JPH1155611A - 画像切取り装置及びカメラ装置 - Google Patents

画像切取り装置及びカメラ装置

Info

Publication number
JPH1155611A
JPH1155611A JP9221942A JP22194297A JPH1155611A JP H1155611 A JPH1155611 A JP H1155611A JP 9221942 A JP9221942 A JP 9221942A JP 22194297 A JP22194297 A JP 22194297A JP H1155611 A JPH1155611 A JP H1155611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
displayed
image data
cut
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9221942A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Iijima
純 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP9221942A priority Critical patent/JPH1155611A/ja
Publication of JPH1155611A publication Critical patent/JPH1155611A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生表示した所望の画像部分を拡大表示し、
その画像部分に相当する画像データエリアを切取って記
録媒体に新たに記録する画像切取り方法の提供。 【解決手段】 再生画像を液晶ディスプレイ上に表示し
(S1)、画像が切取り対象であればS3に移行し、そ
うでなければ次の画像を表示する(S2)。切取り部分
指定枠を表示し(S3)、切取り部分指定枠の内に所望
の画像部分が含まれていればS5に移行し、そうでなけ
れば指定枠内に所望の部分が含まれるように指定枠を移
動する(S4)。指定枠の内に含まれている場合にはそ
の部分を液晶ディスプレイの画面に拡大表示する(S
5)。次に、拡大表示された部分画像を切取るか否かの
入力をユーザーに促すメッセージを表示し(S6)、切
取り指示の場合には、その部分画像に相当する画像デー
タを記録媒体に記録すると共に元の画像データとの関係
を示す必要情報を参照リストに登録する(S7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ等の
カメラ装置に関し、カメラ装置に表示された画像の処理
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラで撮像された被写体像
は、CCDによる光電変換、信号変換及び信号処理等を
経て画像データとして記憶媒体に記録される。また、デ
ジタルカメラの多くは液晶ディスプレイ等からなる表示
装置を備えており、このようなデジタルカメラでは、使
用者は撮像の際にそれをファインダー代りに用いること
もできるし、また、撮像後に記録媒体から読み出した再
生画像を表示することもできる。なお、デジタルカメラ
の中には液晶ディスプレイに表示された画像の一部を拡
大して表示するズームアップ機能を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタルカメラ
ではズーム機能を用いることなく撮像を行なった場合
に、1フレーム分の画像のうち実際には限られた部分だ
けあればよくても、必要な部分だけの画像を切取って保
存することはできなかった。そのために、必要な部分の
拡大画像をみるためには液晶ディスプレイに再生表示し
た画像を拡大して表示するか、パーソナルコンピュータ
(以下、パソコン)に画像データを取込んで、画像処理
ソフトを用いて必要な部分の切取りを行なって切取った
画像のデータをデジタルカメラ側に移す必要があった。
【0004】本発明は上記従来の技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、カメラ装置で再生表示し
た所望の画像部分を拡大表示し、その画像部分に相当す
る画像データエリアを切取って記録媒体に新たに記録す
る画像切取り方法および画像切取り機能付カメラ装置の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の画像切取り装置は、記録媒体に記録された
画像データを再生して表示する手段と、切取り対象の画
像を選択する手段と、切取り対象の画像の所望の部分を
切取り対象部分として指定する手段と、指定された切取
り対象部分に対応する部分画像データを記録媒体に記録
する手段を有することを特徴とする。なお、前記切取り
対象部分を拡大して表示する手段を含むように構成して
もよい。
【0006】また、本発明のカメラ装置は、表示部に再
生/表示された画像の所望の部分を切取り対象部分とし
て指定する切取り部分指定手段と、切取り対象部分を拡
大して表示する切取り部分拡大手段と、指定された切取
り対象部分に対応する部分画像データを記録媒体に記録
する切取り部分記録手段を有することを特徴とする。
【0007】また、上記カメラ装置において、切取り部
