JPH11196415A - 適応的にボーダーリングする形状情報符号化/復号化装置および方法 - Google Patents

適応的にボーダーリングする形状情報符号化/復号化装置および方法

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JPH11196415A
JPH11196415A JP29725998A JP29725998A JPH11196415A JP H11196415 A JPH11196415 A JP H11196415A JP 29725998 A JP29725998 A JP 29725998A JP 29725998 A JP29725998 A JP 29725998A JP H11196415 A JPH11196415 A JP H11196415A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二進形状ブロックをフレーム/フィールドモ
ードに従って適応的にボーダーリングする形状情報符号
化/復号化装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 インターレース走査の映像において、以
前形状情報ブロックを符号化するために、フレーム単位
の形状情報符号化とフィールド単位の形状情報符号化を
区分する。フレーム単位で形状情報を符号化すればフレ
ーム単位でボーダーリングをし、フィールド単位で形状
情報を符号化すればフィールド単位でボーダーリングす
る。インターレース走査の映像である時、フレームボー
ダーリングとフィールドボーダーリングを適応的に遂行
する。インターレース走査方式で符号化する場合、上位
フィールドブロックのボーダーリング画素は隣接上位フ
ィールド画素でボーダーリングし、下位フィールドブロ
ックのボーダーリング画素は隣接下位フィールド画素で
ボーダーリングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報符号化/
復号化に関し、特に、映像内の形状をCAE符号化する
ためにコンテキストを形成する時、その形状情報を構成
する形状情報ブロックの周辺に適応的にボーダーリング
する形状情報符号化/復号化装置および方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】映像情報の処理において符号化効率を高
めたり、映像の品質を高めるためにフレーム内の或る特
定物体のみを処理しようとする場合が生ずる。この時、
特定物体と背景を分離するために特定物体の形状情報が
必要である。
【0003】特定物体の形状情報は、物体内部の画素は
特定値(例えば、“1”)を有し、物体外の画素は
“0”を有するようにして形状情報を構成する。このよ
うに構成された特定物体の形状情報は所定の大きさのブ
ロック(例えば、16×16,8×8等)に分割され、
そのブロック内の形状情報を符号化するために符号化し
ようとする画素の周辺画素等より一定なる演算を遂行す
るようになる。
【0004】図1は一般的な物体単位動画像符号化器
(object−based video coder)の構成を示すブロック
図である。形状情報符号化部(Shape Coder)とVOP
(Video object Planes)という概念が導入されてい
る。VOPは使用者が接近および編集することができる
任意形状の内容物の時間軸上の一つの始点の客体を意味
し、内容物基盤の機能性(content−based functionali
ty)を支援するためにはVOP別に符号化されなければ
ならない。
【0005】先ず、各映像(picture)の信号は形状情
報と色相情報(texture information)に分けられ、各
々形状情報符号化部(shape coding)11と動き情報推
定部(motion eSTimation)12に入力される。形状
情報符号化部11においては該当フレームの形状情報を
損失符号化(lossy coding)又は無損失符号化(lossel
ess coding)するが、復元形状情報(reconSTructed
shape information)は動き補償部(motion compensati
on)13と色相情報符号化部17に入力され、各々の動
作を物体単位にて遂行するようになる。一方、形状情報
符号化部11の他の出力である形状情報ビット列(shap
e information bitSTream)は多重化部(multiplexe
r)18に入力される。
【0006】動き推定部12は、現在フレームの入力色
相情報と以前復元フレーム貯蔵部(previous reconST
ructed frame memory)14に貯蔵されている以前フレ
ーム色相情報を利用して、現在フレーム色相情報の動き
情報を推定する。推定された動き情報は動き補償部13
に入力され、一方、符号化され動き情報ビット列は多重
化部18に入力される。動き補償部13は動き推定部1
2において求めた動き情報と以前復元フレーム貯蔵部1
4の以前復元フレームを利用して動き補償予測を遂行す
る。
【0007】テクスチャ符号化部17は予測誤差を符号
化する。予測誤差は減算器(subtractor)15で求めら
れた入力色相情報と動き補償部13で求められた動き補
償予測色相情報間の差である。このように生成された色
相情報ビット列(texture bitSTream)は多重化部1
8に入力され、復元された色相情報の誤差信号は加算器
16に入力される。以前復元フレーム貯蔵部14は加算
器16から入力される以前復元フレーム信号を貯蔵し、
その信号は動き補償予測信号と復元された誤差信号を加
えた信号である。
【0008】ディジタルビデオは、フレームの構成方法
に従って順次走査ビデオとインターレース(飛び越し)
走査ビデオに分けることができる。順次走査ビデオにお
いては、各々のフレーム構成時に1列ずつ順次構成す
る。反面、インターレース走査ビデオにおいては、二つ
のフィールドを1列ずつ順次構成した後、二つのフィー
ルドを1列ずつ挿入する方式で各々のフレームを構成す
る。よって、各フィールドの高さ(走査線の個数)はフ
レーム高さの半分である。
【0009】これを説明した例が図2に図示される。図
2(a)は順次走査フレームを、図2(b)は2個のフ
ィールド−上位フィールド(top field)と下位フィー
ルド(bottom field)とのインターレース走査フレーム
を示す。上位フィールドと下位フィールドは各々1列ず
つ順次構成され(上位フィールドの場合は実線矢印、下
位フィールドの場合は点線矢印が各々の列を示す)、構
成された各フィールドの列等を合間合間に挿入する方式
により(実線矢印と点線矢印が混ざる)インターレース
走査フレームを構成する。
【0010】上位フィールドと下位フィールド構成時
に、図2(b)でのように、二つのフィールド間には時
間差が存在する。図2(b)の場合には上位フィールド
が時間的に先立つ。場合によって下位フィールドが時間
的に先立つこともある。インターレース走査フレーム内
の走査線は上位フィールドを構成する走査線と下位フィ
ールドを構成する走査線が各々フィールド別に走査さ
れ、上位フィールドと下位フィールド間の時間差によっ
て、インターレース走査フレーム内の走査線は、隣接し
た走査線間の信号特性が異なることがある。
【0011】特に、動きが多い映像である場合にこのよ
うな特性が目立つ。よって、順次走査ビデオ特性に従っ
て開発された映像符号化装置、例えば動き推定(motion
eSTimation)および動き補償(motion compensatio
n)、離散余弦変換(disCRete cosine transform、D
CT)等をインターレース走査ビデオ符号化に使用すれ
ば符号化効率か減少するようになる。
【0012】このような問題点を避けるためにフィール
ド単位動き推定および動き補償、フレーム−フィールド
適応的離散余弦変換(adaptive frame/field DCT)
等が研究されて来た。そして、このような技術は世界標
準化機構であるISO/IEC JTC1/SC29/
WG11においてディジタルTV等の応用を目的として
制定したMPEG−2動画像符号化標準案等に含まれて
おり、実際応用製品にも多く利用される技術である。
【0013】図3(a)および(b)は二つのフィール
ド間における物体の動きがないか、又は動きが少ないイ
ンターレース走査形状情報を示す。この場合には図3
(a)に示すフレームで構成された形状情報において走
査線間の類似性が各々のフィールドの場合より高く、こ
のような場合にはフレーム単位の形状情報が有利であ
る。
【0014】図4(a)および(b)は二つのフィール
ド間における物体の動きが多い形状情報を示す。フィー
ルド同士に配置した図4(b)において知り得るよう
に、同一フィールドにおいて走査線間における形状情報
の変化量は小さく、走査線間の類似性が大きい。しか
し、図4(a)に示すフレームで構成された後の形状情
報は、走査線間における形状情報は変化量が大きく、走
査線間の類似性が小さい。よって、フレームで構成され
た形状情報を符号化すれば符号化効率が劣化するのを知
り得る。
【0015】従って、インターレース走査形状情報の場
合、定められた1種の方法を使用するよりは、フィール
ドタイプ符号化とフレームタイプ符号化の2種の符号化
方式中で適応的に選択して符号化することが最善である
ことを知り得る。
【0016】イントラモードでCAE符号化(Context
−based Arithmetic Encoding)するためのコンテキス
トが図5(a)に図示される。符号化すべき画素51に
隣接する画素C0−C9より所定の演算を通じて画素5
1の値を符号化する。インターモードでCAE符号化す
るためのコンテキストが図5(b)に図示される。現在
符号化すべき画素62に隣接する画素C0−C3と以前
フレームにおいて現在画素に対応する画素C6およびそ
の周辺画素C4,C5,C7,C8より所定の演算過程
を通じて画素52の値を符号化する。
【0017】特定物体の形状情報を符号化する場合に所
定の大きさのBAB(Binary AlphaBlock)で、例えば
