JPH1156167A - 貝類自動選別機 - Google Patents

貝類自動選別機

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JPH1156167A
JPH1156167A JP9221781A JP22178197A JPH1156167A JP H1156167 A JPH1156167 A JP H1156167A JP 9221781 A JP9221781 A JP 9221781A JP 22178197 A JP22178197 A JP 22178197A JP H1156167 A JPH1156167 A JP H1156167A
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sorting
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパー内に一度に大量の貝類を投入すると
貝類がスムーズに排出されにくい。ホッパー内の貝類が
まとまって選別体の上に落下し、選別体の上での貝類の
流れが悪くなる。 【解決手段】 選別体の上方に設けたホッパーの出口側
に、ホッパー内の貝類を外側に送り出す回転式掻き出し
具を設けて、ホッパー内の貝類が円滑に選別体の上に送
り出されるようにした。ホッパーを振動もさせて、貝類
の送り出しを一層円滑にした。ホッパー内に貝類をホッ
パーの幅方向に分散させる分散体をも設けて、貝類がホ
ッパーの出口全体からほぼ均等量づつ送り出されるよう
にした。ホッパーの出口側に貝類の流出量に応じて開閉
する蓋を設けて、ホッパーから一度に大量の貝類が落下
しないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は帆立貝、あこや貝等
の貝類を大きさ(サイズ)別に選別するのに利用される
貝類自動選別機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】養殖中の帆立貝、あこや貝等の貝類は養
殖の都合上、サイズ別に選別する必要がある。この選別
には自動選別機が使用されている。自動選別機の主なも
のとしては本件出願人が先に開発して実用新案登録(第
2142924号)された自動選別機がある。この自動
選別機は図8、図9に示すように、上方開口の幅の広い
樋状のケース52の内面にレール状の受具55を上下に
2段に取付け、夫々の受具55の溝に選別穴50が多数
形成された振動板51を差込んで選別体60を形成し、
このケース52を金属製のフレーム54の内側に前下が
り傾斜に配置し、同ケース52の上部底面をフレーム5
4に取付けられているスイングアーム57の上端に回転
軸受61を介して連結し、下段の選別体60の下部底面
を弾力性のあるウレタン製の支持棒62を介してフレー
ム54に支持してある。このような構成とすることによ
り、図9のモータ56によりクランクロッド63を矢印
方向に往復移動させてスイングアーム57を回転させる
とケース52が前後に振動し、それに伴って受具55が
同方向に振動すると共に受具55の溝内に差込まれてい
る振動板51も前後に振動し、更には振動板51が溝内
で前後、左右、上下にも自由に振動できるようにしてあ
る。また、上段の選別体60の上方にホッパー53を配
置し、そのホッパー53を連結子58によりケース52
に連結してあり、モータ56の回転により前記のように
ケース52、受具55、振動板51を振動させると、連
結子58を介してホッパー53も振動するようにしてあ
る。この場合、ホッパー53から上段の振動板51の上
に落下した貝類Aは振動板51の上を振動しながら滑落
し、その間にその振動板51の選別穴50より外径の小
さな貝類Aが選別穴50から下段の振動板51の上に落
下して選別され、下段の振動板51の上に落下した貝類
Aはその振動板51の上を滑落し、その間に同振動板5
1の選別穴50より外径の小さな貝類Aが選別穴50か
ら下方に落下して再度選別されるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8、図9の自動選別
機はこれで十分良く機能するが、あえて挙げれば次の様
な課題があった。 .貝類Aがホッパー53の出口の幅方向中央部に集ま