分記録手段が、切取り対象である元画像と該元画像から
切取った部分画像を関係付ける画像関連情報を記録媒体
上に設けられた画像情報参照手段に登録するよう構成で
き、この場合、更に、記録媒体に記録された画像データ
を再生して表示部に表示する再生/表示手段が、画像情
報参照手段に登録された画像関連情報に基づいて記録媒
体から再生/表示される部分画像を該部分画像の元画像
の次に表示するように構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用したデジタル
カメラの一実施例の斜視図(背面図)である。デジタル
カメラ100の上面には、処理モードを切換える処理モ
ード切換えスイッチ(スライドスイッチ)31と、機能
選択用ボタン32〜36と、デジタルカメラ100を起
動するメインスイッチ101、シャッターボタン102
および出力用ボタン103が設けられている。背部に
は、記録モードと再生モードを切換える記録/再生モー
ド切換えスイッチ104と、光学ファインダー105
と、画像表示用の液晶ディスプレイ43およびカーソル
移動用十字キー37が設けられている。また、図示しな
い前面(正面)には、撮像レンズ部およびファインダー
部が設けられている。
【0009】図2は図1のデジタルカメラ100の回路
構成例を示すブロック図であり、図2(a)で、デジタ
ルカメラ100は、画像データ入力系10、制御部2
0、操作部30、表示部40、記録部50およびインタ
ーフェイス81を有している。画像データ入力系10
は、光学系11,信号変換部12,信号処理部13,D
RAM(ダイナミックメモリー)14を有している。光
学系11は、撮像レンズおよび絞り等の光学系機構11
を含み、被写体からの光を後段の信号変換部12のCC
D上に結像させる。信号変換部12は、CCD,A/D
変換部およびCCD駆動信号生成回路を含み、前段の光
学系11を介してCCDに結像した画像を電気信号に変
換すると共にデジタルデータ(以下、画像データ)に変
換してDRAM14に一時的に記憶させる。信号処理部
13は、画像データをJPEG方式等の圧縮方式により
圧縮し、また、圧縮された画像データに伸張処理を施
す。また、信号処理部13はDRAM14からの画像デ
ータ或いはフラッシュメモリー51から読み出した画像
データに伸張処理を施した後、VRAM(ビデオRA
M)51にイメージ展開する。
【0010】制御部20は図2(b)に示すように、C
PU21、RAM22、及びROM23を有している。
CPU21は、上述の各回路および図示しない電源切換
えスイッチ等にバスラインを介して接続し、ROM23
に格納されている制御プログラムにより画像処理装置1
00全体の制御を行なうと共に、操作部40からの状態
信号に対応してデジタルカメラの各機能の実行制御、例
えば、ROM23内に格納された画像切取り手段150
(図4)の実行による画像切取りモード処理の制御、を
行なう。
【0011】RAM22はデータ或いは処理結果の一時
記憶および中間作業領域等に用いられる。ROM23は
上述の制御プログラムと画像切取り手段110および画
像処理装置のその他の各機能を実行させるためのプログ
ラムを記録する記録媒体であり、PROM、FROM
(フラッシュROM)等が用いられる。なお、これらプ
ログラムをROM23以外のリムーバブルな記録媒体
(例えば、フラッシュメモリー51)に格納するように
構成することもできる。
【0012】操作部30は、図に示した処理モード切換
えスイッチ31、機能選択用ボタン32〜36、カーソ
ル移動用十字キー37、メインスイッチ101、シャッ
ターボタン102、出力用ボタン103および記録/再
生モード切換えスイッチ104を構成部分とし、これら
のキー或いはボタンが操作されると状態信号がCPU2
1に送出される。
【0013】表示部40は、VRAM41,VRAM4
2,および液晶ディスプレイ43から構成されている。
なお、VRAM41およびVRAM42は画像表示用の
イメージ(画像イメージ)をビットマップで展開する画
像表示用メモリーであり、液晶ディスプレイ(LCD)
43の電源がオン(ON)であれば、VRAM41およ
びVRAM42上の画像データが液晶ディスプレイ43
に画像表示される。なお、VRAM42には画像データ
のほか、制御部20を介してメニューデータやメッセー
ジデータがイメージ展開され、これらを液晶ディスプレ
イ43に表示する場合がある。さらに、VRAM41上
の画像イメージとVRAM42上のイメージを液晶ディ
スプレイ43に合成(重畳)して表示できる。
【0014】記録部50は記録媒体(図2ではフラッシ
ュメモリー)51を収容し、CPU21の制御によりフ
ラッシュメモリー51上に画像データ入力系10からの
画像データを記録すると共に当該画像と切出した画像を
関連づけるポインタを有する参照リスト(図6、図7)
を記録し、また、フラッシュメモリー51から画像デー
タおよび参照リストを読み出してRAM22(或いは、
DRAM14)に転送する。なお、記録部50によるデ
ータの転送はDMA(ダイレクトメモリーアクセス方
式)によって行なわれるよう構成することが望ましい。
また、参照リストはフラッシュメモリー51の先頭に格
納されることが望ましい。フラッシュメモリー51は画
像データの記録媒体として圧縮された画像データと必要
