若干外方に突出する状態
となっている。
【0036】一方、第1の清掃体室18および第2の清掃
体室19には、回転清掃体としての第1の回転ブレード10
1 および第2の回転ブレード102 がそれぞれ回転自在に
配設されている。そして、これら第1の回転ブレード10
1 および第2の回転ブレード102 は、例えばアルミニウ
ム合金などにて周面に軸方向に時計回りにスパイラル状
の溝部103 を設けた心棒104 を有し、この心棒104 の溝
部103 に可撓性を有する例えば軟質塩化ビニル製の掃除
体としての掻出手段であるブレード部105 を複数、例え
ば4枚外周面に壁状に突出するようにスパイラル状に係
合されている。なお、図3に示すように、第2の回転ブ
レード102 の方が、第1の回転ブレード101 よりスパイ
ラル角度が大きい、すなわちひねり状態が強くなるよう
になっている。また、このブレード部105 は、細長平板
状の板部106 の長手方向の一側縁が心棒104 の溝部103
に係合する膨出部107 を肉厚に形成して構成されてい
る。
【0037】さらに、第1の回転ブレード101 および第
2の回転ブレード102 の一端にはプーリ108 が心棒104
にそれぞれ一体的に設けられている。そして、第1の回
転ブレード101 および第2の回転ブレード102 は、各プ
ーリ108 ,108 が第2の駆動伝達室25内に位置され、軸
方向の両端に回転自在に設けられた軸部109 ,109 がケ
ース体15に設けられた軸受110 ,110 にそれぞれ係合さ
れて回転自在に支持されている。
【0038】なお、第1の回転ブレード101 および第2
の回転ブレード102 は、下端が各第1の清掃体室18およ
び第2の清掃体室19の下面の開口から僅かに下方に突出
して配設されている。
【0039】一方、第1の駆動伝達室22内には、駆動伝
達手段である駆動変換手段111 が配設されている。この
駆動変換手段111 は、第1の駆動伝達室22の端部側に位
置して配設される箱体112 内に軸方向が上下方向に沿っ
た略棒状の第1のシャフト113 を回転自在に軸支してい
る。そして、この第1のシャフト113 の下端には、エア
タービン61のエアタービンプーリ94とにて駆動伝達手段
としての無端ベルトである第1の無端ベルト114aが掛け
渡される第1のプーリ115 が第1の駆動伝達室22に臨ん
で設けられ、上端には第1の傘歯車116aが設けられてい
る。
【0040】さらに、箱体112 内には、略棒状の第2の
シャフト117aおよび第3のシャフト117bがケース体15の
横長方向に沿って上下に略平行に回転自在に配設されて
いる。そして、第2のシャフト117aは、一端に第1のシ
ャフト113 の第1の傘歯車116aに係合する第2の傘歯車
116bを設け、他端に第2の駆動伝達室25に臨んだ第2の
プーリ118 を設け、中間部より一端側に第1の歯車119a
を設けている。また、第3のシャフト117bの一端には、
第2のシャフト117aの第1の歯車119aに係合する第2の
歯車119bが設けられ、他端には、第2の駆動伝達室25に
臨んだ第3のプーリ120 が設けられている。そして、第
2のシャフト117aの第2のプーリ118 には、第1の回転
ブレード101 のプーリ108 とにて駆動伝達手段である第
2の無端ベルト114bが傾斜して掛け渡され、第3のシャ
フト117bの第3のプーリ120 には、第2の回転ブレード
102 のプーリ108 とにて駆動伝達手段である第3の無端
ベルト114cが略水平方向に掛け渡されている。
【0041】なお、第2のシャフト117aの中心は、図7
に示すように、第1の回転ブレード101 および第2の回
転ブレード102 間の中間位置より第2の回転ブレード10
2 側、すなわち、上方に位置する第2のシャフト117a
と、この第2のシャフト117aに傾斜して掛け渡される第
1の回転ブレード101 との間の距離が長くなるように位
置させる。また、第3のシャフト117bは、この第3のシ
ャフト117bと略水平に掛け渡される第2の回転ブレード
102 に対して略水平方向に位置し、この第3のシャフト
117bおよび第2の回転ブレード102 間の距離が短くなる
ように位置させる。
【0042】そして、エアタービン61の回転により第1
の無端ベルト114aを介して第1のシャフト113 が回転
