JPH1156340A - 液体輸送管を固定するための固定構造体 - Google Patents

液体輸送管を固定するための固定構造体

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JPH1156340A
JPH1156340A JP10133136A JP13313698A JPH1156340A JP H1156340 A JPH1156340 A JP H1156340A JP 10133136 A JP10133136 A JP 10133136A JP 13313698 A JP13313698 A JP 13313698A JP H1156340 A JPH1156340 A JP H1156340A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輸送管を試験試料カードに正確に挿入するこ
とを確実にする試験試料カードの液体出入口における新
規な固定構造体を提供すること目的とする。 【解決手段】 本発明による試験試料カード12の固定
構造体は、輸送管の一端を制限する制限部52を有する
管状チャンネル50と、制限部52よりカード内部に位
置しカードの一面に開口部を有する凹状領域54と、制
限部52よりカード内部に位置し該輸送管14を該カー
ド内に挿入できる長さを制限する止め具60とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には生物学
的試料の試験装置及びシステムの分野に関し、特に、液
体、又は微生物学的作用因子(例えば、微生物)及び試
薬を含む試験試料を収容する1つ以上のウェルを有する
試験試料カードであって、当該技術分野において輸送管
として知られるストロー様の管によって液体すなわち試
験試料が導入されるカードに関する。
【0002】
【従来の技術】様々な試験試料カードが特許文献に記述
されており、これらは、微生物のような微生物学的作用
因子及び試薬を含む液体試料を受けとるためのウェルも
しくは反応部位を有する。幾つかの代表的な特許には、
Meyerら、米国特許4,318,994号、Cha
rlesら、米国特許4,116,775号;Fadl
erら、米国特許4,038,151号及びCharl
esら、米国特許4,118,280号が含まれ、これ
らの各々の内容は引用文によりここに完全に記載されて
いる。これらの特許は、試験試料カード本体に複数のウ
ェルが配置された試験試料カードを記載している。一般
的には、試薬はカードの製造が完了するまでカードのウ
ェルに導入される。一般的には、試薬は、液体すなわち
試験試料中の微生物学的作用因子の成長培地を含む。未
知の微生物学的作用因子又は微生物を含む液体試料の同
定試験を行うために、カードのウェルの各々に異なる試
薬を導入することが知られている。また、ウェルに様々
な抗生物質を導入することにより、抗生物質に対する感
応性について微生物学的作用因子を試験するのに、これ
らのカードを用いることも知られている。
【0003】Charlesらの‘280特許に記述さ
れる試料試験システムにおいては、試験試料カードのウ
ェルに液体試料を導入した後、微生物と試薬との反応、
すなわち、微生物の成長を促進するように、カードを特
定の期間インキュベートする。この期間の後、ウェルの
反対側に位置する透過光源及び検出器又は代替検出法に
よりウェルを光学的に分析する。成長培地又は試薬が液
体試料中の特定の微生物に特に適し又は“調和する”場
合には、その微生物の集団が十分に増大するか、あるい
は他の決まった反応、すなわち、化学反応が行われ、そ
の結果ウェルが曇って光透過性が変化する。検出器は光
源からのウェルを透過した光の量を決定する。特定の期
間、一般的には少なくとも数時間にわたる透過率測定値
を初期透過率測定値と比較することにより、閾値、例え
ば25もしくは30パーセントに達する透過率測定値の
変化から実際に試薬と微生物学的作用因子とが一致する
のかどうかを決定することができる。したがって、光透
過性の変化を、ウェル中の特定の微生物の存在を示すた
めに用いることができる。同定及び感受性は、成長培地
に蛍光剤を添加する吸光度測定によって検出することも
できる。
【0004】輸送管及び真空技術を用いて液体試料を試
験試料カードに導入することは当該技術分野において公
知である。ストロー様輸送管の一端を試験試料カードの
取込口に挿入する。一般的には、これは、その試験試料
カードが用いられるときに実験技術者の手で行われる。
次に、輸送管の自由端を液体試料を収容する容器、例え
ば試験管に挿入する。その後、輸送管を伴う試験管/液
体試料及び試験試料カードを、真空チャンバ内にユニッ
トとして配置する。チャンバ内に真空状態を生じさせた
後、解除する。真空状態を解除することにより液体が容
器から液体チャンネル及びウェルに吸引され、ウェルに
液体が導入される。
【0005】本発明者らは、従来技術の試験試料カード
と輸送管との配置に関して問題が生じているとを認識し
ており、その配置においては、利用者が輸送管を適切
に、もしくは正確に試験試料カードに取り付けることを
失敗する可能性がある。輸送管がカードに正確に取り付
けられていない場合、輸送管の周囲及び試験試料カード
内の液体チャンネル内に空気が漏れる可能性がある。こ
の空気は、その後、液体の分配によって試験試料ウェル
に搬送され、それらの試料ウェル中で小さな泡を形成す
る。ウェル中の気泡は光学システムによるウェルの読み
取りの正確性に悪影響を及ぼす可能性がある。したがっ
て、本発明者らは、輸送管を試験試料カードに挿入する
