JPH1156628A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JPH1156628A JPH1156628A JP22970997A JP22970997A JPH1156628A JP H1156628 A JPH1156628 A JP H1156628A JP 22970997 A JP22970997 A JP 22970997A JP 22970997 A JP22970997 A JP 22970997A JP H1156628 A JPH1156628 A JP H1156628A
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Abstract
こと。 【解決手段】 炊飯器においておねば検知手段3を設
け、鍋1を加熱する加熱手段2を検知結果に基づいて制
御する加熱制御手段4を設ける。おねば検知手段3によ
っておねばの上昇が検知されるとふきこぼれのおそれが
あると判断し、加熱制御手段4はふきこぼれを防止する
ように加熱手段2による加熱量を変える。これにより、
炊飯性能を下げずにふきこぼれを未然に防ぐことができ
る。
Description
用される炊飯器に関するものである。
で炊飯を行う炊飯器が開発され普及している。また、同
じ水量で硬さを炊き分けることができる炊飯器が普及し
ている。
いため特に柔らかく炊くために従来のように通常より加
水して炊飯を行うという使用法がなされた場合などふき
こぼれやすいという問題点があった。本発明は上記従来
の問題点を解決するもので、おねばが上昇したことを検
知して炊飯性能を下げずにふきこぼれを未然に防ぐ炊飯
器を提供することを目的とする。
に本発明の炊飯器は、液体および固体が鍋の上端より上
昇したことを検知して、検知結果によって加熱制御手段
が加熱手段を制御するように構成されている。これによ
り、おねばの上昇状態によって加熱量を調節しふきこぼ
れを未然に防ぐことができる。
は、調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱するための加熱
手段と、液体および固体が鍋の上端より上昇したことを
検知するおねば検知手段と、前記加熱手段を制御する加
熱制御手段を備え、前記加熱制御手段はおねば検知手段
の検知状態によって前記加熱手段の加熱量を変化してな
るものであり、おねばの上昇を検知したときに、それ以
上おねばの量が増加してふきこぼれが発生するのを防止
することができる。
御手段はおねば検知手段によっておねばの上昇を検知し
ている間に加熱手段の加熱を停止してなる請求項1記載
のものであり、おねば上昇と加熱手段による加熱の有無
が同じタイミングで連動するため制御を簡潔にすること
ができる。請求項3に記載の発明の炊飯器は、加熱制御
手段はおねば検知手段によっておねばの上昇がなくなっ
た事を検知してから一定時間加熱手段の加熱を停止して
なる請求項1または2記載のものであり、おねばの上昇
がすぐに発生しないようになるまで確実におねばを鍋内
に戻すことができる。
検知手段の異常を検知する異常検知手段を備え、加熱制
御手段は前記異常検知手段によっておねば検知手段の異
常が検知された時に加熱手段の加熱量を変化してなる請
求項1記載のものであり、おねば検知手段の異常があっ
ても加熱量を極度に減らして炊飯性能を下げることやふ
きこぼれることなく正常に炊飯を完了することができ
る。
異常検知手段によっておねば検知手段の異常が検知され
た場合に加熱制御手段は炊飯動作を開始しないものであ
り、炊飯開始時におねば検知手段が必ず正常であるよう
にすることでおねば検知手段の異常に気づかず、おねば
の上昇がないにもかかわらず加熱量を下げて炊飯性能を
下げたり、おねばの上昇があるにもかかわらず検知でき
ずにふきこぼれたりすることを防止する。
加熱制御手段に対して入力を行う入力手段を備え、加熱
制御手段は異常検知手段によっておねば検知手段の異常
が検知された場合に複数回の入力で炊飯器の状態を変更
してなるものであり、おねば検知手段の異常時に複数回
の入力で状態を変化させることで異常状態であることを
使用者が認識した上で動作を開始できる。
加熱制御手段は複数回の入力が一定時間内に行われない
場合にそれまでの入力を無効としてなるものであり、一
定時間内に押されたもののみ有効とすることで、長時間
経過してから入力があった場合に1回の入力による炊飯
器の状態変更を防止する。請求項8に記載の発明の炊飯
器は、特に、異常検知手段はおねば検知手段によって一