し、この回転により第1の傘歯車116aおよび第2の傘歯
車116bを介して第2のシャフト117aが回転する。この第
2のシャフト117aの回転により互いに噛み合う第1の歯
車119aおよび第2の歯車119bにて、第3のシャフト117b
が第2のシャフト117aに対して反対方向に回転する。そ
して、第2の無端ベルト114bを介して第1の回転ブレー
ド101 は、吸込口本体11の前進方向に対して順方向に回
転し、第2の回転ブレード102 は、吸込口本体11の前進
方向に対して逆回転、すなわち互いに内側に回転するよ
うになっている。
【0043】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0044】掃除を行う際、図示しない電気掃除機本体
に延長管およびホースを介して吸込口本体11を接続し、
ホースの延長管側の端部を把持しながら押動して、吸込
口本体11を被掃除面である床面に接触させながら前後に
走行させる。なお、この状態では、錘体87,87は、自重
により錘収容部88a ,88b 内にそれぞれ収容された状態
で位置し、吸気供給風路79a ,79b が開口、すなわち吸
気口23とタービン室62とが連通した状態で、第1のバイ
パス風路89a および第2のバイパス風路89b が閉塞され
た状態となっている。
【0045】そして、電気掃除機本体の吸込力にて、吸
気口23から吸気されるとともに吸込口20からも吸い込ま
れる。ここで、吸込口本体11が床面上に載置されている
ことから、吸込口20が開口する第2の清掃体室19および
この第2の清掃体室19に連通路49を介して連通する第1
の清掃体室18内の負圧が増大し、吸込口本体11の下面の
負圧が増大する。このため、吸気口23からの吸気量が増
大する傾向となる。
【0046】さらに、床面が絨毯など特に毛足の長い絨
毯の場合には、第1の清掃体室18および第2の清掃体室
19内に毛足が入り込む状態となるので、さらに第1の清
掃体室18および第2の清掃体室19内の負圧が増大して、
吸気口23からの吸気量がさらに増大する。
【0047】そして、吸気口23から吸気された空気は断
面積が次第に縮小するラッパ状の吸気供給風路79a ,79
b を整流されつつ通って渦巻き状にタービン室62に至る
とともに傾斜面81にて吸気気流73がエアタービン61の傘
部91に吹き付けられるように供給され、この吸気気流73
によりエアタービン61が吸気量に比例した速度で回転す
る。この回転駆動力が第1の無端ベルト114aを介して駆
動変換手段111 に伝達され、この駆動変換手段111 にて
上下方向を軸とした回転駆動が水平方向を軸とした2つ
の回転駆動力に変換され、第2の無端ベルト114bおよび
第3の無端ベルト114cを介して第1の回転ブレード101
および第2の回転ブレード102 が吸気量に比例した速度
で互いに反対方向に回転する。そして、これら第1の回
転ブレード101 および第2の回転ブレード102 の回転に
より床面から塵埃を掻き出す。この掻き出された第1の
清掃体室18内に位置する塵埃は、連通路49を介して第2
の清掃体室19内に至り、第2の清掃体室19内に位置する
塵埃は、そのまま吸込口20から吸い込まれ、吸込室21を
介して連通管56に流れる。また、タービン室62に流入し
た吸気気流73は、エアタービン61の下方の吸気規制部74
内から吸気排出口76を通って吸込風路58を構成する吸込
室21を介して吸込気流75と合流し、連通管56に流れる。
【0048】さらに、吸込口本体11が前進時には、ブラ
シ体35の起毛布41のブラシ毛が床面を撫でるように塵埃
を掃き寄せ、吸込口本体11が後退時には、ブラシ体35の
起毛布41のブラシ毛が床面との摩擦により逆立つように
起きて塵埃を掻き出す。
【0049】また、床面が板の間などの場合には、走行
方向の前側に位置する第1の回転ブレード101 のみが板
の間と接触し、壁際まで板の間上の塵埃を掃き取るよう
に掻き上げるとともに、ブラシ体35が床面を拭き取って
フローリングする。
【0050】ここで、家具などの移動や第1の回転ブレ
ード101 および第2の回転ブレード102 に糸ごみや髪の
毛などが絡み付いた場合にこれらを取り除くため、吸込
口本体11の下面が床面から離間する状態となることによ
り、吸込室21の負圧が大気に近い状態に大きく増大す
