JPH1155664A - 二値形状信号符号化装置 - Google Patents

二値形状信号符号化装置

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JPH1155664A
JPH1155664A JP24273997A JP24273997A JPH1155664A JP H1155664 A JPH1155664 A JP H1155664A JP 24273997 A JP24273997 A JP 24273997A JP 24273997 A JP24273997 A JP 24273997A JP H1155664 A JPH1155664 A JP H1155664A
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JP
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JP24273997A
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English (en)
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Seok-Won Han
錫源 韓
Jin-Hun Kim
鎮憲 金
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WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daewoo Electronics Co Ltd
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction
    • H04N1/411Bandwidth or redundancy reduction for the transmission or storage or reproduction of two-tone pictures, e.g. black and white pictures
    • H04N1/413Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information
    • H04N1/417Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information using predictive or differential encoding
    • H04N1/4172Progressive encoding, i.e. by decomposition into high and low resolution components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/20Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/30Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像の解像度を段階的に高めるスケーラビ
リティーを採用した二値形状信号符号化装置を提供す
る。 【解決手段】 二値アルファブロック(BAB)の毎
水平ラインをサンプリングして、第1ブロックを生成す
る水平向けサブサンプリング部205と、第1ブロック
の毎垂直ラインをサンプリングして、第1サンプルブロ
ックをベース層として生成する垂直向けサブサンプリン
グ部210と、第1サンプルブロックを符号化して符号
化ベース層データを発生するベース層符号化部215
と、エンハンスメント層の符号化を行って符号化水平エ
ンハンスメント層データ及び符号化垂直エンハンスメン
ト層データを発生するエンハンスメント層符号化部23
0、245とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二値形状信号符号
化装置に関し、特に、映像の解像度を段階的に高めるス
ケーラビリティー(scalability)を具現した二値形状
信号符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、テレビ電話及び電子会議のような
ディジタルビデオシステムにおいて、映像フレーム信号
が「画素」と呼ばれる一連のディジタルデータからなっ
ているため、各映像フレーム信号を表現するのには大量
のディジタルデータが必要である。
【0003】しかしながら、通常の伝送チャネル上の利
用可能な周波数帯域幅は制限されているので、そのチャ
ネルを通じて大量のディジタルデータを伝送するために
は、特に、テレビ電話及び電子会議のような低ビットレ
ートの映像信号符号化部の場合、様々なデータ圧縮技法
を用いて伝送すべきデータの量を圧縮するか減らさなけ
ればならない。
【0004】低ビットレートの映像信号符号化システム
において、映像信号を符号化する方法の1つに、いわゆ
る物体指向分析/合成符号化方法(Object-Oriented An
alysis-Synthesis coding technique)がある。この物
体指向分析/合成符号化技法によれば、入力映像信号は
複数の物体(オブジェクト)に分けられ、各物体の動
き、輪郭線及び画素データを規定する3つのの組よりな
るパラメータが異なる符号化チャネルを通じて取り扱わ
れる。
【0005】そのような物体指向分析/合成符号化方法
の一例として、所謂、MPEG-4(Moving Picture Exp
erts Group phase 4)があるが、このMPEG-4は低ビ
ットレート通信、対話式マルチメディア(例えば、ゲー
ム、対話式テレビ、等々)及び領域監視用機器のような
応用分野において内容ベースインタラクティビリティ
ー、改善された符号化効率及び/または汎用アクセシビ
リティが可能するようにする視聴符号化標準案を提供す
る。
【0006】MPEG-4において、入力ビデオ映像
は、使用者がアクセス可能で操作できるビットストリー
ム内のエンティティに対応する、複数のビデオ物体平面
(VOP, Video Object Plane)に分けられる。VOP
は物体としても定義され、その幅及び高さが各物体を取
り囲む16画素(マクロブロックの大きさ)の最小倍数
になる四角形で表され得る。よって、符号化部はVOP
単位、即ち、物体単位で入力ビデオ映像を取り扱うこと
になる。
【0007】MPEG-4に記載のVOPは、輝度デー
タよりなり、二値マスクで表現される形状情報とクロミ
ナンスデータよりなる色情報とを有する。二値マスクに
おいて、1つの二値(例えば、0)はVOPにおける物
体の外側に位置する画素(背景画素)を、他方の二値
(例えば、1)は物体の内側に位置する画素(物体画
素)を各々表す。物体の位置及び形状を表す二値形状情
報は、公知のビットマップベース形状符号化技法によっ
て符号化されるBAB(BAB; Binary alpha block)で
表現される。
【0008】例えば、内容ベース算術符号化技法のよう
なビットマップベース形状符号化技法を用いると、動き
推定及び動き補償によって符号化エラーデータと、現フ
レーム(又は、VOP)内の二値形状信号とこれと最も
類似な前フレーム(又は、VOP)内の二値形状信号と
の間の差分を表す動き補償情報とが求められる時、イン
トラモードにて物体の形状及び位置を表す符号化二値形
状情報を得ることができる。
【0009】しかしながら、デコーダにて、のようにし
て求められた符号化二値形状情報が復号化されて、予め
決められた解像度のみを有する再構成済みの映像が生成
される。従って、より高い解像度を有する映像が必要す
る場合は、通常、復号化映像の解像度を段階的に高める
スケーラビリティー(scalability)を通じて二値形状
情報を符号化する。即ち、より低い解像度を有する映像
(ベース層)を符号化し、その後、このベース層に基づ
いて付加情報を加えて、より高い解像度を有する映像
(エンハンスメント層)を符号化する。
【0010】図1には、ビットマップベース符号化技法
を用いる従来の二値形状信号符号化装置100のブロッ
ク図が示されている。この二値形状信号符号化装置10
0はサブサンプリング部110、ベース層符号化部12
0、エンハンスメント層符号化部130及びマルチプレ
クサ(MUX)140から構成されている。また、エン
ハンスメント層符号化部130は、エンハンスメント層
再構成部131、減算部133及びアイランド符号化部
135を備える。
【0011】フレームまたはVOP内の物体及び背景を
表す二値画素よりなるBAB(例えば、16×16個の
二値画素よりなるブロック)が、ラインL1を通じてサ
ブサンプリング部110及びエンハンスメント層符号化
部130内の減算部133に各々入力される。サブサン
プリング部110は、受け取った16×16画素のBA
Bをサンプリングして、8×8画素よりなるサンプルブ
ロックをラインL2を介してベース層符号化部120及
びエンハンスメント層再構成部131に各々供給する。
サブサンプリング部110のサンプリング方法は、ま
ず、16×16画素のBABを2×2画素よりなるブロ
ックで分けた後、各2×2画素のブロック内で頻出する
二値画素値を各2×2画素のブロックの代表値として選
択する。この時、2×2画素のブロック内の2つの二値
画素値の数が同一である場合は、予め決められた規則に
従って選択される。その後、選択された全ての二値は順
に訂正されて、8×8画素よりなるサンプルブロックを
構成する。