方式がカード及びそれと共働する光学機器の能力の見地
から性能上の重要な問題であることを認識している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、試験試料カ
ードへの不適切な輸送管の接続及びその結果生じる液体
分配チャンネルへの空気の漏洩の問題を、技術者が輸送
管を試験試料カードに正確に挿入することを確実にする
試験試料カードの液体出入口における新規な固定配置を
提供すること目的とする。
【0007】さらに本発明は、輸送管と試験試料カード
の液体出入口との積極的な漏洩のない固定連結を提供
し、それにより試験試料カード及び光学的読み取りシス
テムの最適性能を確実なものとする試験試料カードと輸
送管との配置を提供すること目的とする。
【0008】さらに本発明は、技術者による使用が容易
であり、及び技術者が輸送管を試験試料カードに取り付
けてその輸送管が正確かつ完全に試験試料カードに取り
付けられているのかどうかを視覚及び触感の両手段によ
り直ちに知ることを可能にする試験試料カードにおける
特徴的な固定部を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体試料を受
容するための少なくとも1つのウェル及び外面に形成さ
れた液体取込口を具備し、液体試料は液体取込口に受容
される第1端部及び液体試料と接触した状態で容器内に
配置される第2自由端を有する輸送管により試験試料カ
ードに導入され、輸送管は外径Dを有する試験試料カー
ドにおいて、液体取込口と反対側の一端に配置された制
限部を有する液体取込口と連通する管状チャンネルであ
って、制限部は第1直径D1を有し、ここでD1はD未
満である管状チャンネル、液体取込口と軸方向に一列を
なして配置され、かつ試験試料カード内に制限部より内
部に位置する凹状領域であって、第1端部が制限部を越
えて挿入された後に輸送管の第1端部を受容するための
凹状領域、及び液体取込口及び凹状領域と軸方向に一列
をなして位置し、かつ制限部より内部に位置する止め具
であって、輸送管を試験試料カード内に挿入することが
できる長さを制限する止め具を含み、それにより制限部
が輸送管の第1端部において輸送管を試験試料カードに
確実かつ封密的に固定する固定構造体を提供する。
【0010】さらに、本発明は、輸送管が変形可能な可
塑性材料で作製される固定構造体を提供する。
【0011】さらに、本発明は、止め具が、前記輸送管
の前記第1端部を前記試験試料カード内に合計で少なく
とも2mmの長さ挿入できるように、前記試験試料カー
ド内に位置する固定構造体を提供する。
【0012】さらに、本発明は、凹状領域が前記輸送管
が前記制限部を越えて挿入された場合に、前記輸送管の
前記第1端部の視覚的な観察を可能にする前記試験試料
カードの開口部又は光学的に透明な領域をさらに具備す
る固定構造体を提供する。
【0013】さらに、本発明は、制限部が前記第1直径
D1を備えた最も内部のリムを有する前記管状チャンネ
ル内にテーパ処理された円錐状表面を具備する固定構造
体を提供する。
【0014】さらに、本発明は、制限部が前記輸送管と
共に、前記輸送管と前記制限部との間の前記試験試料カ
ードに空気が侵入するのを防ぐ、それらの間の封密性の
固定構造体を提供する。
【0015】さらに、本発明は、輸送管は第1端部及び
第2端部を有し、液体試料を受容するための少なくとも
1つのウェル及びその外面に形成された液体取込口を有
し、液体試料は輸送管により試験試料カードに導入さ
れ、輸送管の第1端部は液体取込口に挿入するためのも
のであり、かつ第2自由端は液体試料と接触した状態で
容器内に配置するためのものであり、輸送管の第1端部
は外径Dを有する試験試料カードを組み合わせた試料試
験装置であって、試験試料カードが、第1直径D1を有
する内部環状リムを有する液体取込口と連通する細長い
管状チャンネルであって、D1<Dである細長い管状チ
ャンネル、液体取込口と軸方向に一列をなして配置さ
れ、かつ試験試料カード内で管状チャンネルの環状リム
よりも内部に位置する凹状領域であって、輸送管の第1
端部を輸送管の第1端部が環状リムを越えて挿入された
後に受容するような大きさの凹状領域、及び輸送管の第
1端部と共に、輸送管の第1端部が取込口及び凹状領域
に挿入されたときに、組み立てられた状態で輸送管及び
試験試料カードを保持することを促進するように働く環
状リムを具備する試験試料装置を提供する。
【0016】さらに、本発明は、前記試験試料カード
が、前記液体取込口及び凹状領域と軸方向に一列をなし
て位置し、前記凹状領域より内部に位置する止め具であ
って、前記試験試料カード内に挿入することができる前
記輸送管の長さを制限する止め具を具備する装置を提供
する。
【0017】さらに、本発明は、前記輸送管が変形可能
な可塑性材料から作製される装置を提供する。
【0018】さらに、本発明は、止め具が、前記輸送管
の前記第1端部を前記試験試料カード内に合計で4ない
し8mmの長さを挿入することができるように前記試験
試料カード内に位置する装置を提供する。
【0019】さらに、本発明は、凹状領域が前記試験試
料カード本体の前記表面の開口部又は光学的に透明な領
域を具備し、これにより前記輸送管が、その前記第1端
部が前記環状リムを越えて挿入されるように前記管状チ
ャンネルに挿入された場合に、前記輸送管の視覚的な観
察を可能にする検査ステーションを有する装置を提供す
る。
【0020】さらに、本発明は、管状液体輸送管を液体
取込口に固定する方法であって、輸送管の第1端部を液