る。このため、吸込室21に吸気排出口76を介して連通し
吸込室21の上流側に位置する吸気規制部74内も大気状態
に近い状態にまで負圧が増大してタービン室62内の負圧
も大きく増大する。そして、吸気規制部74に開口する吸
気排出口76は、開口面積が吸込口20の開口面積以下で、
吸気風路78内には風路抵抗となるエアタービン61が配設
されているので、吸気口23からの吸気気流73の風量が大
きく低減もしくはほとんど吸気気流73が発生しない状態
となり、エアタービン61の回転が大きく低減もしくは停
止する。
【0051】さらに、吸込口本体11を床面から持ち上げ
て吸込口本体11の下面を上方に向けた際には、錘体87が
自重により錘収容部88a ,88b から下方に位置する上部
本体ケース13側に向けて移動する。この錘体87,87の移
動により開口する吸気風路78を構成する吸気供給風路79
a ,79b 内に錘体87,87がそれぞれ位置して吸気供給風
路79a ,79b を閉塞するとともに、第1のバイパス風路
89a および第2のバイパス風路89b を開口する。そし
て、吸気供給風路79a ,79b の閉塞により、仮に吸気口
23からの吸気気流73が生じたとしてもタービン室62へ吸
気の供給が遮断されるとともに、第1のバイパス風路89
a および第2のバイパス風路89b を介して吸込室21に吸
気されるため、エアタービン61へ吸気気流73が流れず、
エアタービン61の回転が停止して、第1の回転ブレード
101 および第2の回転ブレード102の回転が停止する。
【0052】なお、第1の回転ブレード101 および第2
の回転ブレード102 に絡み付いた糸ごみや髪の毛などを
除去するために第1の回転ブレード101 および第2の回
転ブレード102 を取り外す場合には、装着具29を外して
閉塞板28を取り外し、プーリ108 ,108 が設けられてい
ない側の軸部109 ,109 を支点にしてプーリ108 ,108
側を下方に移動させてプーリ108 ,108 側の軸部109 ,
109 を軸受110 ,110から取り外し、第2の無端ベルト1
14bおよび第3の無端ベルト114cからプーリ108 ,108
を外し、支点とした軸部109 ,109 を軸受110 ,110 か
ら外すことにより取り外しできる。なお、組み付ける場
合には反対の動作を行う。
【0053】また、ブラシ体35が汚れた場合には、装着
具29を外して閉塞板28を取り外し、閉塞板28とケース体
15とにて挟持されたブラシ体35の第2の装着爪部47の係
止状態を解除する。そして、ブラシ体35を第2の装着爪
部47側に引っぱりながら、ボス部36を装着孔42から取り
外しつつ引っ掛け爪部37を引っ掛け壁部43から外して引
っ掛け孔44から取り外し、第1の装着爪部46を装着凹部
38から外してブラシ体35をケース体15から取り外す。こ
の後、ブラシ体35の起毛布41のブラシ毛が傾斜する方向
に撫でるように洗浄する。そして、洗浄したブラシ体35
を上記取り外しと反対の動作で取り付ける。
【0054】ところで、例えば掃除箇所の移動や椅子や
テーブルなどの家具の移動の際にホースを床面に載置す
ることにより、連通管56の方向に導出する端部がケース
体15に対して下方に回動した状態でケース体15の下面が
床面から離間する。また、このケース体15の下面が床面
から離間することにより、吸込口20から空気が抵抗なく
吸い込まれる。
【0055】そして、上記実施の形態では、連通管56の
吸込口20と対向する開口56a の縁を吸込口20の開口縁に
覆われずに吸込口20の縁の内側に位置させかつ略同一面
上の状態としたため、吸込口20の開口縁の吸込室21側の
内側に乱流を生じる壁状部分が突出しないので、例えば
連通管56の後端部を下方に回動させた際、すなわち吸込
口本体11を床面から持ち上げることにより吸込口本体11
の前部が自重により下方に回動した状態となって吸込風
量が増大する際に、壁状部分の乱流による騒音である風
切り音の発生を防止できるとともに、円滑な吸い込みに
より吸込効率を向上できる。さらに、吸込口20の吸込室
21側の内側に壁状部分が突出しないために、連通管56の
後端部が上方に回動した状態でも吸込口20を流過した吸
込気流75は円滑に連通管56に吸い込まれるので、乱流に
よる騒音の発生を防止でき、吸込効率を向上できる。な