【0012】ベース層符号化部120はビットマップベ
ース形状符号化方法等の符号化法を用いて、受け取った
サブブロックを符号化して、符号化ベース層データをラ
インL3を通じてMUX140へ供給する。
【0013】エンハンスメント層再構成部131は予め
定められた規則に従って、サブブロックに基づいてエン
ハンスメント層を再構成して、再構成済みのエンハンス
メント層をラインL5を通じて減算部133に供給す
る。また、再構成済みのエンハンスメント層を符号化し
て、符号化エンハンスメント層データをラインL4を通
じてMUX140に供給する。ここで、予め定められた
規則によれば、4個の二値画素を構成する2×2画素の
ブロックがサブブロック内の各二値画素に対して再構成
される。ここで、再構成ブロック内の4つの画素全体は
サンプルブロック内の各二値画素と同一の画素値を有す
る。その後、2×2画素よりなるBABは順に組み合せ
られて、16×16画素のBABを形成する。このBA
Bはエンハンスメント層として順に供給される。デコー
ダにおいては、エンハンスメント層符号化部130で使
われた再構成方法を既知しているので、その方法を用い
てエンハンスメント層を再構成する。
【0014】次に、減算部133は、ラインL1を通じ
て入力されたBABからラインL5を通じて入力された
再構成済みのエンハンスメント層を減算して、減算結果
である16×16画素よりなるエラーデータブロックを
アイランド符号化部135に供給する。ここで、エラー
データブロックは第1の二値画素値(例えば、1)及び
第2の二値画素値(例えば、0)を有し、即ち、第1の
二値画素値はBABと再構成済みのエンハンスメント層
との間の減算結果がゼロでない画素を表し、第2の二値
画素値はその減算結果がゼロである画素を表す。
【0015】アイランド符号化部135は例えば、RC
B(Reference Contour Based)符号化技法を用いて、
減算部133からのエラーデータブロックをアイランド
符号化して、アイランド符号化データをラインL6を通
じてMUX140に供給する。
【0016】MUX140はラインL3上の符号化ベー
ス層データと、ラインL4上の符号化エンハンスメント
層データと、ラインL6上のアイランド符号化データと
を多重化して、多重化データを受信端のデコーダに伝送
されるように伝送器に供給する。
【0017】このようにスケーラビリティーを加味して
具現されたデータは、デコーダにて多様な方法で復号化
され得る。そのうち1つの方法が、例えば、符号化ベー
ス層等の符号化低位層のみを復号化して、より低い解像
度を有する映像を再構成する。しかしながら、ベース層
及び幾つかの上位層を復号化して、映像の解像度を高め
ることも可能である。解像度をより一層高めるために
は、より高い層の復号化可否に構わず、低位層がより高
位層の前に復号化される仮定すると、伝送された全ての
層を復号化して、元の映像と同一の解像度を有する映像
を得ることができる。このようにスケーラビリティーを
加味して具現された符号化/復号化方法はエラーを減ら
し、且つビット損を防止し得、高い解像度にて映像信号
を伝送することができる。
【0018】しかしながら、従来のエンハンスメント層
符号化装置においては、連続する二値画素の間の相関関
係を充分に考慮しないで、BABから得られた再構成済
みのエンハンスメント層とBAB自体との間にエラーが
多く生じることになる。その結果、アイランド符号化デ
ータを伝送するには多量のビットを必要とし、更に、イ
ンタモードにおいては、現VOPと前VOPとの間の相
関性を用いて符号化効率を高めることをしなかったの
で、従来のエンハンスメント層符号化装置はエンハンス
メント層を効果的に符号化するには困難が伴う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、復号化映像の解像度を段階的に高めるスケーラ
ビリティーを実現した二値形状信号符号化装置を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、映像信号内に備えられたM×N
個(M及びNは、各々偶数の正の整数)の二値(binar
y)画素よりなる二値アルファブロック(BAB)を符
号化するための二値形状信号符号化装置であって、前記
BABの毎水平ラインをサンプリングして、前記BAB
の最上側に位置する第1水平ラインまたは最上側の次に
位置する第2水平ラインから始まる第1ブロックを生成
する水平向けサブサンプリング手段と、前記第1ブロッ
クの毎垂直ラインをサンプリングして、前記第1ブロッ
クの最左側に位置する垂直ラインである第1垂直ライン
または最左側の次に位置する第2垂直ラインから始まる
第1サンプルブロックをベース層として生成する垂直向
けサブサンプリング手段と、前記第1サンプルブロック
を符号化して、符号化ベース層データを発生するベース
層符号化手段と、前記BAB、前記第1ブロック及び前
記第1サンプルブロックに基づいて、エンハンスメント
層の符号化を行って、符号化水平エンハンスメント層デ
ータ及び符号化垂直エンハンスメント層データを発生す
るエンハンスメント層符号化手段とを含むことを特徴と
する二値形状信号符号化装置が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。本発明によ
ると、スケーラビリティーを用いて、高い解像度を有す
る映像(例えば、エンハンスメント層)を低い解像度を
有する映像(例えば、ベース層)と同時に符号化し、エ
ンハンスメント層はベース層に基づいて符号化される。
【0022】図2には、本発明による二値形状信号符号
化装置200のブロック図が示されている。この二値形
状信号符号化装置200は、水平向けサブサンプリング
部205、垂直向けサブサンプリング部210、ベース
層符号化部215、エンハンスメント層符号化部290
及びMUX250から構成される。エンハンスメント層
符号化部290は、2つの減算部220及び225、第
1及び第2エンハンスメント層符号化部230及び24
5、第1及び第2ライン供給部235及び240を備え
る。各々がM×N個の二値画素よりなる複数の二値アル
ファブロックBABからなる、映像フレームまたはビデ
オ物体平面(VOP)のような二値形状情報は映像フレ
ームまたはVOP内の物体及び背景を表し、BAB単位
でラインL10を通じて水平向けサブサンプリング部2
05及び減算部225に各々入力される。ここで、M及
びNは各々偶数である。説明の便宜上、M及びNは各々
16と仮定する。図5には、16×16画素よりなるB
AB501が示されており、図中で、黒い部分は物体
を、白い部分は背景を各々表す二値画素である。
【0023】水平向けサブサンプリング部205は、受
け取ったBABの毎水平ラインをサンプリングして、B
ABの第1水平ラインまたは第2水平ラインのうちの1
つから始まる第1ブロックを発生する。第1水平ライン
はBABの最上位のラインである。説明の便宜上、水平
向けサブサンプリング部205はBABにおいて連続す
る8個の偶数番目の水平ラインをサンプリングして、8
×16画素よりなる第1ブロックをラインL11を通じ
て垂直向けサブサンプリング部210、減算部220、
第2エンハンスメント層符号化部245及び減算部22
5に各々供給する。図6は8×16画素よりなる第1ブ
ロックの模式図であって、黒い部分は物体を、白い部分
は背景を各々表す。図7〜図9中の黒い部分及び白い部
分も同様である。
【0024】垂直向けサブサンプリング部210は、水
平向けサブサンプリング部205から受け取った第1ブ
ロックの毎垂直ラインをサンプリングして、その結果で
ある第1サンプルブロックをBABの第1垂直ラインま
たは第2垂直ラインのうちの1つから始まるベース層と
して発生する。この第1垂直ラインは第1ブロックにお
いて最も左側に位置するラインである。説明の便宜上、
垂直向けサブサンプリング部210は、受け取った第1
ブロックにおいて連続する8個の偶数番目の垂直ライン
をサンプリングして、8×8画素よりなる第1サンプル
ブロックをベース層として、ラインL13を通じて、ベ
ース層符号化部215、減算部220及び第1エンハン
スメント層符号化部230に各々供給する。図7には、
ラインL13を通じて伝達された8×8画素よりなる第
1サンプルブロック505の模式図が示されている。
【0025】イントラモードの場合、ベース層符号化部
215はビットマップベース形状符号化技法等の通常の符
号化方法を用いて、受け取ったベース層(即ち、第1サ
ンプルブロック)を符号化して、符号化ベース層データ
をMUX250に供給する。これに反して、インタモー
ドの場合には、ベース層符号化部215内に組み込まれ
た動き予測及び動き補償部(図示せず)は、現フレーム
の第1サンプルブロックと、ベース層符号化部215内
に組み込まれた現フレームメモリ内に格納された前フレ
ームの対応するブロックとを比較する。その結果とし
て、現フレームの第1サンプルブロックと最も類似な前
フレームの第1サンプルブロックが、推定された第1サ
ンプルブロックとして選択される。
【0026】その次に、水平及び垂直成分よりなる2次
元ベクトルとして表される動きベクトル情報が求められ
る。この動きベクトル情報は現フレーム内の第1サンプ
ルブロックと前フレーム内の推定された第1サンプルブ
ロックとの間の変位を表す。現フレームの第1サンプル
ブロックと前フレームの推定された第1サンプルブロッ
クとの間の差が符号化されることによって、符号化エラ
ーデータを生成する。その後、動きベクトル情報及び符
号化エラーデータは符号化ベース層データとして組み合