体取込口に挿入する工程、取込口はその内部に制限部を
有し、制限部は輸送管の第1端部の直径よりも直径が小
さい領域を有し、輸送管の第1端部が制限部と接触する
まで輸送管を液体取込口内にさらに押し込む工程、輸送
管の第1端部を、制限部を越えて、液体取込口及び制限
部と軸方向に一列をなす凹状領域に強制的に押し込む工
程であって、凹状領域は輸送管の第1端部の直径より大
きく、もしくはそれに等しい直径を有し、かつ輸送管の
第1端部が十分に元の直径に広がることを可能にする工
程、及び液体取込口において、輸送管の第1端部が凹状
領域に挿入されているかどうかを観察する工程であっ
て、凹状領域において輸送管が正しく液体取込口に挿入
されていることを示す工程を包含する方法を提供する。
【0021】さらに、本発明は、液体取込口が試験試料
カードに形成され、試験試料カードが前記制限部と軸方
向に一列をなす取込マニホールドをさらに具備し、かつ
前記輸送管が取込マニホールドに侵入しないように止め
具を用いて前記輸送管の挿入を予め決められた位置で停
止させる工程を包含する方法を提供する。
【0022】さらに、本発明は、前面及び後面並びに少
なくとも1つの試料ウェルを具備する試験試料カードで
あって、試料ウェルには輸送管を介して液体試料源から
液体試料が導入され、輸送管の第1端部を受容する大き
さの液体取込口、液体取込口に接続され、かつその内部
に形成された制限部を有する管状チャンネルであって、
制限部が輸送管の第1端部の直径よりも直径の小さい領
域を有する管状チャンネル、試験試料カード内の制限部
より内部に位置する検査ステーションであって、輸送管
が制限部を越えて挿入された後に輸送管の第1端部を受
容する大きさのチャンバを具備し、チャンバは試験試料
カード本体の前面及び後面の少なくとも一方に開口し、
又は光学的に透明であり、それによりチャンバにおける
輸送管の第1端部の視覚的な観察を可能にする検査ステ
ーションを具備する試験試料カードを提供する。
【0023】さらに、本発明は、液体取込口と軸方向に
一列をなして位置し、かつ前記制限部より内部に位置す
る止め具をさらに具備し、止め具は前記輸送管を前記試
料カードに挿入することができる長さを有する試験試料
カード。
【0024】さらに、本発明は、輸送管が変形可能な可
塑性材料から作製される試験試料カードを提供する。
【0025】さらに、本発明は、止め具が、前記輸送管
の前記第1端部を前記試験試料カードに合計で少なくと
も2mmの長さ挿入することができるように位置する試
験試料カードを提供する。
【0026】さらに、本発明は、制限部が、前記直径の
小さい領域を有する最も内部のリムを備える前記管状チ
ャンネル内にテーパ処理された表面を具備する試験試料
カードを提供する。
【0027】さらに、本発明は、液通のある状態に配置
される第1端部及び第2端部を有する液体取込輸送管、
及び液体を受容するための装置内の液体取込口であっ
て、輸送管を受容するためのものであり、かつ環状圧縮
固定手段をその内部に具備して、環状圧縮固定手段は輸
送管の第1端部が環状圧縮固定手段を越えて液体取込口
に挿入された後に、輸送管を液体取込口に固定する液体
取込口を組み合わせて具備する液体供給及び接続装置で
あって、輸送管が環状圧縮固定手段を越えて液体取込口
に挿入された後に、輸送管の第1端部の視覚的検査を可
能にするために、液体取込口が装置内に窓もしくは光学
的に透明な領域をさらに具備する装置を提供する。
【0028】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要について以下
に記載する。
【0029】発明は、前面及び後面並びに少なくとも1
つの試料ウェルを有する試験試料カードが提供される。
試験試料ウェルには液体試料が液体試料源から輸送管を
介して導入される。試験試料カードは、輸送管の第1端
部を受容する大きさの液体取込口を有する。細長い管状
チャンネルが液体取込口とつながっており、その内部に
は形成された制限部を有する。この制限部は、輸送管の
第1端部の直径よりも、直径が小さい環状リムを有す
る。
【0030】試験試料カード内の制限部より内側に検査
ステーションが位置する。検査ステーションは、輸送管
の第1端部が制限部を越えて挿入された後にその第1端
部を受容するような大きさの凹状領域すなわちチャンバ
を有する。このチャンバは、理想的には、試験試料カー
ド本体の前面及び後面の少なくとも一方に開放され、又
は他の方法で光学的に透明であり、それによりチャンバ
内の輸送管の第1末端を視覚的に観察することが可能と
なっている。
【0031】好適な態様においては、試験カード内にお
いて、液体取込口と軸方向に一列をなし、かつ制限部よ
り内側に位置した止め具が備えられる。この止め具は試
験試料カード内に挿入できる輸送管の長さを制限し、輸
送管の第1端部が試料ウェルへの液体試料の分配を干渉
するのを防ぐ。
【0032】輸送管が管状チャンネルに正確に挿入され
た場合には、輸送管の第1端部は制限部を越えて凹状領
域に押し込まれると、環状リムが輸送管を締め付けて輸
送管を封鎖し、気泡がカード内に導入されるのを防ぐ。
輸送管の第1端部が制限部を越えて止め具に到達したと
き、利用者は手でそれを感じることができる。カードの
検査ステーションの開口部を通して輸送管の第1端部を
視覚的に観察することにより、輸送管が試験試料カード
に正確に挿入されたことを確認する。
【0033】次に、本発明による実施形態について添付
図面に基づいて説明する。
【0034】図1を参照すると、試験試料カード12の