お、床面に載置した状態では、吸込口本体11の下面が床
面から離間した場合より吸込風量が少なくなるととも
に、吸込気流75による騒音は床面にて塞がれる状態とな
るので、大きな騒音として感じられない。
【0056】また、吸込口20を第2の清掃体室19に向け
て拡開させ第2の清掃体室19の下面の開口形状を凸字状
としたため、例えば被掃除面が毛足の長い絨毯などの場
合にケース体15の下面に絨毯の毛が潜り込んで走行性が
低下することを防止できるとともに、第2の清掃体室19
内に吸い込まれた空気が円滑に吸込口20に吸い込まれ
て、乱流による騒音を低減できる。
【0057】そして、この連通管56の一端側の開口が吸
込口20に略同一面上に位置する場合と、従来の連通管56
の開口が吸込口20に略同一面上に位置せず、吸込口20の
縁に壁状部分が存在する場合との吸込気流の流過に伴う
騒音の状況を比較すると、表1に示す結果となる。な
お、ここで、騒音の測定方法は、電動送風機本体にホー
スおよび延長管を介して各吸込口本体を接続する。ま
た、電動送風機本体から直線状にホース、延長管及び吸
込口本体を位置させ、電動送風機本体から吸込口本体ま
での距離を2m、かつ、床面から下面が10cm離間する
状態とする。そして電動送風機本体の上方および側方に
それぞれ1mの間隔を介して配設した2つのマイクロホ
ンにより、騒音値の平均値が59dBとなる駆動状態にお
いて、吸込口本体の上方および側方にそれぞれ1mの間
隔で配設した2つのマイクロホンの騒音値の平均を測定
した。
【0058】
【表1】 この表1に示す結果から、従来のものでは、本実施例の
ものより風切り音による騒音が2dB大きく、上記連通管
56の一端側の開口が吸込口20に略同一面上に位置させる
ことにより、風切り音による騒音を低減できることがわ
かる。
【0059】一方、例えば別途下部本体ケース12にリブ
などを設けて、このリブにて軟質のスポンジなどのフィ
ルタ部材54を変形せずに保持するためには、面にて支持
する必要があるが、リブを面にて支持する構成に形成し
た場合には、下部本体ケース12が成形の際のひけなどの
変形を生じるおそれがある。ところで、上記実施の一形
態では、保持壁部52および保持ピン部53にて軟質のフィ
ルタ部材54が下方に向けて略U字状に折り返されて、第
2の駆動伝達室25内および軸支室26内に塵埃が堆積しな
いようにリーク窓部51を覆って着脱可能に装着し、バン
パ14に突設した舌片部55b にてフィルタ部材54を脱落防
止する。
【0060】このため、上部本体ケース13および下部本
体ケース12の間に挟持される製造が容易なバンパ14の一
部分を利用するので、別途リブや他の部材を用いずとも
面にて位置決め保持でき、リブなどを設けることによる
ひけなどの成形時の変形を防止して形成が容易なバンパ
に舌片部55b を設けることによる製造性を向上できる。
さらに、例えばフィルタ部材54を折り返して平板状の冶
具を挟み、この状態でフィルタ部材54の中間位置に当て
て押し込むことにより装着でき、組付性の向上およびフ
ィルタ部材54の復元力による保持性の向上が得られる。
【0061】また、圧入装着して着脱可能としたため、
フィルタ部材54が汚れた場合に、容易に取り外して洗浄
でき、保守管理も容易となる。
【0062】そして、フィルタ部材54を保持する保持部
としてひけを生じないピン状の保持ピン部53を設けたた
め、簡単な構造で容易にフィルタ部材54を保持できる。
【0063】また、上記実施の形態では、吸込口20に連
通する第1の清掃体室18および第2の清掃体室19間に位
置して、吸込口本体11の走行方向に対して略左右方向に
横長のブラシ体35を取り付けたため、床面と対向する第
1の清掃体室18および第2の清掃体室19が負圧となって
ブラシ体35が床面に押し付けられる状態となるので、ブ
ラシ体35による塵埃の掻き取りや掃き取り、床磨き効果
を向上できる。さらに、例えば吸込口本体11が前進時に
ブラシ体35の前側で掻き取ったり掃き寄せた塵埃は前側
の第1の清掃体室18から連通路49を介して吸込口20にて
吸い込み、後退時にブラシ体35の後側で掻き取ったり掃
き寄せた塵埃は後側の第2の清掃体室19から吸込口20に
吸い込むので、吸込口本体11の走行方向を問わず、ブラ
シ体35にて捕捉した塵埃を確実に吸い込むことができ、
掃除効率を向上できる。