16×16に分割して符号化する。このようにBABで
分割して符号化する時、BABの外郭画素のコンテキス
トを形成するためにボーダーリングする。図5と図6に
図示されたように、符号化すべき画素51がBAB61
の左側境界にある場合、図5(a)の画素(C0,C1
C5,C6,C9)を知り得ないために、BAB61の
左側と左上側に左側ボーダ63と左上側ボーダ64をボ
ーダーリングする。
【0018】同様に、符号化すべき画素51がBAB6
1の上側境界にある場合、図5(a)の画素C2−C9
を知り得ないのでBAB61の上側と右上側に上側ボー
ダ62と右上側ボーダ65をボーダーリングする。ここ
で、ボーダーリングの意味は隣り合うBABにおいて境
界値を取る過程である。
【0019】現在BABをボーダーリングする過程は、
図6で知り得るように、BABの上側ボーダ、左側ボー
ダ、左上側ボーダ、右上側ボーダのみをボーダーリング
し、下側ボーダ(bottom border)と右側ボーダはボー
ダーリングしない。動き補償されたBAB(MC BA
B;Motion Compensated BAB)71をボーダーリングす
る時は図7のように左、右、上、下方向へ1画素ずつボ
ーダーリングする。
【0020】図5(a)の符号化すべき画素51がBA
Bの境界に該当してイントラモードのC7,C3,C2
を知ることができない時、イントラモードにおいてはC
7=C8,C3=C4,C2=C3として定義し演算す
る。図5(a)の符号化すべき画素51がBABの境界
に該当してインターモードのC1を知ることができない
時、インターモードにおいてはC1=C2として定義し
演算する。インターモードにおいて図5(b)の下に図
示された画素C4−C8は以前フレームの画素であるの
でその値を知っている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】図8(a)および
(b)にボーダーリングされたフレームBABとそのフ
ィールドBABが図示される。ボーダーリングされた現
在フレームBABをフィールドBABに区分した時、図
8(b)のように図示される。図8(b)はフレームB
AB状態において形成されたボーダーリングをそのまま
にして、フィールドBABに区分してCAE(Context
−based Arithmetic Encoding)符号化する場合であ
る。
【0022】図8(b)に図示されたように、上位フィ
ールドBAB81の画素に下位フィールドに該当するフ
レームボーダーリング画素83がボーダーリングされ
る。このようにすれば、フィールドBAB81の値とボ
ーダーリング画素83の値が不一致するようになる。こ
のようなボーダーリングは、コンテキスト構成時に相関
性が少なくなって符号化ビットが多く発生する。図8
(a)および(b)のようにフレームBABのボーダー
リングをそのままにしてフィールド単位のCAE符号化
するようになれば、周辺境界値とボーダーリングの画素
値が不一致するようになり、符号化ビットが多く発生す
るようになり、符号化効率が劣化する。
【0023】本発明は前記のような問題点を解消するた
めのもので、本発明の目的は、二進形状ブロックをフレ
ーム/フィールドモードに従って適応的にボーダーリン
グする形状情報符号化/復号化装置およびその方法を提
供するものである。本発明の他の目的は、インターレー
ス走査映像を形状情報ブロックで符号化する場合、上位
フィールド画素は上位フィールド画素でボーダーリング
し、下位フィールド画素は下位フィールド画素で適応的
にボーダーリングする形状情報符号化/復号化装置およ
びその方法を提供するものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係る適応的に
ボーダーリングする形状情報符号化方法は、二進形状情
報を符号化する時、コンテキストを構成するために前記
二進形状情報ブロックにボーダーリングする形状情報符
号化方法において、前記形状情報の入力を受け二進形状
情報ブロック(BAB)を貯蔵するBAB貯蔵段階と、
前記二進形状情報の特性を判断してフレームモード符号
化をすべきか、フィールドモード符号化をすべきかを判
断する段階と、フレームタイプ符号化が選択されればフ
レームボーダーリングを遂行した後フレームBAB符号
化をし、フィールドタイプ符号化が選択されればフィー
ルドボーダーリングを遂行した後フィールドBAB符号
化をする段階とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0025】また、フィールドボーダーリングを遂行す
る過程において、前記BABの上位フィールドBABを
ボーダーリングする時は上位フィールドに該当する画素
でボーダーリングし、下位フィールドBABをボーダー
リングする時は下位フィールドに該当する画素でボーダ
ーリングすることを特徴とするものである。
【0026】また、フレームタイプボーダリング時に、
左側ボーダは現在BABの左側に隣接する左側BABか
ら、左上側ボーダは現在BABの左上側に隣接する左上
側BABから、上側ボーダは現在BABの上側に隣接す
る上側BABから、右上側ボーダは現在BABの右上側
に隣接する右上側BABから、左上側ボーダは現在BA
Bの左下側に隣接する左下側BABからボーダーリング
幅だけ読み込んでボーダーリングし、右側ボーダは現在
BABからそのBABの右方の画素でボーダーリング幅
だけその右側に複写してボーダーリングし、フィールド
モードボーダリング時には前記フレームモードボーダリ
ングに加え、上位フィールドボーダリングは上位フィー
ルド画素でボーダリングし、下位フィールドボーダリン
グは下位フィールド画素でボーダリングすることを特徴
とするものである。
【0027】また、フレームモードボーダーリング時
に、左側ボーダは現在BABの左側に隣接する左側BA
Bの最右側の画素中からボーダーリング幅だけ読み込ん
で形成し、左上側ボーダは現在BABの左上側に隣接す
る左上側BABの右下側の画素中からボーダーリング幅
だけ読み込んで形成し、上側ボーダは現在BABの上側
に隣接する上側BABの下側の画素中からボーダーリン
グ幅だけ読み込んで形成し、右上側ボーダは現在BAB
の右上側に隣接する右上側BABの左下側の画素中から
ボーダーリング幅だけ読み込んで形成し、左下側ボーダ
は現在BABの左下側に隣接する左下側BABの右上側
の画素中からボーダーリング幅だけ読み込んでボーダー
リングし、右側ボーダは現在BABのそのBABの右方
の画素でボーダーリング幅だけその右側に複写してボー
ダーリングし、フィールドモードボーダーリング時には
前記フレームモードボーダーリングに加えて、上位フィ
ールドボーダーリングは上位フィールド画素でボーダー
リングし、下位フィールドボーダーリングは下位フィー
ルド画素でボーダーリングすることを特徴とするもので
ある。
【0028】また、この発明に係る適応的にボーダーリ
ングする形状情報符号化装置は、二進形状情報を符号化
する時、コンテキストを構成するために前記二進形状情
報ブロック(BAB)にボーダーリングする形状情報符
号化装置において、前記BABをフレーム単位で符号化
すべきか、又はフィールド単位で符号化すべきかを決定
する符号化モード決定手段と、フレーム単位で符号化す
ることが決定されれば前記BABをフレーム単位でボー
ダーリングして符号化するフレームモードボーダーリン
グおよび符号化手段と、フィールド単位で符号化するこ
とが決定されれば前記BABをフィールド単位でボーダ
ーリングし符号化するフィールドモードボーダーリング
および符号化手段とを具備することを特徴とするもので
ある。
【0029】また、前記BABを前記符号化モード決定
手段から出力される符号化モード信号に従ってフレーム
モードボーダーリングおよび符号化手段とフィールドモ
ードボーダーリングおよび符号化手段にスイッチングす
るスイッチング手段を設けることを特徴とするものであ
る。
【0030】また、前記フレームモードボーダーリング
および符号化手段は、前記形状情報の入力を受け現在の
BABを貯蔵する現在BAB貯蔵手段と、前記形状情報
の入力を受け現在BABに隣接するBAB等を貯蔵する
隣接BAB貯蔵手段と、前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵
された現在BABの上側に隣接するBABからボーダー
リング幅だけ読み込んで貯蔵する上側ボーダ発生手段
と、前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの
左側に隣接するBABの最右側の画素中からボーダーリ
ング幅だけ読み込んで貯蔵する左側ボーダ発生手段と、
前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの左上
側に隣接するBABの右下側画素中からボーダーリング
幅だけ読み込んで貯蔵する左上側ボーダ発生手段と、前
記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの右上側
に隣接するBABの最左下側画素中からボーダーリング
幅だけ読み込んで貯蔵する右上側ボーダ発生手段と、前
記ボーダ発生手段からボーダを読み込んでボーダーリン
グされたBABを形成するフレームボーダーリング手段
とで構成されることを特徴とするものである。
【0031】また、前記フィールドモードボーダーリン
グおよび符号化手段は、前記形状情報の入力を受け現在
のBABを貯蔵する現在BAB貯蔵手段と、前記形状情
報の入力を受け現在BABに隣接するBABを貯蔵する
隣接BAB貯蔵手段と、前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵
された現在BABの上側に隣接するBABからボーダー
リング幅だけ読み込んで貯蔵する上側ボーダ発生手段
と、前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの
左側に隣接するBABの最右側の画素中からボーダーリ
ング幅だけ読み込んで貯蔵する左側ボーダ発生手段と、
前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの左上