前面10が平面図に示されている。試験試料カード12
は、ストロー様輸送管14を試験試料カード12に固定
するための本発明の特徴的な固定部を有する。図2は、
図1の試験試料カード12の反対側の後面16の平面図
である。図3は図1及び2の試験試料カードの側面図で
あり、輸送管14を受容する取込口18を示す。
【0035】カード12の特徴的な固定部そのものを論
じる前に、図1−3において明らかな試験試料カードの
他の特徴を簡単に説明する。試験試料カード12は多数
のウェルが行列状態に配置された複数の試料ウェル20
を有する。ウェル20には試薬及び/又は液体すなわち
試験試料のための成長培地が予め導入される。液体すな
わち試験試料は当技術分野において公知の真空導入技術
によりカード12に導入される。輸送管14を、液体取
込口18に挿入して以下に説明される方式で適所に固定
した後、試験試料カード本体の前面及び後面の両方に位
置する液体分配チャンネル24に液体を供給する取込マ
ニホールド22に、輸送管14を通して液体は吸引され
る。液体は、液体チャンネル24に沿って、試料ウェル
20に至る二次供給チャンネル26に搬送される。後部
供給チャンネルからウェル供給チャンネル30及び液体
分配チャンネル24Aに液体を供給するため、それぞ
れ、カード貫通液体分配チャンネル28及び28Aがカ
ード12の前面10に設けられている。
【0036】試料ウェル20は、ウェル中で形成し得る
あらゆる気泡をそれぞれの泡トラップ34(図1)に搬
送する泡トラップ通路32と連通する。試験反応の副生
物として、又は液体の分配によりウェル中に存在し得る
あらゆる気泡は、手を使った揺さぶりにより、又は分析
装置内でのカードの処理もしくはインキュベーションの
間にカードを押したり転回させたりする結果として、泡
トラップ34に移動する傾向がある。
【0037】本発明の輸送管のための特徴的な固定部に
本質的には関連しないウェル20、泡トラップ34、セ
ンサ停止孔36、及び他の多くの特徴、例えば傾斜部3
8及び隆起したレール40はRaymond E.O’
Bearらの特許、米国特許5,609,828号によ
り詳細に説明されており、この特許は本発明の譲受人に
譲渡されており、引用例によりここに完全に記載されて
いる。加えて、カード12の前面及び後面は、好ましく
は、透明な高酸素透過性の伝達性粘着膜、例えばポリメ
チルペンテン膜で覆われている。
【0038】本発明に特有の特徴的な固定部は、図1に
示されるカード12の上部右手部分に液体取込口18と
取込マニホールド22との間の内部カード構造内に位置
することを特徴とし、この特徴は図4−7を共に使用し
てより詳細に説明される。試験試料カード上の取込口及
び特徴的な固定部は、上記Charlesらの特許に示
されるカードにおけるもののように試験試料カード本体
上の別の位置にあってもよい。特徴的な固定部は液体輸
送管を用いる他の液体接続部分に適用することができ
る。図4は、本発明の特徴的な固定部を説明するために
大きく拡大し、部分的に切り欠いて示される図1−3の
取込マニホールド22、視認検査ステーション54、取
込口18及び細長い管状チャンネル50の平面図であ
る。図5は、同様に大きく拡大して示される取込マニホ
ールド22、検査ステーション54、チャンネル50及
び取込口18の図4の線5−5に沿う断面図である。図
6は、輸送管14を固定する環状リム52、及び液体を
輸送管から取込マニホールド22に導くことを可能にす
る2つの対向する壁部分62の間のチャンネル64を示
すチャンネル50の最も内側の端部の立面図である。図
7は、図1−3の取込マニホールド22、検査ステーシ
ョン54、及び取込口18の平面図であって、取込口1
8に挿入された輸送管14の第1端部56を検査ステー
ション54を通して視認することができる。液体輸送管
の末端壁は検査ステーション54の止め具60に突き当
たる。図6においては、カード12の内部におけるカー
ド12の前面と後面との間での位置を示すため、細長い
管状チャンネル50及び輸送管14の一部が破線で示さ
れている。
【0039】これらの図を参照して、好適な態様におけ
る特徴的な固定部は液体取込口18に連通する管状チャ
ンネル50を含み、この液体取込口18はチャンネル5
0及び輸送管14よりも直径が小さい環状リム52を有
し、この環状リム52は液体取込口18とは反対のそれ
らの一端に配置される制限部を形成する。チャンネル5
0の壁は輸送管の第1端部を受け入れるような大きさで
あり、それを円錐台状テーパ区画66及び環状制限部5
2に向けて導く。制限部52は第1直径D1を有し、こ
のD1は輸送管14の第1端部の外径Dよりも僅かに小
さく、かつ管状チャンネル50本体の直径よりも小さ
い。チャンバ54を形成する凹状領域が設けられてお
り、これは液体取込口18と軸方向に一列となるように
配置され、かつ試験試料カード内の制限部52より内側
に位置する。好適な態様において図7に示されるよう
に、この凹状チャンバ54は、輸送管14の第1端部5
6を、その第1端部が制限部52を越えて挿入された後
に受け入れるような大きさである。凹状チャンバ54
は、好ましくは、輸送管14の第1端部56が試験試料
カードに正確かつ完全に挿入されているかどうかを視覚
的に観察するための検査ステーションをもたらすよう
に、試験試料カード12の前面10もしくは後面16の
いずれか(又は、おそらくはその両者)において開口部
として形成され、又は他の方法により光学的に透明であ
る。図1の態様においては、凹状チャンバ54用の開口
部が試験試料カード12の前面10に形成されている。