り易く、そこから貝類Aがまとまって上段の選別体60
の振動板51の上に落下し、貝類Aが振動板51の全面
に分散されずに重なり合って落下することがある。この
ため、本来であれば振動板51の上を滑り落ちる途中に
選別穴50から落下するはずの貝類Aが選別穴50から
落下せずに、他の貝類Aの上を滑って振動板51の出口
まで滑り落ちることがあり、選別精度が低下する。 .貝類Aの選別作業は貝類Aに水をかけながら行なう
ため、軽量な稚貝は選別時に互いに水で付着したり、ホ
ッパー53の表面に付着したりする。このためホッパー
53に一度に大量の稚貝を投入すると、ホッパー53に
振動が加えられても稚貝がスムーズに選別体60の上に
流れ落ちないことがある。そこで、従来は稚貝を小分け
にしてホッパー53に投入しなければならず、作業効率
が低下する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は簡潔な構造で、
ホッパー内に一度に大量の貝類を投入しても、投入され
た貝類がスムーズに且つ自動的に選別体の上へ送り出さ
れるようにした貝類自動選別機を提供することを目的と
する。
【0005】本発明の第1の貝類自動選別機は、選別穴
が多数形成された選別体を振動させて、貝類を選別体の
出口側に送り出しながら選別穴よりも小さな貝類を同選
別穴から振るい落すようにした貝類の自動選別装置にお
いて、前記選別体の上方にホッパーを設け、同ホッパー
に、ホッパー内の貝類を外側に送り出す回転式掻き出し
具を設けたものである。
【0006】本発明の第2の貝類自動選別機は、ホッパ
ーを、選別体を振動させる振動源と共通の振動源又はそ
れと別の振動源により振動させるようにしたものであ
る。
【0007】本発明の第3の貝類自動選別機は、ホッパ
ー内に、貝類をホッパーの幅方向に分散させる整流体を
設けたものである。
【0008】本発明の第4の貝類自動選別機は、ホッパ
ーの出口側に、貝類の流出量に応じて開閉する蓋を開閉
可能に設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態1】本発明の貝類自動選別機の第1
の実施の形態を図1、2に基づいて詳細に説明する。こ
れらの図の自動選別機は金属製のフレーム10の内側
に、幅の広い樋状のケース11を前下がり傾斜に配置さ
れている。ケース11には断面形状がコ字形であるレー
ル状の受具12を上下2段に取付け、上段の対向する2
つの受具12の溝間と、下段の対向する2つの受具12
の溝間の夫々に選別穴1が多数形成された金属製、プラ
スチック製等の振動板13をのせて選別体2を上下2段
に形成してなる。この場合、受具12の溝とそれに差込
んだ振動板13との間に隙間を形成して振動板13が溝
内で振動できるようにしてある。また、ケース11を金
属製のフレーム10の内側に前下がり傾斜に配置し、ケ
ース11の上部底面をフレーム10に取付けられている
スイングアーム20の上端に回転軸受24を介して連結
し、下段の選別体2の下部底面を弾力性のあるウレタン
製の支持棒17を介してフレーム10に支持してある。
このような構成とすることにより、モータ19の回転に
よりクランクロッド21を図2の矢印X−X方向に往復
させてスイングアーム20を回転させると、ケース11
が前後に振動し、それに伴って受具12が振動すると共
に受具12の溝内に差込まれている振動板13も前後に
振動し、更には振動板13がその溝内で前後、左右、上
下にも自由に振動するようにしてある。この場合、受具
12の長手方向両端にストッパー(図示されていない)
を設けて、振動する振動板13が受具12の溝の長手方
向端部から抜け出さないようにしてある。
【0010】上段の選別体2の振動板13には中サイズ
より小さな貝類3を振るい落とすことができる大きさの
選別穴1が多数形成され、下段の選別体2の振動板13
には小サイズの貝類3を振るい落とすことができる大き
さの選別穴1が多数形成されている。選別体2は上段の
ものを下段のものより長くし、更に上段の選別体2の先
に上方に跳ね上げて折り畳み可能とした補助滑り台14
を連結して、上段の選別体2を滑り落ちてきた貝類3が
その補助滑り台14の上を滑り落ちて、補助滑り台14
の先方下方に設置してある収納箱15(図2)に落下す
るようにし、下段の選別体2の上を滑り落ちてきた貝類