側に隣接するBABの最右下側画素中からボーダーリン
グ幅だけ読み込んで貯蔵する左上側ボーダ発生手段と、
前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの右上
側に隣接するBABの最左下側画素中からボーダーリン
グ幅だけ読み込んで貯蔵する右上側ボーダ発生手段と、
前記ボーダ発生手段から上位フィールドボーダを読み込
んで貯蔵する上位フィールドボーダ発生手段と、前記ボ
ーダ発生手段から下位フィールドボーダを読み込んで貯
蔵する下位フィールドボーダ発生手段と、前記上位フィ
ールドボーダ発生手段から上位フィールドボーダを読み
込んでボーダーリングされた上位フィールドBABを形
成する上位フィールドボーダーリング手段と、前記下位
フィールドボーダ発生手段から下位フィールドボーダを
読み込んでボーダーリングされた下位フィールドBAB
を形成する下位フィールドボーダーリング手段とで構成
されることを特徴とするものである。
【0032】また、前記右側ボーダおよび左側ボーダ発
生手段は、M×iの大きさでボーダーリングし、上側ボ
ーダ発生手段は、2i×Nの大きさで、左上側および右
上側ボーダーリング発生手段は、2i×iの大きさでボ
ーダーリングする(ここで、Mは前記二進形状情報ブロ
ックの縦の長さ、Nは前記二進形状情報ブロックの横の
長さ、iはボーダの幅)ことを特徴とするものである。
【0033】また、前記左側ボーダおよび右側ボーダ発
生手段は、M/2×i、前記上側ボーダおよび下側ボー
ダ発生手段は2i×N、左上側と右上側ボーダ発生手段
はi×iのボーダーリング幅を読み込んで貯蔵する(こ
こで、Mは前記二進形状情報ブロックの縦の長さ、Nは
前記二進形状情報ブロックの横の長さ、iはボーダの
幅)ことを特徴とするものである。
【0034】また、この発明に係る適応的にボーダーリ
ングする形状情報符号化方法は、二進形状情報を符号化
する時、コンテキストを構成するために前記二進形状情
報ブロック(BAB)にボーダーリングする形状情報符
号化方法において、前記BABそれ自体のみで符号化す
る場合には、前記形状情報の入力を受けBABを貯蔵す
る段階と、前記BABの特性を判断してフレームモード
に符号化すべきか、又はフィールドモードに符号化すべ
きかを決定する段階と、前記貯蔵された現在BABに隣
接するBABにおいてボーダを形成する段階と、フレー
ムモード符号化が決定されれば前記形成されたボーダで
フレームモードボーダーリングし符号化する段階と、フ
ィールドモード符号化が決定されれば前記形成されたボ
ーダの画素中から上位フィールドを構成する画素でボー
ダーリングされた上位フィールドBABを形成し、下位
フィールドを構成する画素でボーダーリングされた下位
フィールドBABを形成する段階とを具備する方法で適
応的にボーダーリングして符号化し、前記BABを動き
補償して符号化する場合には、現在MC BABを生成
して貯蔵する段階と、前記BABの特性を判断してフレ
ームモードにて符号化すべきか、又はフィールドモード
にて符号化すべきかを決定する段階と、前記貯蔵された
現在MC BABに隣接するMC BABからボーダを
形成する段階と、フレームモード符号化が決定されれば
前記形成されたボーダにてフレームモードボーダーリン
グし符号化する段階と、フィールドモード符号化が決定
されれば前記形成されたボーダより上位フィールドボー
ダおよび下位フィールドボーダを形成し、前記現在MC
BABと前記上位および下位ボーダよりボーダーリン
グされた上位フィールドおよび下位フィールドMC B
ABを形成して符号化する段階とで構成されたことを特
徴とするものである。
【0035】また、前記BABそれ自体のみで符号化す
る場合には、前記現在BABの上側にある上側BABか
らボーダーリング幅だけ読み込んで、上側ボーダを、左
側BABの最右側の画素中から左側ボーダを、左上側B
ABの最右下側画素中から左上側ボーダを、右上側BA
Bの最左下側画素中から右上側ボーダを形成し、前記B
ABを動き補償して符号化する場合には、前記貯蔵され
た現在MC BABの上側にある上側MC BABから
上側ボーダを、左側MC BABの最右側の画素中から
左側ボーダを、左上側MC BABの最右側下の画素中
から左上側ボーダを、右上側MC BABの最左側下の
画素中から右上側ボーダを、右側MCBABの最左側の
画素中から右側ボーダを、下側MC BABの上部の画
素中から下側ボーダを、左側MC BABの右上部の画
素中から左下側ボーダを、右下側MC BABの左上部
の画素中から右下側ボーダを形成することを特徴とする
ものである。
【0036】また、この発明に係る適応的にボーダーリ
ングする形状情報符号化装置は、二進形状情報を符号化
する時、コンテキストを構成するために前記二進形状情
報ブロックをボーダーリングする形状情報符号化装置に
おいて、前記形状情報より現在MC BABを生成して
貯蔵する現在MC BAB貯蔵手段と、前記MC BA
Bの特性を判断してフレームモードで符号化すべきか、
又はフィールドモードで符号化すべきかを決定する符号
化モード決定手段と、前記現在MC BABに隣接する
MC BABを貯蔵する隣接MC BAB貯蔵手段と、
前記隣接MCBAB貯蔵手段に貯蔵された隣接MC B
ABからボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する多数
のボーダ発生手段と、フレームモードで符号化すること
が決定されれば現在MC BAB貯蔵手段と前記多数の
ボーダ発生手段から現在のMCBABおよびボーダの入
力を受け、現在のMC BABをボーダーリングするM
C BABフレームモードボーダーリングおよび符号化
手段と、フィールドモードで符号化することが決定され
れば前記現在MC BAB貯蔵手段と前記多数のボーダ
発生手段から現在のMC BABおよびボーダの入力を
受け、現在のMC BABをフィールドモードでボーダ
ーリングするMC BABフィールドモードボーダーリ
ングおよび符号化手段とで構成されたことを特徴とする
ものである。
【0037】また、前記MC BABフィールドモード
ボーダーリングおよび符号化手段は、前記現在MC B
AB貯蔵手段と前記多数のボーダ発生手段から現在のM
CBABおよびボーダの入力を受け、上位フィールドM
C BABは、上位フィールド画素でボーダーリング
し、下位フィールドMC BABは、下位フィールド画
素でボーダーリングすることを特徴とするものである。
【0038】また、前記多数のボーダ発生手段は、前記
隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BABの
上側に隣接する上側MC BABからボーダーリング幅
だけ読み込んで貯蔵する上側ボーダ発生手段と、前記隣
接MC BAB貯蔵手段において現在MC BABの左
側に隣接する左側MC BABから最右側の画素中にお
いてボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する左側ボー
ダ発生手段と、前記隣接MC BAB貯蔵手段において
現在MC BABの左上側に隣接する左上側MC BA
Bの最右側下の画素中からボーダーリング幅だけ読み込
んで貯蔵する左上側ボーダ発生手段と、前記隣接MC
BAB貯蔵手段において現在MC BABの右上側に隣
接する右上側MC BABの最左側下の画素中からボー
ダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する右上側ボーダ発生
手段と、前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在M
C BABの右側に隣接するMC BABの最左側の画
素中からボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する右側
ボーダ発生手段と、前記隣接MC BAB貯蔵手段にお
いて現在MC BABの下側に隣接するMC BABの
上部の画素中からボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵
する下側ボーダ発生手段と、前記隣接MC BAB貯蔵
手段において現在MC BABの左側に隣接するMC
BABの右上部の画素中からボーダーリング幅だけ読み
込んで貯蔵する左下側ボーダ発生手段と、前記隣接MC
BAB貯蔵手段において現在MCBABの右下側に隣
接するMC BABの左上部の画素中からボーダーリン
グ幅だけ読み込んで貯蔵する右下側ボーダ発生手段とで
あることを特徴とするものである。
【0039】また、前記上側および下側ボーダ発生手段
はi×N、左側および右側ボーダ発生手段はM×i、左
上側、右上側、左下側および右下側ボーダ発生手段はi
×iのボーダーリング幅を読み込んで貯蔵することを特
徴とするものである。
【0040】また、この発明に係る適応的にボーダーリ
ングする形状情報復号化装置は、符号化された形状情報
を復号化する時、コンテキストを構成するために前記形
状情報のブロックにボーダーリングする形状情報復号化
装置において、前記符号化された形状情報をフレーム単
位で復号化すべきか、又はフィールド単位で復号化すべ
きかを決定する復号化モード決定手段と、前記符号化さ
れた形状情報を前記復号化モード決定手段から出力され
る復号化モード信号に従ってスイッチングするスイッチ
ング手段と、前記スイッチング手段を通じて入力される
前記符号化された形状情報をフレーム単位でボーダーリ
ングして復号化するフレームモードボーダーリングおよ
び復号化手段と、前記スイッチング手段を通じて入力さ
れる前記符号化された形状情報をフィールド単位で復号
化するフィールドモードボーダーリングおよび復号化手
段とを設けることを特徴とするものである。
【0041】また、前記フレームモードボーダーリング
および復号化手段は、フレームモードボーダーリング手
段およびフレームスキャンタイプおよびCAE復号手段
で構成され、前記フィールドモードボーダーリングおよ
び復号化手段は、フィールドモードボーダーリング手
段、フレームスキャンタイプおよびCAE復号手段とフ
レームBAB変化手段で構成されることを特徴とするも
のである。