参照事項を記録する参照リストを記録する(図6,図
7)。
【0015】インターフェイス81はデジタルカメラ1
00と、プリンタやパソコン、その他の画像処理装置、
CD−ROM等の外部機器との間のデータの授受を行な
う。フラッシュメモリー51に記録された画像データの
外部機器への送信(出力)は、出力ボタン103が押し
下げられた場合に図示しない出力手段(プログラム)に
基づいて行なわれる。
【0016】<処理モード>図3はデジタルカメラ10
0の処理モードの構成例を示す説明図であり、デジタル
カメラ100の処理モードは撮像、再生、記録および外
部機器への出力(送信)モードからなる通常処理モード
と、日付変更等の特殊機能を実行する特殊処理モードを
有する。また、再生モードは画像選択モードおよび画像
切取りモードを含む。
【0017】<画像切取り手段> (イ) 画像切取り手段の構成および機能 画像切取り手段110は図4に示すように、再生モード
で液晶ディスプレイ43に表示された画像のうち、所望
の画像について所望の部分を切取り記録媒体(実施例で
はフラッシュメモリー51)に記録する。なお、この場
合、切取る画像を液晶ディスプレイ43に拡大表示でき
る。
【0018】画像切取り手段110は、切取り部分指定
手段111と、切取り部分拡大表示手段112と、切取
り部分記録手段113を有している。切取り部分指定手
段111は、液晶ディスプレイ43に再生表示された画
像のうち、ユーザーが必要とする部分(実施例では矩形
部分)を指定する手段であり、図9(a)に示すような
破線枠或いは実線枠若しくは四隅を明示する鍵形等を表
示し十字キー37等の枠移動手段でそれらの枠で必要と
する部分を囲んで指定する。この場合、枠の大きさを拡
大したり縮小できるように切取り部分指定手段111が
指定枠拡大/縮小手段(図示せず)を含むように構成し
てもよい。
【0019】切取り部分拡大表示手段112は、指定枠
で指定された部分を液晶ディスプレイ43の画面に拡大
して表示する。拡大表示された部分画像がユーザーが真
に所望する画像部分と少しずれていた場合には、再度、
元の画像を表示して切取り部分指定手段111により指
定された部分を拡大表示するようにしてもよいし、拡大
表示された部分画像を前後左右に微小移動して真に所望
する部分画像の拡大画像を表示できるようにすることも
できる。
【0020】切取り部分記録手段113は、ユーザが操
作部30から記録指示を行なう(実施例ではシャッター
ボタン102の押し下げを行なう)と液晶ディスプレイ
43に拡大表示されている部分画像データを元の画像デ
ータから切取って、フラッシュメモリー51に格記録す
る(図5,図10)。また、記録の際、元の画像データ
との関係を示す参照リストに必要情報を登録する(図
6)。
【0021】また、後述するように部分画像データはフ
ラッシュメモリー51に物理的に記録してもよいが、参
照リスト上に必要情報を登録することによりフラッシュ
メモリー51に物理的に記録せずに事実上部分画像を記
録したと同様の効果を与えるように切取り部分記録手段
113を構成することもできる(図7)。
【0022】なお、上記説明では画像切取り手段110
を画面上で切取り部分を枠で指定したが、指定枠による
指定に限られず、例えば、カーソルの焦点を必要部分の
中心附近に近づけ表示キーを押すと切取り部分拡大表示
手段112に制御を移して、その点を中心にした矩形部
分を液晶ディスプレイ43の画面一杯に表示し、カーソ
ルの移動により前後左右に表示部分を移動させて部分画
像を確定した後、フラッシュメモリー51に記録するよ
うに構成してもよい。
【0023】(ロ) 記録媒体上の元画像と部分画像の
関係 図5は、元画像(撮像によって得られた画像)データと
画像切取り部分記録手段113によって記録媒体に記録
された部分画像(切取られた画像)データとの関係を示
す説明図であり、フラッシュメモリー51には記録され
た画像データの格納位置情報等を登録する参照リスト5
11(図6或いは図7)と、撮像モードで得られた元画
像データ512−1,512−2,512−3,・・
・,512−nと、画像切取りモードで画像切取り手段
110により切り取られた部分画像データ513−1,
513−2,513−3,・・・,513−mが記録さ
れている。なお、実施例では参照リスト511はフラッ
シュメモリー51の先頭位置に格納され、部分画像デー
タは物理的には元画像データの後に記録されるが、論理
的にはある元画像の部分画像データはその元画像データ
の次に位置するよう参照リストにより関係付けられてい
る。すなわち、部分画像データを記録したフラッシュメ
モリー51に記録されている画像データを再生/表示す
ると元画像の次にその部分画像が表示される。
【0024】なお、部分画像は複数個作成することがで
き(図6,図7)、これにより、例えば、卒業写真のよ
うな画像から、各個人の像を中心とした部分画像を抽出
するようなことができる。また、記録される部分画像の
ピクセル数は元画像のピクセル数より少なく、元画像と
部分画像の面積比率に比例する(図10)。また、元画
像の画像サイズをSVGA(画像サイズ規格(1024
×768ピクセル))とし、画像切取り手段110によ
って切取られる部分画像の画像サイズをVGA(画像サ
イズ規格(640×480ピクセル))と固定してもよ