【0064】そして、ブラシ毛が傾斜した一方向性を有
した起毛布41を備えたブラシ体35を、ブラシ毛が吸込口
本体11の走行方向の後方に向けて傾斜するように装着し
たため、吸込口本体11の前進時の押動により吸込口本体
11が床面に押し付けられて負荷が大きくなるが、ブラシ
毛が寝る方向であるため、床面走行時の抵抗で小さく、
吸込口本体11の後退時の引動により吸込口本体11が床面
から持ち上げられる力が働くので、ブラシ毛が逆立って
塵埃の掻き取りを行っても走行負荷が大きくならずに効
率よく塵埃の掻き取りができる。
【0065】また、ブラシ体35の台座部40の両端部に、
下部本体ケース12のブラシ装着部34に係脱可能な異なる
形状の第1の装着爪部46および第2の装着爪部47を設け
たため、ブラシ体35の方向性が逆とならずに確実に装着
できる。
【0066】そして、第1の回転ブレード101 および第
2の回転ブレード102 をケース体15に着脱する閉塞板28
を利用して、この閉塞板28の取り付けによりブラシ体35
の一端の第2の装着爪部47をケース体15とにて挟持する
ため、別途支持する構成が不要で、ブラシ体35を取り付
けるための構成を簡略化でき、製造性を向上できるとと
もに、容易にブラシ体35を着脱できる。
【0067】また、第2の装着爪部47を閉塞板28に挟持
されかつ閉塞板28の側面に端面が当接するように形成し
たため、長手方向の移動を規制でき、ブラシ体35を確実
に位置決め保持できる。
【0068】さらに、ブラシ体35を着脱可能としたた
め、塵埃の付着により汚れてもブラシ体35のみ洗浄すれ
ばよく、保守管理性を向上できる。
【0069】また、ブラシ体35の台座部40を係止するブ
ラシ装着部34の引っ掛け爪部37を吸込気流75が流過する
連通路49に位置させて設けたため、スライド機構などの
型構造を用いなくても型抜きが容易にでき、また型抜き
のために引っ掛け爪部37の形成により開口が生じても、
ブラシ体35の起毛布41にて覆われるので外観を損なわ
ず、例えば漏れによる吸気気流73の風量低下によるエア
タービン61の回転トルクの低下や吸込効率の低下などを
防止できるとともに、開口からケース体15内に侵入する
塵埃は連通路49に至るので、第2の清掃体室19を介して
吸込口20から吸い込まれるので、ケース体15内に堆積せ
ず、清潔な状態に維持する保守管理が容易となる。
【0070】さらに、引っ掛け爪部37およびボス部36の
先端が凹溝状のブラシ装着部34内に位置し、このブラシ
装着部34内にブラシ体35を取り付けるため、ブラシ体35
の幅方向の移動が規制され、床面との接触により負荷を
受けるブラシ体35を取り付けるボス部36や引っ掛け爪部
37、第1の装着爪部46、第2の装着爪部47などに負荷が
掛かりにくくなり、各部位の損傷を防止できるととも
に、ブラシ体35がケース体15の下面から突出せず、美観
が向上する。
【0071】そしてさらに、鉤状の引っ掛け爪部37を設
けたため、ブラシ体35をケース体15の下面に確実に取り
付けできる。
【0072】一方、タービン室62内のエアタービン61へ
の吸気気流の供給は、エアタービン61の軸体65に対して
略対称の径方向の位置からタービン室62内に供給するた
め、エアタービン61に回転軸となる軸体65に一方向から
の負荷が掛かることがなく、長期間安定してがたつきな
くエアタービン61を回転自在に軸支でき、効率よくエア
タービン61を回転できる。
【0073】また、吸気口23の開口面積を大きく開口さ
せ吸気気流73の風量を増大させて、エアタービン61の回
転トルクを向上させるべく、上部本体ケース13の後部で
連通管56の両側に位置して吸気口23を開口したため、一
般的に吸込口本体11の後部は前進時に塵埃を吸い込んで
ある程度塵埃が除かれた床面上に位置することとなるの
で、吸気口23から塵埃が侵入しにくく、エアタービン61
に塵埃が付着することによる回転トルクの低減を防止で
きるとともに、例えば掃除中にカーテンなどにて吸気口
23が覆われにくく、仮に片側の吸気口23が覆われても吸
気気流73をエアタービン61に供給でき、エアタービン61
の回転が得られる。
【0074】さらに、左右の開口面積が略同面積となる
ように吸気口23を開口形成したため、左右の吸気気流73
の風量が同等となり、エアタービン61への一方向への負
荷が掛からず、さらに安定してエアタービン61の回転が