せられて、ラインL14を通じてMUX250に入力さ
れる。
【0027】ベース層再構成部(図示せず)は符号化エ
ラーデータ及び予測された第1サンプルブロックに基づ
いて、現フレームの第1サンプルブロックを再構成す
る。その次に、再構成済みの第1サンプルブロックは、
後続フレームの動き推定及び動き補償に用いられるよう
に、第1フレームメモリ内の設定位置に格納される。同
時に、動きベクトル情報はラインL15を通じてエンハ
ンスメント層符号化部290内の第1ライン供給部23
5及び第2ライン供給部240に各々送られる。
【0028】イントラモードの場合には、エンハンスメ
ント層符号化部290は、ラインL10上のBAB、ラ
インL11上の第1ブロック及びラインL13上の第1
サンプルブロックに基づいて、エンハンスメント層を符
号化して、ラインL18を介して符号化垂直エンハンス
メント層のデータを、ラインL21を介して符号化水平
エンハンスメント層のデータをMUX250に各々供給
する。
【0029】一方、インタモードの場合には、エンハン
スメント層符号化部290は、上記のイントラモードの
場合に加えて、ラインL15を通じて入力された動きベ
クトル情報をも符号化して、ラインL18を介して符号
化垂直エンハンスメント層のデータを、ラインL21を
介して符号化水平エンハンスメント層のデータをMUX
250に各々供給する。以下、エンハンスメント層符号
化部290の動作に対して詳細に説明する。
【0030】減算部220は、ラインL11上の第1ブ
ロックからラインL13上の第1サンプルブロックを減
算して、その結果である第2サンプルブロックをライン
L16を通じて第1エンハンスメント層符号化部230
及び第1ライン供給部235に各々供給する。第2サン
プルブロックは、第1ブロックのうち8個の奇数番目の
垂直ラインから構成される。一方、減算部225は、同
様に、ラインL10上のBABからラインL11上の第
1ブロックを減算して、その結果である第2ブロックを
ラインL12を通じて第2エンハンスメント層符号化部
245及び第2ライン供給部240に各々供給する。8
×16画素よりなる第2ブロックは、16×16画素よ
りなるBABのうち8個の奇数番目の水平ラインから構
成される。
【0031】イントラモードの場合、第1ライン供給部
235は第2フレームメモリ(図示せず)内の該当位置
に8×8画素よりなる第2サンプルブロックのみを格納
する。インタモードの場合には、第1ライン供給部23
5は第2サンプルブロックを格納すること他に、ライン
L15を通じて入力された動きベクトル情報に基づい
て、第2フレームメモリに格納されている前フレーム内
の8×8画素よりなる第2サンプルブロックのうち、予
め定められた第1閾値を満足させる第1取出しブロック
を取出す。ここで、予め定められた第1閾値は、ライン
L16上の8×8画素よりなる第2サンプルブロックと第
1取出しブロックとの間の水平、垂直距離が、動きベク
トルの水平、垂直成分位されるように設定されている。
その後、第1取出しブロックは、ラインL17を通じて
垂直挿入ラインの組として第1エンハンスメント層符号
化部230に供給される。
【0032】イントラモードの場合は、第2ライン供給
部240は、8×16画素よりなる第2ブロックのみを
第3フレームメモリ(図示せず)内の該当位置に格納す
る。インタモードの場合には、第2ライン供給部240
は第2ブロックを格納すること他に、ラインL15を通
じて入力された動きベクトル情報に基づいて、第3フレ
ームメモリに格納されている前フレーム内の8×16画
素よりなる第2ブロックのうち、予め定められた第2閾
値を満足させる第2取出しブロックを取出す。ここで、
予め定められた第2閾値は、ラインL12上の8×16
画素よりなる第2ブロックと第2取出しブロックとの間
の水平、垂直距離が、動きベクトルの水平成分の2倍、
垂直成分の1倍になるように設定されている。その後、
第2取出しブロックは、ラインL20を通じて水平挿入
ラインの組として第2エンハンスメント層符号化部24
5に供給される。
【0033】本発明の好適実施例によると、イントラモ
ードの場合、第1エンハンスメント層符号化部230は
ラインL16上の第2サンプルブロック及びラインL1
3上の第1サンプルブロックに基づいて、垂直エンハン
スメント層の符号化を行って、その結果である符号化垂
直エンハンスメント層のデータをMUX250に供給す
る。また、インタモードの場合には、第1エンハンスメ
ント層符号化部230は上記イントラモードの場合に加
えて、ラインL17を通じて入力された垂直挿入ライン
の組にも基づいて垂直エンハンスメント層の符号化を行
って、その結果である符号化垂直エンハンスメント層の
データをラインL18を介してMUX250に供給す
る。
【0034】本発明の第1好適実施例によると、イント
ラモードの場合、第2エンハンスメント層符号化部24
5はラインL11上の第1ブロック及びラインL12上
の第2ブロックに基づいて、水平エンハンスメント層の
符号化を行って、その結果である符号化水平エンハンス
メント層のデータをMUX250に供給する。また、イ
ンタモードの場合には、第2エンハンスメント層符号化
部245は上記イントラモードの場合に加えて、ライン
L20を通じて入力された水平挿入ラインの組にも基づ
いて水平エンハンスメント層の符号化を行って、その結
果である符号化水平エンハンスメント層のデータをライ
ンL21を介してMUX250に供給する。
【0035】MUX250は、ラインL14からの符号
化ベース層のデータ、ラインL18からの符号化水平エ
ンハンスメント層のデータ及びラインL21からの符号
化垂直エンハンスメント層のデータを多重化して、その
結果である多重化データを受信端の復号化器(図示せ
ず)に伝送されるように伝送器(図示せず)に伝達す
る。
【0036】図3は、図2中の第1エンハンスメント層
符号化部230の詳細なブロック図であって、その動作
に対して詳細に説明する。
【0037】第1エンハンスメント層符号化部230
は、補間部300、第1エンハンスメントビット計算部
310、第2エンハンスメントビット計算部330、ビ
ット比較部350及び符号化エンハンスメント層データ
選択部360から構成される。補間部300は、8×8
画素よりなるブロック(例えば、図7に示す第1サンプ
ルブロック505)のから得た垂直ラインの組(例え
ば、図15に示す垂直ラインの組507)を用いて、予
め定められた垂直補間規則または方法によって、垂直補
間線の組(例えば、図16に例示されている垂直補間線
の組509)を構成する。垂直補間線の組509は、ラ
インL30を介して第1エンハンスメントビット計算部
310に供給される。
【0038】また、垂直補間線の組を構成する予め定め
られた垂直補間方法は復号化器においても予め知られて
いる。かくして、復号化器は受け取った符号化ベース層
を復号化して復号化ベース層を発生する。その後、復号
化器は復号化ベース層に基づいて、予め定められた垂直
補間方法を用いて、補間部300により構成された垂直
補間線の組と同一の垂直補間線の組を発生する。この予
め定められた垂直補間方法は本発明の好適実施例に従っ
て、多様に具現され得る。本発明の好適実施例による垂
直補間方法に対して、以下、図5、図6及び図7を参照
して記述する。
【0039】本発明の垂直補間方法によれば、サンプル
ブロック(即ち、8×8画素よりなる第1サンプルブロ
ック)が垂直補間プロセスによるサブブロックと同一の
大きさを有する補間ブロックにアップサンプリングされ
る。
【0040】図5〜図7は、サンプリングプロセスによ
って生じたサブブロックと対応するサンプルブロックと
を各々示した模式図である。サブブロック(即ち、図5
に示した16×16画素よりなる二値アルファブロック
501)が水平向けサブサンプリング部205及び垂直
向けサブサンプリング部210によって行われたサンプ
リングプロセスを通じて、図7に示した8×8画素より
なるサンプルブロック505に細分化される。図6及び
図7中で、黒い部分は物体を構成する物体画素を、白い
部分は背景画素を各々表す。
【0041】上記垂直補間プロセスにおいて、補間ブロ
ックを生成するためには、最初、サンプルブロックは垂
直向けに分けられて複数の基準線(即ち、第1サンプル
ブロックの垂直ライン)を形成する。その後、各基準線
上で線分及び非線分が検出される。ここで、各線分は1
つまたは複数の連続的な物体画素によって表現され、各
非線分は1つまたは複数の連続的な背景画素によって規
定される。基準線上のこれらの両線分に基づいて、補間
線(即ち、垂直補間線)が形成され、基準線と共に補間
ブロックを構成することになる。
【0042】図6を参照すると、サンプルブロックの基
準線に基づいて該当補間線を形成する所定の方法を説明
するための模式図が示されている。本発明によれば、1
つの補間線は2つの隣接する基準線に基づいて形成され
る。
【0043】まず、図11〜図13を参照すると、2つ
の基準線が線分の番号が同一である場合を示した模式図
である。
【0044】図11に示したように、2つの隣接する基
準線10及び20上に各々重複線分10A及び20Aが
ある場合、両基準線10及び20によって生じた補間線
30上の線分30Aが両重複線分10A及び20Aの開
始点及び終点の位置に基づいて決定される。従って、線
分10Aの開始点2と線分20Aの開始点1とを平均し
て、その結果である平均値1.5を1に切り捨てて、線
分30Aの開始点を決定する。同様に、重複線分10A
の終点5と重複線分20Aの終点6との間の平均値5.