定時間以上連続でおねばの上昇を検知した場合に異常と
判断してなるものであり、異常検知手段を機構的に別に
構成する必要がなく、簡潔に実現できる。
加熱制御手段は炊飯器内の温度が所定の範囲にある場合
におねば検知手段の検知結果に依存せずに加熱手段を制
御してなるものであり、ふきこぼれが起こりうる温度で
のみ加熱量を調整することで必要のない温度範囲での誤
検知による加熱量の変化を防止する。請求項10に記載
の発明の炊飯器は、特に、加熱制御手段は炊飯時間が所
定の範囲にある場合におねば検知手段の検知結果に依存
せずに加熱手段を制御してなるものであり、ふきこぼれ
が起こり得ない間はおねば検知手段による加熱量の調整
を行わないことで必要のない時の誤検知による加熱量の
変化を防止する。
に、加熱制御手段は所定の炊飯工程においておねば検知
手段の検知結果に依存せずに加熱手段を制御してなるも
のであり、ふきこぼれによって加熱量を変化する必要の
ない炊飯工程で誤検知によって加熱量が変化するのを防
止する。請求項12に記載の発明の炊飯器は、特に、炊
飯器の状態を表示もしくは報知する表示手段と、前記表
示手段を制御する表示制御手段とを備え、前記表示制御
手段はおねば検知手段もしくは異常検知手段の少なくと
も一方の検知状態に依存して前記表示手段の動作を変更
してなるものであり、検知状態を表示して使用者に動作
を知らせることができる。
を参照しながら説明する。なお、すべての実施例におい
て具体例としてあげられている時間、温度、工程は任意
に設定して実施可能である。
鍋1を加熱する加熱手段、3は液体および固体のおねば
を検知するおねば検知手段、4はおねば検知手段3の検
知結果によって加熱手段2を制御する加熱制御手段であ
る。以上のように構成された炊飯器について、動作を説
明する。加熱手段2による加熱が開始されると、加熱に
伴って鍋1内の調理物や水が上昇する。一定の位置まで
上昇した場合におねば検知手段3によって検知され加熱
制御手段4は加熱手段2の加熱量を変えることでふきこ
ぼれを抑制する。
明する。第1の実施例と同様の構成の炊飯器で動作を説
明する。図2(a)におねば検知手段3の検知結果と加
熱手段2の動作の関係を示す。加熱制御手段4はおねば
検知手段3によっておねばの上昇を検知した場合は加熱
手段2を停止し、おねばの下降を検知した場合は加熱量
を増加する。
明する。第1の実施例と同様の構成の炊飯器で動作を説
明する。図2(b)におねば検知手段3の検知結果と加
熱手段2の動作の関係を示す。加熱制御手段4はおねば
検知手段3によっておねばの上昇を検知した場合は加熱
手段2を停止し、おねばの下降を検知した場合は、その
後数秒間の待機後、加熱量を増加する。
明する。図1において5はおねば検知手段3の異常を検
知するための異常検知手段である。なお、第1の実施例
と同じ番号のものは共通のものであり、説明を省略す
る。
動作を説明する。異常検知手段5がおねば検知手段3の
異常を検知した場合、加熱制御手段4は加熱手段2を制
御して炊飯性能を維持できる程度に図2(c)のように
加熱量を減らすことでふきこぼれを抑制する。 (実施例5)次に第5の実施例について説明する。
を説明する。炊飯動作開始時に異常検知手段5がおねば
検知手段3の異常を検知していた場合、加熱制御手段4
は炊飯動作の開始をやめる。 (実施例6)次に第6の実施例について説明する。
入力を行う入力手段である。なお、第1の実施例もしく
は第4の実施例と同じ番号のものは共通のものであり、
説明を省略する。以上のように構成された炊飯器につい
て、動作を説明する。異常検知手段5がおねば検知手段
3の異常を検知した場合、1回目に入力手段6によって
入力があった時はその入力を無効とし、2回目の入力で
はじめて炊飯器の状態を変更する。
の入力ではじめて炊飯器の状態を変更することがであ
る。 (実施例7)次に第7の実施例について説明する。第6
の実施例と同様の構成の炊飯器で動作を説明する。異常
検知手段5がおねば検知手段3の異常を検知した場合、
1回目に入力手段6によって入力があった時はその入力
を無効とし、その時点から時間を計測する。10秒間経
過するまでに所定の回数の入力が終了した場合、その入
力を有効として炊飯器の状態を変更する。入力が終了す
る前に10秒経過した場合はそれまでの入力をすべて無
効とし、次の入力は1回目の入力として同様に動作す
る。
の時間に限らず、任意の回数から時間の計測の開始およ
び終了が可能であり、所定の回数に達するまでの計測の
回数も1回とは限らない。 (実施例8)次に第8の実施例について説明する。