く、この場合、切取られた部分画像のサイズ(ピクセル
数)は1/2.56となり約40%となって、記録媒体
に対する容量効率がよい。
【0025】図6は参照リストの構成例を示す図であ
り、参照リスト511はフラッシュメモリー51に記録
される画像(元画像および部分画像)の物理的順序を示
す物理番号5111、表示される画像の順序を示す論理
番号5112、画像サイズ5113(図6では、規格:
XGA=4、SVGA=3、VGA=2、QVGA=1
とコード付けしている)、画像の格納番地5114(先
頭番地:図6では説明上元画像については100刻み
に、部分画像については50刻みとして示している)、
元画像/部分画像の区分5115(元画像=A;部分画
像=B)、次に表示される画像の物理番号である次画像
番号5116(参照リスト511上の物理番号)および
前の画像を表示する場合に用いる前画像番号5117か
らなる画像毎のレコードから構成され、これらは画像の
記録時に切取り部分記録手段113によって登録され
る。
【0026】なお、論理番号1112は元画像について
は10刻みに、部分画像については対応の元画像毎に作
成順に1桁の数字を登録しているが、これにより表示時
に元画像と部分画像の関係を明示するために部分画像に
枝番をふることが容易になる。
【0027】図6で、画像データはフラッシュメモリー
51上では物理番号111の順に記録されているが、表
示時には論理番号の順に表示できる。例えば、再生モー
ドで物理番号が’1’の元画像(論理番号=’10’)
を表示してから更に表示ボタン(+)を押すと次の画像
として次画像番号(=物理番号)が’n+1’の部分画
像(論理番号=’11’)が表示される。もう一度、表
示ボタン(+)を押すと次の画像として次画像番号が’
2’の元画像(論理番号=’20’)が表示される。更
に、表示ボタン(+)を押すと次の画像として次画像番
号(=物理番号)が’3’の部分画像(論理番号=’3
0’)が表示でき、表示ボタン(+)を押し続けること
により次画像番号(=物理番号)が’n+2’の部分画
像(論理番号=’31’)、次画像番号(=物理番号)
が’n+m’の部分画像(論理番号=’32’)、・・
が表示できる。ここで、物理番号’3’の画像は2つの
部分画像(論理番号’31’,’32’)を持っている
こととなる。
【0028】次の例として、今、物理番号’31’の部
分画像が表示されている場合に表示ボタン(−)を押す
と、前画像番号(=物理番号)が’3’の部分画像(論
理番号=’30’)が表示でき、表示を元画像に戻すこ
とができる。すなわち、図6のように参照リスト511
を構成すれば物理的な記録順と無関係に論理的に前後の
画像(例えば、元画像と部分画像)を表示できる。ま
た、外部機器への画像データ出力時には部分画像を元画
像に続けて出力できるほか、元画像を出力しないように
することもできる。
【0029】図7は参照リストの他の構成例を示す図で
あり、部分画像データをフラッシュメモリー51に物理
的に記録せずに事実上部分画像を記録したと同様の効果
を与える場合に用いる参照リストの構成例である。
【0030】参照リスト511’はフラッシュメモリー
51に記録された画像(元画像)の物理的順序を示す物
理番号5111、画像サイズ5113(図7ではXGA
=4、SVGA=3、VGA=2、QVGA=1とコー
ド付けしている)、画像の格納番地5114、部分画像
の数5117、部分画像のサイズ5118−1〜3およ
び部分画像の座標5119−1〜3からなる画像毎のレ
コードから構成され、これらは画像の記録時に切取り部
分記録手段113によって登録される。
【0031】なお、図7では、部分画像の数を最大3個
としているがこれに限られず、また、各レコードを可変
長として部分画像の数をn個としてもよい。また、座標
(x,y)は部分画像の中心座標を示す。部分画像は座
標(x,y)とサイズから決定される。なお、座標
(x,y)を中心座標ではなく矩形(部分画像)の四隅
の座標{(xi,yj),(xk,yj),(xi,y
l),(xk,yl)}としてもよい。
【0032】図7で、画像データはフラッシュメモリー
51上に物理番号111の順に記録されているが、表示
時には部分画像を元画像に続けて表示できる。また、外
部機器への画像データ出力時には部分画像を元画像に続
けて出力できるほか、元画像を出力しないようにするこ
ともできる。
【0033】例えば、再生モードで物理番号が’1’の
元画像を表示してから表示ボタン(+)を押すと次の画
像としてサイズ’2’、中心座標(x1,y1)の部分
画像が表示され、更に表示ボタン(+)を押すと次の画
像として画像番号2の元画像が表示され、続けて表示ボ
タン(+)を押すとサイズ’2’、中心座標(x2,y
2)の部分画像、サイズ’2’、中心座標(x3,y
3)の部分画像、・・・が表示される。
【0034】<実施例> (イ) モードの切換え 図1で、処理モード切換えスイッチ31は、「NO
P」、「通常処理モード」、「特殊処理モード」の3位
置にスライド可能に構成されている。スイッチ41が
「NOP」に位置する場合はメインスイッチ101がオ
ンであってもモード処理動作に移行しない(すなわち、
ノーオペレーション状態である)。また、スイッチ31
はメインスイッチ101をオフにすると自動的に「NO
P」位置に戻る。
【0035】メインスイッチ101をオン(ON)にし