3はその先方下方に設置した収納箱15に落下するよう
にして、上段の選別体2を滑り落ちてきた貝類3よりも
手前に落下するようにしてある。
【0011】ケース11のうち下段の選別体2の下は受
部16としてあり、この受部16には穴が開けられてお
らず、下段の選別体2の選別穴1から落下した貝類3を
受けて、その貝類3が下方に滑落して図2のように受部
16の先方下方に配置してある収納箱15に落下するよ
うにしてある。
【0012】前記の選別体2を振動させるための駆動装
置18は、モータ19、クランクロッド21、スイング
アーム20等により構成されている。スイングアーム2
0はフレーム10に回転可能に取付けられている回転軸
22に連結され、スイングアーム20の下端にクランク
ロッド21が連結されて、クランクロッド21がスイン
グアーム20の下部23を図2の矢印X−X方向に押し
たり引いたりすると、スイングアーム20が回転軸22
と共に回動して、スイングアーム20の上端に回転軸受
24を介して連結されているケース11がスイングアー
ム20のスイングにより前後及び上下に振動し、それに
伴って受具12及び振動板13が同方向に振動するよう
にしてある。前記のクランクロッド21は駆動装置18
のモータ19の回転運動を往復運動に変換するものであ
り、本実施形態では毎分350回前後の振動で往復運動
するようにしてある。
【0013】上段の選別体2の上方には貝類3を同選別
体2に供給するためのホッパー4が設けられている。ホ
ッパー4は一度に投入した多くの貝類3を溜めて、その
貝類3が少しずつ選別体2へ落下するようにするための
ものである。ホッパー4は金属板を加工して底板の周囲
に前方開口の周壁が立設されて滑り台のように形成され
ている。このホッパー4は上段の選別体2の上に同選別
体2と逆向きの下り傾斜に架設され、同ホッパー4の下
端(出口側)底面を回転自在なローラ25の上にのせて
前後に往復スライドし易くし、上端底面を細長板状の連
結子26の上端に連結ピンにより回動可能に連結してあ
る。連結子26はその下端を連結軸27に取付け、連結
軸27はケース11の幅方向両側壁に対向させて立設し
た三角形の支持片28間に回転可能に架設してある。こ
のような構造とすることにより、ケース11が前後に往
復振動すると、連結子26の下端が連結軸27を中心と
して同方向に振動し、そのとき連結子26の上端側が下
端側と反対方向に首振りして、ホッパー4が同方向に往
復振動或は揺動するようにしてある。
【0014】ホッパー4の内側出口側には、同ホッパー
4内に投入された貝類3を外側に送り出すための回転式
掻き出し具5が設けられている。この回転式掻き出し具
5はホッパー4の側壁出口側に回動自在に取付けられた
回転軸30の周囲に4枚の羽根31を90度間隔で突設
し、ホッパー4の側壁から外側に突出している回転軸3
0の突出部にプーリー32を取付けてなり、そのプーリ
ー32とモータ19のプーリー33との間に動力伝達ベ
ルト34を掛けて、モータ19により回転軸30を回転
させると回転式掻き出し具5が回転して、ホッパー4内
の貝類3がホッパー4の外側に送り出されるようにして
ある。羽根31には貝類3を傷つけない様に軟質材を使
用するのが望ましく、例えば合成樹脂製とかゴム製のも
の等が適する。
【0015】図2に示すようにフレーム10の上部でホ
ッパー4の出口先方には、ホッパー4から選別体2へ送
り出される貝類3に水をかけて洗浄するための散水パイ
プ35が取付けられている。この散水パイプ35は樹脂
製とか金属製のパイプの底面にその長手方向に均一間隔
で散水穴を多数あけて、内部に塩水或は真水を供給する
と散水穴から液体が噴出されるようにしてある。
【0016】
【発明の実施の形態2】本発明の貝類自動選別機の第2
の実施の形態を図3、図4に基づいて詳細に説明する。
図3、図4に示す貝類自動選別機はホッパー4の出口側
に回転式掻き出し具5を設けることにおいては図1、図
2に示すものと同じである。異なるのは選別体2の構造
である。図3、図4では上方開口の横幅の広いケース1
1に取付ける受具12をL字状に形成し、その上に両受
具12間の幅よりも多少幅の狭い振動板13をのせて、
ケース11が振動して受具12が振動すると振動板13
が受具12の上で上下、前後、左右のいずれの方向にも