5を5に切り捨てて、線分30Aの終点として決定す
る。上記において、両基準線10及び20が各々の上部
で重なり合う場合に、両重複線分10A及び20Aは重
複する。基準線10と基準線20との間の重複は、両基
準線10及び20上の各線分に含まれた物体画素の位置
を比較することによって行われる。
【0045】一方、両基準線40、50上の両非重複線
分40A、50Aがある場合、非重複線分40A、50
Aの各々は、図12に示したように、該当基準線の最初
画素位置または最後画素位置に1つの画素を有する。こ
こで、非重複線分40A、50Aは両基準線40、50
が各々の上部で重なり合う場合に重複しない線分を表
し、補間線60上の線分60Aは非重複線分40A内の
画素の数に、線分60Bは非重複線分50A内の画素の
数に基づいて各々生成される。即ち、線分60Aは非重
複線分40A上の物体画素の数の半になる2つの物体画
素を有し、補間線60の第1画素位置から始まる。ま
た、線分60Bは補間線60の最後画素位置にある1つ
の物体画素を有しており、最後画素位置は重複線分50
A上の物体画素の数を2に割り、その結果値を切り捨て
ることによって求められる。
【0046】また、両基準線70、80上に各々非重複
線分70A、80Aがある場合には、線分は図13に示
したように順次に位置している。補間線90上の線分9
0Aは非重複線分70Aの開始点に、 線分90Bは非重
複線分80Aの終点に基づいて各々決定される。線分9
0Aの開始点及び線分90Bの終点は、次式(1)の通
り計算される。
【0047】
【数1】SP=(3*P+1*Q)/4 EP=(1*P+3*Q)/4
【0048】ここで、SPは補間線上の線分の開始点、
EPは補間線上の線分の終点を各々表し、Pは補間線に対
応する基準線上の線分の開始点、Qは補間線に対応する
基準線上の線分の終点を各々表す。もし、式中で右側の
計算値が整数でない場合には、SPまたはEPは該当計
算値を切り捨てて求められる。
【0049】一方、図14は、2つの基準線が異なる線
分数を有する場合を示した模式図であって、第1基準線
15は1つの線分からなり、第2基準線25は3つの線
分からなっている。この場合、補間線35は基準線15
と基準線25との間の論理積演算によって構成される。
かくして、補間線35は両基準線15、25の線分に共
通に含まれた物体画素を有することになる。図14にお
いて、基準線15上の全ての画素が物体画素であるの
で、補間線35は基準線25と同一の画素パターンを有
することになる。
【0050】図6を参照して述べた所定の方法は、垂直
及び水平補間プロセスの両方にも適用することができ
る。以下、所定の方法が垂直補間プロセスに実際的にど
う採用されるかを説明し、かつ、サンプルブロックのア
ップサンプリング過程を詳細に説明する。
【0051】図7を参照すると、本発明の好適実施例に
よる垂直補間プロセスを説明するための模式図が示され
ている。最初、図7に示したサンプルブロック505は
図15に示したように、各々インデックスV2、V4、
・・・、V16が割り当てられた8つの垂直基準線に分
けられる。この8つの垂直基準線の各々は一連の8つの
画素を有している。一旦、各垂直基準線V2〜V16が
決定されると、各垂直基準線V2〜V16上の線分の個
数は最も左側の垂直基準線V2から始めて2、1、1、
1、3、1、2、2として検出される。各垂直基準線上
の線分の数とそれに隣接する垂直基準線上の線分の数と
を比較することによって、垂直補間線(例えば、図16
中のV1、V3、・・・、V15)が図6を参照して述
べた所定の方法によって形成されて、各垂直基準線V2
〜V16の間に順に挿入されることになる。各インデッ
クスから分かるように、各垂直基準線は第(i+1)番
目の位置インデックスによって、各垂直補間線は第i番
目の位置インデックスによって各々表現される。ここ
で、iは奇数1、3、・・・、15である。従って、例
えば、各垂直補間線V3〜V15は2つの隣接する垂直
基準線(例えば、V2とV4、V4とV6、・・・、V
14とV16)によって決定される。しかしながら、垂
直補間線V1には垂直基準線V2のみが対応しているた
め、垂直補間線V1は垂直基準線V2をコピーすること
によって決定される。
【0052】上記において、各垂直補間線及び垂直基準
線に割り当てられた各インデックスは互いに異なり割り
当てられてもよい。即ち、各垂直基準線には奇数インデ
ックスV1〜V15が、各垂直補間線には愚数インデッ
クスV2〜V16が割り当てられてもよい。
【0053】垂直補間線V1〜V15は図16に示した
垂直補間線509の組を形成し、その組は補間部300
内のメモリ(図示せず)に格納されると同時に、第1エ
ンハンスメントビット計算部310に供給される。
【0054】第1エンハンスメントビット計算部310
は、ラインL30を介して補間部300から入力された
垂直補間線の組509と、ラインL16を通じて減算部
220から入力された8×8画素よりなる第2サンプル
ブロックとを受け取る。第1エンハンスメントビット計
算部310は受け取った垂直補間線の組509及び第2
サンプルブロックに基づいて、第1エンハンスメント層
の符号化を行って、その結果である第1符号化エンハン
スメント層のデータをラインL33を通じてビット比較
部350に供給する。その後、第1エンハンスメントビ
ット計算部310は第1符号化垂直エンハンスメント層
データのビットを計算して、その計算結果を第1垂直ビ
ットデータとしてラインL34を通じて符号化エンハン
スメント層データ選択部360に供給する。図4には、
図3中の第1エンハンスメントビット計算部310の詳
細なブロック図が示されている。
【0055】第1エンハンスメントビット計算部310
は、第1ライン分析部410、第2ライン分析部41
5、線分比較部420、ライン選択部440、第1ライ
ン調整部455、第2ライン調整部460、形状再構成
部465、減算部430、アイランド符号化部435、
モード符号化部470及びデータフォーマッティング及
びビット計算部480から構成される。
【0056】第1ライン分析部410は、ラインL30
を通じて入力された垂直補間線の組を分析して、各垂直
補間線内の線分の数と、各線分の長さ、開始点及び終点
とを検索し、その検索結果を第1サンプルブロックライ
ン分析情報として線分比較部420に供給する。同様
に、第2ライン分析部415は、ラインL16を通じて
入力された8×8画素よりなる第2サンプルブロックの
垂直ラインの組を分析して、各垂直ライン内の線分の数
と、各線分の長さ、開始点及び終点とを検索して、その
検索結果を第2サンプルブロックライン分析情報として
線分比較部420に供給する。
【0057】線分比較部420は、最初、受け取った第
1及び第2サンプルブロックライン分析情報を組み込ま
れたメモリ(図示せず)に格納した後、これらの第1及
び第2サンプルブロックライン分析情報に基づいて、各
垂直補間線における線分の数と第2サンプルブロック内
の各該当垂直ラインの線分の数とを比較する。ここで、
第2サンプルブロック内の各該当垂直ラインは、各垂直
補間線と同一の位置にある垂直ラインである。2つの対
応するライン(即ち、各垂直補間線と各該当垂直ライ
ン)における線分の数が互いに同一である場合、垂直補
間線に対する第1ライン分析情報と、第2サンプルブロ
ック内の各垂直ラインに対する第2ライン分析情報とは
ラインL43を通じて第1ライン調整部455に供給さ
れる。
【0058】一方、各垂直補間線及び各該当垂直ライン
における線分の数が同一でない場合には、線分比較部4
20は垂直補間線の左側及び右側に位置した第2サンプ
ルブロックの垂直ラインに対する第3及び第4ライン分
析情報を各々発生する。
【0059】しかしながら、垂直補間線が垂直補間線の
組内の最左側の垂直ラインである場合、線分比較部42
0はメモリに予め格納されている第2サンプルブロック
内の最右側の垂直ラインに対するライン分析情報を、垂
直補間線の組内の最左側の垂直ラインに対する第3ライ
ン分析情報の代わりに、垂直ラインに対する第3ライン
分析情報として発生する。そして、メモリから取出した
第1、第2及び第3ライン分析情報はラインL41を通
じてライン選択部440に送られる。
【0060】第1ライン調整部455は第1及び第2ラ
イン分析情報に基づいて、第2サンプルブロック内の該
当垂直ラインと同一になるように、各垂直補間線におけ
る線分の長さを調節することによって、そのライン調整
状態を表す第1長さ調整情報を発生する。例えば、第1
ライン調整部445は各垂直補間線における線分の開始
点及び終点を変更してもよい。
【0061】また、第1ライン調整部445は、第1長
さ調整情報と共に、線分の長さが調整されたか否かを表
す第1長さ調整モード信号をラインL46を通じて形状
再構成部465、モード符号化部470及びデータフォ
ーマッティング及びビット計算部480に各々送る。
【0062】ライン選択部440は第1、第3及び第4
ライン分析情報に基づいて、各垂直補間線における線分
の数と各垂直補間線の右側及び左側に位置する垂直ライ
ンの数とを比較して、一致しないと、ライン選択部44
0は予め定められた選択規則によって、左側または右側
の垂直ラインのうちの何れか1つを選択する。
【0063】その後、ライン選択部440は、選択した