を説明する。異常検知手段5はおねば検知手段3によっ
ておねばの上昇という検知結果が出された場合におねば
の連続上昇時間を測定する。通常、おねばの連続上昇が
5秒から10秒程度である場合、30秒間おねばの連続
上昇を検知したらおねば検知手段3の異常と判断し、加
熱制御手段4は加熱手段2を制御して炊飯性能を維持で
きる程度に図2(c)のように加熱量を減らすことでふ
きこぼれを抑制する。
明する。第1の実施例と同様の構成の炊飯器で動作を説
明する。加熱制御手段4は炊飯器内の鍋底の温度が90
度から110度の範囲にある時だけ、おねば検知手段3
によっておねばの上昇を検知した場合に加熱手段2によ
る加熱量を減らし、他の範囲にある時はおねば検知手段
3の検知結果による加熱量の変更は行わない。
可能である。 (実施例10)次に第10の実施例について説明する。
第1の実施例と同様の構成の炊飯器で動作を説明する。
加熱制御手段4は炊飯時間が10分以上50分以内にあ
る時だけおねば検知手段3によっておねばの上昇を検知
した場合に加熱手段2による加熱量を減らし、他の範囲
にある時はおねば検知手段3の検知結果による加熱量の
変更は行わない。
て説明する。第1の実施例と同様の構成の炊飯器で動作
を説明する。加熱制御手段4は炊飯工程が沸騰維持工程
にある時だけおねば検知手段3によっておねばの上昇を
検知した場合に加熱手段2による加熱量を減らし、他の
範囲にある時はおねば検知手段3の検知結果による加熱
量の変更は行わない。
図1において7は炊飯器の状態を表示もしくは報知する
表示手段、8は表示手段7を制御する表示制御手段であ
る。なお、第1の実施例もしくは第4の実施例と同じ番
号のものは共通のものであり、説明を省略する。
明する。おねば検知手段3によって検知が行われた時
に、表示制御手段8が表示手段7によっておねばの上昇
の有無を表示する。またおねばの上昇が検知された場合
にブザー音による報知を行う。なお、炊飯器の一部の状
態でのみ表示や報知を行ったり、表示や報知をおねば検
知手段のどの状態で行うかについては以上の場合だけで
なく任意の状態が考えられる。また、おねば検知手段3
のかわりに異常検知手段5でも同様の動作をさせること
ができる。
によれば、おねばの上昇を検知結果に応じて加熱量を変
化することにより、炊飯性能を下げずにふきこぼれを未
然に防止することができる。
Claims (12)
- 【請求項1】 調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する
ための加熱手段と、おねばが鍋の上端より上昇したこと
を検知するおねば検知手段と、前記加熱手段を制御する
加熱制御手段を備え、前記加熱制御手段は、おねば検知
手段の検知状態に応じて前記加熱手段の加熱量を変化さ
せてなる炊飯器。 - 【請求項2】 加熱制御手段は、おねば検知手段による
検知期間、加熱を停止してなる請求項1記載の炊飯器。 - 【請求項3】 加熱制御手段は、おねば検知手段によっ
ておねばの上昇がなくなった事を検知してから一定時間
加熱を停止してなる請求項1または2記載の炊飯器。 - 【請求項4】 おねば検知手段の異常を検知する異常検
知手段を備え、加熱制御手段は、前記異常検知手段によ
っておねば検知手段の異常が検知された時に加熱手段の
加熱量を変化させてなる請求項1記載の炊飯器。 - 【請求項5】 異常検知手段によっておねば検知手段の
異常が検知された場合に、加熱制御手段は炊飯動作を開
始しないようにしてなる請求項4記載の炊飯器。 - 【請求項6】 加熱制御手段に対して入力を行う入力手
段を備え、加熱制御手段は、異常検知手段によっておね
ば検知手段の異常が検知された場合に複数回の入力で炊
飯器の状態を変更してなる請求項4または5記載の炊飯
器。 - 【請求項7】 加熱制御手段は、複数回の入力が一定時
間内に行われない場合にそれまでの入力を無効としてな
る請求項6記載の炊飯器。 - 【請求項8】 異常検知手段は、おねば検知手段によっ
て一定時間以上連続でおねばの上昇を検知した場合に異
常と判断してなる請求項4〜7のいずれか1項に記載の
炊飯器。 - 【請求項9】 加熱制御手段は、炊飯器内の温度が所定
の範囲にある場合におねば検知手段の検知結果に依存せ
ずに加熱手段を制御してなる請求項1,2,3,または
8のいずれか1項に記載の炊飯器。 - 【請求項10】 加熱制御手段は、炊飯時間が所定の範
囲にある場合におねば検知手段の検知結果に依存せずに
加熱手段を制御してなる請求項1,2,3,8,または
9のいずれか1項に記載の炊飯器。 - 【請求項11】 加熱制御手段は、所定の炊飯工程にお