得られるとともに、外観が略対称となり美観を向上でき
る。
【0075】そして、エアタービン61への径方向からの
供給の際、連通管56の左右に位置して開口する吸気口23
からの吸気気流73の流過方向は、エアタービン61に対し
て反対方向となるが、エアタービン61の回転方向と反対
方向となる吸気気流73が流入する吸気室24b 内に、吸気
気流73の流過方向を反転させる彎曲した整流板83を設け
たため、簡単な構造で容易に吸気気流73の方向転換がで
き、エアタービン61の回転方向と同方向となった吸気気
流73により、エアタービン61の回転トルクの向上が得ら
れる。
【0076】さらに、整流板83は、下部本体ケース12お
よび上部本体ケース13にリブ状に設けた下整流板83a お
よび上整流板にて構成したため、ケース体15の強度を向
上できる。
【0077】一方、エアタービン61の傘部91の軸支部92
に接続する部分である基端の位置を風受板93,93の幅寸
法間に位置させたため、エアタービン61の回転による慣
性力が働いて傘部91が軸方向である上下方向に変形して
他部位に当接することによる回転トルクの低減や騒音の
発生を防止できる。
【0078】また、従動後輪96の車輪部98のひけなどの
成形変形を防止する溝98a 内にOリングなどの弾性部材
99を設け、さらに外周面に布などの柔軟部材やゴムなど
の弾性部材である保護シート100 を設けたため、例えば
掃除時の吸込口本体11の前後走行の際に、一般に頻度の
高い吸込口本体11の後部が床面から持ち上がって再び床
面に接地する状態が生じても床面を傷付けず、騒音の発
生も抑制できる。さらに、保護シート100 として起毛布
を用いた場合には、容易に吸込口本体11を走行方向と交
差する長手方向である左右方向に容易に滑って移動で
き、掃除作業性を向上できる。また、弾性部材99をひけ
などの成形変形を防止する溝98a 内に設けたため、弾性
部材99が位置ずれせずに保持できる。
【0079】一方、第2の回転ブレード102 の方が、第
1の回転ブレード101 よりスパイラル角度を大きく設定
したため、第2の回転ブレード102 のブレード部の平面
方向の吸込口本体11の走行方向に対する角度が第1の回
転ブレード101 のものより大きくなるので、吸込口本体
11の押動時に床面への押し付けにて負荷が大きくなる吸
込口本体11の前進時に逆回転となる第2の回転ブレード
102 のブレード部105と床面との衝突負荷が低下し走行
性を向上向上でき、吸込口本体11の引動時に床面から持
ち上げられる力にて負荷が小さくなる吸込口本体11の後
退時に逆回転となる第1の回転ブレード101 にて走行負
荷が大きくならずに効率よく塵埃の掻き取りができる。
【0080】なお、上記実施の形態において、キャニス
タ型の電気掃除機に限らず、吸込口本体11が電気掃除機
本体の下面に直接形成されたアップライト型、その他、
電気掃除機本体と吸込口本体11とが一体化された自走式
の電気掃除機などにも適用することができる。
【0081】そして、連通管56の他端側が最下位置に回
動した際に、連通管56の一端側の開口56a の縁が吸込口
20の開口縁に対して内側に位置して説明したが、連通管
56の一端側の開口56a の縁が吸込口20の開口縁に対して
略一致する位置としても同様の効果が得られる。
【0082】また、吸気風路78の途中に開度を連続的に
調節し第1の回転ブレード101 および第2の回転ブレー
ド102 の回転速度を可変可能に弁体やシャッタなどを別
途設けてもできる。
【0083】さらに、吸気口23を連通管56の両側に位置
させてそれぞれ開口したが、吸気気流73がエアタービン
61の軸体65に対して略対称の位置から供給されるいずれ
の位置でもよく、また、供給も一対に限られない。
【0084】また、整流手段としては、彎曲する板状の
整流板83に限らず、吸気気流73の流過方向を変えるいず
れの構成でもできる。
【0085】そして、エアタービン61として偏平型のも
のを上下方向を軸として配設して説明したが、径方向か
らの吸気気流73の供給により回転するいずれのエアター
ビン61でもよい。
【0086】また、連通路49を略筒状に形成して説明し
たが、例えばケース体15の下面に下方に向けて開口する
凹溝状に形成してもよい。この場合、ブラシ体35を2分