垂直ラインに対するライン分析情報と、垂直ラインが予
め定められた規則に基づいて選択されたことを報知する
第1ライン選択モード信号とをラインL44を通じて形
状再構成部465、モード符号化部470及びデータフ
ォーマッティング及びビット計算部480に各々送る。
【0064】しかしながら、各垂直補間線における線分
の数と各垂直補間線の右側及び左側に位置する垂直ライ
ンの数が同一である場合には、ライン選択部440は垂
直補間線と同一の線分数を有する垂直ラインを選択す
る。
【0065】次に、ライン選択部440は選択した垂直
ラインに対するライン分析情報と、垂直ラインが右側垂
直ラインと左側垂直ラインとの間で選択されたか報知す
る第2ライン選択モード信号とをラインL42を介して
第2ライン調整部460に供給する。更に、ライン選択
部440は第1ライン分析情報も第2ライン調整部46
0に供給する。
【0066】第2ライン調整部460は垂直ラインに対
するライン分析情報、第1ライン選択モード信号及び第
1ライン分析情報に基づいて、ライン調整部455と同
様の方法を用いて各垂直補間線の長さを調整して、その
結果である第2長さ調整情報、長さ調整をしたか否かを
表す第2長さ調整モード信号及び第2ライン選択モード
信号をラインL45を通じて形状再構成部465、モー
ド符号化部470及びデータフォーマッティング及びビ
ット計算部480に各々送る。
【0067】形状再構成部465は、ラインL44を通
じて入力された選択した垂直ラインに対するライン分析
情報及び第1ライン選択モード信号と、ラインL45を
通じて入力された第2長さ調整情報、第2長さ調整モー
ド信号及び第2ライン選択モード信号と、ラインL46
を通じて入力された第1長さ調整情報及び第1長さ調整
モード信号とに基づいて、8×8画素よりなる第2サン
プルブロックを再構成して再構成済みの第2サンプルブ
ロックを形成する。その後、この再構成済みの第2サン
プルブロックは減算部430に供給される。
【0068】減算部430は、ラインL16からの第2
サンプルブロックから形状再構成部465からの再構成
済みの第2サンプルブロックを減算して、それらの差分
を8×8画素よりなるエラーデータブロックとしてアイ
ランド符号化部435に供給する。エラーデータブロッ
クは第1の二値(例えば、1)及び第2の二値(例え
ば、0)から構成され、第1の二値はBABと再構成済
みのエンハンスメント層ブロックとの間の差分結果がゼ
ロでない画素を表し、第2の二値はBABと再構成済み
のエンハンスメント層ブロックとの間の差分結果がゼロ
である画素を表す。
【0069】図8には、ライン分析部410からの垂直
補間線の組509を用いて、形状再構成部465によっ
て形成された再構成済みの第2サンプルブロック511
が例示されており、図9は第2サンプルブロック51
2、図10はエラーデータブロック513が各々示され
ている。図10中で、斜線部分は第2サンプルブロック
512内の画素と再構成済みの第2サンプルブロック5
11内の画素とが一致しない画素(即ち、第1の二値を
有する画素)を表す。一方、図10中、斜線のない部分
は第2サンプルブロック512内の画素と再構成済みの
第2サンプルブロック511内の画素とが一致する画素
(即ち、第2の二値を有する画素)を表す。
【0070】エラーデータブロック内に第1の二値が複
数個ある場合、アイランド符号化部435はエラーデー
タブロックに対して、例えば、RCB(Reference Cont
ourBased)符号化技法を用いてアイランド符号化を行っ
て、その結果であるアイランド符号化データまたは符号
化エラーデータをラインL49を通じてデータフォーマ
ッティング及びビット計算部480に供給すると同時
に、アイランド符号化を行ったか否かを表す第1アイラ
ンド符号化モード信号をモード符号化部470に供給す
る。しかしながら、エラーデータブロック内に第1の二
値画素が1つもない場合には、アイランド符号化がアイ
ランド符号化部435にて行ったか否かを表す第1アイ
ランド符号化モード信号のみがモード符号化部470に
供給される。即ち、データフォーマッティング及びビッ
ト計算部480には何のデータも送らない。
【0071】以下、RCB技法を用いた、エラーデータ
ブロックの符号化過程を図17を参照して説明する。最
初、図17中で頂点A〜Eとして示されたように、エラ
ーデータブロック内の斜線部分(即ち、第1の二値画
素)の位置が検出される。
【0072】その後、複数の線分AB、BC、CD、D
E及びEAからなる多角形が形成される。各線分の長さ
は該当線分を構成する画素の数で定義される。次に、各
線分のうち、最も長い線分を表し得るビットの量が決定
される。最も長い線分の長さを表すmが、2n≦m<2
n+1の関係を満足させる場合、各頂点の位置は最大nビ
ットを用いて符号化される。
【0073】詳述すると、例えば、ラスタスキャニング
(raster scanning)法を用いて基準点RPを求めた
後、基準点RPから始めて、例えば、時計方向に各頂点
の符号化を順に行う。図17を再び参照すると、頂点A
に対して、基準点RPと頂点Aとの間の距離をnビット
を用いて符号化し、同様に、次の頂点に対しても該当頂
点と前頂点との間の距離をnビットを用いて符号化す
る。また、前に符号化された頂点と基準点RPとの間の
距離がmより小さい場合、現頂点の符号化のための最小
ビット数が新たに決定され、現頂点は該当距離を表し得
る新たに決定されたビット数で符号化する。
【0074】モード符号化部470は、第1エンハンス
メントビット計算部310がインタモードまたはイント
ラモードにて作動しているか否かを表すインタ/イント
ラモード信号を発生し、その後、第1ライン選択モード
信号、第2長さ調整モード信号、第1アイランド符号化
モード信号及びインタ/イントラモード信号を符号化し
て、その結果である符号化モード信号の組をラインL4
8を通じてデータフォーマッティング及びビット計算部
480に供給する。
【0075】次に、データフォーマッティング及びビッ
ト計算部480は、受け取った符号化モード信号の組
と、第1及び第2長さ調整情報と、選択した垂直ライン
に対するライン分析情報と、アイランド符号化データを
フォーマッティングして、第1符号化垂直エンハンスメ
ント層データをラインL34を通じて図3中の符号化エ
ンハンスメント層データ選択部360に供給する。ま
た、データフォーマッティング及びビット計算部480
は、第1符号化垂直エンハンスメント層データのビット
数をカウントして、その結果である第1垂直ビットデー
タをラインL33を通じて図3中のビット比較部350
に供給する。
【0076】一方、第2エンハンスメントビット計算部
330は第1エンハンスメントビット計算部310と同
一の構造を有し、同一の機能を行う。かくして、イント
ラモードの場合は、第2エンハンスメントビット計算部
330への入力はなく、インタモードの場合には、第2
エンハンスメントビット計算部330への入力は、減算
部220からラインL16を通じて入力される第2サン
プルブロックと第1ライン供給部235からラインL1
7を通じて入力される垂直挿入ラインの組とである。
【0077】結局、第2エンハンスメントビット計算部
330はラインL32を通じて第2符号化垂直エンハン
スメント層データを符号化エンハンスメント層データ選
択部360に供給すると共に、第2符号化垂直エンハン
スメント層データのビット数を計算して、その結果であ
る第2垂直ビットデータをラインL31を通じてビット
比較部350に供給する。
【0078】イントラモードに場合、ビット比較部35
0はラインL33上の第1垂直ビットデータに基づい
て、符号化エンハンスメント層データ選択部360が第
1符号化垂直エンハンスメント層データを選択するよう
に第1選択信号を発生する。しかしながら、インタモー
ドの場合には、ビット比較部350はまずラインL31
からの第2垂直ビットデータとラインL33からの第1
垂直ビットデータとを比較して、第1垂直ビットデータ
が第2垂直ビットデータ未満である場合は、ビット比較
部350は符号化エンハンスメント層データ選択部36
0が第1符号化垂直エンハンスメント層データを選択す
るように第2選択信号を発生する。また、第1垂直ビッ
トデータが第2垂直ビットデータより大きい場合には、
ビット比較部350は符号化エンハンスメント層データ
選択部360が第2符号化垂直エンハンスメント層デー
タを選択するように第3選択信号を発生する。
【0079】符号化エンハンスメント層データ選択部3
60は第1選択信号に基づいて、ラインL34を通じて
入力された第1符号化垂直エンハンスメント層データを
符号化垂直エンハンスメント層データとして選択して、
ラインL18を通じてMUX250に供給する。反対
に、符号化エンハンスメント層データ選択部360は第
2選択信号に基づいて、第1符号化垂直エンハンスメン
ト層データを、第3選択信号に基づいて、第2符号化垂
直エンハンスメント層データを各々選択する。このよう
にして選択した符号化垂直エンハンスメント層データ
は、符号化垂直エンハンスメント層データが符号化エン
ハンスメント層データ選択部360にて選択されたかを
報知する信号として、ラインL18を通じてMUX25
0に供給される。