た後、スイッチ31を「通常処理」側にスライドさせる
とデジタルカメラ100は通常処理モード(図4)とな
り、被写体の撮像、再生表示、記録等、一連の動作を行
なうことができる。記録/再生スイッチ104は、「N
OP」、「記録」、「再生」の3位置にスライド可能に
構成されている。スイッチ104が「NOP」に位置す
る場合はメインスイッチ101およびスイッチ31がオ
ンであっても画像切取りモードに移行しない。また、ス
イッチ104はメインスイッチ101をオフにするかス
イッチ31を「NOP」にすると自動的に「NOP」位
置に戻る。
【0036】スイッチ31を「通常処理」側にスライド
させ、記録/再生スイッチ104を再生側にスライドさ
せると再生/表示モードとなる。再生表示モードで機能
選択ボタン(表示ボタン(+))32を押すと、フラッ
シュメモリー51に記録されている1フレーム分の画像
データが再生されて液晶ディスプレイ43に表示され
る。なお、再生/表示の際、再生/表示手段(図示せ
ず)は図6或いは図7に示したような参照リスト511
(或いは511’)を参照して画像を再生する。次に、
機能選択ボタン(切取り実行ボタン)34を押すと画像
切取りモードとなって制御部20は画像切取り手段11
0の実行に制御を移す。なお、表示ボタン(+))32
を更に押すと次の画像が表示され、表示ボタン(−)3
3を押すと前の画像が表示される。
【0037】(ロ) 画像切取りモード下の動作 図8は画像切取りモード下のデジタルカメラ100の動
作を示すフローチャートであり、図9は画像切取りモー
ド下の表示画像の例を示す説明図である。先ず、再生/
表示モードに切換え、再生画像を液晶ディスプレイ43
上に表示し(S1)、この画像が切取り対象である場合
にはS3に移行し、そうでない場合には所望の画像が表
示されるまで表示ボタン(+)32を押し、所望の画像
が表示された場合には表示ボタン(+)32を開放して
所望の画像を液晶ディスプレイ43上に表示する(S
2)。なお、上記所望の画像の選択を画像を早送りして
選択する早送り手段(図示せず)によって行なうことも
できる。
【0038】切取り実行ボタン34を押すと画像切取り
モードとなって画像切取り手段110の実行に制御が移
され、切取り部分指定手段111により図9(a)に示
すように画面90上に切取り部分指定枠91が表示され
る(S3)。
【0039】切取り部分指定枠91の内に所望の画像部
分が含まれている場合にはS5に移行し、そうでない場
合には十字キ−37を操作して切取り部分指定枠91を
前後左右に移動させて、所望の部分93が指定枠に含ま
れるようにする(S4)。なお、本実施例では元画像9
2の大きさをSVGA(1024×768ピクセル)、
部分画像の大きさをVGA(640×480ピクセル)
とし、指定枠91の大きさを部分画像の大きさに対応す
る大きさに固定したが、前述したように指定枠91の大
きさをある点を中心に拡大或いは縮小可能に構成しても
よい。
【0040】上記S4で切取り部分指定枠91の内に所
望の画像部分が含まれている場合には切取り部分拡大表
示手段112に制御が移され、機能選択ボタン(ズーム
ボタン)35を押してからシャッターボタン102を押
すと図9(b)に示すように指定枠91で囲まれた部分
画像93が液晶ディスプレイ43の画面に拡大表示され
る(S5)。次に、実行ボタン34を押すと図9(c)
に示すような拡大表示された部分画像93を切取るか否
かの入力をユーザーに促すメッセージを表示する(S
6)。
【0041】上記S6で切取るとした場合には、シャッ
ターボタン102を押すと切取り部分記録手段112に
制御が移され、部分画像93(図9(d))に相当する
画像データをフラッシュメモリー51に記録すると共に
元の画像データとの関係を示す必要情報を参照リスト5
11に登録し、S1に戻る(S7)。なお、この場合、
前述したように部分画像93に相当する画像データをフ
ラッシュメモリー51に記録することなしに元の画像デ
ータと部分画像データの関係を示す必要情報を参照リス
ト511’に登録して、再生/表示の際部分画像を表示
できるように構成してもよい。上記S6で切取らないと
した場合には、実行ボタン33を押すとS1に戻る(S
8)。
【0042】図10は元画像データと切取られた部分画
像データのサイズの関係を示す説明図であり、元の画像
データ95に対して切取った部分画像データ96の画素
数は元画像95と部分画像96の面積比率に比例する。
例えば、SVGA(1024×768ピクセル)の大き
さの元画像92からVGA(640×480ピクセル)
の大きさの部分画像93を切取った場合、記録される部
分画像96のサイズは、1024×768ピクセルであ
り、記録する画素数は少なくなる。これにより、記録媒
体に部分画像を記録する場合には部分画像の記録容量が
少なくて済む。
【0043】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラ装置内で画像処理ソフトを用いることなく必要な部
分だけの画像を切取って記録媒体に保存することができ
るので、必要な画像の記録容量が少なくてすみ、また、
再生表示の際に画像の必要な部分をその都度拡大表示す
る必要がなくなる。さらに、外部装置への画像データ出
力(送信)の際に、必要な部分画像だけを出力できるの