自由に移動できるようにしてある。この場合、振動板1
3を受具12よりも多少短くし、更に、受具12の長手
方向下端にダイス状のストッパー41を、上端にボルト
式のストッパー42を取付けて、振動板13が受具12
の上で前後に振動しても、振動板13が前後に抜け出さ
ない様にしてある。振動板13は受具12から取外して
他の寸法の選別穴1が開口された振動板13と交換する
ことができる。
【0017】図3、図4の自動選別機の駆動装置18の
構造、動作は図1の駆動装置18と同じである。図3、
図4のホッパー4も図1のホッパー4と同様に形成され
ており、上段の選別体2の上にそれと逆向きの下り傾斜
に架設し、同ホッパー4の下端(出口側)底面を回転自
在なローラ25の上に乗せて前後にスライドし易くし、
上端底面を細長板状の連結子26の上端に回動可能に連
結してある。この連結子26はその長手方向中央部を連
結軸27に溶接し、連結軸27はケース11の幅方向両
側壁に対向させて立設した三角形状の支持片28間に回
転可能に取付け、連結軸27より下方まで突出している
連結子26の下端部に横向きの連結アーム45の長手方
向先端部をピン46により回動自在に連結し、同連結ア
ーム45の他端部を上段の受具12の内側面にピン47
にて回転可能に取付けてある。このような構造とするこ
とにより、ケース11が前後に往復動すると連結アーム
45が同方向に往復動し、それに伴って連結子26の下
端が連結軸27と共に同方向に振動し、連結子26の上
端部が下端と反対方向に首振りし、その首振りによりホ
ッパー4が同方向(前後及び上下方向)に振動或は揺動
して、ホッパー4内の貝類3がホッパー4の出口側にス
ムースに送り出されるようにしてある。このとき、ホッ
パー4内の貝類3はホッパー4の出口側に取付けられて
いる回転式掻き出し具5によって外側に掻き出されるよ
うにしてある。
【0018】
【発明の実施の形態3】本発明の実施の形態3として図
5に示すものは、ホッパー4の出口に蓋70をピン71
により開閉可能に設けたものである。蓋70はその下部
がホッパー4から回転式掻き出し具5によって外側に掻
き出される貝類に押されて自動的に開き、掻き出される
貝類の量が少なくなると自重により自動的に閉じるよう
にしてある。
【0019】
【発明の実施の形態4】本発明の貝類自動選別機の第4
の実施の形態を図6(a)(b)に基づいて詳細に説明
する。図6(a)(b)に示すものは共にホッパー4内
の出口に回転式掻き出し具5を設け、その内側に貝類3
をホッパー4の幅方向に分散させる整流体6を3本設け
たものである。このうち図6(a)に示すものは整流体
6として丸パイプを3本使用し、それを縦向きにして任
意の間隔で配置してあり、図6(b)に示すものは整流
体6として丸棒を3本使用し、それを縦向きにして任意
の間隔で配置してある。整流体6の形状、本数、配列位
置等は図示したものに限らず、それ以外のものであって
もよく、例えば形状は三角棒、六角棒等とすることがで
き、太さも全てが同一のものではなく、異なるものを組
み合わせて使用することもでき、配列も横一列に並べる
等してもよい。図6(b)の回転式掻き出し具5は回転
軸30の長手方向に所望間隔で刷毛45を取付けたもの
が使用されている。
【0020】
【発明の他の実施の形態】図1の回転式掻き出し具5は
そのプーリ32とモータ19のプーリ33との間に動力
伝達ベルト34を掛けて回転させるようにしてあるが、
回転式掻き出し具5はそれを回転させるための専用のモ
ータで回転させるとか、他の駆動方法で回転させる等す
ることもできる。例えば、選別体2の往復運動を図示さ
れていないクランク機構により回転運動に変換し、この
回転運動をベルト又はギヤ等を介して回転式掻き出し具
5に伝達して回転させるようにすることもできる。回転
式掻き出し具5の回転は選別体2の選別能力に合わせ
て、連続回転にしたり、間欠回転にしたりすることもで
きる。
【0021】本発明では図7に示すように、ホッパー4
の上部底面を連結材40によりフレーム10に取付け、
下部底面にローラ43を回転可能に取付け、そのローラ
43を前下がりに傾斜している受具12の上面にのせ
て、受具12がケース11と共に前後に往復振動する
と、その往復振動に伴って受具12の傾斜分だけローラ