【0042】また、この発明に係る適応的にボーダーリ
ングする形状情報復号化方法は、符号化された形状情報
を復号化する時、コンテキストを構成するために前記符
号化された形状情報ブロックにボーダーリングする形状
情報復号化方法において、前記符号化された形状情報の
入力を受けフレームモードで復号化すべきか、又はフィ
ールドモードで復号化すべきかを決定する段階と、前記
段階において決定されたモードに従って前記符号化され
た形状情報をフレームモードでボーダーリングするか、
フィールドモードでボーダーリングして復号化する段階
を設けたことを特徴とするものである。
【0043】さらに、前記BABの上位フィールドBA
Bをボーダーリングする時は上位フィールドに該当する
画素でボーダーリングし、下位フィールドBABをボー
ダーリングする時は下位フィールドに該当する画素でボ
ーダーリングすることを特徴とするものである。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明による技術的思想は、形状
情報ブロックの角画素を符号化するためにコンテキスト
形成に必要な幅でボーダーリングをする。インターレー
ス走査方式で符号化する場合、上位フィールドブロック
は上位フィールド画素でボーダーリングし、下位フィー
ルドブロックは下位フィールド画素でボーダーリングす
る。
【0045】以下、本発明による技術的思想に従って実
施の形態を添付された図面に基づいて詳細に説明する。
図9に本発明による適応的ボーダーリング手段を設けた
インターレース走査符号化装置の1実施の形態の構成を
示すブロック図が図示される。BAB分割手段91は、
入力される二進形状情報を所定の大きさのBAB単位
(例えば、16×16)に分割する。符号化モード決定
手段92は、前記BAB分割手段91から入力されるB
ABに対し類似性(correlation)を検査してフレーム
単位で符号化するか、又はフィールド単位で符号化する
かに対する符号化モードを決定する。
【0046】スイッチング手段93は、前記BAB分割
手段91から入力されるBABを前記符号化モード決定
手段92から出力される符号化モード信号に従ってスイ
ッチングする。即ち、符号化モード信号がフレームモー
ドであれば、BABがフレームタイプ符号化手段96に
入力されるようにスイッチングされ、符号化モード信号
がフィールドモードであれば、BABがフィールドタイ
プ符号化手段97に入力されるようにスイッチングされ
る。
【0047】動き推定手段94は、前記BAB分割手段
91から入力されるBABと以前形状情報フレームから
動きを推定しその動き情報を出力する。動き補償手段9
5は、動き推定手段94から入力される動き情報と以前
形状情報フレームを利用して現在BABを動き補償して
出力する。フレームタイプ符号化手段96は、前記BA
B分割手段91から入力されるBABと前記動き補償手
段95から入力される動き補償されたBABの入力を受
けフレーム単位でボーダーリングし符号化して出力す
る。
【0048】フィールドタイプ符号化手段97は、前記
BAB分割手段91から入力されるBABと前記動き補
償手段95から入力される動き補償されたBABの入力
を受けフィールド単位でボーダーリングし符号化して出
力する。形状情報復元手段100は、前記フレームタイ
プ符号化手段96と前記フィールドタイプ符号化手段9
7から入力される符号化データの入力を受け形状情報を
復元する(reconSTruct)。
【0049】以前形状情報貯蔵手段99は、前記形状情
報復元手段100から入力される復元された形状情報の
入力を受け以前形状情報を形成して貯蔵する。オーバヘ
ッド符号化手段98は、前記動き推定手段94から入力
される動き情報と前記フレームタイプ符号化手段96お
よびフィールドタイプ符号化手段97から入力される符
号化データ(例えば、Conversion Ratio,Scan Type,B
AB−Type等)の入力を受けオーバヘッド情報を形成して
出力する。
【0050】マルチプレクサ手段101は、前記フレー
ムタイプ符号化手段96と前記フィールドタイプ符号化
手段97から入力される符号化データ、符号化モード決
定手段92から入力される符号化モード信号および前記
オーバヘッド符号化手段98から入力されるオーバヘッ
ド情報を多重化して伝送する。
【0051】本装置に二進形状情報が入力されれば、そ
の二進形状情報は、BAB分割手段91において所定の
大きさのブロック(例えば、16×16,8×8等)に
分割され、符号化モード決定手段92と動き推定手段9
4に出力される。符号化モード決定手段92は、BAB
を構成する上位フィールドと下位フィールドに含まれた
形状情報の類似性を考慮してフレームモードに符号化す
べきか、又はフィールドモードに符号化すべきかを決定
する。符号化モードが決定されれば、符号化モード決定
手段92は、その決定されたモードを表示する符号化モ
ード信号(coding mode signal)をスイッチング手段9
3に出力する。
【0052】スイッチング手段93は、符号化モード信
号に従ってBAB分割手段91から入力されるBABを
フレームタイプ符号化手段96又はフィールドタイプ符
号化手段97にスイッチングする。フレームタイプ符号
化手段96は、BABの入力を受けフレームBAB単位
でボーダーリングしCAE符号化する。フィールドタイ
プ符号化手段97は、BABの入力を受けフィールドB
AB単位でボーダーリングしCAE符号化する。
【0053】図10に本発明による適応的ボーダーリン
グ手段を設けたフレームタイプ符号化手段とフィールド
タイプ符号化手段が図示される。フレームタイプ符号化
手段96は、フレームモードボーダーリング手段961
とフレームスキャンタイプおよびCAE符号化手段96
2で構成される。フィールドタイプ符号化手段97は、
BABフィールド変換手段971とフィールドモードボ
ーダーリング手段972とフィールドスキャンタイプお
よびCAE符号化手段973で構成される。
【0054】フレームBABをボーダーリングし、その
BABをフィールド単位で符号化時に発生するBABの
画素とボーダーリング画素間の相関性が劣る問題を解決
するために、フィールド単位のCAE符号化のためにフ
ィールドタイプ符号化手段97は、フィールドモードボ
ーダーリング手段972を設けてフレームタイプ符号化
手段96とは別途のボーダーリング方法でボーダーリン
グする。
【0055】図11(a)にボーダーリングされたMC
BABを上位フィールドと下位フィールドで各々ボー
ダーリングする方法が図示される。そして、図11
(b)は現在BABにおいてフィールド単位のボーダー
リング過程を示す。フィールド単位のボーダーリングを
する時、ボーダーリングのための周辺画素値を取る時、
8×16上位フィールドのボーダーリング画素値も周辺
BABにおいて上位フィールドの画素値を取る。8×1
6下位フィールドのボーダーリング画素値も周辺BAB
において下位フィールドの画素値を取る。
【0056】図12に本発明によるフレームモード形状
情報に対しボーダーリングした1実施の形態を示す。符
号化しようとする形状情報はM×Nの大きさのブロック
121であり、上に2i画素ずつ、左右にi画素ずつボ
ーダーリングされる。上側ボーダ123は2i×Nの大
きさを有し、左上側ボーダ122、右上側ボーダ124
は2i×iの大きさを有する。左側ボーダ125と右側
ボーダ126はM×iの大きさを有する。ここでiはボ
ーダーリングの幅である。
【0057】図13にフレームモードボーダーリング装
置が図示される。現在BAB貯蔵手段131は、形状情
報の入力を受け現在のBABを貯蔵する。隣接BAB貯
蔵手段132は、現在BABに対する左側BAB、左上
側BAB、上側BAB、右上側BABを貯蔵する。上側
ボーダ発生手段134は、隣接BAB貯蔵手段132か
ら現在BABの上側にある隣接BABにおいて上側ボー
ダ123 2i×Nだけ読み込んで貯蔵する。左側ボー
ダ発生手段135は、隣接BAB貯蔵手段132に貯蔵
された左側BABの最右側の画素中から左側ボーダ12
5 M×iだけ読み込んで貯蔵する。左上側ボーダ発生
手段136は、隣接BAB貯蔵手段132に貯蔵された
現在BABの左上側にある左上側BABの最右側下の画
素中から左上側ボーダ2i×iだけ読み込んで貯蔵す
る。
【0058】右上側ボーダ発生手段137は、隣接BA
B貯蔵手段132に貯蔵された現在BABの右上側にあ
る右上側BABの最左側下の画素中から右上側ボーダ2
i×iだけ読み込んで貯蔵する。ボーダーリング手段1
38は、前記ボーダ発生手段等133−137において
ボーダを読み込んで、図12に図示されたように、ボー
ダーリングされたBABを形成する。現在BABの右側
ボーダは、図6に図示されたように、ボーダーリングせ
ずに現在BABの最右側にある画素をボーダーリング幅
で読み込んで複写する。即ち、図5(a)の符号化すべ
き画素51がBABの右側境界に該当してイントラモー
ドのC7,C3,C2を知ることができない時、イント
ラモードにおいてはC7=C8,C3=C4,C2=C
3に定義して演算する。
【0059】図14(a)および(b)は本発明による
現在フィールドモード形状情報に対しボーダーリングし
たフィールドモード形状情報の1実施の形態を示す。符
号化しようとする形状情報は、図12に図示されたM×
N大きさのフレームモードブロック121において、M
/2×N大きさの上位フィールドモードブロック141
と下位フィールドモードブロック142に分割され、各
ブロック141,142は所定の大きさの幅iにて上,
下,左,右にボーダーリングされる。
【0060】各フィールドブロックに対し上側ボーダ1
44,144′と下側ボーダ149,149′はi×N
の大きさを有する。左上側ボーダ143,143′,右
上側ボーダ145,145′左下側ボーダ148,14
8′および右下側ボーダ150,150′はi×iの大
きさを有する。左側ボーダ146,146′と右側ボー
ダ147,147′はM/2×iの大きさを有する。こ
こで、iはボーダーリングの幅である。上位フィールド
ボーダ等143−150は上位フィールド画素で構成さ
れる。また、下位フィールドボーダ等143′−15