で、出力時間の短縮および外部装置側での不要な画像に
係わる処理を省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタルカメラの一実施例の
斜視図(背面図)である。
【図2】図1のデジタルカメラの回路構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】デジタルカメラの処理モードの構成例を示す説
明図である。
【図4】画像切取り手段の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】元画像データと記録媒体に記録された部分画像
(切取られた画像)データとの関係を示す説明図であ
る。
【図6】参照リストの構成例を示す図である。
【図7】参照リストの他の構成例を示す図である。
【図8】画像切取りモード下のデジタルカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図9】画像切取りモード下の表示画像の例を示す説明
図である。
【図10】元画像データと切取られた部分画像データの
サイズを示す説明図である。
【符号の説明】
51 フラッシュメモリー(記録媒体) 92 元画像(切取り対象の画像) 93 部分画像(切取り対象部分) 100 デジタルカメラ(カメラ装置) 111 切取り部分指定手段 112 切取り部分拡大手段 113 切取り部分記録手段 511,511’ 参照リスト(画像情報参照手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像データを記録し、前記記
    録媒体に記録された画像データを再生して画像表示する
    カメラ装置において、 記録媒体に記録された画像データを再生して表示する手
    段と、切取り対象の画像を選択する手段と、前記切取り
    対象の画像の所望の部分を切取り対象部分として指定す
    る手段と、前記指定された切取り対象部分に対応する部
    分画像データを記録媒体に記録する手段を有することを
    特徴とする画像切取り装置。
  2. 【請求項2】 前記切取り対象部分を拡大して表示する
    手段を含むことを特徴とする請求項1記載の画像切取り
    装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に画像データを記録し、前記記
    録媒体に記録された画像データを再生して画像表示する
    カメラ装置において、 表示部に再生/表示された画像の所望の部分を切取り対
    象部分として指定する切取り部分指定手段と、切取り対
    象部分を拡大して表示する切取り部分拡大手段と、前記
    指定された切取り対象部分に対応する部分画像データを
    記録媒体に記録する切取り部分記録手段を有することを
    特徴とするカメラ装置。
  4. 【請求項4】 前記切取り部分記録手段が、更に、切取
    り対象である元画像と該元画像から切取った部分画像を
    関係付ける画像関連情報を前記記録媒体上に設けられた
    画像情報参照手段に登録することを特徴とする請求項3
    記載のカメラ装置。
  5. 【請求項5】 更に、記録媒体に記録された画像データ
    を再生して表示部に表示する再生/表示手段が、前記画
    像情報参照手段に登録された前記画像関連情報に基づい
    て記録媒体から再生/表示される部分画像を該部分画像
    の元画像の次に表示することを特徴とする請求項4記載
    のカメラ装置。
JP9221942A 1997-08-04 1997-08-04 画像切取り装置及びカメラ装置 Pending JPH1155611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9221942A JPH1155611A (ja) 1997-08-04 1997-08-04 画像切取り装置及びカメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9221942A JPH1155611A (ja) 1997-08-04 1997-08-04 画像切取り装置及びカメラ装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006101882A Division JP2006262496A (ja) 2006-04-03 2006-04-03 画像記録再生装置、カメラ装置、画像記録再生方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1155611A true JPH1155611A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16774579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9221942A Pending JPH1155611A (ja) 1997-08-04 1997-08-04 画像切取り装置及びカメラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1155611A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001094924A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Fuji Photo Film Co Ltd ズーム・データ記録装置および方法ならびに画像再生装置および方法