チャンバ54は、カード前面及び後面のウェル、マニホ
ールド22及び液体チャンネルと同様に、カードの製造
が完了した後、透明粘着性膜で覆われる。
【0040】垂直間隙64によって分離される一対の壁
62を含んでなる止め具60(図4及び6を参照)が、
取込口18及びチャンネル50と軸方向に一列をなし
て、取込口18に対して制限部52より内側に設けられ
る。この垂直間隙すなわちチャンネル64は、輸送管か
らマニホールド22への液体の流れを邪魔しないよう
に、輸送管14の内部液体通路の直径と同一か、もしく
は僅かに大きくなるような大きさである。
【0041】止め具60は、輸送管14を試験試料カー
ド12に挿入することができる長さを制限する。さら
に、止め具60は、輸送管14が取込マニホールド22
を塞ぎ、カード内のウェルへの液体試料の適切な分配を
妨げることを防ぐように作用する。好適な態様において
は、止め具60は、第1端部56が視認検査ステーショ
ン54で停止し、かつ取込マニホールド22に侵入しな
いように、輸送管14の第1端部を試験試料カードに全
体で5ないし7mmの長さだけ挿入できるように位置す
る。チャンネル50はいくらか短く構築することが可能
であり、円錐台状テーパ区画66を含むチャンネル50
の長さの最小は約2mmである。したがって、チャンネ
ル50の好適な長さは2ないし約7mmである。20゜
の勾配を有する1mmの深さに円錐台状にテーパ処理さ
れた入口85が設けられており、これは輸送管を取込口
18に挿入する上で利用者の助けとなる。さらに、代り
の態様においては、チャンネル50全体が、環状制限部
52に至るまでそのチャンネルの壁が一続きのテーパで
あってもよい。
【0042】輸送管14がその第1端部56が制限部5
2に突き当たるように取込口18に挿入されている場
合、輸送管14の直径が制限部52の直径よりも大き
く、輸送管14の干渉もしくは圧縮が生じるという事実
により、利用者は輸送管14をさらに挿入するのに必要
な抵抗又は力の顕著な増加を感じる。利用者が制限部5
2を越えて輸送管14をさらに挿入するために輸送管1
4を僅かに強く押すとき、輸送管14の第1端部56を
僅かに変形させて制限部を越えてそれを押し込むため
に、さならる力を必要とする。制限部52に続くチャン
ネル50の内部に円錐台状領域66を設けること等のチ
ャンネル50のテーパ処理は、輸送管14の内部液体通
路を十分に制限することなく輸送管14を押し込む際に
助けとなる。輸送管14の第1端部が制限部52を越え
て凹状チャンバ54に移動すると、輸送管をさらに内側
に移動させるために必要な挿入力の十分な減少が利用者
の手に再び感じられる。輸送管14の第1端部56は
(この可塑性輸送管の弾性のために)その元の直径に広
がる。第1端部56は止め具60及び制限部52により
凹状領域すなわちチャンバ54に拘束され、チャンバ5
4の上部のカード表面の開口部から視覚的に観察され
る。
【0043】(図7に示される)制限部52による輸送
管14の第1端部56の保持は、通常輸送管に加えられ
る可能性がある引き抜きの力に輸送管14が十分に耐え
るように、輸送管14を試験試料カード10に十分に固
定する。さらに、制限部52による輸送管14の弾性変
形及び制限部52と輸送管14本体との緊密な圧縮性の
ある積極的な関わり合いにより、輸送管14の外面と環
状制限部52との間が効果的に密封され、空気がカード
の内部に侵入してウェルに分配されて、カードのウェル
の読み取りを干渉するのを防ぐ。
【0044】図8は、輸送管14と共に組み立てた状態
の図1−3の試験試料カードの立面図であり、輸送管の
自由端が試験試料カード12に導入しようとする液体試
料72を収容する試験管70に挿入されている。輸送管
14が試験試料カード内に適切に挿入されていることを
示す視覚的検出ステーション54内における輸送管の第
1端部の存在に注意されたい。
【0045】輸送管14は、好ましくは、滑らかな変形
可能な可塑性材料から作製される。図示される態様にお
いて、輸送管は2mmの名目上の直径Dを有し、かつ制
限部直径D1は1.956mmである。しかし、これら
の寸法は、2.138mmの名目上の直径を形成するチ
ャンネル50の直径の増減に伴って増減可能である。輸
送管の好適な組成は、74%の低密度ポリエチレン、2
4%の高密度ポリエチレン、及び2%の着色料の混合物
である。この混合物により、図示される態様において適
切な堅さ及び復元力を有する輸送管を得ることができ
る。他の材料、特に低デュロメーター硬度のプラスチッ
ク又はそのような材料の配合物、例えばポリプロピレン
又は様々な等級のそれらは、輸送管として適切であり得
る。輸送管は試験試料カード本体の固定機構と共に作動
するいかなる特徴をもその第1端部に有する必要がな
く、滑らかであり得る。
【0046】輸送管が試験試料カード内に挿入される長
さはとりわけ重要なものではないが、上述のように、固
定環状リム52はカードの開口部18の少なくとも2m
m内部に位置するべきである。図8を参照して、止め具
60の位置は、輸送管の“L”形状の上部領域76の長
さと共に、カード本体の側部13に対する輸送管14の
下方懸垂部78及び自由端80の位置を制御する。幾つ
かの用途においてはこの長さ82が重要である場合があ
り、輸送管の第1端部がカード内に挿入される長さを考
慮して、部分76を適切な寸法にすべきである。
【0047】輸送管を介し真空を用いて液体試料が導入
された図1−8のカード12を搭載し、そのカードをイ
ンキュベートし、かつカードのウェルの光学的分析を行
うための好適な分析装置は米国特許5,670,375