0′は下位フィールド画素で構成される。
【0061】図15に本発明による現在フィールドモー
ドボーダーリング装置の1実施の形態を示すブロック図
が図示される。現在BAB貯蔵手段151は、形状情報
の入力を受け現在のBABを貯蔵する。隣接BAB貯蔵
手段152は、現在BABに隣接するBABを貯蔵す
る。フレームモード上側ボーダ発生手段153は、隣接
BAB貯蔵手段152から現在BABの上側に隣接する
上側BABにおいて上側ボーダ123のボーダーリング
幅2i×Nだけ読み込んで貯蔵する。
【0062】フレームモード左側ボーダ発生手段154
は、隣接BAB貯蔵手段152に貯蔵された現在BAB
の左側に隣接する左側BABの最右側の画素中から左側
ボーダ125のボーダーリング幅M/2×iだけ読み込
んで貯蔵する。フレームモード左上側ボーダ発生手段1
55は、隣接BAB貯蔵手段152に貯蔵された現在B
ABの左上側に隣接する左上側BABの最右側下の画素
中から左上側ボーダ124のボーダーリング幅i×iだ
け読み込んで貯蔵する。
【0063】フレームモード右上側ボーダ発生手段15
6は、隣接BAB貯蔵手段152に貯蔵された現在BA
Bの右上側に隣接する右上側BABの最左側下の画素中
から右上側ボーダ124のボーダーリング幅i×iだけ
読み込んで貯蔵する。上位フィールドボーダ手段153
a−156aは、各フレームモードボーダ発生手段15
3−156から上位フィールドボーダーリング幅i×N
又はi×iだけ読み込んで貯蔵する。
【0064】下位フィールドボーダ発生手段153b−
156bは、前記フレームモードボーダ発生手段153
−156から下位フィールドボーダーリング幅i×N又
はi×iだけ読み込んで貯蔵する。上位フィールドボー
ダーリング手段157は、前記上位フィールドボーダ発
生手段153a−156aからボーダを読み込んで図1
4(a)に図示されたようにボーダーリングされた上位
フィールドBABを形成する。下位フィールドボーダー
リング手段158は、前記下位フィールドボーダ発生手
段等153b−156bからボーダを読み込んで図14
bに図示されたようにボーダーリングされた下位フィー
ルドBABを形成する。
【0065】以上はイントラモードに対してフレームモ
ードとフィールドモード時にボーダーリングする過程を
説明したものである。インターモードに対しては以前映
像と現在の映像との間に動きが発生する。従って、イン
ターモードで符号化する時は動き補償で形成されたMC
BABと現在BABで図5(b)に図示されたような
コンテキスト(Context)を求めた後、CAE符号化す
る。図5(b)に図示されたように、インターモードで
形状情報を符号化する時は現在画素52の周辺画素C0
−C3と以前フレームの対応画素C6および周辺画素C
4,C5,C7,C8を参考にしてCAE符号化する。
【0066】図16は本発明によるインターモードにお
いてMCフレームモード形状情報に対しボーダーリング
した形状情報の1実施の形態を示す。符号化しようとす
る形状情報はM×Nの大きさのブロック160であり、
上、下にi画素ずつ、左右にi画素ずつボーダーリング
される。左上側ボーダ162、右上側ボーダ164、左
下側ボーダ167および右下側ボーダ169はi×iの
大きさを有する。上側ボーダ163と下側ボーダ168
はi×Nの大きさを有し、左側ボーダ165と右側ボー
ダ166はM×iの大きさを有する。ここで、iはボー
ダーリングの幅である。
【0067】図17は本発明による動き補償されたBA
B(MC BAB)をフレームモードにボーダーリング
する装置のブロック図が図示される。現在MC BAB
貯蔵手段107は、形状情報から現在MC BABを生
成して貯蔵する。隣接MC BAB貯蔵手段171は、
現在MC BABに隣接するMC BABを貯蔵する。
上側ボーダ発生手段172は、隣接MC BAB貯蔵手
段171から現在MC BABの上側にある上側MC
BABにおいてボーダーリング幅i×Nだけ読み込んで
貯蔵する。
【0068】左側ボーダ発生手段173は、隣接MC
BAB貯蔵手段171に貯蔵された現在MC BABの
左側に隣接する(neighborhood)左側MC BABの最
も右側の画素中からボーダーリング幅M×iだけ読み込
んで貯蔵する。左上側ボーダ発生手段174は、隣接M
C BAB貯蔵手段171に貯蔵された現在BABの左
上側にある左上側MC BABの最も右側下の画素中か
らボーダーリング幅i×iだけ読み込んで貯蔵する。右
上側ボーダ発生手段175は、隣接MC BAB貯蔵手
段171に貯蔵された現在MC BABの右上側にある
右上側MC BABの最左側下の画素中からボーダーリ
ング幅i×iだけ読み込んで貯蔵する。
【0069】右側ボーダ発生手段176は、前記隣接M
C BAB貯蔵手段171から現在MC BAB160
の右側にあるMC BABの最も左側の画素中からボー
ダーリング幅i×Nだけ読み込んで貯蔵する。下側ボー
ダ発生手段177は、前記隣接MC BAB貯蔵手段1
71から現在MC BAB160の下側にあるMCBA
Bの上部の画素中からボーダーリング幅i×Nだけ読み
込んで貯蔵する。左下側ボーダ発生手段178は、前記
隣接MC BAB貯蔵手段171から現在MC BAB
160の左側ににあるMC BABの右上部の画素中か
らボーダーリング幅i×Nだけ読み込んで貯蔵する。
【0070】右下側ボーダ発生手段179は、前記隣接
MC BAB貯蔵手段171から現在MC BAB16
0の右下側にあるMC BABの左上部の画素中からボ
ーダーリング幅i×Nだけ読み込んで貯蔵する。MC
BABフレームボーダーリング手段180は、現在MC
BAB貯蔵手段170とボーダ発生手段172−17
9から現在のMC BABおよびボーダの入力を受け、
図16に図示されたように現在のMC BAB160を
ボーダーリングする。
【0071】図18(a)−(c)にインターモードに
おいてMC BABフィールドモード形状情報に対しボ
ーダーリングした形状情報の1実施の形態を示す。図1
8(a)は符号化しようとする16×16大きさの二進
形状情報ブロック181の外郭をボーダーリングした実
施の形態である。左上側ボーダ181a,右上側ボーダ
181c,左下側ボーダ181fおよび右下側ボーダ1
81hは、2×1大きさの画素でボーダーリングし、上
側ボーダ181bおよび下側ボーダ181gは2×16
大きさの画素でボーダーリングする。
【0072】図18(b)は8×16大きさの上位フィ
ールドブロック182に上位フィールドに該当するボー
ダでボーダーリングしたブロックを示す。上位フィール
ド左上側ボーダ182aは、フレーム左上側ボーダ18
1aの上位フィールド画素でボーダーリングし、上位フ
ィールド右上側ボーダ182cは、右上側ボーダ181
cの上位フィールド画素で、上位フィールド左下側18
2fは、左下側ボーダ181fの上位フィールド画素
で、上位フィールド右下側ボーダ182hは、右下側ボ
ーダ181hの上位フィールド画素でボーダーリングす
る。
【0073】図18(c)は8×16大きさの下位フィ
ールドブロック183に下位フィールドに該当するボー
ダでボーダーリングしたブロックを示す。各ボーダ18
3a−183hは、対応するフレームボーダ181a−
181hの下位フィールド画素を利用してボーダーリン
グする。
【0074】図19に本発明による動き補償されたBA
Bをフィールドモードでボーダーリングする装置のブロ
ック図が図示される。現在MC BAB貯蔵手段191
乃至右下側ボーダ発生手段200は、図17に図示され
た現在MC BAB貯蔵手段170乃至右下側ボーダ発
生手段179とその機能が同一であり、上側ボーダと下
側ボーダのボーダーリング幅が2i×Nであるというこ
と以外は同一なるので、詳細な説明は省略する。
【0075】上位ボーダ発生手段193a−200a
は、フレームボーダ発生手段193−200の画素中に
おいて上位フィールドに該当する上位ボーダーリング幅
i×Nだけ読み込んで貯蔵する。同様に、下位フィール
ドボーダ発生手段193b−200bは、ボーダ発生手
段193−200の画素中において下位フィールドに該
当する下位フィールドボーダーリング幅i×Nだけ読み
込んで貯蔵する。
【0076】上位フィールドボーダーリング手段201
は、前記上位フィールドボーダ発生手段193a−20
0aからボーダを読み込んで、図18(b)に図示され
たように、ボーダーリングされた上位フィールドMC
BABを形成する。下位フィールドボーダーリング手段
202は、前記下位フィールドボーダ発生手段193b
−200bからボーダを読み込んで、図18(c)に図
示されたように、ボーダーリングされた下位フィールド
BABを形成する。
【0077】図20に本発明による適応的ボーダーリン
グ手段を設けた形状情報復号装置の1実施の形態が図示
される。逆多重化手段201は、伝送線路を通じて入力
される符号化データを逆多重化して出力する。オーバヘ
ッド復号手段202は、前記逆多重化手段201から入
力されるデータよりオーバヘッド情報(BAB−Type,
CR,ST等)を復号化して出力する。符号化モード復
号手段203は、前記逆多重化手段201から入力され
る符号化モードデータを復号化する。
【0078】スイッチング手段204は、前記符号化モ
ード復号手段203から入力される符号化モード信号に
従って前記逆多重化手段201から出力される符号化さ
れた形状情報をスイッチングする。フレームモード復号
手段205は、前記スイッチング手段204を通じて入
力される形状情報と動き補償された以前形状情報を前記
オーバヘッド情報を利用してフレーム単位でボーダーリ
ングし復号化する。
【0079】フィールドモードボーダーリングおよび復
号手段206は、前記スイッチング手段204を通じて
入力される形状情報と動き補償された以前形状情報を前
記オーバヘッド情報を利用してフィールド単位でボーダ
ーリングし復号化する。以前形状情報貯蔵手段207
は、前記フレームモードボーダーリングおよび復号手段
205とフィールドモードボーダーリングおよび復号手
段206から入力される以前形状情報を貯蔵する。
【0080】動き補償手段208は、オーバヘッド復号
手段202からの動き情報と二進形状情報貯蔵手段20