いておねば検知手段の検知結果に依存せずに加熱手段を
制御してなる請求項1,2,3,8,9,または10の
いずれか1項に記載の炊飯器。 - 【請求項12】 炊飯器の状態を表示もしくは報知する
表示手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段とを
備え、前記表示制御手段はおねば検知手段もしくは異常
検知手段の少なくとも一方の検知状態に依存して前記表
示手段の動作を変更してなる請求項1〜11のいずれか
1項に記載の炊飯器。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22970997A JP3552480B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 炊飯器 |
CN2008101817283A CN101422321B (zh) | 1997-06-13 | 1998-02-27 | 电饭锅 |
CNB981052789A CN1174661C (zh) | 1997-06-13 | 1998-02-27 | 电饭锅 |
CNA031430953A CN1500430A (zh) | 1997-06-13 | 1998-02-27 | 电饭锅 |
TW087108758A TW393308B (en) | 1997-06-13 | 1998-06-03 | Rice cooker |
US09/096,253 US6028297A (en) | 1997-06-13 | 1998-06-11 | Rice cooker |
KR1019980021730A KR100297066B1 (ko) | 1997-06-13 | 1998-06-11 | 취반기 |
HK99101899A HK1017224A1 (en) | 1997-06-13 | 1999-04-28 | Electrical cooker. |
HK09106825.9A HK1129285A1 (en) | 1997-06-13 | 2009-07-24 | Rice cooker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22970997A JP3552480B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1156628A true JPH1156628A (ja) | 1999-03-02 |
JP3552480B2 JP3552480B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=16896477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22970997A Expired - Fee Related JP3552480B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-08-26 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3552480B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291267A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Panasonic Corp | 炊飯器 |
JP2010165696A (ja) * | 2010-04-28 | 2010-07-29 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP22970997A patent/JP3552480B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291267A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Panasonic Corp | 炊飯器 |
JP2010165696A (ja) * | 2010-04-28 | 2010-07-29 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3552480B2 (ja) | 2004-08-11 |
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