号に説明されており、これは引用文献によりここに完全
に記載される。
【0048】このように、我々は、第1端部及び第2端
部を有する輸送管14、並びに液体試料を受容するため
の少なくとも1つのウェル20及びカードの外面に形成
された液体取込口18を有する試験試料カード12を具
備する試験装置を説明している。液体試料は輸送管14
により試験試料カードに導入される。輸送管14の第1
端部56は液体取込口18に挿入するためのものであ
り、第2自由端は、例えば図7に示される方式で、前記
液体試料と接触した状態で容器内に配置するためのもの
である。輸送管14の第1端部56は外径Dを有する。
試験試料カードは、直径D1(D1<D)の制限部を規
定する内部環状リム52を有する液体取込口18と連通
する細長い管状チャンネル50をさらに具備する。液体
取込口18と軸方向に一列をなして配置され、かつ試験
試料カード12の内部の環状リム52よりも内側に位置
する凹状領域54が設けられている。この凹状領域54
は、輸送管の第1端部が環状リム52を越えて挿入され
た後に(図7に示されるように)輸送管14の第1端部
を受容するような大きさである。環状リム52は、管の
第1端部が取込口及び凹状領域すなわち検査ステーショ
ン54に挿入されているときに、圧縮的かつ干渉的には
め込むことにより、輸送管の第1端部と共に、輸送管及
び試験試料カードの組み立てられた状態での保持を促進
するように働く。
【0049】凹状領域54は、好ましくは、試験試料カ
ード本体の表面に開口部を有し、それにより輸送管14
の第1端部の視覚的観察を可能にする検査ステーション
をもたらす。
【0050】また、管状輸送管14を液体取込口18に
固定する方法であって、 a)輸送管14の第1端部を液体取込口18に挿入する
工程; b)輸送管14の第1端部56が液体取込口18内の制
限部52と接触するまで輸送管14を液体取込口18内
にさらに押し込む工程であって、制限部が輸送管の第1
端部の直径よりも直径が小さい環状リムを含む工程; c)輸送管の第1端部を、制限部52を越えて液体取込
口18及び制限部52と軸方向に一列をなす凹状領域5
4に強制的に押し込む工程であって、凹状領域54は輸
送管14の第1端部の直径より大きく、もしくはそれに
等しい直径を有し、それにより輸送管14の第1端部を
それが十分に元の直径に広がった後に収容する工程;及
び d)(一態様においては、凹状領域54の開口部を透明
な粘着性テープで覆うことにより形成される)試験試料
カードの窓を通して輸送管14の第1端部が凹状領域5
4に挿入されているかどうかを観察する工程であって、
凹状領域すなわち検査ステーション54内に輸送管の第
1端部が存在することにより、輸送管14が正しく試験
試料カード12に挿入されていることを示す工程を包含
する方法がここに説明されることも理解されるであろ
う。
【0051】試験試料カードが制限部と軸方向に一列を
なす取込マニホールドをさらに具備する場合において
は、この方法は、好ましくは、輸送管14が取込マニホ
ールドに侵入して取込マニホールド22を介するウェル
20への液体試料の分配を妨げることがないように、止
め具60を用いて予め決められた位置で輸送管14の挿
入を停止させる工程をさらに包含する。
【0052】上述のように、本発明で用いられる現時点
で好適な試験試料カードはRaymond E.O’B
earらの特許、米国特許5,609,828号に記述
されており、これは引用文献により記載される。しかし
ながら、もちろん、本発明は、多くの他の型の試験試料
カード、例えば、前記の発明の背景の項に記述される試
験試料カード、及び他の類似する型の液体接続装置での
使用に適する。試料ウェルの数、大きさ、形状及び配
置、液体分配チャンネルの形状等に関する特定の詳細
は、ここに説明される本発明の輸送管の特徴的な固定部
にとって特に重要なものではない。
【0053】当技術分野における熟練者は、本発明の真
の精神及び範囲から逸脱することなく上述の好適な態様
に変形を加えることができることを理解するであろう。
この真の精神及び範囲は添付の請求の範囲により、前述
に照らして解釈されるものと決定される。
【0054】
【発明の効果】上述のように、試験試料カード内の検査
ステーションは、輸送管の第1端部が制限部を越えて挿
入された後に、その第1端部を受容するような大きさの
凹状領域すなわちチャンバを有し、このチャンバは、理
想的には、試験試料カード本体の前面及び後面の少なく
とも一方に開放され、又は他の方法で光学的に透明であ
り、それによりチャンバ内の輸送管の第1末端を視覚的
に観察することが可能となっている。さらに、試験カー
ド内において、液体取込口と軸方向に一列をなし、かつ
制限部より内側に位置した止め具が備えられるため、こ
の止め具により試験試料カード内に挿入できる輸送管の
長さを制限し、輸送管の第1端部が試料ウェルへの液体
試料の分配を干渉するのを防ぐことが可能となる。さら
に、輸送管が管状チャンネルに正確に挿入された場合
に、輸送管の第1端部は制限部を越えて凹状領域に押し
込まれると、環状リムが輸送管を締め付けてることによ
り輸送管を封鎖し、気泡がカード内に導入するのを防ぐ
ことができる。さらに、輸送管の第1端部が制限部を越
えて止め具に到達したとき、利用者は手でそれを感じる
ことができる。さらに、カードの検査ステーションの開
口部を通して輸送管の第1端部を視覚的に観察すること
により、輸送管が試験試料カードに正確に挿入されたこ
とを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】輸送管を固定するための特徴を有する試験試料