EP1659775A1 (en) * 2004-11-22 2006-05-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for trimming picture in digital camera

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001094924A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Fuji Photo Film Co Ltd ズーム・データ記録装置および方法ならびに画像再生装置および方法
EP1659775A1 (en) * 2004-11-22 2006-05-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for trimming picture in digital camera
JP2006148926A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Samsung Electronics Co Ltd デジタルカメラのトリミング装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3326426B2 (ja) ポートレート画像及びランドスケープ画像を管理するためにディスプレイを自動回転させるための方法及びシステム
US5933137A (en) Method and system for acclerating a user interface of an image capture unit during play mode
US6020920A (en) Method and system for speculative decompression of compressed image data in an image capture unit
JP3096684B2 (ja) デジタルカメラ
US6278447B1 (en) Method and system for accelerating a user interface of an image capture unit during play mode
US6847388B2 (en) Method and system for accelerating a user interface of an image capture unit during play mode
US6215523B1 (en) Method and system for accelerating a user interface of an image capture unit during review mode
JP4367978B2 (ja) 撮影画像表示装置および撮影画像表示方法
JP2005223765A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4330049B2 (ja) 電子カメラ装置、情報配置方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001249653A (ja) 画像表示方法及び装置並びに電子カメラ
JP3035391B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP3081583B2 (ja) デジタルカメラ
JPH11103436A (ja) 画像処理装置及び方法並びに記憶媒体
JPH10336579A (ja) 画像データのグループ編集/再生方法,画像処理装置および画像データのグループ編集/再生プログラムを記録した記録媒体
JP2006262496A (ja) 画像記録再生装置、カメラ装置、画像記録再生方法及びプログラム
JP3015773B2 (ja) デジタルカメラ
JPH1155611A (ja) 画像切取り装置及びカメラ装置
JP4239271B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP2995033B2 (ja) デジタルカメラ
WO1998057294A1 (en) A method and system for generating an enhanced image file in an image capture unit
JPH10313438A (ja) 情報処理装置および記録媒体
JPH11355705A (ja) 画像処理装置付デジタルカメラ
JP2000184279A (ja) 図面の表示方法、表示装置及び電子カメラ
JP2006270982A (ja) 撮影画像表示装置および撮影画像表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060202

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070206