7からの以前形状情報の入力を受け動き補償して前記フ
レームモードボーダーリングおよび復号手段205とフ
ィールドモードボーダーリングおよび復号手段206に
出力する。形状情報再形成手段209は、前記オーバヘ
ッド復号手段202からオーバヘッド情報の入力を受
け、前記フレームモードボーダーリングおよび復号手段
205とフィールドモードボーダーリングおよび復号手
段206から入力される形状情報を前記オーバヘッド情
報を利用して再形成する。
【0081】伝送チャンネルを通じて逆多重化手段20
1に入力されたビットストリームは、オーバヘッド復号
手段202において形状情報復号化に必要な付加情報
(オーバヘッド)等が復号化される。復号化装置は、こ
の付加情報等を利用して復号化過程を制御する。符号化
器がCAEを使用する場合、付加情報としてはBAB−
typeとCR(Coversion Ratio)、ST(Scan Type)動
き情報等がある。この時、BAB−typeはBABに含ま
れた形状情報等の種類を表示する。
【0082】BAB−typeが全て背景を表示するAll
_0であるか、全て物体を表示するAll_255であれ
ば、このような情報は復号化手段205,206に伝送
され、復号化手段205,206は形状情報に再構成す
る。形状情報符号化モード(SCM)は符号化モード復号
手段203で復号化されスイッチング手段204を制御
する。
【0083】万一、符号化モード(SCM)がフレームモ
ードである場合、逆多重化から出力されるビットストリ
ームはフレームモードボーダーリングおよび復号手段2
05に入力され復号化を遂行するようになる。万一、符
号化モード(SCM)がフィールドモードである場合、逆
多重化から出るビットストリームはフィールドモードボ
ーダーリングおよび復号手段206に入力され復号化を
遂行するようになる。
【0084】動き補償手段208においてはオーバヘッ
ド復号手段202で復号化された動き情報を利用して以
前形状情報貯蔵手段207に貯蔵されていた以前フレー
ムの参照映像を有して動き補償(Motion Compensatio
n)BABを求める。この動き補償BABは、フレーム
タイプ復号手段205とフィールドタイプ復号手段20
6に入力される。
【0085】フレームタイプ復号手段205とフィール
ドタイプ復号手段206においてはオーバヘッド復号手
段202の付加情報、スイッチング手段204を通じて
入力されるビットストリーム、動き補償手段208から
入力される動き補償BABを利用して復元BABを復号
化する。この復元BABとオーバヘッド復号手段202
の付加情報を利用して形状情報復元手段209において
形状情報を再生する。この復元された形状情報は、以前
形状情報貯蔵手段207に貯蔵され、次の形状情報を復
号化する時使用される。
【0086】このように、形状情報復号化装置は、符号
化モード復号手段203を設け、その符号化モード復号
手段203において符号化モード(フレームモードとフ
ィールドモード)を表示するデータを復号してフレーム
/フィールド符号化タイプ信号を検出し、その検出結果
に従ってフレームモードボーダーリングおよび復号手段
205又はフィールドモードボーダーリングおよび復号
手段206で復号化を遂行するようになる。
【0087】図21に本発明による適応的ボーダーリン
グ手段を設けたフレームモードボーダーリングおよび復
号手段とフィールドモードボーダーリングおよび復号手
段の構成を示すブロック図が図示される。フレームモー
ドボーダーリングおよび符号化手段205は、フレーム
モードボーダーリング手段2051とフレームスキャン
タイプおよびCAE手段2052で構成される。フィー
ルドモードおよび復号化手段206は、BABフィール
ド変換手段2061,フィールドモードボーダーリング
手段2062とフィールドスキャンタイプおよびCAE
手段2063で構成される。
【0088】フレームモードボーダーリングおよび復号
手段205は、符号化時に行うフレームボーダーリング
のような方法で復号化時フレームボーダーリングを遂行
する。フレームボーダーリングには現在BABのフレー
ムボーダーリングと以前MCBABのフレームボーダー
リングがあり、ボーダーリングを遂行した後にイントラ
又はインターモードCAE復号化を遂行する。
【0089】フィールドモードボーダーリングおよび復
号手段206は、符号化時行うフィールドボーダーリン
グのような方法で復号化時フィールドボーダーリングを
遂行する。即ち、上位フィールドをボーダーリングする
時は上位フィールドに該当する画素でボーダーリング
し、下位フィールドをボーダーリングする時は下位フィ
ールドに該当する画素でボーダーリングする。フィール
ドボーダーリングには現在BABのフィールドボーダー
リングと以前MC BABのフィールドボーダーリング
があり、ボーダーリングを遂行した後にイントラ又はイ
ンターモードCAE復号化を遂行する。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、インタ
ーレース走査映像を形状情報ブロックで符号化/復号化
する場合、符号化/復号化する前にボーダーリング過程
を遂行する。フレーム単位の符号化時フレームボーダー
リングとフィールド単位の符号化時フィールドボーダー
リングをするようになるが、フィールドボーダーリング
の場合、上位フィールドのボーダーリングと下位フィー
ルドのボーダーリングを各々遂行する。上位フィールド
のボーダーリングをする時、上位フィールドの画素を取
ってボーダーリングする。下位フィールドのボーダーリ
ングも同じ方法である。このような過程を経れば、フィ
ールド単位の符号化をするためにフレームボーダーリン
グをそのまま適用した時より、隣り合う画素の関連性が
大きいので符号化ビットを多く減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な物体単位動画像符号化器の構成を示
すブロック図である。
【図2】 順次走査とインターレース走査を示す説明図
である。
【図3】 停止映像又は動きが少ない映像のフレームと
それを構成するフィールド映像の説明図である。
【図4】 動きが多い映像のフレームとそれを構成する
フィールド映像の説明図である。
【図5】 CAE符号化に使用されるイントラテムプレ
−トとインターテムプレ−トの説明図である。
【図6】 現在BABのフレームボーダーリングの構成
を表した図である。
【図7】 MC BABのフレームボーダーリングの構
成を表した図である。
【図8】 MC BABのフレームボーダーリングにお
いて上位フィールドと下位フィールドにて区分しフレー
ムボーダーリングを適用した図である。
【図9】 本発明による適応的にボーダーリングする形
状情報符号化器の構成を示すブロック図である。
【図10】 適応的にボーダーリングするフレームモー
ドボーダーリングおよび符号化手段とフィールドモード
ボーダーリングおよび符号化手段の構成を表した図であ
る。
【図11】 MC BABのフィールドボーダーリング
と現在BABのフィールドボーダーリングの構成を表し
た図である。
【図12】 本発明によってフレームモード形状情報に
対しボーダーリングした形状情報の1実施の形態を示す
図である。
【図13】 フレームモードボーダーリング装置を図示
した図である。
【図14】 本発明により現在BABフィールドモード
形状情報に対しボーダーリングした形状情報の1実施の
形態を示す図である。
【図15】 本発明によるフィールドモードボーダーリ
ング装置の1実施の形態を示すブロック図を表した図で
ある。
【図16】 インターモードにおいてMC BABフレ
ームモード形状情報に対しボーダーリングした形状情報
の1実施の形態を示す図である。
【図17】 動き補償されたBAB(MC BAB)を
フレームモードでボーダーリングする装置のブロック図
である。
【図18】 本発明によりインターモードにおいてMC
BABフィールドモード形状情報に対しボーダーリン
グした形状情報の1実施の形態を示す図である。
【図19】 本発明により動き補償されたBAB(MC
BAB)をフィールドモードでボーダーリングする装
置のブロック図である。
【図20】 本発明による適応的にボーダーリングする
形状情報復号機の構成の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図21】 本発明による適応的ボーダーリング手段を
設けたフレームモードボーダーリングおよび復号手段と
フィールドモードボーダーリングおよび復号手段の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
91 BAB分割手段、92 符号化モード決定手段、
93 スイッチング手段、94 動き推定手段、95
動き補償手段、96 フレームモードボーダーリングお
よび符号化手段、97 フィールドモードボーダーリン
グおよび符号化手段、98 オーバヘッド符号化手段、
99 以前形状情報貯蔵手段、100 形状情報復元手
段、101 マルチプレクサ手段。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二進形状情報を符号化する時、コンテキ
    ストを構成するために前記二進形状情報ブロックにボー
    ダーリングする形状情報符号化方法において、 前記形状情報の入力を受け二進形状情報ブロック(BA
    B)を貯蔵するBAB貯蔵段階と、 前記二進形状情報の特性を判断してフレームモード符号
    化をすべきか、フィールドモード符号化をすべきかを判
    断する段階と、 フレームタイプ符号化が選択されればフレームボーダー
    リングを遂行した後フレームBAB符号化をし、フィー
    ルドタイプ符号化が選択されればフィールドボーダーリ
    ングを遂行した後フィールドBAB符号化をする段階と
    を具備することを特徴とする適応的にボーダーリングす
    る形状情報符号化方法。
  2. 【請求項2】 フィールドボーダーリングを遂行する過
    程において、前記BABの上位フィールドBABをボー
    ダーリングする時は上位フィールドに該当する画素でボ