カードの前面の平面図。
【図2】試験試料カードの後面の平面図。
【図3】輸送管を受容する取込口を示す試験試料カード
の側面図。
【図4】部分的に切り欠いて示したカードの取込マニホ
ールド、検査ステーション、及び取込口の平面図。
【図5】取込マニホールド、検査ステーション、及び取
込口の図4の線5−5に沿った拡大断面図
【図6】拡大した図4の線5A−5Aに沿った図4の固
定環状リム及びチャンネルの立面図。
【図7】取込マニホールド、検査ステーション、及び取
込口の平面図であって、取込口に挿入された輸送管の端
部を検査ステーションを通して視認することができ、カ
ード本体内でのカード本体の前面と後面との間での位置
を示すため取込口及び輸送管の一部が破線で示された平
面図。
【図8】輸送管と共に組み立てた状態の試験試料カード
の立面図であって、輸送管の自由端が試験試料カードに
導入しようとする液体試料を収容する試験管に挿入され
た平面図。
【符号の説明】
12:試験試料カード 14:輸送管 18:取込口 20:試料ウェル 22:取込マニホールド 24、24A:液体分配チャネル 26:二次供給チャネル 28、28A:カード貫通液体分配チャネル 30:ウェル供給チャネル 32:泡トラップ通路 34:泡トラップ 36:センサ停止孔 38:傾斜部 40:隆起したレール 50:環状チャンネル 60:止め具
フロントページの続き (72)発明者 ケント スミス アメリカ合衆国 63301 ミズーリ州 セ ントチャールズ イプスウィッチ 3227

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体試料を受容するための少なくとも1
    つのウェル及び外面に形成された液体取込口を具備し、 該液体取込口に受容される第1端部と、該液体試料と接
    触した状態で容器内に配置される第2自由端とを有する
    外径Dを備えた輸送管により、該液体試料が導入される
    試験試料カードにおいて、 該液体取込口と反対側の一端に配置された制限部を有
    し、該液体取込口と連通する管状チャンネルであって、
    該制限部は第1直径D1を有し、ここでD1はD未満で
    ある管状チャンネル;該液体取込口と軸方向に一列をな
    して配置され、かつ該試験試料カード内に該制限部より
    内部に位置する凹状領域であって、該第1端部が該制限
    部を越えて挿入された後に該輸送管の該第1端部を受容
    するための凹状領域;及び該液体取込口及び凹状領域と
    軸方向に一列をなして位置し、かつ該制限部より内部に
    位置する止め具であって、該輸送管を該試験試料カード
    内に挿入することができる長さを制限する止め具;を含
    み、それにより該制限部が該輸送管の第1端部において
    該輸送管を該試験試料カードに確実かつ封密的に固定す
    る固定構造体。
  2. 【請求項2】 前記輸送管が変形可能な可塑性材料で作
    製される請求項1の固定構造体。
  3. 【請求項3】 前記止め具が、前記輸送管の前記第1端
    部を前記試験試料カード内に合計で少なくとも2mmの
    長さ挿入できるように、前記試験試料カード内に位置す
    る請求項1の固定構造体。
  4. 【請求項4】 前記凹状領域が前記輸送管が前記制限部
    を越えて挿入された場合に、前記輸送管の前記第1端部
    の視覚的な観察を可能にする前記試験試料カードの開口
    部又は光学的に透明な領域をさらに具備する請求項1の
    固定構造体。
  5. 【請求項5】 前記制限部が前記第1直径D1を備えた
    最も内部のリムを有する前記管状チャンネル内にテーパ
    処理された円錐状表面を具備する請求項1の固定構造
    体。
  6. 【請求項6】 前記制限部が前記輸送管と共に、前記輸
    送管と前記制限部との間の前記試験試料カードに空気が
    侵入するのを防ぐ、それらの間の封密性の固定を提供す
    る請求1の固定構造体試。
  7. 【請求項7】 輸送管は第1端部及び第2端部を有し;
    試験試料カードは、液体試料を受容するための少なくと
    も1つのウェル及びその外面に形成された液体取込口を
    有し、該液体試料は該輸送管により該試験試料カードに
    導入され;及び該輸送管の該第1端部は該液体取込口に
    挿入するためのものであり、かつ該第2自由端は該液体
    試料と接触した状態で容器内に配置するためのものであ
    り、該輸送管の該第1端部は外径Dを有する試験試料カ
    ードを組み合わせて具備する試料試験装置であって、 該試験試料カードが: (a)第1直径D1を有する内部環状リムを有する該液
    体取込口と連通する細長い管状チャンネルであって、D
    1<Dである細長い管状チャンネル; (b)該液体取込口と軸方向に一列をなして配置され、
    かつ該試験試料カード内で該管状チャンネルの該環状リ
    ムよりも内部に位置する凹状領域であって、該輸送管の
    該第1端部を該輸送管の第1端部が該環状リムを越えて
    挿入された後に受容するような大きさの凹状領域; (c)該輸送管の該第1端部と共に、該輸送管の該第1
    端部が該取込口及び該凹状領域に挿入されたときに、組
    み立てられた状態で該輸送管及び試験試料カードを保持
    することを促進するように働く該環状リム、をさらに具
    備する試験試料装置。
  8. 【請求項8】 前記試験試料カードが、前記液体取込口