【0080】本発明の他の好適実施例によると、符号化
エンハンスメント層データ選択部360は上記の動作以
外にも、選択された第1符号化垂直エンハンスメント層
データと第2符号化垂直エンハンスメント層データとの
間の選択比を計算して、その結果である選択比データを
ラインL19を通じて図2中の第2エンハンスメント層
符号化部245に、例えば、フレーム単位に供給する。
【0081】本発明の第2好適実施例によれば、イント
ラモードの場合は、第2エンハンスメント層符号化部2
45はラインL11からの第1ブロック及びラインL1
2からの第2ブロックに基づいて、水平エンハンスメン
ト層の符号化を行って、その結果である符号化水平エン
ハンスメント層データをラインL21を介してMUX2
50に供給する。また、インタモードの場合には、第2
エンハンスメント層符号化部245はラインL11から
の第1ブロック及びラインL12からの第2ブロックの
他に、ラインL20からの水平挿入ラインの組にも基づ
いて、水平エンハンスメント層の符号化を行って、その
結果である符号化水平エンハンスメント層データをMU
X250に供給する。以下、第2エンハンスメント符号
化部245の詳細機能に対して、第1エンハンスメント
層符号化部230の機能と異なる点を挙げて記述する。
【0082】まず、第1エンハンスメント符号化部23
0内の補間部300にベース層(即ち、第1サンプルブ
ロック)がラインL13を介して入力される場合、第2
エンハンスメント層符号化部245内の補間部(図示せ
ず)には8×16画素よりなる第1ブロックがラインL
11を介して入力される。更に、第1エンハンスメント
符号化部230内の第1エンハンスメントビット計算部
310に第2サンプルブロックがラインL16を介して
入力される場合には、第2エンハンスメント層符号化部
245内の第1エンハンスメントビット計算部(図示せ
ず)には8×16画素よりなる第2ブロックがラインL
12を介して入力される。
【0083】また、第1エンハンスメント層符号化部2
30内の第2エンハンスメントビット計算部330に垂
直挿入ラインの組がラインL17を介して入力される場
合、第2エンハンスメント層符号化部245内の第2エ
ンハンスメントビット計算部(図示せず)には水平挿入
ラインの組がラインL20を介して入力される。本発明
の実施例によると、第1エンハンスメント層符号化部2
30とは異なって、第1エンハンスメント層符号化部2
30内の符号化エンハンスメント層データ選択部360
は選択比データをラインL19を通じて第2エンハンス
メント層符号化部245内の符号化エンハンスメント層
データ選択部(図示せず)に供給する。
【0084】第2エンハンスメント層符号化部245は
受け取った入力データに応じて、符号化水平エンハンス
メント層データをラインL21を介してMUX250に
供給する。前述したように、第1及び第2エンハンスメ
ント層符号化部230及び245は構造面で類似である
が、それらの差異点は以下の通りである。
【0085】即ち、第1エンハンスメント層符号化部2
30に入力されるベース層内の全てのラインと第2サン
プルブロック内の垂直挿入ラインの組とは全部垂直ライ
ンであることに対して、第2エンハンスメント層符号化
部245に入力される第1ブロック内の全てのラインと
第2ブロック内の水平挿入ラインの組とは全部水平ライ
ンである。従って、第2エンハンスメント層符号化部2
45にて行われた全ての動作は水平ラインに対するもの
である。
【0086】例えば、垂直補間線の組を発生する補間方
法を垂直補間線の組を求めることにも適用することがで
きる。図15に示した垂直ラインの組を90°位時計方
向に回って見ると、垂直ラインの組になる。同様に、図
16に示した水平補間線の組を90°位時計方向に回っ
て見ると、垂直補間線の組になる。この時、水平ライン
の組の水平長さは16画素である。
【0087】また、第1エンハンスメント層符号化部2
30内の符号化エンハンスメント層データ選択部360
に該当する、第2エンハンスメント層符号化部245内
の符号化エンハンスメント層データ選択部(図示せず)
はラインL19を通じて符号化エンハンスメント層デー
タ選択部360から入力された選択比データに基づい
て、異なるビット数を割り当てることによって、符号化
の効率を高めた。従って、例えば、第1符号化エンハン
スメント層データと第2符号化エンハンスメント層デー
タとの間の選択比のうちより大きい選択比データを有す
るエンハンスメント層データの符号化により少ないビッ
ト数を割り当てる。
【0088】上記において、本発明の好適な実施の形態
について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0089】
【発明の効果】従って、本発明によれば、映像信号の符
号化において、映像の解像度を段階的に高めるスケーラ
ビリティーを具現して、所望の映像解像度に合わせて二
値形状信号を復号化することができ、かつ、映像信号の
伝送の際に生じるエラー、ビット損を減らして映像の解
像度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による、二値形状信号符号化装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明による、二値形状信号符号化装置のブロ
ック図である。
【図3】図2中の第1エンハンスメント層符号化部の詳
細なブロック図である。
【図4】図3中の第1エンハンスメントビット計算部の
詳細なブロック図である。
【図5】本発明の二値形状信号符号化装置によって処理
された二値アルファブロック(BAB)及びサンプルブ
ロックを示した模式図である。
【図6】本発明の二値形状信号符号化装置によって処理
された二値アルファブロック(BAB)及びサンプルブ
ロックを示した模式図である。
【図7】本発明の二値形状信号符号化装置によって処理
された二値アルファブロック(BAB)及びサンプルブ
ロックを示した模式図である。
【図8】本発明の二値形状信号符号化装置によって処理
された二値アルファブロック(BAB)及びサンプルブ
ロックを示した模式図である。
【図9】本発明の二値形状信号符号化装置によって処理
された二値アルファブロック(BAB)及びサンプルブ
ロックを示した模式図である。
【図10】本発明の二値形状信号符号化装置によって処
理された二値アルファブロック(BAB)及びサンプル
ブロックを示した模式図である。
【図11】本発明による垂直補間方法を説明するための
模式図である。
【図12】本発明による垂直補間方法を説明するための
模式図である。
【図13】本発明による垂直補間方法を説明するための
模式図である。
【図14】本発明による垂直補間方法を説明するための
模式図である。
【図15】本発明の補間方法によって求められた垂直ラ
インの組を示した模式図である。
【図16】本発明の補間方法によって求められた垂直補
間線の組を示した模式図である。
【図17】本発明に用いられたRCB符号化技法を説明
するための模式図である。
【符号の説明】
110 サブサンプリング部 120 ベース層符号化部 130 エンハンスメント層符号化部 131 エンハンスメント層再構成部 205 水平向けサブサンプリング部 210 垂直向けサブサンプリング部 215 ベース層符号化部 220、225、430 減算部 235、240 ライン供給部 230 第1エンハンスメント層符号化部 245 第2エンハンスメント層符号化部 140、250 MUX 300 補間部 310 第1エンハンスメントビット計算部 330 第2エンハンスメントビット計算部 350 ビット比較部 360 符号化エンハンスメント層データ選択部 410、415 ライン分析部 420 線分比較部 135、435 アイランド符号化部 440 ライン選択部 455、460 ライン調整部 465 形状再構成部 470 モード符号化部 480 データフォーマッティング及びビット計算部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号内に備えられたM×N個(M
    及びNは、各々偶数の正の整数)の二値(binary)画素
    よりなる二値アルファブロック(BAB)を符号化する
    ための二値形状信号符号化装置であって、 前記BABの毎水平ラインをサンプリングして、前記B
    ABの最上側に位置する第1水平ラインまたは最上側の
    次に位置する第2水平ラインから始まる第1ブロックを
    生成する水平向けサブサンプリング手段と、 前記第1ブロックの毎垂直ラインをサンプリングして、
    前記第1ブロックの最左側に位置する垂直ラインである
    第1垂直ラインまたは最左側の次に位置する第2垂直ラ
    インから始まる第1サンプルブロックをベース層として
    生成する垂直向けサブサンプリング手段と、 前記第1サンプルブロックを符号化して、符号化ベース
    層データを発生するベース層符号化手段と、 前記BAB、前記第1ブロック及び前記第1サンプルブ
    ロックに基づいて、エンハンスメント層の符号化を行っ
    て、符号化水平エンハンスメント層データ及び符号化垂
    直エンハンスメント層データを発生するエンハンスメン
    ト層符号化手段とを含むことを特徴とする二値形状信号