割にしたり、またブラシ体35を設けなくてもよい。そし
て、凹溝状に形成することにより、塵埃が引っ掛かるな
どを防止でき塵埃の除去などの保守管理が容易にでき
る。
【0087】一方、回転清掃体としては、第1の回転ブ
レード101 および第2の回転ブレード102 の他に、起毛
を壁状に設けた回転ブラシや、布ブレード部を設けたも
のなどいずれのものを用いてもよい。
【0088】また、第1の清掃体室18および第2の清掃
体室19にそれぞれ第1の回転ブレード101 および第2の
回転ブレード102 を配設して説明したが、回転清掃体と
しては1本またはそれ以上設けてもでき、1つの回転清
掃体室内に複数本の回転清掃体を配設しても同様の効果
が得られる。
【0089】さらに、ブラシ体35は、起毛布41を有した
ものに限らず、台座部40にブラシ毛を直接植設したもの
などいずれのものでもよい。
【0090】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機の吸込口体に
よれば、ケース体の後部略中央に他端側を上下方向に沿
って回動自在に軸支した連通管の吸込口に対向する一端
側の開口縁を、連通管の他端側を最下位置に回動した際
に、吸込口の開口縁に対して略一致する位置から内側に
位置させたため、吸込口の開口縁が連通管の開口縁の内
側に突出しないので、吸込口の開口縁が連通管の開口縁
から内側に突出することによる吸込気流の風切り音を防
止できる。
【0091】請求項2記載の電気掃除機の吸込口体によ
れば、請求項1記載の電気掃除機の吸込口体の効果に加
え、吸込口の開口縁を吸込室に向けて拡開させて吸込室
の下面を略凸字状に開口させたため、例えば被掃除面が
毛足の長い絨毯などの場合にケース体の下面に絨毯の毛
が潜り込んで走行性が低下することを防止できるととも
に、吸込室内の吸い込まれた空気が円滑に吸込口に吸い
込まれて、乱流による騒音の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の吸込口体の実施の一形態
の吸込口本体を示す連通管を最下位に回動した状態の側
面断面図である。
【図2】同上一部を切り欠いた平面図である。
【図3】同上底面図である。
【図4】同上正面断面図である。
【図5】同上連通管を最上位に回動した状態を示す側面
断面図である。
【図6】同上吸込口本体の連通路の部分を示す一部を切
り欠いた側面断面図である。
【図7】同上吸込口本体の駆動変換手段の近傍での一部
を切り欠いた側面断面図である。
【図8】同上吸込口本体の閉塞板の近傍を示す一部を切
り欠いた底面斜視図である。
【図9】同上吸込口本体の閉塞板の近傍を示す閉塞板が
取り外された状態の一部を切り欠いた底面斜視図であ
る。
【図10】同上ブラシ体の台座部を示す平面図である。
【図11】同上リーク窓部近傍を示す分解斜視図であ
る。
【図12】同上エアタービンを示す重量バランスを説明
する説明図である。
【図13】同上従動後輪を示す断面図である。
【符号の説明】
11 吸込口本体 15 ケース体 19 吸込室である第2の清掃体室 20 吸込口 56 連通管
フロントページの続き (72)発明者 石井 聡子 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被掃除面と対向する下面を開口し走行方
    向の後部略中央に吸込口が開口する吸込室を有したケー
    ス体と、このケース体の後部略中央に一端側の開口が前
    記吸込口に対向し他端側が前記ケース体の上下方向に沿
    って回動自在に軸支された連通管とを備え、 前記連通管の他端側が最下位置に回動した際に、前記連
    通管の一端側の開口縁が前記吸込口の開口縁に対して略
    一致する位置から内側に位置することを特徴とした電気
    掃除機の吸込口体。
  2. 【請求項2】 吸込口の開口縁が吸込室に向けて拡開し
    て吸込室の下面が略凸字状に開口することを特徴とした
    請求項1記載の電気掃除機の吸込口体。
JP23160597A 1997-08-27 1997-08-27 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH1156710A (ja)

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