    及び凹状領域と軸方向に一列をなして位置し、前記凹状
    領域より内部に位置する止め具であって、前記試験試料
    カード内に挿入することができる前記輸送管の長さを制
    限する止め具をさらに具備する請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 前記輸送管が変形可能な可塑性材料から
    作製される請求項7の装置。
  10. 【請求項10】 前記止め具が、前記輸送管の前記第1
    端部を前記試験試料カード内に合計で4ないし8mmの
    長さを挿入することができるように前記試験試料カード
    内に位置する請求項8の装置。
  11. 【請求項11】 前記凹状領域が前記試験試料カード本
    体の前記表面の開口部又は光学的に透明な領域をさらに
    具備し、これにより前記輸送管が、その前記第1端部が
    前記環状リムを越えて挿入されるように前記管状チャン
    ネルに挿入された場合に、前記輸送管の視覚的な観察を
    可能にする検査ステーションを提供する請求項7の装
    置。
  12. 【請求項12】 管状液体輸送管を液体取込口に固定す
    る方法であって:該輸送管の第1端部を該液体取込口に
    挿入する工程;該取込口はその内部に制限部を有し、該
    制限部は該輸送管の該第1端部の直径よりも直径が小さ
    い領域を有し;該輸送管の該第1端部が該制限部と接触
    するまで該輸送管を該液体取込口内にさらに押し込む工
    程;該輸送管の該第1端部を、該制限部を越えて、該液
    体取込口及び該制限部と軸方向に一列をなす凹状領域に
    強制的に押し込む工程であって、該凹状領域は該輸送管
    の該第1端部の直径より大きく、もしくはそれに等しい
    直径を有し、かつ該輸送管の該第1端部が十分に元の直
    径に広がることを可能にする工程;及び該液体取込口に
    おいて、該輸送管の該第1端部が該凹状領域に挿入され
    ているかどうかを観察する工程であって、該凹状領域に
    おいて該輸送管が正しく該液体取込口に挿入されている
    ことを示す工程を包含する方法。
  13. 【請求項13】 前記液体取込口が試験試料カードに形
    成され、該試験試料カードが前記制限部と軸方向に一列
    をなす取込マニホールドをさらに具備し、かつ前記輸送
    管が該取込マニホールドに侵入しないように止め具を用
    いて前記輸送管の挿入を予め決められた位置で停止させ
    る工程をさらに包含する請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前面及び後面並びに少なくとも1つの
    試料ウェルを具備する試験試料カードであって、該試料
    ウェルには輸送管を介して液体試料源から液体試料が導
    入され、 該輸送管の第1端部を受容する大きさの液体取込口;該
    液体取込口に接続され、かつその内部に形成された制限
    部を有する管状チャンネルであって、該制限部が該輸送
    管の該第1端部の直径よりも直径の小さい領域を有する
    管状チャンネル;該試験試料カード内の該制限部より内
    部に位置する検査ステーションであって、該輸送管が該
    制限部を越えて挿入された後に該輸送管の該第1端部を
    受容する大きさのチャンバを具備し、該チャンバは該試
    験試料カード本体の該前面及び後面の少なくとも一方に
    開口し、又は光学的に透明であり、それにより該チャン
    バにおける該輸送管の該第1端部の視覚的な観察を可能
    にする検査ステーション、を具備する試験試料カード。
  15. 【請求項15】 前記液体取込口と軸方向に一列をなし
    て位置し、かつ前記制限部より内部に位置する止め具を
    さらに具備し、該止め具は前記輸送管を前記試料カード
    に挿入することができる長さを有する請求項14の試験
    試料カード。
  16. 【請求項16】 前記輸送管が変形可能な可塑性材料か
    ら作製される請求の項14の試験試料カード。
  17. 【請求項17】 前記止め具が、前記輸送管の前記第1
    端部を前記試験試料カードに合計で少なくとも2mmの
    長さ挿入することができるように前記試験試料カード内
    に位置する請求項15の試験試料カード。
  18. 【請求項18】 前記制限部が、前記直径の小さい領域
    を有する最も内部のリムを備える前記管状チャンネル内
    にテーパ処理された表面を具備する請求項14の試験試
    料カード。
  19. 【請求項19】 液通のある状態に配置される第1端部
    及び第2端部を有する液体取込輸送管;及び該液体を受
    容するための装置内の液体取込口であって、輸送管を受
    容するためのものであり、かつ環状圧縮固定手段をその
    内部に具備して、該環状圧縮固定手段は該輸送管の該第
    1端部が該環状圧縮固定手段を越えて該液体取込口に挿
    入された後に、輸送管を液体取込口に固定する液体取込
    口;を組み合わせて具備する液体供給及び接続装置であ
    って、 該輸送管が該環状圧縮固定手段を越えて該液体取込口に
    挿入された後に、該輸送管の該第1端部の視覚的検査を
    可能にするために、該液体取込口が該装置内に窓もしく
    は光学的に透明な領域をさらに具備する装置。
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