    符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記映像信号が、各々が複数のBAB
    を有するフレームの組であることを特徴とする請求項1
    に記載の二値形状信号符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記映像信号が、複数のBABを有す
    るビデオ物体平面(VOP)であることを特徴とする請
    求項1に記載の二値形状信号符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記映像信号が現フレーム及びその前
    フレームを有し、前記BABが前記現フレーム内にある
    ことを特徴とする請求項2に記載の二値形状信号符号化
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ベース層符号化手段が、 イントラモードの場合、前記第1サンプルブロックをビ
    ットマップベース形状符号化技法を用いて符号化して、
    符号化ベース層データを発生する符号化手段と、第1フ
    レームメモリを有しており、インタモードの場合、前記
    現フレームの前記第1サンプルブロックと前フレーム内
    の対応するブロックとを比較して、前記第1フレームメ
    モリ内に予測された第1サンプルブロックとして格納さ
    れたブロックのうち、前記現フレームの前記第1サンプ
    ルブロックと最も類似な前フレームのブロックを選択す
    る比較手段と、 前記現フレームの前記第1サンプルブロックと前記前フ
    レームの前記予測された第1サンプルブロックとの間の
    変位を表す、水平成分及び垂直成分よりなる2次元ベク
    トルとして表される動きベクトル情報を求める動きベク
    トル情報決定手段と、 前記現フレームの前記第1サンプルブロックと前記前フ
    レームの前記予測された第1サンプルブロックとの間の
    差を表すエラーデータブロックを符号化して、符号化エ
    ラーデータを発生するエラーデータブロック符号化手段
    と、 前記動きベクトル情報と前記符号化エラーデータとを組
    み合せて符号化ベース層データとして発生した後、前記
    符号化エラーデータ及び前記予測された第1サンプルブ
    ロックに基づいて、前記現フレーム内の再構成された第
    1サンプルブロックを決定する組み合せ手段と、 前記再構成された第1サンプルブロックを前記第1フレ
    ームメモリ内の所定位置に格納する格納手段とを有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の二値形状信号符号化
    装置。
  6. 【請求項6】 前記エンハンスメント層符号化手段
    が、 前記第1ブロックから前記第1サンプルブロックを減算
    して、第2サンプルブロックを生成する第1減算手段
    と、 前記BABから前記第1ブロックを減算して、第2ブロ
    ックを生成する第2減算手段と、 第2フレームメモリを有しており、前記イントラモード
    の場合には、前記第2サンプルブロックを前記第2フレ
    ームメモリに格納し、前記インタモードの場合には、前
    記第2サンプルブロックを格納することと共に、前記動
    きベクトル情報に基づいて前記第2フレームメモリに格
    納されている前記前フレーム内の第2ブロックのうち、
    前記第2ブロックと前記第1取出しブロックとの間の水
    平及び垂直距離が各々前記動きベクトルの水平及び垂直
    成分である予め決められた第1基準を満足する第1取出
    しブロックを取出して、該第1取出しブロックを垂直挿
    入ラインの組として供給する垂直ライン供給手段と、 前記イントラモードの場合には、前記第1サンプルブロ
    ック及び前記第2サンプルブロックに基づいて垂直エン
    ハンスメント層の符号化を行って、符号化垂直エンハン
    スメント層データを供給し、前記インタモードの場合に
    は、前記第1サンプルブロック、前記第2サンプルブロ
    ック及び前記垂直挿入ラインの組に基づいて垂直エンハ
    ンスメント層の符号化を行って、符号化垂直エンハンス
    メント層データを供給する第1エンハンスメント層符号
    化手段と、 第3フレームメモリを有しており、前記イントラモード
    の場合には、前記第2ブロックを前記第3フレームメモ
    リに格納し、前記インタモードの場合には、前記第2ブ
    ロックを格納すること他に、前記動きベクトル情報に基
    づいて前記第3フレームメモリに格納されている前記前
    フレーム内の第2ブロックのうち、前記第2ブロックと
    前記第2取出しブロックとの間の水平及び垂直距離が各
    々前記動きベクトルの水平成分の2倍、垂直成分の1倍
    である予め決められた第2基準を満足する第2取出しブ
    ロックを取出して、該第2取出しブロックを水平挿入ラ
    インの組として供給する水平ライン供給手段と、 前記イントラモードの場合には、前記第1ブロック及び
    前記第2ブロックに基づいて水平エンハンスメント層の
    符号化を行って、符号化水平エンハンスメント層データ
    を供給し、前記インタモードの場合には、前記第1サン
    プルブロック、前記第2サンプルブロック及び前記水平
    挿入ラインの組に基づいて水平エンハンスメント層の符
    号化を行って、符号化水平エンハンスメント層データを
    供給する第2エンハンスメント層符号化手段とを有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の二値形状信号符号化
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1エンハンスメント層符号化手
    段が、 予め定められた補間方法を用いて、垂直補間線の組を発
    生する垂直補間手段と、 前記イントラモード及び前記インタモードの場合に、前
    記垂直補間線の組及び前記第2サンプルブロックに基づ
    いて第1垂直エンハンスメント層の符号化を行って、第
    1符号化垂直エンハンスメント層データを発生すると共
    に、該当第1符号化垂直エンハンスメント層データのビ
    ット数を計算して、該計算結果を第1垂直ビットデータ
    として発生する第1エンハンスメント層ビット計算手段
    と、 前記イントラモードの場合は何の動作もせず、前記イン
    タモードの場合には、前記垂直挿入ラインの組及び前記
    第2サンプルブロックに基づいて第2エンハンスメント
    層の符号化を行って、第2符号化垂直エンハンスメント
    層データを供給すると共に、該当第2符号化垂直エンハ
    ンスメント層データのビット数を計算して、該計算結果
    を第2垂直ビットデータとして発生する第2エンハンス
    メント層ビット計算手段と、 前記イントラモードの場合には、前記第1垂直ビットデ
    ータに基づいて前記第1符号化垂直エンハンスメント層
    データを選択するべく第1選択信号を発生し、前記イン
    タモードの場合には、前記第1ビットデータと前記第2
    ビットデータとを比較して、前記第1ビットデータが前
    記第2ビットデータ以下であれば、前記第1符号化垂直
    エンハンスメント層データを選択するべく第2選択信号
    を発生し、そうでない場合には、前記第2符号化垂直エ
    ンハンスメント層データを選択するべく第3選択信号を
    発生する垂直ビット比較手段と、 前記イントラモードの場合には、前記第1選択信号に応
    じて前記第1符号化垂直エンハンスメント層データを符
    号化垂直エンハンスメント層データとして選択し、前記
    インタモードの場合には、前記第2選択信号及び第3選
    択信号に応じて前記第1及び第2符号化垂直エンハンス
    メント層データを符号化垂直エンハンスメント層データ
    として各々選択し、前記第1及び第2符号化垂直エンハ
    ンスメント層データが符号化垂直エンハンスメント層デ
    ータとして選択されたことを報知する信号である前記選
    択された符号化垂直エンハンスメント層データを発生
    し、前記選択された第1符号化垂直エンハンスメント層
    データと前記選択された第2符号化垂直エンハンスメン
    ト層データとの間の選択比を計算して、該当選択比を発
    生する第1符号化エンハンスメント層データ選択手段と
    を有することを特徴とする請求項6に記載の二値形状信
    号符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記第2エンハンスメント層符号化手
    段が、 予め定められた補間方法を用いて、水平補間線の組を発
    生する水平補間手段と、 前記イントラモード及び前記インタモードの場合に、前
    記水平補間線の組及び前記第2サンプルブロックに基づ
    いて第1水平エンハンスメント層の符号化を行って、第
    1符号化水平エンハンスメント層データを発生すると共