43が上下に振動し、その上下振動によりホッパー4が
上下に振動するようにすることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明の第1の貝類自動選別機は次の様
な効果がある。 .選別体の上方に架設したホッパーの出口側に回転式
掻き出し具が設けられているので、ホッパー内に一度に
多くの貝類を投入しても、同ホッパー内の貝類がスムー
スに選別体の上に排出され、ホッパー内の貝類を送り出
すための作業者が不要になり、大幅な省力化を図ること
ができる。 .構造が簡潔なため実用化が容易であり、安価に作製
することもできる。
【0023】本発明の第2の貝類自動選別機は、ホッパ
ーに振動をもさせるため、前記効果の他に、ホッパーか
らの貝類の送り出しがより一層効率良く行なわれる、と
いう効果もある。
【0024】本発明の第3の貝類自動選別機は、ホッパ
ー内に、貝類をホッパーの幅方向に分散させる整流体を
設けたので、前記効果の他に次のような効果もある。 .ホッパー内に供給された貝類が整流体によりホッパ
ーの幅方向に分散されて、貝類がホッパーの幅方向全域
から選別体の上に平均に落下し、選別体での貝類の流れ
がスムーズになる。このため、貝類が重なり合って選別
体の上を流れることが殆ど無くなり、選別精度、選別能
率が向上する。 .選別体の上の貝類を人手により分散させる必要がな
いので作業者の負担が軽減される。 .構造が簡潔であるため実用化し易く、安価に作製す
ることもできる。
【0025】本発明の第4の貝類自動選別機は、ホッパ
ーの出口側に貝類の流出量に応じて開閉する蓋を開閉可
能に設けたので、回転式掻き出し具によりホッパー内か
ら掻き出される貝類が一度に大量に選別体の上に落下す
ることがなく、選別体の上の貝類の流れがスムースにな
り、選別精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貝類自動選別機の第1の実施形態を示
す斜視図。
【図2】図1に示す貝類自動選別機の縦断側面図。
【図3】本発明の貝類自動選別機の第2の実施形態を示
す斜視図。
【図4】図3に示す貝類自動選別機の縦断側面図
【図5】本発明の貝類自動選別機におけるホッパーの一
例を示す側面図。
【図6】(a)は本発明の貝類自動選別機におけるホッ
パーの一例を示す斜視図、(b)はホッパーの他の例を
示す斜視図。
【図7】本発明の貝類自動選別機の他の実施形態におけ
るホッパー部分の側面説明図。
【図8】従来の貝類自動選別機の斜視図。
【図9】従来の貝類自動選別機の縦断側面図。
【符号の説明】
1 選別穴 2 選別体 3 貝類 4 ホッパー 5 回転式掻き出し具 6 整流体 70 蓋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選別穴(1)が多数形成された選別体
    (2)を振動させて、貝類(3)を選別体(2)の出口
    側に送り出しながら選別穴(1)よりも小さな貝類
    (3)を同選別穴(1)から振るい落すようにした貝類
    自動選別機において、前記選別体(2)の上方にホッパ
    ー(4)を設け、同ホッパー(4)内に、その内部の貝
    類(3)を外側に送り出す回転式掻き出し具(5)を設
    けたことを特徴とする貝類自動選別機。
  2. 【請求項2】ホッパー(4)を、選別体(2)を振動さ
    せる振動源と共通の振動源又はそれとは別の振動源によ
    り振動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の貝類自動選別機。
  3. 【請求項3】ホッパー(4)内に、貝類(3)をホッパ
    ー(4)の幅方向に分散させる整流体(6)を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の貝類自動選
    別機。
  4. 【請求項4】ホッパー(4)の出口側に、貝類(3)の
    流出量に応じて開閉する蓋(70)を開閉可能に設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の夫々の貝
    類自動選別機。
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