    ーダーリングし、下位フィールドBABをボーダーリン
    グする時は下位フィールドに該当する画素でボーダーリ
    ングすることを特徴とする請求項1記載の適応的にボー
    ダーリングする形状情報符号化方法。
  3. 【請求項3】 フレームタイプボーダリング時に、左側
    ボーダは現在BABの左側に隣接する左側BABから、
    左上側ボーダは現在BABの左上側に隣接する左上側B
    ABから、上側ボーダは現在BABの上側に隣接する上
    側BABから、右上側ボーダは現在BABの右上側に隣
    接する右上側BABから、左上側ボーダは現在BABの
    左下側に隣接する左下側BABからボーダーリング幅だ
    け読み込んでボーダーリングし、右側ボーダは現在BA
    BからそのBABの右方の画素でボーダーリング幅だけ
    その右側に複写してボーダーリングし、フィールドモー
    ドボーダリング時には前記フレームモードボーダリング
    に加え、上位フィールドボーダリングは上位フィールド
    画素でボーダリングし、下位フィールドボーダリングは
    下位フィールド画素でボーダリングすることを特徴とす
    る請求項1記載の適応的にボーダーリングする形状情報
    符号化方法。
  4. 【請求項4】 フレームモードボーダーリング時に、左
    側ボーダは現在BABの左側に隣接する左側BABの最
    右側の画素中からボーダーリング幅だけ読み込んで形成
    し、左上側ボーダは現在BABの左上側に隣接する左上
    側BABの右下側の画素中からボーダーリング幅だけ読
    み込んで形成し、上側ボーダは現在BABの上側に隣接
    する上側BABの下側の画素中からボーダーリング幅だ
    け読み込んで形成し、右上側ボーダは現在BABの右上
    側に隣接する右上側BABの左下側の画素中からボーダ
    ーリング幅だけ読み込んで形成し、左下側ボーダは現在
    BABの左下側に隣接する左下側BABの右上側の画素
    中からボーダーリング幅だけ読み込んでボーダーリング
    し、右側ボーダは現在BABのそのBABの右方の画素
    でボーダーリング幅だけその右側に複写してボーダーリ
    ングし、フィールドモードボーダーリング時には前記フ
    レームモードボーダーリングに加えて、上位フィールド
    ボーダーリングは上位フィールド画素でボーダーリング
    し、下位フィールドボーダーリングは下位フィールド画
    素でボーダーリングすることを特徴とする請求項1記載
    の適応的にボーダーリングする形状情報符号化方法。
  5. 【請求項5】 二進形状情報を符号化する時、コンテキ
    ストを構成するために前記二進形状情報ブロック(BA
    B)にボーダーリングする形状情報符号化装置におい
    て、 前記BABをフレーム単位で符号化すべきか、又はフィ
    ールド単位で符号化すべきかを決定する符号化モード決
    定手段と、 フレーム単位で符号化することが決定されれば前記BA
    Bをフレーム単位でボーダーリングして符号化するフレ
    ームモードボーダーリングおよび符号化手段と、 フィールド単位で符号化することが決定されれば前記B
    ABをフィールド単位でボーダーリングし符号化するフ
    ィールドモードボーダーリングおよび符号化手段とを具
    備することを特徴とする適応的にボーダーリングする形
    状情報符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記BABを前記符号化モード決定手段
    から出力される符号化モード信号に従ってフレームモー
    ドボーダーリングおよび符号化手段とフィールドモード
    ボーダーリングおよび符号化手段にスイッチングするス
    イッチング手段を設けることを特徴とする請求項5記載
    の適応的にボーダーリングする形状情報符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記フレームモードボーダーリングおよ
    び符号化手段は、 前記形状情報の入力を受け現在のBABを貯蔵する現在
    BAB貯蔵手段と、 前記形状情報の入力を受け現在BABに隣接するBAB
    等を貯蔵する隣接BAB貯蔵手段と、 前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの上側
    に隣接するBABからボーダーリング幅だけ読み込んで
    貯蔵する上側ボーダ発生手段と、 前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの左側
    に隣接するBABの最右側の画素中からボーダーリング
    幅だけ読み込んで貯蔵する左側ボーダ発生手段と、 前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの左上
    側に隣接するBABの右下側画素中からボーダーリング
    幅だけ読み込んで貯蔵する左上側ボーダ発生手段と、 前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの右上
    側に隣接するBABの最左下側画素中からボーダーリン
    グ幅だけ読み込んで貯蔵する右上側ボーダ発生手段と、 前記ボーダ発生手段からボーダを読み込んでボーダーリ
    ングされたBABを形成するフレームボーダーリング手
    段とで構成されることを特徴とする請求項5記載の適応
    的にボーダーリングする形状情報符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記フィールドモードボーダーリングお
    よび符号化手段は、 前記形状情報の入力を受け現在のBABを貯蔵する現在
    BAB貯蔵手段と、 前記形状情報の入力を受け現在BABに隣接するBAB
    を貯蔵する隣接BAB貯蔵手段と、 前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの上側
    に隣接するBABからボーダーリング幅だけ読み込んで
    貯蔵する上側ボーダ発生手段と、 前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの左側
    に隣接するBABの最右側の画素中からボーダーリング
    幅だけ読み込んで貯蔵する左側ボーダ発生手段と、 前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの左上
    側に隣接するBABの最右下側画素中からボーダーリン
    グ幅だけ読み込んで貯蔵する左上側ボーダ発生手段と、 前記隣接BAB貯蔵手段に貯蔵された現在BABの右上
    側に隣接するBABの最左下側画素中からボーダーリン
    グ幅だけ読み込んで貯蔵する右上側ボーダ発生手段と、 前記ボーダ発生手段から上位フィールドボーダを読み込
    んで貯蔵する上位フィールドボーダ発生手段と、 前記ボーダ発生手段から下位フィールドボーダを読み込
    んで貯蔵する下位フィールドボーダ発生手段と、 前記上位フィールドボーダ発生手段から上位フィールド
    ボーダを読み込んでボーダーリングされた上位フィール
    ドBABを形成する上位フィールドボーダーリング手段
    と、 前記下位フィールドボーダ発生手段から下位フィールド
    ボーダを読み込んでボーダーリングされた下位フィール
    ドBABを形成する下位フィールドボーダーリング手段
    とで構成されることを特徴とする請求項5記載の適応的
    にボーダーリングする形状情報符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記右側ボーダおよび左側ボーダ発生手
    段は、M×iの大きさでボーダーリングし、上側ボーダ
    発生手段は、2i×Nの大きさで、左上側および右上側
    ボーダーリング発生手段は、2i×iの大きさでボーダ
    ーリングする(ここで、Mは前記二進形状情報ブロック
    の縦の長さ、Nは前記二進形状情報ブロックの横の長
    さ、iはボーダの幅)ことを特徴とする請求項7記載の
    適応的にボーダーリングする形状情報符号化装置。
  10. 【請求項10】 前記左側ボーダおよび右側ボーダ発生
    手段は、M/2×i、前記上側ボーダおよび下側ボーダ
    発生手段は2i×N、左上側と右上側ボーダ発生手段は
    i×iのボーダーリング幅を読み込んで貯蔵する(ここ
    で、Mは前記二進形状情報ブロックの縦の長さ、Nは前
    記二進形状情報ブロックの横の長さ、iはボーダの幅)
    ことを特徴とする請求項8記載の適応的にボーダーリン
    グする形状情報符号化装置。
  11. 【請求項11】 二進形状情報を符号化する時、コンテ
    キストを構成するために前記二進形状情報ブロック(B
    AB)にボーダーリングする形状情報符号化方法におい
    て、 前記BABそれ自体のみで符号化する場合には、 前記形状情報の入力を受けBABを貯蔵する段階と、 前記BABの特性を判断してフレームモードに符号化す
    べきか、又はフィールドモードに符号化すべきかを決定
    する段階と、 前記貯蔵された現在BABに隣接するBABにおいてボ
    ーダを形成する段階と、 フレームモード符号化が決定されれば前記形成されたボ
    ーダでフレームモードボーダーリングし符号化する段階
    と、 フィールドモード符号化が決定されれば前記形成された
    ボーダの画素中から上位フィールドを構成する画素でボ
    ーダーリングされた上位フィールドBABを形成し、下
    位フィールドを構成する画素でボーダーリングされた下
    位フィールドBABを形成する段階とを具備する方法で
    適応的にボーダーリングして符号化し前記BABを動き
    補償して符号化する場合には、 現在MC BABを生成して貯蔵する段階と、 前記BABの特性を判断してフレームモードにて符号化