    に、該当第1符号化水平エンハンスメント層データのビ
    ット数を計算して、該計算結果を第1水平ビットデータ
    として発生する第1エンハンスメント層ビット計算手段
    と、 前記イントラモードの場合は何の動作もしなく、前記イ
    ンタモードの場合には、前記水平挿入ラインの組及び前
    記第2サンプルブロックに基づいて第2エンハンスメン
    ト層の符号化を行って、第2符号化水平エンハンスメン
    ト層データを供給すると共に、該当第2符号化水平エン
    ハンスメント層データのビット数を計算して、該計算結
    果を第2水平ビットデータとして発生する第2エンハン
    スメント層ビット計算手段と、 前記イントラモードの場合には、前記第1水平ビットデ
    ータに基づいて前記第1符号化水平エンハンスメント層
    データを選択するべく第1選択信号を発生し、前記イン
    タモードの場合には、前記第1ビットデータと前記第2
    ビットデータとを比較して、前記第1ビットデータが前
    記第2ビットデータ以下であれば、前記第1符号化水平
    エンハンスメント層データを選択するべく第2選択信号
    を発生し、そうでない場合には、前記第2符号化水平エ
    ンハンスメント層データを選択するべく第3選択信号を
    発生する水平ビット比較手段と、 前記イントラモードの場合は、前記第1選択信号に応じ
    て前記第1符号化水平エンハンスメント層データを符号
    化水平エンハンスメント層データとして選択し、前記イ
    ンタモードの場合には、前記第2選択信号及び第3選択
    信号に応じて前記第1及び第2符号化水平エンハンスメ
    ント層データを符号化水平エンハンスメント層データと
    して各々選択し、前記第1及び第2符号化水平エンハン
    スメント層データが符号化水平エンハンスメント層デー
    タとして選択されたことを報知する信号である前記選択
    された符号化水平エンハンスメント層データを発生し、
    前記選択された第1符号化水平エンハンスメント層デー
    タと前記選択された第2符号化水平エンハンスメント層
    データとの間の選択比を計算して、該当選択比を発生す
    る第1符号化エンハンスメント層データ選択手段とを有
    することを特徴とする請求項7に記載の二値形状信号符
    号化装置。
  9. 【請求項9】 前記第1垂直エンハンスメントビット
    計算手段が、 前記垂直補間線の組を分析して各垂直補間線内の線分の
    数、各線分の長さ、開始点及び終点の位置を検出して、
    該検出結果を第1サンプルブロックのライン分析情報と
    して発生する第1ライン分析手段と、 前記第2サンプルブロックの前記垂直ラインの組を分析
    して各垂直ライン内の線分の数、各線分の長さ、開始点
    及び終点の位置を検出して、該検出結果を第2サンプル
    ブロックのライン分析情報として発生する第2ライン分
    析手段と、 第4フレームメモリを有しており、前記第1及び第2サ
    ンプルブロックのライン分析情報を前記第4フレームメ
    モリに格納し、前記第1及び第2サンプルブロックのラ
    イン分析情報に基づいて、各垂直補間線の線分の数と前
    記第2サンプルブロック内の対応する各垂直ラインの線
    分の数とを比較して、一致する場合には、前記垂直補間
    線に対する第1ライン分析情報と前記第2サンプルブロ
    ック内の垂直ラインに対する第2ライン分析情報とを発
    生し、一致しない場合には、前記垂直補間線を基準とし
    て左側及び右側に各々位置した前記第2サンプルブロッ
    クの垂直ラインに対する第3及び第4ライン分析情報を
    発生し、この時、前記垂直補間線が前記前記垂直補間線
    の組内で最左側に位置する補間線である場合は、前記第
    4フレームメモリに予め格納された第2サンプルブロッ
    ク内の最左側に位置する垂直ラインを、前記垂直補間線
    の組内の最左側に位置する垂直ラインに対する第3ライ
    ン分析情報の代わりに、前記垂直ラインに対する第3ラ
    イン分析情報として発生し、前記第1、第3及び第4ラ
    イン分析情報を発生する線分比較手段と、 前記第2サンプルブロック内の対応する垂直ラインと同
    一になるように、前記第1及び第2ライン分析情報に基
    づいて各垂直補間線の線分の長さを調整して、ライン調
    整状態を表す第1ライン調整情報と前記線分の長さの調
    整が各線分に対して行われたか否かを表す第1長さ調整
    モード信号とを発生する第1ライン調整手段と、 前記第1、第3及び第4ライン分析情報に基づいて、前
    記各垂直補間線の線分の数と前記各垂直補間線の左右側
    に位置する垂直ラインの線分の数とを比較して、一致し
    ない場合、予め定められた選択規則に従って前記左側ま
    たは前記右側に位置する垂直ラインのうちの何れか1つ
    を選択し、前記選択した垂直ラインに対する前記ライン
    分析情報と垂直ラインが前記予め決められた選択規則に
    よって選択されたことを報知する第1ライン選択モード
    信号とを発生し、前記垂直補間線の線分の数と前記垂直
    補間線の左側または右側に位置する垂直ラインの線分の
    数とが一致する場合には、前記各垂直補間線と同一の線
    分の数を有する垂直ラインを選択すると共に、前記選択
    した垂直ラインに対するライン分析情報と、垂直ライン
    が前記右側及び左側に位置する垂直ラインのうちで選択
    されたことを報知する第2ライン選択モード信号と、前
    記第1ライン分析情報とを発生するライン選択手段と、 前記選択した垂直ラインに対する前記ライン分析情報、
    前記第1ライン選択モード信号及び前記第1ライン分析
    情報に基づいて、前記第1ライン調整手段における方法
    と同様の方法によって、前記各垂直補間線の線分の長さ
    を調整して、第2長さ調整情報と長さの調整が行われた
    か否かを表す第2長さ調整モード信号とを発生する第2
    ライン調整手段と、 前記選択した垂直ラインに対する前記ライン分析情報、
    前記第1ライン選択モード信号、前記第2ライン選択モ
    ード信号、前記第2長さ調整情報、前記第2長さ調整モ
    ード信号、前記第1長さ調整情報及び前記第1長さ調整
    モード信号に基づいて、前記第2サンプルブロックを再
    構成して再構成済みの第2サンプルブロックを形成する
    形状再構成手段と、 前記第2サンプルブロックから前記再構成済みの第2サ
    ンプルブロックを減算して、それらの差分を第1の二値
    及び第2の二値よりなるエラーデータブロックとして供
    給する減算手段であって、前記第1の二値は前記第2サ
    ンプルブロックと前記再構成済みの第2サンプルブロッ
    クとの間の二値画素値が互いに一致しない画素を表し、
    前記第2の二値は前記第2サンプルブロックと前記再構
    成済みの第2サンプルブロックとの間の二値画素値が一
    致する画素を表す、前記減算手段と、 前記エラーデータブロック内に前記第1の二値画素が1
    つまたは複数個存在する場合、前記エラーデータブロッ
    クをアイランド符号化を行って、符号化エラーデータと
    してのアイランド符号化データと、アイランド符号化
    (island-coding)が行われたか否かを表す第1アイラ
    ンド符号化モード信号とを供給し、前記エラーデータブ
    ロック内に前記第1の二値画素が1つも存在しない場合
    には、前記アイランド符号化が行われなかったことを表
    す前記第1アイランド符号化モード信号のみを供給する
    アイランド符号化手段と、 前記第1エンハンスメントビット計算手段が現在イント
    ラモードまたはインタモードにて作動しているか否かを
    インタ/イントラモード信号を発生し、前記第1ライン
    選択モード信号、前記第2長さ調整モード信号、前記第
    1長さ調整モード信号、前記第1アイランド符号化モー
    ド信号及び前記インタ/イントラモード信号を符号化し
    て、符号化モード信号の組を供給するモード符号化手段
    と、 前記符号化モード信号の組、前記第1長さ調整情報、前
    記第2長さ調整情報、前記選択した垂直ラインに対する
    前記ライン分析情報及び前記アイランド符号化データを
    フォーマッティングして、前記第1符号化垂直エンハン
    スメント層データを供給すると共に、前記第1符号化垂
    直エンハンスメント層データのビット数をカウントして
    前記第1垂直ビットデータを供給するデータフォーマッ
    ティング及びビット計算手段とを備えることを特徴とす
    る請求項8に記載の二値形状信号符号化装置。
  10. 【請求項10】 前記M及びNが、各々16であるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の二値形状信号符号化装
    置。
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