    すべきか、又はフィールドモードにて符号化すべきかを
    決定する段階と、 前記貯蔵された現在MC BABに隣接するMC BA
    Bからボーダを形成する段階と、 フレームモード符号化が決定されれば前記形成されたボ
    ーダにてフレームモードボーダーリングし符号化する段
    階と、 フィールドモード符号化が決定されれば前記形成された
    ボーダより上位フィールドボーダおよび下位フィールド
    ボーダを形成し、前記現在MC BABと前記上位およ
    び下位ボーダよりボーダーリングされた上位フィールド
    および下位フィールドMC BABを形成して符号化す
    る段階とで構成されたことを特徴とする適応的にボーダ
    ーリングする形状情報符号化方法。
  12. 【請求項12】 前記BABそれ自体のみで符号化する
    場合には、前記現在BABの上側にある上側BABから
    ボーダーリング幅だけ読み込んで、上側ボーダを、左側
    BABの最右側の画素中から左側ボーダを、左上側BA
    Bの最右下側画素中から左上側ボーダを、右上側BAB
    の最左下側画素中から右上側ボーダを形成し、 前記BABを動き補償して符号化する場合には、 前記貯蔵された現在MC BABの上側にある上側MC
    BABから上側ボーダを、左側MC BABの最右側
    の画素中から左側ボーダを、左上側MC BABの最右
    側下の画素中から左上側ボーダを、右上側MC BAB
    の最左側下の画素中から右上側ボーダを、右側MC B
    ABの最左側の画素中から右側ボーダを、下側MC B
    ABの上部の画素中から下側ボーダを、左側MC BA
    Bの右上部の画素中から左下側ボーダを、右下側MC
    BABの左上部の画素中から右下側ボーダを形成するこ
    とを特徴とする請求項11記載の適応的にボーダーリン
    グする形状情報符号化方法。
  13. 【請求項13】 二進形状情報を符号化する時、コンテ
    キストを構成するために前記二進形状情報ブロックをボ
    ーダーリングする形状情報符号化装置において、 前記形状情報より現在MC BABを生成して貯蔵する
    現在MC BAB貯蔵手段と、 前記MC BABの特性を判断してフレームモードで符
    号化すべきか、又はフィールドモードで符号化すべきか
    を決定する符号化モード決定手段と、 前記現在MC BABに隣接するMC BABを貯蔵す
    る隣接MC BAB貯蔵手段と、 前記隣接MC BAB貯蔵手段に貯蔵された隣接MC
    BABからボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する多
    数のボーダ発生手段と、 フレームモードで符号化することが決定されれば現在M
    C BAB貯蔵手段と前記多数のボーダ発生手段から現
    在のMC BABおよびボーダの入力を受け、現在のM
    C BABをボーダーリングするMC BABフレーム
    モードボーダーリングおよび符号化手段と、 フィールドモードで符号化することが決定されれば前記
    現在MC BAB貯蔵手段と前記多数のボーダ発生手段
    から現在のMC BABおよびボーダの入力を受け、現
    在のMC BABをフィールドモードでボーダーリング
    するMC BABフィールドモードボーダーリングおよ
    び符号化手段とで構成されたことを特徴とする適応的に
    ボーダーリングする形状情報符号化装置。
  14. 【請求項14】 前記MC BABフィールドモードボ
    ーダーリングおよび符号化手段は、前記現在MC BA
    B貯蔵手段と前記多数のボーダ発生手段から現在のMC
    BABおよびボーダの入力を受け、上位フィールドM
    C BABは、上位フィールド画素でボーダーリング
    し、下位フィールドMC BABは、下位フィールド画
    素でボーダーリングすることを特徴とする請求項13記
    載の適応的にボーダーリングする形状情報符号化装置。
  15. 【請求項15】 前記多数のボーダ発生手段は、 前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BA
    Bの上側に隣接する上側MC BABからボーダーリン
    グ幅だけ読み込んで貯蔵する上側ボーダ発生手段と、 前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BA
    Bの左側に隣接する左側MC BABから最右側の画素
    中からボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する左側ボ
    ーダ発生手段と、 前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BA
    Bの左上側に隣接する左上側MC BABの最右側下の
    画素中からボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する左
    上側ボーダ発生手段と、 前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BA
    Bの右上側に隣接する右上側MC BABの最左側下の
    画素中からボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する右
    上側ボーダ発生手段と、 前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BA
    Bの右側に隣接するMC BABの最左側の画素中から
    ボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する右側ボーダ発
    生手段と、 前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BA
    Bの下側に隣接するMC BABの上部の画素中からボ
    ーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する下側ボーダ発生
    手段と、 前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BA
    Bの左側に隣接するMC BABの右上部の画素中から
    ボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する左下側ボーダ
    発生手段と、 前記隣接MC BAB貯蔵手段において現在MC BA
    Bの右下側に隣接するMC BABの左上部の画素中か
    らボーダーリング幅だけ読み込んで貯蔵する右下側ボー
    ダ発生手段とであることを特徴とする請求項13記載の
    適応的にボーダーリングする形状情報符号化装置。
  16. 【請求項16】 前記上側および下側ボーダ発生手段は
    i×N、左側および右側ボーダ発生手段はM×i、左上
    側、右上側、左下側および右下側ボーダ発生手段はi×
    iのボーダーリング幅を読み込んで貯蔵することを特徴
    とする請求項15記載の適応的にボーダーリングする形
    状情報符号化装置。
  17. 【請求項17】 符号化された形状情報を復号化する
    時、コンテキストを構成するために前記形状情報のブロ
    ックにボーダーリングする形状情報復号化装置におい
    て、 前記符号化された形状情報をフレーム単位で復号化すべ
    きか、又はフィールド単位で復号化すべきかを決定する
    復号化モード決定手段と、 前記符号化された形状情報を前記復号化モード決定手段
    から出力される復号化モード信号に従ってスイッチング
    するスイッチング手段と、 前記スイッチング手段を通じて入力される前記符号化さ
    れた形状情報をフレーム単位でボーダーリングして復号
    化するフレームモードボーダーリングおよび復号化手段
    と、 前記スイッチング手段を通じて入力される前記符号化さ
    れた形状情報をフィールド単位で復号化するフィールド
    モードボーダーリングおよび復号化手段とを設けること
    を特徴とする適応的にボーダーリングする形状情報復号
    化装置。
  18. 【請求項18】 前記フレームモードボーダーリングお
    よび復号化手段は、フレームモードボーダーリング手段
    およびフレームスキャンタイプおよびCAE復号手段で
    構成され、前記フィールドモードボーダーリングおよび
    復号化手段は、フィールドモードボーダーリング手段、
    フレームスキャンタイプおよびCAE復号手段とフレー
    ムBAB変化手段で構成されることを特徴とする請求項
    17記載の適応的にボーダーリングする形状情報復号化
    装置。
  19. 【請求項19】 符号化された形状情報を復号化する
    時、コンテキストを構成するために前記符号化された形
    状情報ブロックにボーダーリングする形状情報復号化方
    法において、 前記符号化された形状情報の入力を受けフレームモード
    で復号化すべきか、又はフィールドモードで復号化すべ
    きかを決定する段階と、 前記段階において決定されたモードに従って前記符号化
    された形状情報をフレームモードでボーダーリングする
    か、フィールドモードでボーダーリングして復号化する
    段階を設けたことを特徴とする適応的にボーダーリング
    する形状情報復号化方法。
  20. 【請求項20】 前記BABの上位フィールドBABを
    ボーダーリングする時は上位フィールドに該当する画素
    でボーダーリングし、下位フィールドBABをボーダー
    リングする時は下位フィールドに該当する画素でボーダ
    ーリングすることを特徴とする請求項19記載の適応的
    にフィールドボーダーリングする形状情報復号化方法。
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